JPH052861B2 - - Google Patents
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- JPH052861B2 JPH052861B2 JP58042791A JP4279183A JPH052861B2 JP H052861 B2 JPH052861 B2 JP H052861B2 JP 58042791 A JP58042791 A JP 58042791A JP 4279183 A JP4279183 A JP 4279183A JP H052861 B2 JPH052861 B2 JP H052861B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- accumulator
- hydraulic
- hydraulic pressure
- control valve
- Prior art date
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Description
本発明は、自動車等の車輌に用いられる自動変
速機のための油圧制御装置に係り、特に原動機と
して過給機付き内燃機関を用いている車輌の自動
変速機に於て変速シヨツクの低減のために油圧制
御装置に組込まれているアキユームレータの背圧
制御装置に係る。 自動車等の車輌に用いられる自動変速機は、遊
星歯車機構等により構成された内燃機関の如き原
動機によつて駆動される歯車変速機構と、クラツ
チ、ブレーキの如き油圧作動式の摩擦係合装置を
有し、前記摩擦係合装置に対する油圧の給排が切
換えられることにより該摩擦係合装置の係合が選
択的に切換えられて複数個の変速段のうちの何れ
かを選択的に達成するように構成されており、こ
の種の自動変速機は従来より種々の構成に於て既
に知られており、またこの自動変速機を切換作動
させる装置として種々の構成による油圧制御装置
が知られており、この油圧制御装置は、一般に、
車輌の運転状態、例えば内燃機関のスロツトル開
度(負荷)と車速とに応じて前記摩擦係合装置に
対する油圧の給排を切換える、一般にシフト弁と
称されている油圧切換弁を有し、スロツトル開度
の増大に応じて増大するライン油圧を前記油圧切
換弁の作動により前記摩擦係合装置へ選択的に供
給して変速段の切換制御を行うようになつてい
る。 上述の如き自動変速機に於ては、油圧作動式摩
擦係合装置は、これに供給される油圧、所謂サー
ボ油圧の増大に応じて係合作動するが、いきなり
大きい油圧を供給されると、急激な係合作動を
し、自動変速機の出力軸トルクが急激に変化する
ことによる変速シヨツクと称されているシヨツク
を生じる。 前記変速シヨツクの対策として、油圧切換弁よ
り摩擦係合装置へ油圧を供給する油路の途中にシ
リンダ−ピストン式のアキユームレータを接続
し、該アキユームレータによるアキユームレータ
作用によつて摩擦係合装置への油圧供給時に於け
る油圧の上昇速度を小さくして摩擦係合装置に供
給される油圧が徐々に増大するようにし、その係
合が急激に行われることを回避し、摩擦係合装置
の係合に伴う変速シヨツクを低減することが従来
より行われている。この変速シヨツクを低減する
ためには、アキユームレータは、摩擦係合装置が
実際に係合を開始してからそれが完全に係合する
間の油圧上昇の全過程に於て油圧の急激な上昇を
抑制すべくアキユームレータ作用を行う必必要が
あり、このため前記アキユームレータは、全運転
域に於て良好な変速シヨツク低減効果を奏するべ
く、一般に、背圧室を有し、該背圧室にスロツト
ル開度の増大に応じて増大するライン油圧或いは
ライン油圧よりスロツトル開度に関係して修正さ
れたアキユームレータ制御油圧を供給され、背圧
室よりアキユームレータピストンに作用する油圧
と蓄圧室よりアキユームレータピストンに作用す
る油圧の差に応じて作動するようになつている。 ところで、自動変速機の摩擦係合装置が実質的
に係合するに要するサーボ油圧は、その時の伝達
トルク、即ち原動機の出力トルクにより異り、出
力トルクが大きいほど高くなるから、アキユーム
レータの背圧室に内燃機関のスロツトル開度に応
じた油圧であるライン油圧或いは該ライン油圧よ
り更にスロツトル開度に応じて修正されたアキユ
ームレータ制御油圧が供給されれば、スロツトル
開度と原動機の負荷、即ち出力トルクとが一定の
関係にある状態下に於ては、アキユームレータは
摩擦係合装置の係合のタイミングに常に適合し、
常にほぼ一定の良好な変速シヨツク低減効果を奏
する。かかる自動変速機と油圧制御装置の組合せ
に於ては、内燃機関の出力が増大するにつれて摩
擦係合装置が担持すべきトルクが増大するので、
ライン油圧は、従来より上記の如く、スロツトル
開度の増大に応じて増大するよう、ライン油圧制
御弁により制御されている。また上記の如くアキ
ユームレータ背圧をライン油圧と同様にスロツト
ル開度の増大に応じて増大させることも行われて
いる。 ところで、内燃機関に過給機を取付ける技術
は、任意の既存の設計になる内燃機関にこれを付
加的に組込むことにより車輌の出力性能を比較的
簡単に増大させることができるものとして利用さ
れている。この場合、過給機を備えない内燃機関
と自動変速機の組合せに於て油圧制御装置が設計
されていると、過給機が付加されたことにより同
じスロツトル開度に対して内燃機関の出力が増大
するので、変速に当つて摩擦係合装置に実質的な
係合が生ずる点が遅れ側に偏倚し、アキユームレ
ータが移動し終つた後摩擦係合装置が実質的に係
合状態に達する事態が生ずる虞れがある。 本発明は、このように内燃機関と自動変速機の
組合せに関する既存の設計に対し過給機を追加す
るような場合に、可及的に簡単な設計変更により
上記の如きタイミングのずれの問題を解決するこ
とのできる油圧制御装置を提供することを課題と
している。 かかる課題は、本発明によれば、過給機付き内
燃機関により駆動される歯車変速機構と油圧作動
式摩擦係合装置とを有し、前記摩擦係合装置に対
する油圧の給排が切換えられることにより複数個
の変速段のうちの何れかが達成されるよう構成さ
れた車輌用自動変速機の油圧制御装置にして、ラ
イン油圧制御弁と、車輌の運転状態に応じて前記
摩擦係合装置に対するライン油圧の給排を切換え
る油圧切換弁と、前記油圧切換弁により前記摩擦
係合装置へライン油圧を供給する油路の途中に接
