JPH056950A - 熱交換装置及び熱交換方法及び冷却装置 - Google Patents

熱交換装置及び熱交換方法及び冷却装置

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JPH056950A
JPH056950A JP3257613A JP25761391A JPH056950A JP H056950 A JPH056950 A JP H056950A JP 3257613 A JP3257613 A JP 3257613A JP 25761391 A JP25761391 A JP 25761391A JP H056950 A JPH056950 A JP H056950A
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JP
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heat
frame
substrate
distance
electronic
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Application number
JP3257613A
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English (en)
Inventor
Yoshiyasu Kamotani
嘉泰 加茂谷
Tetsuro Ogushi
哲朗 大串
Kunihiko Kaga
邦彦 加賀
潤二 ▲高▼田
Junji Takada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器を小さくできる小型軽量な熱交換装
置を得る。 【構成】 発熱素子1と向い合い中央開口部のある回転
円盤6、回転円盤6に複数植設された攪乱翼7、回転円
盤6に固定されたマグネットヨーク8、回転円盤6の中
心軸9、中心軸9を介して回転円盤6を支える軸受1
0、軸受10を固定し中央開口部のあるフレーム11、
フレーム11に取付けられているステーターコア12、
フレーム11に取付けられ開口部があり回転円盤6の回
転を制御する電子基板13、電子基板13及びフレーム
11と電子基板4を固定する固定用ボス14を備える。
攪乱翼7と発熱素子1の隙間の距離Sの減少に伴う対流
熱伝達率上昇を利用して熱交換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換装置及び熱交換
方法に関するものであり、例えば、コンピュータ等の電
子機器に内蔵された電子基板上に搭載される発熱素子と
空気との間で熱交換を行う電子基板用の熱交換装置、あ
るいは、IC、LSIなどの電子部品の冷却装置及びそ
の取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例1.図12は、従来の電子部品の
冷却装置を模式的に示した図である。図において、1は
IC、LSIなどの電子部品、2はこれら電子部品に取
り付けられた放熱フィン、4は多数の電子部品を搭載し
た基板、3は電子部品を冷却する空気の流れを示す矢印
である。空気流は基板を収容する筐体に取り付けられた
ファンにより発生するが、ファンは本図には図示してい
ない。
【0003】次に動作について説明する。電子部品1に
取り付けられた放熱フィン2は電子部品の放熱面積を増
大させ、表面の熱伝達率を増す役割がある。放熱フィン
2と電子部品1は通常半田やシリコン系接着剤など熱伝
導率の大きい部材で接合される。電子部品1で発生した
熱は、接合部材を経由して放熱フィン2に伝わり、ファ
ンによって駆動された空気がその表面を流れることによ
って生ずる対流熱伝達により、空気に放出される。
【0004】従来例2.また、図13は従来の電子基板
用の熱交換装置を示す斜視図である。同図において、1
はLSI等の発熱素子、2はこの発熱素子1に取り付け
られた小型フィン、3は発熱素子1を冷却する空気の流
れ方向、4は発熱素子1が多数取り付けられている電子
基板、5は小型フィン2に着脱自在に取り付けられてい
る大型フィンである。。
【0005】次に動作について説明する。通常動作の場
合は、大型フィン5が小型フィン2に取り付けられてい
