JPH0528660U - テープカセツトにおけるテープのバツクテンシヨン機構 - Google Patents
テープカセツトにおけるテープのバツクテンシヨン機構Info
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- JPH0528660U JPH0528660U JP8485191U JP8485191U JPH0528660U JP H0528660 U JPH0528660 U JP H0528660U JP 8485191 U JP8485191 U JP 8485191U JP 8485191 U JP8485191 U JP 8485191U JP H0528660 U JPH0528660 U JP H0528660U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 板ばね等の部材を必要とすることなく2つ
のテープの接触部にて生じる摩擦力に基づいて各テープ
に一定のバックテンションを付与できるテープカセット
におけるテープのバックテンション機構を提供する。 【構成】 フィルムテープ11と熱転写リボン13
は、接触部Dにおいて相互に接触した状態を維持しなが
ら、互いに逆の走行方向に送られる。このとき、接触部
Dにてフィルムテープ11と熱転写リボン13との間で
一定の摩擦力が生じ、かかる摩擦力に基づいてフィルム
テープ11と熱転写リボン13には、それぞれほぼ同等
の張力T1、T2が発生する。この結果、張力T1、T
2に従ってフィルムテープ11、熱転写リボン13には
一定のバックテンションが付与される。
のテープの接触部にて生じる摩擦力に基づいて各テープ
に一定のバックテンションを付与できるテープカセット
におけるテープのバックテンション機構を提供する。 【構成】 フィルムテープ11と熱転写リボン13
は、接触部Dにおいて相互に接触した状態を維持しなが
ら、互いに逆の走行方向に送られる。このとき、接触部
Dにてフィルムテープ11と熱転写リボン13との間で
一定の摩擦力が生じ、かかる摩擦力に基づいてフィルム
テープ11と熱転写リボン13には、それぞれほぼ同等
の張力T1、T2が発生する。この結果、張力T1、T
2に従ってフィルムテープ11、熱転写リボン13には
一定のバックテンションが付与される。
Description
【0001】
本考案はテープ印字装置等に使用される少なくとも2つのテープを収納したテ ープカセットにおけるテープのバックテンション機構に関し、特に、2つのテー プを接触させつつ走行し両テープ間の接触部で生じる摩擦力を利用して各テープ に適正なバックテンションを付与するようにしたテープのバックテンション機構 に関するものである。
【0002】
従来、テープ印字装置に使用されるテープカセットには、スプールに巻回され た被印字媒体としてのフィルムテープ、同じくスプールに巻回されサーマルヘッ ドを介してフィルムテープへの印字に供される熱転写リボンテープ等のテープが 収納されており、かかる各テープは適正な印字を確保するためテープのたるみ等 が生じないように常に一定の送り量が維持される必要がある。
【0003】 このようにテープの送り量を一定に維持するためには、カセットに収納される 各テープにそれぞれ独立的に一定の張力を付与してバックテンションを生じさせ る機構が必要となる。
【0004】 このような事情に基づき従来のテープカセットでは、カセットに収納された各 テープの走行路に板ばねを配設し、かかる板ばねの押圧作用により各テープに対 し一定のバックテンションを付与するようにしていた。 このように、各テープに対し常に一定のバックテンションを付与しておけば、 テープの走行は安定し適正な印字を行うことができる。
【0005】
しかしながら、テープ印字装置に使用される前記テープカセットは、それに収 納されたフィルムテープや熱転写リボンテープが使い切られた時点で新たなテー プカセットと交換されるのが一般的であり、この点で消耗品として低コストの要 求が極めて強いものである。これより、前記した従来のテープカセットのように 収納された各テープに常に一定のバックテンションを付与するためテープ毎に板 ばねを配設することは、部品点数の増加を招来しテープカセットの組立作業を煩 雑にするものであり、コストを低く抑えることができないという問題がある。
【0006】 また、広く一般の印字装置と同様に、テープ印字装置においても装置自体のコ ンパクト化、これに伴い取扱を便利にするためテープカセットの小型化等が指向 されており、かかる点からすれば前記した従来のテープカセットのように各テー プの走行路に板ばねを配設する構成では、前記テープカセットの小型化の要求を 達成できないという問題がある。
