JPH0528598U - プレス機械の重力平衡装置 - Google Patents

プレス機械の重力平衡装置

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JPH0528598U
JPH0528598U JP7489691U JP7489691U JPH0528598U JP H0528598 U JPH0528598 U JP H0528598U JP 7489691 U JP7489691 U JP 7489691U JP 7489691 U JP7489691 U JP 7489691U JP H0528598 U JPH0528598 U JP H0528598U
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JP
Japan
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weight
journal pin
rod
press machine
guide mechanism
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JP7489691U
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隆 八木
明 山内
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Aida Engineering Ltd
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Aida Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】垂直平衡を水平分力を吸収しつつ円滑に行う。 【構成】ガイド機構50(50A,50B)を反転レバ
ー51(51A,51B)と上・下リンクロッド(5
4,57)とからなり、第2ウエイト(21)を垂直案
内するとともに水平分力をフレーム(1)に受けさせて
吸収するように形成された構成のプレス機械の重力平衡
装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ウエイト方式の水平平衡部と垂直平衡部とからなるプレス機械の重 力平衡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
クランク軸の偏心軸部とスライドとをコンロッドで連結し、クランク軸の回転 に伴ってスライドを上下方向に往復移動させるプレス機械では、ウエイト方式の 水平平衡部と垂直平衡部とを有する重力平衡装置が設けられている。
【0003】 水平平衡部(10)は、いわゆる水平バランス用ウエイト(10)からなり、 図4に示す如く、偏心軸状として上記スライド駆動用の偏心軸部3と位置反対と してクランク軸2に一体成形されている。 すなわち、図4に示すように、クランク軸(2)の中心軸線Zから偏心軸部3 の中心軸線Z1までの距離をe1,第1ウエイト10の中心軸線Z2までの距離 をe2とし、かつ偏心軸部3の重量をW1,第1ウエイトの重量をW2とすれば 、軸線Zを中心に水平方向にW1・e1=W2・e2が成立するように形成して いる。
【0004】 一方、垂直平衡部20は、スライド6との垂直バランスを取るものであるから 、スライド6と180度の位相差をもって上下方向に往復移動するように形成さ れる。 すなわち、垂直平衡部20は、ガイド機構(41)で上下方向に往復移動自在 に案内された第2ウエイト21と、この第2ウエイト21を駆動するための駆動 機構31と、からなる。
【0005】 駆動機構31は、図4に示す如く、第2ウエイト21に嵌挿されたジャーナル ピン25と第1ウエイト10とに各端が回転支持された駆動用ロッド32等から なる。 また、第2ウエイト21は、スライド6と同じく、クランク軸2の軸線Zを通 る垂直軸線Yを中心として上下往復移動される。 したがって、偏心軸部3と第1ウエイト(偏心軸部)10とは、向きが反対と されているので、第2ウエイト21はスライド6と180度だけ位相差をもって 上下往復移動されるので、垂直バランスがとれる。
【0006】 ここに、従来のガイド機構(41)は、図5に実線で示す如く、第2ウエイト 20に複数(図では2つ)のブッシュ(穴)22A,22Bを設け、これを垂直 配設された複数(2つ)のガイドロッド42A,42Bに嵌装した構成とされて いる。
