JPH05282901A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH05282901A
JPH05282901A JP4108746A JP10874692A JPH05282901A JP H05282901 A JPH05282901 A JP H05282901A JP 4108746 A JP4108746 A JP 4108746A JP 10874692 A JP10874692 A JP 10874692A JP H05282901 A JPH05282901 A JP H05282901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
discharge lamp
pressure discharge
opening
glass body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4108746A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tsuruoka
伸一 鶴岡
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】照射効率を低下させることなく耐熱衝撃性を向
上した高光出力の小型照明器具を提供すること。 【構成】1.8kw以上の高圧放電ランプと、前面側に開口
部を有しこの高圧放電ランプに光学的に対向して設けら
れた反射体と、この反射体の前面の開口部に設けられた
風冷強化処理を行ったソーダ石灰ガラス板などの軟質ガ
ラス体と、反射体内面に赤外線を透過あるいは吸収し可
視光を反射する反射膜を形成したものである。 【効果】高光出力の光源を用いられ、形状がコンパクト
で、光利用効率がよく、安価で安全性に優れた照明器具
の実現が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧放電ランプを用
い、特に投光器として最適な照明器具に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の高圧放電ランプを用いた
照明器具は、たとえば野球場、競技場などの屋外施設に
取り付けられ、高圧放電ランプの前面に開口部を有する
反射体が光学的に対向して配設されている。そして、前
面の開口部にガラス板が装着され、このガラス板の前面
には、多数のワイヤにより格子状に構成された防護体
(ワイヤグリッド)が設けられている。
【0004】この防護体は、ボールなどが当たることに
よる外部からの衝撃により、ガラス板が破壊した時、ガ
ラス破片の飛散を防止するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成の場合、投光部となるガラス板の前面にガラス
破片の飛散を防止し得る網目の防護体が取付けられてい
るので、網目分開口率が低下して照射効率が低下し、ま
た、意匠的にも好ましくない。
【0006】一方、この前面の防護体を除去すると、ガ
ラス破片の飛散による危険性がある。
【0007】さらに、ガラス板は、耐熱ガラスを使用す
ることにより高圧放電ランプの温度上昇による耐熱強度
を満足することが可能であるが、このガラス板は高温に
加熱されるため、温度上昇している状態で冷たい雨など
が当たる際の問題となる耐熱衝撃強度が弱く、安全性に
欠けている。
【0008】また、ガラス板の耐熱衝撃強度と耐熱強度
とを両立させることは困難であり、耐熱衝撃強度を優先
させるときは、耐熱強度の不足分を補うために、照明器
具の大型化により高圧放電ランプ周囲の雰囲気温度の上
昇に対応せざるを得ない。
【0009】よって、従来、ランプとして1.8kw以上の
出力を持つ投光器はなかったが、このような高温のラン
プを使用する場合には、どうしても照明器具の大型化あ
るいは格子状の防護体とを設けた硬質ガラス板を用いる
しかった。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、照射効率を低下させることなく耐熱衝撃性を向上し
た高光出力の小型照明器具を提供することを目的とす
る。
【0011】〔発明の構成〕
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1、2記載の照明
器具は、1.8kw以上の高圧放電ランプと、前面側に開口
部を有しこの高圧放電ランプに光学的に対向して設けら
れた反射体と、この反射体の前面の開口部に設けられた
風冷強化処理を行ったソーダ石灰ガラス板などの軟質ガ
ラス体と、反射体内面に赤外線を透過あるいは吸収し可
視光を反射する反射膜を形成したものである。
【0013】風冷強化処理は、たとえばガラス体を熱し
た後、急激に冷却することで行え、風冷強化処理が行え
たかどうかは、顕微鏡によって表面と内部とのガラス組
成の違い(熱歪)により判断できる。風冷強化処理を施
したガラスはその名のとおり耐熱衝撃強度が高い。
【0014】請求項3記載の照明器具は、請求項1、2
記載の照明器具における軟質ガラス体が、赤外線反射性
であるものである。
【0015】請求項4記載の照明器具は、請求項1ない
し3記載の照明器具における反射体の裏側に冷却部が形
成されているものである。