るので伝熱面積が拡大する。そのためフィン間を空気が
3の方向に流れることにより発熱素子1で発生した熱が
小型フィン2、大型フィン5を伝わり、各々フィン表面
から空気に熱を伝えることにより発熱素子1を冷却する
のである。また発熱素子1の検査等を行う場合は大型フ
ィン5を小型フィン2から取り外して行う。そしてこれ
ら小型フィン2、大型フィン5の熱伝達率(放熱能力)
hは数1で示される数式で表される。
【0006】 h=Q/(S・ΔT)・・・・・・・・・・・・数1 Q:発熱量 S:フィンの表面積 ΔT:温度差
【0007】従来例3.図14は、他の従来例であり、
特開昭55−67195号公報で公開されているもので
ある。この冷却装置は、電子回路部品1を、放熱板2に
留ネジ27で固定して、放熱板2と電子回路部品1を熱
的にも機械的にも固定するとともに、印刷配線板4に電
子回路部品1の端子を挿入し、その端子を半田付するよ
うにしたものである。さらに、この放熱板2の中央部に
モータ23、回転フィン6を放熱板2に近接させて取り
付け、モータ23の周囲の放熱板2には穴25を開けた
構造とする。そして、モータ23を駆動すると、それに
より回転フィン6が回転し、遠心力で空気は放熱板2の
表面粘着層29を矢印方向の外局へ吹き飛ばされる。こ
れにより回転フィンの内局は高圧になることになり、そ
のため空気は印刷配線板4の外局の矢印方向3から入っ
て、中央附近の穴25を通り回転フィン6と放熱板2と
の隙間へと入る。この経路は回路素子1を冷却する通路
であり、従って冷却が行なわれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】対流熱伝導率は、フィ
ンの形状と空気流速によって決定するが、従来例1の冷
却装置の構成では得られる熱伝達率が小さく、冷却能力
を高めるにはフィンを大きくして伝熱面積を増す必要が
あり、結果として装置全体が大型化するという問題点が
あった。また、従来例2の電子基板用熱交換装置は前記
のように構成されており、また、従来の電子基板用熱交
換装置の熱伝達率hは数1で示される数式により定義さ
れているので、空気流速や発熱素子1、小型フィン2、
大型フィン5の形状のみにより決定される。したがっ
て、熱伝達率を大きくするためには、大きな伝熱面積が
必要となり、小型フィン2、大型フィン5の寸法、形状
も大きくなってしまい、これを内蔵する電子機器も大型
化してしまうという問題点があった。さらに、従来例3
の例では、回転フィンと放熱板の距離を制御する機構が
ないため、装置の組立精度のバラツキにより、距離がバ
ラツキ、放熱特性が制御できないという問題点があっ
た。また、放熱板が必要になるという点では従来例1、
2で述べた放熱フィンの場合と同様に装置が大きくなる
等の問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、伝熱面積に寄らなくても熱伝達
率を大きくでき、さらに、電子基板のアッセンブリが簡
単で、しかも電子機器の寸法も小さくできるような小型
軽量な熱交換装置及び熱交換方法及び冷却装置を得るこ
とを目的とする。
【0010】また、高い熱伝達率を実現するコンパクト
な冷却装置を得、その伝熱特性が有効に機能するような
装置に取り付け構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の第1の発
明における熱交換装置は、以下の要素を有するものであ
る。(a)発熱物近傍の流体物(空気)を動かすための
可動体(回転円板)、(b)可動体(回転円板)が動け
るように可動体(回転円板)を保持するフレ−ム及び基
板等のフレ−ム基板、(c)可動体(回転円板)をフレ
−ム基板に対して相対的に動かすマグネットヨーク及び
ステーターコア等の駆動手段、(d)駆動手段に給電す
る給電手段、(e)発熱物と可動体(回転円板)との間
が所定の距離になるようにフレ−ム基板を取り付ける、
ボス等の取り付け手段。
【0012】請求項2記載の第2の発明における熱交換
方法は、以下の工程を有するものである。(a)発熱物
と可動体(回転円板)との間が所定の距離になるように
可動体(回転円板)をボス等の取り付け手段で取り付け
る取り付け工程、(b)可動体(回転円板)を駆動(回
転)するため給電する給電工程、(c)給電工程により