続され背圧室を有するシリンダーピストン構造の
アキユームレータと、前記アキユームレータの背
圧室に供給するアキユームレータ制御油圧を生ず
るアキユームレータ油圧制御弁とを有し、更に前
記ライン油圧制御弁と前記アキユームレータ油圧
制御弁の少くとも一方を過給機による吸気過給の
度合に応じてライン油圧又はアキユームレータ制
御油圧を高める方向に付勢する手段を有している
ことを特徴とする油圧制御装置によつて達成され
る。 上記の如く、内燃機関の出力が増大することに
より、アキユームレータの作動タイミングに対し
て摩擦係合装置の実質的係合が生ずる時点が遅れ
側に偏倚することは、ライン油圧を高めること又
はアキユームレータ背圧を高めることの少なくと
も一方により達成することができる。本発明はこ
の点に着目し、ライン油圧制御弁とアキユームレ
ータ油圧制御弁の少くとも一方を、過給機による
吸気過給の度合に応じて、ライン油圧又はアキユ
ームレータ制御油圧(背圧)を高める方向に付勢
することを提案するものである。 以下に添付の図を参照して本発明を実施例につ
いて詳細に説明する。 第1図は車輌用自動変速装置の一つの実施例を
解図的に示している。車輌用自動変速装置は、内
燃機関100の出力軸に連結された入力軸1と、
流体式トルクコンバータ2と、流体式トルクコン
バータ2の出力軸3に接続された軸4を入力軸と
してこれに幾つかの変速特性を与えてその出力軸
6へ車輪の駆動車輪を駆動するための駆動力を出
力する遊星歯車装置5とを含むものである。内燃
機関100は吸気通路101より空気と燃料の混
合気を吸入し、排気ガスを排気通路102へ排出
する。内燃機関100には排気通路102を流れ
る排気ガスのエネルギを利用して過給を行うター
ボチヤージヤ103が取付けられている。 遊星歯車装置5は、サンギア10と、二つのリ
ングギア11及び12と、サンギア10とリング
ギア11との間にあつて該両者に噛合したプラネ
タリピニオン13と、サンギア10とリングギア
12との間にあつて該両者に噛合したもう一つの
プラネタリピニオン14と、プラネタリピニオン
13及び14を各々個別に回転可能に支持したキ
ヤリア22及び23とを有している。リングギア
11は中間軸8により支持されており、中間軸8
はフオワードクラツチ15によつて入力軸4に選
択的にトルク伝達関係に連結されるようになつて
いる。サンギア10は中間軸9により支持されて
おり、中間軸9は、ダイレクトクラツチ16によ
つて入力軸4に選択的にトルク伝達関係に連結さ
れるようになつている。中間軸9はエンジンドラ
イブ時にロツク状態になる一方向クラツチ18と
セカンドブレーキ19との直接接続機構によつて
トランスミツシヨンケースに選択的に固定されて
その回転を選択的に阻止され、また前記直列接続
機構に対し並列に設けられたセカンドコーストブ
レーキ17によつて前記直列接続機構とは個別に
トランスミツシヨンケースに選択的に固定されて
その回転を選択的に阻止されるようになつてい
る。キヤリヤ23は、エンジンドライブ時にロツ
ク状態になる一方向クラツチ20によつてエンジ
ンドライブ時にのみトランスミツシヨンケースに
固定されてその回転を阻止され、またフアースト
&リバースブレーキ21によりトランスミツシヨ
ンケースに選択的に固定されてその回転を選択的
に阻止されるようになつている。リングギア12
とキヤリア22は共に出力軸6に連結されてい
る。 遊星歯車装置5のクラツチ15,16及びブレ
ーキ17,19,21の各々は図示されていない
油圧式サーボ装置により駆動され、この各サーボ
装置の作動制御は油圧制御装置25により行われ
るようになつている。 油圧制御装置25は、内燃機関100により駆
動されるオイルポンプ26と、内燃機関100の
スロツトル開度に実質的に比例したライン油圧を
発生するライン油圧制御弁27と、ライン油圧を
コンバータ油圧に変化せしめるコンバータ油圧制
御弁28と、前記スロツトル開度に比例したスロ
ツトル油圧を発生するスロツトル油圧制御弁29
と、車速に比例したガバナ油圧を発生するガバナ
油圧制御弁30と、マニユアルシフトレバーによ
り手動操作されるマニユアルレンジ切換弁31
と、1−2速切換弁32と、2−3速切換弁33
と、フオワードクラツチ用アキユームレータ34
と、ダイレクトクラツチ用アキユームレータ35
と、セカンドブレーキ用アキユームレータ36
と、アキユームレータ油圧制御弁37等を有して
おり、スロツトル開度と、車速と、図示されてい
ないマニユアルシフトレバーにより定められるシ
フトレンジとに応じて予め定められた変速パター
ンに基いて1−2速切換弁32及び2−3速切換
弁33が切換作動することによりクラツチ15,
16及びブレーキ17,19,21の各々を次頁
に示された表の如き組合せにて作動させるように
なつている。
速機のための油圧制御装置に係り、特に原動機と
して過給機付き内燃機関を用いている車輌の自動
変速機に於て変速シヨツクの低減のために油圧制
御装置に組込まれているアキユームレータの背圧
制御装置に係る。 自動車等の車輌に用いられる自動変速機は、遊
星歯車機構等により構成された内燃機関の如き原
動機によつて駆動される歯車変速機構と、クラツ
チ、ブレーキの如き油圧作動式の摩擦係合装置を
有し、前記摩擦係合装置に対する油圧の給排が切
換えられることにより該摩擦係合装置の係合が選
択的に切換えられて複数個の変速段のうちの何れ
かを選択的に達成するように構成されており、こ
の種の自動変速機は従来より種々の構成に於て既
に知られており、またこの自動変速機を切換作動
させる装置として種々の構成による油圧制御装置
が知られており、この油圧制御装置は、一般に、
車輌の運転状態、例えば内燃機関のスロツトル開
度(負荷)と車速とに応じて前記摩擦係合装置に
対する油圧の給排を切換える、一般にシフト弁と
称されている油圧切換弁を有し、スロツトル開度
の増大に応じて増大するライン油圧を前記油圧切
換弁の作動により前記摩擦係合装置へ選択的に供
給して変速段の切換制御を行うようになつてい
る。 上述の如き自動変速機に於ては、油圧作動式摩
擦係合装置は、これに供給される油圧、所謂サー
ボ油圧の増大に応じて係合作動するが、いきなり
大きい油圧を供給されると、急激な係合作動を
し、自動変速機の出力軸トルクが急激に変化する
ことによる変速シヨツクと称されているシヨツク
を生じる。 前記変速シヨツクの対策として、油圧切換弁よ