【0016】
【作用】請求項1、2記載の照明器具は、1.8kw以上の
高圧放電ランプを用いるので可視光はもちろん赤外線を
多量に放出する。
【0017】一方、反射体の前面の開口部には風冷強化
処理を行った軟質ガラス体を設けたので、一般に硬質ガ
ラスに比べて安価であり、熱衝撃性(急激な温度変化)
も高い。ただし、高熱には弱いものである。
【0018】しかしながら、反射体表面に可視光は反射
するが赤外線を透過あるいは吸収する多層干渉膜を形成
しているので、軟質ガラス体に到達する赤外線量を減少
できる。よって、熱的に弱い軟質ガラス体であっても適
用可能となるのである。
【0019】軟質ガラス体が適用可能となれば、金網が
不要となる。すなわち、硬質ガラス板は割れると、大ま
かに割れ、割れた部分が鋭利な刃物となるため、断片が
落下すれば非常に危険である。よって、金網を必ず要す
るが、軟質ガラス板が割れると必ず細かく砕け、割れた
部分も鋭利ではない。したがって、開口率および照射効
率の低下につながる金網などの格子状の防護体を用いる
必要がない。
【0020】請求項3記載の照明器具は、光源から直接
放射される赤外線を軟質ガラス体によって反射するため
にさらに、軟質ガラス体を低温化できる。
【0021】請求項4記載の照明器具は、冷却部によっ
て反射板の裏側から赤外線を放出し反射板の輻射熱が軟
質ガラス体に至るのを低減できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0023】本実施例は投光器であり、野球場などで見
られる鉄塔に配設される複数個の投光器の内の1個であ
り、図1に示されるように、ほぼリング状の取付基体11
の後面側にL形断面のパッキング12を介して反射体13の
一方を構成する後部反射板13aが嵌着されている。 ま
た、後部反射板13a 内面には、全面に赤外線透過、可
視光反射の光干渉多層膜が形成されている。
【0024】この後部反射板13aは、アルミダイキャス
ト等によりほぼ椀形に成形されているが、2箇所に一対
の箱形ランプ支持部14が一体に膨出成形されている。こ
のランプ支持部14の内側にスペーサ15を介してねじ止め
された保持部16により、ショートアーク・メタルハライ
ドランプ等の一重管高圧放電ランプ17がその両端の口金
部にて保持されている。
【0025】リング状の取付基体11の前面側には、コ字
形断面のパッキング21を介して、反射体13の他方を構成
する前部反射板13bが、前記パッキング21の押えを兼ね
るフランジ部24を介して取付けられている。
【0026】この前部反射板13bの前面側の開口部25で
は、前部反射板13bに形成された最大径部26に軟質ガラ
ス体27が嵌着され、このガラス体27を挟んで前記最大径
部26の開口縁28が図1の2点鎖線状態から実線状態に折
曲されて、ガラス体27が固定されている。
【0027】そして、フランジ部24より後部に設けられ
た後部反射板13aと、フランジ部24より前部に設けられ
た前部反射板13bとにより、高圧放電ランプ17に光学的
に対向する回転楕円面反射体13が形成されている。
【0028】前記軟質ガラス体27は、たとえばソーダ石
灰ガラスを風冷強化処理したもので、ガラス板が温度上
昇している状態で冷たい雨などが当たる場合に問題とな
る耐熱衝撃性および耐衝撃性において優れた特性を示
す。
【0029】さらに、ガラス体27の放電灯側の面には赤
外線反射、可視光透過性の多層干渉膜を形成した。
【0030】後部反射板13aと前部反射板13bとの比率
は、前部反射板13bで反射した光がガラス体27に入射
し、ガラス体27で反射した光(赤外線)の大部分(好ま
しくは全て)が後部反射板13aに入射するような比率で
ある。
【0031】図1乃至図4に示されるように、前記後部
反射板13aは、円筒部31を介して前段部32および後段部
33が2段に形成され、前段部32の表面には冷却部として
の多数の放熱フィン34が、また後段部33の表面には冷却
部としての多数の放熱フィン35がそれぞれ前記アルミダ
イキャスト等により一体成形されている。この各放熱フ
ィン34,35は相互に一定の間隙を介し平行に配列され、
前段部32および後段部33の各曲面に沿って一定の高さに
突設されている。
【0032】図5に示されるように、前記取付基体11
は、円形に形成された開口41を有するリング上部42の一
側および他側に一対の矩形部43が形成され、このリング
上部42および矩形部43の外形に沿って、前記後部反射板
13aが嵌着される凹部44が形成され、この凹部44の輪郭
に沿って前記パッキング12が嵌着される溝45が設けられ
ている。また、前記一対の矩形部43には凸片部46が一体
成形され、この各凸片部46に取付相手との位置決め用の
ピン47および取付ねじ穴48が設けられている。
【0033】さらに、この取付基体11に対する後部反射
板13aの取付構造として、図5に示されるように、取付
基体11のリング上部42に一方の蝶番取付部51が一体成形
され、前記一対の矩形部43に一方のラッチ取付ねじ穴52
が設けられ、これに対し、図3および図4に示されるよ
うに、後部反射板13aの開口縁部に他方の蝶番取付部53
が一体成形され、前記一対の箱形ランプ支持部14の側面
の凸部54に他方のラッチ取付ねじ穴55が設けられてい
