JPH05286160A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

記録装置および記録方法

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JPH05286160A
JPH05286160A JP4085184A JP8518492A JPH05286160A JP H05286160 A JPH05286160 A JP H05286160A JP 4085184 A JP4085184 A JP 4085184A JP 8518492 A JP8518492 A JP 8518492A JP H05286160 A JPH05286160 A JP H05286160A
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JP
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sensitivity
recording paper
paper
thermal
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JP4085184A
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English (en)
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Junichi Tanigawa
淳一 谷川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力された感熱記録紙の感度情報に応じて加
熱手段により印加する熱エネルギーを可変することによ
り、指定標準紙以外を使用した場合であっても所定水準
の発色濃度を得ることができる記録装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 図1(b)に示すように、記録紙11に例え
ばD=0.9などの感度情報を直接記入しておく。ユー
ザーはこの値をオペポート33等を利用して入力する。
感度情報が入力されると、装置側で予めメモリ32に記
憶しておいた記録紙感度とサーマルヘッドの印字パルス
の相関表より、バルス幅の設定値を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱記録紙に画情報を記
録する記録装置および記録方法に関し、特に指定標準紙
の感度とは異なる感熱記録紙を使用した場合であっても
所定水準の濃度にて画情報を記録できる記録装置および
記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタやファクシミリ装置のプ
ロッタ部として各種の記録装置が多用されているが、こ
の中に感熱紙を記録紙として使用する熱式記録装置があ
る。従来のこの種の記録装置としては、例えば特開昭6
1−185466号公報等に記載されたものがあり、図
2のように示される。
【0003】図示の装置は、記録装置100と読取装置
200を備えたファクシミリ装置300で、記録装置1
00は、ファクシミリ装置300で受信した画情報や、
読取装置200で読み取ったコピー原稿の画情報等を感
熱紙に記録する。感熱紙としての記録紙11は、ロール
状に巻回された状態でファクシミリ装置300のホルダ
にセットされ、外周側より順次記録装置100機内に供
給される。供給された記録紙11は、記録装置100機
内においてプラテンローラ12によってサーマルヘッド
13に圧接されながら搬送される。このとき、サーマル
ヘッド13は、加熱手段として熱エネルギーを記録紙1
1に加えて発色させる。
【0004】なお、サーマルヘッド13により印加する
熱エネルギーは、固有の発色感度を有する種々の感熱記
録紙の中から指定標準紙の感度を想定して予め設定され
ており、例えばサーマルヘッド13の駆動電圧のパルス
幅によって規定されている。サーマルヘッド13により
画情報を記録された記録紙11は、カッタ14によって
所定長に切断され、排紙ローラ対15によって機外に排
紙される。
【0005】一方、読取装置200にあっては、読取原
稿21を搬送ローラ対22によって機内搬送し、排送ロ
ーラ対23によって機外に排出する構成となっている。
ここで、機内搬送中の読取原稿21は、光源24によっ
て照明され、その反射光がミラー25および縮小レンズ
26を介してCCD(Charge Coupled Device)27に