【0007】 本考案は前記従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、板ばね 等の部材を必要とすることなく各テープに対し常に一定のバックテンションを付 与することができ、もって適正な印字が可能であるとともにコストが低く小型化 が可能なテープカセットにおけるテープのバックテンション機構を提供すること を目的とする。
【0008】
前記目的を達成するため本考案に係るバックテンション機構は、テープスプー ルに巻回されるとともにテープカセット内で回転可能に支持された2つのテープ と、両テープをそれぞれ送るためのテープ送り機構とを有し、前記テープ送り機 構は一方のテープを他方のテープの外周面に接触させるとともにその接触部にお いて両テープを互いに逆の走行方向に送り、テープの走行時に両テープ間に生じ る摩擦力により両テープにバックテンションを付与するようにした構成とされる 。
【0009】
前記構成を有する本考案に係るバックテンション機構では、テープ送り機構に より2つのテープのそれぞれが送り動作されるとき、一方のテープが他方のテー プの外周面に接触されるとともに、その接触部において両テープが互いに逆の走 行方向に送られる。このとき、両テープの接触部において一定の摩擦力が生じ、 かかる摩擦力に基づいて両テープに一定のバックテンションが付与される。これ より、各テープは走行中にたるみ等が生じることはなく、常に一定の送り量が維 持されるものである。
【0010】
以下、本考案をテープ印字装置に使用されるテープカセットに具体化した一実 施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0011】 図1及び図2は本考案に係るテープカセットにおけるテープのバックテンショ ン機構を利用したテープ印字装置を示し、図1はテープ印字装置の斜視図、図2 はテープ印字装置の下ケースの一部及びテープカセットの上蓋を除き、テープ印 字装置を裏面から見た主要部の平面図である。
【0012】 図1において、テープ印字装置1は上ケース2と下ケース3を有し、上ケース 2の上面にはキーボード4、文字・記号入力用ダイアル5及び液晶ディスプレイ 6が配置されている。キーボード4には、テープ印字装置1の電源のON/OF Fを切り換えるための電源スイッチキー7、後述するサーマルヘッド20による 印字を実行する印字スイッチキー8、その他各種のキーが設けられている。
【0013】 また、文字・記号入力用ダイアル5は所望の文字、記号を選択し入力するため のものであり、液晶ディスプレイ6はダイアル5から入力された文字、記号を表 示するものである。
【0014】 図2において、下ケース3内には、各種テープの供給スプール、巻取スプール 等を回転可能に支持するテープカセット10が配設されている。テープカセット 10はテープ印字装置1に設けられたサーマルヘッド20を有する印字機構に対 し着脱自在に装着されるものであり、透明なフィルムテープ11が巻回されたフ ィルムテープスプール12、熱転写リボン13がそのインク面を内側にして巻回 されたリボン供給スプール14、リボン供給スプール14から引き出された熱転 写リボン13を巻取るリボン巻取スプール15、フィルムテープ11とほぼ同一 幅で片面に剥離紙が貼着された両面粘着テープ16が剥離紙を外側にして巻回さ れた両面粘着テープスプール17、及びこの両面粘着テープ16とフィルムテー プ11とを整合する整合ローラ18を内部に収納するものであり、図示しない上 蓋と支持部を介して上記各スプールを回転可能に支持する。
【0015】 ここに、リボン巻取スプール15及び整合ローラ18(後述する送りローラ2 2と協働してフィルムテープ11及び両面粘着テープ16の送り機構を構成する )は公知のパルスモータにより適宜の動力伝達機構を介して回転駆動される。
【0016】 また、テープカセット10に設けられた凹部19には、下ケース3に固設され たサーマルヘッド20が配置されており、更に、整合ローラ18及びサーマルヘ ッド20の反対側には、下ケースに対し回動可能に支持された支持体21上に配 設された送りローラ22及びプラテンローラ23が対向配置されている。支持体 21は図示しない付勢部材により選択的に付勢されることにより、プラテンロー ラ23はサーマルヘッド20に対し、また、送りローラ22は整合ローラ18に 対し圧接されている。