り摩擦係合装置へ油圧を供給する油路の途中にシ
リンダ−ピストン式のアキユームレータを接続
し、該アキユームレータによるアキユームレータ
作用によつて摩擦係合装置への油圧供給時に於け
る油圧の上昇速度を小さくして摩擦係合装置に供
給される油圧が徐々に増大するようにし、その係
合が急激に行われることを回避し、摩擦係合装置
の係合に伴う変速シヨツクを低減することが従来
より行われている。この変速シヨツクを低減する
ためには、アキユームレータは、摩擦係合装置が
実際に係合を開始してからそれが完全に係合する
間の油圧上昇の全過程に於て油圧の急激な上昇を
抑制すべくアキユームレータ作用を行う必必要が
あり、このため前記アキユームレータは、全運転
域に於て良好な変速シヨツク低減効果を奏するべ
く、一般に、背圧室を有し、該背圧室にスロツト
ル開度の増大に応じて増大するライン油圧或いは
ライン油圧よりスロツトル開度に関係して修正さ
れたアキユームレータ制御油圧を供給され、背圧
室よりアキユームレータピストンに作用する油圧
と蓄圧室よりアキユームレータピストンに作用す
る油圧の差に応じて作動するようになつている。 ところで、自動変速機の摩擦係合装置が実質的
に係合するに要するサーボ油圧は、その時の伝達
トルク、即ち原動機の出力トルクにより異り、出
力トルクが大きいほど高くなるから、アキユーム
レータの背圧室に内燃機関のスロツトル開度に応
じた油圧であるライン油圧或いは該ライン油圧よ
り更にスロツトル開度に応じて修正されたアキユ
ームレータ制御油圧が供給されれば、スロツトル
開度と原動機の負荷、即ち出力トルクとが一定の
関係にある状態下に於ては、アキユームレータは
摩擦係合装置の係合のタイミングに常に適合し、
常にほぼ一定の良好な変速シヨツク低減効果を奏
する。かかる自動変速機と油圧制御装置の組合せ
に於ては、内燃機関の出力が増大するにつれて摩
擦係合装置が担持すべきトルクが増大するので、
ライン油圧は、従来より上記の如く、スロツトル
開度の増大に応じて増大するよう、ライン油圧制
御弁により制御されている。また上記の如くアキ
ユームレータ背圧をライン油圧と同様にスロツト
ル開度の増大に応じて増大させることも行われて
いる。 ところで、内燃機関に過給機を取付ける技術
は、任意の既存の設計になる内燃機関にこれを付
加的に組込むことにより車輌の出力性能を比較的
簡単に増大させることができるものとして利用さ
れている。この場合、過給機を備えない内燃機関
と自動変速機の組合せに於て油圧制御装置が設計
されていると、過給機が付加されたことにより同
じスロツトル開度に対して内燃機関の出力が増大
するので、変速に当つて摩擦係合装置に実質的な
係合が生ずる点が遅れ側に偏倚し、アキユームレ
ータが移動し終つた後摩擦係合装置が実質的に係
合状態に達する事態が生ずる虞れがある。 本発明は、このように内燃機関と自動変速機の
組合せに関する既存の設計に対し過給機を追加す
るような場合に、可及的に簡単な設計変更により
上記の如きタイミングのずれの問題を解決するこ
とのできる油圧制御装置を提供することを課題と
している。 かかる課題は、本発明によれば、過給機付き内
燃機関により駆動される歯車変速機構と油圧作動
式摩擦係合装置とを有し、前記摩擦係合装置に対
する油圧の給排が切換えられることにより複数個
の変速段のうちの何れかが達成されるよう構成さ
れた車輌用自動変速機の油圧制御装置にして、ラ
イン油圧制御弁と、車輌の運転状態に応じて前記
摩擦係合装置に対するライン油圧の給排を切換え
る油圧切換弁と、前記油圧切換弁により前記摩擦
係合装置へライン油圧を供給する油路の途中に接
続され背圧室を有するシリンダーピストン構造の
アキユームレータと、前記アキユームレータの背
圧室に供給するアキユームレータ制御油圧を生ず
るアキユームレータ油圧制御弁とを有し、更に前
記ライン油圧制御弁と前記アキユームレータ油圧
制御弁の少くとも一方を過給機による吸気過給の
度合に応じてライン油圧又はアキユームレータ制
御油圧を高める方向に付勢する手段を有している
ことを特徴とする油圧制御装置によつて達成され
る。 上記の如く、内燃機関の出力が増大することに
より、アキユームレータの作動タイミングに対し
て摩擦係合装置の実質的係合が生ずる時点が遅れ
側に偏倚することは、ライン油圧を高めること又
はアキユームレータ背圧を高めることの少なくと
も一方により達成することができる。本発明はこ
の点に着目し、ライン油圧制御弁とアキユームレ
ータ油圧制御弁の少くとも一方を、過給機による
吸気過給の度合に応じて、ライン油圧又はアキユ
ームレータ制御油圧(背圧)を高める方向に付勢
することを提案するものである。 以下に添付の図を参照して本発明を実施例につ
いて詳細に説明する。 第1図は車輌用自動変速装置の一つの実施例を
解図的に示している。車輌用自動変速装置は、内
燃機関100の出力軸に連結された入力軸1と、
流体式トルクコンバータ2と、流体式トルクコン
バータ2の出力軸3に接続された軸4を入力軸と
してこれに幾つかの変速特性を与えてその出力軸
6へ車輪の駆動車輪を駆動するための駆動力を出
力する遊星歯車装置5とを含むものである。内燃
機関100は吸気通路101より空気と燃料の混
合気を吸入し、排気ガスを排気通路102へ排出
する。内燃機関100には排気通路102を流れ
る排気ガスのエネルギを利用して過給を行うター
ボチヤージヤ103が取付けられている。 遊星歯車装置5は、サンギア10と、二つのリ
ングギア11及び12と、サンギア10とリング
ギア11との間にあつて該両者に噛合したプラネ
タリピニオン13と、サンギア10とリングギア
12との間にあつて該両者に噛合したもう一つの
プラネタリピニオン14と、プラネタリピニオン
13及び14を各々個別に回転可能に支持したキ
ヤリア22及び23とを有している。リングギア
11は中間軸8により支持されており、中間軸8
はフオワードクラツチ15によつて入力軸4に選
択的にトルク伝達関係に連結されるようになつて
いる。サンギア10は中間軸9により支持されて
おり、中間軸9は、ダイレクトクラツチ16によ
つて入力軸4に選択的にトルク伝達関係に連結さ
れるようになつている。中間軸9はエンジンドラ
イブ時にロツク状態になる一方向クラツチ18と
セカンドブレーキ19との直接接続機構によつて
トランスミツシヨンケースに選択的に固定されて
その回転を選択的に阻止され、また前記直列接続
機構に対し並列に設けられたセカンドコーストブ
