JPH08158609A - 複合床材 - Google Patents

複合床材

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JPH08158609A
JPH08158609A JP30481094A JP30481094A JPH08158609A JP H08158609 A JPH08158609 A JP H08158609A JP 30481094 A JP30481094 A JP 30481094A JP 30481094 A JP30481094 A JP 30481094A JP H08158609 A JPH08158609 A JP H08158609A
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JP
Japan
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locking member
bottom plate
tile
locking
standing wall
Prior art date
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Application number
JP30481094A
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English (en)
Inventor
Seigo Aizaki
清吾 相崎
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイルの脱着を弾性保持片を使用せずに簡単
に行えるようにする。 【構成】 底板3と該底板3の外周縁に立設された立壁
4とを有する枠体2と、底板3上に該底板3の略中心部
を一周するように配置され外周縁を立壁4に沿わせるこ
とで位置決めされる複数枚のタイル5と、立壁4に設け
られタイル5の一端を立壁4に係止してタイル5の上方
への抜けを阻止する第1の係止部材9と、底板3の略中
心部に設けられタイル5の他端を底板4に係止してタイ
ル5の上方への抜けを阻止する第2の係止部材7とを備
え、第1の係止部材9を、立壁4に貫通する嵌合孔8に
嵌合可能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、敷枠の上面に複数の
タイル等の踏板を組み付け、簡単な作業で踏板床面を施
工し得るようにした置敷式の複合床材に係り、例えばバ
ルコニーの床材あるいは玄関の床材として好適な複合床
材に関する。
【0002】
【従来の技術】バルコニーや玄関等のタイル床面を施工
する場合、湿式工法は、専門の職人が必要であり、誰に
でも施工できるというものではない。そこで、乾式工法
によりタイル床面を簡単に施工することのできる複合床
材が提供されている。
【0003】この種の置敷式の複合床材として、従来、
実開平3−68254号公報等に記載のものが知られて
いる。この複合床材は、格子状に配設された複数個のタ
イル敷設部を有する枠体の各タイル敷設部の上面に、そ
れぞれタイルを接合してなるものである。
【0004】この場合の枠体は、格子状に形成された正
方形の底板を有し、底板の上面に縦横3個ずつ計9個の
タイル敷設部が凹所として区画形成され、各タイル敷設
部の上面にそれぞれ正方形のタイルが載置されている。
また、各タイル敷設部を画成する区画壁には、それぞれ
四隅に、弾性を有するタイル保持片が突設され、これら
タイル保持片によって、タイル敷設部に収容されたタイ
ルの四隅を押さえることで、タイルを枠体に固定してい
る。また、枠体の隣接2辺にはフック部が設けられ、残
る2辺にはフック部の係合する係合部が設けられ、複数
枚の複合床材を敷設したときに、隣接する複合床材の枠
体同士をこれらフック部と係合部とで連結できるように
なっている。
【0005】この複合床材では、枠体へのタイルの固定
を、区画壁に設けた弾性タイル保持片で行っているが、
その他の例として、区画壁に斜め下向きの弾性を有する
鍔片を張出し、この鍔片によってタイルの側部を支持す
るもの(実公平4−7205号公報等)、接着剤でタイ
ルを樹脂マットに固着するもの(実開平6−14344
号公報、実公平3−32561号公報等)、タイルが木
レンガの場合、下方からレンガをビス止めするもの(特
開平4−85401号公報等)等が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の複合
床材においては、タイルの接合を、枠体に形成した弾性
保持片や弾性鍔片で行ったり、接着剤を用いて行った
り、下方からビス止めして行ったりしているので、それ
ぞれ次のような問題があった。
【0007】すなわち、枠体に形成した弾性保持片や弾
性鍔片でタイルを固定するものでは、保持片や鍔片を撓
