JPH05283569A - 熱交換装置及び冷却装置 - Google Patents
熱交換装置及び冷却装置Info
- Publication number
- JPH05283569A JPH05283569A JP4080802A JP8080292A JPH05283569A JP H05283569 A JPH05283569 A JP H05283569A JP 4080802 A JP4080802 A JP 4080802A JP 8080292 A JP8080292 A JP 8080292A JP H05283569 A JPH05283569 A JP H05283569A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic
- cooling element
- rotating disk
- heat
- electronic cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子機器を小さくできる小型軽量な熱交換装
置を得る。 【構成】 発熱素子1上に電子冷却素子(ペルチェ素
子)30を取りつけ、これと対向する中央開口部のある
回転円盤6、回転円盤6に複数植設された攪乱翼7、回
転円盤6に固定されたマグネットヨーク8、回転円盤6
の中心軸9、中心軸9を介して回転円盤6を支える軸受
10、軸受10を固定し中央開口部のあるフレーム1
1、フレーム11に取付けられているステーターコア1
2、フレーム11に取付けられ開口部、回転円盤6の回
転を制御する電子基板13、電子基板13及びフレーム
11と電子基板4を固定する固定用ボス14を備える。
攪乱翼7と電子冷却素子30の隙間の距離Sの減少に伴
う対流熱伝達率上昇を利用して熱交換を行う。 【効果】 電子冷却素子を使用することで、より多くの
発熱素子からの熱を吸い上げることができる。
置を得る。 【構成】 発熱素子1上に電子冷却素子(ペルチェ素
子)30を取りつけ、これと対向する中央開口部のある
回転円盤6、回転円盤6に複数植設された攪乱翼7、回
転円盤6に固定されたマグネットヨーク8、回転円盤6
の中心軸9、中心軸9を介して回転円盤6を支える軸受
10、軸受10を固定し中央開口部のあるフレーム1
1、フレーム11に取付けられているステーターコア1
2、フレーム11に取付けられ開口部、回転円盤6の回
転を制御する電子基板13、電子基板13及びフレーム
11と電子基板4を固定する固定用ボス14を備える。
攪乱翼7と電子冷却素子30の隙間の距離Sの減少に伴
う対流熱伝達率上昇を利用して熱交換を行う。 【効果】 電子冷却素子を使用することで、より多くの
発熱素子からの熱を吸い上げることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換装置に関するも
のであり、例えば、コンピュータ等の電子機器に内蔵さ
れた電子基板上に搭載される発熱素子と空気との間で熱
交換を行う電子基板用の熱交換装置、あるいは、IC、
LSIなどの電子部品の冷却装置及びその取り付け構造
に関するものである。
のであり、例えば、コンピュータ等の電子機器に内蔵さ
れた電子基板上に搭載される発熱素子と空気との間で熱
交換を行う電子基板用の熱交換装置、あるいは、IC、
LSIなどの電子部品の冷却装置及びその取り付け構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例1.図13は、従来の電子部品の
冷却装置を模式的に示した図である。図において、1は
IC、LSIなどの電子部品、2はこれら電子部品に取
り付けられた放熱フィン、4は多数の電子部品を搭載し
た基板、3は電子部品を冷却する空気の流れを示す矢印
である。空気流は基板を収容する筐体に取り付けられた
ファンにより発生するが、ファンは本図には図示してい
ない。
冷却装置を模式的に示した図である。図において、1は
IC、LSIなどの電子部品、2はこれら電子部品に取
り付けられた放熱フィン、4は多数の電子部品を搭載し
た基板、3は電子部品を冷却する空気の流れを示す矢印
である。空気流は基板を収容する筐体に取り付けられた
ファンにより発生するが、ファンは本図には図示してい
ない。
【0003】次に動作について説明する。電子部品1に
取り付けられた放熱フィン2は電子部品の放熱面積を増
大させ、表面の熱伝達率を増す役割がある。放熱フィン
2と電子部品1は通常半田やシリコン系接着剤など熱伝
導率の大きい部材で接合される。電子部品1で発生した
熱は、接合部材を経由して放熱フィン2に伝わり、ファ
ンによって駆動された空気がその表面を流れることによ
って生ずる対流熱伝達により、空気に放出される。
取り付けられた放熱フィン2は電子部品の放熱面積を増
大させ、表面の熱伝達率を増す役割がある。放熱フィン
2と電子部品1は通常半田やシリコン系接着剤など熱伝
導率の大きい部材で接合される。電子部品1で発生した
熱は、接合部材を経由して放熱フィン2に伝わり、ファ
ンによって駆動された空気がその表面を流れることによ
って生ずる対流熱伝達により、空気に放出される。
【0004】従来例2.また、図14は従来の電子基板
用の熱交換装置を示す斜視図である。同図において、1
はLSI等の発熱素子、2はこの発熱素子1に取り付け
られた小型フィン、3は発熱素子1を冷却する空気の流
れ方向、4は発熱素子1が多数取り付けられている電子
基板、5は小型フィン2に着脱自在に取り付けられてい
る大型フィンである。
用の熱交換装置を示す斜視図である。同図において、1
はLSI等の発熱素子、2はこの発熱素子1に取り付け
られた小型フィン、3は発熱素子1を冷却する空気の流
れ方向、4は発熱素子1が多数取り付けられている電子
基板、5は小型フィン2に着脱自在に取り付けられてい
る大型フィンである。
【0005】次に動作について説明する。通常動作の場
合は、大型フィン5が小型フィン2に取り付けられてい
るので伝熱面積が拡大する。そのためフィン間を空気が
3の方向に流れることにより発熱素子1で発生した熱が
小型フィン2、大型フィン5を伝わり、各々フィン表面
から空気に熱を伝えることにより発熱素子1を冷却する
のである。また発熱素子1の検査等を行う場合は大型フ
ィン5を小型フィン2から取り外して行う。そしてこれ
ら小型フィン2、大型フィン5の熱伝達率(放熱能力)
hは数1で示される数式で表される。そして、この式は
前述した従来例1及び後述する従来例3にも当てはま
る。
合は、大型フィン5が小型フィン2に取り付けられてい
るので伝熱面積が拡大する。そのためフィン間を空気が
3の方向に流れることにより発熱素子1で発生した熱が
小型フィン2、大型フィン5を伝わり、各々フィン表面
から空気に熱を伝えることにより発熱素子1を冷却する
のである。また発熱素子1の検査等を行う場合は大型フ
ィン5を小型フィン2から取り外して行う。そしてこれ
ら小型フィン2、大型フィン5の熱伝達率(放熱能力)
hは数1で示される数式で表される。そして、この式は
前述した従来例1及び後述する従来例3にも当てはま
る。
【0006】 h=Q/(S・ΔT)・・・・・・・・・・数1 Q:発熱量 S:フィンの表面積 ΔT:温度差
【0007】従来例3.図15は、他の従来例であり、
特開昭55−67195号公報で公開されているもので
ある。この冷却装置は、電子回路部品1を、放熱板2に
留ネジ27で固定して、放熱板2と電子回路部品1を熱
的にも機械的にも固定するとともに、印刷配線板4に電
子回路部品1の端子を挿入し、その端子を半田付するよ
うにしたものである。さらに、この放熱板2の中央部に
モータ23、回転フィン6を放熱板2に近接させて取り
付け、モータ23の周囲の放熱板2には穴25を開けた
構造とする。そして、モータ23を駆動すると、それに
より回転フィン6が回転し、遠心力で空気は放熱板2の
表面粘着層29を矢印方向の外局へ吹き飛ばされる。こ
れにより回転フィンの内局は高圧になることになり、そ
のため空気は印刷配線板4の外局の矢印方向3から入っ
て、中央附近の穴25を通り回転フィン6と放熱板2と
の隙間へと入る。この経路は回路素子1を冷却する通路
であり、従って冷却が行なわれる。
特開昭55−67195号公報で公開されているもので
ある。この冷却装置は、電子回路部品1を、放熱板2に
留ネジ27で固定して、放熱板2と電子回路部品1を熱
的にも機械的にも固定するとともに、印刷配線板4に電
子回路部品1の端子を挿入し、その端子を半田付するよ
うにしたものである。さらに、この放熱板2の中央部に
モータ23、回転フィン6を放熱板2に近接させて取り
付け、モータ23の周囲の放熱板2には穴25を開けた
構造とする。そして、モータ23を駆動すると、それに
より回転フィン6が回転し、遠心力で空気は放熱板2の
表面粘着層29を矢印方向の外局へ吹き飛ばされる。こ
れにより回転フィンの内局は高圧になることになり、そ
のため空気は印刷配線板4の外局の矢印方向3から入っ
て、中央附近の穴25を通り回転フィン6と放熱板2と
の隙間へと入る。この経路は回路素子1を冷却する通路