給電されて、可動体(回転円板)を発熱物に対して相対
的に動かす(回転させる)駆動工程。
【0013】請求項3記載の第3の発明における冷却装
置は、IC、LSIなどの電子部品の冷却装置におい
て、電子部品に対向して設けられ、電子部品に対して、
移動体(回転円板)を有し、移動体(回転円板)には放
射状に複数枚の板状の攪乱翼が植設され、前記攪乱翼と
電子部品表面の距離を、この距離の減少に伴う熱伝達率
の上昇の勾配が立ち上がる立上がり点より小さくしたも
のである。
【0014】請求項4記載の第4の発明における冷却装
置は、その取り付け構造において、電子部品近傍の基板
上に複数個の突起(スタッド)を配置し、回転円板のフ
レームを支持することにより、回転円板と電子部品表面
間の距離を所定の値に制御している。また、回転円板の
フレームに、複数個の突起(スタッド)を設け、これら
突起(スタッド)を基板に突き当てることにより、回転
円板と電子部品表面間の距離を所定の値に制御してい
る。また、電子部品表面に複数個の突起(スタッド)を
設け、回転円板のフレームを支持することにより、回転
円板と電子部品表面間の距離を所定の値に制御してい
る。また、回転円板のフレームに、複数個の突起(スタ
ッド)を設け、これら突起(スタッド)を電子部品表面
に突き当てることにより、回転円板と電子部品表面間の
距離を所定の値に制御している。
【0015】請求項5記載の第5の発明における冷却装
置は、電子部品に対向する位置に1個または複数個の移
動体(回転円板)を収容したフレームであって、基板と
ほぼ同サイズのフレームを、カードバスケット(基板保
持手段の一例)に挿入して、基板に並設し、カードバス
ケットに設けられた機構により、移動体(回転円板)と
電子部品表面間の距離を所定の値に制御している。
【0016】
【作用】第1の発明における熱交換装置は、取り付け手
段が、可動体の先端部と発熱物表面の隙間の距離を、熱
伝達率の上昇の勾配が立上がる立上がり点よりも小さく
設定して、可動体を取り付けるので、可動体が温度境界
層を横切ることになり、発熱物表面近傍の空気流の乱れ
が大きくなり熱伝達率が増大する。そして、フレ−ム基
板は可動体を保持し、駆動手段及び給電手段は、可動体
を動かすだけなので、従来のようなフィンが不要にな
り、小型化が図れ、全体としても小型、軽量化が図れ
る。
【0017】第2の発明における熱交換方法は、取り付
け工程により、可動体の先端部と発熱物表面の隙間の距
離を、熱伝達率の上昇の勾配が立上がる立上がり点より
も小さく設定して、可動体を取り付けるのので、可動体
が温度境界層を横切ることになり、発熱物表面近傍の空
気流の乱れが大きくなり熱伝達率が増大する。そして、
駆動工程及び給電工程は、可動体を動かすためのもの
で、従来のようなフィンが不要になり、小型化が図れ、
全体としても小型、軽量化が図れる。
【0018】第3の発明における冷却装置は、円板に植
設された攪乱翼の先端部と電子部品表面の距離を、熱伝
達率上昇の勾配が立ち上がる立上がり点より小さく設定
したので、攪乱翼が温度境界層を横切ることになり、電
子部品表面近傍の空気流を乱し、熱伝達率が増大する。
したがって、基板に平行な流れを発生させるファンが不
要になり装置全体として小型化が図れる。
【0019】また、第4の発明における冷却装置は、伝
熱促進作用を有効に機能させるためには、攪乱翼の先端
部と電子部品表面の距離が重要であるが、電子部品近傍
の基板上に複数個のスタッドを配置し、回転円板のフレ
ームを支持することにより、回転円板と電子部品表面間
の距離を所定の値に制御できる。また、回転円板のフレ
ームに複数個のスタッドを設け、これらスタッドを基板
に突き当てることにより、回転円板と電子部品表面間の
距離を所定の値に制御できる。また、電子部品表面に複
数個のスタッドを設け、回転円板のフレームを支持する
ことにより、回転円板と電子部品表面間の距離を所定の
値に制御できる。また、回転円板のフレームに複数個の
スタッドを設け、これらスタッドを電子部品表面に突き
当てることにより、回転円板と電子部品表面間の距離を
所定の値に制御できる。
【0020】また、第5の発明における冷却装置は、電
子部品に相対する位置に1個または複数個の移動体(回
転円板)を収容したフレームであって、基板とほぼ同サ
イズのフレームを、カードバスケットに挿入して、基板
