JPH05290376A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH05290376A
JPH05290376A JP4118198A JP11819892A JPH05290376A JP H05290376 A JPH05290376 A JP H05290376A JP 4118198 A JP4118198 A JP 4118198A JP 11819892 A JP11819892 A JP 11819892A JP H05290376 A JPH05290376 A JP H05290376A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種光学的情報記録媒体に対し、安定な記録
及び/または再生ができる汎用性のある光学的情報記録
再生装置を提供する。 【構成】 光学的情報記録媒体202にレーザ光を照射
して情報を記録し、及び/またはレーザ光を照射し、前
記光学的情報記録媒体202からの反射光をセンサ28
〜30で検知することで情報を再生する光学的情報記録
再生装置201において、前記光学的記録媒体202上
の所定位置からの前記反射光を、前記センサ28〜30
で検知し、該センサ出力に応じて前記レーザ光照射手段
204のパワー制御を行なう手段208,209,21
0を有することを特徴とする光学的情報記録再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的情報記録媒体に
情報を記録及び/又は再生する光学的情報記録再生装置
に関する。特に本発明は、光ヘッドと種々の光カードと
を相対的に往復運動させながら情報の記録再生を行なう
光カード記録再生装置に好適な装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から光を用いて情報を記録、再生す
る媒体の形態として光ディスク、カード、光テープ等の
各種のものが知られている。これらはそれぞれ特徴を持
っており、目的、用途等によって使い分けられている
が、そのうち光カードは製造の容易さ、携帯性のよさ、
アクセス性のよさといった特徴を生かし、今後、用途が
ますます広まってゆくと考えられる。
【0003】これらの光カードにおいては、カード長辺
に平行に複数本のトラッキングトラックが設けられてお
り、2本のトラッキングトラックの間を情報を記録する
情報トラックとするのが一般的であり、トラッキングト
ラックは、情報の記録再生時に情報の記録再生用の光ス
ポットの走査の際に所定の情報トラックから逸脱しない
ように制御するオートトラッキング(AT)の為のガイ
ドとして利用される。また、実際の情報の記録再生にお
いては、前記光スポットを記録媒体面上に正しく焦点を
結ばせるように制御するオートフォーカス(AF)も利
用される。これらのAT,AFは、光を用いて情報の記
録再生を行なう装置においては、従来よりよく用いられ
ている一般的な技術である。
【0004】図8は、この様な光カード101の概略平
面図であり、102は情報記録エリア、103は情報ト
ラック、104,104’はそれぞれトラック選択エリ
ア、105は光スポットのホームポジションである。
【0005】図4は以上の様な光カード1へ情報を記録
し且つ該光カードに記録されている情報を再生するため
の情報記録再生装置の一従来例の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0006】図4において、19は記録再生装置を示
し、該装置には、上位制御装置たるCPU9が接続され
ている。記録再生装置19において、14は不図示の搬
送機構を介して光カード1を記録再生装置内に導入し、
所定の記録再生位置でR方向に往復移動させ、更に該装
置外に排出するための駆動モータである。
【0007】17は光源を含む光ビーム照射光学系であ
り、これにより情報記録時及び再生時には光カード1上
に光スポットが形成される。光カード1上には3つの光
スポットが形成される。28〜30は光検出器であり、
上記光カード1上の3つの光スポットの反射光をそれぞ
れ受光することができる。15は光ビーム照射光学系1
7の一部を駆動して光カード面上の光スポットの焦点位
置をZ方向、すなわち、光カード面と垂直方向に移動さ
せてAFを行なうためのAFアクチュエータであり、1
6は光ビーム照射系光学17の一部を駆動して光カード
面上の光スポットをY方向、すなわち、R方向とZ方向
との双方に直交する方向に移動させてATを行なうため
のATアクチュエータである。
【0008】上記光ビーム照射光学系17、光検出器2
8〜30、AFアクチュエータ15及びATアクチュエ
ータ16を含んで光ヘッド18が構成される。13は該
光ヘッドをY方向に移動させて光スポットを光カード上
