JPH05291184A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH05291184A JPH05291184A JP4071733A JP7173392A JPH05291184A JP H05291184 A JPH05291184 A JP H05291184A JP 4071733 A JP4071733 A JP 4071733A JP 7173392 A JP7173392 A JP 7173392A JP H05291184 A JPH05291184 A JP H05291184A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】深さが異なる複数の接続孔がある場合でも、断
線不良等を招くこと無く全ての接続孔をその表面までW
膜を埋め込むこと。 【構成】基板31上に設けられた層間絶縁膜32に深さ
の異なる接続孔33a,33を形成する工程と、選択C
VD法を用いてW膜34が接続孔33aの上面まで埋め
込まれるようにW膜34を接続孔33a,33内に選択
的に形成する工程と、層間絶縁膜32上にレジスト35
を塗布する工程と、塩素と六弗化硫黄とを有するエッチ
ングガスを放電させてW膜34とレジスト35とをエッ
チングし、接続孔33a,33内にW膜34を埋め込む
工程とを有する。
線不良等を招くこと無く全ての接続孔をその表面までW
膜を埋め込むこと。 【構成】基板31上に設けられた層間絶縁膜32に深さ
の異なる接続孔33a,33を形成する工程と、選択C
VD法を用いてW膜34が接続孔33aの上面まで埋め
込まれるようにW膜34を接続孔33a,33内に選択
的に形成する工程と、層間絶縁膜32上にレジスト35
を塗布する工程と、塩素と六弗化硫黄とを有するエッチ
ングガスを放電させてW膜34とレジスト35とをエッ
チングし、接続孔33a,33内にW膜34を埋め込む
工程とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に係わり、特に接続孔の埋め込み方法に関する。
に係わり、特に接続孔の埋め込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュ−タ−や通信機器の重要
部分には、多数のトランジスタや抵抗等を電気回路を達
成するようにむすびつけ、1チップ上に集積化して形成
した大規模集積回路(LSI)が多用されている。この
ため、機器全体の性能は、LSI単体の性能と大きく結
び付いている。
部分には、多数のトランジスタや抵抗等を電気回路を達
成するようにむすびつけ、1チップ上に集積化して形成
した大規模集積回路(LSI)が多用されている。この
ため、機器全体の性能は、LSI単体の性能と大きく結
び付いている。
【0003】LSI単体の性能向上は、集積度を高める
こと、つまり、素子の微細化により実現できる。素子の
微細化が進むと、コンタクトホ−ルやヴィアホ−ル等の
接続孔の径が小さくなるため、接続孔のアスペクト比が
高くなる。この結果、スパッタ蒸着により接続孔をAl
膜で埋め込もうとすると、接続孔の底部の側壁における
Al膜の膜厚が薄くなるため、断線不良が生じるという
問題があった。また、Al膜は反射率が高いため、レジ
ストパタ−ンの寸法精度が悪くなるという問題があっ
た。
こと、つまり、素子の微細化により実現できる。素子の
微細化が進むと、コンタクトホ−ルやヴィアホ−ル等の
接続孔の径が小さくなるため、接続孔のアスペクト比が
高くなる。この結果、スパッタ蒸着により接続孔をAl
膜で埋め込もうとすると、接続孔の底部の側壁における
Al膜の膜厚が薄くなるため、断線不良が生じるという
問題があった。また、Al膜は反射率が高いため、レジ
ストパタ−ンの寸法精度が悪くなるという問題があっ
た。
【0004】即ち、図17(a)に示すように、基板4
1上に形成された層間絶縁膜42の接続孔45が平坦で
ないAl膜43で埋め込まれると、平坦でない部分に入
射する露光光46の反射光47により、露光されるべき
ない部分、この場合では接続孔45上のレジスト44が
露光されてしまう。
1上に形成された層間絶縁膜42の接続孔45が平坦で
ないAl膜43で埋め込まれると、平坦でない部分に入
射する露光光46の反射光47により、露光されるべき
ない部分、この場合では接続孔45上のレジスト44が
露光されてしまう。
【0005】この結果、図17(b)に示すように、接
続孔45上でレジストパタ−ン48が所定寸法より小さ
くなるという問題が生じる。そこで、選択CVD法を用
いて接続孔に金属、特にタングステン(W)を埋め込む
ことで埋め込み形状を平坦化する試みがなされている。
続孔45上でレジストパタ−ン48が所定寸法より小さ
くなるという問題が生じる。そこで、選択CVD法を用
いて接続孔に金属、特にタングステン(W)を埋め込む
ことで埋め込み形状を平坦化する試みがなされている。
【0006】しかしながら、この種の方法により、深さ
の異なる接続孔を埋め込むには、図18(a)に示すよ
うに、Wの埋め込み量を浅い方の接続孔45bに合わせ
るか、又は図18(b)に示すように、深い方の接続孔
45aに合わせることになる。Wの埋め込み量を浅い方
の接続孔45bに合わせた場合には、深い方の接続孔4
5aの上面までWを埋め込めなくなり、一方、深い方に
合わせた場合には、Wが浅い方の接続孔から溢れてしま
うという問題があった。
の異なる接続孔を埋め込むには、図18(a)に示すよ
うに、Wの埋め込み量を浅い方の接続孔45bに合わせ
るか、又は図18(b)に示すように、深い方の接続孔
45aに合わせることになる。Wの埋め込み量を浅い方
の接続孔45bに合わせた場合には、深い方の接続孔4
5aの上面までWを埋め込めなくなり、一方、深い方に
合わせた場合には、Wが浅い方の接続孔から溢れてしま
うという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のス
パッタ法を用いた接続孔の埋め込み方法では、接続孔の
底部の側壁におけるAl膜の膜厚が薄くなるため、断線
不良が生じるという問題があった。また、選択CVD法
を用いた接続孔の埋め込み方法では、深さが異なる接続
孔があると、全ての接続孔をその上面までWで埋め込む
ことができないという問題があった。
パッタ法を用いた接続孔の埋め込み方法では、接続孔の
底部の側壁におけるAl膜の膜厚が薄くなるため、断線
不良が生じるという問題があった。また、選択CVD法
を用いた接続孔の埋め込み方法では、深さが異なる接続
孔があると、全ての接続孔をその上面までWで埋め込む
ことができないという問題があった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、断線等による信頼性の
低下を招くこと無く、深さの異なる接続孔を全てその上
面までWで埋め込むことができる半導体装置の製造方法
を提供することにある。
ので、その目的とするところは、断線等による信頼性の
低下を招くこと無く、深さの異なる接続孔を全てその上
面までWで埋め込むことができる半導体装置の製造方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、塩素と
六弗化硫黄とを有するエッチングガスを用いたことにあ
る。
六弗化硫黄とを有するエッチングガスを用いたことにあ
る。
【0010】即ち、上記の目的を達成するために、本発
明の半導体装置の製造方法は、表面に凹凸がある所望の
処理が施された基板上にタングステン膜を堆積する工程
と、このタングステン膜上にレジストを塗布する工程
と、塩素と六弗化硫黄とを有するエッチングガスを放電
させて前記タングステン膜と前記レジストとをエッチン
グし、前記タングステン膜を平坦化する工程とを備えた
ことを特徴とする。
明の半導体装置の製造方法は、表面に凹凸がある所望の
処理が施された基板上にタングステン膜を堆積する工程
