JPH0528533B2 - - Google Patents

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JPH0528533B2
JPH0528533B2 JP18241384A JP18241384A JPH0528533B2 JP H0528533 B2 JPH0528533 B2 JP H0528533B2 JP 18241384 A JP18241384 A JP 18241384A JP 18241384 A JP18241384 A JP 18241384A JP H0528533 B2 JPH0528533 B2 JP H0528533B2
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Shinobu Tsurumaru
Tadashi Kajiwara
Hiroyuki Mita
Yasuhiro Hideshima
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、衛星通信を用いた情報伝送システ
ムに適用される受信装置に関する。
〔従来の技術〕
衛星通信を用いて情報を伝送すると、広い地域
に瞬時に情報を伝送することができる。このた
め、例えば本社から広い地域に点在している営業
所に商品の絵や在庫データなどの情報を瞬時に伝
送したい場合に、衛星通信を用いた情報伝送シス
テムは、好都合なものである。
衛星通信は、地上の送信所から送られてきた電
波を人工衛星が受信し、定められた周波数に換
え、直接受信できる程の電力に増幅した後、目的
の地域に伝送するものである。衛星通信に用いら
れる電波は、SHF(スーパーハイフリークエンシ
ー)帯の準ミリ波である。
SHF帯の電波のように波長の短い電波は、濃
霧や降雨の時に減衰が大きい。このため、従来の
衛星通信を用いた情報伝送システムでは、集中豪
雨のような場合に映像に多くのノイズが入り、デ
ータにエラーが多く発生する。最悪の場合には、
映像が途切れてしまい、映像と共に情報が全て途
絶えてしまう。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、このように受信状態の悪い時には、通
信の伝送モードとは別にノイズに強い伝送モード
を用い、最低限の情報だけは伝送できるようにす
ることが考えられる。ノイズに強い伝送モードと
は、FM変調特有の三角雑音の性質から、FM復
調出力の信号成分が低減に集中し、帯域の狭い信
号成分のものである。
しかし、この主の伝送システムの受信装置で
は、FM復調器にPLLの構成の復調器が用いられ
ている。このPLLを構成するループフイルタは、
帯域の広い通常の受信モードを復調することがで
きるように、小さい時定数のループフイルタが用
いられている。このため、雑音の排除能力が低
く、C/N比が悪い場合にはホワイトノイズとな
り、どのような伝送モードで送られた信号であつ
ても、信号成分を復調できなくなつてしまう。
従つて、この発明の目的は、PLL等のFM復調
器のループフイルタを、簡単な回路構成を用いて
受信モードに応じて自動的に切り換えることによ
り、C/N比が悪い場合でも、最低限の情報が送
られる伝送モードに対して信号成分の復調が可能
とされた受信装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、ビデオ信号とビデオ信号の高域側
の所定周波数の副搬送波を音声及び又はデータで
変調してなる信号がFM変調されて伝送される第
1の伝送モード(クリアスカイモード)と、音声
及び又はデータがFM変調されて伝送される第2
の伝送モード(セーブモード)とを有する衛星通
信の受信装置において、 第1の伝送モード(クリアスカイモード)と第
2の伝送モード(セーブモード)とを識別する手
段23,25と、受信信号を周波数変換し、周波
数変換された信号をFM復調するFM復調器15
と、FM復調器15内に設けられたクリアスカイ
モード用の第1のループフイルタ66,67及び
セーブモード用の第2のループフイルタ68,6
9と、第1のループフイルタと第2のループフイ
ルタとを識別手段23,25の出力により切り換
