JPH05284U - スポツト溶接装置 - Google Patents
スポツト溶接装置Info
- Publication number
- JPH05284U JPH05284U JP5716791U JP5716791U JPH05284U JP H05284 U JPH05284 U JP H05284U JP 5716791 U JP5716791 U JP 5716791U JP 5716791 U JP5716791 U JP 5716791U JP H05284 U JPH05284 U JP H05284U
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- intermediate electrode
- cooling
- electrode
- spot welding
- cooling support
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 中間電極の加工性を熱歪対策を損うことなく
向上し、且つ厚メッキ鋼板使用時のメッキの溶解を防止
する。 【構成】 金属製の冷却支持体11と、部品2,3の打
点部付近のみを覆う形状で通電性、熱伝導性等の良好な
中間電極22とを有し、この冷却支持体11の凹部12
に中間電極22を着脱可能に固着し、冷却支持体11の
中間電極22近傍に冷却水が常に供給される冷却通路1
3を形成し、2つの部品2,3のスポット溶接時に中間
電極22により部品3に圧痕を生じることを防止する。
このとき、中間電極22を冷却支持体11と共に大きい
冷却能力で冷却して、中間電極22が打点部付近のみを
覆う形状であっても、部品3に対する熱的影響を減じ
て、熱歪等を生じることを防止する。
向上し、且つ厚メッキ鋼板使用時のメッキの溶解を防止
する。 【構成】 金属製の冷却支持体11と、部品2,3の打
点部付近のみを覆う形状で通電性、熱伝導性等の良好な
中間電極22とを有し、この冷却支持体11の凹部12
に中間電極22を着脱可能に固着し、冷却支持体11の
中間電極22近傍に冷却水が常に供給される冷却通路1
3を形成し、2つの部品2,3のスポット溶接時に中間
電極22により部品3に圧痕を生じることを防止する。
このとき、中間電極22を冷却支持体11と共に大きい
冷却能力で冷却して、中間電極22が打点部付近のみを
覆う形状であっても、部品3に対する熱的影響を減じ
て、熱歪等を生じることを防止する。
Description
【0001】
本考案は、車体のボディにおいてプレス加工された種々のパーツを結合するス
ポット溶接装置に関し、詳しくは、溶接箇所の圧痕を防止するため使用される中
間電極に関する。
【0002】
スポット溶接装置は、一般に2つの部品の結合箇所の両側に、2つの電極を加
圧接触して挟む。そして、大きい溶接電流を局部的に通電してスポット溶接する
構成であるから、部品の表面には圧痕を生じる。そこで、実開昭63−7198
1号公報および実開昭63−71982号公報の先行技術では、電極と部品との
間に中間電極を介在して、圧痕が生じることを防止している。
【0003】
従来、上記中間電極を使用したスポット溶接装置は、例えば図4のように構成
されている。即ち、車体ボディの所定のパーツ1において、図示のようにプレス
加工されたインナ2とアウタ3の周縁の所定の打点部Aで結合する場合に、内側
の見えないインナ2の打点部Aには直接電極23が接触される。また外に出て見
えるアウタ3の打点部Aには、中間電極22’を介し他の電極24が接触され、
これらの3つの電極22’,23,24でインナ2とアウタ3を挟んだ状態で大
きい溶接電流Iを流して打点部Aをスポット溶接するようになっている。ここで
中間電極22’は、スポット溶接時のアウタ3に対する接触面積を増大して圧痕
の発生を防止するものであるから、所定の大きさが必要であり、中間電極22’
の接触面22a’が、アウタ3の打点部Aと屈曲部3aに及ぶ広い範囲で、その
形状に合致するように仕上機械加工して構成されている。
【0004】
ところで、上記従来のものにあっては、中間電極22’をアウタ3の広範囲の
形状に合致して形成する必要があるため、中間電極22’の使用箇所においては
それをそれぞれ個別に機械加工して所定の形状に合致して形成することを余儀無
くされ、加工の工数が非常に多くなって、コスト高を招く。また、近年アウタ3
として厚メッキ鋼板が使用される傾向にあるが、この場合にアウタ3表面のメッ
キが溶接時に高温になるため溶解され、電極に付着するなどして品質低下を招く
等の問題があった。
【0005】
本考案は、この点に鑑みてなされたもので、中間電極の加工性を向上し、且つ
厚メッキ鋼板使用時のメッキの溶解付着等を防止することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため本考案は、2つの部品の一方には電極を直接接触し、
