JPH05288603A - 焦電素子 - Google Patents
焦電素子Info
- Publication number
- JPH05288603A JPH05288603A JP4134101A JP13410192A JPH05288603A JP H05288603 A JPH05288603 A JP H05288603A JP 4134101 A JP4134101 A JP 4134101A JP 13410192 A JP13410192 A JP 13410192A JP H05288603 A JPH05288603 A JP H05288603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- window hole
- pyroelectric
- stem
- frame body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 密封性を強化し、信頼性に優れた焦電素子を
得る。 【構成】 キャン4の窓穴2を封ずるフィルタ9を銀ロ
ウ半田3を窓穴2の周囲に配置して溶解後固化させるこ
とにより接続した。ステム5、キャン4およびフィルタ
9の密封状態が強固であるので、その内部Aを減圧して
真空としている。
得る。 【構成】 キャン4の窓穴2を封ずるフィルタ9を銀ロ
ウ半田3を窓穴2の周囲に配置して溶解後固化させるこ
とにより接続した。ステム5、キャン4およびフィルタ
9の密封状態が強固であるので、その内部Aを減圧して
真空としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焦電素子に関し、例え
ばトンネル等に設置され、炎を検出して火災の発生を検
知する炎検知器に使用される焦電素子に関する。
ばトンネル等に設置され、炎を検出して火災の発生を検
知する炎検知器に使用される焦電素子に関する。
【0002】
【従来の技術】焦電素子は、例えばPVDFやPZTな
どの材質による焦電体を使用した赤外線センサであり、
火災発生時に炎の赤外線を検知する炎感知器や、防犯設
備に使用される人体の赤外線を検出する侵入検知器など
検出素子に利用される。
どの材質による焦電体を使用した赤外線センサであり、
火災発生時に炎の赤外線を検知する炎感知器や、防犯設
備に使用される人体の赤外線を検出する侵入検知器など
検出素子に利用される。
【0003】従来、焦電素子は、図2に示すように窓穴
2にサファイヤやシリコン等の材質によるフィルタ9を
樹脂製の接着剤33により封じられた容器である金属製
のキャン4と、基台となる同材質のステム5とにより枠
体が構成され、キャン4の下部は、ステム5の周囲にか
しめつけられて強固な密封状態に封じられている。ま
た、ステム5を貫通する3本の端子を構成するピン6の
上端部にプリント基板7が載置され、電気回路部8が構
成されている。
2にサファイヤやシリコン等の材質によるフィルタ9を
樹脂製の接着剤33により封じられた容器である金属製
のキャン4と、基台となる同材質のステム5とにより枠
体が構成され、キャン4の下部は、ステム5の周囲にか
しめつけられて強固な密封状態に封じられている。ま
た、ステム5を貫通する3本の端子を構成するピン6の
上端部にプリント基板7が載置され、電気回路部8が構
成されている。
【0004】焦電素子の電気回路部8は、詳細に示さな
いが、通常プリアンプ用の電界効果トランジスタのソー
ス電極が焦電体1の一方の電極に接続され、感度の周波
数特性を制御するために焦電体1と並列にゲート抵抗が
設けられている。これらの回路素子は、枠体により気密
状態に保持されている。
いが、通常プリアンプ用の電界効果トランジスタのソー
ス電極が焦電体1の一方の電極に接続され、感度の周波
数特性を制御するために焦電体1と並列にゲート抵抗が
設けられている。これらの回路素子は、枠体により気密
状態に保持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の焦電素子
は、キャン4の窓穴2にフィルタ9が樹脂製の接着剤3
3により固定されている。接着剤33が樹脂であると、
樹脂の特性によるが、その通気性や劣化による隙間がで
きることにより、気密性の寿命が非常に短い。即ちこの
ような接着部分から外気の水分や腐食性ガスが侵入し、
焦電体1や回路素子を腐食させて信頼性を損なうという
問題があった。
は、キャン4の窓穴2にフィルタ9が樹脂製の接着剤3
3により固定されている。接着剤33が樹脂であると、
樹脂の特性によるが、その通気性や劣化による隙間がで
きることにより、気密性の寿命が非常に短い。即ちこの
ような接着部分から外気の水分や腐食性ガスが侵入し、
焦電体1や回路素子を腐食させて信頼性を損なうという
問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の点に鑑
み、焦電素子の信頼性を高めることを目的として、キャ
ン4の窓穴2をフィルタ9で封じる際に、窓穴2周囲に
銀ロウ半田3を使用して当接しその銀ロウ半田3を溶解