える手段74,78とからなることを特徴とする
受信装置である。
〔作用〕
第1の伝送モード(クリアスカイモード)と、
第2の伝送モード(セーブモード)とを、映像信
号又は副搬送波の有無で識別し、この識別出力に
応じてFM復調器15のループフイルタ44の時
定数を自動的に切り換える。即ち、クリアスカイ
モード受信時に比してセーブモード受信時では、
ループフイルタ44の時定数を大とする。
〔実施例〕
この発明の一実施例について、以下、図面を参
照して説明する。この一実施例では、映像信号と
音声及びデータが送られる通常モード(以下クリ
アスカイモードと称する)の他に、受信状態が悪
くノイズが多い時でも最低限必要な音声及びデー
タを確実に送られる低エラーモード(以下セーブ
モードと称する)の2つの伝送モードが用いられ
る。
この2つの伝送モードについて、以下に詳述す
る。クリアスカイモードは、第2図Aのスペクト
ル図で示すように、映像信号F1と4相PSK変調
された音声及びデータ信号F2とが送られるモー
ドである。セーブモードは、第2図Bのスペクト
ル図で示すように、略々2MHzの帯域の音声及び
データ信号F3だけが送られているモードである。
クリアスカイモードで送られる映像信号F1は、
アナログのカラービデオ信号で、最高周波数f1
例えば4.5MHzとされている。音声信号は、例え
ば2チヤンネルで、PCM化されている。音声信
号のサンプリング周波数fsは、例えば48kHzで、
量子化ビツト数が16ビツトである。このPCM化
された音声信号は、例えば在庫情報などの伝送に
用いる付加データと共に、第3図に示すようにコ
ード化されている。付加データは、例えば最大24
ビツトであり、PCMデータは量子化ビツト数が
16ビツトで2チヤンネルであるから32ビツトであ
る。これらの付加データ及びPCMデータの前後
には、例えば1ビツトのSYNCビツトと63,5
6BCH符号の7ビツトのパリテイが付されてい
る。
クリアスカイモードで送られる4相PSK変調
された音声及びデータF2は、上述の第3図に示
すようにコード化された付加データ及び音声デー
タのデイジタル信号により、映像信号に周波数分
割多重した例えば5.727MHzの副搬送波が4相
PSK変調されたものである。
4相PSK変調とは、例えばデータを2ビツト
づつに分割し、分割された2ビツトに対して第4
図に示すように、夫々対応した正弦波の位相11
のとき(sinθ+cosθ)、(01)のとき(sinθ−
cosθ)、(10)のとき(cosθ−sinθ)、(00)のと

(−sinθ−cosθ)を定め、夫々の2ビツトづつの
データに従つてこれらの対応した位相の正弦波を
切り換える変調方法である。
セーブモードでは、4相PSK変調は行われず、
音声及びデータ信号F3のみがFM変調されて伝送
される。
地上の送信側からは、クリアスカイモードの場
合、第2図Aに示す映像信号F1と4相PSK変調
された音声及びデータ信号F2の複合信号がFM変
調され、例えば14GHzに周波数変換されて、人工
衛星に向けて出力される。セーブモードの場合、
第2図Bに示す音声及びデータ信号F3がFM変調
され、例えば14GHzに周波数変換されて、人工衛
星に向けて出力される。
このように送信側から送られてきた電波は、人
工衛星で受信され、例えば12GHzに変換され、受
信側で直接受信できる電力に増幅されて出力され
る。
セーブモードは、クリアスカイモードと違い、
音声及びデータ信号だけを伝送するものであるか
ら、映像信号を伝送するためのパワーを必要とし
ない。また、セーブモードは、クリアスカイモー
ドに比べて伝送帯域が狭く、FM変調特有の三角
雑音が低減される。このため、セーブモードで
は、C/N比が悪い場合でも第5図に示すよう
に、音声及びデータ信号の誤り率が低下する。第
5図において、横軸は受信入力のC/N比を示
し、縦軸は誤り率を示し、白抜き三角形で示され
るのがクリアスカイモードの場合の誤り率で白丸
ドツトで示されるのがセーブモードの場合の誤り
率である。従つて、クリアスカイモードでは伝送
困難な場合でもセーブモードを用いれば、映像信
号以外の必要なデータや音声については、確実に
伝送することができる。
第6図及び第7図は、この発明の一実施例を示