の所望のトラックへとアクセスさせるための駆動モータ
である。
【0009】上記駆動モータ13及び14は、マイクロ
プロセッサー(MPU)10により制御される。71は
駆動モータ14に結合されたエンコーダであり、駆動モ
ータ14が所定角度回転する毎にパルスを出力する。駆
動モータの回転角度と光カード1のR方向の移動量には
一定の関係があるので、エンコーダ71の出力パルスを
計数することにより、光カード上の光スポットのR方向
の位置を検出することができる。72は波形整形回路で
あり、エンコーダ71の出力パルスをMPU10が受け
取れる形に整形する。
【0010】上記光検出器28〜30の出力はAT/A
F制御回路11に入力され、これに基き該制御回路は上
記AFアクチュエータ15及びATアクチュエータ16
を制御してAF及びATを行なう。上記光検出器28〜
30の出力はまた変復調回路12にも入力され、読み取
り情報の復調が行なわれ、復調信号は上記MPU10へ
と送られる。また、該変復調回路12は上記MPU10
から送られてくる情報信号を変調し、変調信号に従って
上記光ビーム照射光学系17を駆動して情報の記録を行
なう。上記MPU10は上記CPU9により制御され且
つCPU9とデータのやりとりを行なっている。
【0011】図5は、図4の光ヘッド部分の詳細を示す
斜視図である。
【0012】図5に示すように、半導体レーザ等の光源
20から発したビームはコリメータレンズ21によって
平行化され、回折格子23によって3本のビームに分け
られる。これらのビームは、対物レンズ26により、図
6に示されるように、光カード19上のトラッキングト
ラック37、情報トラック39、トラッキングトラック
38に結像され、各々ビームスポットS1,S2,S3
を形成する。
【0013】ここで光カード19は、図示されない駆動
手段によって矢印方向(R方向)に移動され、前記ビー
ムスポットによって、トラッキングトラックの延びてい
る方向に走査される。ビームスポットS1,S2,S3
の反射光は再び対物レンズ26を通過し、ビームスプリ
ッター24によって反射され、集光レンズ系27によ
り、光検出器28,29,30に夫々投影される。
【0014】集光レンズ系27は非点収差系になってお
り、オートフォーカシングで良く知られた非点収差方式
で行えるよう配置した例である。これらの光検出器は、
図7のように図示した配置で構成されている。
【0015】図5において、22は半導体レーザから出
射し、コリメートされた光束の断面分布を楕円から円形
に変換するためのプリズムで、25は対物レンズ26に
光束を導くミラーである。また光検出器29は図7に
A,B,C,Dで示すように受光面が4分割されてい
る。
【0016】図9は、従来のAF及びAT制御ループ回
路の一例を説明するためのブロック図である。
【0017】図9において、光検出器28および光検出
器30は、図6に示すトラッキングトラック37,38
から反射した光ビームを検出するものであり、光検出器
28および光検出器30の出力電流は電流電圧変換器6
および5を通り、トラッキング制御回路110に送られ
る。トラッキング制御回路110では、上記2つの出力
の差をとり、そのトラッキング誤差信号をビームスポッ
トの駆動手段である、図4に示したトラッキングアクチ
ュエータ16に印加し、負帰還ループを形成している。
【0018】同様に、光検出器29は情報トラックから
反射した光ビームを検出するものであり、4分割センサ
のうち、AおよびDの和信号と、BおよびCの和信号と
を電流電圧変換器3,4を介しフォーカシング制御回路
111に送る。ここで2つの信号の差がとられ、いわゆ
るフォーカシング誤差信号となる。この誤差信号はビー
ムスポットの駆動手段である、図4に示すフォーカシン
グアクチュエータ15に印加され、負帰還ループを形成
している。
【0019】ここで電圧電流変換器3〜6は、それぞれ
2つの帰還抵抗Rr,Rwをスイッチで切換えるだけの
構成になっており、変復調回路12から出力される記録
情報信号(WD)に応じてゲインを変化させる。これに
よって記録時と再生時の各固定ゲインを切換えている。
【0020】記録情報の再生は、図6に示した3ビーム
の真中のビームS2を情報ピットに照射し、その反射光
を4分割センサ29で受光し、電流電圧変換器を経てそ
の電圧変化をもとに行なっている。なお、4分割センサ
29において(A+B+C+D)の総和信号をもって再
生信号としている。
【0021】以上説明した従来の光学的情報記録再生装
置では、使用する記録媒体を限定している。そのため装
置としては種々の記録媒体に対して対処する必要がな
い。それゆえにAF/AT各制御ゲインおよび再生ゲイ
ンは固定値である。また、光源である半導体レーザの駆
動は2値駆動、すなわち再生のための注入電流と記録の
