JPH0528267U - 床面敷設マツト - Google Patents

床面敷設マツト

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JPH0528267U
JPH0528267U JP086251U JP8625191U JPH0528267U JP H0528267 U JPH0528267 U JP H0528267U JP 086251 U JP086251 U JP 086251U JP 8625191 U JP8625191 U JP 8625191U JP H0528267 U JPH0528267 U JP H0528267U
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JP
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mat
floor
liquid
laying mat
floor laying
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JP086251U
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美智代 山本
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面に敷設してこぼした水等を吸収して床面
を保護すると共に、不快臭の発生や不快虫の集合を抑制
し、防滑性の床面敷設マツトを提供することにある。 【構成】 液体透過性繊維シートからなる表装材と液体
不透過性シートからなる裏装材の間に液体吸収材を介在
させた床面敷設マツトにおいて、該マツトの表装材およ
び/または裏装材に、芳香剤、抗菌剤、防虫剤、消臭剤
から選ばれた少なくとも1種類の薬剤を付与した床面敷
設マツトであり、更に、必要に応じて床面敷設マツトの
表装材上に液体透過性繊維製品を積層・係止したり、裏
装材面に防滑材を付与した床面敷設マツトである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床面に敷設して使用し、水等を吸収する使い捨て敷設マツトに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴場の出入口にはパイル面を有する編織布などのバスマツトが敷かれ、 台所など水回りにもバスマツトに類するマツトが使用されて、足拭きや床面が濡 れるのを防いでいる。また、床面などに存在する水溜まりや油溜まりなどの吸収 処理、廃油や廃液の吸収処理に適した吸収材マットとして、粉砕パルプを主体と した吸収材と液体吸収性樹脂とからなる薄層状物を透水性フエーシング布帛で被 覆し、更に一面にポリエチレンフイルムなどを積層して周縁部を接着した液体処 理材が特開平1−266890号公報に提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のバスマツトなど水回りに敷設するマツト類は、濡れると触感が悪くなる ばかりではなく、敷設床面まで湿らせてしまうことがしばしば有り、床面の塗装 や木質部を傷めてしまう。また、特開平1−266890号公報に提案されてい る液体吸収用マツトは床面にこぼした液体の処理には適しているが、長時間ある いは数日間敷設して使用する場合、雑菌の繁殖による不快臭の発生や不快虫の集 合場所となって不潔感を催すことがある。更に、裏面がポリエチレンなどのプラ スチックスフイルムである場合、床面との防滑性が悪く、歩行時に不安定感を覚 えることもある。
【0004】 本考案の目的は、床面に敷設してこぼした水等を吸収して床面を保護すると共 に、不快臭の発生や不快虫の集合を抑制し、防滑性の床面敷設マツトを提供する ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、液体透過性繊維シートからなる表装材と液体不透過性シートからな る裏装材の間に液体吸収材を介在させた床面敷設マツトにおいて、該マツトの表 装材および/または裏装材に、芳香剤、抗菌剤、防虫剤、消臭剤から選ばれた少 なくとも1種類の薬剤を付与した床面敷設マツトである。
