JPH052909Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052909Y2 JPH052909Y2 JP1986185230U JP18523086U JPH052909Y2 JP H052909 Y2 JPH052909 Y2 JP H052909Y2 JP 1986185230 U JP1986185230 U JP 1986185230U JP 18523086 U JP18523086 U JP 18523086U JP H052909 Y2 JPH052909 Y2 JP H052909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- unit
- chamber
- back plate
- cartridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、撮影機能を備えたユニツト本体に予
めフイルムを内蔵させたレンズ付きフイルムユニ
ツトに関するものである。
めフイルムを内蔵させたレンズ付きフイルムユニ
ツトに関するものである。
カメラを携帯していない場合でも手軽に写真撮
影ができるようにするために、本出願人によりレ
ンズ付きフイルムユニツト(商品名「写ルンで
す」)が提供されている。このレンズ付きフイル
ムユニツトは、撮影レンズ、シヤツタを含む簡単
な撮影機構の他、簡易型のフイルム巻き上げ機構
及びセルフコツキング機構などを備えたユニツト
本体に、予め110フイルムカートリツジを内蔵さ
せたものである。そして、ユーザーは上記レンズ
付きフイルムユニツトを購入するだけで、手軽に
写真撮影を楽しむことができ、しかも撮影を終え
た後には、撮影済みのフイルムを取り出すことな
く、そのままユニツト本体ごと現像取扱店に出せ
ばよく、面倒な操作は一切必要とされない。
影ができるようにするために、本出願人によりレ
ンズ付きフイルムユニツト(商品名「写ルンで
す」)が提供されている。このレンズ付きフイル
ムユニツトは、撮影レンズ、シヤツタを含む簡単
な撮影機構の他、簡易型のフイルム巻き上げ機構
及びセルフコツキング機構などを備えたユニツト
本体に、予め110フイルムカートリツジを内蔵さ
せたものである。そして、ユーザーは上記レンズ
付きフイルムユニツトを購入するだけで、手軽に
写真撮影を楽しむことができ、しかも撮影を終え
た後には、撮影済みのフイルムを取り出すことな
く、そのままユニツト本体ごと現像取扱店に出せ
ばよく、面倒な操作は一切必要とされない。
このようにして用いられるレンズ付きフイルム
ユニツトには、操作が簡単であることとともに低
価格であることが要求される。このため、撮影機
構を内蔵したユニツト本体部については、従来の
カメラに設けられているような裏蓋開閉機構や、
複雑な露出制御機構などは省略されており、これ
をローコストで提供することができるようにして
いる。
ユニツトには、操作が簡単であることとともに低
価格であることが要求される。このため、撮影機
構を内蔵したユニツト本体部については、従来の
カメラに設けられているような裏蓋開閉機構や、
複雑な露出制御機構などは省略されており、これ
をローコストで提供することができるようにして
いる。
このような従来のレンズ付きフイルムユニツト
に対し、画質を高めるために画面サイズの大きい
フイルム、例えば最も普及しているパトローネ入
り135フイルムをレンズ付きフイルムユニツトに
内蔵させようとする試みがなされている。この場
合には、露光済みのフイルムを移送する側にパト
ローネを配置して、撮影ごとにフイルムをパトロ
ーネに巻き込んでゆくようにするのが好都合であ
る。このようにすることによつて、使用後には露
光済みのフイルムが全てパトローネに巻き込まれ
るようになるから、巻き戻し操作をすることな
く、ユニツト本体を明室で分解してパトローネを
取り出すことができるようになる。
に対し、画質を高めるために画面サイズの大きい
フイルム、例えば最も普及しているパトローネ入
り135フイルムをレンズ付きフイルムユニツトに
内蔵させようとする試みがなされている。この場
合には、露光済みのフイルムを移送する側にパト
ローネを配置して、撮影ごとにフイルムをパトロ
ーネに巻き込んでゆくようにするのが好都合であ