後固化させることにより、その接続部分を密封状態に固
定してあることを特徴とすものである。
み、焦電素子の信頼性を高めることを目的として、キャ
ン4の窓穴2をフィルタ9で封じる際に、窓穴2周囲に
銀ロウ半田3を使用して当接しその銀ロウ半田3を溶解
後固化させることにより、その接続部分を密封状態に固
定してあることを特徴とすものである。
【0007】また、枠体の接続部分に溶着やかしめつけ
などの強固な気密状態において、枠体内部を真空(減
圧)状態にしてあることを特徴とするものである。
などの強固な気密状態において、枠体内部を真空(減
圧)状態にしてあることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】キャン4の窓穴2をフィルタ9で封じる際に、
銀ロウ半田3による溶着により固定しているので、その
接続部分の気密性は遥かに向上し、強度も増すので衝撃
にも強くなった。溶着のための材質としては、銀ロウ半
田3以外のものでもよく、溶着ガラス等を使用すること
もできる。
銀ロウ半田3による溶着により固定しているので、その
接続部分の気密性は遥かに向上し、強度も増すので衝撃
にも強くなった。溶着のための材質としては、銀ロウ半
田3以外のものでもよく、溶着ガラス等を使用すること
もできる。
【0009】また、各接続部分が強度のある気密状態に
ある枠体では、内部を減圧し真空状態とすることがで
き、製造過程における残存気体による影響を除去するこ
とができる。また枠体内部を真空状態にしておけば、空
気の対流による焦電体1からの熱の放散がなくなり、感
度や応答速度が向上し、同時にキャン4からの熱対流が
なくなり外部ノイズが減少する。
ある枠体では、内部を減圧し真空状態とすることがで
き、製造過程における残存気体による影響を除去するこ
とができる。また枠体内部を真空状態にしておけば、空
気の対流による焦電体1からの熱の放散がなくなり、感
度や応答速度が向上し、同時にキャン4からの熱対流が
なくなり外部ノイズが減少する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を用
い説明する。図1は本発明の一実施例であり、図2と同
符号のものは、材質も機能も同様のものである。
い説明する。図1は本発明の一実施例であり、図2と同
符号のものは、材質も機能も同様のものである。
【0011】この素子の製造方法を先ず簡単に示すと、
内蔵部分が構成されてステム5のピン6上に載置されて
から、フィルタ9を取り付けたキャン4がステム5に接
続される。
内蔵部分が構成されてステム5のピン6上に載置されて
から、フィルタ9を取り付けたキャン4がステム5に接
続される。
【0012】キャン4にフィルタ9を接続する過程は、
キャン4の窓穴2の周囲に銀ロウ半田3を置きフィルタ
9を載せる。そして、還元雰囲気下で銀ロウ半田3を加
熱して溶解させ、その後冷却する。すると銀ロウ半田3
がキャン4の窓穴2周囲およびフィルタ9外周になじ
み、完全密封状態にフィルタ9を固定できる。
キャン4の窓穴2の周囲に銀ロウ半田3を置きフィルタ
9を載せる。そして、還元雰囲気下で銀ロウ半田3を加
熱して溶解させ、その後冷却する。すると銀ロウ半田3
がキャン4の窓穴2周囲およびフィルタ9外周になじ
み、完全密封状態にフィルタ9を固定できる。
【0013】この溶着による接続は、樹脂製の接着剤に
よるものに比較すると、密封性や強度の点で有利であ
り、外気の枠体内部Aへの侵入を完全に遮断できる。こ
の溶着のための材質としては、銀ロウ半田以外のもので
もよく、溶着ガラスであってもよい。
よるものに比較すると、密封性や強度の点で有利であ
り、外気の枠体内部Aへの侵入を完全に遮断できる。こ
の溶着のための材質としては、銀ロウ半田以外のもので
もよく、溶着ガラスであってもよい。
【0014】例えば、図示しない焦電体1に設けた電極
は、外気の影響等の腐食により切断されやすく、素子と
して長期の信頼性を得るためには、完全なシールが不可
欠である。
は、外気の影響等の腐食により切断されやすく、素子と
して長期の信頼性を得るためには、完全なシールが不可
欠である。
【0015】そして、ステム5のピン6上に、焦電体1
や電気回路部8を搭載したプリント基板7を載置した
後、ステム5の周囲にキャン4の開口部分をかしめつ
け、枠体が構成される。
や電気回路部8を搭載したプリント基板7を載置した
後、ステム5の周囲にキャン4の開口部分をかしめつ
け、枠体が構成される。
【0016】この工程を真空状態の雰囲気で行えば、枠
体内部Aを真空状態にすることができ、そうすれば、枠
体内部Aの残存気体による影響を受けない。枠体内部A
を真空状態に保持するためには、従来の樹脂製の接着剤
によるものでは強度不足のため不可能である。枠体内部
Aの真空状態は、ステム5にピンホールを設けて吸引
し、その後封じてもよい。単純に残存気体は、枠体内部
Aを高純度の窒素で置換しても除去することができる。
体内部Aを真空状態にすることができ、そうすれば、枠
体内部Aの残存気体による影響を受けない。枠体内部A