【0017】 ここに、サーマルヘッド20は熱転写リボン13の走行方向と垂直に48個の 発熱素子が縦に整列されてなる。
【0018】 かかる構成を有するテープカセット10において、フィルムテープ11は整合 ローラ18と送りローラ22とによる送り動作に伴って矢印A方向に送られ、フ ィルムテープスプール12から引き出されたフィルムテープ11はリボン供給ス プール14に巻回された熱転写リボン13のインクが塗布されていない外周面に 接触しつつサーマルヘッド20とプラテンローラ23の方向に送られていく。
【0019】 一方、熱転写リボン13はリボン巻取スプール15のB方向への回転に伴って リボン供給スプール14から矢印C方向へ引き出されるとともに、前記フィルム テープ12と同様にサーマルヘッド20とプラテンローラ23の方向に送られて いく。
【0020】 この結果、図3に示すようにフィルムテープ11と熱転写リボン13とは、接 触部Dにおいて互いに逆の走行方向に引き出されることとなる。図3はフィルム テープ11と熱転写リボン13とが接触した状態で互いに逆の走行方向に送られ る状態を示す拡大説明図であり、このようにフィルムテープ11と熱転写リボン 13とが相互に送られると、両テープ11、13間で接触部Dにおいて摩擦力が 発生し、かかる摩擦力に基づいてフィルムテープ11には張力T1、熱転写リボ ン13には張力T2が発生する。このように発生された張力T1、T2はそれぞ れフィルムテープ11、熱転写リボン13のバックテンションとして作用するも のである。
【0021】 ここに、本実施例ではフィルムテープ11及び熱転写リボン13共にポリエチ レンテレフタレートフィルム(PETフィルム)から形成されており、前記のよ うに両テープ11、13間で得られた張力T1、T2は共に大体10g乃至20 g程度であり、従来の板ばねにより得られるバックテンションと同等のバックテ ンションを達成できることが確認された。
【0022】 また、張力T1、T2は前記のように熱転写リボン13のインク未塗布面とフ ィルムテープ11の被印字面との間における摩擦力に基づいて発生されるが、か かる張力T1、T2はサーマルヘッド20に設けられた発熱素子による熱転写リ ボン13のスティッキングを防止するためにリボン13のインク未塗布面に通常 施されるシリコン処理を行うことにより適宜調整することができる。
【0023】 尚、サーマルヘッド20による印字動作が行われるに従って、フィルムテープ 11及び熱転写リボン13は共に使用されていくので、各スプール12、14に 巻回された各フィルムテープ11、熱転写リボン13の巻径は小さくなっていき 接触部Dの接触面積は徐々に減少していく。
【0024】 これに伴い張力T1、T2も変化することとなるが、各スプール12、14に おけるフィルムテープ11、熱転写リボン13の巻径が小さくなると張力T1、 T2はそれぞれ大きくなるので、接触部Dの接触面積が減少しても結果的には各 張力T1、T2はほぼ一定に保持される。従って、各フィルムテープ11、熱転 写リボン13のバックテンションはほぼ一定に保持されることとなる。
【0025】 次に、前記構成を有するテープ印字装置1の動作について説明する。文字・記 号入力用ダイアル5により所望の文字等を入力した後、キーボード4の印字スイ ッチキー8が押下されるとサーマルヘッド20による印字制御が開始される。
【0026】 印字制御が開始されると、整合ローラ18と送りローラ22とによりフィルム テープ11がスプール12から矢印A方向に熱転写リボン13の外周面に接触し ながら送られる。これと同時に、熱転写リボン13はリボン巻取スプール15の B方向への回転に伴いその外周面がフィルムテープ11の内側の面に接触されつ つ矢印C方向に送られる。
【0027】 このとき、フィルムテープ11と熱転写リボン13とは、接触部Dにて互いに 接触されつつ相互に逆の走行方向に送られるので、前記したように接触部Dで一 定の摩擦力が生じ、かかる摩擦力に基づいて各フィルムテープ11、熱転写リボ ン13には一定のバックテンションが付与されるので各フィルムテープ11、熱 転写リボン13にたるみ等が生じることはない。
【0028】 かかるフィルムテープ11、熱転写リボン13の送り動作と同期してサーマル ヘッド20により前記文字等が熱転写リボン13を介してフィルムテープ11上 に反転して印字される。そして、印字されたフィルムテープ11は整合ローラ1 8と送りローラ22の方向に送られるとともに、印字に使用された熱転写リボン 13はリボン巻取スプール15に巻取られる。