に並設するので、既存のカードバスケットに設けられた
機構により、移動体(回転円板)と電子部品表面間の距
離を所定の値に制御できる。
【0021】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す
断面図であり、図2は下から見た図(発熱素子1から取
外した状態)である。
【0022】これらの図において1は発熱素子(発熱
物)、4は電子基板、6は発熱素子1と向い合って、か
つ中央の一部分6aが開口している回転円板(可動
体)、7は回転円板6上に放射状にかつ回転円板6に複
数植設された板状の攪乱翼、8は回転円板6に固定され
たマグネットヨーク、9は回転円板6の中心軸、10は
中心軸9を介して回転円板6を支える軸受、11は軸受
10を固定し、本装置の強度を保ち、なおかつ回転円板
6に対応する中央の一部分11aが開口しているフレー
ム、12はフレーム11に取付けられているステーター
コア、13はフレーム11に取付けられ、回転円板6に
対応する中央の一部分13aが開口し、なおかつ回転円
板6の回転を制御する電子基板、14は電子基板13及
びフレーム11と電子基板4を固定する固定用ボスであ
る。マグネットヨーク8とステーターコア12により駆
動手段を構成し、回転円板6を回転させる。また、電子
基板13、フレーム11、中心軸9、軸受10により、
回転円板6を回転できるように保持するフレーム基板を
構成している。また固定用ボス14は、取り付け手段の
一例である。そして、上記6〜14によりが電子基板用
熱交換装置15を構成している。なお、図において、S
は攪乱翼7の先端部7aと発熱素子1の表面部1aの隙
間の距離であり、この距離の減少に伴う熱伝達率上昇の
勾配が立上がる立上がり点よりも小さく設定される。こ
の場合は0.1mm程度である。Doは回転円板6の直
径、Diは回転円板6の開口径である。また、給電手段
は、図示しないが、ここでは、固定用ボス14を中空の
パイプ形状とし、その中を給電線を通し、電子基板4か
ら電子基板13へ給電するものとする。
【0023】次に動作について説明する。電子基板13
に給電手段を用いて給電し、ステーターコア12に電流
を流すことによってステーターコア12に磁界が生じ
る。これにより、ステーターコア12とマグネットヨー
ク8との間に反発力が発生し、マグネットヨーク8が直
接固定されている回転円板6が中心軸9を中心にして回
転する。
【0024】そして、この実施例1の熱交換動作につい
て説明する。図1において、回転円板6が回転すると攪
乱翼7により生じる遠心力で空気は駆動され、図1中、
点線矢印に示すように電子基板の開口部13aから空気
が流入し、フレームの開口部11a、回転円板の開口部
6aを通り、回転円板6の内側から外側へ向けて発熱素
子の表面部1a上を流れるのである。
【0025】図3はこの実施例1の攪乱翼7と発熱素子
1との間の流れの様子を示す模式説明図であり、Lは、
発熱素子1の表面から伝達される熱により周囲空気より
も温度が上昇している空気層の厚さ寸法、すなわち、温
度境界層厚みである。また、図4の特性図はこの実施例
1における攪乱翼7の先端部7aと発熱素子1の表面部
1aの隙間の距離Sに対する熱伝達率hの変化の実測値
を示したものである。
【0026】図3において攪乱翼7の先端部7aと発熱
素子1の表面部1aの隙間の距離Sが、発熱素子1の表
面部1a上の温度境界層厚みLよりも小さくなると、攪
乱翼7が温度境界層を横切ることになり、発熱素子1の
表面部1a近傍の空気流の乱れによる熱伝達率の増大が
著しくなる。
【0027】そのため図4に示されるように攪乱翼7の
先端部7aと発熱素子1の表面部1aの隙間の距離Sの
減少に伴う熱伝達率hの上昇の勾配が急に立上がる立上
がり点Scr(図4では4mm)が存在する。また距離S
が大きくなると熱伝達率hはほとんど変化せず、従来例
の熱伝達率値と同じような値となる。なおこの測定には
直径Do=0.4m、開口径Di=0.17mの回転円
板6に高さ1mm、厚み2mmの攪乱翼7を24枚植設
したものを用いた。図4中、縦軸が熱伝達率h(W/平
方mK)、横軸が攪乱翼7の先端部7aと発熱素子1の
表面部1aの隙間の距離S(mm)であり、特性曲線□
−□は攪乱翼7を500rpmで回転したときの熱伝達
率特性を、特性曲線○−○は攪乱翼7を900rpmで