【0006】 また、本考案は、床面敷設マツトの表装材上に液体透過性繊維製品を積層・係 止しおよび/または裏装材面に防滑材を付与した床面敷設マツトである。
【0007】
【作用】
本考案の床面敷設マツトは、水回りなどに敷設して、こぼした水などは表装材 を通して吸収剤に吸収させて、表面は快適性を保つようにし、更にマツトの表装 材および/または裏装材に付与した抗菌剤や防虫剤などの薬剤で、雑菌の繁殖や 不快虫の集合を抑制するようにしたものである。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の床面敷設マットを図面および実施例にて説明する。 図1は、床面敷設マツトの断面斜視図であり、薬剤を含む液体透過性繊維シー トからなる表装材2と液体不透過性シートからなる裏装材3の間に、液体吸収材 4を介在させて、表装材と裏装材を側面で接合した床面敷設マツト1である。
【0009】 図2は、本考案の床面敷設マツトの一実施例の断面図であり、床面敷設マツト 1の表装材上に、例えば、敷設マツトの使用場所の雰囲気に合った模様を付けた 編織布や不織布、パイル繊維製品などの液体透過性繊維製品6を積層し、敷設マ ツトと繊維製品のずれを防ぐために面フアスナーやホツク、あるいは再剥離性粘 着剤などの係止具7で係止した床面敷設マツトである。
【0010】 図3は、本考案の床面敷設マツトの他の実施例の断面図であり、床面敷設マツ ト1の裏装材面の少なくとも一部に、例えば、弾性重合体繊維の不織布や再剥離 性粘着剤などの防滑材を付与して、設置場所からのずれを防止した床面敷設マツ トである。
【0011】 本考案の敷設マツト表装材の液体透過性繊維シートは、ポリエステル、ポリア ミド、ポリオレフイン、オレフイン共重合体、ビニルアルコール系重合体、アク リル系重合体などの可紡性重合体から選ばれた1種類または2種類以上の重合体 を紡糸して得た単一成分繊維、複合繊維、混合繊維など、更に、それらの重合体 または繊維を親水性化して得た繊維、再生セルロース繊維などから選ばれた少な くとも1種類の繊維、また必要に応じて熱バインダー繊維を混繊し、通常の方法 で製編織した編織布、乾式法または湿式法で作った不織布などの布帛、編織布に 不織布を積層した積層布帛などであり、熱バインダー繊維を混繊した布帛にあっ ては、熱処理あるいはピンポイントロールなどを用いて熱エンボスし、繊維間の 少なくとも一部を固定して形態を安定化したものとすることも好ましい。また、 マツト表面の濡れ感を少なくするために表装材の表面側に疎水性繊維の布帛、内 側に親水性繊維の布帛を積層した積層布帛を使用することも好ましい。
【0012】 また、敷設マツト裏装材の液体不透過性シートは、例えば、ポリエチレン、ポ リプロピレン、エチレン共重合体、塩化ビニル系重合体などの熱可塑性重合体フ イルム、合成繊維不織布を熱プレス成形して得たシート、編織布や不織布と重合 体フイルムの積層シートまたは一体化ラミネートシートなどである。また、メル トブローン法で得た細繊維の緻密化不織布や撥水剤または防水性樹脂を付与した 不透水性布帛であって、かつ透気性の高い布帛を用いると、特に木質の床面の蒸 れによる傷みが少なくなって好ましい。
【0013】 敷設マツトの液体吸収材は、液体拡散性がよく、吸液状態での形態変化が少な く、かつクッション性を損なわないものとするために、繊維状物質と高分子吸収 材からなる組成物を用いる。繊維状物質は、例えば、パルプ、リンターあるいは それらの粉砕物などの天然繊維、再生セルロース繊維、ポリビニルアルコール系 繊維、親水性化ポリエステル繊維、ミクロクリンプポリエステル繊維、ポリアミ ド繊維などの人造繊維を切断して得た10mm以下の短繊維が用いられる。また、 高分子吸収材は、例えば、マレイン酸共重合体の架橋処理物、アクリル酸エステ ル共重合体(例えば、エポキシ−アクリレート樹脂、アクリル酸エステル−酢酸 ビニル共重合体の鹸化物など)、架橋ポリビニルアルコール変成物、アクリロニ トリルグラフトスターチ(またはセルロース)の加水分解物、アクリル酸グラフ トスターチ(またはセロルース)の加水分解物、架橋ポリアクリル酸塩の部分中 和物などが用いられる。