を真空状態に保持するためには、従来の樹脂製の接着剤
によるものでは強度不足のため不可能である。枠体内部
Aの真空状態は、ステム5にピンホールを設けて吸引
し、その後封じてもよい。単純に残存気体は、枠体内部
Aを高純度の窒素で置換しても除去することができる。
【0017】また、枠体内部Aを真空状態にすることに
より、素子の性能が向上する。即ち、赤外線を検出する
部材である焦電体1は、吸収した赤外線の熱により電気
的性質を変化させており、通常、吸収した赤外線の一部
は何らかの形で放熱されている。それで、枠体内部Aを
真空状態に保持しておくことにより、内部の熱対流がな
くなるので、気流による熱伝導が防止できる。従って焦
電素子としての感度や応答速度を向上させることにな
り、同時に、外部ノイズを減少させる。
より、素子の性能が向上する。即ち、赤外線を検出する
部材である焦電体1は、吸収した赤外線の熱により電気
的性質を変化させており、通常、吸収した赤外線の一部
は何らかの形で放熱されている。それで、枠体内部Aを
真空状態に保持しておくことにより、内部の熱対流がな
くなるので、気流による熱伝導が防止できる。従って焦
電素子としての感度や応答速度を向上させることにな
り、同時に、外部ノイズを減少させる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明は、素子の枠体を
構成するキャン4の窓穴2へフィルタ9を固定する際
に、窓穴2の周囲に銀ロウ半田3などの溶着剤を配置し
て溶解後固化させ、強固に接続したものである。その結
果、窓穴2を完全に密封することができ、外気の侵入に
よる焦電体1等の腐食を防止することができる。
構成するキャン4の窓穴2へフィルタ9を固定する際
に、窓穴2の周囲に銀ロウ半田3などの溶着剤を配置し
て溶解後固化させ、強固に接続したものである。その結
果、窓穴2を完全に密封することができ、外気の侵入に
よる焦電体1等の腐食を防止することができる。
【0019】また、各部の接続強度を向上させ、枠体内
部Aを減圧(真空)状態にすることにより、内部の残存
気体の影響を除去することができる。
部Aを減圧(真空)状態にすることにより、内部の残存
気体の影響を除去することができる。
【図1】本発明による一実施例を簡単に示す断面図。
【図2】従来例を簡単に示す断面図。
1 焦電体 2 窓穴 3 銀ロウ半田(溶着剤) 4 キャン 5 ステム A 枠体内部
Claims (3)
- 【請求項1】 焦電体と電界効果トランジスタ等による
電気回路が構成されるプリント基板を搭載する基台と、
上面に窓穴を有しその下部が前記基台に気密に固定され
る容器と、該窓穴を封じるフィルタと、により枠体が構
成され、前記窓穴を前記フィルタで封ずる際に、該窓穴
周囲に溶着剤を介して該フィルタを当接し、該溶着剤を
溶解後固化させることにより、該窓穴に該フィルタを密
封状態に固定してあることを特徴とする焦電素子。 - 【請求項2】 溶着剤に銀ロウ半田を使用してある請求
項1の焦電素子。 - 【請求項3】 焦電体と電界効果トランジスタ等による
電気回路が構成されるプリント基板が搭載される基台
と、上面に窓穴を有しその下部が前記基台に気密に固定
される容器と、該窓穴を封じるフィルタと、により枠体
が構成され、前記各部の接続部分が気密状態に固定さ
れ、前記枠体内部を減圧状態にしてあることを特徴とす
る焦電素子。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4134101A JP2753919B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 焦電素子 |
| DE69219453T DE69219453T2 (de) | 1991-09-24 | 1992-09-24 | Pyroelektrisches element |
| US08/066,146 US5420426A (en) | 1991-09-24 | 1992-09-24 | Pyroelectric device |
| PCT/JP1992/001211 WO1993006444A1 (en) | 1991-09-24 | 1992-09-24 | Pyroelectric element |
| EP92920398A EP0558766B1 (en) | 1991-09-24 | 1992-09-24 | Pyroelectric element |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4134101A JP2753919B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 焦電素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05288603A true JPH05288603A (ja) | 1993-11-02 |