と、このタングステン膜上にレジストを塗布する工程
と、塩素と六弗化硫黄とを有するエッチングガスを放電
させて前記タングステン膜と前記レジストとをエッチン
グし、前記タングステン膜を平坦化する工程とを備えた
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明の他の半導体装置の製造方法
は、基板上に設けられた絶縁膜に深さが異なる複数の接
続孔を形成する工程と、選択CVD法を用いて最も深い
接続孔の上面までタングステン膜が充填されるべく前記
接続孔内にタングステン膜を選択的に形成する工程と、
前記絶縁膜上に前記タングステン膜が覆われるようにレ
ジストを塗布する工程と、塩素と六弗化硫黄とを有する
エッチングガスを放電させて前記タングステン膜と前記
レジストとをエッチングし、前記接続孔に前記タングス
テン膜を埋め込む工程とを備えたことを特徴とする。
は、基板上に設けられた絶縁膜に深さが異なる複数の接
続孔を形成する工程と、選択CVD法を用いて最も深い
接続孔の上面までタングステン膜が充填されるべく前記
接続孔内にタングステン膜を選択的に形成する工程と、
前記絶縁膜上に前記タングステン膜が覆われるようにレ
ジストを塗布する工程と、塩素と六弗化硫黄とを有する
エッチングガスを放電させて前記タングステン膜と前記
レジストとをエッチングし、前記接続孔に前記タングス
テン膜を埋め込む工程とを備えたことを特徴とする。
【0012】なお、前記タングステン膜及び前記レジス
トのエッチングは、反応容器内に前記基板を収容し、前
記反応容器に高周波電力を与えて前記エッチングガスを
放電させ、且つ前記高周波電力の電力密度をPo (W/
cm2 ),前記反応容器内の圧力Pr (mTorr),
前記接続孔の直径をR(μm),前記接続孔の上面から
溢れるタングステン膜の厚さをF(μm)とした場合
に、前記塩素の流量と前記六弗化硫黄の流量とを、 100Po-0.5Pr+50-1.1 {(F-0.05) ÷F} ≦( 六弗化硫黄の流量 )÷{(塩素の流量)+( 六弗化硫黄の流量 )} ≦100Po-0.5Pr+50+13.5 {(F+R)÷F} に設定して行うことが望ましい。
トのエッチングは、反応容器内に前記基板を収容し、前
記反応容器に高周波電力を与えて前記エッチングガスを
放電させ、且つ前記高周波電力の電力密度をPo (W/
cm2 ),前記反応容器内の圧力Pr (mTorr),
前記接続孔の直径をR(μm),前記接続孔の上面から
溢れるタングステン膜の厚さをF(μm)とした場合
に、前記塩素の流量と前記六弗化硫黄の流量とを、 100Po-0.5Pr+50-1.1 {(F-0.05) ÷F} ≦( 六弗化硫黄の流量 )÷{(塩素の流量)+( 六弗化硫黄の流量 )} ≦100Po-0.5Pr+50+13.5 {(F+R)÷F} に設定して行うことが望ましい。
【0013】また、本発明の他の半導体装置の製造方法
は、基板上に設けられた絶縁膜に深さが異なる複数の接
続孔を形成する工程と、選択CVD法を用いて最も深い
接続孔の上面までタングステン膜が充填されるべく前記
接続孔内にタングステン膜を選択的に形成する工程と、
前記絶縁膜上に前記タングステン膜が覆われるようにレ
ジストを塗布する工程と、塩素と六弗化硫黄と酸素とを
有するエッチングガスを放電させて前記タングステン膜
と前記レジストとをエッチングし、前記接続孔に前記タ
ングステン膜を埋め込む工程とを備え、前記レジストの
エッチングの際に生じる一酸化炭素の発光の強度から前
記レジストの消失を検出することを特徴とする。
は、基板上に設けられた絶縁膜に深さが異なる複数の接
続孔を形成する工程と、選択CVD法を用いて最も深い
接続孔の上面までタングステン膜が充填されるべく前記
接続孔内にタングステン膜を選択的に形成する工程と、
前記絶縁膜上に前記タングステン膜が覆われるようにレ
ジストを塗布する工程と、塩素と六弗化硫黄と酸素とを
有するエッチングガスを放電させて前記タングステン膜
と前記レジストとをエッチングし、前記接続孔に前記タ
ングステン膜を埋め込む工程とを備え、前記レジストの
エッチングの際に生じる一酸化炭素の発光の強度から前
記レジストの消失を検出することを特徴とする。
【0014】なお、前記タングステン膜及び前記レジス
トとのエッチングは、反応容器内に前記半導体基板を収
容し、前記反応容器に高周波電力を与えて前記エッチン
グガスを放電させ、且つ前記高周波電力の電力密度をP
o (W/cm2 ),前記反応容器内の圧力Pr (mTo
rr),前記接続孔の直径をR(μm),前記接続孔の
上面から溢れるタングステン膜の厚さをF(μm)とし
た場合に、前記塩素の流量と前記六弗化硫黄の流量と前
記酸素の流量とを、 -240Po+0.44Pr-0.8[( Cl2 の流量 )÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量) +( O2 の流量)}]+115-28.8{(F+R)÷F} ≦(O2 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量)+(O2 の流量)} ≦-240Po+0.44Pr-0.8[( Cl2 の流量 )÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量) +( O2 の流量)}]+115+11.1{(F-0.05) ÷F} に設定して行なうことが望ましい。
トとのエッチングは、反応容器内に前記半導体基板を収
容し、前記反応容器に高周波電力を与えて前記エッチン
グガスを放電させ、且つ前記高周波電力の電力密度をP
o (W/cm2 ),前記反応容器内の圧力Pr (mTo
rr),前記接続孔の直径をR(μm),前記接続孔の
上面から溢れるタングステン膜の厚さをF(μm)とし
た場合に、前記塩素の流量と前記六弗化硫黄の流量と前
記酸素の流量とを、 -240Po+0.44Pr-0.8[( Cl2 の流量 )÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量) +( O2 の流量)}]+115-28.8{(F+R)÷F} ≦(O2 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量)+(O2 の流量)} ≦-240Po+0.44Pr-0.8[( Cl2 の流量 )÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量) +( O2 の流量)}]+115+11.1{(F-0.05) ÷F} に設定して行なうことが望ましい。
【0015】また、上記エッチングのおいて、塩素と六
弗化硫黄と酸素とを有するエッチングガスの代わりに、
少なくとも六弗化硫黄と酸素とを有するエッチングガス
を用いた場合には、前記六弗化硫黄の流量と前記酸素の
流量とを、 -240Po+0.38Pr+210-28.8{[ (F+R)÷F } ≦(O2 の流量) ÷{(SF6 の流量)+(O2 の流量)} ≦-240Po+0.38Pr+210+11.1{ (F-0.05)÷F } また、少なくとも六弗化硫黄と酸素とを有するエッチン
グガスの代わりに、少なくとも塩素と六弗化硫黄とを有
するエッチングガスを用いても良い。
弗化硫黄と酸素とを有するエッチングガスの代わりに、
少なくとも六弗化硫黄と酸素とを有するエッチングガス
を用いた場合には、前記六弗化硫黄の流量と前記酸素の
流量とを、 -240Po+0.38Pr+210-28.8{[ (F+R)÷F } ≦(O2 の流量) ÷{(SF6 の流量)+(O2 の流量)} ≦-240Po+0.38Pr+210+11.1{ (F-0.05)÷F } また、少なくとも六弗化硫黄と酸素とを有するエッチン
グガスの代わりに、少なくとも塩素と六弗化硫黄とを有
するエッチングガスを用いても良い。
【0016】