【0007】 各ブッシュ22A,22Bの内径をd2,各ガイドロッド42A,42Bの外 径をd1とすれば、それら内外径の差つまりクリアランス(d2−d1)を小さ くすれば、第2ウエイト21をガタなく円滑に上下往復移動できる。各ガイドロ ッド42A,42BのピッチPを大きくすることも同様の作用を営む。 なお、ガイドロッド(42A,42B)を複数とするのは、第2ウエイト21 の平面内での廻り止めをも構成するためである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来構造では、駆動ロッド32からの水平分力をガイド機構41 で受けなければならない。したがって、多様化に伴って一様と形成できないガイ ドロッド42A,42BのピッチPとガイド長(ブッシュ22A,22Bの長さ )との比率によっては、そのクリアランス(d1−d2)が拡大され、図5に点 線,1点鎖線で示すように、傾斜や振れが発生し製品精度を悪くする。円滑な平 衡作用が阻害され、振動や騒音を引起す。さらに、劣悪化すると、第2ウエイト 21の上下往復移動を妨げる事態も招来する。
【0009】 一方、複数のガイドロッド42A,42Bを用いる場合、第2ウエイト21と の熱膨脹を吸収するためには、クリアランス(d2−d1)を大きくしなければ ならない。つまり、プレス機械の大型化に伴いクリアランスを益々大きくしなけ ればならないので、上記問題が当初より引起される結果となり、特に高速プレス 機械では採用し難くなりつつある。
【0010】 本考案の目的は、複数ガイドロッド方式によるクリアランスの拡大化を一掃で きかつ駆動機構からの水平分力を吸収して円滑な重力平衡を安定して行い高精度 加工できるプレス機械の重力平衡装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、コンロッドを介してスライドを上下往復移動させる偏心軸部と対向 させてクランク軸に取付けられた偏心軸状の第1ウエイトからなる水平平衡部と 、ガイド機構で垂直方向に移動可能に案内された第2ウエイトとこの第2ウエイ トに嵌挿されたジャーナルピンと該第1ウエイトとを連結する駆動用ロッドとを 含み形成された垂直平衡部とからなるプレス機械の重力平衡装置において、 前記ガイド機構が、前記ジャーナルピンに相対回転可能に装着された反転レバ ーとこの反転レバーの上端部および下端部のそれぞれと前記フレームとを連結す る一対の両端回転支持型リンクロッドとを有し、両リンクロッドの有効長を同一 としかつ各リンクロッドの反転レバーとの各回転支持部と前記ジャーナルピンの 軸芯との各距離を同一として前記駆動用ロッドの駆動力から誘発される水平方向 分力を吸収可能に構成されていること、を特徴とする。
【0012】
【作用】
上記構成による本考案では、駆動機構を形成する駆動用ロッドが第2ウエイト を上昇(下降)すると、第2ウエイトとには駆動用ロッドの傾動により水平分力 が生ずる。したがって、ジャーナルピンは水平方向に移動しようとするが、反転 レバーの上・下端部がフレームにリンクガイドを介して連結されているので、そ の移動はできない。つまり、その水平分力はフレームに受けられる。 よって、従来ガイドロッド方式の場合におけるクリアランス拡大という観念も 生じない。
【0013】 また、各リンクロッドの有効長は同一でありかつ各リンクロッドの各先端回転 支持部とジャーナルピンとは等距離とされているから、反転レバーは回動傾斜す るがジャーナルピンの軸線は垂直に移動する。よって、第2ウエイトを、傾斜, 振れなく、円滑に垂直ガイドできる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本プレス機械の重力平衡装置は、図1〜図3に示される。 図1において、1はクランク軸2を回転保持するフレームで、クランク軸2と 一体の偏心軸3には一対のコンロッド4A,4Bが被嵌されている。コンロッド 4A,4Bの各下端は、ピン5A,5Bでスライド6に回転支持されている。し たがって、クランク軸2を回転させれば、スライド6を上下方向に往復移動でき る。
【0015】 ここに、偏心軸部3と向き反対としてクランク軸2に一体形成された第1ウエ イト(偏心軸部)10が、水平平衡部(10)を形成する。詳細は、従来例(図 4)と同じである。
【0016】 一方、垂直平衡部20は、図1,図2に示すように、第2ウエイト21と駆動 機構31とガイド機構50(50A,50B)とからなる。 第2ウエイト20には、ジャーナルピン25が嵌装されている。
【0017】 駆動機構31を形成する駆動ロッド32の基端部33はブッシュ34を介して 第1ウエイト10に被嵌され、先端部35はブッシュ36を介してジャーナルピ ン25に被嵌されている。したがって、クランク軸2を回転させれば、駆動機構 31(32)が、第2ウエイト21をスライド6と180度の位相差をもって上 下方向に往復移動できる。
【0018】 なお、第2ウエイト21には、図1,図2に示す如く、1つの穴23が穿設さ れ、この穴23にはフレーム1から廻り止めピン24が嵌挿されている。この意 味は、第2ウエイト21の平面(図2の紙面)内での廻り止めをするものである 。したがって、そのクリアランスCは従来ガイドロッド方式の場合と比較して非 常に大きくてよい。
【0019】 さて、本考案の技術的特徴であるガイド機構50(この実施例では左右一対2 組50A,50Bが設けられている。)は、主に図3に示す如く、反転レバー5 1A(51B)と、上(下)リンクロッド54A(54B)、57A(57B) とからなり、ジャーナルピン25を垂直軸線Ya,Yb方向に移動可能に案内す る、とともに駆動用ロッド32の傾動に基づいて生ずる水平分力を各リンクロッ ド54,57を介してフレーム1で吸収できる構成とされている。
【0020】 すなわち、反転レバー51A(51B)は、ジャーナルピン25に回転支持さ れ、その上端部52には上リンクロッド54の先端部54Fがピン53で回転連 結され、また下端部55にはピン56で下リンクロッド57の先端部57Fが回 転連結されている。 各リンクロッド54,57の基端部54B,57Bは、図2,図3に示すよう にフレーム1にピン59U,59Lで回転支持されている。
【0021】 ここにおいて、各リンクロッド54,57のピン59U,59Lとピン53, 56との距離つまり有効長L1,L2は、図3に示す如く同一(L1=L2)と され、かつピン53,56とジャーナルピン25との距離H1,H2も同一(H 1=H2)とされている。
【0022】 したがって、駆動用ロッド32から例えば図3に示すN方向の押上力が加えら れると、上リンクロッド54はピン59Uを中心に反時計回転方向に、下リンク ロッド57はピン59Lを中心に時計回転方向に回動するので、ジャーナルピン 25(軸線Q)は位置QHに移動する。つまり、軸線Qは、図1に示す垂直軸線 Ya(Yb)上を位置QH〜QLの間で移動する。
【0023】 また、ジャーナルピン25に加わる駆動用ロッド32からの水平分力は、2本 のリンクロッド54,57を介してフレーム1に吸収される。
【0024】 かかる構成の重力平衡装置では、水平平衡部10とガイド機構50A,50B を除した垂直平衡部20ともに、図4を用いて説明した従来例の場合と同様に働 く。 この際、垂直平衡部20の第2ウエイト21に加わる水平分力は、ガイド機構 50A(50B)の各リンクロッド54,57を介してフレーム1に吸収される 。また、ガイド機構50A(51,54,57)・〔50B〕の作用によって、 ジャーナルピン25(軸線Q)は、垂直軸線Ya,Yb上を移動する。つまり、 第2ウエイト21を傾きや振れが生じることなく、垂直に上下往復移動できる。
【0025】 しかして、この実施例によれば、ガイド機構50(50A)が、反転レバー5 1と上・下リンクバー54,57とからなり、第2ウエイト21(ジャーナルピ ン25)を常に垂直軸線Ya,Yb上に保持しつつ駆動用ロッド32から伝達さ れる水平分力をフレーム1に受けさせる構成であるから、従来ガイド機構40の ガイドロッド42A,42Bとのクリアランスの拡大問題が一掃され、垂直平衡 作用を常に円滑に行え高精度のプレス加工ができる。また、高速プレス機械にも そのまま適用できる。
【0026】 また、ガイド機構50は、第2ウエイト21の両側(50A,50B)に設け られているので、一段と円滑な垂直平衡を保障でき、かつフレーム1に水平分力 を複数の点で負担保持できるから、各リンクロッド54,57等を小型化できる 。
【0027】 また、第2ウエイト21には、従来例の複数のガイド穴(ブッシュ22A,2 2B)を設ける必要がなく、かつ複数のガイドロッド42A,42Bとのクリア ラン保持調整が不要となるので、組立調整が簡単でコストも低減できる。