その他方には中間電極を介し他の電極を接触して溶接するスポット溶接装置にお
いて、金属製の冷却支持体と、部品の打点部付近のみを覆う形状で通電性、熱伝
導性等の良好な中間電極とを有し、この冷却支持体の凹部に中間電極を着脱可能
に固着し、冷却支持体の中間電極近傍に冷却水が常に供給される冷却通路を形成
するものである。
【0007】
上記構成に基づき、2つの部品のスポット溶接時に中間電極により部品に圧痕
を生じることが防止され、このとき中間電極が冷却支持体と共に大きい冷却能力
で冷却されることで、中間電極が打点部付近のみを覆う形状であっても、部品に
対する熱的影響が非常に少なくなり、中間電極へのメッキの溶け込み等を生じな
くなる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1ないし図3において、
符号10はスポット溶接装置であり、冷却通路と中間電極支持を兼ねた鋼材等の
金属製の冷却支持体11を有する。この冷却支持体11は所定の厚さの板状を成
し、上部に中間電極22を収容設置する凹部12が形成され、その凹部12の直
下の内部に下端から正面にL字状に屈曲して冷却通路13が形成され、これらの
側方に取付けアーム14が設けられている。そして、このような冷却支持体11
が、取付けアーム14をガタをもたせてブラケット15にボルト16とナット1
7で垂直に装着されている。
【0009】
冷却通路13の下端と正面の開口部にはそれぞれ接続金具18,19が取付け
られ、下端の接続金具18のホース20は冷却水配管の給水側に、正面の接続金
具19のホース21は排水側にそれぞれ接続され、冷却水を冷却通路13に流し
て直接冷却支持体11を冷却することが可能になっている。中間電極22は例え
ば銅とクロムの合金であって通電性、熱伝導性、耐久性等に優れた材質で製造さ
れ、圧痕を防止するに足る必要最小限の表面積と厚さを有する方形の電極部22
aを具備し、この電極部22aの下部に薄い取付け部22bが設けられる。そし
てこのような中間電極22が、取付け部22bを、冷却支持体11の凹部12に
おいて下部伝熱面12aに密着して嵌合し、且つボルト25で着脱可能に固定し
て、電極部22aを冷却支持体11上部に突出するように装着される。
【0010】
こうして冷却支持体11に装着される中間電極22の両側に2つの電極23,
24が、それぞれ対向して配設される。そして、車体ボディの所定のパーツ1の
インナ2とアウタ3の打点部Aにおいて、内側のインナ2の打点部Aには一方の
電極23が直接接触され、外に出て見えるアウタ3の打点部Aには中間電極22
を介して他方の電極24が接触され、この状態でスポット溶接するように構成さ
れる。
【0011】
次に、この実施例の動作について説明する。先ず、スポット溶接する際に予め
ホース20,21により冷却水が冷却支持体11の冷却通路13に常時供給され
るのであり、この冷却水により冷却支持体11とその直上に伝熱面12a等で接
して装着されている中間電極22とが、所定の低温に効率良く冷却される。そこ
で、生産ライン等で車体ボディの所定のパーツ1が、この中間電極22の位置に
搬送して位置決めされると、インナ2に一方の電極23が、アウタ3には中間電
極22を介して他方の電極24が、それぞれ所定の加圧力で接触して挟持され、
溶接されるのであり、こうしてインナ2とアウタ3が一体的に結合する。このと
きアウタ3の表面は、表面積の大きい中間電極22に接して分散通電されること
により、圧痕を生じることが防止される。
【0012】
また、上記スポット溶接時には中間電極22がその冷却支持体11と共に大き
い冷却能力を有して冷却されているため、溶接電流Iの通電時に熱せられてもそ
の温度上昇が抑制される。そこで、中間電極22が略打点部Aを覆う程度の大き
さであっても、その中間電極22がアウタ3に与える熱的影響は非常に少なくな
り、こうしてアウタ3の変形が回避される。また、中間電極22の温度が低いこ
とで、アウタ3として厚メッキ鋼板が使用される場合には、そのメッキの溶解が
非常に少なくなる。実験によると、従来の中間電極の溶接時の温度は略60度で
あるが、本考案の冷却支持体付によると、略40〜50度に冷却されており、充
分に上記効果を奏することが確認された。尚、中間電極22が長期間の使用によ
り摩耗劣化した場合は、ボルト25を弛めることにより、中間電極22が新しい
ものと容易に交換される。
【0013】
以上、本考案の実施例について説明したが、中間電極、冷却支持体の形状、冷
却通路の経路等はこれのみに限定されない。
【0014】
以上説明したように、本考案によれば、中間電極を有するスポット溶接装置に
おいて、中間電極を常時冷却するように構成されるので、溶接時の部品に対する
熱的影響が非常に少なくなり、このため中間電極が打点部付近のみの小さい形状