レーキ17によつて前記直列接続機構とは個別に
トランスミツシヨンケースに選択的に固定されて
その回転を選択的に阻止されるようになつてい
る。キヤリヤ23は、エンジンドライブ時にロツ
ク状態になる一方向クラツチ20によつてエンジ
ンドライブ時にのみトランスミツシヨンケースに
固定されてその回転を阻止され、またフアースト
&リバースブレーキ21によりトランスミツシヨ
ンケースに選択的に固定されてその回転を選択的
に阻止されるようになつている。リングギア12
とキヤリア22は共に出力軸6に連結されてい
る。 遊星歯車装置5のクラツチ15,16及びブレ
ーキ17,19,21の各々は図示されていない
油圧式サーボ装置により駆動され、この各サーボ
装置の作動制御は油圧制御装置25により行われ
るようになつている。 油圧制御装置25は、内燃機関100により駆
動されるオイルポンプ26と、内燃機関100の
スロツトル開度に実質的に比例したライン油圧を
発生するライン油圧制御弁27と、ライン油圧を
コンバータ油圧に変化せしめるコンバータ油圧制
御弁28と、前記スロツトル開度に比例したスロ
ツトル油圧を発生するスロツトル油圧制御弁29
と、車速に比例したガバナ油圧を発生するガバナ
油圧制御弁30と、マニユアルシフトレバーによ
り手動操作されるマニユアルレンジ切換弁31
と、1−2速切換弁32と、2−3速切換弁33
と、フオワードクラツチ用アキユームレータ34
と、ダイレクトクラツチ用アキユームレータ35
と、セカンドブレーキ用アキユームレータ36
と、アキユームレータ油圧制御弁37等を有して
おり、スロツトル開度と、車速と、図示されてい
ないマニユアルシフトレバーにより定められるシ
フトレンジとに応じて予め定められた変速パター
ンに基いて1−2速切換弁32及び2−3速切換
弁33が切換作動することによりクラツチ15,
16及びブレーキ17,19,21の各々を次頁
に示された表の如き組合せにて作動させるように
なつている。
【表】
この一覧表に於て、〇印は当該クラツチ又はブ
レーキが係合されていることを示し、×印は当該
クラツチ又はブレーキが解放されていることを示
し、△印は当該一方向クラツチがエンジン側より
車輌を駆動するエンジンドライブ時には係合(ロ
ツク)され、車輌側よりエンジンが駆動されるエ
ンジンブレーキ時には解放(フリー)されること
を示す。 上述の如き表に示された組合せにてクラツチ1
5,16及びブレーキ17,19,21の各々が
作動されることにより遊星歯車装置5は前進三段
後進一段の変速段を選択的に達成する。 アキユームレータ34〜36は各々マニユアル
シフト切換弁31または1−2速切換弁弁32、
2−3速切換弁33よりクラツチ15,16及び
ブレーキ19へ各々油圧を供給する油路の途中に
接続されており、これらアキユームレータは各々
それ自身周知のシリンダ−ピストン構造のもので
あり、その一例が第2図に示されている。 第2図に於てはダイレクトクラツチ用アキユー
ムレータ35について説明する。アキユームレー
タ35は、バルブボデイ40に形成された大径シ
リンダ室41と小径シリンダ室42とをその軸線
方向に直列に有し、これらシリンダ室内にアキユ
ームレータピストン43をその軸線方向に移動可
能に受入れている。アキユームレータピストン4
3は大径シリンダ室41に嵌合する大径ピストン
ランド部44と小径シリンダ室42に嵌合する小
径ピストン部45とを有し、大径ピストンランド
44は、小径ピストン部45とは反対の側に蓄圧
室46を、また小径ピストン部45の側に背圧室
47を各々郭定している。蓄圧室46はポート4
8を経てダイレクトクラツチ16の油圧サーボ装
置16へ油圧を供給する油路49に接続され、油
圧サーボ装置16sに供給される油圧、即ちサー
ボ油圧Psと同じ油圧を供給されるようになつて
いる。アキユームレータピストン44は蓄圧室4
6の側よりライン油圧Psを及ぼされ、また背圧
室47の側よりアキユームレータ制御弁37より
のアキユームレータ制御油圧Paを及ぼされると
同時に戻しばね50のばね力を及ぼされ、それら
の平衡関係に応じて作動するようになつている。 第3図は本発明による油圧制御装置の一つの実
施例に用いられるライン油圧制御弁27の一実施
例を示している。ライン油圧制御弁27は、バル
ブボデイ40に形成されたボア内に二つのスプー
ル51と52とを各々図にて上下方向に移動可能
に有し、スプール51のランド部53により制御
される入口ポート54と逃しポート55との連通
度とスプール51のもう一つのランド部56によ
り制御される入口ポート54とコンバータ油圧制
御弁28への逃しポート57との連通度により決
まる油の逃し量に応じて入口ポート54に接続さ
れた油路58にライン油圧PLを発生するように
なつている。 逃しポート57より逃がされる油圧Pcはトル
クコンバータ油圧としてトルクコンバータ2へ供
給される。 スプール51は、該スプールに設けられた油孔
51aを経て油室60に導入されるライン油圧
PLによつて与えられる図にて下向きの力と圧縮
コイルばね59とスプール52によつて与えられ
る図にて上向きの力との平衡関係に基いて駆動さ
れ、前記下向きの力が前記上向きの力より大きい
時には降下して前記二つの連通度を各々増大し、
これに対し前記上向きの力が前記下向きの力より
大きい時には上昇して前記二つの連通度を各々減
少するようになつている。 スプール52はポート61より小径ランド部6
2の一方の側の油室63に導入される油圧及びポ
ート64より小径ランド部62と大径ランド部6
5との間の油室66に導入される油圧によつて図
にて上方へ駆動され、それら油圧に応じてスプー
ル51に対し図にて上向きの力を及ぼすようにな
つている。ポート61には常にスロツトル油圧制
御弁29よりスロツトル開度の増大に応じて増大
するスロツトル油圧Ptが導入され、ポート64
にはRレンジ時にのみブースト油圧Pbとしてラ
イン油圧が与えられるようになつている。 またスプール52はブースト装置67によつて
選択的に図にて上方へ付勢され、スプール51に
及ぼす図にて上向きの力を増大するようになつて
いる。ブースト装置67は、トランスミツシヨン
ケース68に固定されたシリンダケース69と、
シリンダケース69内に設けられたピストン70
と、ピストン70に一体に設けられた先端部にて
スプール52に係合しピストン70の図にて上方
への移動に伴いスプール52を図にて上方へ駆動