【作用】本発明者等の研究によれば、塩素と六弗化硫黄
とを用いることで、W膜のエッチング速度とレジストの
エッチング速度とを等しくできることが分かった。
とを用いることで、W膜のエッチング速度とレジストの
エッチング速度とを等しくできることが分かった。
【0017】したがって、本発明の半導体装置の製造方
法(請求項1)の如く、下地の影響で表面が平坦でない
W膜上にレジストを塗布し、W膜のエッチング速度とレ
ジストのエッチング速度とを等しくてW膜,レジストを
エッチングすれば、W膜の表面を平坦にすることができ
る。
法(請求項1)の如く、下地の影響で表面が平坦でない
W膜上にレジストを塗布し、W膜のエッチング速度とレ
ジストのエッチング速度とを等しくてW膜,レジストを
エッチングすれば、W膜の表面を平坦にすることができ
る。
【0018】また、本発明の他の半導体装置の製造方法
(請求項2)では、最も深い接続孔にW膜の膜厚を合わ
せて接続孔内にW膜を選択的に形成している。このと
き、最も深い接続孔以外の接続孔のW膜は接続孔より溢
れる。W膜とレジストとを同一のエッチング速度でエッ
チングできるので、接続孔から溢れたW膜とレジストと
を同時に消失することができる。したがって、異なる深
さの接続孔がある場合でも、全ての接続孔をその上面ま
でW膜で埋め込むことができる。
(請求項2)では、最も深い接続孔にW膜の膜厚を合わ
せて接続孔内にW膜を選択的に形成している。このと
き、最も深い接続孔以外の接続孔のW膜は接続孔より溢
れる。W膜とレジストとを同一のエッチング速度でエッ
チングできるので、接続孔から溢れたW膜とレジストと
を同時に消失することができる。したがって、異なる深
さの接続孔がある場合でも、全ての接続孔をその上面ま
でW膜で埋め込むことができる。
【0019】また、本発明の他の半導体装置の製造方法
(請求項4)では、塩素と六弗化硫黄と酸素とを有する
エッチングガスを用いてW膜とレジストとをエッチング
している。このとき、レジストの炭素原子と酸素ラジカ
ルとが結合して一酸化炭素が生成され、この一酸化炭素
に起因する発光光が放電中に発生する。この一酸化炭素
の発光光の強度(発光強度)は、レジストの残量に依存
する。即ち、レジストの消失は、基本的には基板上のあ
る部分より始まり、その後、基板全体に広がる傾向があ
るため、発光強度は、レジストの消失が基板全体に広が
るに従い弱くなり、そして、レジストが消失した時点で
一定になる。したがって、発光強度をモニタすること
で、レジストの消失した時点が分かるので、W膜のオ−
バ−エッチングを防止でき、良好な埋めこみ形状が容易
に得られる。
(請求項4)では、塩素と六弗化硫黄と酸素とを有する
エッチングガスを用いてW膜とレジストとをエッチング
している。このとき、レジストの炭素原子と酸素ラジカ
ルとが結合して一酸化炭素が生成され、この一酸化炭素
に起因する発光光が放電中に発生する。この一酸化炭素
の発光光の強度(発光強度)は、レジストの残量に依存
する。即ち、レジストの消失は、基本的には基板上のあ
る部分より始まり、その後、基板全体に広がる傾向があ
るため、発光強度は、レジストの消失が基板全体に広が
るに従い弱くなり、そして、レジストが消失した時点で
一定になる。したがって、発光強度をモニタすること
で、レジストの消失した時点が分かるので、W膜のオ−
バ−エッチングを防止でき、良好な埋めこみ形状が容易
に得られる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例に係るマグネトロン
放電を利用したドライエッチング装置の概略構成図であ
る。
る。図1は、本発明の第1の実施例に係るマグネトロン
放電を利用したドライエッチング装置の概略構成図であ
る。
【0021】このエッチング装置のエッチング室2内の
底部には、陰極板7が設けられている。この陰極板7
は、絶縁部材15によりエッチング室2を構成する反応
容器1に固定されている。陰極板7には、マッチング回
路8を介して電源9から13.56MHzの高周波電力
が与えられている。また、陰極板7には、冷却管10
a,10bが設けられており、冷却管10aから冷却管
10bに向かって流れる溶媒により、陰極板7の温度制
御がなされている。なお、冷却管10bは、陰極板7に
高周波電力を与えるためのリ−ド線の役割も果たしてい
る。また、陰極板7上には、ポリイミド膜11に挾持さ
れた銅板12が貼着されている。この銅板12には、電
源13から4kVの電圧が印加されている。この結果、
被処理基板17は、静電気力により陰極板7に吸着され
固定される。
底部には、陰極板7が設けられている。この陰極板7
は、絶縁部材15によりエッチング室2を構成する反応
容器1に固定されている。陰極板7には、マッチング回
路8を介して電源9から13.56MHzの高周波電力
が与えられている。また、陰極板7には、冷却管10
a,10bが設けられており、冷却管10aから冷却管
10bに向かって流れる溶媒により、陰極板7の温度制
御がなされている。なお、冷却管10bは、陰極板7に
高周波電力を与えるためのリ−ド線の役割も果たしてい
る。また、陰極板7上には、ポリイミド膜11に挾持さ
れた銅板12が貼着されている。この銅板12には、電
源13から4kVの電圧が印加されている。この結果、
被処理基板17は、静電気力により陰極板7に吸着され
固定される。
【0022】一方、エッチング室2の上壁は、陽極板1
8となっている。この陽極板18には、反応ガスを導入
するためのガス導入口3が設けられている。このガス導
入口3を介してエッチング室2内に導入された反応ガス
は排気口4から室外に排気される。
8となっている。この陽極板18には、反応ガスを導入
するためのガス導入口3が設けられている。このガス導
入口3を介してエッチング室2内に導入された反応ガス
は排気口4から室外に排気される。
【0023】また、エッチング室2の外部には、複数の
永久磁石5とこれら永久磁石5を回転駆動するための駆
動機構6とで構成された磁場発生器が設けられ、これに
より、陰極板7と陽極板18と間の空間に磁場が形成さ
れる。
永久磁石5とこれら永久磁石5を回転駆動するための駆
動機構6とで構成された磁場発生器が設けられ、これに
より、陰極板7と陽極板18と間の空間に磁場が形成さ
れる。
【0024】なお、図中、14は被処理基板17の裏面
にガスを導入して被処理基板17の温度制御をするため
のガス導入管、16は静電チャックの銅板12のリード
と陰極板7とが電気的に接続されるのを防止するための
絶縁部材を示している。次に上記のように構成されたエ
ッチング装置を用いたW膜の平坦化の方法を図2の工程
断面図を用いて説明する。
にガスを導入して被処理基板17の温度制御をするため
のガス導入管、16は静電チャックの銅板12のリード
と陰極板7とが電気的に接続されるのを防止するための
絶縁部材を示している。次に上記のように構成されたエ
ッチング装置を用いたW膜の平坦化の方法を図2の工程
断面図を用いて説明する。
【0025】まず、図2(a)に示すように、所望の素
子加工が施された基板21上にW膜22を堆積する。こ
こで、W膜22の表面形状は、下地等の影響、例えば、
配線等の影響で凹凸になっている。次に図2(b)に示
すように、W膜22上にレジスト23を塗布して基板表
面を平坦にする。
子加工が施された基板21上にW膜22を堆積する。こ
こで、W膜22の表面形状は、下地等の影響、例えば、
配線等の影響で凹凸になっている。次に図2(b)に示
すように、W膜22上にレジスト23を塗布して基板表
面を平坦にする。
【0026】次に基板21を図1のエッチング装置の陰
極板7に載置した後、Cl2 ガスとSF6 ガスとを用い
てW膜22,レジスト23のエッチングを行なう。ここ
で、Cl2 ガスとSF6 ガスとを用いたのは、これらガ
スを利用することでW膜22のレジスト23に対する選
択比を1.0にできるからである。図3は、このことを