であり、従って冷却が行なわれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】対流熱伝導率は、フィ
ンの形状と空気流速によって決定するが、従来例1の冷
却装置の構成では得られる熱伝達率が小さく、冷却能力
を高めるにはフィンを大きくして伝熱面積を増す必要が
あり、結果として装置全体が大型化するという問題点が
あった。また、従来例2の電子基板用熱交換装置は前記
のように構成されており、また、従来の電子基板用熱交
換装置の熱伝達率hは数1で示される数式により定義さ
れているので、空気流速や発熱素子1、小型フィン2、
大型フィン5の形状のみにより決定される。したがっ
て、熱伝達率を大きくするためには、大きな伝熱面積が
必要となり、小型フィン2、大型フィン5の寸法、形状
も大きくなってしまい、これを内蔵する電子機器も大型
化してしまうという従来例1と同様の問題点があった。
さらに、従来例3の例では、回転フィンと放熱板の距離
を制御する機構がないため、装置の組立精度のバラツキ
により、距離がバラツキ、放熱特性が制御できないとい
う問題点があった。また、放熱板が必要になるという点
では従来例1、2で述べた放熱フィンの場合と同様に装
置が大きくなる等の問題点があった。
ンの形状と空気流速によって決定するが、従来例1の冷
却装置の構成では得られる熱伝達率が小さく、冷却能力
を高めるにはフィンを大きくして伝熱面積を増す必要が
あり、結果として装置全体が大型化するという問題点が
あった。また、従来例2の電子基板用熱交換装置は前記
のように構成されており、また、従来の電子基板用熱交
換装置の熱伝達率hは数1で示される数式により定義さ
れているので、空気流速や発熱素子1、小型フィン2、
大型フィン5の形状のみにより決定される。したがっ
て、熱伝達率を大きくするためには、大きな伝熱面積が
必要となり、小型フィン2、大型フィン5の寸法、形状
も大きくなってしまい、これを内蔵する電子機器も大型
化してしまうという従来例1と同様の問題点があった。
さらに、従来例3の例では、回転フィンと放熱板の距離
を制御する機構がないため、装置の組立精度のバラツキ
により、距離がバラツキ、放熱特性が制御できないとい
う問題点があった。また、放熱板が必要になるという点
では従来例1、2で述べた放熱フィンの場合と同様に装
置が大きくなる等の問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、伝熱面積に寄らなくても熱伝達
率を大きくでき、さらに、電子基板のアッセンブリが簡
単で、しかも電子機器の寸法も小さくできるような小型
軽量な熱交換装置及び冷却装置を得ることを目的とす
る。
ためになされたもので、伝熱面積に寄らなくても熱伝達
率を大きくでき、さらに、電子基板のアッセンブリが簡
単で、しかも電子機器の寸法も小さくできるような小型
軽量な熱交換装置及び冷却装置を得ることを目的とす
る。
【0010】特に、高い熱伝達率を実現するコンパクト
な冷却装置を得、その伝熱特性が有効に機能するような
装置に取り付け構造を提供することを目的とする。
な冷却装置を得、その伝熱特性が有効に機能するような
装置に取り付け構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の第1の発
明における熱交換装置は、以下の要素を有するものであ
る。 (a)発熱物に取り付けられる電子冷却素子(ペルチェ
素子等)、(b)発熱物近傍の流体物(空気)を動かす
ための可動体(回転円板)、(c)可動体(回転円板)
が動けるように可動体(回転円板)を保持するフレ−ム
及び基板等のフレ−ム基板、(d)可動体(回転円板)
をフレ−ム基板に対して相対的に動かすマグネットヨー
ク及びステーターコア等の駆動手段、(e)駆動手段に
給電する給電手段、(f)電子冷却素子(ペルチェ素子
等)と可動体(回転円板)との間が所定の距離になるよ
うにフレ−ム基板を取り付ける、ボス等の取り付け手
段。
明における熱交換装置は、以下の要素を有するものであ
る。 (a)発熱物に取り付けられる電子冷却素子(ペルチェ
素子等)、(b)発熱物近傍の流体物(空気)を動かす
ための可動体(回転円板)、(c)可動体(回転円板)
が動けるように可動体(回転円板)を保持するフレ−ム
及び基板等のフレ−ム基板、(d)可動体(回転円板)
をフレ−ム基板に対して相対的に動かすマグネットヨー
ク及びステーターコア等の駆動手段、(e)駆動手段に
給電する給電手段、(f)電子冷却素子(ペルチェ素子
等)と可動体(回転円板)との間が所定の距離になるよ
うにフレ−ム基板を取り付ける、ボス等の取り付け手
段。
【0012】請求項2記載の第2の発明における冷却装
置は、IC、LSIなどの電子部品の冷却装置におい
て、電子部品にペルチェ素子等の電子冷却素子を取りつ
け、この電子冷却素子に対向して設けられ、電子冷却素
子に対して、移動体(回転円板)を有し、移動体(回転
円板)には放射状に複数枚の板状の攪乱翼が植設され、
前記攪乱翼と電子冷却素子表面の距離を、この距離の減
少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立ち上がる立上がり点
より小さくしたものである。
置は、IC、LSIなどの電子部品の冷却装置におい
て、電子部品にペルチェ素子等の電子冷却素子を取りつ
け、この電子冷却素子に対向して設けられ、電子冷却素
子に対して、移動体(回転円板)を有し、移動体(回転
円板)には放射状に複数枚の板状の攪乱翼が植設され、
前記攪乱翼と電子冷却素子表面の距離を、この距離の減
少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立ち上がる立上がり点
より小さくしたものである。
【0013】
【作用】第1の発明における熱交換装置及び第2の発明
における冷却装置は、発熱物あるいは電子部品の上にペ
ルチェ素子等の電子冷却素子を取り付けたので、この電
子冷却素子に電流を流すことにより電子冷却素子の発熱
物側の面から、発熱物の発熱を吸熱し、その反対側の面
で放熱を行なう。
における冷却装置は、発熱物あるいは電子部品の上にペ
ルチェ素子等の電子冷却素子を取り付けたので、この電
子冷却素子に電流を流すことにより電子冷却素子の発熱
物側の面から、発熱物の発熱を吸熱し、その反対側の面
で放熱を行なう。
【0014】そして、第1の発明における熱交換装置
は、取り付け手段が、可導体の先端部と電子冷却素子表
面の隙間の距離を、熱伝達率の上昇の勾配が立上がる立
上がり点よりも小さく設定して、可導体を取り付けるの
で、可導体が温度境界層を横切ることになり、電子冷却
素子表面近傍の空気の乱れが大きくなり熱伝達率が増大
する。また、フレーム基板は可導体を保持し、駆動手段
及び給電手段は、可導体を動かすだけなので、従来のよ
うなフィンが不要になり、小型化が図れ、全体としても
小型、軽量化が図れる。
は、取り付け手段が、可導体の先端部と電子冷却素子表
面の隙間の距離を、熱伝達率の上昇の勾配が立上がる立
上がり点よりも小さく設定して、可導体を取り付けるの
で、可導体が温度境界層を横切ることになり、電子冷却
素子表面近傍の空気の乱れが大きくなり熱伝達率が増大
する。また、フレーム基板は可導体を保持し、駆動手段
及び給電手段は、可導体を動かすだけなので、従来のよ
うなフィンが不要になり、小型化が図れ、全体としても
小型、軽量化が図れる。
【0015】また、第2の発明における冷却装置は、円
板に植設された攪乱翼の先端部と電子冷却素子表面の距
離を、熱伝達率上昇の勾配が立ち上がる立上がり点より
小さく設定したので、攪乱翼が温度境界層を横切ること
になり、電子冷却素子表面近傍の空気流を乱し、熱伝達
率が増大する。したがって、基板に平行な流れを発生さ
せるファンが不要になり装置全体として小型化が図れ
る。
板に植設された攪乱翼の先端部と電子冷却素子表面の距
離を、熱伝達率上昇の勾配が立ち上がる立上がり点より
小さく設定したので、攪乱翼が温度境界層を横切ること
になり、電子冷却素子表面近傍の空気流を乱し、熱伝達
率が増大する。したがって、基板に平行な流れを発生さ
せるファンが不要になり装置全体として小型化が図れ
る。
【0016】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す
断面図であり、図2は下から見た図(電子冷却素子1か
ら取外した状態)である。
断面図であり、図2は下から見た図(電子冷却素子1か
ら取外した状態)である。
【0017】これらの図において1は発熱素子(発熱
物)、4は電子基板、6は発熱素子1と向い合って、か
つ中央の一部分6aが開口している回転円板(可動
体)、7は回転円板6上に放射状にかつ回転円板6に複
数植設された板状の攪乱翼、8は回転円板6に固定され
たマグネットヨーク、9は回転円板6の中心軸、10は
中心軸9を介して回転円板6を支える軸受、11は軸受
10を固定し、本装置の強度を保ち、なおかつ回転円板
6に対応する中央の一部分11aが開口しているフレー