ための注入電流を固定し、これを目的によって切換える
だけである。
【0022】次に、光学的情報記録再生装置に使用可能
な情報記録媒体としては、種々あることは広く知られて
いる。例えば、記録層として、テルル、ビスマス等の金
属膜、ポリスチレン、ニトロセルロース等の有機膜、シ
アニン類等の色素膜、あるいは相転移を利用したテルル
低酸化物膜などがある。これら記録材料は、情報の記録
後現像処理などが必要なく、「書いた直後読する」こと
のできる、いわゆるDRAW(ダイレクト・リード・ア
フター・ライト)媒体であり、高密度記録が可能であ
り、追加記録も可能である。
【0023】
【発明が解決しようとしている課題】これらの各種記録
媒体はそれぞれの光学的、あるいは化学的特性において
記録媒体としては有用であるが、従来の光学的情報記録
再生装置との組合わせを考えると必ずしも全てが有用で
はない。なぜなら、各種記録媒体の光学特性で言えば、
まず、それぞれが光に対する波長特性を有しており、同
一波長光を照射してもそれぞれの反射率が異なるからで
ある。
【0024】また、化学特性で言えば、熱による変形あ
るいは変色の度合が異なるからである。そのために、前
述の如く記録媒体を限定し、その媒体の特性にマッチし
た装置を開発しているのが現状であり、既存の光学的情
報記録再生装置では種々の記録媒体に対応できないとい
う問題がある。
【0025】ここで従来の光学的情報記録再生装置に、
その装置指定以外の光学特性をもつ記録媒体が挿入され
た場合について説明する。記録媒体の反射率は指定記録
媒体のn倍とする。このような記録媒体が挿入される
と、各センサで受光する光量はn倍になるため、電流電
圧変換器以降の各制御信号レベルも当然ながらn倍にな
る。しかしながら、装置の各制御ゲインは固定であるた
め、各制御感度はn倍になることになる。
【0026】これを図10で説明する。図10に示した
波形はAF制御用の通称S字信号である。波形Aは装置
指定の記録媒体のAF S字信号、波形Bは装置指定以
外の反射率n倍の記録媒体のAFS字信号である。波形
Bの振幅は波形Aのn倍になる。AF制御はこの波形を
もとにAFアクチュエータを制御する。ここで制御ゲイ
ンが固定であるため、同じ電圧値に対する波形Bの対物
レンズの動き量は波形Aの1/n倍であり、制御感度で
言えばn倍となる。これはAT制御、再生系でも同様で
ある。
【0027】装置として常に安定な制御を行なうために
は、この制御感度が一定であることが望ましいが、反射
率の異なる記録媒体が挿入されると制御感度が変化して
しまい、安定したAT,AF各制御および再生が困難に
なり、最悪AT,AFが全くかからなくなる。
【0028】また、指定以外の記録媒体に対しアクセス
できないということは、システムとして汎用性を損なう
ことになるという問題がある。
【0029】(発明の目的)本発明は、上記問題点に鑑
みなされたものであり、各種記録媒体に対し安定な記録
及び/または再生ができる汎用性のある光学的情報記録
再生装置を提供することを目的とするものである。
【0030】
【課題を解決するための手段及び作用】
(手段及び作用A)本発明によれば、光学的情報記録再
生媒体上の情報の記録されていない領域からの反射光を
センサで検知し、そのセンサ出力に応じて照射するレー
ザ光のパワーを制御することにより、それぞれ反射率が
異なる各種記録媒体に対し安定な記録・再生・制御を行
なえる光学的情報記録再生装置を可能としたものであ
る。
【0031】(手段及び作用B)また、本発明によれ
ば、光学的情報記録再生媒体上の情報の記録されていな
い領域からの反射光をセンサで検知し、該センサ出力に
応じてAT/AFゲイン制御および再生ゲイン制御する
ことにより、それぞれ反射率が異なる各種記録媒体に対
し安定な記録・再生・制御を行なえる光学的情報記録再
生装置を可能としたものである。
【0032】
【実施例】
(実施例A)以下に本発明の実施例について具体的に説
明する。図1は本発明の光学的情報記録再生装置である
光カード記録再生装置の半導体レーザパワー制御部の概
略ブロック図である。なお、光カード及びセンサは従来
例と同様であり、それぞれ図8、図7の概略構成図を用
いて説明する。
【0033】図1において、201は光カード記録再生
装置、202は光カード、203は光ヘッド、204は
半導体レーザ、28〜30はセンサ、206はATアク
チュエータ、207はAFアクチュエータ、208は電
流電圧変換回路、209はマイクロプロセッサー(MP
U)、210は電圧電流変換機能を有するレーザ・ドラ
イバーである。なお、光カード記録再生装置201では
指定の光カード202の光学特性に合わせて記録パワー
と再生パワーをそれぞれ基準パワーとして初期設定され
ている。ここで再生パワーの基準パワーを初期設定パワ
ーPiとする。
