JPH05290491A - 摺動型磁気ヘッド - Google Patents

摺動型磁気ヘッド

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JPH05290491A
JPH05290491A JP4083580A JP8358092A JPH05290491A JP H05290491 A JPH05290491 A JP H05290491A JP 4083580 A JP4083580 A JP 4083580A JP 8358092 A JP8358092 A JP 8358092A JP H05290491 A JPH05290491 A JP H05290491A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic head
sliding
magnetic disk
head
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Pending
Application number
JP4083580A
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English (en)
Inventor
Shunichi Uchinami
俊一 打浪
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ディスクの記録再生に用いる摺動型磁気
ヘッドにおいて、磁気ヘッドを軽荷重で摺動し、磁気ヘ
ッドのギャップ部と磁気ディスクの表面の損傷を起こす
ことなく記録再生の効率を向上させることを目的とす
る。 【構成】 摺動体本体25とギャップ部16を有する磁
気コア17からなり、走行方向に5本以上の摺動用レー
ル24,26を備えた構成により、摺動用レール24,
26の相互間のスロット31に空気が多く流れるため、
わずかな荷重でも磁気ヘッド2が浮上してしまうことが
なく、摺動用レール24,26の数が多いため、磁気デ
ィスク1との接触点が不規則に変化し特定の部分のみで
の摩耗が進行しないので、ギャップ部16と磁気ディス
ク1の表面との距離を最小に安定して保ち、高密度記録
が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属薄膜磁気ディスク
の記録再生用に用いられる摺動型磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの外部記憶装置に対
する高容量化および処理速度の高速化の要請は益々高ま
り、以前から使われてきたフロッピー磁気ディスク駆動
装置に代わって金属薄膜磁気ディスク駆動装置が急速に
使用され始めている。
【0003】金属薄膜磁気ディスク駆動装置は、フロッ
ピー磁気ディスク駆動装置と異なり、図7に示すよう
に、何枚かの金属薄膜磁気ディスク1(以下磁気ディス
クという)を装置内部のスピンドルモータ5のスピンド
ル4に固定して外部環境から隔離した状態で用いる構造
になっている。
【0004】図中の2は磁気ヘッド、3はヘッドアー
ム、6はキャリッジ、7は可動コイル、8は永久磁石で
ある。
【0005】磁気ディスク1は、図8に示すように、通
常ニッケル・リンのめっき膜10で被膜されたアルミニ
ウム合金などの基板9の上に磁性金属合金または磁性金
属酸化物などの磁性薄膜11を形設し、その上に保護膜
12を形設し、さらに潤滑膜13を塗着している。基板
9の表面にはテクスチャと呼ばれる同心円状の溝が数多
く円周方向に付けられている。テクスチャの半径方向の
ピッチは磁気ヘッド2のトラック幅に比べて非常に小さ
く、また、溝の幅や深さは均質ではなく、表面の半径方
向の平均中心線粗さRaが約5nmないし20nmが一
般的である。この上に磁性薄膜11が、スパッタ法、蒸
着法、メッキ法などにより、通常50nmないし400
nmの厚みで成膜されるため、テクスチャの溝に関係な
く、磁気ディスク1の表面上に均質にしかも連続して成
膜される。保護膜12としてはカーボンが良く使われ、
その表面に有機材料製の潤滑剤が塗布されて潤滑膜13
となる。
【0006】情報を記録再生するための磁気ヘッド2
は、従来のフロッピー用の摺動型の大きな磁気ヘッドと
異なり、通常、モノリシック型ヘッドと呼ばれる浮動型
の磁気ヘッドが用いられる。これは、カーボンなどの保
護膜上を5m/sec以上の速い周速で摺動すると、カ
ーボン保護膜や金属磁性薄膜が損傷を受けるという理由
のためである。モノリシック型ヘッドは、図3に示すよ
うに、長手方向に形成された3本のレール20,21
は、磁気ディスク1と相対運動する長手方向の長さが横
方向の長さより長く作られている。レール20の浮上面
14は極力平坦に作られており、中心線平均粗さRaは
1nm以下、全面の平面度としてのP/V値は50nm
以下となっている。図中の15はトラック部、16はギ
ャップ部、17は磁気コア、18は電導線である。磁気
コア17は通常摺動体本体19と同じフェライト磁性材
料を用い、C型形状を成したものを摺動体本体19にガ
ラスなどにより接合されている。ギャップ部16によっ
て磁気ディスク1から受けた磁束をC型の磁気コア17
の開口部に巻かれた電導線18により電気信号に変換
し、あるいは、逆に電導線18に流した信号を磁気ディ
スク1上に磁化パターンとして記録する(特公昭57−
569号公報参照)。
【0007】浮動型磁気ヘッドとしては、このほかにギ
ャップが浮上面に取り付けられるコンポジット型ヘッ
ド、あるいは、ギャップが浮上面の後端側面に取り付け
られる薄膜ヘッドなどがあり、これらはレールの数が2
本であるが、磁気記録再生中において磁気ヘッドが磁気
ディスク上を浮上するという点および長手方向のほうが
長いという磁気ヘッドの形状に関しては、上述のモノリ
シック型ヘッドと変わらない。
【0008】以上のように構成された浮動型磁気ヘッド
について、以下その動作を説明する。まず、非動作時に
おいて、磁気ヘッド2は磁気ディスク1の表面に接触し
た状態で静止しているが、起動時には図6に示すよう
に、磁気ディスク1が白抜き矢印Aの方向に回転開始す
るとともに磁気ヘッド2は磁気ディスク1面上を摺動し
ながら空気流23の影響をうけて押し付け力22にうち
かって浮上状態になり、動作中は0.15μmないし
0.4μmの浮上量で磁気ディスク1と接触することな
く飛行する。また、停止時には、起動時と逆に磁気ディ
スク1の回転速度の低減とともに摺動しながら停止にい
たる。このような方式を、コンタクト・スタート・スト
ップ(CSS)方式と呼ぶ。しかしながら、この方式に
よる起動停止の繰り返しにより、磁気ディスク1の表面
の潤滑性能が劣化して、磁気ディスク1と磁気ヘッド2
の間での摩擦係数が大きくなり、スピンドルモータ5が
始動しにくくなることがあり、極端な場合には保護膜1
2や磁性薄膜11が破損してしまうクラッシュと呼ばれ
る現象が発生することがある。通常の仕様では、CSS
の2万回あるいは3万回の繰り返しに対して充分な余裕
を持って、スピンドルモータ5が始動できるようにスピ
ンドルモータ5のトルクの大きさ、および、磁気ディス
ク1の表面の潤滑特性を確保するように設計している。
【0009】しかしながら、記録容量の高容量化に伴
い、記録再生の効率を高めるため、磁気ヘッド2の浮上
量の低減が要望されており、従来の0.15μmないし
0.4μmの浮上量が0.1μm以下になろうとしてお
り、この場合、低浮上化になるにしたがって、CSS時
に浮上に至るまでの摺動の時間および停止に至るまでの
摺動の時間が長くなり、磁気ディスク1の保護膜12と
磁性薄膜11の摩耗や破損の可能性が増加する。また、
パーソナルコンピュータの軽量化が進み、ポータブル型
のものが可能となったため、電力節減のため、頻繁に磁
気ディスク駆動装置の起動停止を行うような設計に移行
し、CSS回数を10万回保証しなくてはならないよう
な要請も出てきた。
【0010】さらに、低浮上化を進めた理想状態とし
て、金属薄膜磁性材料を用いた磁気ディスク1に対して
も、従来のフロッピー磁気ディスクのように磁気ヘッド
2を常時摺動して使おうという試みが最近行われてい
る。磁気記録再生の高速回転時において、磁気ディスク
1のように硬い表面を磁気ヘッド2が摺動する場合、隙
間に流入する空気による浮力を小さくするため、接触面
積を極力少なくする必要がある。また、磁気ディスク1
の表面の凹凸やうねりに追従して、しかも保護膜12や
磁性薄膜11を損傷することを防ぐため、磁気ヘッド2
の質量を軽くしたり押し付け荷重を小さくすることが求
められる。具体的に検討されている方法としては、例え
ば、先端が尖ったピン状の磁気ヘッドを用いて、磁気デ
ィスク1上を自重のみの押し付け荷重で摺動する方法、
あるいは、同じく磁気ディスク1上を先端の尖った非常
に軽量な磁気ヘッドで、しかも、ばねを用いて軽荷重の
押し付け荷重で摺動するといったものなどである。これ
らの方法では、いずれの場合も浮上させないため先端が
尖っており、電磁変換のためのギャップ部が先端に位置
するため、ギャップ部自体が磁気ディスク1の表面と摺
動する構造になっているが、ギャップ部が摺動のため多
少摩耗してもギャップ部の形状は変化しないように工夫
されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来の3本レールのモノリシックヘッドならびに2本レー
ルのコンポジットヘッドや薄膜ヘッドの構成では、磁気
ディスク1の高速回転時に磁気ヘッド2が浮上しないた
めにレール幅を狭くする必要があるので、磁気ディスク
1の特定の部分を局所的に摩耗させるという問題点を有
していた。また磁気ヘッド2の浮上を避け、かつ、磁気
ディスク1の表面の損傷を防ぐために、磁気ヘッド2と
磁気ディスク1との接触面積を極力小さくし、磁気ヘッ
ド2のギャップ部16で摺動し、磁気ディスク1への押
し付け荷重を非常に軽くしているため、摺動中または磁
気ディスク1の内周側と外周側との間を磁気ヘッド2が
往復動作をするシーク動作中において、磁気ヘッド2が
磁気ディスク1の表面上を飛び跳ねてしまい、安定な記
録再生ができなかったり、また、ギャップ部16が理想
的には摩耗せず、ギャップ部16自身が損傷してしまっ
て、時間の変化とともに記録再生特性が劣化するという
問題点を有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、軽荷重で磁気ヘッドを押し付けていながら浮上させ
ることなく、磁気ヘッドのギャップ部の近傍で磁気ディ
スクの表面を摺動して、しかもギャップ部を損傷するこ
となく、効率の良い磁気記録再生ができる摺動型磁気ヘ
ッドを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の摺動型磁気ヘッドは、磁気記録媒体の表面に
対向する面で横方向に間隔をおいて長手方向に延びてい
る5本以上の摺動用レールと、摺動用レールと長手方向
に整列して磁気ヘッドの後端に配設された摺動用レール
の表面とほぼ同一面上に電磁変換用ギャップを有する磁
気コアを備えた構成としたものである。
【0014】
【作用】この構成において、摺動用レールの間を流入す
る空気の量が多いので、わずかな押し付け荷重でも磁気
ヘッドが浮上してしまうことなく、複数の摺動用レール
上の多くの個所で接触して荷重を分散することとなり、
かつ、磁気ヘッドと磁気ディスクの表面性の違いにより
接触点が摺動中に磁気ディスクの半径方向に不規則に移
動することとなる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0016】本発明の一実施例を示す図1ないし図4で
は、従来例と同一部品に同一番号を付して説明は省略す
る。
【0017】図1および図2に示すように、摺動体本体
25と磁気コア17からなり、摺動体本体25と磁気コ
ア17とはギャップ部16を形成するように結合体によ
り、一体に形成されている。摺動体本体25はフェライ
ト磁性材料を用いたが、他のチタン酸カルシウムなどの
セラミックであっても良い。摺動体本体25には磁気デ
ィスク1に対向する面のほぼ同一平面上に、しかも走行
方向長手方向に平行に、5本の摺動用レール24,26
が形設されているが、5本以上であれば、何本でもよ
い。中央の摺動用レール26の幅寸法はギャップ部16
に対応するため数ミクロンないし数十ミクロンであり、
他の摺動用レール24と比較して狭い。摺動用レール2
4と26は停止時に磁気ディスク1と接触する平坦部2
7と28および磁気ディスク1から遠ざかるように面取
りをしたテーパー部29と30を有している。摺動用レ
ール24,26の相互間には空気の流れるスロット31
が形設されている。また、摺動用レール24の端面は面
取りされている。なお、摺動体本体25の背面32のほ
ぼ中央に板ばねなどにより荷重を加えることができる構
成とされている。
【0018】摺動体本体25は、長手方向の中心線Cに
対して左右対称であることが望ましく、また、背面32
に加わる荷重点は中心線C上にあることが望ましい。
【0019】以上のように構成された摺動型磁気ヘッド
について、以下その動作を説明する。
【0020】図3および図4に示すように、磁気ディス
ク1の表面も磁気ヘッド2の表面も理想的な平面ではあ
りえず多くの突起やうねりを有している。したがって、
摺動するに従って磁気ヘッド2と磁気ディスク1との接
触点はその数、位置ともに刻々と変化する。摺動用レー
ル24の数が多い程、磁気ディスク1上の同一トラック
を磁気ヘッド2の同一部分で摺動する機会が減り、摩擦
摩耗特性に関して好ましい状態といえる。磁気ディスク
1の表面が磁気ヘッド2からの荷重により、多少弾性的
に大きな曲率で変形する場合には、中央の摺動用レール
26の平坦部28が磁気ディスク1の表面と接触する機
会が減り、ギャップ部16を損傷することなく、良好な
電磁変換特性を長期にわたって得ることができる。長手
方向を見た場合、ギャップ部16の位置で摺動すること
が望ましく、ギャップ部16と磁気ディスク1の表面と
の間隔がたとえ0.05μm増えても記録再生の特性は
大きく劣化してしまう。したがって、摺動中に磁気ディ
スク1の表面の突起やうねりにギャップ部16より走行
方向の前方で衝突することがないように、両端の摺動用
レール24の外側端面間の距離より摺動用レール24,
26の長さを短くする必要がある。また、荷重を加える
点は走行方向の後部のギャップ部16の背面に近いほう
が望ましく、荷重の強さは摺動用レール26の後部が浮
上せず、また、磁気ディスク1の表面の突起やうねりに
よって飛び跳ねることなく安定して追従し、しかも、磁
気ディスク1および磁気ヘッド2の表面を損傷や摩耗し
ないような最適な強さを選ぶ必要がある。摺動体本体2
5はこの荷重点を中心に走行方向に対しローリングある
いはピッチング動作を行うことができ、走行中に受ける
衝撃を緩和することができる。
【0021】とくに、磁気ディスクとして、従来の磁気
ディスクの代替として、表面が弾性変形するような、例
えばプラスチック基板を用いたような磁気ディスクを使
うとき、磁気ヘッドの横方向の外側レールで摺動しやす
いため、磁気ヘッドのレール後端に位置するギャップ部
の損傷をさらに軽減できる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、磁気記録媒体の表面に対向する面で横方向
に間隔をおいて長手方向に延びている5本以上の摺動用
レールと、摺動用レールと長手方向に整列して磁気ヘッ
ドの後端に配設された摺動用レールの表面とほぼ同一面
上に電磁変換用ギャップを有する磁気コアを備えた構成
により、軽荷重で磁気ヘッドを押し付けていながら浮上
させることなく、磁気ヘッドのギャップ部近傍で磁気デ
ィスクの表面を摺動して、しかもギャップ部を損傷する
ことなく、効率の良い磁気記録再生ができる優れた摺動
型磁気ヘッドを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の摺動型磁気ヘッドの要部の
概略斜視図
【図2】同摺動型磁気ヘッドの要部の平面図
【図3】同摺動型磁気ヘッドの記録再生時の動作状態を
示した正面断面略図
【図4】同摺動型磁気ヘッドの記録再生時の動作状態を
示した側面断面略図
【図5】従来の摺動型磁気ヘッドの要部の概略斜視図
【図6】同摺動型磁気ヘッドの記録再生時の動作状態を
示した側面断面略図
【図7】薄型磁気記録ディスク駆動装置の概念を一部を
欠載して内部を示した側面略図
【図8】金属薄膜磁気ディスクの断面略図
【符号の説明】
1 磁気ディスク(磁気記録媒体) 16 ギャップ部 17 磁気コア 24,26 摺動用レール 25 摺動体本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体の表面に対してピッチングお
    よびローリング運動をなしうるように支持されて前記表
    面との間で相対運動をする磁気ヘッドであって、前記表
    面に対向する面で横方向に間隔をおいて長手方向に延び
    ている5本以上の摺動用レールと、前記摺動用レールと
    長手方向に整列して前記磁気ヘッドの後端に配設された
    前記摺動用レールの表面とほぼ同一面上に電磁変換用ギ
    ャップを有する磁気コアを備えた摺動型磁気ヘッド。
JP4083580A 1992-04-06 1992-04-06 摺動型磁気ヘッド Pending JPH05290491A (ja)

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