ませながら、タイルの脱着を行うので、脱着自体は簡単
にできるが、タイルを押える力を余り高くできず、輸送
時や施工時に外れる可能性があった。また、繰り返し脱
着を行うと、保持片や鍔片が変形して固定力が落ちると
いう問題もあった。
【0008】また、接着剤を用いて接合するものでは、
接合作業が非常に面倒で時間がかかる上、いったん接着
したら、タイルを自由に取り外せないから、一つのタイ
ルが損傷しただけでも、複合床材全体を交換しなくては
ならず、メンテナンス費用がかさむという問題があっ
た。
【0009】また、下方からビス止めするものでは、取
り付け作業が面倒である上、セラミック等のタイルに対
しては採用が難しいという問題があった。
【0010】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、枠体に対するタイル等の踏板の脱着が容易にで
きて、メンテナンス性が良い上、タイルを繰り返し脱着
した場合でも安定保持することのでき、しかも、セラミ
ック等のタイルの場合にも採用の容易な、構造簡単で安
価に実現し得る複合床材を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、底板と該底板の外周縁に立
設された立壁とを有する枠体と、上記底板上に該底板の
略中心部を一周するように配置され、外周縁を上記立壁
に沿わせることで位置決めされる複数枚の踏板と、上記
立壁に設けられ上記踏板の一端を上記立壁に係止して踏
板の上方への抜けを阻止する第1の係止部材と、上記底
板の略中心部に設けられ、上記踏板の他端を上記底板に
係止して踏板の上方への抜けを阻止する第2の係止部材
とを備え、上記第1の係止部材または第2の係止部材の
少なくとも一方を、上記枠体に着脱自在に設けたことを
特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の複
合床材において、上記第1の係止部材および第2の係止
部材は、上記踏板の端面に設けた係止片を上記底壁との
間に保持する押え部を有し、上記第1の係止部材が、上
記枠体のコーナー部の立壁を貫通する嵌合孔に外から嵌
合可能に設けられると共に、上記第2の係止部材が、上
記底板と一体形成されていることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の複
合床材において、上記第1の係止部材および第2の係止
部材は、上記踏板の端面に設けた係止片を上記枠体の底
板との間に保持する押え部を有し、上記第1の係止部材
が、上記立壁の内面に固定的に設けられると共に、上記
第2の係止部材が、上記底板に着脱自在に設けられてい
ることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、タイル等の踏板を枠
体上に組み付けるに際し、踏板の外周縁を枠体の立壁に
沿わせながら、各踏板を枠体の底板上に載置し、第1の
係止部材で踏板の一端を立壁に係止するとともに、第2
の係止部材で踏板の他端を底板の中央部に係止する。こ
れにより、踏板を枠体に対し確実に固定することができ
る。また、メンテナンス等の要求により、踏板を外す必
要が生じた場合には、第1の係止部材または第2の係止
部材のうち、着脱自在に構成された係止部材を枠体から
取り外す。そうすると、その係止部材による係止作用が
解除され、踏板を上方に取り出すことができる。
【0015】請求項2記載の発明では、踏板の外周縁を
枠体の立壁に沿わせながら、踏板を枠体の底板上に載置
する際、踏板の一端に設けた係止片を、底板の略中央部
に固定的に設けた第2の係止部材の押え部と、枠体の底
板間の隙間に挿入し、底板と押え部で、踏板の一端を拘
束する。その状態で、枠体の底板上に踏板を載置した
ら、枠体のコーナー部の立壁に設けた嵌合孔に、外から
第1の係止部材を嵌合させる。そうすると、第1の係止
部材の押え部が、立壁の内方に突き出し、その押え部
が、踏板の他端に設けた係止片の上に位置して、この押
え部と底板との間に、踏板の係止片が保持される。これ
により、踏板は両端が押えられて、上方へ外れなくな
る。また、メンテナンス等の要求により、踏板を外す必
要が生じた場合は、第1の係止部材を嵌合孔から抜く。
そうすると、第1の係止部材による係止作用が解除さ
れ、上記と逆順にて、踏板を上方に取り出すことができ
る。
【0016】請求項3記載の発明では、踏板の外周縁を
枠体の立壁に沿わせながら、踏板を枠体の底板上に載置
する際、踏板の一端に設けた係止片を、立壁の内面に設
けた第1の係止部材の押え部と、枠体の底板間の隙間に
挿入し、底板と押え部で、踏板の一端を拘束する。その
状態で、枠体の底板上に踏板を載置したら、底板の中央
部に対して、第2の係止部材を固定する。そうすると、
第2の係止部材の押え部が、踏板の他端に設けた係止片