するプランジヤロツド71と、ピストン70を図
にて下方へ付勢する圧縮コイルばね72と、圧力
室73へ流体圧を供給するためのポート74とを
有しており、ポート74にはターボチヤージヤ1
03による過給圧に比例して増大する流体圧、例
えばターボチヤージヤ103より吸気流で見て下
流側に於ける吸気通路101の吸気圧力Piを供給
されるようになつている。 ブースト装置67のピストン70はポート74
より圧力室63に導入される吸気圧力Piの増大、
即ち過給圧の増大に応じて圧縮コイルばね72の
ばね力の抗して図にて上方へ変位し、これに伴い
プランジヤロツド71がスプール52を図にて上
方へ向けて付勢し、これによつてスプール52よ
りスプール51に与えられる図にて上向きの力が
増大し、これに伴いライン油圧制御弁27が発生
するライン油圧PLは、第4図に示されている如
く、過給圧の増大に比例して増大する。 本発明による自動変速機のための油圧制御装置
はアキユームレータ制御油圧Paを過給圧に応じ
て補正調圧するよう構成されていても良い。 第5図は過給圧に応じてアキユームレータ制御
油圧を補正調圧するよう構成されたアキユームレ
ータ油圧制御弁の一つの実施例を示している。ア
キユームレータ油圧制御弁37は、バルブボデイ
40に設けられたボア内に一つのスプール75を
図にて上下方向に移動可能に有しており、スプー
ル75のランド部76により制御される入口ポー
ト77と出口ポート78との連通度と、ランド部
79により制御される出口ポート78と逃しポー
ト80との連通度により決まる油供給量と油逃し
量とに応じて出口ポート78に発生するアキユー
ムレータ制御油圧Paを制御するようになつてい
る。 スプール75は、ポート81より油室82内に
導入されるアキユームレータ制御油圧Paによつ
て与えられる図にて下向きの力と圧縮コイルばね
83とポート84より油室85に導入されるスロ
ツトル制御油圧Ptによつて与えられる図にて上
向きの力との平衡関係に基いて駆動され、前記下
向きの力が前記上向きの力より大きい時には降下
して入口ポート77と出口ポート78との連通度
を減少すると共に、出口ポート78と逃しポート
80との連通度を増大し、これに対し前記上向き
の力が前記下向きの力より大きい時には上昇して
入口ポート77と出口ポート78との連通度を増
大すると共に出口ポート78と逃しポート80と
の連通度を減少するようになつている。 上述の如き構成は従来から知られているアキユ
ームレータ油圧制御弁の一般的構造であり、本発
明による油圧制御装置に用いられるアキユームレ
ータ油圧制御弁37は更にブースト装置67の作
動に応じてアキユームレータ制御油圧を修正調圧
するようになつている。ブースト装置67は第3
図に示されたライン油圧制御弁に用いられたブー
スト装置67と実質的に同一構造のブースト装置
であり、過給圧の増大に伴いプランジヤロツド7
1が図にて上方へ駆動されて過給圧の増大に応じ
てスプール75に及ぼす図にて上向きの力を増大
するようになつており、これによりアキユームレ
ータ油圧制御弁37は過給圧の増大に応じて出口
ポート78に発生するアキユームレータ制御油圧
Paを増大する。 第6図は第5図に示されたアキユームレータ油
圧制御弁が用いられた時のアキユームレータ制御
油圧を示している。このグラフからも明らかな如
く、過給時には無過給時に比してアキユームレー
タ制御油圧Paが増大し、その増大量は、第7図
に示されている如く、過給圧の増大に比例して増
大するから、この実施例に於ても上述した実施例
と同様の効果が得られる。 第8図は本発明による油圧制御装置の他の一つ
の実施例の要部を示している。かかる実施例に於
ては、ライン油圧制御弁27のスプール51が油
室63のスロツトル油圧Pt、油室63のブース
ト油圧Pbとは別に、ポート86より油室87に
導入されるスーパチヤージ油圧Pdを導入され、
その油圧によつても図にて上方へ駆動されるよう
になつている。スーパチヤージ油圧Pdは過給圧
Piの増大に応じて増大する油圧であり、該油圧は
スーパチヤージ油圧制御弁88により制御される
ようになつている。 スーパチヤージ油圧制御弁88はバルブボデイ
40に形成されたボア内に一つのスプール89を
図にて上下方向に移動可能に有しており、スプー
ル89のランド部90によつて入口ポート91と
出口ポート92との連通度を制御することにより
出口ポート92にスーパチヤージ油圧Pdを発生
するようになつている。スプール89は、ポート
93より油室94に導入されるスーパチヤージ油
圧Pdによつて与えられる図にて下向きの力間と
上述した実施例に於けるそれと同一構造のブース
ト装置67のプランジヤロツド71より与えられ
る図にて上向きの力との平衡関係に基いて駆動さ
れ、スプール89に及ぼされる図にて上向きの力
の増大、即ち過給圧の増大に応じて前記連通度を
増大し、出口ポート92に過給圧の増大に比例し
て増大するスーパチヤージ油圧Pdを発生するよ
うになつている。 この実施例に於ては、過給圧の増大に応じて増
大するスーパチヤージ油圧Pdがライン油圧制御
弁27の油室87に導入されることにより、ライ
ン油圧制御弁27は第3図に示された実施例に於
けるのそれと同様の特性のライン油圧を発生す
る。 従つて、この実施例に於ても上述した実施例と
同様の作用効果が得られることが理解されよう。 ブースト装置を駆動する圧力Piは上述した吸気
圧力以外に、過給圧の増大に応じて増大する排気
ガス圧力であつても良く、これはその他、過給圧
に比例して増大する圧力であれば他の流体圧であ
つても良い。 以上に於ては本発明を特定の実施例について説
明したが、本発明は、これらに限定されるもので
はなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとつて明らかであろう。
レーキが係合されていることを示し、×印は当該
クラツチ又はブレーキが解放されていることを示
し、△印は当該一方向クラツチがエンジン側より
車輌を駆動するエンジンドライブ時には係合(ロ
ツク)され、車輌側よりエンジンが駆動されるエ
ンジンブレーキ時には解放(フリー)されること
を示す。 上述の如き表に示された組合せにてクラツチ1
5,16及びブレーキ17,19,21の各々が
作動されることにより遊星歯車装置5は前進三段
後進一段の変速段を選択的に達成する。 アキユームレータ34〜36は各々マニユアル