【0029】 整合ローラ18は送りローラ22と協働して両面粘着テープ16をスプール1 7から引き出すとともに、その粘着面を文字等が印字されたフィルムテープ11 の印字面に対し粘着し整合する。これにより、テープPが作成される。 この後、テープPは図示しない適宜の手動又は電動カッタにより切断されて所 定長さのテープPが作成される。
【0030】 以上詳細に説明した通り本実施例にかかるテープのバックテンション機構は、 接触部Dにおいてフィルムテープ11と熱転写リボン13とを接触させつつ互い に逆の走行方向に送るようにしたので、接触部Dでフィルムテープ11と熱転写 リボン13との間に生じる摩擦力に基づいて両フィルムテープ11と熱転写リボ ン13のそれぞれに一定のバックテンションを付与することができ、これより従 来のテープカセットにおけるバックテンションを付与するための板ばねを不要と することができる。
【0031】 従って、部品点数を減少するとともに組立作業を簡単にしてコストを低く抑え ることができる。また、板ばねが占めるスペースを省くことが可能となり小型化 を達成することができる。
【0032】
以上説明した通り本考案は、板ばね等の部材を必要とすることなく各テープに 対し常に一定のバックテンションを付与することができ、もって適正な印字が確 保可能であるとともにコストが低く小型化が可能なテープカセットにおけるテー プのバックテンション機構を提供することができ、その産業上奏する効果は大で ある。
【図1】テープ印字装置の斜視図である。
【図2】テープ印字装置の下ケース及びテープカセット
の上蓋を除いて示す主要部の平面図である。
の上蓋を除いて示す主要部の平面図である。
【図3】接触部におけるフィルムテープと熱転写リボン
の走行状態を示す拡大説明図である。
の走行状態を示す拡大説明図である。
1 テープ印字装置 10 テープカセット 11 フィルムテープ 12 フィルムテープスプー
ル 13 熱転写リボン 14 リボン供給スプール 15 リボン巻取スプール 18 整合ローラ 22 送りローラ D 接触部 T1、T2 張力
ル 13 熱転写リボン 14 リボン供給スプール 15 リボン巻取スプール 18 整合ローラ 22 送りローラ D 接触部 T1、T2 張力
Claims (1)
- 【請求項1】 テープスプールに巻回されるとともに
テープカセット内で回転可能に支持された2つのテープ
と、両テープをそれぞれ送るためのテープ送り機構とを
有し、 前記テープ送り機構は一方のテープを他方のテープの外
周面に接触させるとともにその接触部において両テープ
を互いに逆の走行方向に送り、テープの走行時に両テー
プ間に生じる摩擦力により両テープにバックテンション
を付与するようにしたテープカセットにおけるテープの
バックテンション機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8485191U JPH0528660U (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | テープカセツトにおけるテープのバツクテンシヨン機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8485191U JPH0528660U (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | テープカセツトにおけるテープのバツクテンシヨン機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528660U true JPH0528660U (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=13842305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8485191U Pending JPH0528660U (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | テープカセツトにおけるテープのバツクテンシヨン機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528660U (ja) |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP8485191U patent/JPH0528660U/ja active Pending
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