表しているSF6 濃度とエッチング速度との関係を示す
特性図である。ここで、SF6 濃度は次式のように定義
されている。 ( SF6 の濃度)=( SF6 の濃度) ÷100{(Cl 2 の流量)+(
SF6 の流量)}
極板7に載置した後、Cl2 ガスとSF6 ガスとを用い
てW膜22,レジスト23のエッチングを行なう。ここ
で、Cl2 ガスとSF6 ガスとを用いたのは、これらガ
スを利用することでW膜22のレジスト23に対する選
択比を1.0にできるからである。図3は、このことを
表しているSF6 濃度とエッチング速度との関係を示す
特性図である。ここで、SF6 濃度は次式のように定義
されている。 ( SF6 の濃度)=( SF6 の濃度) ÷100{(Cl 2 の流量)+(
SF6 の流量)}
【0027】この図からWのエッチング速度はSF6 の
濃度の増加により急激に大きくなっていることが分か
る。これはWが主としてFラジカルによりエッチングさ
れるからだと考えられる。また、この図からレジストの
エッチング速度がSF6 濃度の増加に対して緩やかに大
きくなっていることが分かる。これはFラジカルによる
レジスト中の水素原子の引き抜き効果の促進が原因だと
考えられる。そして、Wのエッチング速度とレジストの
エッチング速度とを比べると、最初は、レジストのエッ
チング速度の方がWのエッチング速度より大きいが、S
F6 の濃度が80%程度以上になるとWのエッチング速
度の方がレジストのエッチング速度より大きくなること
が分かる。したがって、SF6 の濃度を調整することで
Wとレジストとの選択比を1.0にすることができる。
本実施例では、W膜22のレジスト23に対する選択比
を1.0にするために次のような条件でエッチングを行
なった。
濃度の増加により急激に大きくなっていることが分か
る。これはWが主としてFラジカルによりエッチングさ
れるからだと考えられる。また、この図からレジストの
エッチング速度がSF6 濃度の増加に対して緩やかに大
きくなっていることが分かる。これはFラジカルによる
レジスト中の水素原子の引き抜き効果の促進が原因だと
考えられる。そして、Wのエッチング速度とレジストの
エッチング速度とを比べると、最初は、レジストのエッ
チング速度の方がWのエッチング速度より大きいが、S
F6 の濃度が80%程度以上になるとWのエッチング速
度の方がレジストのエッチング速度より大きくなること
が分かる。したがって、SF6 の濃度を調整することで
Wとレジストとの選択比を1.0にすることができる。
本実施例では、W膜22のレジスト23に対する選択比
を1.0にするために次のような条件でエッチングを行
なった。
【0028】即ち、エッチング室2内を75mTor
r,基板温度を45℃に設定し、ガス導入管3から流量
20SCCMのCl2 ガスと流量80SCCMのSF6
ガスとをエッチング室2内に導入すると共に、RF電力
密度が0.58W/cm2 となる電圧を陰極板7に印加
し、基板21上の水平磁束密度を120Gaussに設
定した。このような条件下で、レジスト23が消失する
までエッチングを行なうと、図2(c)に示すように、
表面が平坦なW膜22が得られる。かくして本実施例に
よれば、Cl2 ガス,SF6 ガスとを用いることで、表
面に凹凸があるW膜22を容易に平坦化できる。図4
は、本発明の第2の実施例に係る接続孔の埋め込み方法
を説明するための工程断面図である。まず、図4(a)
に示すように、所望の素子加工が施された基板31上に
層間絶縁膜32を堆積した後、接続孔33を形成する。
次に図4(b)に示すように、選択CVD法を用いて接
続孔33をW膜34で埋め込んだ後、全面にレジスト3
5を塗布する。
r,基板温度を45℃に設定し、ガス導入管3から流量
20SCCMのCl2 ガスと流量80SCCMのSF6
ガスとをエッチング室2内に導入すると共に、RF電力
密度が0.58W/cm2 となる電圧を陰極板7に印加
し、基板21上の水平磁束密度を120Gaussに設
定した。このような条件下で、レジスト23が消失する
までエッチングを行なうと、図2(c)に示すように、
表面が平坦なW膜22が得られる。かくして本実施例に
よれば、Cl2 ガス,SF6 ガスとを用いることで、表
面に凹凸があるW膜22を容易に平坦化できる。図4
は、本発明の第2の実施例に係る接続孔の埋め込み方法
を説明するための工程断面図である。まず、図4(a)
に示すように、所望の素子加工が施された基板31上に
層間絶縁膜32を堆積した後、接続孔33を形成する。
次に図4(b)に示すように、選択CVD法を用いて接
続孔33をW膜34で埋め込んだ後、全面にレジスト3
5を塗布する。
【0029】次に基板31を図1のエッチング装置の陰
極板7に載置する。そして、ガス導入口3からCI2 ガ
ス,SF6 ガスをそれぞれ流量20SCCM、80SC
CM導入し、RF電力密度を0.58W/cm2 ,エッ
チング室2の圧力を75mTorr,基板上での水平磁
束密度を120Gauss、基板温度を45℃に設定し
て、レジスト35が消失するまでをエッチングを行な
う。この結果、図4(c)に示すように、接続孔33か
ら溢れたW膜32が除去され、層間絶縁膜32の表面は
平坦になる。
極板7に載置する。そして、ガス導入口3からCI2 ガ
ス,SF6 ガスをそれぞれ流量20SCCM、80SC
CM導入し、RF電力密度を0.58W/cm2 ,エッ
チング室2の圧力を75mTorr,基板上での水平磁
束密度を120Gauss、基板温度を45℃に設定し
て、レジスト35が消失するまでをエッチングを行な
う。この結果、図4(c)に示すように、接続孔33か
ら溢れたW膜32が除去され、層間絶縁膜32の表面は
平坦になる。
【0030】また、接続孔の深さが異なる場合でも、図
5(a)に示すように、深い方の接続孔33aに合わせ
てW膜32を選択成長させた後、全面にレジスト33を
塗布し、続いて、上記エッチング条件でレジスト35が
無くなるまでエッチングを行なえば、図5(b)に示す
ように、接続孔33,33aの上面までW膜32を埋め
込むことができる。なお、深さが異なる接続孔が3つ以
上ある場合でも、最も深い接続孔に合わせてW膜を選択
成長させれば、同様に全ての接続孔の上面までW膜32
を埋め込むことができる。
5(a)に示すように、深い方の接続孔33aに合わせ
てW膜32を選択成長させた後、全面にレジスト33を
塗布し、続いて、上記エッチング条件でレジスト35が
無くなるまでエッチングを行なえば、図5(b)に示す
ように、接続孔33,33aの上面までW膜32を埋め
込むことができる。なお、深さが異なる接続孔が3つ以
上ある場合でも、最も深い接続孔に合わせてW膜を選択
成長させれば、同様に全ての接続孔の上面までW膜32
を埋め込むことができる。
【0031】かくして本実施例によれば、深さが異なる
接続孔がある場合でも、全ての接続孔の上面までW膜を
埋め込むことができ、断線不良等を招かない良好な埋め
込み形状が得られる。また、この上にAl配線等の金属
配線を形成しても下地が平坦なため、段差等がない良好
な配線形状とすることができる。次にWのレジストに対
する選択比を1.0にするためのSF6 濃度の選びかた
を説明する。
接続孔がある場合でも、全ての接続孔の上面までW膜を
埋め込むことができ、断線不良等を招かない良好な埋め
込み形状が得られる。また、この上にAl配線等の金属
配線を形成しても下地が平坦なため、段差等がない良好
な配線形状とすることができる。次にWのレジストに対
する選択比を1.0にするためのSF6 濃度の選びかた
を説明する。
【0032】図6は、図1のエッチング装置を用いて調
べたWのレジストに対する選択比が1.0になるSF6
濃度とエッチング室の圧力との関係を示すグラフであ
る。これはRF電力密度を0.58W/cm2 に固定し
て調べたものである。また、他の条件、即ち、基板上で
の水平磁束密度,基板温度,RF周波数はそれぞぞれ1