る。そして、一方の蝶番取付部51と他方の蝶番取付部53
とが図示しない蝶番により回動自在に結合され、さら
に、一方のラッチ取付ねじ穴52と他方のラッチ取付ねじ
穴55とを利用して図示しないラッチ機構が取付けられて
いる。このラッチ機構を外すことにより、前記蝶番の支
軸を中心に後部反射板13aを開閉できる。
【0034】次に、この実施例で示された照明器具の特
徴を作用的に説明する。
【0035】高圧放電ランプ17から放射される赤外線
は、後部反射板13a、前部反射板13b、ガラス体27に向
う。後部反射板13aに入射した赤外線は、熱として後部
反射板13aの基体に吸収され、さらに熱として放熱フィ
ン34、35から放出される。前部反射板13bに入射した赤
外線は、反射されガラス体27に向う。ガラス体27に入射
した赤外線は反射されるが、ほとんどの反射光としての
赤外線は後部反射板13aに至り、後部反射板13aの基体
に吸収され放熱フィン34、35から放出される。したがっ
て、赤外線が幾度も反射体とガラス体で構成される閉空
間内で反射を繰り返すことが少なく、閉空間内の雰囲気
温度は高温になりにくい。
【0036】本発明を適用することにより、小形の照明
器具が形成でき、灯体容積を0.040m3以下にする
ことができた。
【0037】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明によれば、1.8k
w以上の高圧放電ランプを用いるので高光出力となる。
そして、光すなわち可視光はもちろん赤外線を多量に放
出する。
【0038】一方、反射体の前面の開口部には風冷強化
処理を行った軟質ガラス体を設けたので、一般に硬質ガ
ラスに比べて安価であり、熱衝撃性(急激な温度変化)
も高い。ただし、高熱には弱いものである。
【0039】しかしながら、反射体表面に可視光は反射
するが赤外線を透過あるいは吸収する多層干渉膜を形成
しているので、軟質ガラス体に到達する赤外線量を減少
できる。よって、熱的に弱い軟質ガラス体であっても適
用可能となるのである。
【0040】軟質ガラス体が適用可能となれば、金網が
不要となる。すなわち、硬質ガラス板は割れると、大ま
かに割れ、割れた部分が鋭利な刃物となるため、断片が
落下すれば非常に危険である。よって、金網を必ず要す
るが、軟質ガラス板が割れると必ず細かく砕け割れた部
分も鋭利ではないからである。したがって、開口率およ
び照射効率の低下につながる金網などの格子状の防護体
を用いる必要がない。
【0041】すなわち、高光出力の光源を用いられ、形
状がコンパクトで、光利用効率がよく、安価で安全性に
優れた照明器具の実現が可能となる。
【0042】請求項3記載の照明器具は、光源から直接
放射される赤外線を軟質ガラス体によって反射するため
にさらに、軟質ガラス体を低温化できる。
【0043】請求項4記載の照明器具は、冷却部によっ
て反射板の裏側から赤外線を放出し反射板の輻射熱が軟
質ガラス体に至るのを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】同上照明器具の側面図である。
【図3】同上照明器具における後部反射板の平面図であ
る。
【図4】同上後部反射板の側面図である。
【図5】前記照明器具における取付基体の平面図であ
る。
【符号の説明】
13 反射体 13a 後部反射板 13b 前部反射板 17 高圧放電ランプ 25 開口部 27 軟質ガラス体 34,35 冷却部としての放熱フィン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1.8kw以上の高圧放電ランプと、 前面側に開口部を有しこの高圧放電ランプに光学的に対
    向して設けられた反射体と、 この反射体の前面の開口部に設けられたガラス体と、を
    具備し、 上記反射体は表面の少なくとも1部を可視光反射、赤外
    線遮断性とし、上記ガラス体は、風冷強化処理を行った
    軟質ガラスで形成したことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 1.8kw以上の高圧放電ランプと、 前面側に開口部を有しこの高圧放電ランプに光学的に対
    向して設けられた反射体と、 この反射体の前面の開口部に設けられたガラス体と、を
    具備し、 上記反射体は表面の少なくとも1部に可視光反射、赤外
    線透過性の多層干渉膜を形成し、上記ガラス体は、風冷
    強化処理を行った軟質ガラスで形成したことを特徴とす
    る照明器具。
  3. 【請求項3】 上記ガラス体は高圧放電ランプ側の面に
    可視光透過、赤外線反射性の多層干渉膜を形成したこと
    を特徴とする請求項1ないし2記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 上記反射体の裏面には冷却部が形成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし3記載の照明器
    具。
JP4108746A 1992-03-31 1992-03-31 照明器具 Pending JPH05282901A (ja)

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