受光される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録装置にあっては、記録紙11の発色濃度
を左右する要因として、前記パルス幅のほかに、プラテ
ンローラ12とサーマルヘッド13の圧接力、温度等の
環境条件、および記録紙11の感度等が挙げられる。こ
こで、上記圧接力は固定であるので、環境の変化に応じ
て前記パルス幅を可変することにより、発色濃度の一定
化を図る記録方法が従来の装置側で採用されていた。
【0007】ところが、記録紙11は、装置の省スペー
スに合わせたり、またコストダウン、高画質等を目的と
して、常に品質が改良されている。このため、感熱記録
紙11の感度は各記録紙メーカー毎に異っており、また
同じメーカーでも新製品の記録紙が発売されるたびに感
度が変わっているのが実状である。ここで、ファクシミ
リ等の記録装置100は、前述したように、サーマルヘ
ッド13のバラツキや温度変化に対応してパルス幅を補
正することしかできないため、感度の異なる記録紙に対
して同一の熱エネルギーを与える結果となっていた。
【0008】このため、記録装置に合った感度を持つ記
録紙(指定標準紙)を使用しないで、別の感度を持つ記
録紙を使用すると記録濃度が薄くなったり、濃くなった
りする不具合が発生してしまう。また、記録装置に合わ
せようとすると、異った装置(メーカーが異ったり、機
種名が異ったり)を何台も保有するユーザーは、その装
置に合った記録紙を用意する必要があるため、何種類も
の記録紙を備えなければならず、無駄な保管スペースを
確保しなければならない。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、入力され
た感熱記録紙の感度情報に応じて加熱手段により印加す
る熱エネルギーを可変することにより、指定標準紙以外
を使用した場合であっても所定水準の発色濃度を得るこ
とができる記録装置を提供することを目的としている。
また、請求項2記載の発明は、感度情報を読取センサに
よって読み取ることにより、感度情報入力を自動化する
記録装置を提供することを目的としている。
【0010】また、請求項3記載の発明は、感熱記録紙
上のテストパターンから発色濃度を読み取って基準の発
色濃度と比較することにより、使用する感熱記録紙の感
度を検出して指定標準紙以外を使用した場合であっても
所定水準の発色濃度を得ることができる記録装置を提供
することを目的としている。また、請求項4記載の発明
は、加熱手段の下流にて発色濃度を読み取ることによ
り、印字から読取までの時間を一定化して同一条件の元
で発色濃度を読み取ることができる記録装置を提供する
ことを目的としている。
【0011】また、請求項5記載の発明は、感熱記録紙
上から読み取ったテストパターンの発色濃度に基づいて
記録紙感度を演算することにより、指定標準紙以外を使
用した場合であっても所定水準の発色濃度を得ることが
できる記録方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、固有の発色感度を有する種
々の感熱記録紙の中から指定標準紙の感度を想定して熱
エネルギーを設定し、この熱エネルギーを感熱記録紙に
加えて発色させる加熱手段を備えた記録装置において、
前記種々の感熱記録紙について記録紙または其の付属品
に予め感度情報が書込まれていることを条件に、所定の
濃度に発色させるために必要な熱エネルギーを種々の記
録紙感度に対応させて予め記憶してある記憶部を設け、
前記感熱記録紙に書込まれている固有の感度情報を入力
する感度情報入力手段と、入力された感度情報に対応す
る熱エネルギーを前記記憶部から読み出して前記加熱手
段に設定されている当初の熱エネルギーを可変設定する
エネルギー設定部と、を備えたことを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、感度情報入
力手段が、装置にセットされた感熱記録紙から其の感度
情報を直接読み取る読取センサであることを特徴とす
る。また、請求項3記載の発明は、上記目的を達成する
ために、固有の発色感度を有する種々の感熱記録紙の中
から指定標準紙の感度を想定して熱エネルギーを設定
し、この熱エネルギーを感熱記録紙に加えて発色させる
加熱手段を備えた記録装置において、所定の熱エネルギ
ーを加えたときに得られる指定標準紙の発色濃度を予め
記憶してある記憶部を設け、装置にセットされた感熱記
録紙に前記加熱手段をして所定の熱エネルギーによりテ