の上に位置し、この押え部と底板との間に、踏板の係止
片が保持される。これにより、踏板は両端が押えられ
て、上方へ外れなくなる。また、メンテナンス等の要求
により、踏板を外す必要が生じた場合は、第2の係止部
材を底板から取り外す。そうすると、第2の係止部材に
よる係止作用が解除され、上記と逆順にて、踏板を上方
に取り出すことができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。 ◇第1実施例 図1はこの発明の第1実施例である複合床材1の構成を
示す分解斜視図、図2は同組立品の斜視図、図3は図2
のIII−III矢視断面図、図4は図2のIV−IV
矢視断面図である。
【0018】この複合床材1は、コンクリート等の床下
地面(図示略)の上に縦横方向に並べて敷設されるもの
で、図1に示すように、ポリエチレンやポリプロピレン
等のポリオレフィン系の材質から射出成形によって一体
的に得られる正方形状の枠体2と、その上に載置固定さ
れる正方形の4枚のタイル5と、これらタイル5を枠体
2から上方に抜けないように固定する第1の係止部材9
および第2の係止部材7とから構成されている。
【0019】上記枠体2は、上下方向に貫通した多数の
孔3aを有する格子状の正方形の底板3と、その外周縁
に立設された立壁4と、隣接する複合床材1の枠体2同
士を連結するための雌側連結片10と、底板3の下面に
突設された多数本の脚部11とからなるもので、上記第
2の係止部材7が底板3の中央部に一体に形成されてい
る。
【0020】雌側連結部10は、上下方向に貫通する連
結孔10aを有し、正方形の底板3の隣接する2辺に設
けられて、水平方向外方に突出している。また、底板3
の下面に設けられた多数の脚部11のうち、底板3の残
る2辺に位置しかつ雌側連結部10と対応するものは、
雌側連結部10の連結孔10aに嵌合する雄側連結部と
しての連結ピンを兼ねている。図では、連結ピンに相当
する脚部を11pで示してある。
【0021】4つの正方形状のタイル5は、セラミック
やプラスチック等の素材から成形され、枠体2の立壁4
の内側4隅にそれぞれ当て嵌められるようになってお
り、外周2辺を、直角に交わる立壁4に沿わせ、1つの
角部を、枠体2のコーナー部4aに位置させることで、
位置規制されて底板3上に載置され、載置された状態
で、中央の第2の係止部材7を一周するようになってい
る。タイル5の端面5aには、正方形状のタイル5の対
向する角部に位置させて、水平な係止溝6が形成されて
いる。この係止溝6は、タイル5の厚さ方向中間に形成
されており、この係止溝6によって、その下と上に、係
止片6a、6bが形成されている。
【0022】枠体2の中央部に設けられた第2の係止部
材7は、図4に示すように、底板3に突設された支柱7
aと、その支柱7aの上端に水平な姿勢で一体形成され
た正方形状の係止板(押え部)7bとからなる。係止板
7bと底板3との間には、タイル5の係止片6aを挿入
する係合隙間が確保されている。正方形状の係止板7b
の向きは、正方形状の底板3に対して45度回転させた
向きになっている。これは、タイル5側の係止溝6が上
から見て三角形になっており、その係合溝6の底壁面
に、係止板7bの直線状の辺縁を合せるようにしている
からである。
【0023】第1の係止部材9は、枠体2とは別部品と
して構成されている。この第1の係止部材9は、三角形
の板状のもので、図3に示すように、枠体2の立壁4の
コーナー部、つまり立壁4の交差部に厚さ方向に貫通し
て形成した嵌合孔8に対して外から自由に嵌合できるよ
うになっている。そして、嵌合孔8に第1の係止部材9
を嵌合させた際に、三角形の斜辺に相当する押え部9a
が、立壁4の内側に突出し、その突出した押え部9a
が、底板3上に載置したタイル5の係止溝6にちょうど
入り、その状態でタイル5の上方への抜けを押えるよう
になっている。
【0024】次に作用を説明する。まず、枠体2に対し
てタイル5を組み付ける場合は、タイル5の外周2辺
を、直角に交わる枠体2の立壁4に沿わせ、1つの角部
を、枠体2のコーナー部4aに位置させながら、タイル
5を枠体2の底板3上に載置し、載置しながら、タイル
5の一端に設けた係止溝6を、底板3の中央部に設けた
第2の係止部材7の係止板7bに嵌める。これにより、
タイル5の一端が上に抜けないように拘束される。
【0025】その状態で、枠体2の立壁4のコーナー部
4aに設けた嵌合孔8に、外から第1の係止部材9を嵌
合させる。そうすると、第1の係止部材9の押え部9a
が、立壁4の内方に突き出し、その押え部9aが、タイ
ル5の他端角部の係止溝6に嵌まる。これにより、タイ
ル5は両端が押えられて、上方へ外れなくなる。このよ
うに、タイル5を簡単に枠体2に組み付けることができ
るので、生産性の向上が図れる。この場合、第1の係止
部材9は、枠体2の嵌合孔8にきつく嵌合して容易に脱