し、この実施例は、人工衛星からの出力がクリア
スカイモードの場合でも、セーブモードの場合で
も受信可能となるようになされている。
第6図において、1は、パラボラ状の主反射器
と副反射器と、電磁ホーンとから構成されたアン
テナを示す。このアンテナ1の電磁ホーンに対し
て円偏波発生器2が接続されている。
円偏波発生器2は、例えば円形導波管内に直接
編波の編波面に対し、45°傾けて誘電体を挿入し
た構成とされている。アンテナ1により受信され
た円編波は、この円編波発生器2により直線編波
により変換され、変換器(図示せず)を介するこ
とにより、伝送路が矩形の導波管から同軸ケーブ
ルとされる。そして、受信信号がSHF増幅器3
を介してミクサ4に供給される。このミクサ4に
は、第1局部発振器5からの局部発振器信号が供
給され、ミクサ4の出力に第1中間周波信号が現
れる。このミクサ4の出力が第1中間周波増幅器
6に供給される。このアンテナ1から第1中間周
波増幅器6に至る装置は、屋外に設置される。
この屋外ユニツトは、同軸ケーブル7を介して
室内ユニツトに結合される。8は、室内ユニツト
の第1中間周波増幅器を示し、その出力が可変バ
ンドパスフイルタ9を介されることで、希望波が
選択され、これがミクサ10に供給される。この
ミクサ10には、第2局部発振器11からの局部
発振信号が供給され、その出力に第2中間周波信
号が得られる。この第2中間周波信号が第2中間
周波バンドパスフイルタ12と第2中間周波増幅
器13とリミツタ14とを介してFM復調器15
に供給される。このFM復調器15は、PLLの復
調器で、端子17から供給される切換信号によ
り、モードに応じてループフイルタの特性が切り
換え可能とされている。FM復調器15により
FM復調された出力が出力端子16から導出され
る。
このFM復調出力が、第7図における入力端子
19からローパスフイルタ20、バンドパスフイ
ルタ21、ローパスフイルタ22に夫々供給され
る。ローパスフイルタ20の出力が同期分離回路
23に供給されると共に、スイツチ回路24に供
給される。
映像信号が送られるのは、クリアスカイモード
の場合だけであつて、セーブモードの場合には、
映像信号は送られていない。このため、受信され
た信号がクリアスカイモードの場合だけ同期分離
回路23から同期信号が取り出され、セーブモー
ドの場合には、同期分理解路23から同期信号が
取り出されない。
同期分離回路23の出力が切換信号発生回路2
5に供給される。切換信号発生回路25により、
受信モード切換信号が形成され、この受信モード
切換信号がスイツチ回路24及びスイツチ回路2
9に供給される。また、この受信モード切換信号
がループフイルタの切換信号として端子17から
FM復調器15に供給される。
同期分離回路23から、同期信号が取り出され
ると、切換信号発生回路25の出力が例えばロー
レベルとなり、スイツチ回路24の入力端子24
Aと出力端子24Bとが接続され、スイツチ回路
29の入力端子29Aと出力端子29Bとが接続
され、クリアスカイモード受信状態となる。ま
た、このとき、切換信号発生回路25の出力によ
り、FM復調器15のループフイルタがクリアス
カイモード用の特性となるように切り換えられ
る。
同期分離回路23から、同期信号が取り出され
ない時は、切換信号発生回路25の出力が例えば
ハイレベルとなり、スイツチ回路24の入力端子
24Cと出力端子24Bとが接続され、スイツチ
回路29の入力端子29Cと出力端子29Bとが
接続され、セーブモード受信状態となる。また、
このとき、切換信号発生回路25の出力により、
FM復調器15のループフイルタがセーブモード
用の特性となるように切り換えられる。
クリアスカイモード受信状態では、映像信号及
び音声、データ出力が以下のように取り出され
る。
入力端子19からのFM復調出力がローパスフ
イルタ20及びバンドフイルタ21に夫々供給さ
れ、ローパスフイルタ20の出力にカラービデオ
信号F1が現れる。このカラービデオ信号F1がス
イツチ回路24を介して出力端子34から取り出
される。
バンドパスフイルタ21の出力から4相PSK
変調された音声及びデータ信号F2が現れる。バ
ンドパスフイルタ21の出力が復調回路26に供
