JPH05287883A - 床板材結合枠 - Google Patents

床板材結合枠

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JPH05287883A
JPH05287883A JP12012092A JP12012092A JPH05287883A JP H05287883 A JPH05287883 A JP H05287883A JP 12012092 A JP12012092 A JP 12012092A JP 12012092 A JP12012092 A JP 12012092A JP H05287883 A JPH05287883 A JP H05287883A
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frame
floor board
coupling
floor
board material
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JP12012092A
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Isao Hayashi
功生 林
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HAYASHI PROD CORP
Original Assignee
HAYASHI PROD CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結合した床板材結合枠相互の結合部で上下い
ずれの方向にも折曲困難な床板材結合枠を提供するこ
と。 【構成】 枠体1を正方形の底板2とその四辺の周壁
3、3…とで構成する。周壁3、3…には、各辺毎に外
方に突出する結合舌片13及び内方に貫通する結合孔1
4を左右対称の位置に構成し、結合舌片13、13…の
先端には係止突起15を構成し、結合孔14、14…に
は、その内部に係止突起15と係止する係止横棒16を
構成する。更に結合舌片13の下方には底板2の下部に
連続する係合溝18を構成し、かつこれに対応させて前
記結合孔14の下方には周壁3から突出す浮上防止片1
7を突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の建築物の床下地
上に木製の床板材を張設する際に、これらの床板材を保
持して隣接する相互を接続するために使用する床板材結
合枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、床板材に関しては、鉄筋コンクリ
ート造の建築物等で、床に木製のそれを張設する場合
は、それらを適当な接着剤で床下地に貼着することが一
般的に行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにして張設
した床板材は何年か使用すれば徐々に痛み、これを張り
替える必要が生じる。しかし、前記のように、接着剤で
貼着していたのでは、その剥離もなかなか困難であり、
更に元々張設作業それ自体も容易であるとは云い難い。
【0004】そこで未だ公知とはなっていないが、床板
材を保持する結合枠であって、床板材を保持した結合枠
を床下地上に、相互を結合しつつ張設することで床を構
成することのできる結合枠を提案した(特願平4−57
346号)。これを少し詳しく説明すると、「枠体を、
四辺形の底板とその各辺から立上がる周壁とからなる箱
状に構成し、上記底板には、床板材がその上に載る台座
も兼ねた複数の補強突条を縦横に立ち上げ構成し、前記
枠体の各辺の周壁には、隣接する枠体の辺と相互に結合
するための結合手段を構成してなる床板材結合枠」であ
る。
【0005】これによれば、床板材を保持した上記結合
枠を、相互に結合しつつ床下地上に配設すれば、非常に
簡単に床を完成させることができる。更に部分的な床板
材の交換も、それらが接着してある訳ではないので、非
常に容易である。このような利点を有するものである
が、敢えて問題点を上げるとすれば、隣接する床板材の
結合部分を何らかの手段で引上げれば(これは隙間が狭
いので容易ではないが)、ここで折曲状態になって浮上
する可能性があることである。
【0006】しかして本発明は、以上のような問題点、
即ち、上記床板材結合枠を、隣接して配された相互の結
合部で引上げようとすると、ここで折曲状態となって浮