回転したときの熱伝達率特性を、特性曲線△−△は攪乱
翼7を1200rpmで回転したときの熱伝達率特性を
表している。
【0028】この実施例1では、攪乱翼7の先端部7a
と発熱素子1の表面部1aの隙間の距離Sが0.1mと
Scrよりも小さくなっているため乱れが大きくなり、空
気の熱伝達率hが従来例の場合の約2〜10倍に大きく
なる。その結果伝熱面の面積が小さくて良く、小型で軽
量な電子基板用熱交換装置が得られる。
【0029】以上のように、実施例1では、電子基板上
に発熱素子が取付けられ、発熱素子と向い合って回転す
る回転円板が存在し、その回転円板には板状の攪乱翼が
円板に複数放射状に植設されており、軸受を介して、回
転円板の中心軸を支えるフレームを備え、このフレーム
を電子基板に取付けることによって回転円板が取り付け
ている熱交換装置を説明した。そして、これは、攪乱翼
の先端部と発熱素子表面の隙間の距離を、この距離の減
少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立上がる立上がり点よ
りも小さく設定したことを特徴とし、かつ、回転円板と
マグネットヨーク、及びフレームとステーターコアを各
々一体化した回転駆動手段を有することを特徴とした電
子基板用熱交換装置であった。
【0030】実施例2.前記実施例1では電子基板4上
への回転円板6の取付に固定用ボス14を使用したもの
を示したが、固定用コネクターを使用するとワンタッチ
で取付取り外しできるという新たな効果が実施例1に付
加えられる。
【0031】たとえば、図5は実施例2を示す断面図で
ある。図5において1〜13、15、Do、Di、Sは
図1と同一の物である。16は電子基板13に一方の端
子16aが、また電子基板4にもう一方の端子16bが
固定されていて、この端子が結合することによって固定
を行うことのできる固定用コネクターである。
【0032】次に動作について説明する。回転円板6
を、発熱素子1が多数取り付けられている電子基板4に
取付けるときは、まず電子基板4にハンダ付け等によっ
て固定用コネクター16の一方の端子16bを固定して
おく。そして予めハンダ付け等によって電子基板13に
固定されている固定用コネクター16のもう一方の端子
16aを差込むことにより固定される。そして固定状態
では発熱素子1のちょうど真上に回転円板6が位置す
る。そして固定用コネクター16は1個又は複数個存在
する。取外す場合は、固定用コネクター16の一方の端
子16bからもう一方の端子16aを引抜くことにより
外れる。
【0033】実施例3.電子基板4から電子基板用熱交
換装置15中の回転円板6および電子基板13へ電流を
流す方法として、前記実施例1において固定用ボス14
内に給電線を通す場合を示したが、これとは別に、給電
コネクターを取付けることにより達成してもよい。
【0034】たとえば、図6は実施例3を示す断面図で
ある。図6において1〜14、15、Do、Di、Sは
図1と同一の物である。17は給電を行うケ−ブルコネ
クターである。18は電子基板13上に取り付けられた
給電コネクター受け口、19は電子基板4上に取り付け
られた給電コネクター受け口である。このように構成す
ることによってケーブルコネクター17の一方を電子基
板4上の給電コネクター受け口19に差し込み、ケーブ
ルコネクター17のもう一方を電子基板13上の給電コ
ネクター受け口18に差し込むことにより、電子基板4
から回転円板6および電子基板13へ給電がなされるの
である。
【0035】実施例4.また、電子基板4から電子基板
用熱交換装置15中の回転円板6および電子基板13へ
電流を流す別な給電方法として、前記実施例1における
固定用ボス14の材質を金属として取り付け用と給電用
とを兼用してもよい。この場合は、フレーム11と電子
基板13とを絶縁し、そして各々電子基板13と電子基
板4の固定用ボス14取付部分に給電パターンを敷設す
る。こうして、電子基板4と電子基板13を固定用ボス
14で固定すると、電子基板4から回転円板6および電
子基板13へ給電がなされ、前記実施例3と同様の効果
が得られる。
【0036】実施例5.また、電子基板用熱交換装置1
5中の回転円板6および電子基板13に電流を流す別な
給電方法として、前記実施例2における固定用コネクタ