ストパターンを記録するテスト記録制御部と、記録紙上
のテストパターンから発色濃度を読み取る濃度読取部
と、読み取った発色濃度と前記記憶部に記憶されている
指定標準紙の発色濃度とを比較して比較係数を算出する
比較部と、この比較係数に基づいて前記加熱手段に設定
されている当初の熱エネルギーを可変設定するエネルギ
ー設定部と、を備えたことを特徴とする。
【0014】また、請求項4記載の発明は、濃度読取部
を加熱手段の下流に配置したことを特徴とする。また、
請求項5記載の発明は、上記目的を達成するために、加
熱手段により熱エネルギーを加えて感熱記録紙を発色さ
せる記録方法において、装置にセットされた感熱記録紙
に前記加熱手段をして所定の熱エネルギーによりテスト
パターンを記録するテスト記録ステップと、このテスト
パターンの発色濃度を読み取る濃度読取ステップと、読
み取った発色濃度に基づいて記録紙感度を演算する感度
演算ステップと、演算された記録紙感度に応じて前記加
熱手段の熱エネルギーを可変設定するエネルギー設定ス
テップと、を有することを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、種々の感熱記録紙について記録紙または其の付属品
に予め感度情報を書込んでおき、また所定の濃度に発色
させるために必要な熱エネルギーを種々の記録紙感度に
対応させて記憶部に予め記憶しておく。そして、感熱記
録紙に書込まれている固有の感度情報を感度情報入力手
段から入力し、入力した感度情報に対応する熱エネルギ
ーを前記記憶部から読み出して、エネルギー設定部によ
り加熱手段に設定されている当初の熱エネルギーを可変
設定する。
【0016】また、上記構成を有する請求項2記載の発
明においては、装置にセットされた感熱記録紙から其の
感度情報を読取センサによって直接読み取って入力す
る。また、上記構成を有する請求項3記載の発明におい
ては、所定の熱エネルギーを加えたときに得られる指定
標準紙の発色濃度を記憶部に予め記憶しておき、装置に
セットされた感熱記録紙に加熱手段をして所定の熱エネ
ルギーによりテストパターンを記録し、濃度読取部によ
って記録紙上のテストパターンから発色濃度を読み取
り、読み取った発色濃度と前記記憶部に記憶されている
指定標準紙の発色濃度とを比較して比較係数を算出し、
この比較係数に基づいて前記加熱手段に設定されている
当初の熱エネルギーを可変設定する。
【0017】また、上記構成を有する請求項4記載の発
明においては、加熱手段の下流に配置した濃度読取部に
より記録紙上のテストパターンから発色濃度を読み取
る。また、上記構成を有する請求項5記載の発明におい
ては、装置にセットされた感熱記録紙に加熱手段をして
所定の熱エネルギーによりテストパターンを記録し、こ
のテストパターンの発色濃度を読み取って記録紙感度を
演算し、演算された記録紙感度に応じて前記加熱手段の
熱エネルギーを可変設定する。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜5いずれかに記載された発明を実現す
るための構成を示す図であり、同図(a)は記録装置の
一実施例を示すブロック図、同図(b)は請求項1また
は2記載の記録装置に用いられる感熱記録紙の構成図、
同図(c)は請求項2または4記載の記録装置の主要部
分を示す構成図である。なお、本実施例において前述し
た従来例と同一の構成については、同一符号を付してそ
の具体的な説明を省略する。
【0019】まず、請求項1記載の発明について、その
構成を説明する。図1(a)において、制御部としての
FCU(Facsimile Control Unit)31は、記録装置に
ついての制御ばかりでなく、図2に示した読取装置20
0をも含むファクシミリ装置全体を制御する。本実施例
の記録装置に用いられる感熱記録紙11が図1(b)に
示され、図示のように記録紙または其の付属品としての
紙管に予め感度情報が書込まれている。例えば、記録紙
11の先端であればバーコードAまたは数値(文字)B
によって感度情報が書込まれる。また、紙管にバーコー
ドCを、巻回された状態の記録紙端部にバーコードDを
書込んでおいても構わない。さらに、記録紙のパッケー
ジ等に書込んでおいてもよい。
【0020】このような記録紙11を使用することを条
件に、記憶部としてのメモリ32には、種々の記録紙感
度に対応し、所定の濃度に発色させるために必要な熱エ
ネルギーすなわちパルス幅のデータが予め記憶されてい
る。オペポート33は、本実施例のファクシミリ装置を
操作するための操作部であり、本実施例においては感度