落しないようになっている。
【0026】また、メンテナンス等の要求により、タイ
ル5を外す必要が生じた場合は、第1の係止部材9を嵌
合孔8から抜く。そうすると、第1の係止部材9による
係止作用が解除されて、上記と逆順にて、タイル5を上
方に取り出すことができる。このように、タイル5を必
要に応じて簡単に取り外すことができるので、メンテナ
ンスに際して、複合床材1全体を交換する必要がなく、
メンテナンス費用を軽減することができる。
【0027】また、この複合床材1によれば、第1の係
止部材9の着脱によってタイル5を固定したり、取り外
し可能にしたりするので、第1、第2の係止部材9、7
に、従来のタイル保持片や鍔片のような特別な弾性を持
たせておく必要がなく、剛性の高い係止部材9、7を用
いてタイル5を固定することができる。従って、タイル
5を固定する力を高めることができ、重量の大きなタイ
ル5の場合でも、確実に安定して固定することができ
る。よって、輸送時や施工時にも無闇にタイル5が外れ
る心配がない。
【0028】また、いずれの係止部材9、7も、撓ませ
ながらタイル5の脱着を行うわけではないから、繰り返
し着脱を行った場合でも、劣化するおそれがなく、タイ
ル5に対する固定力が低下しない。さらに、着脱自在の
第1の係止部材9は適宜交換可能であるから、新しいも
のと交換したり、タイル5の仕様に応じて交換したりす
ることも自由にできる。また、第1の係止部材9を嵌合
する嵌合孔8を、立壁4のコーナー部4aに設けている
から、第1の係止部材9を、がたつきなく安定保持する
ことができ、それにより、タイル5の固定強度の増大を
図ることができる。
【0029】また、嵌合孔8は立壁4を貫通しており、
その嵌合孔8に外から第1の係止部材9を脱着するよう
にしているので、多数の複合床材1を隣接配置した場
合、第1の係止部材9の無用の脱落を防ぐこともでき
る。
【0030】◇第2実施例 図5はこの発明の第2実施例である複合床材21の構成
を示す分解斜視図、図6は同組立品の斜視図である。こ
の実施例の複合床材21では、正方形状の枠体22の4
辺に立設された立壁4の長さ方向の中間部に、切欠4c
を設けている。この部分は、タイル25の位置決めに特
別な役目を果たさないからである。立壁4は、最低、コ
ーナー部4aに設けてあれば足りる。
【0031】また、この実施例では、タイル25の角部
に、係合溝6(図1参照)の代わりに段部26を設け、
この段部26の下側に係止片6aを形成している。つま
り、上側の係止片6b(図1参照)を省略しているので
ある。これは、タイルの係止という点で、上側の係止片
が無用だからである。その他の構成は第1実施例と全く
同じであるから、同一符号を付して説明を省略する。
【0032】このようにタイル25の角部に段部26を
形成して、上側の係止片を省略した場合は、図6に示す
ように、組立状態において、4つのタイル25の角部の
合せ部、つまり第2の係止部材7の係止板7bの上方
が、角穴となって残る。したがって、意匠的に変化を出
せる。
【0033】◇第3実施例 図7はこの発明の第3実施例である複合床材31の構成
を示す分解斜視図、図8は同組立品の斜視図、図9は図
8のIX−IX矢視断面図、図10は図8のX−X矢視
断面図である。この複合床材31では、第1の係合部材
39a、39bが、枠体32の立壁4の内面に一体形成
されている。第1の係合部材39a、39bは、各タイ
ル35の3つの角部に対応するよう設けられている。そ
のうち、係合部材39aは、立壁4のコーナー部4aに
配置され、係合部材39bは、立壁4の直線部に設けら
れて、2つのタイル35の両角部にかかるように形成さ
れている。この第1の係止部材39a、39bと底板3
との間には、上記第1実施例と同様に、タイル35の係
止片6aを挿入できる隙間が確保されており、この隙間
に係止片6aを挿入した際、係止片6aが、第1の係止
部材39a、39bの斜辺部(押え部に相当)に押えら
れて、タイル35が上に抜けないように保持される。
【0034】また、枠体32の底板3の中央には孔無し
部3bが設けられ、この孔無し部3bの中心には、枠体
32と別体に構成した第2の係止部材37を着脱自在に
係止し得る係止孔38が、上下に貫通して形成されてい
る。この第2の係止部材37は、支柱37aと、その上
端に一体形成された正方形の係止板37bと、支柱7a
の下端に設けられ上記底板3の係止孔38に挿入されて
係合する傘形の係止突起37cとからなる。
【0035】タイル35は、上記第2実施例と同様の段
部26が全角部に形成され、4隅を第1の係止部材39
a、39bおよび第2の係止部材37で押えられるよう
になっている。その他の構成は第1実施例と同じであ
る。
【0036】次に作用を説明する。枠体32に対してタ
イル35を組み付ける場合は、タイル35の外周2辺
を、直角に交わる枠体32の立壁4に沿わせ、1つの角