20Gauss,45℃,13.56MHzとした。
べたWのレジストに対する選択比が1.0になるSF6
濃度とエッチング室の圧力との関係を示すグラフであ
る。これはRF電力密度を0.58W/cm2 に固定し
て調べたものである。また、他の条件、即ち、基板上で
の水平磁束密度,基板温度,RF周波数はそれぞぞれ1
20Gauss,45℃,13.56MHzとした。
【0033】また、図7は、図1のエッチング装置を用
いて調べたWのレジストに対する選択比が1.0になる
SF6 濃度とRF電力密度との関係を示すグラフであ
る。これはエッチング室内の圧力を75mTorrに固
定して調べたものである。他の条件は図6の場合と同じ
である。これらの2つのグラフを基にして、Wのレジス
トに対する選択比が1.0になるSF6 の濃度を、エッ
チング室内の圧力とRF電力密度とを用いて表すと、 ( SF6 の濃度)=100Po-0.5Pr+50 ・・・(1) となる。ここで、PoはW/cm2 の単位で表されるRF
電力密度であり、PrはmTorrの単位で表されるエッ
チング室内の圧力である。
いて調べたWのレジストに対する選択比が1.0になる
SF6 濃度とRF電力密度との関係を示すグラフであ
る。これはエッチング室内の圧力を75mTorrに固
定して調べたものである。他の条件は図6の場合と同じ
である。これらの2つのグラフを基にして、Wのレジス
トに対する選択比が1.0になるSF6 の濃度を、エッ
チング室内の圧力とRF電力密度とを用いて表すと、 ( SF6 の濃度)=100Po-0.5Pr+50 ・・・(1) となる。ここで、PoはW/cm2 の単位で表されるRF
電力密度であり、PrはmTorrの単位で表されるエッ
チング室内の圧力である。
【0034】図8には、SF6 ガスとO2 ガスとの混合
ガスを用いた場合(曲線b)と、Cl2 ガスとSF6 ガ
スとO2 ガスとの混合ガスを用いた場合(曲線a)のそ
れぞれのエッチング時間とW膜との関係を示す図が示さ
れている。
ガスを用いた場合(曲線b)と、Cl2 ガスとSF6 ガ
スとO2 ガスとの混合ガスを用いた場合(曲線a)のそ
れぞれのエッチング時間とW膜との関係を示す図が示さ
れている。
【0035】試料は、厚さ0.5μmの酸化膜に接続孔
を開孔し、Wを1.0μm堆積した後に、レジストを表
面が平坦になるように塗布して作成した。この試料をS
F6ガスとO2 ガスとの混合ガス,Cl2 ガスとSF6
ガスとO2 ガスとの混合ガスでそれぞれエッチングし
た。
を開孔し、Wを1.0μm堆積した後に、レジストを表
面が平坦になるように塗布して作成した。この試料をS
F6ガスとO2 ガスとの混合ガス,Cl2 ガスとSF6
ガスとO2 ガスとの混合ガスでそれぞれエッチングし
た。
【0036】SF6 ガスとO2 ガスとの混合ガスを用い
た場合のエッチング条件は、SF6ガスの流量を50S
CCM,O2 ガスの流量を50SCCMとし、陰極板7
にRF電力密度が0.75W/cm2 (RFパワ−=3
00W)となる電圧を印加し、エッチング室内の圧力を
50mTorrに調整し、基板上での水平磁束密度を1
20Gaussに設定し、基板温度を65℃に加熱し
た。
た場合のエッチング条件は、SF6ガスの流量を50S
CCM,O2 ガスの流量を50SCCMとし、陰極板7
にRF電力密度が0.75W/cm2 (RFパワ−=3
00W)となる電圧を印加し、エッチング室内の圧力を
50mTorrに調整し、基板上での水平磁束密度を1
20Gaussに設定し、基板温度を65℃に加熱し
た。
【0037】また、Cl2 ガスとSF6 ガスとO2 ガス
との混合ガスを用いた場合のエッチング条件は、Cl2
ガスの流量を9SCCM,SF6 ガスの流量を36SC
CM,O2 ガスの流量を55SCCM、RF電力密度を
0.58W/cm2 (RFパワ−=234W),圧力を
200mTorr,水平磁束密度を120Gauss,
基板温度を45℃とした。
との混合ガスを用いた場合のエッチング条件は、Cl2
ガスの流量を9SCCM,SF6 ガスの流量を36SC
CM,O2 ガスの流量を55SCCM、RF電力密度を
0.58W/cm2 (RFパワ−=234W),圧力を
200mTorr,水平磁束密度を120Gauss,
基板温度を45℃とした。
【0038】図8から分かるように、W膜厚が0.5μ
mとなる点がコンタクト深さに相当する位置でエッチン
グの終点の位置である。SF6 ガスとO2 ガスとの混合
ガスを用いた場合、Wのエッチング速度は、エッチング
終点までは500nm/min,終点からは1300n
m/minと著しく速くなっている。この傾向は電力密
度が小さくなると著しくなり、また、圧力が高くなって
も著しくなることが認められた。しかしながら、Cl2
ガスとSF6 ガスとO2 ガスとの混合ガスを用いた場合
は、エッチングの終点の前後でWのエッチング速度は変
わらずに、270nm/minとなる。即ち、SF6 ガ
スとO2 ガスとの混合ガスにCl2 ガスを添加したガス
を用いれば、エッチングの終点でWのエッチング速度の
変動を抑制することができる。このため、埋め込まれた
W膜の上面が接続孔の上面より凹むという問題を十分解
決することが可能である。
mとなる点がコンタクト深さに相当する位置でエッチン
グの終点の位置である。SF6 ガスとO2 ガスとの混合
ガスを用いた場合、Wのエッチング速度は、エッチング
終点までは500nm/min,終点からは1300n
m/minと著しく速くなっている。この傾向は電力密
度が小さくなると著しくなり、また、圧力が高くなって
も著しくなることが認められた。しかしながら、Cl2
ガスとSF6 ガスとO2 ガスとの混合ガスを用いた場合
は、エッチングの終点の前後でWのエッチング速度は変
わらずに、270nm/minとなる。即ち、SF6 ガ
スとO2 ガスとの混合ガスにCl2 ガスを添加したガス
を用いれば、エッチングの終点でWのエッチング速度の
変動を抑制することができる。このため、埋め込まれた
W膜の上面が接続孔の上面より凹むという問題を十分解
決することが可能である。
【0039】また、本発明者等は、図4で説明した方法
でW膜をエッチバックし、この後、Alを蒸着してその
形状及び接続孔における抵抗を調べた。なお、接続孔の
直径を0.8μmとし、接続孔の上面から溢れるW膜の
厚さを0.5μmとした。
でW膜をエッチバックし、この後、Alを蒸着してその
形状及び接続孔における抵抗を調べた。なお、接続孔の
直径を0.8μmとし、接続孔の上面から溢れるW膜の
厚さを0.5μmとした。
【0040】この結果、W膜の上面が接続孔の上面より
0.8μm以上凹むと、即ち、アスペクト比が1以上に
なると、Alの被覆形状が悪化し断線しやすくなり、且
つ抵抗も上昇し、デバイスとしては適さないことが分か
った。また、接続孔の直径を変えても、アスペクト比が
1以上になると、Alの被覆形状が悪化し、デバイスと
しては適さなくなること分かった。また、W膜の上面が
接続孔の上面より0.05μm以上出っ張ると、その出
っ張ったW膜の傾斜部でAIの被覆形状が悪化して断線
し易くなる。
0.8μm以上凹むと、即ち、アスペクト比が1以上に
なると、Alの被覆形状が悪化し断線しやすくなり、且
つ抵抗も上昇し、デバイスとしては適さないことが分か
った。また、接続孔の直径を変えても、アスペクト比が
1以上になると、Alの被覆形状が悪化し、デバイスと
しては適さなくなること分かった。また、W膜の上面が
接続孔の上面より0.05μm以上出っ張ると、その出
っ張ったW膜の傾斜部でAIの被覆形状が悪化して断線
し易くなる。
【0041】したがって、W膜の上面の位置としては、
接続孔の上面を基準として凹みが0.8μm以下、且つ
出っ張りが0.05μm以下でなくてはならない。W膜
の凹みが0.8μm以下、且つ出っ張りが0.05μm
以下にするには、W膜のレジストに対する選択比を0.