る。このようにすることによつて、使用後には露
光済みのフイルムが全てパトローネに巻き込まれ
るようになるから、巻き戻し操作をすることな
く、ユニツト本体を明室で分解してパトローネを
取り出すことができるようになる。
ところが、上述のように135フイルムをレンズ
付きフイルムユニツトに内蔵させる場合には、カ
ートリツジ付き110フイルムを用いる場合と異な
り、フイルムを正しく露光位置に保持するための
工夫が必要となつてくる。すなわち、カートリツ
ジ付き110フイルムの場合には、フイルムをプラ
スチツク製のカートリツジに入れたままで使用す
るため、カートリツジをユニツト本体内の所定位
置に位置決めすれば、フイルムを所定の露光位置
に保持することができるのに対し、135フイルム
の場合には露光位置におけるフイルムはパトロー
ネから引き出され、ユニツト本体の背板に近い位
置にくることになる。したがつて、ユニツト本体
を把持したときに、その把持力によつて背板が変
形された場合には、この変形が露光位置における
フイルム面に影響を与え、フイルムを露光位置に
正しく保持することができなくなる。
付きフイルムユニツトに内蔵させる場合には、カ
ートリツジ付き110フイルムを用いる場合と異な
り、フイルムを正しく露光位置に保持するための
工夫が必要となつてくる。すなわち、カートリツ
ジ付き110フイルムの場合には、フイルムをプラ
スチツク製のカートリツジに入れたままで使用す
るため、カートリツジをユニツト本体内の所定位
置に位置決めすれば、フイルムを所定の露光位置
に保持することができるのに対し、135フイルム
の場合には露光位置におけるフイルムはパトロー
ネから引き出され、ユニツト本体の背板に近い位
置にくることになる。したがつて、ユニツト本体
を把持したときに、その把持力によつて背板が変
形された場合には、この変形が露光位置における
フイルム面に影響を与え、フイルムを露光位置に
正しく保持することができなくなる。
この点、従来一般のカメラでは、裏蓋に弾性的
に保持されたフイルム圧板を設け、これをフイル
ムに圧着させることによつて裏蓋の変形がフイル
ム面に及ばないようにしている。しかし、このよ
うなフイルム圧板をレンズ付きフイルムユニツト
に用いることは、ユニツト本体の低価格化を図る
上で非常に不利となつてくる。
に保持されたフイルム圧板を設け、これをフイル
ムに圧着させることによつて裏蓋の変形がフイル
ム面に及ばないようにしている。しかし、このよ
うなフイルム圧板をレンズ付きフイルムユニツト
に用いることは、ユニツト本体の低価格化を図る
上で非常に不利となつてくる。
本考案はこのような技術的背景に鑑みてなされ
たもので、ユニツト本体の価格を上げることな
く、フイルムを露光位置に正しく保持することが
できるようにしたレンズ付きフイルムユニツトを
提供することを目的とする。
たもので、ユニツト本体の価格を上げることな
く、フイルムを露光位置に正しく保持することが
できるようにしたレンズ付きフイルムユニツトを
提供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成するために、露光枠及
びフイルムの前面を支持する支持面が一体に形成
されるとともに、露光枠を挟んでフイルムコンテ
ナー室とフイルム室とが設けられたユニツト本体
部の背面に、背板を装着することによつて前記露
光枠、フイルムコンテナー室及びフイルム室の背
後を光密に覆う構造とし、フイルム巻き上げによ
つてフイルムコンテナー室内のフイルムコンテナ
ーに撮影済みのフイルムが巻き込まれるレンズ付
きフイルムユニツトについて、前記背板をプラス
チツク成形品で構成するとともに、この背板には
前記支持面と協同して湾曲した焦点面にフイルム
を直接保持する湾曲部と、前記フイルム室にロー
ル状に収納された未露光のフイルムの巻ほぐれを
防止するフイルムロール規制部と、少なくとも前
記湾曲部とフイルムロール規制部には補強用の突
条を一体成形したものである。
びフイルムの前面を支持する支持面が一体に形成
されるとともに、露光枠を挟んでフイルムコンテ
ナー室とフイルム室とが設けられたユニツト本体
部の背面に、背板を装着することによつて前記露
光枠、フイルムコンテナー室及びフイルム室の背
後を光密に覆う構造とし、フイルム巻き上げによ