であっても、部品に熱歪等を生じることを確実に防止できる。中間電極が全てに
共通の方形等の形状に構成可能になるので、この機械加工が非常に容易になり、
量産化してコスト低下することができる。中間電極の温度低下により、厚メッキ
鋼板の場合にもメッキの溶解が少なくなって品質を維持することができ、中間電
極自体の耐久性も増す。中間電極は冷却通路が形成される冷却支持体に固着され
るので、冷却能力が大きく、凹部にボルトにより着脱可能に固着されるので、交
換性、熱伝導性も良い。
【図1】本考案に係るスポット溶接装置の実施例を示す
側面図である。
側面図である。
【図2】中間電極と冷却支持体の部分の正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】従来のスポット溶接装置の一例を示す側面図で
ある。
ある。
1 車体ボディのパーツ
2 インナ
3 アウタ
10 スポット溶接装置
11 冷却支持体
12 凹部
13 冷却通路
22 中間電極
23,24 電極
Claims (2)
- 【請求項1】 2つの部品の一方には電極を直接接触
し、その他方には中間電極を介し他の電極を接触して溶
接するスポット溶接装置において、金属製の冷却支持体
と、部品の打点部付近のみを覆う形状で通電性、熱伝導
性等の良好な中間電極とを有し、この冷却支持体の凹部
に中間電極を着脱可能に固着し、冷却支持体の中間電極
近傍に冷却水が常に供給される冷却通路を形成すること
を特徴とするスポット溶接装置。 - 【請求項2】 上記中間電極は、凹部において冷却通路
に近い伝熱面に密着して固着されることを特徴とする請
求項1記載のスポット溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991057167U JP2547793Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | スポット溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991057167U JP2547793Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | スポット溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05284U true JPH05284U (ja) | 1993-01-08 |
| JP2547793Y2 JP2547793Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=13048001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991057167U Expired - Lifetime JP2547793Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | スポット溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547793Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100239673B1 (ko) * | 1997-04-09 | 2000-01-15 | 김찬용 | 리드선의 터미널 접합을 위한 전기적 저항용접기 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6438183U (ja) * | 1987-08-29 | 1989-03-07 | ||
| JPH02114177U (ja) * | 1989-02-20 | 1990-09-12 |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP1991057167U patent/JP2547793Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6438183U (ja) * | 1987-08-29 | 1989-03-07 | ||
| JPH02114177U (ja) * | 1989-02-20 | 1990-09-12 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100239673B1 (ko) * | 1997-04-09 | 2000-01-15 | 김찬용 | 리드선의 터미널 접합을 위한 전기적 저항용접기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2547793Y2 (ja) | 1997-09-17 |
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