9から2.6の間にすればよい。その範囲は、図5,図
6に示された斜線の範囲となる。また、接続孔の直径を
F(μm),接続孔の上面より溢れたW膜の厚さをR
(μm)とし、(1)式を利用すると、Wのレジストに
対する選択比が0.9〜2.6となるSF6 の濃度の範
囲は、 100Po-0.5Pr+50-1.1{(F-0.05) ÷F} ≦( SF6 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量)} ≦100Po-0.5Pr+50+13.5{(F+R) ÷F} となる。次に図4の方法においてSF6 濃度がW膜のレ
ジストに対する選択比が1.0以外に設定された場合に
ついて説明する。
接続孔の上面を基準として凹みが0.8μm以下、且つ
出っ張りが0.05μm以下でなくてはならない。W膜
の凹みが0.8μm以下、且つ出っ張りが0.05μm
以下にするには、W膜のレジストに対する選択比を0.
9から2.6の間にすればよい。その範囲は、図5,図
6に示された斜線の範囲となる。また、接続孔の直径を
F(μm),接続孔の上面より溢れたW膜の厚さをR
(μm)とし、(1)式を利用すると、Wのレジストに
対する選択比が0.9〜2.6となるSF6 の濃度の範
囲は、 100Po-0.5Pr+50-1.1{(F-0.05) ÷F} ≦( SF6 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量)} ≦100Po-0.5Pr+50+13.5{(F+R) ÷F} となる。次に図4の方法においてSF6 濃度がW膜のレ
ジストに対する選択比が1.0以外に設定された場合に
ついて説明する。
【0042】W膜34のエッチング速度がレジスト35
のエッチングより速い場合には、図9(a)に示すよう
に、W膜34はその中心部が凹むようにエッチングされ
る。また、層間絶縁膜32の上面でW膜34のエッチン
グを終了した場合には、図9(b)に示すように、接続
孔33の外側にW膜34が残ってしまう。
のエッチングより速い場合には、図9(a)に示すよう
に、W膜34はその中心部が凹むようにエッチングされ
る。また、層間絶縁膜32の上面でW膜34のエッチン
グを終了した場合には、図9(b)に示すように、接続
孔33の外側にW膜34が残ってしまう。
【0043】一方、W膜34のエッチング速度よりもレ
ジスト35のエッチング速度が速い場合には、図10
(a)に示すように、W膜34はその中心部が出っ張っ
るようにエッチングされる。そして、図10(b)に示
すように、レジスト35が完全に除去された後もエッチ
ングを行ない、接続孔33の上面から溢れているW膜3
4を除去すると、図10(c)に示すように、接続孔3
3の外側にW膜34が残るということはない。ここで、
被覆形状の悪化による断線を防止するために、上述した
ように、接続孔32より溢れるW膜34の膜厚を0.0
5μm以下にする。このようなW膜34を得るには、次
式(2)で規定された範囲内においてエッチングを行な
えば良い。 1≦S≦F÷(F−0.05) ・・・(2) ここで、SはW膜34の層間絶縁膜32に対する選択比
であり、Fは接続孔32より溢れるW膜34の厚さであ
る。次に本発明の第3の実施例に係る接続孔の埋め込み
方法を説明する。
ジスト35のエッチング速度が速い場合には、図10
(a)に示すように、W膜34はその中心部が出っ張っ
るようにエッチングされる。そして、図10(b)に示
すように、レジスト35が完全に除去された後もエッチ
ングを行ない、接続孔33の上面から溢れているW膜3
4を除去すると、図10(c)に示すように、接続孔3
3の外側にW膜34が残るということはない。ここで、
被覆形状の悪化による断線を防止するために、上述した
ように、接続孔32より溢れるW膜34の膜厚を0.0
5μm以下にする。このようなW膜34を得るには、次
式(2)で規定された範囲内においてエッチングを行な
えば良い。 1≦S≦F÷(F−0.05) ・・・(2) ここで、SはW膜34の層間絶縁膜32に対する選択比
であり、Fは接続孔32より溢れるW膜34の厚さであ
る。次に本発明の第3の実施例に係る接続孔の埋め込み
方法を説明する。
【0044】本実施例の方法が第2の実施例のそれと異
なる点は、エッチングガスとしてCl2 ガスとSF6 ガ
スとO2 ガスとの混合ガスを用いたことにある。このよ
うなエッチングガスを用いると、酸素ラジカルとレジス
ト中の炭素原子とが結合する際に生成される一酸化炭素
(CO)が放電中に発光する。図11に図1のエッチン
グ装置を用いた場合のエッチング時間とCOに起因する
発光強度との関係を示す特性図を示す。
なる点は、エッチングガスとしてCl2 ガスとSF6 ガ
スとO2 ガスとの混合ガスを用いたことにある。このよ
うなエッチングガスを用いると、酸素ラジカルとレジス
ト中の炭素原子とが結合する際に生成される一酸化炭素
(CO)が放電中に発光する。図11に図1のエッチン
グ装置を用いた場合のエッチング時間とCOに起因する
発光強度との関係を示す特性図を示す。
【0045】これはエッチング室内に流量がそれぞれ9
SCCM,36SCCM,55SCCMのCl2 ガス,
SF6 ガス,O2 ガスを導入し、下部電極7にRF電力
密度を0.58W/cm2 となる電圧を印加し、エッチ
ング室内の圧力を200mTorrに調圧し、基板上で
の水平磁束密度を120Gaussに設定し、基板温度
を45℃に加熱し、波長451nmの発光光を測定して
得られたものである。この条件でのエッチングレートの
平均値は280nm/minであった。なお、レジスト
の膜厚は450nmとした。
SCCM,36SCCM,55SCCMのCl2 ガス,
SF6 ガス,O2 ガスを導入し、下部電極7にRF電力
密度を0.58W/cm2 となる電圧を印加し、エッチ
ング室内の圧力を200mTorrに調圧し、基板上で
の水平磁束密度を120Gaussに設定し、基板温度
を45℃に加熱し、波長451nmの発光光を測定して
得られたものである。この条件でのエッチングレートの
平均値は280nm/minであった。なお、レジスト
の膜厚は450nmとした。
【0046】この図からCOの発光強度は、エッチング
時間が1分30秒を過ぎると減少し始め、1分45秒ま
で減少し、それ以降は一定の値となることが分かる。C
Oの発光強度がこのように変化するのは、1分30秒を
過ぎると、レジストの無い領域が広がり始めて発光強度
が減少し、そして1分45秒で全てのレジストが無くな
り、発光強度の減少が止まるからである。このため、C
Oの発光強度をモニタすることで、エッチングの終点検
出ができる。即ち、COの発光強度が減少した後、一定
の値になった時にエッチングを終えれば良い。
時間が1分30秒を過ぎると減少し始め、1分45秒ま
で減少し、それ以降は一定の値となることが分かる。C
Oの発光強度がこのように変化するのは、1分30秒を
過ぎると、レジストの無い領域が広がり始めて発光強度
が減少し、そして1分45秒で全てのレジストが無くな
り、発光強度の減少が止まるからである。このため、C
Oの発光強度をモニタすることで、エッチングの終点検
出ができる。即ち、COの発光強度が減少した後、一定