【0014】 液体吸収材の繊維状物質と高分子吸収材の混合比は、例えば、台所や浴場の出 入口などの水回りに敷設するマツトでは吸収材を多く混合し、縁側や勝手口に敷 設するものでは少なめの混合でもよい。一般に繊維状物質Fと高分子吸収材Rの 混合比F/Rは9/1〜4/6である。吸収材が少ない場合には、短期間のうち に吸収速度が低下してしまい、また吸収材が多い場合には、吸収した水分でマッ トが軟化し、踏み付けたときに不快感をもたらすことがある。
【0015】 敷設マツトの表装材や裏装材には、敷設場所に応じて、通常使用される芳香剤 、抗菌剤、防虫剤、消臭剤などから選ばれた少なくとも1種類の薬剤を付与して 、敷設マツトの雑菌の繁殖による悪臭の発生や不快虫の集合を抑制する。薬剤の 付与方法は薬剤を溶剤に溶解して付与する方法や分散剤に分散させて付与する方 法、溶剤や分散剤に、例えば、ビニルアルコール系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ウ レタン系樹脂、アクリル系樹脂などのバインダー樹脂と共に薬剤を溶解あるいは 分散させて付与し、薬剤の固定性を高める方法などである。薬剤成分の付着量は 通常表装材に対して0.1〜3重量%である。
【0016】 更に、敷設マツトは敷設場所の雰囲気を良くするために、敷設マツトには液体 透過性繊維製品を積層したり、袋状にして入れたりして、該繊維製品と敷設マツ トはずれないように面フアスナーやホツク、あるいは再剥離性粘着剤などの係止 具で係止しておくとよい。また液体透過性繊維製品は、例えば、模様を染め上げ た編織布、模様をプリントや型押しした不織布、繊維立毛編織布や不織布、皮革 様シート状物などである。
【0017】 また、床面に敷設したマツトは防滑性にして、歩行の安全を得ることが好まし い。敷設マツトに防滑性を付与する方法は、裏装材に、例えば、合成ゴムやアク リル系樹脂などのゴム質樹脂を含浸または塗布する方法、例えば、ポリウレタン エラストマーやポリエステルエラストマー、あるいは芳香族ビニル化合物を主体 とした重合体ブロツクが10〜50重量%と共役二重結合を有する化合物を主体 とした重合体ブロツクが90〜50重量%とで構成されたブロツク共重合体の、 二重結合の80%以上を水素添加した水添ブロツク共重合体などの弾性重合体を 主体とした重合体を紡糸して得た平均繊維直径が20mμ以下の細繊維の弾性繊 維不織布を裏装材に積層する方法、例えば、ウレタン系重合体、イソプレン系重 合体、ポリイソプレンまたはイソプレン・ブタジエン共重合体とポリイソシアネ ートを反応させて得たポリウレタン、ブチル系ゴム、クロロプレン系ゴム、アク リル系重合体などの弾性重合体を基剤として調製した再剥離性粘着剤を裏装材の 少なくとも一部に付与する方法などである。
【0018】 実施例1 繊度1.5デニール、繊維長38mmのポリエステル繊維85重量%、熱バイン ダー繊維として鞘成分が約136℃の低融点ポリエステル成分、芯成分が高融点 ポリエチレンテレフタレート成分である芯鞘型複合繊維15重量%を混繊し、乾 式法で平均重量65g/m2の繊維ウエブを作り、高圧水流処理で繊維絡合不織布 とした後、140℃の熱ロールでプレスして熱バインダー繊維で不織布繊維を固 定したシート状物Iを得た。このシート状物Iを市販の抗菌剤0.8重量%、芳 香剤0.5重量%、架橋型アクリル系樹脂3%を含む水分散液で処理した後、乾 燥して得たシート状物を表装材シートに用いた。
【0019】 また、シート状物Iの一面にポリエチレンフイルムを積層し、更に防滑材とし て、ポリエチレンフイルム面にポリスチレン−ポリイソプレン−ポリスチレン型 ブロック共重合体の水素添加率98%の水添ブロック共重合体94重量%と高流 動性ポリプロピレン5重量%の組成物を、通常のメルトブローン紡糸装置で紡糸 して得た平均重量45g/m2の細繊維ウエブを積層し、125℃の熱ロールでプ レスして3層ラミネートシート状物IIとして裏装材シートに用いた。
【0020】 液体吸収材は、粉砕木材パルプ35重量部と繊維長5mmのミクロクリンプポリ エステル系繊維15重量部の繊維成分と、粉状イソブチレン・無水マレイン酸共 重合体架橋物50重量部を吸水剤とし、この混合物を裏装材シート上に平均重量 300g/m2の量を展延し、そのうえに表装材シートを載置して側面を融着法で 封じ、更に内容物の移動を防止するために部分的に超音波法で融着固定して、大 きさが90cm×50cmのマツトを作った。