情報入力手段として、前記感熱記録紙11に書込まれて
いる固有の感度情報を入力する操作キーが設けられてい
る。パルス幅制御部34は、本実施例のエネルギー設定
部として、オペポート33から入力された感度情報に対
応するパルス幅を前記メモリ32から読み出して、サー
マルヘッド13(図2または図1(c)参照)に設定さ
れている当初のパルス幅を可変設定する。なお、サーマ
ルヘッド13にはサーミスタ35が取り付けられてお
り、このサーミスタ35によってサーマルヘッド13の
温度を検出する。パルス幅制御部33は、サーミスタ3
2の検出温度に基づいても、前記従来技術で説明したよ
うに、サーマルヘッド13のパルス幅を可変制御する。
このように、本実施例は、感熱紙11や紙管等に直接数
値や文字、またはバーコード等で感度情報を記録してお
き、この値をユーザーがオペポート33を使って入力す
ると、予めメモリ32に記憶しておいた記録紙感度とサ
ーマルヘッドの印字パルス幅との相関表より、パルス幅
の設定を変更する。
【0021】次に、作用を説明する。図1(b)に示す
ように、記録紙11に例えばD=0.9などの感度情報
を直接記入しておく。ユーザーはこの値をオペポート3
3等を利用して入力する。感度情報が入力されると、装
置側で予めメモリ32に記憶しておいた記録紙感度とサ
ーマルヘッドの印字パルスの相関表より、バルス幅の設
定値を変更する。
【0022】なお、メモリ32に指定標準紙の感度を記
憶しておき、入力された記録紙感度との相対感度係数を
FCU31で演算し、この相対券度係数に基づいて印字
パルス幅を補正して変更するよう構成しても構わない。
このように、本実施例においては、指定標準紙と異なる
感度を有する記録紙11であっても、記録紙または紙管
に感度情報が直接数値や文字、またはバーコード等の記
号で記録してあるため、ユーザーがオペポート33等を
使ってパルス幅の設定値を変えることができ、記録紙1
1の種類に関係なく一定の濃度を得ることができる。
【0023】以下、請求項2記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図1(c)にお
いて、読取センサ41は、感度情報入力手段として設け
られたバーコードリーダ、CCD、または密着センサ等
の受光素子であり、記録装置にセットされた記録紙11
から其の感度情報を直接読み取る。なお、図1(c)で
は、読取センサ41をサーマルヘッド13の下流に配置
しているが、配置位置はこれに限るものではなく、例え
ば記録装置に外部接続しても構わない。このように、本
実施例は、読取センサ41により記録紙11の感度情報
を自動的に読み取り、自動的にパルス幅の設定を変更す
る。
【0024】次に、作用を説明する。図1(c)に示す
ように、バーコードリーダ等の読取センサ41を用いて
感度情報を読み取る。なお、図1(c)に示す構成は、
図1(b)のバーコード情報Aまたは感度情報Bを読み
取る場合の実施例であり、バーコード情報C、Dを読取
る場合には、読取センサ41を記録紙ホルダ部に設ける
ものとする。また、感度情報がバーコード以外で書込ま
れている場合は、CCDや密着型センサ等の受光素子を
用いた読取センサを構成する。
【0025】こうして入力された感度情報はパルス幅制
御部34に転送され、パルス幅制御部34は、感度情報
に対応するパルス幅をメモリ32から読み出してサーマ
ルヘッド13に設定されている当初のパルス幅を可変設
定する。このように、本実施例においては、記録紙11
に書込まれている感度情報を読取センサ41によって自
動的に読み取るので、パルス幅の設定値を自動的に変え
ることができ、ユーザーは記録紙11をセットするだけ
で記録紙の種類(感度)に関係なく一定の濃度を得るこ
とができる。
【0026】以下、請求項3記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図1(a)にお
いて、メモリ32には、所定のパルス幅によってサーマ
ルヘッド13から熱エネルギーを記録紙11に加えたと
きに得られる指定標準紙の発色濃度を予め記憶してお
く。装置に記録紙11がセットされると、FCU31
は、テスト記録制御部として、前記サーマルヘッド13
をして所定のパルス幅によって熱エネルギーを印加して
テストパターンを記録する。記録後、読取装置200を
濃度読取部として用い、記録紙11上のテストパターン
から発色濃度を読み取る。読み取った発色濃度はFCU
31に転送され、FCU31は比較部として、読み取っ
た発色濃度と前記メモリ32に記憶されている指定標準