ム、12はフレーム11に取付けられているステーター
コア、13はフレーム11に取付けられ、回転円板6に
対応する中央の一部分13aが開口し、なおかつ回転円
板6の回転を制御する電子基板、14は電子基板13及
びフレーム11と電子基板4を固定する固定用ボスであ
る。30は発熱素子1に取り付けられた電子冷却素子
で、本実施例ではペルチェ素子を使用している。そして
ペルチェ素子14は回転円板6と向い合っている。マグ
ネットヨーク8とステーターコア12により駆動手段を
構成し、回転円板6を回転させる。また、電子基板1
3、フレーム11、中心軸9、軸受10により、回転円
板6を回転できるように保持するフレーム基板を構成し
ている。また固定用ボス14は、取り付け手段の一例で
ある。そして、上記6〜14及び30により電子基板用
熱交換装置15を構成している。なお、図において、S
は攪乱翼7の先端部7aとペルチェ素子30の表面部3
0aの隙間の距離であり、この距離の減少に伴う熱伝達
率上昇の勾配が立上がる立上がり点よりも小さく設定さ
れる。この場合は0.1mm程度である。Doは回転円
板6の直径、Diは回転円板6の開口径である。また、
給電手段は、図示しないが、ここでは、固定用ボス14
を中空のパイプ形状とし、その中を給電線を通し、電子
基板4から電子基板13へ給電するものとする。
物)、4は電子基板、6は発熱素子1と向い合って、か
つ中央の一部分6aが開口している回転円板(可動
体)、7は回転円板6上に放射状にかつ回転円板6に複
数植設された板状の攪乱翼、8は回転円板6に固定され
たマグネットヨーク、9は回転円板6の中心軸、10は
中心軸9を介して回転円板6を支える軸受、11は軸受
10を固定し、本装置の強度を保ち、なおかつ回転円板
6に対応する中央の一部分11aが開口しているフレー
ム、12はフレーム11に取付けられているステーター
コア、13はフレーム11に取付けられ、回転円板6に
対応する中央の一部分13aが開口し、なおかつ回転円
板6の回転を制御する電子基板、14は電子基板13及
びフレーム11と電子基板4を固定する固定用ボスであ
る。30は発熱素子1に取り付けられた電子冷却素子
で、本実施例ではペルチェ素子を使用している。そして
ペルチェ素子14は回転円板6と向い合っている。マグ
ネットヨーク8とステーターコア12により駆動手段を
構成し、回転円板6を回転させる。また、電子基板1
3、フレーム11、中心軸9、軸受10により、回転円
板6を回転できるように保持するフレーム基板を構成し
ている。また固定用ボス14は、取り付け手段の一例で
ある。そして、上記6〜14及び30により電子基板用
熱交換装置15を構成している。なお、図において、S
は攪乱翼7の先端部7aとペルチェ素子30の表面部3
0aの隙間の距離であり、この距離の減少に伴う熱伝達
率上昇の勾配が立上がる立上がり点よりも小さく設定さ
れる。この場合は0.1mm程度である。Doは回転円
板6の直径、Diは回転円板6の開口径である。また、
給電手段は、図示しないが、ここでは、固定用ボス14
を中空のパイプ形状とし、その中を給電線を通し、電子
基板4から電子基板13へ給電するものとする。
【0018】次に動作について説明する。電子基板13
に給電手段を用いて給電し、ステーターコア12に電流
を流すことによってステーターコア12に磁界が生じ
る。これにより、ステーターコア12とマグネットヨー
ク8との間に反発力が発生し、マグネットヨーク8が直
接固定されている回転円板6が中心軸9を中心にして回
転する。
に給電手段を用いて給電し、ステーターコア12に電流
を流すことによってステーターコア12に磁界が生じ
る。これにより、ステーターコア12とマグネットヨー
ク8との間に反発力が発生し、マグネットヨーク8が直
接固定されている回転円板6が中心軸9を中心にして回
転する。
【0019】次に、この実施例1の熱交換動作について
説明する。発熱素子1のパッケージ表面は常に平面を程
しているとは限らず、種類によっては凹凸があるものが
ある。このような場合、電子冷却素子30を介し、電子
冷却素子の表面部30aを平面で形成することにより、
発熱素子1のパッケージ表面形状に左右されることな
く、Sを一定にすることができ、熱伝達率特性を一定に
することができる。図1において、ペルチェ素子30に
電流を流すことによりペルチェ素子30の発熱素子1側
の面から、発熱素子1の発熱を吸熱し、その反対側の表
面部30aで放熱を行なう。そして、回転円板6が回転
すると攪乱翼7により生じる遠心力で空気は駆動され、
図1中、点線矢印に示すように電子基板の開口部13a
から空気が流入し、フレームの開口部11a、回転円板
の開口部6aを通り、回転円板6の内側から外側へ向け
てペルチェ素子30の表面部30a上を流れる。
説明する。発熱素子1のパッケージ表面は常に平面を程
しているとは限らず、種類によっては凹凸があるものが
ある。このような場合、電子冷却素子30を介し、電子
冷却素子の表面部30aを平面で形成することにより、
発熱素子1のパッケージ表面形状に左右されることな
く、Sを一定にすることができ、熱伝達率特性を一定に
することができる。図1において、ペルチェ素子30に
電流を流すことによりペルチェ素子30の発熱素子1側
の面から、発熱素子1の発熱を吸熱し、その反対側の表
面部30aで放熱を行なう。そして、回転円板6が回転
すると攪乱翼7により生じる遠心力で空気は駆動され、
図1中、点線矢印に示すように電子基板の開口部13a
から空気が流入し、フレームの開口部11a、回転円板
の開口部6aを通り、回転円板6の内側から外側へ向け
てペルチェ素子30の表面部30a上を流れる。
【0020】図3はこの実施例1の攪乱翼7とペルチェ
素子30との間の流れの様子を示す模式説明図であり、
Lは、発熱素子1の表面から伝達される熱により周囲空
気よりも温度が上昇している空気層の厚さ寸法、すなわ
ち、温度境界層厚みである。また、図4の特性図はこの
実施例1における攪乱翼7の先端部7aとペルチェ素子
30の表面部30aの隙間の距離Sに対する熱伝達率h
の変化の実測値を示したものである。
素子30との間の流れの様子を示す模式説明図であり、
Lは、発熱素子1の表面から伝達される熱により周囲空
気よりも温度が上昇している空気層の厚さ寸法、すなわ
ち、温度境界層厚みである。また、図4の特性図はこの
実施例1における攪乱翼7の先端部7aとペルチェ素子
30の表面部30aの隙間の距離Sに対する熱伝達率h
の変化の実測値を示したものである。
【0021】図3において攪乱翼7の先端部7aとペル
チェ素子30の表面部30aの隙間の距離Sが、ペルチ
ェ素子30の表面部30a上の温度境界層厚みLよりも
小さくなると、攪乱翼7が温度境界層を横切ることにな
り、ペルチェ素子30の表面部30a近傍の空気流の乱
れによる熱伝達率の増大が著しくなる。
チェ素子30の表面部30aの隙間の距離Sが、ペルチ
ェ素子30の表面部30a上の温度境界層厚みLよりも
小さくなると、攪乱翼7が温度境界層を横切ることにな
り、ペルチェ素子30の表面部30a近傍の空気流の乱
れによる熱伝達率の増大が著しくなる。
【0022】そのため図4に示されるように攪乱翼7の
先端部7aとペルチェ素子30の表面部30aの隙間の
距離Sの減少に伴う熱伝達率hの上昇の勾配が急に立上
がる立上がり点Scr(図4では4mm)が存在する。ま
た距離Sが大きくなると熱伝達率hはほとんど変化せ
ず、従来例の熱伝達率値と同じような値となる。なおこ
の測定には直径Do=0.4m、開口径Di=0.17
mの回転円板6に高さ1mm、厚み2mmの攪乱翼7を
24枚植設したものを用いた。図4中、縦軸が熱伝達率
h(W/m2 K)、横軸が攪乱翼7の先端部7aとペル
チェ素子30の表面部30aの隙間の距離S(mm)で
あり、特性曲線□−□は攪乱翼7を500rpmで回転
したときの熱伝達率特性を、特性曲線○−○は攪乱翼7
を900rpmで回転したときの熱伝達率特性を、特性
曲線△−△は攪乱翼7を1200rpmで回転したとき
の熱伝達率特性を表している。
先端部7aとペルチェ素子30の表面部30aの隙間の
距離Sの減少に伴う熱伝達率hの上昇の勾配が急に立上
がる立上がり点Scr(図4では4mm)が存在する。ま
た距離Sが大きくなると熱伝達率hはほとんど変化せ
ず、従来例の熱伝達率値と同じような値となる。なおこ
の測定には直径Do=0.4m、開口径Di=0.17
mの回転円板6に高さ1mm、厚み2mmの攪乱翼7を
24枚植設したものを用いた。図4中、縦軸が熱伝達率
h(W/m2 K)、横軸が攪乱翼7の先端部7aとペル
チェ素子30の表面部30aの隙間の距離S(mm)で
あり、特性曲線□−□は攪乱翼7を500rpmで回転
したときの熱伝達率特性を、特性曲線○−○は攪乱翼7
を900rpmで回転したときの熱伝達率特性を、特性
曲線△−△は攪乱翼7を1200rpmで回転したとき
の熱伝達率特性を表している。
【0023】この実施例1では、攪乱翼7の先端部7a
とペルチェ素子30の表面部30aの隙間の距離Sが
0.1mmとScrよりも小さくなっているため乱れが大
きくなり、空気の熱伝達率hが従来例の場合の約2〜1
0倍に大きくなる。その結果伝熱面の面積が小さくて良
く、小型で軽量な電子基板用熱交換装置が得られる。
とペルチェ素子30の表面部30aの隙間の距離Sが
0.1mmとScrよりも小さくなっているため乱れが大
きくなり、空気の熱伝達率hが従来例の場合の約2〜1
0倍に大きくなる。その結果伝熱面の面積が小さくて良
く、小型で軽量な電子基板用熱交換装置が得られる。
【0024】以上のように、実施例1では、発熱素子上
に電子冷却素子が取付けられ、電子冷却素子と向い合っ
て回転する回転円板が存在し、その回転円板には板状の
攪乱翼が円板に複数放射状に植設されており、軸受を介
して、回転円板の中心軸を支えるフレームを備え、この
フレームを電子基板に取付けることによって回転円板が
取り付けている熱交換装置を説明した。そして、これ
は、攪乱翼の先端部と電子冷却素子表面の隙間の距離
を、この距離の減少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立上
がる立上がり点よりも小さく設定したことを特徴とし、
かつ、回転円板とマグネットヨーク、及びフレームとス
テーターコアを各々一体化した回転駆動手段を有するこ
とを特徴とする電子基板用熱交換装置である。
に電子冷却素子が取付けられ、電子冷却素子と向い合っ
て回転する回転円板が存在し、その回転円板には板状の
攪乱翼が円板に複数放射状に植設されており、軸受を介
して、回転円板の中心軸を支えるフレームを備え、この
フレームを電子基板に取付けることによって回転円板が
取り付けている熱交換装置を説明した。そして、これ
は、攪乱翼の先端部と電子冷却素子表面の隙間の距離
を、この距離の減少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立上
がる立上がり点よりも小さく設定したことを特徴とし、
かつ、回転円板とマグネットヨーク、及びフレームとス
テーターコアを各々一体化した回転駆動手段を有するこ
とを特徴とする電子基板用熱交換装置である。
【0025】実施例2.前記実施例1では電子基板4上
への回転円板6の取付に固定用ボス14を使用したもの
を示したが、固定用コネクターを使用するとワンタッチ
で取付取り外しできるという新たな効果が実施例1に付
加えられる。
への回転円板6の取付に固定用ボス14を使用したもの
を示したが、固定用コネクターを使用するとワンタッチ
で取付取り外しできるという新たな効果が実施例1に付
加えられる。
【0026】たとえば、図5は実施例2を示す断面図で
ある。図5において1〜13、15、30、Do、D
i、Sは図1と同一の物である。16は電子基板13に
一方の端子16aが、また電子基板4にもう一方の端子
16bが固定されていて、この端子が結合することによ
って固定を行うことのできる固定用コネクターである。
ある。図5において1〜13、15、30、Do、D
i、Sは図1と同一の物である。16は電子基板13に
一方の端子16aが、また電子基板4にもう一方の端子
16bが固定されていて、この端子が結合することによ
って固定を行うことのできる固定用コネクターである。
【0027】次に動作について説明する。回転円板6
を、発熱素子1が多数取り付けられている電子基板4に
取付けるときは、まず電子基板4にハンダ付け等によっ
て固定用コネクター16の一方の端子16bを固定して
おく。そして予めハンダ付け等によって電子基板13に
固定されている固定用コネクター16のもう一方の端子
16aを差込むことにより固定される。そして固定状態
ではペルチェ素子30のちょうど真上に回転円板6が位
置する。そして固定用コネクター16は1個又は複数個
存在する。取外す場合は、固定用コネクター16の一方
の端子16bからもう一方の端子16aを引抜くことに
より外れる。
を、発熱素子1が多数取り付けられている電子基板4に
取付けるときは、まず電子基板4にハンダ付け等によっ
て固定用コネクター16の一方の端子16bを固定して
おく。そして予めハンダ付け等によって電子基板13に
固定されている固定用コネクター16のもう一方の端子
16aを差込むことにより固定される。そして固定状態
ではペルチェ素子30のちょうど真上に回転円板6が位
置する。そして固定用コネクター16は1個又は複数個
存在する。取外す場合は、固定用コネクター16の一方
の端子16bからもう一方の端子16aを引抜くことに
より外れる。
【0028】実施例3.電子基板4から電子基板用熱交
換装置15中の回転円板6および電子基板13へ電流を
流す方法として、前記実施例1において固定用ボス14
内に給電線を通す場合を示したが、これとは別に、給電
コネクターを取付けることにより達成してもよい。
換装置15中の回転円板6および電子基板13へ電流を
流す方法として、前記実施例1において固定用ボス14
内に給電線を通す場合を示したが、これとは別に、給電
コネクターを取付けることにより達成してもよい。
【0029】たとえば、図6は実施例3を示す断面図で
ある。図6において1〜14、15、30、Do、D
i、Sは図1と同一の物である。17は給電を行うケ−
ブルコネクターである。18は電子基板13上に取り付
けられた給電コネクター受け口、19は電子基板4上に
取り付けられた給電コネクター受け口である。このよう
に構成することによってケーブルコネクター17の一方
を電子基板4上の給電コネクター受け口19に差し込
み、ケーブルコネクター17のもう一方を電子基板13
上の給電コネクター受け口18に差し込むことにより、
電子基板4から回転円板6および電子基板13へ給電が
なされるのである。
ある。図6において1〜14、15、30、Do、D
i、Sは図1と同一の物である。17は給電を行うケ−
ブルコネクターである。18は電子基板13上に取り付
けられた給電コネクター受け口、19は電子基板4上に
取り付けられた給電コネクター受け口である。このよう
に構成することによってケーブルコネクター17の一方
を電子基板4上の給電コネクター受け口19に差し込
み、ケーブルコネクター17のもう一方を電子基板13
上の給電コネクター受け口18に差し込むことにより、
電子基板4から回転円板6および電子基板13へ給電が
なされるのである。
【0030】実施例4.また、電子基板4から電子基板
用熱交換装置15中の回転円板6および電子基板13へ
電流を流す別な給電方法として、前記実施例1における
固定用ボス14の材質を金属として取り付け用と給電用
とを兼用してもよい。この場合は、フレーム11と電子
基板13とを絶縁し、そして各々電子基板13と電子基
板4の固定用ボス14取付部分に給電パターンを敷設す
る。こうして、電子基板4と電子基板13を固定用ボス
14で固定すると、電子基板4から回転円板6および電
子基板13へ給電がなされ、前記実施例3と同様の効果
が得られる。
用熱交換装置15中の回転円板6および電子基板13へ
電流を流す別な給電方法として、前記実施例1における
固定用ボス14の材質を金属として取り付け用と給電用
とを兼用してもよい。この場合は、フレーム11と電子
基板13とを絶縁し、そして各々電子基板13と電子基
板4の固定用ボス14取付部分に給電パターンを敷設す
る。こうして、電子基板4と電子基板13を固定用ボス
14で固定すると、電子基板4から回転円板6および電
子基板13へ給電がなされ、前記実施例3と同様の効果
が得られる。
【0031】実施例5.また、電子基板用熱交換装置1
5中の回転円板6および電子基板13に電流を流す別な
給電方法として、前記実施例2における固定用コネクタ
ー16を固定用コネクター兼給電コネクターとしてもよ
い。こうすることにより、図5中で電流は電子基板4か
らコネクター16を通って電子基板13に流れる。する
と回転円板6および電子基板13に電流が流れることに
よってステーターコア12に磁界が生じ、これによりマ
グネットヨーク8に反発力が発生し、マグネットヨーク
8が直接固定されている回転円板6が中心軸9を中心に
して回転する。
5中の回転円板6および電子基板13に電流を流す別な
給電方法として、前記実施例2における固定用コネクタ
ー16を固定用コネクター兼給電コネクターとしてもよ
い。こうすることにより、図5中で電流は電子基板4か
らコネクター16を通って電子基板13に流れる。する
と回転円板6および電子基板13に電流が流れることに
よってステーターコア12に磁界が生じ、これによりマ
グネットヨーク8に反発力が発生し、マグネットヨーク
8が直接固定されている回転円板6が中心軸9を中心に
して回転する。
【0032】実施例6.また、前記実施例5ではコネク
ター16で電子基板4と電子基板13の固定と給電の両
方を兼ねているが、各々固定専用のコネクターと給電専
用のコネクターを供えていても前記実施例2及び3と同
様の効果が期待できる。
ター16で電子基板4と電子基板13の固定と給電の両
方を兼ねているが、各々固定専用のコネクターと給電専
用のコネクターを供えていても前記実施例2及び3と同
様の効果が期待できる。
【0033】実施例7.また、電子基板用熱交換装置1
5中の回転円板6および電子基板13に電流を流す別な
給電方法として、電子基板4と電子基板13の間を電線
ケーブルでねじ止めする方法でもよい。
5中の回転円板6および電子基板13に電流を流す別な
給電方法として、電子基板4と電子基板13の間を電線
ケーブルでねじ止めする方法でもよい。
【0034】実施例8.また、前記実施例3〜7におい
て、回転円板6の回転数が規定回転数よりも下がった場
合や、故障等により回転が停止した場合、回転円板6の
回転を制御する電子基板13から発信されるアラーム信
号の伝達経路として前記給電コネクター、及び、給電ボ
ス、電線ケーブルを流用することによりアラーム信号を
伝達することができる。
て、回転円板6の回転数が規定回転数よりも下がった場
合や、故障等により回転が停止した場合、回転円板6の
回転を制御する電子基板13から発信されるアラーム信
号の伝達経路として前記給電コネクター、及び、給電ボ
ス、電線ケーブルを流用することによりアラーム信号を
伝達することができる。
【0035】実施例9.以下、本発明の他の実施例を図
について説明する。図7はLSIの冷却装置を示す図で
あり、図8は冷却装置の下面を表す図であり、図9は冷
却装置15の基板4への取り付けイメージを示す斜視図
である。図7において、1はPGA(Pin Grid
Array)に実装されたLSI、4は基板であり、
6はLSIと対向し中央に開口部6aを有する回転円
板、7は回転円板6上に放射状に植設された攪乱翼、8
は回転円板6に固定されたマグネット、9は回転円板6
の中心軸、10は中心軸9を介して回転円板6を支える
軸受、11は軸受10を固定し、装置の強度を保ち、回
転円板開口部6aに対応する中央部に開口部11aを有
するフレーム、12はフレーム11に取り付けられたス
テーターコア、13は回転円板6の回転を制御する回路
を搭載した基板、14は図9に示すように、基板4のガ
イド金具または反り防止金具20等に取り付けられ、L
SI11の表面と攪乱翼7の先端部の距離を制御する支
持機構である。30は発熱素子1に取り付けられた電子
冷却素子で、本実施例ではペルチェ素子を使用してい
る。そしてペルチェ素子14は回転円板6と向い合って
いる。5〜13、30で構成されるのが冷却装置15で
ある。
について説明する。図7はLSIの冷却装置を示す図で
あり、図8は冷却装置の下面を表す図であり、図9は冷
却装置15の基板4への取り付けイメージを示す斜視図
である。図7において、1はPGA(Pin Grid
Array)に実装されたLSI、4は基板であり、
6はLSIと対向し中央に開口部6aを有する回転円
板、7は回転円板6上に放射状に植設された攪乱翼、8
は回転円板6に固定されたマグネット、9は回転円板6
の中心軸、10は中心軸9を介して回転円板6を支える
軸受、11は軸受10を固定し、装置の強度を保ち、回
転円板開口部6aに対応する中央部に開口部11aを有
するフレーム、12はフレーム11に取り付けられたス
テーターコア、13は回転円板6の回転を制御する回路
を搭載した基板、14は図9に示すように、基板4のガ
イド金具または反り防止金具20等に取り付けられ、L
SI11の表面と攪乱翼7の先端部の距離を制御する支
持機構である。30は発熱素子1に取り付けられた電子
冷却素子で、本実施例ではペルチェ素子を使用してい
る。そしてペルチェ素子14は回転円板6と向い合って
いる。5〜13、30で構成されるのが冷却装置15で
ある。
【0036】次に動作について説明する。ペルチェ素子
30に電流を流すことによりペルチェ素子30の発熱素
子1側の面から、発熱素子1の発熱を吸熱し、その反対
側の表面部30aで放熱を行なう。そして、回路基板1
3に給電することにより、通常のモータと同様に、ステ
ーターコア12に磁界が生じ、マグネット8の反発力に
より回転円板6が中心軸9のまわりを回転する。この回
転円板6とそれに伴う攪乱翼7の回転により発生する遠
心力で空気が駆動され、図7中の点線のように、フレー
ム開口部11a、回転円板開口部6aを通過し回転円板
6の中心から外側に向かってLSI1の表面上を流れ
る。
30に電流を流すことによりペルチェ素子30の発熱素
子1側の面から、発熱素子1の発熱を吸熱し、その反対
側の表面部30aで放熱を行なう。そして、回路基板1
3に給電することにより、通常のモータと同様に、ステ
ーターコア12に磁界が生じ、マグネット8の反発力に
より回転円板6が中心軸9のまわりを回転する。この回
転円板6とそれに伴う攪乱翼7の回転により発生する遠
心力で空気が駆動され、図7中の点線のように、フレー
ム開口部11a、回転円板開口部6aを通過し回転円板
6の中心から外側に向かってLSI1の表面上を流れ
る。
【0037】以上のようにこの実施例によれば、発熱す
る電子部品に電子冷却素子を設け、この電冷却素子と対
向して回転する円板に放射状に複数枚植設された攪乱翼
を設け、この攪乱翼と電子冷却素子表面の距離を、この
距離の減少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立ち上がる立
上がり点より小さく設定したので、攪乱翼が温度境界層
を横切ることになり、電子冷却素子近傍に空気の乱れが
増大し、熱伝達率が著しく増大するため冷却能力の高い
電子部品冷却装置が得られる。
る電子部品に電子冷却素子を設け、この電冷却素子と対
向して回転する円板に放射状に複数枚植設された攪乱翼
を設け、この攪乱翼と電子冷却素子表面の距離を、この
距離の減少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立ち上がる立
上がり点より小さく設定したので、攪乱翼が温度境界層
を横切ることになり、電子冷却素子近傍に空気の乱れが
増大し、熱伝達率が著しく増大するため冷却能力の高い
電子部品冷却装置が得られる。
【0038】実施例10.前記実施例9では回転円板の
フレーム11支持機構14を介してを基板4のガイド金
具または反り防止金具20に取り付ける例を示したが、
電子部品近傍の基板上に複数個のスタッドを配置し、回
転円板のフレームを支持することにより、回転円板と電
子冷却素子表面間の距離を所定の値に制御することがで
きる。
フレーム11支持機構14を介してを基板4のガイド金
具または反り防止金具20に取り付ける例を示したが、
電子部品近傍の基板上に複数個のスタッドを配置し、回
転円板のフレームを支持することにより、回転円板と電
子冷却素子表面間の距離を所定の値に制御することがで
きる。
【0039】図10は実施例10を示す断面図である。
図において、冷却装置15、電子部品1、基板4は図7
と同様のものである。21は基板上に設けられたスタッ
ドである。冷却装置15を基板4に取り付ける際、この
スタッド21がフレーム11に突き当たり、回転円板と
電子冷却素子表面間の距離を所定の値に制御する。この
冷却装置の基板への取り付けによれば、電子部品近傍の
基板上に複数個のスタッドを配置し、回転円板のフレー
ムを支持することにより、熱伝達率増大のポイントとな
る回転円板と電子冷却素子表面間の距離を所定の値に精
度よく制御することができる。
図において、冷却装置15、電子部品1、基板4は図7
と同様のものである。21は基板上に設けられたスタッ
ドである。冷却装置15を基板4に取り付ける際、この
スタッド21がフレーム11に突き当たり、回転円板と
電子冷却素子表面間の距離を所定の値に制御する。この
冷却装置の基板への取り付けによれば、電子部品近傍の
基板上に複数個のスタッドを配置し、回転円板のフレー
ムを支持することにより、熱伝達率増大のポイントとな
る回転円板と電子冷却素子表面間の距離を所定の値に精
度よく制御することができる。
【0040】実施例11.また、回転円板のフレームに
複数個のスタッドを設け、これらスタッドを基板に突き
当てることにより、回転円板と電子冷却素子表面間の距
離を所定の値に制御することもできる。この例によれ
ば、回転円板のフレームに複数個のスタッドを設け、こ
れらスタッドを基板に突き当てることにより、基板内の
配線領域に影響を及ぼさず、回転円板と電子冷却素子表
面間の距離を所定の値に制御することができる。
複数個のスタッドを設け、これらスタッドを基板に突き
当てることにより、回転円板と電子冷却素子表面間の距
離を所定の値に制御することもできる。この例によれ
ば、回転円板のフレームに複数個のスタッドを設け、こ
れらスタッドを基板に突き当てることにより、基板内の
配線領域に影響を及ぼさず、回転円板と電子冷却素子表
面間の距離を所定の値に制御することができる。
【0041】実施例12.また、電子冷却素子表面に複
数個のスタッドを設け、回転円板のフレームを支持する
ことにより、回転円板と電子冷却素子表面間の距離を所
定の値にすることができる。
数個のスタッドを設け、回転円板のフレームを支持する
ことにより、回転円板と電子冷却素子表面間の距離を所
定の値にすることができる。
【0042】図11は実施例12を示す断面図である。
図において、冷却装置15、電子部品1、基板4は図7
と同様のものである。21は電子冷却素子30上に設け
られたスタッドである。冷却装置15を基板4に取り付
ける際、このスタッド21がフレーム11に突き当た
り、回転円板と電子冷却素子表面間の距離を所定の値に
制御する。この例によれば、電子冷却素子表面に複数個
のスタッドを設け、回転円板のフレームを支持すること
により、より狭い領域で回転円板と電子冷却素子表面の
距離を制御することになり、前記実施例10、11より
距離制御の精度が上がる。
図において、冷却装置15、電子部品1、基板4は図7
と同様のものである。21は電子冷却素子30上に設け
られたスタッドである。冷却装置15を基板4に取り付
ける際、このスタッド21がフレーム11に突き当た
り、回転円板と電子冷却素子表面間の距離を所定の値に
制御する。この例によれば、電子冷却素子表面に複数個
のスタッドを設け、回転円板のフレームを支持すること
により、より狭い領域で回転円板と電子冷却素子表面の
距離を制御することになり、前記実施例10、11より
距離制御の精度が上がる。
【0043】実施例13.また、回転円板のフレームに
複数個のスタッドを設け、これらスタッドを電子冷却素
子表面に突き当てることにより、回転円板と電子冷却素
子表面間の距離を所定の値に制御することもできる。
複数個のスタッドを設け、これらスタッドを電子冷却素
子表面に突き当てることにより、回転円板と電子冷却素
子表面間の距離を所定の値に制御することもできる。
【0044】この例によれば、回転円板のフレームに複
数個のスタッドを設け、これらスタッドを電子冷却素子
表面に突き当てることにより、電子部品外形及び電子冷
却素子外形に変更を施さず、回転円板と電子冷却素子表
面間の距離を所定の値に精度よく制御することができ
る。
数個のスタッドを設け、これらスタッドを電子冷却素子
表面に突き当てることにより、電子部品外形及び電子冷
却素子外形に変更を施さず、回転円板と電子冷却素子表
面間の距離を所定の値に精度よく制御することができ
る。
【0045】実施例14.上記実施例では、電子冷却素
子30と、冷却装置を構成するその他の要素5〜13が
分離している場合を説明したが、図12に示すように電
子冷却素子30とフレーム11の間をあらかじめコネク
タ31で接続し、冷却装置を一体化して形成するように
してもよい。このように一体化(モジュール化)するこ
とで、撹乱翼先端部7aとペルチェ素子表面部30aの
隙間の距離Sを個体差なく一定にすることが可能にな
る。
子30と、冷却装置を構成するその他の要素5〜13が
分離している場合を説明したが、図12に示すように電
子冷却素子30とフレーム11の間をあらかじめコネク
タ31で接続し、冷却装置を一体化して形成するように
してもよい。このように一体化(モジュール化)するこ
とで、撹乱翼先端部7aとペルチェ素子表面部30aの
隙間の距離Sを個体差なく一定にすることが可能にな
る。
【0046】実施例15.また、回転円板のフレームの
固定手段と回転円板と電子冷却素子表面間の距離の制御
手段とを兼用した取り付け構造でも実施例10〜13と
同様の効果が期待できるとともに、回転円板のフレーム
の固定手段と回転円板と電子冷却素子表面間の距離の制
御手段とを兼用した取り付け構造にすることにより、全
体として小型、軽量な電子部品冷却装置が得られる。た
とえば、電子部品に対向する位置(すなわち、電子冷却
素子に対向する位置)に1個または複数個の回転円板を
収容したフレームであって、基板とほぼ同サイズのフレ
ームを、カードバスケットに挿入して、基板に並設し、
カードバスケットに設けられた構造により、回転円板と
電子冷却素子表面間の距離を所定の値に制御することが
できる。このように、電子部品に対向する位置に1個ま
たは複数個の回転円板を収容した、基板とほぼ同サイズ
のフレームを、カードバスケットに挿入して、基板に並
設し、カードバスケットに設けられた構造により、回転
円板と電子冷却素子表面間の距離を所定の値に制御する
構造をとることにより、冷却装置の交換・保守が容易に
なる。
固定手段と回転円板と電子冷却素子表面間の距離の制御
手段とを兼用した取り付け構造でも実施例10〜13と
同様の効果が期待できるとともに、回転円板のフレーム
の固定手段と回転円板と電子冷却素子表面間の距離の制
御手段とを兼用した取り付け構造にすることにより、全
体として小型、軽量な電子部品冷却装置が得られる。た
とえば、電子部品に対向する位置(すなわち、電子冷却
素子に対向する位置)に1個または複数個の回転円板を
収容したフレームであって、基板とほぼ同サイズのフレ
ームを、カードバスケットに挿入して、基板に並設し、
カードバスケットに設けられた構造により、回転円板と
電子冷却素子表面間の距離を所定の値に制御することが
できる。このように、電子部品に対向する位置に1個ま
たは複数個の回転円板を収容した、基板とほぼ同サイズ
のフレームを、カードバスケットに挿入して、基板に並
設し、カードバスケットに設けられた構造により、回転
円板と電子冷却素子表面間の距離を所定の値に制御する
構造をとることにより、冷却装置の交換・保守が容易に
なる。
【0047】実施例16.なお、前記実施例において、
マグネットヨ−ク8は回転円板6に、ステーターコア1
2はフレーム11に取付けられているが、マグネットヨ
−ク8をフレーム11に、ステーターコア12を回転円
板6に取付けても実施例1と同様の効果が期待できる。
マグネットヨ−ク8は回転円板6に、ステーターコア1
2はフレーム11に取付けられているが、マグネットヨ
−ク8をフレーム11に、ステーターコア12を回転円
板6に取付けても実施例1と同様の効果が期待できる。
【0048】実施例17.なお、前期実施例においては
ペルチェ素子を用いる場合を示したが、その他の電子冷
却素子を用いてもかまわない。
ペルチェ素子を用いる場合を示したが、その他の電子冷
却素子を用いてもかまわない。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、発熱物/発熱部品上
に電子冷却素子を取り付けたことで、発熱物/発熱部品
からより多くの熱を吸い上げることができる。また、発
熱物/発熱部品上の電子冷却素子と可動体/移動体を所
定の距離に配置設定したので、可動体/移動体が温度境
界層を横切ることになり、発熱物/発熱部品上の電子冷
却素子表面近傍の空気流の乱れが大きくなり熱伝達率が
増大する。そして、可動体/移動体とフレ−ムと駆動手
段を一体化することにより、小型、軽量な装置が得られ
る。
に電子冷却素子を取り付けたことで、発熱物/発熱部品
からより多くの熱を吸い上げることができる。また、発
熱物/発熱部品上の電子冷却素子と可動体/移動体を所
定の距離に配置設定したので、可動体/移動体が温度境
界層を横切ることになり、発熱物/発熱部品上の電子冷
却素子表面近傍の空気流の乱れが大きくなり熱伝達率が
増大する。そして、可動体/移動体とフレ−ムと駆動手
段を一体化することにより、小型、軽量な装置が得られ
る。
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例1を示す、下方向から見た図
(発熱素子から取り外した状態)である。
(発熱素子から取り外した状態)である。
【図3】この発明の実施例1の熱交換装置の動作を示す
模式説明図である。
模式説明図である。
【図4】この発明の実施例1の攪乱翼の先端部と電子冷
却素子表面の隙間の距離Sに対する熱伝達率の変化の実
測値を示した特性図である。
却素子表面の隙間の距離Sに対する熱伝達率の変化の実
測値を示した特性図である。
【図5】この発明の実施例2を示す断面図である。
【図6】この発明の実施例3を示す断面図である。
【図7】この発明の実施例9を示す断面図である。
【図8】この発明の実施例9の下面(電子部品を取り外
した状態)を示す図である。
した状態)を示す図である。
【図9】この発明の実施例9の基板への取り付け状態を
示す図である。
示す図である。
【図10】この発明の実施例10を示す断面図である。
【図11】この発明の実施例12を示す断面図である。
【図12】この発明の実施例14を示す断面図である。
【図13】従来の電子基板用熱交換装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図14】従来の電子基板用熱交換装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図15】従来の電子基板用熱交換装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 発熱素子/LSI 4 電子基板 6 回転円板 7 攪乱翼 8 マグネットヨーク 9 中心軸 10 軸受 11 フレーム 12 ステーターコア 13 回路基板 14 固定用ボス/支持機構 15 熱交換装置/冷却装置 16 固定用コネクター 17 ケーブルコネクター 18 コネクタ受け口 19 コネクタ受け口 20 ガイド金具/反り防止金具 21 スタッド/突起 30 ペルチェ素子/電子冷却素子 31 コネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項2記載の第2の発明における冷却装