ー16を固定用コネクター兼給電コネクターとしてもよ
い。こうすることにより、図5中で電流は電子基板4か
らコネクター16を通って電子基板13に流れる。する
と回転円板6および電子基板13に電流が流れることに
よってステーターコア12に磁界が生じ、これによりマ
グネットヨーク8に反発力が発生し、マグネットヨーク
8が直接固定されている回転円板6が中心軸9を中心に
して回転する。
【0037】実施例6.また、前記実施例5ではコネク
ター16で電子基板4と電子基板13の固定と給電の両
方を兼ねているが、各々固定専用のコネクターと給電専
用のコネクターを供えていても前記実施例2及び3と同
様の効果が期待できる。
【0038】実施例7.また、電子基板用熱交換装置1
5中の回転円板6および電子基板13に電流を流す別な
給電方法として、電子基板4と電子基板13の間を電線
ケーブルでねじ止めする方法でもよい。
【0039】実施例8.また、前記実施例3〜7におい
て、回転円板6の回転数が規定回転数よりも下がった場
合や、故障等により回転が停止した場合、回転円板6の
回転を制御する電子基板13から発信されるアラーム信
号の伝達経路として前記給電コネクター、及び、給電ボ
ス、電線ケーブルを流用することによりアラーム信号を
伝達することができる。
【0040】実施例9.以下、本発明の他の実施例を図
について説明する。図7はLSIの冷却装置を示す図で
あり、図8は冷却装置の下面を表す図であり、図9は冷
却装置14の基板3への取り付けイメージを示す斜視図
である。図7において、1はPGA(Pin Grid
Array)に実装されたLSI、4は基板であり、
6はLSIと対向し中央に開口部6aを有する回転円
板、7は回転円板6上に放射状に植設された攪乱翼、8
は回転円板6に固定されたマグネット、9は回転円板6
の中心軸、10は中心軸9を介して回転円板5を支える
軸受、11は軸受10を固定し、装置の強度を保ち、回
転円板開口部6aに対応する中央部に開口部11aを有
するフレーム、12はフレーム11に取り付けられたス
テーターコア、13は回転円板6の回転を制御する回路
を搭載した基板、14は図9に示すように、基板4のガ
イド金具または反り防止金具20等に取り付けられ、L
SI11の表面と攪乱翼7の先端部の距離を制御する支
持機構である。5〜13で構成されるのが冷却装置15
である。
【0041】次に動作について説明する。回路基板13
に給電することにより、通常のモータと同様に、ステー
ターコア12に磁界が生じ、マグネット8の反発力によ
り回転円板6が中心軸9のまわりを回転する。この回転
円板6とそれに伴う攪乱翼7の回転により発生する遠心
力で空気が駆動され、図1中の点線のように、フレーム
開口部10a、回転円板開口部5aを通過し回転円板5
の中心から外側に向かってLSI1の表面上を流れる。
【0042】以上のようにこの実施例によれば、発熱す
る電子部品と対向して回転する円板に放射状に複数枚植
設された攪乱翼を設け、この攪乱翼と電子部品表面の距
離を、この距離の減少に伴う熱伝達率の上昇の勾配が立
ち上がる立上がり点より小さく設定したので、攪乱翼が
温度境界層を横切ることになり、電子部品近傍に空気の
乱れが増大し、熱伝達率が著しく増大するため冷却能力
の高い電子部品冷却装置が得られる。
【0043】実施例10.前記実施例9では回転円板の
フレーム11を基板4のガイド金具または反り防止金具
20に取り付ける例を示したが、電子部品近傍の基板上
に複数個のスタッドを配置し、回転円板のフレームを支
持することにより、回転円板と電子部品表面間の距離を
所定の値に制御することができる。
【0044】図10は実施例10を示す断面図である。
図において、冷却装置15、電子部品1、基板4は図7
と同様のものである。21は基板上に設けられたスタッ
ドである。冷却装置15を基板4に取り付ける際、この
スタッド21がフレーム10に突き当たり、回転円板と
電子部品表面間の距離を所定の値に制御する。この冷却
装置の基板への取り付けによれば、電子部品近傍の基板
上に複数個のスタッドを配置し、回転円板のフレームを
支持することにより、熱伝達率増大のポイントとなる回
転円板と電子部品表面間の距離を所定の値に精度よく制
御することができる。
【0045】実施例11.また、回転円板のフレームに