つてフイルムコンテナー室内のフイルムコンテナ
ーに撮影済みのフイルムが巻き込まれるレンズ付
きフイルムユニツトについて、前記背板をプラス
チツク成形品で構成するとともに、この背板には
前記支持面と協同して湾曲した焦点面にフイルム
を直接保持する湾曲部と、前記フイルム室にロー
ル状に収納された未露光のフイルムの巻ほぐれを
防止するフイルムロール規制部と、少なくとも前
記湾曲部とフイルムロール規制部には補強用の突
条を一体成形したものである。
以下、図面にしたがつて本考案の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
本考案を用いたレンズ付きフイルムユニツトの
外観を示す第4図において、ユニツト本体1はプ
ラスチツクの成形によつて作製された本体基部2
と、本体基部2の背面側の開口を光密に閉鎖する
背板3とからなる。本体基部2には撮影レンズ
4、フアインダ窓5、レリーズボタン6が設けら
れている他、内部にはシヤツタ、フイルム巻き上
げ機構などの撮影機構を内蔵している。前記背板
3は、本体基部2に超音波溶着や嵌合などによつ
て固着され、ユーザーはこれを取り外すことがで
きないようになつている。
外観を示す第4図において、ユニツト本体1はプ
ラスチツクの成形によつて作製された本体基部2
と、本体基部2の背面側の開口を光密に閉鎖する
背板3とからなる。本体基部2には撮影レンズ
4、フアインダ窓5、レリーズボタン6が設けら
れている他、内部にはシヤツタ、フイルム巻き上
げ機構などの撮影機構を内蔵している。前記背板
3は、本体基部2に超音波溶着や嵌合などによつ
て固着され、ユーザーはこれを取り外すことがで
きないようになつている。
ユニツト本体1には、詳しくは後述するよう
に、パトローネから引き出されてロール状にされ
た135タイプのフイルムロールと、これを巻き込
むためのパトローネとが装填されており、これを
購入したユーザーはそのままレリーズボタン6を
操作して写真撮影を行うことができる。撮影を行
うごとに巻き上げノブ8(第1図参照)を操作す
ることによつて、露光済みのフイルムはパトロー
ネに巻き込まれる。そして、全コマの撮影を終え
た後には、そのままの状態で現像取扱店に提出す
る。現像所ではユニツト本体1からパトローネを
取り出し、従来通りの現像、焼き付け処理を行つ
て、ネガ及びプリント写真がユーザーに戻され
る。したがつて、このレンズ付きフイルムユニツ
トの本体1は使い捨て式となり、ユーザーには返
却されることがない。
に、パトローネから引き出されてロール状にされ
た135タイプのフイルムロールと、これを巻き込
むためのパトローネとが装填されており、これを
購入したユーザーはそのままレリーズボタン6を
操作して写真撮影を行うことができる。撮影を行
うごとに巻き上げノブ8(第1図参照)を操作す
ることによつて、露光済みのフイルムはパトロー
ネに巻き込まれる。そして、全コマの撮影を終え
た後には、そのままの状態で現像取扱店に提出す
る。現像所ではユニツト本体1からパトローネを
取り出し、従来通りの現像、焼き付け処理を行つ
て、ネガ及びプリント写真がユーザーに戻され
る。したがつて、このレンズ付きフイルムユニツ
トの本体1は使い捨て式となり、ユーザーには返
却されることがない。
前記本体基部2に背板3を取り付ける前の状態
を示す第1図において、本体基部2には背面から
底面にわたる開口2aが形成され、この開口2a
を光密に遮蔽するように背板3の形状が決められ
ている。前記本体基部2には、露光枠10を挟む
ように、フイルムロール室11及びパトローネ室
12が設けられている。パトローネ室12の上壁
には、巻き上げノブ8の操作に連動し図中反時計
方向に回動するフイルム巻き上げ用のフオーク1
4が突出している。
を示す第1図において、本体基部2には背面から
底面にわたる開口2aが形成され、この開口2a
を光密に遮蔽するように背板3の形状が決められ
ている。前記本体基部2には、露光枠10を挟む
ように、フイルムロール室11及びパトローネ室
12が設けられている。パトローネ室12の上壁
には、巻き上げノブ8の操作に連動し図中反時計
方向に回動するフイルム巻き上げ用のフオーク1
4が突出している。
前記露光枠10が形成されたフイルム支持面1