| JP2753919B2 JP2753919B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=15120474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4134101A Expired - Fee Related JP2753919B2 (ja) | 1991-09-24 | 1992-04-10 | 焦電素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2753919B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6439528A (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-09 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Sealing method for infrared-ray transmission window |
| JPH0459427U (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-21 |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP4134101A patent/JP2753919B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6439528A (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-09 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Sealing method for infrared-ray transmission window |
| JPH0459427U (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2753919B2 (ja) | 1998-05-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2065930A1 (en) | Semiconductor device vacuum package and manufacturing process thereof | |
| US7279682B2 (en) | Device for maintaining an object under vacuum and methods for making same, use in non-cooled infrared sensors | |
| US9157805B2 (en) | Infrared ray sensor package, infrared ray sensor module, and electronic device | |
| JPH09237847A (ja) | 電子構成品密閉構造体 | |
| US5420426A (en) | Pyroelectric device | |
| JP2007509320A (ja) | 放射感知装置の集積されたパッケージ設計および方法 | |
| JPH05288603A (ja) | 焦電素子 | |
| JPH02280026A (ja) | 半導体式圧力検出装置 | |
| JP2003270047A (ja) | 赤外線センサ | |
| JP2010054250A (ja) | 赤外線検出器 | |
| US20070279876A1 (en) | Device for passivating at least one component by a housing and method for manufacturing a device | |
| KR20060050635A (ko) | 반도체 장치용 덮개 | |
| JP2010251548A (ja) | 電子デバイス及び電気機器 | |
| JP2003149046A (ja) | 焦電センサ | |
| JP2927117B2 (ja) | 焦電型赤外線センサモジュール | |
| JPH05157622A (ja) | 熱型赤外線センサ | |
| JPH0668757A (ja) | 近接スイッチ | |
| JP2927116B2 (ja) | 焦電型赤外線センサモジュール | |
| JP2569504Y2 (ja) | 焦電素子 | |
| JP2593395Y2 (ja) | 半導体レーザ装置 | |
| JPH05121492A (ja) | Tabテープ | |
| JP2569503Y2 (ja) | 焦電素子 | |
| JPH06213711A (ja) | 焦電素子 | |
| JPH0287580A (ja) | 赤外線センサ用キャップ及びその製造方法 | |
| JPH0635923U (ja) | 赤外線検出器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |