JPH05290533A - 浮動型磁気ヘッド - Google Patents

浮動型磁気ヘッド

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Publication number
JPH05290533A
JPH05290533A JP4088553A JP8855392A JPH05290533A JP H05290533 A JPH05290533 A JP H05290533A JP 4088553 A JP4088553 A JP 4088553A JP 8855392 A JP8855392 A JP 8855392A JP H05290533 A JPH05290533 A JP H05290533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
shaped core
bonding layer
magnetic
floating
Prior art date
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Pending
Application number
JP4088553A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Kuwamoto
義信 鍬本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4088553A priority Critical patent/JPH05290533A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮動型磁気ヘッドにおいて、ジンバルに接合
された磁気ヘッドスライダのC字形コアが浮上面から突
出すのを防止する。 【構成】 ジンバル6の磁気ヘッド接合部と磁気ヘッド
スライダ5とを接合する接合層17に、粘性(CP)1
000以下でかつ弾性係数200(kg/cm 2 )以下
の粘弾性材料を用いた。 【効果】 粘弾性材料は粘性が低いために浸透性が良
く、接合層17の厚みを薄くできる。加えて弾性係数自
体も小さいので、両者が相まって接合層17の膨張、収
縮によるC字形コアの歪を防止する。このため、磁気ヘ
ッドスライダの浮上面からC形コアの突出がなくなり、
磁気記録媒体を損傷する心配がない。又、浮動型磁気ヘ
ッドの磁気ギャップも損傷しないので、電磁変換特性の
劣化もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューター等のデ
ータの記録、再生に用いられる固定磁気ディスク装置用
の浮動型磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、固定磁気ディスク装置は小型、薄
型化し、それに伴い浮動型磁気ヘッドも薄型化の傾向が
顕著である。
【0003】従来の浮動型磁気ヘッドの構成を、図3に
示す従来の浮動型磁気ヘッドの側面図と、図4に示す従
来の浮動型磁気ヘッドの斜視図とを用いて説明する。図
3、4においてC字形コア1とI字形コア2とを、磁気
ギャップ3を形成する非磁性物を介して接合することに
より、固定ディスクの回転に伴い発生する空気流による
揚力を得るための浮上面4を備えた磁気ヘッドスライダ
5が形成されている。更に、磁気ヘッドスライダ5とジ
ンバル6とを樹脂からなる接合層7で接合し、ジンバル
6を介して揚力とつりあう荷重を磁気ヘッドスライダ5
に与えるロードアーム8を取付けることによって浮動型
磁気ヘッドが構成される。
【0004】浮動型磁気ヘッドの浮上姿勢はロードアー
ム8に取付けたジンバル6によって保持される。尚、ロ
ードアーム8の一部には切り起こし加工により爪9を形
成することによって、C字形コア1に巻線したリードラ
イト用コイル10のリード線11を被覆する絶縁チュー
ブ12を固定している。浮動型磁気ヘッドの磁気ギャッ
プ3は、磁気記録媒体13に近接する程高い記録密度と
大きな出力が得られる。従って浮動型磁気ヘッドの磁気
ギャップ3は、通常磁気ヘッドスライダ5の空気流出端
の位置に形成される。そして、この浮動型磁気ヘッドの
磁気ギャップ3が形成される位置は、磁気記録媒体13
と対面する磁気ヘッドスライダ5の浮上面4における形
状、荷重、及び荷重の作用点位置によって決定される。
【0005】インラインタイプの浮動型磁気ヘッドにお
いては、磁気ヘッドスライダ5がジンバル6と接合す
る、C字形コア1とI字形コア2の磁気ヘッド接合部の
取り付け面が、磁気ヘッドスライダ5の浮上面4と平行
な同一平面を形成しており、ジンバル6はC字形コア1
の上にも位置するように取付けられている。そして、磁
気ヘッドスライダ5の接合部とジンバル6の接合部とを
接合する接合層7には、通常熱硬化型エポキシ樹脂等の
樹脂が用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来のインラインタイプの浮動型磁気ヘッドの構
成では、熱硬化型エポキシ樹脂等の樹脂は粘性(CP)
1000〜5000であり浸透性が悪いので、必然的に
接合層7の厚みが厚くなり、膨張、収縮の影響を受け易
い。しかも熱硬化型であり、その上弾性係数が250〜
10000(kg/cm2 )と大きいので、80〜12
0℃で加熱し硬化させた後接合層7が常温まで冷めた場
合、樹脂からなる接合層7が矢印14の方向に収縮する
ことによりジンバル6に矢印15の方向に大きな曲げモ
ーメントが働く。このため、C字形コア1には矢印16
の方向に変形させる応力が働き、C字形コア1に100
nm程度の歪みを発生させ、この歪の部分が浮上面4か
ら突出する。
【0007】この時の状態を、図5の従来例における浮
動型磁気ヘッドの浮上面の平面度データに示す。図5に
おいてはギャップラインの左側がC字形コア1であり、
右側がI字形コア2である。図5のデータによればC字
形コア1の磁気ギャップの近傍では最大82.5nm下
方に(図においては上方に)突き出している。
【0008】更に、この歪が生じた状態の浮動型磁気ヘ
ッドに、長時間に亘りコンタクト・スタートストップの
動作を繰り返すと、磁気記録媒体13を傷つけ、記録情
報を破壊してしまう。それと共に、C字形コア1の浮上
面4側に位置する浮動型磁気ヘッドの磁気ギャップ3が
損傷するため、非磁性層の増加に伴い電磁変換特性が劣
化する。
【0009】本発明はこのような従来の問題点を解決
し、樹脂からなる接合層の厚みを薄くすると共に常温で
接合層を硬化させることによりC字形コアの歪を防止
し、磁気記録媒体を保護すると共に浮動型磁気ヘッドの
電磁変換特性の劣化を防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ジンバルの磁気ヘッド接合部と磁気ヘッド
とを、粘性(CP)1000以下でかつ弾性係数200
(kg/cm2 )以下の粘弾性材料を用いて接合した。
【0011】
【作用】上記構成によれば、粘弾性材料は粘性が低いた
めに浸透性が良く、接合層の厚みを薄くできる。加えて
粘弾性材料は常温で硬化するので、接合工程の後の接合
層の収縮がない。更に弾性係数自体も小さいので周囲の
温度変化の影響を受けにくく、これらが相まって接合層
の膨張、収縮によるC字形コアの歪を防止する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
請求項に即して説明するが、本発明の浮動型磁気ヘッド
の構成は、ジンバルの磁気ヘッド接合部と磁気ヘッドと
の間の接合層以外は従来例と同一であるので重複説明は
省略し、相違点の接合層のみに言及する。
【0013】図1は本発明の実施例におけるインライン
タイプの浮動型磁気ヘッドの側面図である。図1におい
て、磁気ヘッドスライダ5はC字形コア1とI字形コア
2とを、磁気ギャップ3を形成する非磁性物を介して接
合することにより構成されている。磁気ヘッドスライダ
5とジンバル6の磁気ヘッド接合部との接合層17に
は、粘性(CP)1000以下でかつ弾性係数200
(kg/cm2 )以下の粘弾性材料を用いた。この粘弾
性材料は、従来例の熱硬化型エポキシ樹脂と同じく、エ
ピクロルヒドリンとビスフェノールAとをNaOHの濃
アルカリ触媒下で反応させたエポキシ樹脂の一種であ
る。そしてその分子量は400以下であり、従来例の分
子量1420に比べて大幅に低下している。
【0014】接合層17に用いた粘弾性材料は、粘性
(CP)1000以下であるので浸透性が良く、接合層
17の厚みを従来の熱硬化型エポキシ樹脂に比べて薄く
できる。更に、弾性係数自体も200(kg/cm2
以下と小さいので、これらの相乗作用により接合層17
は周囲の温度上昇による膨張、収縮の影響を受けにく
い。加えて粘弾性材料は23℃の常温で硬化するので、
接合工程の後の接合層17の収縮がない。これらのこと
が相まって、例えば接合層17が矢印18の方向に収縮
したとしても、ジンバル6に働く矢印19の方向の曲げ
モーメントは極めて小さいものでしかない。曲げモーメ
ントが極めて小さいことにより、C字形コア1に作用す
る矢印20の方向に変形させる応力はC字形コア1を変
形させるまでには至らない。
【0015】この時の状態を、図2の本発明の実施例に
おける浮動型磁気ヘッド浮上面の平面度データに示す。
図2においてはギャップラインの左側がC字形コア1で
あり、右側がI字形コア2である。図2のデータによれ
ばC字形コア1の磁気ギャップの近傍では変位量は0で
あり、磁気ヘッドスライダ5の浮上面4には突出部がな
く平面度が大変良好であることを示している。このた
め、本実施例の浮動型磁気ヘッドに長時間に亘りコンタ
クト・スタートストップの動作をくり返しても、磁気記
録媒体13を傷つけ、記録情報を破壊してしまう心配が
ない。それと共に、C字形コア1の浮上面4側に位置す
る浮動型磁気ヘッドの磁気ギャップ3の損傷も発生しな
いので、電磁変換特性の劣化が起こる心配もない。
【0016】
【発明の効果】本発明の浮動型磁気ヘッドは、ジンバル
の磁気ヘッド接合部と磁気ヘッドとを、粘性(CP)1
000以下でかつ弾性係数200(kg/cm2 )以下
の粘弾性材料を用いて接合した。この構成により、粘弾
性材料は粘性が低いために浸透性が良く、接合層の厚み
を薄くできる。加えて粘弾性材料は常温で硬化するの
で、接合工程の後の接合層の収縮がない。更に、弾性係
数自体も小さいので周囲の温度変化の影響を受けにく
く、これらが相まって接合層の膨張、収縮によるC字形
コアの歪を防止する。このため、磁気ヘッドスライダの
浮上面からC字形コアの突出がなくなり、磁気記録媒体
を損傷する心配がない。又、浮動型磁気ヘッドの磁気ギ
ャップも損傷しないので、電磁変換特性の劣化もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における浮動型磁気ヘッドの側
面図
【図2】本発明の実施例における浮動型磁気ヘッドの浮
上面の平面度データ
【図3】従来例の浮動型磁気ヘッドの側面図
【図4】従来例の浮動型磁気ヘッドの斜視図
【図5】従来例における浮動型磁気ヘッドの浮上面の平
面度データ
【符号の説明】
1 C字形コア 2 I字形コア 3 磁気ギャップ 4 浮上面 5 磁気ヘッドスライダ 6 ジンバル 7 接合層 8 ロードアーム 9 爪 10 リードライト用コイル 11 リード線 12 絶縁チューブ 13 磁気記録媒体 14 矢印 15 矢印 16 矢印 17 接合層 18 矢印 19 矢印 20 矢印

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドをジンバルを介してロードアー
    ムに取り付けた浮動型磁気ヘッドであって、ジンバルの
    磁気ヘッド接合部と磁気ヘッドとの間を、粘性(CP)
    1000以下でかつ弾性係数200(kg/cm2 )以
    下の粘弾性材料を用いて接合したことを特徴とする浮動
    型磁気ヘッド。
JP4088553A 1992-04-09 1992-04-09 浮動型磁気ヘッド Pending JPH05290533A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4088553A JPH05290533A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 浮動型磁気ヘッド

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JP4088553A JPH05290533A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 浮動型磁気ヘッド

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JPH05290533A true JPH05290533A (ja) 1993-11-05

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ID=13946061

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JP4088553A Pending JPH05290533A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 浮動型磁気ヘッド

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