5は、図示のように背板3側に隆起しており、そ
の上部にはスプロケツト16が臨出している。こ
のスプロケツト16は、フイルムのパーフオレー
シヨンに係合してフイルムの走行に従動回転し、
1コマの割り出しあるいはフイルムカウンタの歩
進に用いられる。
5は、図示のように背板3側に隆起しており、そ
の上部にはスプロケツト16が臨出している。こ
のスプロケツト16は、フイルムのパーフオレー
シヨンに係合してフイルムの走行に従動回転し、
1コマの割り出しあるいはフイルムカウンタの歩
進に用いられる。
このフイルムユニツトの本体1には、その組立
時に予め135フイルム用のパトローネ20と、こ
のパトローネ20から引き出された未露光フイル
ム21とが、前記フイルムロール室11、パトロ
ーネ室12にそれぞれ装填される。この装填作業
に際しては、図中二点鎖線で示したような装填治
具が用いられる。すなわち、パトローネ20から
引き出された未露光フイルム21は、装填作業用
の巻軸22に巻回されてフイルムロール23とな
る。他方、パトローネ20はグリツプアーム25
で保持され、さらにパトローネ20とフイルムロ
ール23との間の展延部分26は、支持板27に
よつて若干上方に湾曲するように支持される。も
ちろんこれらの装填治具は、各々を連結させた一
台の装填装置として構成することができる。
時に予め135フイルム用のパトローネ20と、こ
のパトローネ20から引き出された未露光フイル
ム21とが、前記フイルムロール室11、パトロ
ーネ室12にそれぞれ装填される。この装填作業
に際しては、図中二点鎖線で示したような装填治
具が用いられる。すなわち、パトローネ20から
引き出された未露光フイルム21は、装填作業用
の巻軸22に巻回されてフイルムロール23とな
る。他方、パトローネ20はグリツプアーム25
で保持され、さらにパトローネ20とフイルムロ
ール23との間の展延部分26は、支持板27に
よつて若干上方に湾曲するように支持される。も
ちろんこれらの装填治具は、各々を連結させた一
台の装填装置として構成することができる。
装填治具によつて保持されたパトローネ20及
びフイルムロール23は、装填治具をパトローネ
20の軸方向に移動させることによつて、フイル
ムロール室11、パトローネ室12の底面開口1
1a,12aから本体基部2の所定位置に装填さ
れる。これにより、パトローネ20に回動自在に
設けられ、フイルム21の一端が係着されたパト
ローネ軸28(第3図参照)はフオーク14に係
合する。また、フイルムの展延部分26は支持板
27によつて上に持ち上げられているから、この
フイルム装填時に展延部分26の上縁がスプロケ
ツト16に引つ掛かつたりすることがない。
びフイルムロール23は、装填治具をパトローネ
20の軸方向に移動させることによつて、フイル
ムロール室11、パトローネ室12の底面開口1
1a,12aから本体基部2の所定位置に装填さ
れる。これにより、パトローネ20に回動自在に
設けられ、フイルム21の一端が係着されたパト
ローネ軸28(第3図参照)はフオーク14に係
合する。また、フイルムの展延部分26は支持板
27によつて上に持ち上げられているから、この
フイルム装填時に展延部分26の上縁がスプロケ
ツト16に引つ掛かつたりすることがない。
フイルムロール23及びパトローネ20それぞ
れを、このようにしてフイルムロール室11、パ
トローネ室12に挿入した後には、グリツプアー
ム25の保持を解除するとともに、巻軸22を例
えばスリツト22aの部分で撓ませて細径にす
る。これにより装填治具のそれぞれを軸方向に退
避させることができる。この結果、パトローネ2
0はパトローネ室12内に残され、またフイルム
ロール23はフイルムロール室11に置かれるよ
うになる。このとき、フイルムロール23はフイ
ルム自体の剛性によつて巻きほぐれようとする
が、その最外周のフイルムがフイルムロール室1
1の内壁に当接して規制されるから、フイルムロ
ール23は所定の径のままで落ち着くようにな
る。
れを、このようにしてフイルムロール室11、パ
トローネ室12に挿入した後には、グリツプアー
ム25の保持を解除するとともに、巻軸22を例
えばスリツト22aの部分で撓ませて細径にす
る。これにより装填治具のそれぞれを軸方向に退
避させることができる。この結果、パトローネ2