【0028】 さらに、従来例の場合の第2ウエイト21の熱膨脹問題が発生する余地がなく 、第2ウエイト21の熱収縮はジャーナルピン25上で自由に許される。
【0029】 なお、上記実施例では、ガイド機構50を第2ウエイト21の両側に一対2組 50A,50Bとして設けたが、これは1組であっても実施できる。 例えば、両コンロッド4A,4Bとの間に設ければよい。
【0030】
【考案の効果】
以上の通り、本考案によれば、水平平衡部と第2ウエイト,ガイド機構,駆動 機構を有する垂直平衡部とから形成されたプレス機械の重力平衡装置において、 ガイド機構を反転レバーと上・下リンクロッドとからなり、第2ウエイトを垂直 案内するとともに水平分力をフレームに受けさせて吸収するように形成されてい るので、ガイドロッド方式による第2ウエイトの傾動,振れや熱膨脹による従来 例の不具合を一掃でき、組立・調整容易かつ小型・低コストで高速プレス機械に も円滑運転できかつ高精度プレス加工できる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正断面図である。
【図2】同じく、図1の矢視線−に基づく平面図で
ある。
【図3】同じく、図2の矢視線−に基づく側面図で
ある。
【図4】本考案および従来例の水平平衡および垂直平衡
の原理を説明するための図である。
【図5】従来例の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 クランク軸 3 偏心軸部 4,4A,4B コンロッド 6 スライド 10 水平平衡部(第1ウエイト) 20 垂直平衡部 21 第2ウエイト 22A,22B ブッシュ 23 穴 24 廻り止めピン 25 ジャーナルピン 31 駆動機構 32 駆動用ロッド 41 従来ガイド機構 42A,42B ガイドロッド 50,50A,50B ガイド機構 51A,51B 反転レバー 52 上端部 53 ピン(回転支持部) 54 上リンクロッド 54B 基端部 54F 先端部 55 下端部 56 ピン(回転支持部) 57 下リンクロッド 57B 基端部 57F 先端部 59U,59L ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンロッドを介してスライドを上下往復
    移動させる偏心軸部と対向させてクランク軸に取付けら
    れた偏心軸状の第1ウエイトからなる水平平衡部と、ガ
    イド機構で垂直方向に移動可能に案内された第2ウエイ
    トとこの第2ウエイトに嵌挿されたジャーナルピンと該
    第1ウエイトとを連結する駆動用ロッドとを含み形成さ
    れた垂直平衡部とからなるプレス機械の重力平衡装置に
    おいて、 前記ガイド機構が、前記ジャーナルピンに相対回転可能
    に装着された反転レバーとこの反転レバーの上端部およ
    び下端部のそれぞれと前記フレームとを連結する一対の
    両端回転支持型リンクロッドとを有し、両リンクロッド
    の有効長を同一としかつ各リンクロッドの反転レバーと
    の各回転支持部と前記ジャーナルピンの軸芯との各距離
    を同一として前記駆動用ロッドの駆動力から誘発される
    水平方向分力を吸収可能に構成されていること、を特徴
    とするプレス機械の重力平衡装置。
JP7489691U 1991-09-18 1991-09-18 プレス機械の重力平衡装置 Pending JPH0528598U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220699A (ja) * 1988-07-08 1990-01-24 Kurimoto Ltd 高速プレス
JPH02303700A (ja) * 1989-05-03 1990-12-17 Bruderer Ag クランク軸を備えた機械、特に打抜き機における重力平衡装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220699A (ja) * 1988-07-08 1990-01-24 Kurimoto Ltd 高速プレス
JPH02303700A (ja) * 1989-05-03 1990-12-17 Bruderer Ag クランク軸を備えた機械、特に打抜き機における重力平衡装置

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