部を、枠体32のコーナー部4aに位置させながら、タ
イル35を枠体32の底板3上に載置し、載置しなが
ら、タイル35の一端に設けた係止片6aを、立壁4の
内面に設けた第1の係止部材39a、39bと、底板3
間の隙間に挿入し、底板3と、第1の係止部材39a、
39bの斜辺部(押え部)とで、タイル35の3つの角
部を拘束する。
【0037】その状態で、底板3の中央部に設けた係止
孔38に、第2の係止部材37の係止突起37cを挿入
して固定する。そうすると、第2の係止部材37の係止
板37bが、タイル35の残るもう1つの角部の係止片
6aの上に位置し、係止板37bと底板3との間に、タ
イル35の係止片6aを保持する。これにより、タイル
35は両端が押えられて、上方へ外れなくなる。また、
メンテナンス等の要求により、タイル35を外す必要が
生じた場合は、第2の係止部材37を底板3から引き抜
く。そうすると、第2の係止部材37による係止作用が
解除され、上記と逆順にて、タイル35を上方に取り出
すことができる。
【0038】このように上記複合床材31の場合も、第
2の係止部材37を後から底板3に固定することで、タ
イル35を簡単確実に固定することができる。また、第
2の係止部材37を底板3から取り外すだけで、タイル
35を枠体32から簡単に取り出すことができる。従っ
て、タイル35の交換が容易で、メンテナンス費用がか
からなくなる。また、底板3の中央部に第2の係止部材
37を着脱自在に固定するので、底板3の中央部を一周
するように配置したタイル35を、一つの係止部材(第
2の係止部材37)で、全部一度に固定することがで
き、タイル35の脱着がより簡単にできるようになる。
【0039】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。
【0040】例えば、上記実施例では、タイルの形状を
正方形にしているが、長方形やその他の多角形であって
も良い。また、この発明の複合床材は、特にバルコニー
や玄関用の床材として好適であるが、その他、プールの
脱衣所、スポーツ施設ロッカールーム等の床材としても
使用することができる。
【0041】また、枠体2の材質としては、上述のポリ
エチレンやポリプロピレンに限らず、成形性に優れ、機
械的強度がある限り、例えば、ポリカーボネート、ポリ
アミド、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレー
ト、塩素化ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル
アミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエス
テル、ポリ塩化ビニル、ポリメタクリル酸エステル、ポ
リアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸メチル、フッ
素樹脂、サルホン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリビニル
ブチラール、ポリ弗化ビニリデン、スチレン−アクリル
共重合体等の熱可塑性プラスチック、金属含有プラスチ
ック、ガラス繊維と複合化した強化プラスチック等を用
いることができる。
【0042】なお、この発明で言う踏板は、タイルに限
らない。樹脂マットの上面に複数枚接合される板状の床
仕上材である限り、この発明で言う踏板に含まれる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、第1、第2の係止部材によってタイルを枠
体に固定しているので、接着剤等の時間のかかる手段を
用いずに、タイルを簡単に枠体に組み付けることがで
き、生産性の向上が図れる。また、タイルを止めている
一方の係止部材を枠体から取り外すことで、タイルを上
方に簡単に取り出すことができるので、必要なタイルの
みの交換が可能であり、メンテナンスに際して、複合床
材全体を交換する必要がなく、メンテナンス費用を軽減
することができる。
【0044】また、係止部材の着脱によってタイルを固
定したり、取り外し可能にしたりするので、係止部材に
特別な弾性を持たせておく必要がなく、剛性の高い係止
部材を用いてタイルを固定することができる。従って、
タイルを固定する力を高めることができ、重量の大きな
タイルの場合でも、確実に安定してタイルを固定するこ
とができ、輸送時や施工時にも無闇にタイルが外れなく
なる。
【0045】また、係止部材を撓ませながらタイルの脱
着を行うわけではないので、繰り返し着脱を行った場合
でも、固定力が低下しない。また、着脱自在の係止部材
は、適宜交換可能であるから、新しいものと交換した
り、タイルの仕様に応じて交換したりすることも自由に
できる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、底板の中央