0はパトローネ室12内に残され、またフイルム
ロール23はフイルムロール室11に置かれるよ
うになる。このとき、フイルムロール23はフイ
ルム自体の剛性によつて巻きほぐれようとする
が、その最外周のフイルムがフイルムロール室1
1の内壁に当接して規制されるから、フイルムロ
ール23は所定の径のままで落ち着くようにな
る。
しかる後に、背板3が開口2aを遮光するよう
に被せられ、超音波溶着などによつて本体基部2
に固着される。背板3の内面には、第2図にも示
したようにフイルムの移送方向、すなわち横方向
に延びた複数本の補強用のリブ18が一体成形さ
れている。これにより、薄板状の背板3に多少の
圧力を加えたとしても、容易には湾曲したりする
ようなことがなくなる。
に被せられ、超音波溶着などによつて本体基部2
に固着される。背板3の内面には、第2図にも示
したようにフイルムの移送方向、すなわち横方向
に延びた複数本の補強用のリブ18が一体成形さ
れている。これにより、薄板状の背板3に多少の
圧力を加えたとしても、容易には湾曲したりする
ようなことがなくなる。
前記リブ18の前面18aは、図示したように
本体基部2のフイルム支持面15と略同じ曲率で
湾曲している。したがつて、第3図に示したよう
に背板3を本体基部2に取り付けてゆく過程で、
リブ18の前面18aはフイルム支持面15上に
載置されているフイルム展延部分26の背面を押
圧し、上側に湾曲されたフイルム展延部分26を
フイルム支持面15に向けて押しつける。そし
て、背板3が本体基部2に固定された状態では、
フイルム展延部分26は、フイルム支持面15と
リブ18の前面18aとの間に挟圧保持されるよ
うになる。これにより、フイルム展延部分26す
なわち露光位置におけるフイルム面は、フイルム
支持面15から浮き上がつたり、波うつたりする
ことなく、所定の露光位置に保持されるようにな
る。また、この背板3の取り付け過程でスプロケ
ツト16がパーフオレーシヨンに噛み合うように
なる。
本体基部2のフイルム支持面15と略同じ曲率で
湾曲している。したがつて、第3図に示したよう
に背板3を本体基部2に取り付けてゆく過程で、
リブ18の前面18aはフイルム支持面15上に
載置されているフイルム展延部分26の背面を押
圧し、上側に湾曲されたフイルム展延部分26を
フイルム支持面15に向けて押しつける。そし
て、背板3が本体基部2に固定された状態では、
フイルム展延部分26は、フイルム支持面15と
リブ18の前面18aとの間に挟圧保持されるよ
うになる。これにより、フイルム展延部分26す
なわち露光位置におけるフイルム面は、フイルム
支持面15から浮き上がつたり、波うつたりする
ことなく、所定の露光位置に保持されるようにな
る。また、この背板3の取り付け過程でスプロケ
ツト16がパーフオレーシヨンに噛み合うように
なる。
なお、背板3の一方の底部、すなわちフイルム
ロール室11の底となる部分には段差32が形成
され、フイルムロール室11側の方が、パトロー
ネ室12よりも底面が高くされている。これは、
フイルムロール室11ではフイルムロール23自
体の下縁を支持する必要があるためで、この段差
32によつてフイルム21の姿勢が水平に保たれ
るようになる。
ロール室11の底となる部分には段差32が形成
され、フイルムロール室11側の方が、パトロー
ネ室12よりも底面が高くされている。これは、
フイルムロール室11ではフイルムロール23自
体の下縁を支持する必要があるためで、この段差
32によつてフイルム21の姿勢が水平に保たれ
るようになる。
レリーズボタン6を操作するとシヤツタ35が
開閉し、露光枠10に位置しているフイルムの展
延部分26に露光が行われる。その後、巻き上げ
ノブ8を操作するとフオーク14を介してパトロ
ーネ軸28が回動し、露光済みのフイルムはパト
ローネ20に巻き込まれてゆく。これとともに、
フイルムロール23から次のフイルムコマが引き
出されて露光枠10の位置に供給され、スプロケ
ツト16がフイルムの供給に従動して回転する。
そして、スプロケツト16の回転によつて1コマ
定尺送りが検出されると、巻き上げノブ8がロツ
クされ次の撮影準備が完了することになる。
開閉し、露光枠10に位置しているフイルムの展
延部分26に露光が行われる。その後、巻き上げ