給されると共に、ビツトクロツク再生回路27に
供給される。ビツトクロツク再生回路27で受信
データに同期したビツトクロツクが再生され、ビ
ツトクロツク再生回路27の出力が復調回路26
及びラツチ28に供給される。復調回路26によ
り4相PSKの復調がなされ、復調回路26の出
力がラツチ28に供給される。ラツチ28の出力
からPCM音声出力及びデータが取り出され、ラ
ツチ28の出力がスイツチ回路29を介して信号
処理回路32に供給される。
信号処理回路32でエラー訂正などの信号処理
がなされ、PCM音声出力及びデータは、出力端
子33から取り出される。図示せずもこのPCM
音声出力及びデータは、分離され、このPCM音
声出力がD/A変換されてオーデイオ信号が形成
される。
セーブモード受信状態では、以下のように音
声、データ出力が取り出される。
入力端子19からのFM復調出力がローパスフ
イルタ22に供給される。ローパスフイルタ22
の出力から音声及びデータ信号F3が得られ、ロ
ーパスフイルタ22の出力がラツチ31に供給さ
れると共に、ビツトクロツク再生回路30に供給
される。ビツトクロツク再生回路30で受信デー
タに同期したビツトクロツクが再生され、ビツト
クロツク再生回路30の出力がラツチ31に供給
される。ラツチ31の出力からPCM音声出力及
びデータが取り出され、ラツチ31の出力がスイ
ツチ回路29を介して信号処理回路32に供給さ
れる。
信号処理回路32でエラー訂正などの信号処理
がなされ、PCM音声出力及びデータは、出力端
子33から取り出される。図示せずもこのPCM
音声出力及びデータは、分離され、このPCM音
声出力がD/A変換されてオーデイオ信号が形成
される。
この発明の一実施例におけるFM復調器15
は、第8図に示すように構成されている。
第8図において、41が入力端子を示し、入力
端子41からFM変調信号が位相比較回路42に
供給される。位相比較回路42にVCO(電圧制御
発振器)43の出力が供給される。位相比較回路
42の出力がループフイルタ44を介して直流ア
ンプ45に供給される。ループフイルタ44に
は、端子17から切換信号が供給され、受信モー
ドに応じて時定数が切り換えられる。直流アンプ
45の出力が出力端子47から取り出されると共
に、VCO43に供給される。VCO43の出力が
位相比較回路42に供給される。
これらの位相比較回路42、ループフイルタ4
4、直流アンプ45、VCO43により、PLLが
構成されている。入力端子42から供給される
FM変調信号とVCO43の出力との位相が位相比
較回路42で比較され、この位相比較出力がルー
プフイルタ44、直流アンプ45を介して出力端
子47から取り出され、FM復調出力が出力端子
45から得られる。
ループフイルタ44の時定数は、端子17から
供給される切換信号により受信モードに応じて切
り換えられる。クリアスカイモード受信時には、
ローレベルの切換信号が端子17から供給され、
ループフイルタ44の時定数が小となるようにな
される。ループフイルタ44の時定数を小とする
ことにより、クリアスカイモードの信号を復調す
るのに十分に広い復調帯域が確保される。
セーブモード受信時には、ハイレベルの切換信
号が端子17から供給され、ループフイルタ44
の時定数が大となるように切り換えられる。セー
ブモードの信号は、伝送帯域が狭いため、ループ
フイルタ44の時定数を大きくしても、復調は十
分に行える。ループフイルタ44の時定数を大き
くすることにより、PLLのプルインレンジが狭
まり、雑音排除能力が向上される。
従つて、C/N比が悪い弱電界の場合であつ
て、クリアスカイモード受信時の時定数の小さい
ループフイルタを用いた場合には復調困難な場合
でも、セーブモード受信時の時定数の大きいルー
プフイルタを用いれば、復調可能となる。
第9図A及び第9図Bは、C/N比が例えば
2.7dBの弱電界におけるクリアスカイモード受信
時の時定数の小さいループフイルタを用いた場合
の復調出力中のノイズのスペクトル及びセーブモ
ード受信時の時定数の大きいループフイルタを用
いた場合の復調出力中のノイズのスペクトルを示
すものである。第9図A及び第9図Bにおいて、