【0034】図1に従って光カード記録再生装置201
における半導体レーザパワー制御方法について説明す
る。
【0035】まず、光カード記録再生装置201に指定
の光カード202を挿入した場合について説明する。光
カード202挿入直後レーザ・ドライバー210は再生
初期設定パワーPiを発光するように半導体レーザ20
4に電流を注入する。初期設定パワーPiの再生光は、
光ヘッド203によって光カード202に照射される。
このときの光照射位置は、図8に示す光カードの記録領
域102以外の情報の記録されていない未記録領域のホ
ームポジション105とする。
【0036】光は、指定の光カード202の反射率に従
った光量に減光され、センサ28〜30で受光される。
センサ28〜30の出力電流は電流電圧変換回路208
によって電圧に変換され、これに基ずいてAF制御が行
なわれる。トラッキングトラックのないホームポジショ
ンでのAT制御は行なわない。なお、光カード記録再生
装置201ではAT制御は3ビーム方式、AF制御は非
点収差方式を用いている。また、センサ28〜30は前
述のごとく従来例に示した図7のセンサと同一構成とす
る。
【0037】電流電圧変換回路208からの出力電圧レ
ベルはMPU209によって判断される。この場合は装
置指定の光カードからの電圧レベルであると判断し、M
PU209からレーザ・ドライバー210への[注入電
流量変更命令]は行なわれないため、半導体レーザ20
4の発光パワーは初期設定パワーPiのままである。な
お、上記所定の光カードからの電圧レベルをSiとす
る。
【0038】次に、光カード記録再生装置201に指定
の光カードとは異なる反射率をもつ光カード202’が
挿入された場合について説明する。
【0039】まず、光カード202’が挿入された直後
に、レーザ・ドライバー210は再生パワーを初期設定
パワーPiにするように半導体レーザ204に電流を注
入する。指定の光カード202が挿入された場合と同様
の過程でAFが引き込まれる。このときの電流電圧変換
回路208からの出力電圧レベルはSとなる。
【0040】MPU209では電圧レベルSと初期設定
パワーPiのときの電圧レベルSiとを比較し、半導体
レーザ204での設定パワーPが P=(Si/S)×Pi になるように半導体レーザへの注入電流量Iを計算す
る。注入電流量Iの計算は、図2に示す半導体レーザの
I(注入電流)とP(パワー)との関係より求まる。す
なわち、半導体レーザのしきい値電流をIt、初期設定
パワー時の注入電流をIiとすると、 I=Ii+(P−Pi)/A ただしA=Pi/(Ii−It) になる。これをもとにMPU209はレーザ・ドライバ
ー210への[注入電流変更命令]を行ない、レーザ・
ドライバー210は半導体レーザ204を注入電流Iに
て駆動する。このときの電流電圧変換回路208の出力
電圧Sと設定パワーPとの関係を図3に示す。
【0041】以上述べた本発明のレーザパワー制御方式
によれば、反射率の異なる光カードが挿入されても各制
御用センサでの受光量は常に一定になるため、電流電圧
変換回路からの出力電圧レベルも当然ながら一定にな
る。すなわち、各制御系ゲイン固定の光カード記録再生
装置において、反射率の異なる光カードが挿入されても
AF制御、AT制御、再生系の各制御感度を常に一定に
保つことができることになる。これにより、システムと
しての汎用性を高めるとともに、より安定した各制御を
可能とした光カード記録再生装置を成し遂げることがで
きる。
【0042】(実施例B)以下に本発明の他の実施例に
ついて具体的に説明する。図11は本発明の光学的情報
記録再生装置である光カード記録再生装置のAT/AF
ゲイン制御部および再生ゲイン制御部の概略ブロック図
である。
【0043】なお、光カード及びセンサは従来例と同様
であり、それぞれ図8、図7の概略構成図を用いて説明
する。
【0044】図11において、301はCPU、302
は光カード記録再生装置、303は光カード、304は
MPU、305はAT/AF制御回路、306は電流電
圧変換器、307は変復調回路、308は光ヘッド、3
09は半導体レーザ、328〜330はセンサ、311
はATアクチュエータ、312はAFアクチュエータで
ある。
【0045】また、光カード記録再生装置302では指
定の光カード303の光学特性に合わせて再生パワー、
電流電圧変換器306の基準変換定数GiおよびAT/
AF制御回路305の各定数が初期設定されている。
【0046】ここで再生パワーと記録パワーは装置指定
の光カード303の光学特性と化学特性によって決定さ
れており、それぞれ固定値である。またAT/AF制御
回路での各制御ゲインもそれぞれ固定値(定数)であ
る。
【0047】図11に従って光カード記録再生装置30
2におけるAT/AFゲイン制御および再生ゲイン制御