ノブ8を操作するとフオーク14を介してパトロ
ーネ軸28が回動し、露光済みのフイルムはパト
ローネ20に巻き込まれてゆく。これとともに、
フイルムロール23から次のフイルムコマが引き
出されて露光枠10の位置に供給され、スプロケ
ツト16がフイルムの供給に従動して回転する。
そして、スプロケツト16の回転によつて1コマ
定尺送りが検出されると、巻き上げノブ8がロツ
クされ次の撮影準備が完了することになる。
撮影及びこれに引き続くフイルム巻上げを繰り
返してゆくことによつて、露光済みのフイルムは
順次パトローネ20に巻き込まれてゆく。そし
て、全フイルムコマに撮影を完了した後には、そ
のままの状態で現像所に送られる。現像所で処理
を行うときには、分解用の治具等を利用して背板
3を取り外すことによつて、従来と同じ状態の撮
影済みパトローネ20を取り出すことができる。
したがつて、それ以降は全く同様の処理でフイル
ム現像、プリント処理を行うことができるもので
ある。
返してゆくことによつて、露光済みのフイルムは
順次パトローネ20に巻き込まれてゆく。そし
て、全フイルムコマに撮影を完了した後には、そ
のままの状態で現像所に送られる。現像所で処理
を行うときには、分解用の治具等を利用して背板
3を取り外すことによつて、従来と同じ状態の撮
影済みパトローネ20を取り出すことができる。
したがつて、それ以降は全く同様の処理でフイル
ム現像、プリント処理を行うことができるもので
ある。
なお、現像所においてパトローネ20の取り出
し作業を簡易化するために、背板3の底部にプル
トツプ式でパトローネ取り出し用の開口が形成さ
れるようにしておくと便利である。すなわち、第
1図に示したように、パトローネ室側の背板3の
底面内壁に破損させやすい溝37を、また外壁に
は突起38を一体成形しておく。これによれば、
突起38に指を引つ掛けてこれを引けば、溝37
に沿つた開口ができるから、この開口から撮影済
みのパトローネ20を取り出せるようになる。し
かも、これによりユニツト本体1が部分的に破損
されてしまうので、繰り返し使用の精度保証のな
いフイルムユニツト本体1が再使用されるという
事態を防止できるようになる。
し作業を簡易化するために、背板3の底部にプル
トツプ式でパトローネ取り出し用の開口が形成さ
れるようにしておくと便利である。すなわち、第
1図に示したように、パトローネ室側の背板3の
底面内壁に破損させやすい溝37を、また外壁に
は突起38を一体成形しておく。これによれば、
突起38に指を引つ掛けてこれを引けば、溝37
に沿つた開口ができるから、この開口から撮影済
みのパトローネ20を取り出せるようになる。し
かも、これによりユニツト本体1が部分的に破損
されてしまうので、繰り返し使用の精度保証のな
いフイルムユニツト本体1が再使用されるという
事態を防止できるようになる。
以上、図示の実施例について説明してきたが、
本考案は遮光用の裏紙付きフイルムを用いるレン
ズ付きフイルムユニツトにも適用することができ
る。この場合においても、リブ18の前面18a
はフイルムの背面を覆つている裏紙の背面に圧接
し、フイルムの前面をフイルム支持面15に押し
つけるようになるから、リブ18は単に背板3の
強度を増すだけでなく、露光位置におけるフイル
ム面の位置規制を行う上で有効となる。さらに本
考案は、パトローネ20やフイルムロール23
を、背板3側に取り付けて組み立てるようにした
レンズ付きフイルムユニツトにも用いることがで
きる。
本考案は遮光用の裏紙付きフイルムを用いるレン
ズ付きフイルムユニツトにも適用することができ
る。この場合においても、リブ18の前面18a
はフイルムの背面を覆つている裏紙の背面に圧接
し、フイルムの前面をフイルム支持面15に押し
つけるようになるから、リブ18は単に背板3の
強度を増すだけでなく、露光位置におけるフイル
ム面の位置規制を行う上で有効となる。さらに本
考案は、パトローネ20やフイルムロール23
を、背板3側に取り付けて組み立てるようにした
レンズ付きフイルムユニツトにも用いることがで
きる。
以上のように、本考案のレンズ付きフイルムユ
ニツトでは、ユニツト本体の背面に遮光用に組み
付けられる背板をプラスチツク成形品とし、この
背板にフイルムの背面を保持してフイルムを湾曲
