JPH05286694A - 外部式鉄塔組立工法と外部式鉄塔組立クレーン - Google Patents
外部式鉄塔組立工法と外部式鉄塔組立クレーンInfo
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Abstract
塔そのものの構造を大きくしなくてもよく、トラックク
レーンの輸送路や組み立てに伴う設置場所の確保も必要
でない新たな鉄塔組立工法およびそれに使用するクレー
ンを提供することを目的とする。 【構成】 鉄塔2の外部に組立クレーン1を設置し、鉄
塔に組立てる外部式鉄塔組立工法である。また、鉄塔の
組立高さに応じて嵩上げもしくはせり上げし、嵩上げも
しくはせり上げた鉄塔との間に水平支持材31を架設す
るようにした外部式鉄塔組立クレーンにおいて、水平支
持材に伸縮調整機能を有するようにした外部式鉄塔組立
クレーンである。
Description
ーンを設置し、鉄塔を組立てる外部式鉄塔組立工法とそ
れに直接使用する外部式鉄塔組立クレーンに関するもの
である。
塔内設置せり上げクレーン組立、移動式クレーン車組立
の3種類がある。台棒組立工法は、鉄塔の主柱材を利用
して台棒を取付け、台棒の先端から支線を地上に取付け
て鉄塔の構成部材を吊り上げて組立てる工法である。
うに、まず、台棒101の基端を鉄塔の基礎102に取付け、
台棒101の先端には支線103の一端を固着し、支線103の
他端は台付け104に取付ける。この支線103は台棒101引
き起こし用ワイヤを台棒101を引き起こした後支線とし
たものである。支線103の両側には振れ止め支線105を設
け、それぞれの一端を台棒101の先端に固着し、振れ止
め支線105の他端を台付け106に取付けてある。この状態
で台棒101の金車107に設けたワイヤ108をエンジン110で
駆動して鉄塔の構成部材109を吊り上げる。
ように、鉄塔100の上端に台棒101を固着してワイヤ103
により鉄塔の構成部材109を吊り上げる。台棒組立工法
は、鉄塔100が高くなるにつれて支線103の地上取付け位
置120が鉄塔100より遠くなり、この支線103の取付けの
土地がなければ鉄塔100の組立ができない。
げにエンジン110を使用しているが、目的の場所へのエ
ンジン110の取付けのための旋回、起伏は人力にたよっ
ており、熟練度が要求されると共に、安全上十分な配慮
が必要である。鉄塔内設置せり上げクレーン組立工法
は、鉄塔内に組立クレーンを設置し、鉄塔の組立に合わ
せて組立クレーンをせり上げし、組立クレーンを鉄塔の
主柱材にワイヤで支持しながら組立てる工法である。
た架台201間の鉄柱202を、ワイヤ205、金車、ウインチな
どを介在させた機械式あるいは油圧式により順次せり上
げてクレーン203を所要の高さとして、鉄塔204を組立て
るものである。図12に示すのが鉄塔204の組立初期の状
態で、図13に示すのが鉄塔204の組立終期の状態であ
る。
頂部の主柱材相互の水平間隔206が2m以上なければク
レーンが通らず鉄塔の組立をすることができない。現在
電圧500KVの送電鉄塔の頂部の主柱材相互の水平間隔は
2m以上ある。移動式クレーン車組立工法は、図14に示
すように、トラッククレーン301を用いて鉄塔302を組立
てるものであるが、鉄塔302の組立に適用する機種を決
定しても、組立てる場所までトラッククレーン301が輸
送できなければ、鉄塔302の組立ができない。
ン301を設置する場所が確保できなければ組立ができな
い。また、以上従来の鉄塔組立工法では、鉄塔の骨格は
組み上げていけるが、鉄塔内部の部材は、台棒あるいは
クレーンを撤去後でしか組み上げることができなかっ
た。
は、台棒を支持する支線を取付ける土地を確保しようと
すると、広大な作業敷地が鉄塔組立だけのために必要と
なり、鉄塔の組立も熟練者が必要であり、安全性の確保
にも十分な配慮が必要である。また、鉄塔内せり上げク
レーン組立工法は、鉄塔最上部付近の主柱材相互の水平
間隔を大きくしなければ採用できない。
送路や組立に伴うトラッククレーンの設置場所の確保が
必要である。
の事情に鑑み、鉄塔の外部に組立クレーンを設置し、鉄
塔の組立高さに応じて嵩上げもしくはせり上げをし、鉄
塔と水平支持材で支持しながら組立てを行い、作業の合
理化と、安全性および品質の向上、工程の短縮化を図る
ものである。
塔が傾斜しているため、鉄塔の高さにより長さが変化す
るので、伸縮調整機能を有するようにする。さらに、本
発明は、水平支持材に歩廊の設備を取付けて、クレーン
と鉄塔間の作業が円滑にできるようにする。さらにま
た、本発明は、水平支持材は、鉄塔の主柱材の種類に対
応して設定するようにする。