方法について説明する。
【0048】まず、光カード記録再生装置302に指定
の光カード303を挿入した場合について説明する。光
カード303挿入直後半導体レーザ309は再生パワー
駆動される。このときの光照射位置は、図8に示す記録
領域102以外の情報の記録されていない未記録領域の
ホームポジション105とする。光は指定の光カード3
03の反射率に従った光量に減光されセンサ328〜3
30で受光される。
【0049】光はセンサ328〜330で光電変換さ
れ、電流電圧変換器306で電圧に変換される。このと
きの変換定数を基準変換定数Giとする。各制御用信号
のうちAF制御用信号はAT/AF制御回路305に入
力され、その出力信号でAFアクチュエータ312が制
御される。再生信号は変復調回路307を経てMPU3
04に入力される。
【0050】MPU304は再生信号が装置指定の光カ
ードの電圧レベルであると判断し、MPU304から電
流電圧変換器306への[変換定数変更命令]は行なわ
れない。
【0051】なお、トラッキング・トラックのないホー
ムポジションではAT制御を行なわないが、安全を考慮
し、対物レンズはATアクチュエータ駆動範囲の中立位
置で固定する。また、上記指定の光カードからの再生信
号電圧レベルをVa、そのときのセンサ出力をSiとす
る。
【0052】次に、光カード記録再生装置302に指定
の光カードとは異なる反射率をもつ光カード303’が
挿入された場合について説明する。まず、光カード30
3’が挿入された直後に、半導体レーザ309は再生パ
ワー駆動される。指定の光カード303が挿入された場
合と同様の過程でAFが引き込まれる。このときの再生
信号電圧レベルVb、そのときのセンサ出力はSとな
る。
【0053】MPU304では電圧レベルVbと指定カ
ード303の再生信号電圧レベルVaとを比較する。こ
のとき、 Va:Vb=(Si×Gi):(S×Gi)=Si:S であるから、VbはVaの(S/Si)倍であると判断
する。よって、決定される設定変換定数Gが G=(Si/S)×Gi になるように設定変換定数Gを計算する。MPU304
は電流電圧変換器306に設定変換定数Gなる[変換定
数変更命令]を行なう。電流電圧変換器306ではMP
U304の情報をもとに定数切換えスイッチを切換え
る。
【0054】この結果、設定変換定数Gなる電流電圧変
換定数に切換えられる。すなわち、電流電圧変換器30
6からAT/AF制御回路305、変復調回路307に
出力される各信号の電圧レベルは装置指定の光カード3
03と同レベルになり、常に一定の電圧レベルを得るこ
とができる。
【0055】これを図12で説明する。図12において
波形A,Bともに再生信号であり、図7に示す4分割セ
ンサ29の(A+D+B+C)で得られる。波形Aは装
置指定の光カード303のときの再生信号であり、波形
Bは光カード303とは反射率の異なる光カード30
3’のときの再生信号である。ここで波形Bの電圧レベ
ルVbを波形Aの電圧レベルVaと等しくすることが目
的である。すなわち、V=Si×Gi=S×G=一定で
あるから G=(Si/S)×Gi が成り立つように電流電圧変換器306で変換定数制御
を行なえばよいことになる。また、このときのセンサ出
力Sと設定定数Gとの関係を図13に示す。不図示であ
るが、AT,AF用各信号も全く同じ変換定数制御で電
圧レベルを一定にすることができる。
【0056】ところで、電流電圧変換器306での変換
定数切換えスイッチは少なくとも1つ、すなわち、挿入
される可能性のある記録媒体の数だけのスイッチを必要
とする。記録媒体はその記録材料と製造方法によってほ
ぼ反射率は決定されるため、現存する光カードの反射率
を把握していれば切換えスイッチの数はおのずと決ま
る。
【0057】以上述べた本発明のAT/AFゲイン制御
および再生ゲイン制御方式によれば、センサの出力に応
じてセンサ出力の電流電圧変換定数を設定することが可
能であるため、再生パワーおよびAT/AF制御回路の
AT/AF制御ゲインを一定にしたままで反射率の異な
る各種記録媒体に対して安定な記録・再生・制御を行な
える光カード記録再生装置を成し遂げることができる。
【0058】他の実施例として切換えスイッチを用いた
各ゲイン制御の替わりに自動ゲイン・コントローラ(A
GC)を用いても前記実施例と同様の効果を達成でき
る。AGCでは連続的にゲイン制御できるため、各種記
録媒体に対処できるばかりでなく、製造上発生する反射
率のばらつきにも対応できることになり、さらに装置の
信頼性を向上させることができる。
【0059】又、尚、上述の実施例A及びBでは、レー
ザパワー制御及びAT/AFゲイン制御の際の光照射位
置をホームポジション105としたが、記録層のある部
位であって情報の記録されていない領域であれば、ホー