置は、IC、LSIなどの電子部品の冷却装置におい
て、電子部品にペルチェ素子等の電子冷却素子を取りつ
け、この電子冷却素子に対向して設けられ、電子冷却素
子に対して、可動体(回転円板)を有し、可動体(回転
円板)には放射状に複数枚の板状の攪乱翼が植設され、
前記攪乱翼と電子冷却素子表面の距離を、この距離の減
少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立ち上がる立上がり点
より小さくしたものである。
置は、IC、LSIなどの電子部品の冷却装置におい
て、電子部品にペルチェ素子等の電子冷却素子を取りつ
け、この電子冷却素子に対向して設けられ、電子冷却素
子に対して、可動体(回転円板)を有し、可動体(回転
円板)には放射状に複数枚の板状の攪乱翼が植設され、
前記攪乱翼と電子冷却素子表面の距離を、この距離の減
少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立ち上がる立上がり点
より小さくしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】そして、第1の発明における熱交換装置
は、取り付け手段が、可動体の先端部と電子冷却素子表
面の隙間の距離を、熱伝達率の上昇の勾配が立ち上がる
立上がり点よりも小さく設定して、可動体を取り付ける
ので、可動体が温度境界層を横切ることになり、電子冷
却素子表面近傍の空気の乱れが大きくなり熱伝達率が増
大する。また、フレーム基板は可動体を保持し、駆動手
段及び給電手段は、可動体を動かすだけなので、従来の
ようなフィンが不要になり、小型化が図れ、全体として
も小型、軽量化が図れる。
は、取り付け手段が、可動体の先端部と電子冷却素子表
面の隙間の距離を、熱伝達率の上昇の勾配が立ち上がる
立上がり点よりも小さく設定して、可動体を取り付ける
ので、可動体が温度境界層を横切ることになり、電子冷
却素子表面近傍の空気の乱れが大きくなり熱伝達率が増
大する。また、フレーム基板は可動体を保持し、駆動手
段及び給電手段は、可動体を動かすだけなので、従来の
ようなフィンが不要になり、小型化が図れ、全体として
も小型、軽量化が図れる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】これらの図において1は発熱素子(発熱
物)、4は電子基板、6は発熱素子1と向い合って、か
つ中央の一部分6aが開口している回転円板(可動
体)、7は回転円板6上に放射状にかつ回転円板6に複
数植設された板状の攪乱翼、8は回転円板6に固定され
たマグネットヨーク、9は回転円板6の中心軸、10は
中心軸9を介して回転円板6を支える軸受、11は軸受
10を固定し、本装置の強度を保ち、なおかつ回転円板
6に対応する中央の一部分11aが開口しているフレー
ム、12はフレーム11に取付けられているステーター
コア、13はフレーム11に取付けられ、回転円板6に
対応する中央の一部分13aが開口し、なおかつ回転円
板6の回転を制御する電子基板、14は電子基板13及
びフレーム11と電子基板4を固定する固定用ボスであ
る。30は発熱素子1に取り付けられた電子冷却素子
で、本実施例ではペルチェ素子を使用している。そして
ペルチェ素子14は回転円板6と向い合っている。マグ
ネットヨーク8とステーターコア12により駆動手段を
構成し、回転円板6を回転させる。また、電子基板1
3、フレーム11、中心軸9、軸受10により、回転円
板6を回転できるように保持するフレーム基板を構成し
ている。また固定用ボス14は、取り付け手段の一例で
ある。そして、上記6〜14及び30により電子基板用
熱交換装置15を構成している。なお、図において、S
は攪乱翼7の先端部7aとペルチェ素子30の表面部3
0aの隙間の距離であり、この距離の減少に伴う熱伝達
率上昇の勾配が立ち上がる立上がり点よりも小さく設定
される。この場合は0.1mm程度である。Doは回転
円板6の直径、Diは回転円板6の開口径である。ま
た、給電手段は、図示しないが、ここでは、固定用ボス
14を中空のパイプ形状とし、その中を給電線を通し、
電子基板4から電子基板13へ給電するものとする。
物)、4は電子基板、6は発熱素子1と向い合って、か
つ中央の一部分6aが開口している回転円板(可動
体)、7は回転円板6上に放射状にかつ回転円板6に複
数植設された板状の攪乱翼、8は回転円板6に固定され
たマグネットヨーク、9は回転円板6の中心軸、10は
中心軸9を介して回転円板6を支える軸受、11は軸受
10を固定し、本装置の強度を保ち、なおかつ回転円板
6に対応する中央の一部分11aが開口しているフレー
ム、12はフレーム11に取付けられているステーター
コア、13はフレーム11に取付けられ、回転円板6に
対応する中央の一部分13aが開口し、なおかつ回転円
板6の回転を制御する電子基板、14は電子基板13及
びフレーム11と電子基板4を固定する固定用ボスであ
る。30は発熱素子1に取り付けられた電子冷却素子
で、本実施例ではペルチェ素子を使用している。そして
ペルチェ素子14は回転円板6と向い合っている。マグ
ネットヨーク8とステーターコア12により駆動手段を
構成し、回転円板6を回転させる。また、電子基板1
3、フレーム11、中心軸9、軸受10により、回転円
板6を回転できるように保持するフレーム基板を構成し
ている。また固定用ボス14は、取り付け手段の一例で
ある。そして、上記6〜14及び30により電子基板用
熱交換装置15を構成している。なお、図において、S
は攪乱翼7の先端部7aとペルチェ素子30の表面部3
0aの隙間の距離であり、この距離の減少に伴う熱伝達
率上昇の勾配が立ち上がる立上がり点よりも小さく設定
される。この場合は0.1mm程度である。Doは回転
円板6の直径、Diは回転円板6の開口径である。ま
た、給電手段は、図示しないが、ここでは、固定用ボス
14を中空のパイプ形状とし、その中を給電線を通し、
電子基板4から電子基板13へ給電するものとする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】そのため図4に示されるように攪乱翼7の
先端部7aとペルチェ素子30の表面部30aの隙間の
距離Sの減少に伴う熱伝達率hの上昇の勾配が急に立ち
上がる立上がり点Scr(図4では4mm)が存在する。
また距離Sが大きくなると熱伝達率hはほとんど変化せ
ず、従来例の熱伝達率値と同じような値となる。なおこ
の測定には直径Do=0.4m、開口径Di=0.17
mの回転円板6に高さ1mm、厚み2mmの攪乱翼7を
24枚植設したものを用いた。図4中、縦軸が熱伝達率
h(W/m2 K)、横軸が攪乱翼7の先端部7aとペル
チェ素子30の表面部30aの隙間の距離S(mm)で
あり、特性曲線□−□は攪乱翼7を500rpmで回転
したときの熱伝達率特性を、特性曲線○−○は攪乱翼7
を900rpmで回転したときの熱伝達率特性を、特性
曲線△−△は攪乱翼7を1200rpmで回転したとき
の熱伝達率特性を表している。
先端部7aとペルチェ素子30の表面部30aの隙間の
距離Sの減少に伴う熱伝達率hの上昇の勾配が急に立ち
上がる立上がり点Scr(図4では4mm)が存在する。
また距離Sが大きくなると熱伝達率hはほとんど変化せ
ず、従来例の熱伝達率値と同じような値となる。なおこ
の測定には直径Do=0.4m、開口径Di=0.17
mの回転円板6に高さ1mm、厚み2mmの攪乱翼7を
24枚植設したものを用いた。図4中、縦軸が熱伝達率
h(W/m2 K)、横軸が攪乱翼7の先端部7aとペル
チェ素子30の表面部30aの隙間の距離S(mm)で
あり、特性曲線□−□は攪乱翼7を500rpmで回転
したときの熱伝達率特性を、特性曲線○−○は攪乱翼7
を900rpmで回転したときの熱伝達率特性を、特性
曲線△−△は攪乱翼7を1200rpmで回転したとき
の熱伝達率特性を表している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】以上のように、実施例1では、発熱素子上
に電子冷却素子が取付けられ、電子冷却素子と向い合っ
て回転する回転円板が存在し、その回転円板には板状の
攪乱翼が円板に複数放射状に植設されており、軸受を介
して、回転円板の中心軸を支えるフレームを備え、この
フレームを電子基板に取付けることによって回転円板が
取り付いている熱交換装置を説明した。そして、これ
は、攪乱翼の先端部と電子冷却素子表面の隙間の距離
を、この距離の減少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立ち
上がる立上がり点よりも小さく設定したことを特徴と
し、かつ、回転円板とマグネットヨーク、及びフレーム
とステーターコアを各々一体化した回転駆動手段を有す
ることを特徴とする電子基板用熱交換装置である。
に電子冷却素子が取付けられ、電子冷却素子と向い合っ