上する虞のある問題点を解決することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成の要旨とす
るところは、枠体を、四辺形の底板とその各辺から立上
がる周壁とからなる箱状に構成し、上記枠体の周壁に
は、結合舌片、結合孔、浮上防止片及び係合溝を構成
し、上記結合孔は、隣接して設置される他の枠体の周壁
の結合舌片を挿入し得る孔であって、その内部に挿入さ
れた上記結合舌片が先下がりになるのを防止する係合部
を備えた孔に構成し、前記係合溝は、隣接して設置され
る他の枠体の周壁の浮上防止片を係合し得る溝であっ
て、係合された上記浮上防止片が先上がりになるのを防
止する下向きの溝に構成してなる床板材結合枠である。
【0008】前記床板材は、床下地上に配設される床板
材であって、木製のそれである。平面から見て正方形又
は長方形等の方形のそれが対象となる。これらの床板材
は、下地への張設後に床板材結合枠の周壁が床面から見
えなくなるように、周壁の上端より上方の部分を周壁の
厚み分だけオーバーハングさせた構成とするのが適当で
ある。また後述するように、上記周壁を、その内面上部
から斜め下向きに張出した係止鍔を備えた構成とした場
合には、上記床板材の周側の対応する位置に上記係止鍔
の下端が係止する係止溝を構成して置くのが好ましい。
勿論係止溝は構成しなくても不都合ではない。
【0009】前記枠体は、対象の床板材の寸法形状に対
応してその平面形状を定めることは云うまでもない。前
記のように、床板材は、方形に構成されるので、枠体も
これに対応する方形を基本として構成する。また上記枠
体の周壁には、前記したように、適当な間隔でその内面
上部途中から下向き傾斜した複数の係止鍔を張出し構成
して置くことが好ましい。上記係止鍔は、これを構成す
る材質の弾力性により、枠体に床板材を装入した際にそ
のスムーズな装入を許容し得る程度の変形が可能な張出
し寸法とする。
【0010】前記底板には、前記床板材がその上に載る
台座も兼ねた複数の補強突条を縦横に立ち上げるのが好
ましい。格子状に構成するのが適当である。更に前記枠
体の底板には、上記補強突条と同一高さに立ち上げた複
数の結合台を点在させ、かつ上記各結合台には表裏貫通
するビス孔を穿設するのが好ましい。
【0011】加えて上記底板には四隅付近に脚孔を穿設
し、基部が上記補強突条の高さと一致する厚みで、その
下部中央から脚体を垂下させた脚部材を用意し、上記脚
部材の脚体を上記脚孔から突出垂下させるようにするの
が好ましい。上記脚部材は弾力性を有するゴム部材、例
えば、ネオプレン等の合成ゴムで成形するのが好まし
い。上記脚部材の基部は枠体にセットした床板材によ
り、上方より抑えられることとなる。
【0012】前記結合舌片と結合孔とは、例えば、前記
枠体の隣接する二辺の周壁には上記結合舌片を配し、隣
接する他の二辺の周壁には上記結合孔を配する構成とす
ることができる。または前記結合舌片と結合孔とは、前
記枠体の各辺の周壁に於いて、上記結合舌片と上記結合
孔とを相互に左右対称となる位置に配する構成とするこ
ともできる。勿論その他の構成を採用することも可能で
ある。
【0013】上記結合舌片は種々の構成が採用可能であ
るが、例えば、枠体の周壁の外面から外方に突き出す舌
状体であって、その先端に係止突部が垂下する舌状体に
構成することができ、結合舌片をこのように構成した場
合には、結合孔は、枠体の周壁の対応する位置に穿設し
た、前記舌片が挿入し得る孔であって、その内部の係合
部としては前記係止突部が係合して下方への降下を防止
されることとなる係止横棒に構成した孔とすることがで
きる。
【0014】前記浮上防止片及び前記係合溝は、例え
ば、前記枠体の隣接する二辺の周壁には上記浮上防止片
を、隣接する他の二辺の周壁には上記係合溝を、それぞ
れ一個づつ配する構成とすることができる。前記結合舌
片及び結合孔と全く別の位置に設けることもできるが、
浮上防止片を前記結合孔の下方の位置関係で、係合溝を
前記結合舌片の下方の位置関係で、構成するのが適当で
ある。上記浮上防止片は、基本的には舌状体乃至板状体
に構成すれば良いが、両側に縁壁を立ち上げ、中央付近
にビス孔を穿設した板状(舌状)に構成するのが適当で
ある。
【0015】なお枠体及びこれに構成する全構成要素は
若干の弾性を有するプラスチックにより一体に構成する
のが適当である。
【0016】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、建築物