ムポシション以外でも問題ない。
【0060】ここで、情報の記録されている領域ではい
けないのは、制御の際のセンサ出力変化が記録情報によ
るものなのか、媒体の種類の違いによるものなのか区別
がつかないためである。
【0061】また、トラッキングトラックが存在する部
位ではAT制御を行なうことが望ましい。
【0062】
【発明の効果】
(効果A)以上説明したように、情報を記録および/ま
たは再生する光学的情報記録再生装置において、光学的
記録媒体上の情報の記録されていない領域からの反射光
をセンサで検知し、そのセンサ出力に応じてレーザ光の
パワー制御を行なうことにより、反射率の異なる情報記
録媒体に対しても常に一定の各制御感度を保持すること
ができ、安定したAT制御、AF制御、再生を行なうこ
とができる。
【0063】(効果B)また、以上説明したように、情
報を記録および/または再生する光学的情報記録再生装
置において、光学的記録媒体上の情報の記録されていな
い領域からの反射光をセンサで検知し、そのセンサ出力
に応じてセンサ出力の電流電圧変換定数制御を行なうこ
とにより、反射率の異なる情報記録媒体に対しても常に
安定したAT制御、AF制御、再生を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略ブロック図である。
【図2】半導体レーザのI−L特性図である。
【図3】本発明における出力電圧Sと設定パワーPとの
関係図である。
【図4】従来例の光学的情報記録再生装置の概略ブロッ
ク図である。
【図5】光ヘッドの斜視図である。
【図6】光ビームの配置図である。
【図7】センサの構成図である。
【図8】光カードの概略平面図である。
【図9】従来例の電気回路図である。
【図10】従来例の制御信号波形図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す概略ブロック図で
ある。
【図12】本発明の記録媒体挿入直後の再生信号波形図
である。
【図13】センサ出力と設定変換定数との関係図であ
る。
【符号の説明】
201 光カード記録再生装置 202 光カード 203 光ヘッド 204 半導体レーザ 206 ATアクチュエータ 207 AFアクチュエータ 208 電流電圧変換回路 209 MPU 210 レーザ・ドライバー 28〜30 センサ 105 ホームポジション 301 CPU 302 光カード記録再生装置 303 光カード 304 MPU 305 AT/AF制御回路 306 電流電圧変換器 307 変復調回路 308 光ヘッド 309 半導体レーザ 311 ATアクチュエータ 312 AFアクチュエータ 328〜330 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/02 S 7525−5D

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード状光学的情報記録媒体にレーザ光
    を照射して情報を記録し、及び/またはレーザ光を照射
    し、前記光学的情報記録媒体からの反射光をセンサで検
    知することで情報を再生する光学的情報記録再生装置に
    おいて、 前記カード状光学的記録媒体上の情報が記録されていな
    い領域からの前記反射光を、前記センサで検知し、該セ
    ンサ出力に応じて前記レーザ光照射手段のパワー制御を
    行なう手段を有することを特徴とする光学的情報記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】 前記パワー制御によって決定される設定
    パワーをP、初期設定パワーをPi、初期設定パワーP
    iの場合のセンサ出力をSi、前記反射光のセンサ出力
    をSとすると、 P=(Si/S)×Pi を満足するように前記レーザ光照射手段のパワー制御を
    行なうことを特徴とする請求項1に記載の光学的情報記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記パワー制御は、前記レーザ光照射手
    段としての半導体レーザの注入電流を制御することを特
    徴とする請求項1に記載の光学的情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記パワー制御によって決定される設定
    パワーをP、初期設定パワーをPi、初期設定パワーP
    iの場合の注入電流をIi、前記半導体レーザのしきい
    値電流をIt、前記設定パワーPの場合の注入電流をI
    とすると、 I=Ii+(P−Pi)/A [ただしA=Pi/(Ii−It)] を満足するように前記半導体レーザの注入電流Iを制御
    することを特徴とする請求項3に記載の光学的情報記録