した焦点面にならうように保持する湾曲部と、フ
イルム室内のフイルムロールを抑えるフイルムロ
ール規制部とを一体に成形する他、背板そのもの
の強度を高めるために補強用の突条をも一体化し
てあるから、圧板を用いなくてもフイルムを焦点
面に正しく位置決めできるだけでなく、フイルム
ロールの巻ほぐれを防ぐことによつて、巻ほぐれ
時の応力が焦点面に位置決めされたフイルムに及
ぶことがない。また、突条により背板の強度を高
めているため、背板そのものを薄く構成すること
ができ、レンズ付きフイルムユニツト全体の厚み
を減らし、かつ背板の成形材料を節約することが
できる。
ニツトでは、ユニツト本体の背面に遮光用に組み
付けられる背板をプラスチツク成形品とし、この
背板にフイルムの背面を保持してフイルムを湾曲
した焦点面にならうように保持する湾曲部と、フ
イルム室内のフイルムロールを抑えるフイルムロ
ール規制部とを一体に成形する他、背板そのもの
の強度を高めるために補強用の突条をも一体化し
てあるから、圧板を用いなくてもフイルムを焦点
面に正しく位置決めできるだけでなく、フイルム
ロールの巻ほぐれを防ぐことによつて、巻ほぐれ
時の応力が焦点面に位置決めされたフイルムに及
ぶことがない。また、突条により背板の強度を高
めているため、背板そのものを薄く構成すること
ができ、レンズ付きフイルムユニツト全体の厚み
を減らし、かつ背板の成形材料を節約することが
できる。
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図で
ある。第2図は本考案を用いたレンズ付きフイル
ムユニツトの背板の斜視図である。第3図は本考
案を用いたレンズ付きフイルムユニツトの要部断
面図である。第4図は本考案のレンズ付きフイル
ムユニツトの外観図である。 1……ユニツト本体、2……本体基部、3……
背板、10……露光枠、11……フイルムロール
室、12……パトローネ室、15……フイルム支
持面、18……リブ、20……パトローネ、23
……フイルムロール。
ある。第2図は本考案を用いたレンズ付きフイル
ムユニツトの背板の斜視図である。第3図は本考
案を用いたレンズ付きフイルムユニツトの要部断
面図である。第4図は本考案のレンズ付きフイル
ムユニツトの外観図である。 1……ユニツト本体、2……本体基部、3……
背板、10……露光枠、11……フイルムロール
室、12……パトローネ室、15……フイルム支
持面、18……リブ、20……パトローネ、23
……フイルムロール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 露光枠及びフイルムの前面を支持する支持面
が一体に形成されるとともに、露光枠を挟んで
フイルムコンテナー室とフイルム室とが設けら
れたユニツト本体部と、このユニツト本体部の
背面に被せられ、前記露光枠、フイルムコンテ
ナー室及びフイルム室の背後を光密に覆う背板
とから構成され、予め未露光のフイルムが前記
フイルム室にロール状に収納され、フイルム巻
き上げにより前記露光枠を通して露光されたフ
イルムがフイルムコンテナー室内の遮光性をも
つフイルムコンテナー内に巻き込まれるように
したレンズ付きフイルムユニツトであつて、 前記背板をプラスチツク成形品で構成すると
ともに、この背板には、前記支持面と協同して
湾曲した焦点面にフイルムを直接保持する湾曲
部と、前記フイルム室にロール状に収納された
未露光のフイルムの巻ほぐれを防止するフイル
ムロール規制部と、少なくとも前記湾曲部とフ
イルムロール規制部には補強用の突条が一体成
形されていることを特徴とするレンズ付きフイ
ルムユニツト。 (2) 前記焦点面の湾曲に対応して前記突条の高さ
が変化していることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のレンズ付きフイルムユ
ニツト。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986185230U JPH052909Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | |
| DE3740572A DE3740572C2 (de) | 1986-12-01 | 1987-11-30 | Einwegkamera |