の値になった時にエッチングを終えれば良い。
【0047】かくして本実施例によれば、COの発光強
度をモニタすることでエッチングの終点検出を行なえる
ので、W膜のオ−バ−エッチング等を防止でき、もって
表面形状が平坦な良好な埋め込み形状が容易に得られ
る。
度をモニタすることでエッチングの終点検出を行なえる
ので、W膜のオ−バ−エッチング等を防止でき、もって
表面形状が平坦な良好な埋め込み形状が容易に得られ
る。
【0048】図12,図13,図14には、それぞれエ
ッチングガスとしてCl2 ,SF6,O2 の混合ガスを
用い場合に、Wのレジストに対する選択比が1.0にな
るときのエッチング室内の圧力とO2 濃度との関係を表
すグラフ,エッチング室内の圧力とSF6 濃度との関係
を表すグラフ,Cl2 濃度とO2 濃度との関係を表すグ
ラフが示されている。エッチング条件は、図12の場合
には、基板上での水平磁束密度を120Gauss,基
板温度を45℃,RF電力密度を0.58W/cm2 ,
そしてCl2 とSF6 との流量比を1:4とした。図1
3の場合には、エッチング室内の圧力を75mTor
r,Cl2 とSF6 との流量比を1:4とした。図14
の場合には、RF電力密度を0.58W/cm2 ,エッ
チング室内の圧力を75mTorrとした。また、Cl
2 濃度,O2 濃度はそれぞれ次式のように定義されてい
る。 (O2 の濃度)=(O2 の流量 )÷100{( Cl2 の流量)+( SF2
の流量)+(O2 の流量)} ( Cl2 の濃度)=( Cl2 の流量 )÷100{( Cl2 の流量)+(
SF6 の流量)+(O2 の流量)}
ッチングガスとしてCl2 ,SF6,O2 の混合ガスを
用い場合に、Wのレジストに対する選択比が1.0にな
るときのエッチング室内の圧力とO2 濃度との関係を表
すグラフ,エッチング室内の圧力とSF6 濃度との関係
を表すグラフ,Cl2 濃度とO2 濃度との関係を表すグ
ラフが示されている。エッチング条件は、図12の場合
には、基板上での水平磁束密度を120Gauss,基
板温度を45℃,RF電力密度を0.58W/cm2 ,
そしてCl2 とSF6 との流量比を1:4とした。図1
3の場合には、エッチング室内の圧力を75mTor
r,Cl2 とSF6 との流量比を1:4とした。図14
の場合には、RF電力密度を0.58W/cm2 ,エッ
チング室内の圧力を75mTorrとした。また、Cl
2 濃度,O2 濃度はそれぞれ次式のように定義されてい
る。 (O2 の濃度)=(O2 の流量 )÷100{( Cl2 の流量)+( SF2
の流量)+(O2 の流量)} ( Cl2 の濃度)=( Cl2 の流量 )÷100{( Cl2 の流量)+(
SF6 の流量)+(O2 の流量)}
【0049】これらのグラフを基にして、W膜のレジス
トに対する選択比が1.0になるときのO2 の濃度を、
圧力とRF電力密度とCl2 の濃度との関数の次式
(3)のようになる。 (O2 の濃度)=-240Po+0.44Pr-0.8(Cl2 の濃度)+115 ・・・(3)
トに対する選択比が1.0になるときのO2 の濃度を、
圧力とRF電力密度とCl2 の濃度との関数の次式
(3)のようになる。 (O2 の濃度)=-240Po+0.44Pr-0.8(Cl2 の濃度)+115 ・・・(3)
【0050】また、前述と同じ理由により、W膜に対す
るレジストの選択比が0.9〜2.6になる範囲は、図
12,図13,図14の斜線の範囲となる。また、接続
孔の直径をR(μm),接続孔の上面より溢れたW膜の
厚さをF(μm)とし、(3)式を利用すると、Wのレ
ジストに対する選択比が0.9〜2.6となるSF6の
濃度の範囲は、 -240Po+0.44Pr-0.8[( Cl2 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量) +( O2 の流量)}]+115-28.8{ (F+R) ÷F} ≦(O2 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量)+(O2 の流量)} ≦-240Po+0.44Pr-0.8[( Cl2 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量) +( O2 の流量)}]+115+11.1{(F-0.05) ÷F} となる。
るレジストの選択比が0.9〜2.6になる範囲は、図
12,図13,図14の斜線の範囲となる。また、接続
孔の直径をR(μm),接続孔の上面より溢れたW膜の
厚さをF(μm)とし、(3)式を利用すると、Wのレ
ジストに対する選択比が0.9〜2.6となるSF6の
濃度の範囲は、 -240Po+0.44Pr-0.8[( Cl2 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量) +( O2 の流量)}]+115-28.8{ (F+R) ÷F} ≦(O2 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量)+(O2 の流量)} ≦-240Po+0.44Pr-0.8[( Cl2 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量) +( O2 の流量)}]+115+11.1{(F-0.05) ÷F} となる。
【0051】また、W膜のレジストに対する選択比を
1.0以下、接続孔より溢れるW膜の厚さを0.05μ
m以下にするには、先の実施例と同様に式(2)で規定
された範囲内においてエッチングを行なえば良い。
1.0以下、接続孔より溢れるW膜の厚さを0.05μ
m以下にするには、先の実施例と同様に式(2)で規定
された範囲内においてエッチングを行なえば良い。
【0052】図15,図16には、それぞれエッチング
ガスとしてSF6 ,O2 の混合ガスを用い場合に、Wの
レジストに対する選択比が1.0になるときのエッチン
グ室内の圧力とO2 濃度との関係を表すグラフ,RF電
力密度とO2 濃度との関係を表すグラフが示されてい
る。エッチング条件は、基板上での水平磁束密度を12
0Gauss,基板温度を65℃とした。そして、図1
5の場合には、RF電力密度を0.75W/cm2 に固
定し、図16の場合には、エッチング室内の圧力を50
mTorrに固定している。また、O2 濃度は次式のよ
うに定義されている。 (O2 の濃度)=(O2 の流量 )÷100{( SF2 の流量)+(O2 の
流量)} これらのグラフを基にして、W膜のレジストに対する選
択比が1.0になるときのO2 の濃度を、圧力とRF電
力密度で表すと次式(4)のようになる。 (O2 の濃度)=-240Po+0.38Pr+210 ・・・(4)
ガスとしてSF6 ,O2 の混合ガスを用い場合に、Wの
レジストに対する選択比が1.0になるときのエッチン
グ室内の圧力とO2 濃度との関係を表すグラフ,RF電
力密度とO2 濃度との関係を表すグラフが示されてい
る。エッチング条件は、基板上での水平磁束密度を12
0Gauss,基板温度を65℃とした。そして、図1
5の場合には、RF電力密度を0.75W/cm2 に固