横軸は復調出力の周波数を示し、縦軸はノイズレ
ベルを示す。
このように、C/N比の悪い場合は、時定数の
小さいループフイルタを用いた時には、第9図A
に示すように、ホワイトノイズに近づき、復調困
難となる。ところが、時定数の大きいループフイ
ルタを用いると、第9図Bに示すように、2MHz
以下の信号帯域での雑音が排除され、十分に復調
を行うことができる。
受信モードに応じたループフイルタ44の時定
数の切り換えは、一例として、第1図に示す回路
構成により実現される。
第1図において、51及び52がNPN形のト
ランジスタを示す。トランジスタ51,52の互
いのエミツタが共通接続され、この共通接続点が
トランジスタ53のコレクタに接続される。トラ
ンジスタ53のベースがFM変調信号の入力端子
54に接続される。トランジスタ53のエミツタ
が抵抗55を介して接地されると共に、抵抗56
の一端に接続される。
57,58がNPN形のトランジスタを示し、
トランジスタ57,58の互いにエミツタが共通
接続される。この共通接続点がトランジスタ59
のコレクタに接続される。トランジスタ59のベ
ースがFM変調信号の入力端子60に接続され
る。トランジスタ59のエミツタが抵抗61を介
して接地されると共に、抵抗56の他端に接続さ
れる。
トランジスタ51のベースとトランジスタ58
のベースとが共通接続され、この共通接続点が
VCO出力の入力端子62に接続される。トラン
ジスタ52のベースとトランジスタ57のベース
が共通接続され、この共通接続点がVCO出力の
入力端子63に接続される。
トランジスタ51のコレクタとトランジスタ5
7のコレクタとが共通接続される。この共通接続
点が抵抗64を介して電源端子65に接続される
と共に、この接続点から出力端子70が導出され
る。これと共に、この接続点が抵抗66とコンデ
ンサ67の直列接続の一端及び抵抗68とコンデ
ンサ69の直列接続の一端に接続される。抵抗6
6とコンデンサ67とによりクリアスカイモード
用の時定数の小さいループフイルタが構成されて
いる。抵抗68のコンデンサ69とによりセーブ
モード用の時定数の大きいループフイルタが構成
されている。
トランジスタ52のコレクタとトランジスタ5
8のコレクタとが共通接続される。この共通接続
点が抵抗72を介して電源端子65に接続される
と共に、この接続点から出力端子71が導出され
る。これと共に、この接続点が抵抗66とコンデ
ンサ67の直列接続の他端及びコンデンサ73の
一端に接続される。
74がNPN形トランジスタを示し、トランジ
スタ74のエミツタが接地される。トランジスタ
74のベースが抵抗75を介して切換信号の入力
端子76に接続される。トランジスタ74のコレ
クタが抵抗77を介してダイオード78のカソー
ドに接続されると共に、抵抗68とコンデンサ6
9との直列接続の他端に接続される。ダイオード
78のアノードがコンデンサ73の他端に接続さ
れると共に、抵抗79を介して電源端子65に接
続される。
FM変調信号は、入力端子59及び60から逆
相で供給され、VCO出力は、入力端子62及び
63から逆相で供給される。前述のように、同期
信号の有無を判別することにより、クリアスカイ
モード受信時には、端子76からローレベルの切
換信号が供給され、セーブモード受信時には、端
子76からハイレベルの切換信号が供給される。
トランジスタ51,52及びトランジスタ5
7,58とトランジスタ53,59とにより、二
重平衡接続の位相回路が構成されている。入力
FM変調信号とVCO出力との位相比較がこの位相
比較回路でなされ、差動の位相比較出力トランジ
スタ51とトランジスタ57の互いのコレクタの
共通接続点及びトランジスタ52とトランジスタ
58の互いのコレクタの共通接続点の夫々から取
り出される。
クリアスカイモード受信状態では、端子76か
ら供給される切換信号がローレベルである。この
ため、トランジスタ74がオフし、ダイオード7
8がオフしている。従つて、トランジスタ51と
トランジスタ57の互いのコレクタの共通接続点
及びトランジスタ52とトランジスタ58の互い
のコレクタの共通接続点から取り出される位相比
較出力が、抵抗66、コンデンサ67からなるク
リアスカイモード用の時定数の小さいループフイ