シフト切換弁31または1−2速切換弁弁32、
2−3速切換弁33よりクラツチ15,16及び
ブレーキ19へ各々油圧を供給する油路の途中に
接続されており、これらアキユームレータは各々
それ自身周知のシリンダ−ピストン構造のもので
あり、その一例が第2図に示されている。 第2図に於てはダイレクトクラツチ用アキユー
ムレータ35について説明する。アキユームレー
タ35は、バルブボデイ40に形成された大径シ
リンダ室41と小径シリンダ室42とをその軸線
方向に直列に有し、これらシリンダ室内にアキユ
ームレータピストン43をその軸線方向に移動可
能に受入れている。アキユームレータピストン4
3は大径シリンダ室41に嵌合する大径ピストン
ランド部44と小径シリンダ室42に嵌合する小
径ピストン部45とを有し、大径ピストンランド
44は、小径ピストン部45とは反対の側に蓄圧
室46を、また小径ピストン部45の側に背圧室
47を各々郭定している。蓄圧室46はポート4
8を経てダイレクトクラツチ16の油圧サーボ装
置16へ油圧を供給する油路49に接続され、油
圧サーボ装置16sに供給される油圧、即ちサー
ボ油圧Psと同じ油圧を供給されるようになつて
いる。アキユームレータピストン44は蓄圧室4
6の側よりライン油圧Psを及ぼされ、また背圧
室47の側よりアキユームレータ制御弁37より
のアキユームレータ制御油圧Paを及ぼされると
同時に戻しばね50のばね力を及ぼされ、それら
の平衡関係に応じて作動するようになつている。 第3図は本発明による油圧制御装置の一つの実
施例に用いられるライン油圧制御弁27の一実施
例を示している。ライン油圧制御弁27は、バル
ブボデイ40に形成されたボア内に二つのスプー
ル51と52とを各々図にて上下方向に移動可能
に有し、スプール51のランド部53により制御
される入口ポート54と逃しポート55との連通
度とスプール51のもう一つのランド部56によ
り制御される入口ポート54とコンバータ油圧制
御弁28への逃しポート57との連通度により決
まる油の逃し量に応じて入口ポート54に接続さ
れた油路58にライン油圧PLを発生するように
なつている。 逃しポート57より逃がされる油圧Pcはトル
クコンバータ油圧としてトルクコンバータ2へ供
給される。 スプール51は、該スプールに設けられた油孔
51aを経て油室60に導入されるライン油圧
PLによつて与えられる図にて下向きの力と圧縮
コイルばね59とスプール52によつて与えられ
る図にて上向きの力との平衡関係に基いて駆動さ
れ、前記下向きの力が前記上向きの力より大きい
時には降下して前記二つの連通度を各々増大し、
これに対し前記上向きの力が前記下向きの力より
大きい時には上昇して前記二つの連通度を各々減
少するようになつている。 スプール52はポート61より小径ランド部6
2の一方の側の油室63に導入される油圧及びポ
ート64より小径ランド部62と大径ランド部6
5との間の油室66に導入される油圧によつて図
にて上方へ駆動され、それら油圧に応じてスプー
ル51に対し図にて上向きの力を及ぼすようにな
つている。ポート61には常にスロツトル油圧制
御弁29よりスロツトル開度の増大に応じて増大
するスロツトル油圧Ptが導入され、ポート64
にはRレンジ時にのみブースト油圧Pbとしてラ
イン油圧が与えられるようになつている。 またスプール52はブースト装置67によつて
選択的に図にて上方へ付勢され、スプール51に
及ぼす図にて上向きの力を増大するようになつて
いる。ブースト装置67は、トランスミツシヨン
ケース68に固定されたシリンダケース69と、
シリンダケース69内に設けられたピストン70
と、ピストン70に一体に設けられた先端部にて
スプール52に係合しピストン70の図にて上方
への移動に伴いスプール52を図にて上方へ駆動
するプランジヤロツド71と、ピストン70を図
にて下方へ付勢する圧縮コイルばね72と、圧力
室73へ流体圧を供給するためのポート74とを
有しており、ポート74にはターボチヤージヤ1
03による過給圧に比例して増大する流体圧、例
えばターボチヤージヤ103より吸気流で見て下
流側に於ける吸気通路101の吸気圧力Piを供給
されるようになつている。 ブースト装置67のピストン70はポート74
より圧力室63に導入される吸気圧力Piの増大、
即ち過給圧の増大に応じて圧縮コイルばね72の
ばね力の抗して図にて上方へ変位し、これに伴い
プランジヤロツド71がスプール52を図にて上
方へ向けて付勢し、これによつてスプール52よ
りスプール51に与えられる図にて上向きの力が
増大し、これに伴いライン油圧制御弁27が発生
するライン油圧PLは、第4図に示されている如
く、過給圧の増大に比例して増大する。 本発明による自動変速機のための油圧制御装置
はアキユームレータ制御油圧Paを過給圧に応じ
て補正調圧するよう構成されていても良い。 第5図は過給圧に応じてアキユームレータ制御
油圧を補正調圧するよう構成されたアキユームレ
ータ油圧制御弁の一つの実施例を示している。ア
キユームレータ油圧制御弁37は、バルブボデイ
40に設けられたボア内に一つのスプール75を
図にて上下方向に移動可能に有しており、スプー
ル75のランド部76により制御される入口ポー
ト77と出口ポート78との連通度と、ランド部
79により制御される出口ポート78と逃しポー
ト80との連通度により決まる油供給量と油逃し
量とに応じて出口ポート78に発生するアキユー
ムレータ制御油圧Paを制御するようになつてい
る。 スプール75は、ポート81より油室82内に
導入されるアキユームレータ制御油圧Paによつ
て与えられる図にて下向きの力と圧縮コイルばね
83とポート84より油室85に導入されるスロ
ツトル制御油圧Ptによつて与えられる図にて上
向きの力との平衡関係に基いて駆動され、前記下
向きの力が前記上向きの力より大きい時には降下
して入口ポート77と出口ポート78との連通度
を減少すると共に、出口ポート78と逃しポート
80との連通度を増大し、これに対し前記上向き
の力が前記下向きの力より大きい時には上昇して
入口ポート77と出口ポート78との連通度を増
大すると共に出口ポート78と逃しポート80と
の連通度を減少するようになつている。 上述の如き構成は従来から知られているアキユ
ームレータ油圧制御弁の一般的構造であり、本発
明による油圧制御装置に用いられるアキユームレ
ータ油圧制御弁37は更にブースト装置67の作