紙の発色濃度とを比較して比較係数を算出する。パルス
幅制御部34は、この比較係数に基づいて前記サーマル
ヘッド13に設定されている当初のパルス幅を可変設定
する。
【0027】次に、作用を説明する。装置にセットされ
た記録紙11にサーマルヘッド13にてパターンモード
の黒を印字し、その出力紙を読取装置200にて読み取
ることにより、印字された黒のレベルを検知し、予めメ
モリ32に記憶しておいた黒レベルと比較してパルス幅
設定値を変更する。このとき、上記構成で説明したよう
に、比較係数に基づいてパルス幅を設定するわけである
が、一例としては、比較係数に対応させて予めメモリ3
2にパルス幅を記憶しておき、比較係数と1対1のパル
ス幅を設定する。また、他の例としては、比較係数に基
づいて記録紙感度を演算し、前記請求項1記載の実施例
で説明したように、記録紙感度とパルス幅との対応表か
らパルス幅を設定する。いずれにしても、テスト印字さ
れた発色濃度に基づいて、予めメモリ32に記憶してあ
るサーマルヘッド13の印字パルス幅との相関表からパ
ルス幅設定値を選択し、自動的に設定値を変更する。
【0028】次に、テスト印字について説明する。本実
施例でテスト印字する際には、サーマルヘッド13のパ
ルス幅を数段階に切り換えながら、発色レベルの異なる
テストパターンを印字する。この場合、メモリ32に
は、数段階のパルス幅により規定される熱エネルギーを
加えたときに得られる指定標準紙の発色濃度を各々記憶
しておく。こうして印字されたテストパターンを読取装
置200により読み取って、各パルス幅毎の発色濃度を
指定標準紙の発色濃度と比較する。すなわち、比較係数
を複数ポイントで算出し、記録紙11の感度特性カーブ
を作成する。この特性カーブに基づきパルス制御部34
は、最適なパルス幅を設定する。
【0029】このように構成することで、ワンポイント
の比較係数に基づいてパルス幅を可変設定する構成に比
べて、より正確なパルス幅を記録紙11に対して設定で
き、発色濃度の一定化に一層の効果を奏する。また、前
記請求項1または2記載の実施例では、全ての記録紙メ
ーカーで感度情報の記録方法、例えば絶対値、記入場
所、記入方法(数字またはバーコード)等を統一する必
要がある。さらに、感度情報を入力する装置、例えばオ
ペポート33や読取センサ41が必要となるため、機械
サイズ、コストに関して従来機に対しデメリットとなっ
てしまう。
【0030】そこで、本実施例のように、装置にセット
した記録紙11にサーマルヘッド13を使って決められ
たパターンモードを記録し、発色濃度を装置として既に
有している読取装置200で読み取ることにより、記録
紙感度を測定する。このため、記録紙11に感度情報を
入れる必要がなく、既に市場に出回っている全ての記録
紙に適用できる。さらに、ファクシミリ装置のように最
初から読取装置を備えたものであれば、読取装置200
を新規に機械本体に設ける必要もないため、機械サイズ
も大きくならず、コスト的にも負担が増すことはない。
【0031】このように、本実施例においては、記録紙
11上のテストパターンから発色濃度を読み取って、基
準の発色濃度との比較係数に基づいて記録紙11の感度
を検出するので、記録紙感度に応じてサーマルヘッド1
3のパルス幅を変更することができ、指定標準紙以外を
使用した場合であっても所定水準の発色濃度を得ること
ができる。
【0032】以下、請求項4記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図1(c)にお
いて、濃度読取部として読取センサ41をサーマルヘッ
ド13の下流に配置する。この読取センサ41により、
サーマルヘッド13によって印字された黒のレベルを自
動的に検知する。次に、作用を説明する。
【0033】本実施例では、サーマルヘッド13により
前記請求項3記載の実施例と同様にテスト印字し、サー
マルヘッド13の下流側に設けた読取センサ41にてそ
の黒レベル(発色濃度)を読み取る。読み取った後は、
前記請求項3記載の実施例と同様に比較係数を算出し、
この比較係数に基づいてサーマルヘッド13のパルス幅
を変更する。なお、図1(c)では、読取センサ41を
サーマルヘッド13とカッタ14の間に配置したが、図
2に示すサーマルヘッド13と排紙ローラ対15の間で
あれば、その配置位置は問わない。
【0034】このように、本実施例においては、読取セ
ンサ41をサーマルヘッド13の下流に新設し、テスト
パターンの発色濃度を自動的に読み取るため、印字して
から読み取るまでの時間を一定化でき、記録紙11の感