| DE8717160U DE8717160U1 (de) | 1986-12-01 | 1987-11-30 | Eine mit einem Objektiv ausgerüstete photographische Filmpackung |
| DE3745082A DE3745082C2 (de) | 1986-12-01 | 1987-11-30 | Einwegkamera |
| US07/127,286 US4855774A (en) | 1986-12-01 | 1987-12-01 | Lens-fitted photographic film package |
| GB8728067A GB2199413B (en) | 1986-12-01 | 1987-12-01 | Lens-fitted photographic film package |
| GB9015067A GB2233466B (en) | 1986-12-01 | 1990-07-09 | Lens-fitted photographic film package |
| HK28995A HK28995A (en) | 1986-12-01 | 1995-03-02 | Lens-fitted photographic film package |
| HK28895A HK28895A (en) | 1986-12-01 | 1995-03-02 | Lens-fitted photographic film package |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986185230U JPH052909Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6390217U JPS6390217U (ja) | 1988-06-11 |
| JPH052909Y2 true JPH052909Y2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=31133660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986185230U Expired - Lifetime JPH052909Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052909Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0720667Y2 (ja) * | 1987-01-19 | 1995-05-15 | 富士写真フイルム株式会社 | レンズ付きフイルムユニツト |
| JP2585811Y2 (ja) * | 1991-05-24 | 1998-11-25 | 富士写真フイルム株式会社 | レンズ付きフイルムユニット |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4846622U (ja) * | 1971-10-04 | 1973-06-19 | ||
| JPS4957833A (ja) * | 1972-09-30 | 1974-06-05 | ||
| JPS5641638Y2 (ja) * | 1976-09-22 | 1981-09-29 | ||
| JPS53127934U (ja) * | 1977-03-17 | 1978-10-11 | ||
| JPS5953344U (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-07 | 富士写真フイルム株式会社 | カメラの裏蓋開放装置 |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP1986185230U patent/JPH052909Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6390217U (ja) | 1988-06-11 |
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