ルタを介して出力端子70及び71に取り出され
る。
セーブモード受信状態では、端子76から供給
される切換信号がハイレベルとなり、トランジス
タ74オンし、ダイオード78がオンする。この
ため、コンデンサ69の一端がダイオード78及
び結合コンデンサ73を介してトランジスタ52
とトランジスタ58の互いのコレクタの共通接続
点に接続され、抵抗66及びコンデンサ67から
なるクリアスカイモード用のループフイルタと並
列に抵抗68及びコンデンサ69からなる時定数
の大きいセーブモード用のループフイルタが挿入
される。
抵抗68及びコンデンサ69からなるセーブモ
ード用のループフイルタの時定数は、抵抗66及
びコンデンサ67からなるクリアスカイモード用
のループフイルタの時定数に比べ十分大きいの
で、ループフイルタの時定数は、殆ど抵抗68及
びコンデンサ69により決定される。従つて、セ
ーブモード受信状態では、トランジスタ51とト
ランジスタ57の互いのコレクタの共通接続点及
びトランジスタ52とトランジスタ58の互いの
コレクタの共通接続点から取り出される位相比較
出力が抵抗66、コンデンサ69からなるセーブ
モード用のループフイルタを介して出力端子70
及び71に取り出される。
尚、この発明は、FMフイードバツク復調方式
のループフイルタにも同様に適用することができ
る。また、クリアスカイモードとセーブモードと
の判別は、同期信号に限らず受信信号中の副搬送
波の有無に基づいて行うようにしても良い。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、映像信号と音声及びデータ
が送られる伝送帯域の広い第1の伝送モードと、
音声及びデータが送られる伝送帯域が狭く、低減
に集中する第2の伝送モードとの何れをも受信す
ることができ、第2の伝送モードの受信時には、
FM復調器を構成するPLLのループフイルタの時
定数が大きいものに自動的に切り換えられる。従
つて、第2の伝送モード受信時には、PLLのプ
ルインレンジが狭まり、雑音排除能力が向上し、
C/N比が悪い場合でも復調可能となる。このた
め、天候が悪く、受信状態が悪い場合でも、第2
の伝送モードの信号については確実に復調するこ
とができ、音声及びデータのような最低限の情報
は受信できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における位相比較
回路及びループフイルタの一例の接続図、第2図
はクリアスカイモード及びセーブセーブの説明に
用いるスペクトル図、第3図は音声及びデータ信
号の説明に用いる略線図、第4図は4相PSK変
調の説明に用いるベクトル図、第5図はクリアス
カイモード及びセーブモードの効果を示すグラ
フ、第6図及び第7図はこの発明の一実施例の一
部ブロツク図、第8図はこの発明の一実施例にお
けるFM復調器のブロツク図、第9図はこの発明
の一実施例の効果の説明に用いる周波数スペクト
ル図である。 15:FM復調器、17:切換信号の入力端
子、25:切換信号発生回路、42:位相比較回
路、43:VCO、44:ループフイルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ビデオ信号と上記ビデオ信号の高域側の所定
    周波数の副搬送波を音声及び又はデータで変調し
    てなる信号がFM変調されて伝送される第1の伝
    送モードと、上記音声及び又はデータがFM変調
    されて伝送される第2の伝送モードとを有する衛
    星通信の受信装置において、 上記第1の伝送モードと上記第2の伝送モード
    とを識別する手段と、受信信号を周波数変換し、
    上記周波数変換された信号をFM復調するFM復
    調器と、上記FM復調器内に設けられた上記第1
    の伝送モード用の第1のループフイルタ及び上記
    第2の伝送モード用の第2のループフイルタと、
    上記第1のループフイルタと上記第2のループフ
    イルタとを上記識別手段の出力により切り換える
    手段とからなることを特徴とする受信装置。
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