度を正確に読み取ることが可能となる。通常、印字して
からの経過時間によって印字濃度が変化することが知ら
れている。
【0035】以下、請求項5記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図1(a)にお
いて、FCU31は、装置にセットされた記録紙11に
前記サーマルヘッド13をして所定のパルス幅によりテ
ストパターンを記録するテスト記録ステップを実行す
る。次いで、FCU31は、テストパターンの発色濃度
を、読取装置200または読取センサ41により読み取
る濃度読取ステップを実行する。次に、FCU31は、
読み取った発色濃度に基づいて記録紙感度を演算する感
度演算ステップを実行する。そして、FCU31は、パ
ルス幅制御部34をして、演算された記録紙感度に応じ
て前記サーマルヘッド13のパルス幅(熱エネルギー)
を可変設定するエネルギー設定ステップを実行する。
【0036】なお、各ステップにおける作用は前記各実
施例で説明してあるので、ここでの説明は省略する。こ
のように、本実施例においては、記録紙11上から読み
取ったテストパターンの発色濃度に基づいて記録紙感度
を演算するので、記録紙感度に応じたサーマルヘッド1
3のパルス幅を設定でき、指定標準紙以外を使用した場
合であっても所定水準の発色濃度を得ることができる。
【0037】なお、以上の実施例ではファクシミリ装置
に適用された記録装置を例示したが、本発明はプリンタ
単独で記録装置を構成することが可能であり、またワー
プロやパソコン等のプリンタ部としても実施可能であ
る。また、以上の実施例ではロール状の記録紙11を例
示したが、カットシート状の記録紙であっても本発明を
実施できることは明らかである。
【0038】さらに、実施例ではサーマルヘッド13に
印加する駆動電圧のパルス幅によって熱エネルギーを可
変する構成を例示したが、例えば記録紙11の搬送速度
を可変することによっても熱エネルギーを可変すること
は可能であり、本発明を実現するために、種々の熱エネ
ルギー可変要素を組み合せても一向に構わない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る記録装置によれば、所定の濃度に発色させるた
めに必要な熱エネルギーを種々の記録紙感度に対応させ
て記憶部に予め記憶してき、感熱記録紙に書込まれてい
る固有の感度情報を感度情報入力手段から入力し、入力
した感度情報に対応する熱エネルギーを前記記憶部から
読み出して、エネルギー設定部により加熱手段に設定さ
れている当初の熱エネルギーを可変設定するので、指定
標準紙と異なる感度を有する感熱記録紙であっても加熱
手段の熱エネルギーを可変設定でき、感熱記録紙の種類
に関係なく一定の濃度を得ることができる。
【0040】また、請求項2記載の発明に係る記録装置
によれば、装置にセットされた感熱記録紙から其の感度
情報を読取センサによって直接読み取って入力するの
で、加熱手段の熱エネルギーを自動的に変えることがで
き、感熱記録紙をセットするだけで記録紙の種類に関係
なく一定の濃度を得ることができる。また、請求項3記
載の発明に係る記録装置によれば、所定の熱エネルギー
を加えたときに得られる指定標準紙の発色濃度を記憶部
に予め記憶しておき、装置にセットされた感熱記録紙に
加熱手段をして所定の熱エネルギーによりテストパター
ンを記録し、濃度読取部によって記録紙上のテストパタ
ーンから発色濃度を読み取り、読み取った発色濃度と前
記記憶部に記憶されている指定標準紙の発色濃度とを比
較して比較係数を算出し、この比較係数に基づいて前記
加熱手段に設定されている当初の熱エネルギーを可変設
定するので、指定標準紙以外を使用した場合であっても
所定水準の発色濃度を得ることができる。
【0041】また、請求項4記載の発明に係る記録装置
によれば、加熱手段の下流に配置した濃度読取部により
記録紙上のテストパターンから発色濃度を読み取るの
で、テストパターンの発色濃度を自動的に読み取ること
ができ、また印字してから読み取るまでの時間を一定化
できるので、記録紙の感度を正確に読み取ることが可能
となる。
【0042】また、請求項5記載の発明に係る記録方法
によれば、装置にセットされた感熱記録紙に加熱手段を
して所定の熱エネルギーによりテストパターンを記録
し、このテストパターンの発色濃度を読み取って記録紙
感度を演算し、演算された記録紙感度に応じて前記加熱
手段の熱エネルギーを可変設定するので、指定標準紙以