【0021】 このマツトは浴場入口に敷設して使用したが、足元の水を十分に吸収し、表面 は乾いた状態の感じであり、子供が走って通っても滑ることがなく安定した敷設 状態であった。このマツトは試験的に3日間そのまま浴場入口に敷設して使用し たが敷設面の濡れはなく、臭気の発生も認められなかった。また、使用後は一般 焼却ごみとして処理することができる。
【0022】 比較例1 実施例1の敷設マツトの製造において、無処理の表装材シートを用いて作った 敷設マツトを実施例1と同様に浴場入口に敷設して使用したところ、翌日には臭 気を発して不快感を覚えた。
【0023】 実施例2 実施例1のシート状物Iに市販の抗菌剤0.8重量%、防虫剤1重量%、芳香 剤0.5重量%、架橋型アクリル系樹脂3%を含む水分散液で処理した後、乾燥 して得たシート状物を表装材シートに用い、裏装材シートおよび液体吸収材は実 施例1のものを用いて、大きさ100×60cmのマツトを作った。
【0024】 このマツトの表装面の四隅に製織面フアスナーのループ部を接合し、マツトに 積層するパイル布帛の裏面の四隅に製織面フアスナーのフック部を接合した後、 積層して面フアスナーで係止して得たマツトを流しの足元に敷設した。この敷設 マツトは、表面のパイル布帛が汚れたら外して洗濯して付け替える以外はそのま まにして10日間敷設した。その結果、悪臭の発生や不快虫の寄り付きもなく、 触感・クッション性、防滑性に優れたものであり、焼却することができた。
【0025】
【考案の効果】
本考案の床面敷設マツトは、液体拡散性がよく、吸液状態での形態変化が少な く、かつクッション性に優れているため、吸水状態でも快適性を保ち、こぼした 水等を吸収して床面を保護すると共に、不快臭の発生や不快虫の集合を抑制し、 防滑性に優れて歩行上の不安定感がない床面敷設マツトである。更に焼却するこ とができる使い捨てマツトである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の床面敷設マツトの断面斜視図である。
【図2】本考案の床面敷設マツトの一実施例の断面図で
ある。
【図3】本考案の床面敷設マツトの他の実施例の断面図
である。
【符号の説明】
1 床面敷設マツト、 2 表装材、 3 裏装材、 4 液体吸収材、 5 接合部、 6 繊維製品、 7 係止具、 8 防滑材。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体透過性繊維シートからなる表装材と
    液体不透過性シートからなる裏装材の間に液体吸収材を
    介在させた床面敷設マツトにおいて、該マツトの表装材
    および/または裏装材に、芳香剤、抗菌剤、防虫剤、消
    臭剤から選ばれた少なくとも1種類の薬剤を付与した床
    面敷設マツト。
  2. 【請求項2】 マツト表装材上に、液体透過性繊維製品
    を積層・係止した請求項1に記載の床面敷設マツト。
  3. 【請求項3】 マツト裏装材面に、防滑材を付与した請
    求項1または請求項2に記載の床面敷設マツト。
JP086251U 1991-09-25 1991-09-25 床面敷設マツト Pending JPH0528267U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295626A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Sankoo:Kk 家庭用吸水マットとその製造方法

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228957U (ja) * 1985-08-05 1987-02-21
JPH02302212A (ja) * 1989-05-16 1990-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 防虫・消臭カーペット

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