複数個のスタッドを設け、これらスタッドを基板に突き
当てることにより、回転円板と電子部品表面間の距離を
所定の値に制御することもできる。この例によれば、回
転円板のフレームに複数個のスタッドを設け、これらス
タッドを基板に突き当てることにより、基板内の配線領
域に影響を及ぼさず、回転円板と電子部品表面間の距離
を所定の値に制御することができる。
【0046】実施例12.電子部品表面に複数個のスタ
ッドを設け、回転円板のフレームを支持することによ
り、回転円板と電子部品表面間の距離を所定の値にする
ことができる。
【0047】図11は実施例12を示す断面図である。
図において、冷却装置15、電子部品1、基板4は図7
と同様のものである。21は電子部品上に設けられたス
タッドである。冷却装置15を基板4に取り付ける際、
このスタッド21がフレーム11に突き当たり、回転円
板と電子部品表面間の距離を所定の値に制御する。この
例によれば、電子部品表面に複数個のスタッドを設け、
回転円板のフレームを支持することにより、より狭い領
域で回転円板と電子部品表面の距離を制御することにな
り、前記実施例10、11より距離制御の精度が上が
る。
【0048】実施例13.また、回転円板のフレームに
複数個のスタッドを設け、これらスタッドを電子部品表
面に突き当てることにより、回転円板と電子部品表面間
の距離を所定の値に制御することもできる。
【0049】この例によれば、回転円板のフレームに複
数個のスタッドを設け、これらスタッドを電子部品表面
に突き当てることにより、電子部品外形に変更を施さ
ず、回転円板と電子部品表面間の距離を所定の値に精度
よく制御することができる。
【0050】実施例14.また、回転円板のフレームの
固定手段と回転円板と電子部品表面間の距離の制御手段
とを兼用した取り付け構造でも実施例10〜13と同様
の効果が期待できるとともに、回転円板のフレームの固
定手段と回転円板と電子部品表面間の距離の制御手段と
を兼用した取り付け構造にすることにより、全体として
小型、軽量な電子部品冷却装置が得られる。電子部品に
対向する位置に1個または複数個の回転円板を収容した
フレームであって、基板とほぼ同サイズのフレームを、
カードバスケットに挿入して、基板に並設し、カードバ
スケットに設けられた構造により、回転円板と電子部品
表面間の距離を所定の値に制御することができる。この
ように、電子部品に相対する位置に1個または複数個の
回転円板を収容した、基板とほぼ同サイズのフレーム
を、カードバスケットに挿入して、基板に並設し、カー
ドバスケットに設けられた構造により、回転円板と電子
部品表面間の距離を所定の値に制御する構造をとること
により、冷却装置の交換・保守が容易になる。
【0051】実施例16.なお、前記実施例において、
マグネットヨ−ク8は回転円板6に、ステーターコア1
2はフレーム11に取付けられているが、マグネットヨ
−ク8をフレーム11に、ステーターコア12を回転円
板6に取付けても実施例1と同様の効果が期待できる。
【0052】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を有する。発
熱物/発熱部品と可動体/移動体を所定の距離に配置設
定したので、可動体/移動体が温度境界層を横切ること
になり、発熱物/発熱部品表面近傍の空気流の乱れが大
きくなり熱伝達率が増大する。そして、可動体/移動体
とフレ−ムと駆動手段を一体化することにより、小型、
軽量な装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例1を示す、下方向から見た図
(発熱素子から取り外した状態)である。
【図3】この発明の実施例1の熱交換装置の動作を示す
模式説明図である。
【図4】この発明の実施例1の攪乱翼の先端部と発熱素
子表面の隙間の距離Sに対する熱伝達率の変化の実測値
を示した特性図である。
【図5】この発明の実施例2を示す断面図である。
【図6】この発明の実施例3を示す断面図である。
【図7】この発明の実施例9を示す断面図である。
【図8】この発明の実施例9の下面(電子部品を取り外
した状態)を示す図である。
【図9】この発明の実施例9の基板への取り付け状態を
示す図である。
【図10】この発明の実施例10を示す断面図である。
【図11】この発明の実施例12を示す断面図である。