外を使用した場合であっても所定水準の発色濃度を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜5いずれかに記載された発明を実現
するための構成を示す図であり、同図(a)は記録装置
の一実施例を示すブロック図、同図(b)は請求項1ま
たは2記載の記録装置に用いられる感熱記録紙の構成
図、同図(c)は請求項2または4記載の記録装置の主
要部分を示す構成図である。
【図2】従来の記録装置を適用したファクシミリ装置を
示す構成図である。
【符号の説明】
11 記録紙 13 サーマルヘッド(加熱手段) 31 FCU(制御部) 32 メモリ(記憶部) 33 オペポート(感度情報入力手段) 34 パルス幅制御部(エネルギー設定部) 100 記録装置 200 読取装置 300 ファクシミリ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固有の発色感度を有する種々の感熱記録紙
    の中から指定標準紙の感度を想定して熱エネルギーを設
    定し、 この熱エネルギーを感熱記録紙に加えて発色させる加熱
    手段を備えた記録装置において、 前記種々の感熱記録紙について記録紙または其の付属品
    に予め感度情報が書込まれていることを条件に、 所定の濃度に発色させるために必要な熱エネルギーを種
    々の記録紙感度に対応させて予め記憶してある記憶部を
    設け、 前記感熱記録紙に書込まれている固有の感度情報を入力
    する感度情報入力手段と、 入力された感度情報に対応する熱エネルギーを前記記憶
    部から読み出して前記加熱手段に設定されている当初の
    熱エネルギーを可変設定するエネルギー設定部と、を備
    えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録装置において、 感度情報入力手段は、装置にセットされた感熱記録紙か
    ら其の感度情報を直接読み取る読取センサであることを
    特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】固有の発色感度を有する種々の感熱記録紙
    の中から指定標準紙の感度を想定して熱エネルギーを設
    定し、 この熱エネルギーを感熱記録紙に加えて発色させる加熱
    手段を備えた記録装置において、 所定の熱エネルギーを加えたときに得られる指定標準紙
    の発色濃度を予め記憶してある記憶部を設け、 装置にセットされた感熱記録紙に前記加熱手段をして所
    定の熱エネルギーによりテストパターンを記録するテス
    ト記録制御部と、 記録紙上のテストパターンから発色濃度を読み取る濃度
    読取部と、 読み取った発色濃度と前記記憶部に記憶されている指定
    標準紙の発色濃度とを比較して比較係数を算出する比較
    部と、 この比較係数に基づいて前記加熱手段に設定されている
    当初の熱エネルギーを可変設定するエネルギー設定部
    と、を備えたことを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の記録装置において、 濃度読取部を加熱手段の下流に配置したことを特徴とす
    る記録装置。
  5. 【請求項5】加熱手段により熱エネルギーを加えて感熱
    記録紙を発色させる記録方法において、 装置にセットされた感熱記録紙に前記加熱手段をして所
    定の熱エネルギーによりテストパターンを記録するテス
    ト記録ステップと、 このテストパターンの発色濃度を読み取る濃度読取ステ
    ップと、 読み取った発色濃度に基づいて記録紙感度を演算する感
    度演算ステップと、 演算された記録紙感度に応じて前記加熱手段の熱エネル
    ギーを可変設定するエネルギー設定ステップと、を有す
    ることを特徴とする記録方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002019172A (ja) * 2000-07-11 2002-01-23 Sato Corp 印刷装置および印刷方法
JP2008284846A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute サーマルプリンタ
JP2012183698A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Toshiba Tec Corp プリンタ
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