動に応じてアキユームレータ制御油圧を修正調圧
するようになつている。ブースト装置67は第3
図に示されたライン油圧制御弁に用いられたブー
スト装置67と実質的に同一構造のブースト装置
であり、過給圧の増大に伴いプランジヤロツド7
1が図にて上方へ駆動されて過給圧の増大に応じ
てスプール75に及ぼす図にて上向きの力を増大
するようになつており、これによりアキユームレ
ータ油圧制御弁37は過給圧の増大に応じて出口
ポート78に発生するアキユームレータ制御油圧
Paを増大する。 第6図は第5図に示されたアキユームレータ油
圧制御弁が用いられた時のアキユームレータ制御
油圧を示している。このグラフからも明らかな如
く、過給時には無過給時に比してアキユームレー
タ制御油圧Paが増大し、その増大量は、第7図
に示されている如く、過給圧の増大に比例して増
大するから、この実施例に於ても上述した実施例
と同様の効果が得られる。 第8図は本発明による油圧制御装置の他の一つ
の実施例の要部を示している。かかる実施例に於
ては、ライン油圧制御弁27のスプール51が油
室63のスロツトル油圧Pt、油室63のブース
ト油圧Pbとは別に、ポート86より油室87に
導入されるスーパチヤージ油圧Pdを導入され、
その油圧によつても図にて上方へ駆動されるよう
になつている。スーパチヤージ油圧Pdは過給圧
Piの増大に応じて増大する油圧であり、該油圧は
スーパチヤージ油圧制御弁88により制御される
ようになつている。 スーパチヤージ油圧制御弁88はバルブボデイ
40に形成されたボア内に一つのスプール89を
図にて上下方向に移動可能に有しており、スプー
ル89のランド部90によつて入口ポート91と
出口ポート92との連通度を制御することにより
出口ポート92にスーパチヤージ油圧Pdを発生
するようになつている。スプール89は、ポート
93より油室94に導入されるスーパチヤージ油
圧Pdによつて与えられる図にて下向きの力間と
上述した実施例に於けるそれと同一構造のブース
ト装置67のプランジヤロツド71より与えられ
る図にて上向きの力との平衡関係に基いて駆動さ
れ、スプール89に及ぼされる図にて上向きの力
の増大、即ち過給圧の増大に応じて前記連通度を
増大し、出口ポート92に過給圧の増大に比例し
て増大するスーパチヤージ油圧Pdを発生するよ
うになつている。 この実施例に於ては、過給圧の増大に応じて増
大するスーパチヤージ油圧Pdがライン油圧制御
弁27の油室87に導入されることにより、ライ
ン油圧制御弁27は第3図に示された実施例に於
けるのそれと同様の特性のライン油圧を発生す
る。 従つて、この実施例に於ても上述した実施例と
同様の作用効果が得られることが理解されよう。 ブースト装置を駆動する圧力Piは上述した吸気
圧力以外に、過給圧の増大に応じて増大する排気
ガス圧力であつても良く、これはその他、過給圧
に比例して増大する圧力であれば他の流体圧であ
つても良い。 以上に於ては本発明を特定の実施例について説
明したが、本発明は、これらに限定されるもので
はなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとつて明らかであろう。
第1図は車輌用自動変速機の一般的構造を示す
概略構成図、第2図は変速シヨツクの低減のため
に油圧制御装置に組込まれるアキユームレータの
一般的構造を示す概略縦断面図、第3図は本発明
による油圧制御装置に組込まれる過給圧補償機能
付きライン油圧制御弁の一つの実施例を示す断面
図、第4図は過給圧補償機能付きライン油圧制御
弁が用いられた時の過給圧とライン油圧との関係
を示すグラフ、第5図は本発明による油圧制御装
置に組込まれる過給圧補償機能付きアキユームレ
ータ油圧制御弁の一つの実施例を示す断面図、第
6図は過給圧補償機能付きアキユームレータ油圧
制御弁が用いられた時のスロツトル開度に対する
ライン油圧とアキユームレータ制御油圧との関係
を示すグラフ、第7図は過給圧補償機能付きアキ
ユームレータが油圧が用いられた時の過給圧とア
キユームレータ制御油圧の関係を示すグラフ、第
81図は本発明による油圧制御装置の他の一つの
実施例をその要部について示す断面図である。 1…入力軸、2…流体式トルクコンバータ、3
…出力軸、4…軸、5…遊星歯車装置、6…出力
軸、8,9…中間軸、10…サンギア、11,1
2…リングギア、13、14…プラネタリピニオ
ン、15…フオワードクラツチ、16…ダイレク
トクラツチ、17…セカンドコーストブレーキ、
18…一方向クラツチ、19…セカンドブレー
キ、20…一方向クラツチ、21…フアースト&
リバースブレーキ、22,23…キヤリア、25
…油圧制御装置、26…オイルポンプ、27…ラ
イン油圧制御弁、28…コンバータ油圧制御弁、
29…スロツトル油圧制御弁、30…ガバナ油圧
制御弁、31…マニユアルシフト切換弁、32…
1−2速切換弁、33…2−3速切換弁、34〜
36…アキユームレータ、37…アキユームレー
タ油圧制御弁、40…バルブボデイ、41…大径
シリンダ室、42…小径シリンダ室、43…アキ
ユームレータピストン、44…大径ピストンラン
ド部、45…小径ピストン部、46…蓄圧室、4
7…背圧室、48…ポート、49…油路、50…
戻しばね、51,52…スプール、53…ランド
部、54…入口ポート、55…逃しポート、56
…ランド部、57…出口ポート、58…油路、5
9…圧縮コイルばね、60…油室、61…ポー
ト、62…小径ランド部、63…油室、64…ポ
ート、65…大径ランド部、66…油室、67…
ブースト装置、68…トランスミツシヨンケー
ス、69…シリンダケース、70…ピストン、7
1…プランジヤロツド、72…圧縮コイルばね、
73…圧力室、74…入口ポート、75…スプー
ル、76…ランド部、77…入口ポート、78…
出口ポート、79…ランド部、80…逃しポー
ト、81…ポート、82…油室、83…圧緒コイ
ルばね、84…ポート、85…油室、86…ポー
ト、87…油室、88…スーパチヤージ油圧制御
弁、89…スプール、90…ランド部、91…入
口ポート、92…出口ポート、93…ポート、9
4…油室、100…内燃機関、101…吸気通
路、102…排気通路、103…ターボチヤージ
ヤ。
概略構成図、第2図は変速シヨツクの低減のため
に油圧制御装置に組込まれるアキユームレータの
一般的構造を示す概略縦断面図、第3図は本発明
による油圧制御装置に組込まれる過給圧補償機能