【図12】従来の電子基板用熱交換装置を示す斜視図で
ある。
【図13】従来の電子基板用熱交換装置を示す斜視図で
ある。
【図14】従来の電子基板用熱交換装置を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 発熱素子/LSI 4 電子基板 6 回転円板 7 攪乱翼 8 マグネットヨーク 9 中心軸 10 軸受 11 フレーム 12 ステーターコア 13 回路基板 14 固定用ボス/支持機構 15 熱交換装置/冷却装置 16 固定用コネクター 17 ケーブルコネクター 18 コネクタ受け口 19 コネクタ受け口 20 ガイド金具/反り防止金具 21 スタッド/突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼田 潤二 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会社 コンピユータ製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する、発熱物からの熱交
    換装置(a)発熱物近傍の流体物を動かすための可動
    体、(b)可動体が動けるように可動体を保持するフレ
    −ム基板、(c)可動体をフレ−ム基板に対して相対的
    に動かす駆動手段、(d)駆動手段に給電する給電手
    段、(e)発熱物と可動体との間が所定の距離になるよ
    うにフレ−ム基板を取り付ける取り付け手段。
  2. 【請求項2】 以下の工程を有する、発熱物からの熱交
    換方法(a)発熱物と可動体との間が所定の距離になる
    ように可動体を取り付ける取り付け工程、(b)可動体
    を駆動するため給電する給電工程、(c)給電工程によ
    り給電され、可動体を発熱物に対して相対的に動かす駆
    動工程。
  3. 【請求項3】 基板に搭載したIC、LSIなどの発熱
    部品の冷却装置において、所定のフレームに保持される
    とともに前記発熱部品に対向して設けられ、前記発熱部
    品に対して移動する移動体を有し、前記移動体には発熱
    部品表面の空気を攪乱する攪乱体が設けられ、前記攪乱
    体と発熱部品表面の距離を、この距離の減少に伴う熱伝
    達率の上昇の勾配が立ち上がる立上がり点より小さくし
    たことを特徴とする冷却装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも、基板とフレームの間と、発
    熱部品表面とフレームの間とのいずれかに、一方から他
    方への突起を設け、移動体と発熱部品表面間の距離を所
    定の値に制御することを特徴とする請求項3記載の冷却
    装置。
  5. 【請求項5】 並設された基板保持手段に基板とフレー
    ムをそれぞれ保持し、基板保持手段の配置により移動体
    と発熱部品表面間の距離を所定の値に制御することを特
    徴とする請求項3記載の冷却装置。
JP3257613A 1991-02-28 1991-10-04 熱交換装置及び熱交換方法及び冷却装置 Pending JPH056950A (ja)

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JP3433191 1991-02-28
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004001845A1 (ja) * 2002-06-20 2003-12-31 Fujitsu Limited 回転式ヒートシンク
CN102621094A (zh) * 2012-03-07 2012-08-01 北京大学 一种热对流斑图测试仪及其测量方法
CN106236421A (zh) * 2016-08-23 2016-12-21 王冰凌 可移动的电动坐便椅

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255000A (ja) * 1985-09-04 1987-03-10 松下電器産業株式会社 ヒ−トシンク装置

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