て回転する回転円板が存在し、その回転円板には板状の
攪乱翼が円板に複数放射状に植設されており、軸受を介
して、回転円板の中心軸を支えるフレームを備え、この
フレームを電子基板に取付けることによって回転円板が
取り付いている熱交換装置を説明した。そして、これ
は、攪乱翼の先端部と電子冷却素子表面の隙間の距離
を、この距離の減少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立ち
上がる立上がり点よりも小さく設定したことを特徴と
し、かつ、回転円板とマグネットヨーク、及びフレーム
とステーターコアを各々一体化した回転駆動手段を有す
ることを特徴とする電子基板用熱交換装置である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、発熱物/発熱部品上
に電子冷却素子を取り付けたことで、発熱物/発熱部品
からより多くの熱を吸い上げることができる。また、発
熱物/発熱部品上の電子冷却素子と可動体を所定の距離
に配置設定したので、可動体が温度境界層を横切ること
になり、発熱物/発熱部品上の電子冷却素子表面近傍の
空気流の乱れが大きくなり熱伝達率が増大する。そし
て、可動体とフレ−ムと駆動手段を一体化することによ
り、小型、軽量な装置が得られる。
に電子冷却素子を取り付けたことで、発熱物/発熱部品
からより多くの熱を吸い上げることができる。また、発
熱物/発熱部品上の電子冷却素子と可動体を所定の距離
に配置設定したので、可動体が温度境界層を横切ること
になり、発熱物/発熱部品上の電子冷却素子表面近傍の
空気流の乱れが大きくなり熱伝達率が増大する。そし
て、可動体とフレ−ムと駆動手段を一体化することによ
り、小型、軽量な装置が得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 以下の要素を有する、発熱物からの熱交
換装置 (a)発熱物に取り付けられる電子冷却素子、 (b)電子冷却素子近傍の流体物を動かすための可動
体、 (c)可動体が動けるように可動体を保持するフレ−ム
基板、 (d)可動体をフレ−ム基板に対して相対的に動かす駆
動手段、 (e)駆動手段に給電する給電手段、 (f)電子冷却素子と可動体との間が所定の距離になる
ようにフレ−ム基板を取り付ける取り付け手段。 - 【請求項2】 基板に搭載したIC、LSIなどの発熱
部品の冷却装置において、発熱部品に対して電子冷却素
子を設け、所定のフレームに保持されるとともに前記電
子冷却素子に対向して設けられ、前記電子冷却素子に対
して移動する移動体を有し、前記移動体には電子冷却素
子表面の空気を攪乱する攪乱体が設けられ、前記攪乱体
と電子冷却素子表面の距離を、この距離の減少に伴う熱
伝達率の上昇の勾配が立ち上がる立上がり点より小さく
したことを特徴とする冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4080802A JPH05283569A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 熱交換装置及び冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4080802A JPH05283569A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 熱交換装置及び冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05283569A true JPH05283569A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13728602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4080802A Pending JPH05283569A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 熱交換装置及び冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05283569A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002540632A (ja) * | 1999-03-25 | 2002-11-26 | インテル・コーポレーション | 集積回路用の冷却ユニット |
| KR100426713B1 (ko) * | 2000-12-15 | 2004-04-14 | 에스엠시 가부시키가이샤 | 비직사각형 열모듈 및 이것을 이용한 웨이퍼용 냉각장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01167694U (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-24 |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP4080802A patent/JPH05283569A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01167694U (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-24 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002540632A (ja) * | 1999-03-25 | 2002-11-26 | インテル・コーポレーション | 集積回路用の冷却ユニット |
| KR100426713B1 (ko) * | 2000-12-15 | 2004-04-14 | 에스엠시 가부시키가이샤 | 비직사각형 열모듈 및 이것을 이용한 웨이퍼용 냉각장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7359196B2 (en) | Dual impeller push-pull axial fan heat sink | |
| US7417861B2 (en) | Vehicular power converter | |
| US6105662A (en) | Cooling system for electronic packages | |
| US7742299B2 (en) | Piezo fans for cooling an electronic device | |
| JP6536080B2 (ja) | ヒートモジュール | |
| JP3786446B2 (ja) | 送風装置 | |
| US6152213A (en) | Cooling system for electronic packages | |
| US8336611B2 (en) | Enhanced heat pipe cooling with MHD fluid flow | |
| JP2000049479A (ja) | 電子装置 | |
| JPH05283569A (ja) | 熱交換装置及び冷却装置 | |
| US5757619A (en) | Cooling apparatus for electronic components | |
| JPH056950A (ja) | 熱交換装置及び熱交換方法及び冷却装置 | |
| JPH0661390A (ja) | 半導体集積回路素子の冷却構造及びそれに使用する半導体集積回路素子冷却用基板、並びに、それを利用した計算機の半導体集積回路素子冷却構造 | |
| JPH053383A (ja) | プリント基板 | |
| JP2001230584A (ja) | 熱電子冷却素子を利用したプリント配線板実装部品の冷却法 | |
| JPH0983165A (ja) | 電子機器冷却装置 | |
| JP2570821Y2 (ja) | 電子部品の冷却構造 | |
| US7417858B2 (en) | Cooling technique using multiple magnet array for magneto-hydrodynamic cooling of multiple integrated circuits | |
| CN216118648U (zh) | 一种散热装置及服务器 | |
| CN219121590U (zh) | 一种电子器件的辅助测试工具及服务器测试系统 | |
| KR20080068371A (ko) | 그래픽 메모리 실장 테스트시스템의 냉각장치 | |
| JP2002353677A (ja) | 発熱体を有する機器の放熱構造 | |
| JPWO2005013657A1 (ja) | 電子機器の冷却装置 | |
| JP2633504B2 (ja) | 電子部品の冷却装置 | |
| JP3481500B2 (ja) | 磁気ディスク装置 |