    再生装置。
  5. 【請求項5】 前記領域は、情報記録領域以外の未記録
    領域であることを特徴とする請求項1に記載の光学的情
    報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記光学的情報記録媒体を前記光学的情
    報記録再生装置の所定の位置にセッティングした直後
    に、前記パワー制御を行なうことを特徴とする請求項1
    に記載の光学的情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 カード状光学的情報記録媒体にレーザ光
    を照射して情報を記録し、及び/またはレーザ光を照射
    して、前記光学的情報記録媒体からの反射光をセンサで
    検知することで情報を再生、かつオート・フォーカシン
    グ(以下AF)/オート・トラッキング(以下AT)を
    行なう光学的情報記録再生装置において、 前記カード状光学的情報記録媒体上の情報の記録されて
    いない領域からの前記反射光を前記センサで検知し、該
    センサ出力に応じてAT/AFゲイン制御および再生ゲ
    イン制御する手段を有することを特徴とする光学的情報
    記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記AT/AFゲイン制御および再生ゲ
    イン制御によって決定される設定定数をG、初期設定基
    準定数をGi、基準センサ出力をSi、前記反射光のセ
    ンサ出力をSとすると、 G=(Si/S)×Gi を満足するように前記AT/AFゲイン制御および再生
    ゲイン制御を行なうことを特徴とする請求項7に記載の
    光学的情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記AT/AFゲイン制御および再生ゲ
    イン制御は、前記センサ出力に接続された電流電圧変換
    器によって行なうことを特徴とする請求項7に記載の光
    学的情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記AT/AFゲイン制御および再生
    ゲイン制御は、前記電流電圧変換器が有する少なくとも
    1つの切換えスイッチを切換えることで行なうことを特
    徴とする請求項7に記載の光学的情報記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記AT/AFゲイン制御および再生
    ゲイン制御は、再生信号に基づくマイクロプロセッサー
    (MPU)からの命令によって行なうことを特徴とする
    請求項7に記載の光学的情報記録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記AT/AFゲイン制御および再生
    ゲイン制御は、自動ゲイン・コントローラ(以下AG
    C)で行なうことを特徴とする請求項7に記載の光学的
    情報記録再生装置。
  13. 【請求項13】 前記領域は、情報記録領域以外の未記
    録領域であることを特徴とする請求項7に記載の光学的
    情報記録再生装置。
  14. 【請求項14】 前記光学的情報記録媒体を前記光学的
    情報記録再生装置の所定の位置にセッティングした直後
    に、前記ゲイン制御を行なうことを特徴とする請求項7
    に記載の光学的情報記録再生装置。
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DE69319778T DE69319778T2 (de) 1992-04-10 1993-04-08 Gerät und Methode zur Aufzeichnung von optischen Informationen geeignet zur Verwendung von kartenförmigen Aufzeichnungsmedien mit verschiedenen Reflektivitäten
US08/044,004 US5680382A (en) 1992-04-10 1993-04-08 Optical information recording apparatus and method capable of handling a plurality of card-like recording media of different reflectance
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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