部に固定的に設けた第2の係止部材に、一端を係止させ
つつ、タイルを枠体に載置した後、第1の係止部材を、
枠体のコーナー部に設けた嵌合孔に外から嵌合させるだ
けで、タイルを簡単確実に固定することができ、第1の
係止部材を嵌合孔から抜くだけで、タイルを簡単に取り
外すことができる。従って、タイルの交換が容易で、メ
ンテナンス費用がかからない。また、第1の係止部材を
嵌合する嵌合孔は、立壁のコーナー部に設けられている
から、第1の係止部材をがたつきなく安定保持すること
ができ、それによりタイルの固定強度の増大を図ること
ができる。また、嵌合孔は立壁を貫通しており、その嵌
合孔に外から第1の係止部材を脱着するようにしている
ので、多数の複合床材を隣接配置した場合、第1の係止
部材の無用の脱落を防止することができる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、枠体の立壁
の内面に固定的に設けた第1の係止部材に、一端を係止
させつつ、タイルを枠体に載置した後、第2の係止部材
を、枠体の底板の中央部に固定するだけで、タイルを簡
単確実に固定することができ、第2の係止部材を底板か
ら取り外すだけで、タイルを枠体から簡単に取り出すこ
とができる。従って、タイルの交換が容易で、メンテナ
ンス費用がかからない。また、底板の中央部に第2の係
止部材を固定するので、底板の中央部を一周するように
配置したタイルを、一つの係止部材で、全部一度に固定
することができ、タイルの脱着がより簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である複合床材の構成を
示す分解斜視図である。
【図2】同実施例の組立品の斜視図である。
【図3】図2のIII−III矢視断面図である。
【図4】図2のIV−IV矢視断面図である。
【図5】この発明の第2実施例である複合床材の構成を
示す分解斜視図である。
【図6】同実施例の組立品の斜視図である。
【図7】この発明の第3実施例である複合床材の構成を
示す分解斜視図である。
【図8】同実施例の組立品の斜視図である。
【図9】図8のIX−IX矢視断面図である。
【図10】図8のX−X矢視断面図である。
【符号の説明】
1,21,31 複合床材 2,22,32 枠体 3 底板 4 立壁 5,25,35 タイル(踏板) 6a 係止片 7 第2の係止部材 7b 係止板(押え部) 8 嵌合孔 9 第1の係止部材 9a 押え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 15/00 101 B 8702−2E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板と該底板の外周縁に立設された立壁
    とを有する枠体と、 前記底板上に該底板の略中心部を一周するように配置さ
    れ、外周縁を前記立壁に沿わせることで位置決めされる
    複数枚の踏板と、 前記立壁に設けられ前記踏板の一端を前記立壁に係止し
    て踏板の上方への抜けを阻止する第1の係止部材と、 前記底板の略中心部に設けられ、前記踏板の他端を前記
    底板に係止して踏板の上方への抜けを阻止する第2の係
    止部材とを備え、 前記第1の係止部材または第2の係止部材の少なくとも
    一方を、前記枠体に着脱自在に設けたことを特徴とする
    複合床材。
  2. 【請求項2】 前記第1の係止部材および第2の係止部
    材は、前記踏板の端面に設けた係止片を前記底壁との間
    に保持する押え部を有し、前記第1の係止部材が、前記
    枠体のコーナー部の立壁を貫通する嵌合孔に外から嵌合
    可能に設けられると共に、前記第2の係止部材が、前記
    底板と一体形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の複合床材。
  3. 【請求項3】 前記第1の係止部材および第2の係止部
    材は、前記踏板の端面に設けた係止片を前記枠体の底板
    との間に保持する押え部を有し、前記第1の係止部材
    が、前記立壁の内面に固定的に設けられると共に、前記
    第2の係止部材が、前記底板に着脱自在に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の複合床材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100833688B1 (ko) * 2007-02-26 2008-05-29 장진욱 부등침하가 방지되는 보도블럭을 사용한 도로의 구조 및도로의 시공방법
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