の床下地に床板材を張設する際に、対象とする床板材の
下部に予め前記枠体を外装しておき、それらの床板材
を、外装してある枠体の結合手段を相互に結合しつつ対
応する下地上に配設することにより、容易に床を構成す
ることができる。
【0017】床板材は、単に上方から押込むことで枠体
に装入することができる。周壁の内面上部に係止鍔を張
出した構成とした場合には、この係止鍔により床板材の
周側が挟持状態となり、ある程度の保持が確保される。
床板材の周側に、上記係止鍔と位置的に対応させて係止
溝を構成して置いた場合には、上記のように床板材を枠
体中に装入すると、係止鍔の外端が上記係止溝に突き込
み状態となり、しっかりと保持されることとなる。なお
床板材を枠体中に装入する際には、係止鍔は、周壁方向
に弾力的に後退するのでスムーズな装入が確保できる。
【0018】枠体の底板に、前記のように、前記補強突
条と同一高さでビス孔を有する結合台を点在させてある
場合には、枠体に床板材を装入した後、これを上下反転
させて上記ビス孔からビスを挿入し、床板材に螺入して
固定を確実なものとする。なお枠体に前記係止鍔もビス
孔を有する結合台も備えていない場合には、床板材の下
面に接着剤を塗布して枠体に装入し、両者を接着するこ
ととする。
【0019】更に枠体の上記底板には四隅付近に脚孔を
穿設し、かつ前記脚部材を用意した場合には、床板材を
枠体にセットする前に、上記脚部材を、その脚体を上記
脚孔から突出垂下させるように配置する。上記脚部材
は、その基部が枠体にセットした床板材により、上方か
ら抑えられることとなる。
【0020】床板材の床下地への張設作業は、順次、配
設済の床板材に、相互に辺を当接させつつ他の床板材を
配することによって行なうことができる。相互の辺を当
接させる際に、それぞれの下部に外装した枠体の結合舌
片と結合孔及び浮上防止片と係合溝をそれぞれ係合させ
ることで容易に配設済の床板材に隣接して配設する床板
材を結合させることができる。そしてこのような作業を
繰り返すことで極めて容易に床板材の張設作業を行なう
ことができる。
【0021】また張設完了後は、床板材相互は下部に外
装した枠体の結合舌片と結合孔との結合により、しっか
りと結合し、更に浮上防止片と係合溝との係合により、
隣接する床板材相互の結合部分での折曲状態での浮上を
防止することができる。更にまた床板材の周側上部に枠
体の周壁の厚みに相当するオーバーハングを構成して置
いた場合には、床下地への設置後には枠体は全く見えな
くなる。
【0022】加えてこのような床板材が長期間の使用に
より損傷が甚だしくなり、張替が必要になった場合に
は、基本的には、これら相互は枠体の結合舌片と結合孔
及び浮上防止片と係合溝によって結合しているのみで、
床下地等の下地に固定しているのではない(一部固定す
ることもあるが、全面的に貼着するようなことはない)
ので、取外しが容易である。特に一部の床板材を外して
しまえば、順次、その位置の床板材から外して行けば、
前記結合舌片等の結合を解除するだけで取外すことがで
きるものである。したがって床板材の張り替え作業も極
めて容易に行ない得る。また床板材は枠体により補強さ
れるので、かなりの薄板でも充分に必要な強度を確保で
きる。
【0023】
【実施例】以下図1〜図9に基づいて本発明の第一の実
施例を説明する。枠体1を、図1に示したように、基本
的に、平面から見て正方形の底板2と、上記底板2の四
辺に立ち上げた周壁3、3…とで構成する。前記底板2
には、図1、図3、図4、図7及び図8に示したよう
に、床板材4がその上に載置される台座も兼ねた複数の
補強突条5、5…を縦横に二条づつ立ち上げ、九区画と
なる、平面から見て格子状に構成する。また上記底板2
には、更に上記補強突条5、5…と同一高さの結合台
6、6…を立ち上げる。これらの結合台6、6…は、特
に図1に示したように、前記補強突条5、5…による正
方形の区画のうち枠体1の各辺の中央に接して位置する
四箇所のそれの内側に立ち上げることとする。また上記
結合台6、6…にはそれぞれビス孔7を穿設する。
【0024】また前記補強突条5、5…によって構成さ
れる各区画の底板2には表裏貫通する一又は二以上の透
水孔8を穿設する。
【0025】加えて前記底板2には、その四隅に構成さ
れた区画中に、更に前記周壁3、3と平行な区画突条
9、9を立ち上げ、かつこうして構成された脚用区画の
内部の底板2中央に脚孔10を穿設する。上記区画突条
9、9は前記補強突条5、5…と同一高さに構成する。
他方、図6、図7及び図9に示したように、基部11a
が、上記脚用区画の形状と同一寸法の平面正方形で、上
記区画突条9、9及び補強突条5、5…の高さと一致す
る厚みであり、上記基部11a の下部中央から脚体11
b を垂下させた脚部材11を用意する。上記脚体11b
はちょうど前記脚孔10に嵌挿することのできる寸法と
する。なお上記脚部材11は弾力性を有する合成ゴムに
より成形する。
【0026】前記周壁3、3…には、図1、図3、図4
及び図8に示したように、その内面上部途中で、左右方
向中央に、各辺毎に一枚づつ斜め下向きの係止鍔12を
張出す構成とする。
【0027】また上記周壁3、3…には、図1〜図3、
図7及び図9に示したように、各辺の周壁3毎に、外方
に突出する結合舌片13及び内方に貫通する結合孔14
を左右対称の位置に構成する。上記結合舌片13、13
…には、その先端に垂下する係止突起15を構成し、更
に前記結合孔14、14…には、その内部に上記係止突
起15が係止する係止横棒16を構成する。
【0028】更にまた前記周壁3、3…には、図1〜図
3、図7及び図9に示したように、浮上防止片17及び
係合溝18を構成する。上記浮上防止片17は、それぞ
れ各辺の周壁3に於いて、前記結合孔14の下方に突設
構成する。上記浮上防止片17は、基本的には舌状体に
構成し、その両側に縁壁を立ち上げ、中央付近にビス孔
19を穿設した構成とする。上記浮上防止辺17の下面
は前記底板1の下面と一致させる。また前記係合溝18
は、前記結合舌片13の突き出し位置の下方に構成す
る。周壁3から底部3に向かって構成した下向きの溝と
する。
【0029】なお前記枠体1及びこれに構成する各構成
要素はポリプロピレンを主材とするプラスチックにより
一体に成形する。
【0030】この実施例では、以上のように構成したの
で、建築物の床下地に床板材4、4…を張設する際に、
対象の床板材4、4…の下部に各々前記結合枠を外装し
ておき、それらの床板材4、4…を、枠体1の前記結合
舌片13と前記結合孔14及び前記浮上防止片17と前
記係合溝18を、それぞれ相互に嵌挿させ、かつ結合舌
片13の係止突起15を結合孔14の係止横棒16に係
合させることで、相互に結合しつつ床下地上に配設して
床を構成する。
【0031】ところで、この実施例では、床板材結合枠
を、前記のように構成したので、対象とする床板材4は
以下のように構成したそれを用いた。即ち、図5に示し
たように、床板材4は、木製のそれであるが、平面から
見て正方形であり、四辺の側面に、その上縁を前記枠体
1の周壁3、3…の厚み分だけ外方に延長したオーバー
ハング4a を有し、その下部が被外装部4b となるよう
に構成したものである。
【0032】なお床板材4、4…の床下地への張設作業
に先だって、先ず、それらの床板材4、4…の下部外周
に結合枠をセットする必要があり、更にこれに先だって
各枠体1、1…の脚孔10、10…に前記脚部材11を
セットしておくこととする。即ち、図7及び図9に示し
たように、基部11a を脚用区画に嵌込みつつ脚体11
b を上記脚孔10に挿入垂下させておくこととする訳で
ある。
【0033】上記のように枠体1、1…は、上記脚部材
11、11…をセットした上で、床板材4、4…にセッ
トすることとする。しかして床板材4は、その下方側、
即ち、周側の被外装部4b を枠体1の周壁3、3…の内
部に装入する。このとき、周壁3、3…の係止鍔12、
12…はポリプロピレンを主材とするプラスチックで成
形してあり、若干の弾力性を有しているので、周壁3、
3…の方向に弾力的に変形してスムーズに装入すること
ができる。床板材4の下面が前記補強突条5、5…、区
画突条9、9…及び結合台6、6…の上端に当接するま
で装入すれば良い。前記係止鍔12、12…の下端が周
側の被外装部4b に圧接状態となり、床板材4はかなり
の程度枠体1中に固定された状態となる。
【0034】この後、床板材4の被外装部4b を装入し
た枠体1を上下反転させ、図8に示したように、前記各
結合台6、6…のビス孔7からビス20を挿入し、床板
材4に螺入する。こうしてしっかりと床板材4の被外装
部4b を枠体1内に固定する。こうして床板材4により
基部11a が上方から抑えられることで、前記脚部材1
1、11…もまた枠体1に固定状態となる。
【0035】上記床板材結合枠では、枠体1の底板2に
補強突条5、5…を構成してあるので、それ自体充分な
強度を有しており、これに装入される床板材4は充分に
補強される結果となる。そのため床板材4の強度は余り
要求されないこととなる。
【0036】この後は、以上のようにして被外装部4b
に枠体1を外装した床板材4、4…を隣接するそれらに
ついて相互にいずれかの辺を当接させつつ床下地上に配
列することにより床張りを行なうことができる。このと
き、前記枠体1の四辺の周壁3、3…には各々結合舌片
13と結合孔14とを左右対称に配してあり、かつ係合
溝18と浮上防止片17もまたそのように対応させて左
右対称に配してあるので、これを外装した隣接する床板
材4、4は、相互にどの辺を当接させることとしても結
合が可能である。そのため木目が柾目のように方向に顕
著姓がある場合には、所望により個々の床板材4毎に方
向を変えることで様々な床模様を得ることができる。
【0037】また前記結合舌片13はその先端に係止突
起15を備えた構成で、結合孔14はその内部に係止横
棒16を備えた構成であり、前者を単に後者に直線的に
挿入すると、前者の係止突起15が弾力的に変形しつつ
挿入されて後者の係止横棒16に係止するように構成し
てあるので、図9に示したように、単に辺を相互に当接
させるべく押付けるのみで枠体1、1相互を結合するこ
とができる。また枠体1、1相互の接合位置を下降方向
に折曲することは容易にはできなくなる。
【0038】また前記浮上防止片17もまた、図9に示
したように、上記結合舌片13と結合孔14との結合の
際、同時に、係合溝18に係合状態となり、上記浮上防
止片17は係合溝18の上面に当接することとなってい
るので、枠体1、1の該当する接合位置を引上げようと
しても容易にはこれはできない。なお上記浮上防止片1
7、17…については、必要に応じて、その下面側にゴ
ム部材21を配した上で(若しくは配さないで)、上方
のビス孔19からビス22を嵌挿し、床下地に螺入して
固定を強化することもできる。
【0039】しかして枠体1を外装済の床板材4、4…
を、所望の向きに向けながら相互の辺を当接させつつ床
下地上に配設することとすれば、容易に床の張設作業を
行なうことができる。また張設完了後は、床板材4、4
…は、各々隣接する相互が周側の被外装部4b に外装し
た枠体1の浮上防止片17と係合溝18及び結合舌片1
3と結合孔14により結合しているので、床板材4、4
の接合部分で引上げようとしても、容易には折曲状態に
ならず、それ故、浮上し得ない。
【0040】なお部屋の隅部や柱に隣接する位置等で
は、床板材4を平面から見て正方形のままでのみ使用す
ることはできないが、枠体1を外装した状態でも自由に
切断して所望の形状にすることが可能である。床板材4
と枠体1とは複数箇所の結合台6、6…のビス孔7を通
じてビス20、20…で結合しており、そのうちの幾分
かの部分が切除されても結合は容易に解けないからであ
る。
【0041】また長期間の使用により床に損傷が生じて
張替が必要になった場合には、床板材4、4…は、前記
したように、枠体1の結合舌片13と結合孔14及び浮
上防止片17と係合孔18で結合し、床下地とは浮上防
止片17のビス孔19に嵌挿したビス22で結合してい
るに過ぎず、全体を貼着しているのではないので、床下
地からの取外しが容易である。特に一部の床板材4を外
してしまえば、順次、それに隣接する床板材4から容易
に取外すことができるものである。したがって床板材
4、4…の張り替え作業も極めて容易に行なうことがで
きる。
【0042】図10〜図12は本発明の第二の実施例を
示したものである。第一の実施例と異なるのは、隣接す
る枠体1、1を結合する手段の部分のみである。第一の
実施例と同一の符号は同一の構成要素であって、同一の
構成であることを示している。
【0043】第一の実施例と異なる部分のみを説明す
る。枠体1の隣接する二辺の周壁3、3の中央部から各
々結合舌片33を突出構成し、他の隣接する二辺の周壁
3、3に上記結合舌片33と対応する結合孔34を各々
構成する。結合舌片33の先端には第一の実施例のそれ
と同様に係止突起35を構成し、結合孔34の内部には
同じく第一の実施例と同様の係止横棒36を構成する。
【0044】また前記結合孔34、34の下方に於い
て、周壁3、3から、第一の実施例のそれと同様に、そ
れぞれ浮上防止片37を突設し、前記結合舌片33の下
部にはそれぞれ前記浮上防止片37と係合する係合溝3
8を構成する。上記浮上防止片37の両側には縁壁を立
ち上げ、中央部にはビス孔39を穿設する。
【0045】以上の第二の実施例は、上記異なる部分と
して説明した部分以外は第一の実施例と全く同様であ
り、殆ど同様に用いられ、同様の効果を有する。異なる
のは、結合舌片33、結合孔34、浮上防止片37及び
係合溝38をそれぞれ辺の中央に構成した関係であり、
それ故、隣接する枠体1、1相互の結合し得る辺が結合
舌片33を有する辺と結合孔34を有する辺とであるこ
と、のような、制限が付いたことのみである。
【0046】
【発明の効果】本発明では、床板材の張設作業及び除去
作業が極めて容易であり、その結果、床板材の張り替え
作業を極めて容易に行なうことができる。また床板材を
補強することができるものでもある。更にもっとも重要
なことは、設置された床板材の隣接する相互の結合部を
引上げようとしても、これが上方に折曲する形では容易
に浮上しないことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例の床板材結合枠の平面図。
【図2】第一の実施例の床板材結合枠の正面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図1のB−B線断面図。
【図5】第一の実施例の床板材の斜視図。
【図6】第一の実施例の脚部材の斜視図。
【図7】第一の実施例に於ける、床板材及び脚部材をセ
ットした床板材結合枠の図3と同一位置での断面図。
【図8】第一の実施例に於ける、床板材及び脚部材をセ
ットした床板材結合枠の図4と同一位置での断面図。
【図9】第一の実施例に於ける、床板材及び脚部材をセ
ットした隣接する床板材結合枠相互の結合状態を示した
拡大断面部分図。
【図10】第二の実施例の床板材結合枠の平面図。
【図11】第二の実施例の床板材結合枠の正面図。
【図12】図10のC−C線断面図。
【符号の説明】
1 枠体 2 底板 3 周壁 4 床板材 4a オーバーハング 4b 被外装部 5 補強突条 6 結合台 7 ビス孔 8 透水孔 9 区画突条 10 脚孔 11 脚部材 11a 基部 11b 脚体 12 係止鍔 13 結合舌片 14 結合孔 15 係止突起 16 係止横棒 17 浮上防止片 18 係合溝 19 ビス孔 20 ビス 21 ゴム部材 22 ビス 33 結合舌片 34 結合孔 35 係止突起 36 係止横棒 37 浮上防止片 38 係合溝 39 ビス孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体を、四辺形の底板とその各辺から立上
    がる周壁とからなる箱状に構成し、 上記枠体の周壁には、結合舌片、結合孔、浮上防止片及
    び係合溝を構成し、 上記結合孔は、隣接して設置される他の枠体の周壁の結
    合舌片を挿入し得る孔であって、その内部に挿入された
    上記結合舌片が先下がりになるのを防止する係合部を備
    えた孔に構成し、 前記係合溝は、隣接して設置される他の枠体の周壁の浮
    上防止片を係合し得る溝であって、係合された上記浮上
    防止片が先上がりになるのを防止する下向きの溝に構成
    してなる床板材結合枠。
  2. 【請求項2】前記底板には、前記床板材がその上に載る
    台座も兼ねた複数の補強突条を縦横に立ち上げた請求項
    1の床板材結合枠。
  3. 【請求項3】前記底板には、上記補強突条と同一高さに
    立ち上げた複数の結合台を点在させ、上記各結合台には
    表裏貫通するビス孔を穿設した請求項2の床板材結合
    枠。
  4. 【請求項4】前記浮上防止片を、両側に縁壁を立ち上
    げ、中央付近にビス孔を穿設した板状に構成した請求項
    1、2又は3の床板材結合枠。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009117904A1 (zh) * 2008-03-28 2009-10-01 Luo Shengquan 方便连接定位的地板塑胶锁扣
CN106906981A (zh) * 2017-04-12 2017-06-30 福州亿利达木业有限公司 可多样化拼接的框架木质装饰板
CN108104407A (zh) * 2017-12-15 2018-06-01 江苏尚德木业有限公司 一种锁扣方便的地板
WO2018191930A1 (zh) * 2017-04-21 2018-10-25 福州亿利达木业有限公司 可多样化拼接的框架木质装饰板

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