付きライン油圧制御弁の一つの実施例を示す断面
図、第4図は過給圧補償機能付きライン油圧制御
弁が用いられた時の過給圧とライン油圧との関係
を示すグラフ、第5図は本発明による油圧制御装
置に組込まれる過給圧補償機能付きアキユームレ
ータ油圧制御弁の一つの実施例を示す断面図、第
6図は過給圧補償機能付きアキユームレータ油圧
制御弁が用いられた時のスロツトル開度に対する
ライン油圧とアキユームレータ制御油圧との関係
を示すグラフ、第7図は過給圧補償機能付きアキ
ユームレータが油圧が用いられた時の過給圧とア
キユームレータ制御油圧の関係を示すグラフ、第
81図は本発明による油圧制御装置の他の一つの
実施例をその要部について示す断面図である。 1…入力軸、2…流体式トルクコンバータ、3
…出力軸、4…軸、5…遊星歯車装置、6…出力
軸、8,9…中間軸、10…サンギア、11,1
2…リングギア、13、14…プラネタリピニオ
ン、15…フオワードクラツチ、16…ダイレク
トクラツチ、17…セカンドコーストブレーキ、
18…一方向クラツチ、19…セカンドブレー
キ、20…一方向クラツチ、21…フアースト&
リバースブレーキ、22,23…キヤリア、25
…油圧制御装置、26…オイルポンプ、27…ラ
イン油圧制御弁、28…コンバータ油圧制御弁、
29…スロツトル油圧制御弁、30…ガバナ油圧
制御弁、31…マニユアルシフト切換弁、32…
1−2速切換弁、33…2−3速切換弁、34〜
36…アキユームレータ、37…アキユームレー
タ油圧制御弁、40…バルブボデイ、41…大径
シリンダ室、42…小径シリンダ室、43…アキ
ユームレータピストン、44…大径ピストンラン
ド部、45…小径ピストン部、46…蓄圧室、4
7…背圧室、48…ポート、49…油路、50…
戻しばね、51,52…スプール、53…ランド
部、54…入口ポート、55…逃しポート、56
…ランド部、57…出口ポート、58…油路、5
9…圧縮コイルばね、60…油室、61…ポー
ト、62…小径ランド部、63…油室、64…ポ
ート、65…大径ランド部、66…油室、67…
ブースト装置、68…トランスミツシヨンケー
ス、69…シリンダケース、70…ピストン、7
1…プランジヤロツド、72…圧縮コイルばね、
73…圧力室、74…入口ポート、75…スプー
ル、76…ランド部、77…入口ポート、78…
出口ポート、79…ランド部、80…逃しポー
ト、81…ポート、82…油室、83…圧緒コイ
ルばね、84…ポート、85…油室、86…ポー
ト、87…油室、88…スーパチヤージ油圧制御
弁、89…スプール、90…ランド部、91…入
口ポート、92…出口ポート、93…ポート、9
4…油室、100…内燃機関、101…吸気通
路、102…排気通路、103…ターボチヤージ
ヤ。
Claims (1)
- 1 過給機付き内燃機関により駆動される歯車変
速機構と油圧作動式摩擦係合装置とを有し、前記
摩擦係合装置に対する油圧の給排が切換えられる
ことにより複数個の変速段のうちの何れかが達成
されるよう構成された車輌用自動変速機の油圧制
御装置にして、ライン油圧制御弁と、車輌の運転
状態に応じて前記摩擦係合装置に対するライン油
圧の給排を切換える油圧切換弁と、前記油圧切換
弁より前記摩擦係合装置へライン油圧を供給する
油路の途中に接続され背圧室を有するシリンダ−
ピストン構造のアキユームレータと、前記アキユ
ームレータの背圧室に供給するアキユームレータ
制御油圧を生ずるアキユームレータ油圧制御弁と
を有し、更に前記ライン油圧制御弁と前記アキユ
ームレータ油圧制御弁の少くとも一方を過給機に
よる吸気過給の度合に応じてライン油圧又はアキ
ユームレータ制御油圧を高める方向に付勢する手
段を有していることを特徴とする油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58042791A JPS59166751A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 過給機付き内燃機関を備えた車輌の自動変速機のための油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58042791A JPS59166751A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 過給機付き内燃機関を備えた車輌の自動変速機のための油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59166751A JPS59166751A (ja) | 1984-09-20 |
| JPH052861B2 true JPH052861B2 (ja) | 1993-01-13 |
Family
ID=12645781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58042791A Granted JPS59166751A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 過給機付き内燃機関を備えた車輌の自動変速機のための油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59166751A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62127550A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-09 | Toyota Motor Corp | 車両のエンジン及び自動変速機の一体制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5230663B2 (ja) * | 1973-10-03 | 1977-08-09 |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP58042791A patent/JPS59166751A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59166751A (ja) | 1984-09-20 |
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