め、鉄塔の骨格だけでなく、内部の構造材も一緒に組立
ができる。鉄塔外にクレーンを設置すると、既設の鉄塔
を解体する場合でも、内部構造材を外さなくても頂部か
ら一緒に解体できる。
造の変化があっても、外部に組立クレーンがあるため、
水平支持材の変更だけで対応できる。
に基づいて以下詳細に説明する。まず、図1に示すよう
に、鉄塔設置予定箇所側部に基本型組立クレーン1を配
置する。この基本型組立クレーン1は、ジブ11が起伏、
旋回し、鉄塔の構成部材を吊り上げ所要の箇所に搬入す
る。
クレーン1により鉄塔2の組立てができる範囲の組立て
を行う。すなわち、鉄塔2の骨格をなす外側稜線を形成
する4本の主柱材3、主柱材3間を水平状に連結する水
平材4、主柱材3間を斜状に連結する斜材5をはじめと
して、鉄塔2内部に配置する同一水平面の水平材4間を
斜状に連結する対辺補助材6、対辺補助材6と水平材4
の接合角度とを連結する対角補助材7を、地上より吊り
上げ所要箇所に運んで鉄塔2を組立てる。
で組立てが完了すると、このクレーン1自身で嵩上げも
しくはせり上げして高さを高くする。クレーン1の嵩上
げの一例について説明する。図3は嵩上げが完了した状
態の図である。すなわち、地中に打設したコンクリート
基礎16から起立させたアンカーボルト17にて最下の第1
マスト18を固定する。この第1マスト18には上部昇降フ
レーム19と下部昇降フレーム20とをそれぞれ摺動自在に
外嵌めし、電動シリンダー21の基端を上部昇降フレーム
19に枢着し電動シリンダー21のピストンロッドの先端を
下部昇降フレーム20に連結し、上部昇降フレーム19と下
部昇降フレーム20とをマストに固定するカンヌキ22・23
がそれぞれ設けてある。上部昇降フレーム19上にはテー
ブル24が旋回可能に設けて、このテーブル24にジブ11が
起伏自在に設けてあって、ジブ11の先端にはワイヤ25が
吊り下げられている。
(d)で説明する。まず、図4(a)に示すように、第1マス
ト18に摺動自在に外嵌めされている上部昇降フレーム19
と下部昇降フレーム20のそれぞれのカンヌキ22・23はON
されて上部昇降フレーム19、下部昇降フレーム20とも第
1マスト18に固定されている。次に、図4(b)に示すよ
うに、下部昇降フレーム20のカンヌキ23はONにし、第1
マスト18に固定したままで、上部昇降フレーム19のカン
ヌキ22をOFF にして第1マスト18への固定をゆるめ、電
動シリンダ21を伸長させる。
フレーム19のカンヌキ22をONにして第1マスト18に固定
すると共に、下部昇降フレーム20のカンヌキ23をOFF に
して第1マスト18への固定をゆるめる。最後に、図4
(d)に示すように、電動シリンダー21を収縮させて下部
昇降フレーム20を上昇させる。
昇降フレーム19と下部昇降フレーム20とを上昇させる。
ジブ11を備えたテーブル24は、上部昇降フレーム19の上
昇に伴って上昇する。図3に示すように、第2マスト26
を吊り上げ、第1マスト18上に載せてマストを嵩上げす
る。
ム19および下部昇降フレーム20を上昇させる。以下、同
様にしてマストの嵩上げを行う。マストを嵩上げして鉄
塔の組立てできる範囲の作業を行う。マストは順次高く
なるので、図5に示すように、クレーン1を組立てた鉄
塔2との間に水平支持材31を架設して支持させる。
(鋼管パイプやアングル材など) やサイズに対応して取
付けられ、図6に示すように、マストに外嵌まりする支
持金具32と鉄塔2の主柱材3に外嵌まりする支持金具33
とにそれぞれピン連結した支持棒34間にターンバックル
35を介在させて伸縮自在としてある。鉄塔2の主柱材3
は傾斜を付けて配置され、鉄塔2の幅は高くなるほど狭
くなって、所要の水平支持材31の長さがその都度変化す
るため、それに対応できるようにしたものである。
らず、図7に示すように、筒体36内を支持材37を摺動さ
せ適宜箇所でボルト38で固定するようにしてもよい。水
平支持材31取付け後、図2に示すように、クレーン1の
旋回範囲の組立可能な範囲を鉄塔2内部の対辺補助材
6、対角補助材7なども含めて組立てる。また、図5お
よび図6に示すように、水平支持材31に歩廊41の設備を
取付けて、クレーン1の嵩上げもしくはせり上げ作業と
鉄塔2の組立作業の往路を行い、地上から昇降して行っ
ていた作業をスムーズにする。
すように、クレーン1に作業員昇降用のゴンドラ51を設
ける。ゴンドラ51は、組立てようとする鉄塔2の外側に
配置したクレーン1の鉄塔2に遠い側の側部に設ける。
突出させた上部架台52より垂下させたワイヤーロープ53
により吊り下げる。同じく上部架台52から安全装置用ワ
イヤーロープ54にゴンドラ51は吊り下げられ、クレーン
1の側部にはゴンドラ51をロックしたりあるいはその振
止めを行うゴンドラ安全装置55が設けられ、上部架台52
のすぐ下には作業員用の踊り場56が設けられている。符
号57はクレーン昇降装置である。
る。解体方法は組立時の上部の水平支持材31を取り外
し、せり下げを行い、これを繰り返して解体する。
斜の変化や、鉄塔塔体の水平間隔の変化 (上部ほど狭く
なる) があってもクレーンで組立することができる。ま
た、本発明は、作業員の労力の軽減が図れ、クレーン操
作と組立手順を習得すれば、熟練者が多く必要であった
組立作業が作業従事者の技量に影響されず組立すること
ができる。
性が向上し、鉄塔組立工程を短縮することができる。
置した基本型組立クレーンの側面図である。
る範囲の組立てを行った状態を示す側面図である。
る側面図である。
を組み立てる状態を示す側面図である。
態を示す側面と平面の2面図である。
である。
図である。
初期の段階を説明する側面図である。
側面と平面の2面図である。
の2面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 鉄塔の外部に組立クレーンを設置し、鉄
塔を組立てる外部式鉄塔組立工法。 - 【請求項2】 外部式鉄塔組立クレーンを鉄塔の組立高
さに応じて嵩上げもしくはせり上げし、嵩上げもしくは
せり上げた鉄塔との間に水平支持材を架設するようにし
た外部式鉄塔組立工法。 - 【請求項3】 鉄塔の組立高さに応じて嵩上げもしくは
せり上げし、嵩上げもしくはせり上げた鉄塔との間に水
平支持材を架設するようにした外部式鉄塔組立クレーン
において、水平支持材に伸縮調整機能を有するようにし
た外部式鉄塔組立クレーン。 - 【請求項4】 鉄塔の組立高さに応じて嵩上げもしくは
せり上げし、嵩上げもしくはせり上げた鉄塔との間に水
平支持材を架設するようにした外部式鉄塔組立クレーン
において、水平支持材に歩廊を設けた外部式鉄塔組立ク
レーン。 - 【請求項5】 鉄塔の組立高さに応じて嵩上げもしくは
せり上げし、嵩上げもしくはせり上げた鉄塔との間に水
平支持材を架設するようにした外部式鉄塔組立クレーン
において、水平支持材を鉄塔の主柱材の種類に対応して
設定した外部式鉄塔組立クレーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085605A JP2579715B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 外部式鉄塔組立クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085605A JP2579715B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 外部式鉄塔組立クレーン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05286694A true JPH05286694A (ja) | 1993-11-02 |
| JP2579715B2 JP2579715B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=13863463
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4085605A Expired - Fee Related JP2579715B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 外部式鉄塔組立クレーン |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2579715B2 (ja) |
Cited By (6)
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| JP2010235265A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Tlc:Kk | 鉄塔組立・解体用デリック |
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-
1992
- 1992-04-07 JP JP4085605A patent/JP2579715B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2579715B2 (ja) | 1997-02-12 |
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