定し、図16の場合には、エッチング室内の圧力を50
mTorrに固定している。また、O2 濃度は次式のよ
うに定義されている。 (O2 の濃度)=(O2 の流量 )÷100{( SF2 の流量)+(O2 の
流量)} これらのグラフを基にして、W膜のレジストに対する選
択比が1.0になるときのO2 の濃度を、圧力とRF電
力密度で表すと次式(4)のようになる。 (O2 の濃度)=-240Po+0.38Pr+210 ・・・(4)
【0053】また、前述と同じ理由により、W膜に対す
るレジストの選択比が0.9〜2.6になる範囲は、図
15,図16の斜線の範囲となる。また、接続孔の直径
をR(μm),接続孔の上面より溢れたW膜の厚さをF
(μm)とし、(4)式を利用すると、Wのレジストに
対する選択比が0.9〜2.6となるSF6 の濃度の範
囲は、 -240Po+0.38Pr+210-28.8{[ (F+R)÷F } ≦(O2 の流量) ÷{(SF6 の流量)+(O2 の流量)} ≦-240Po+0.38Pr+210+11.1{ (F-0.05)÷F } となる。
るレジストの選択比が0.9〜2.6になる範囲は、図
15,図16の斜線の範囲となる。また、接続孔の直径
をR(μm),接続孔の上面より溢れたW膜の厚さをF
(μm)とし、(4)式を利用すると、Wのレジストに
対する選択比が0.9〜2.6となるSF6 の濃度の範
囲は、 -240Po+0.38Pr+210-28.8{[ (F+R)÷F } ≦(O2 の流量) ÷{(SF6 の流量)+(O2 の流量)} ≦-240Po+0.38Pr+210+11.1{ (F-0.05)÷F } となる。
【0054】また、本発明者等は、図1のエッチング装
置を用い、エッチングガスとしてSF6 ガスとO2 ガス
との混合ガスを用いた場合のエッチング時間とCOに起
因する発光強度との関係を調べてみた。
置を用い、エッチングガスとしてSF6 ガスとO2 ガス
との混合ガスを用いた場合のエッチング時間とCOに起
因する発光強度との関係を調べてみた。
【0055】即ち、エッチング室内に流量50SCCM
のSF6 ガス,流量50SCCMのO2 ガスを導入し、
下部電極7にRF電力密度を0.75W/cm2 となる
電圧を印加し、エッチング室内の圧力を50mTorr
に調圧し、基板上での水平磁束密度を120Gauss
に設定し、基板温度を65℃に加熱し、波長451nm
の発光光を測定した。なお、エッチングレートの平均値
は520μ/min、レジストの膜厚は800nmとし
た。
のSF6 ガス,流量50SCCMのO2 ガスを導入し、
下部電極7にRF電力密度を0.75W/cm2 となる
電圧を印加し、エッチング室内の圧力を50mTorr
に調圧し、基板上での水平磁束密度を120Gauss
に設定し、基板温度を65℃に加熱し、波長451nm
の発光光を測定した。なお、エッチングレートの平均値
は520μ/min、レジストの膜厚は800nmとし
た。
【0056】この結果、図11と同様な特性図が得られ
た。即ち、エッチング時間が1分30秒を過ぎると減少
し始め、1分45秒まで減少し、それ以降は一定の値と
なったる。
た。即ち、エッチング時間が1分30秒を過ぎると減少
し始め、1分45秒まで減少し、それ以降は一定の値と
なったる。
【0057】したがって、エッチングガスとしてCl2
ガス,SF6 ガス,O2 ガスを用い場合と同様に、CO
の発光強度をモニタすることで、エッチングの終点検出
ができるので、表面形状が平坦な良好な埋め込み形状が
容易に得られる。
ガス,SF6 ガス,O2 ガスを用い場合と同様に、CO
の発光強度をモニタすることで、エッチングの終点検出
ができるので、表面形状が平坦な良好な埋め込み形状が
容易に得られる。
【0058】なお、上記実施例では、W膜について説明
したが他の金属膜でも同様な効果が期待できる。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実
施できる。
したが他の金属膜でも同様な効果が期待できる。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実
施できる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、W
膜のレジストに対する選択比を1.0にできるので、表
面に凹凸があるW膜を平坦化できたり、深さが異なる複
数の接続孔がある場合でも、断線不良等を招くこと無く
全ての接続孔をその上面までW膜を埋め込むことができ
る。
膜のレジストに対する選択比を1.0にできるので、表
面に凹凸があるW膜を平坦化できたり、深さが異なる複
数の接続孔がある場合でも、断線不良等を招くこと無く
全ての接続孔をその上面までW膜を埋め込むことができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例に係るドライエッチング
装置の概略構成図。
装置の概略構成図。
【図2】図1のドライエッチング装置を用いたW膜の平
坦化の方法を説明するための工程断面図。
坦化の方法を説明するための工程断面図。
【図3】SF6 濃度とエッチング速度との関係を示す特
性図。
性図。
【図4】本発明の第2の実施例に係る接続孔の埋め込み
方法を説明するための工程断面図。
方法を説明するための工程断面図。
【図5】異なる深さの接続孔がある場合の埋め込み方法
を説明するための工程断面図。
を説明するための工程断面図。
【図6】SF6 濃度とエッチング室の圧力との関係を示
す図。
す図。
【図7】SF6 濃度とRF電力密度との関係を示す図。
【図8】エッチング時間とW膜厚との関係を示す図。
【図9】Wのエッチング速度がレジストのエッチングよ
り速い場合の埋め込み形状を示す図。
り速い場合の埋め込み形状を示す図。
【図10】Wのエッチング速度がレジストのエッチング
より遅い場合の埋め込み形状を示す図。
より遅い場合の埋め込み形状を示す図。
【図11】エッチング時間と発光強度との関係を示す特
性図。
性図。
【図12】圧力とO2 濃度との関係を示す図。
【図13】圧力とSF6 濃度との関係を示す図。
【図14】Cl2 濃度とO2 濃度との関係を示す図。
【図15】圧力とO2 濃度との関係を示す図。
【図16】RF電力密度とO2 濃度との関係を示す図。
【図17】従来の接続孔の埋め込み方法の問題点を説明
するための図。
するための図。
【図18】従来の接続孔の埋め込み方法の問題点を説明
するための図。
するための図。
1…反応容器、2…エッチング室、3…ガス導入口、4
…排気口、5…永久磁石、6…、7…陰極板、8…マッ
チング回路、9…電源、10a,10b…冷却管、11
…ポリイミド膜、12…銅板、13…電源、14…ガス
導入管、15…絶縁部材、16…絶縁部材、17…被処
理基板、18…陽極板、21…基板、22…W膜、23
…レジスト、31…基板、32…層間絶縁膜、33…接
続孔、34…W膜、35…レジスト、41…基板、42
…層間絶縁膜、43…Al膜、44…レジスト、45,
45a,45b…接続孔、46…露光光、47…反射
光、48…レジストパタ−ン。
…排気口、5…永久磁石、6…、7…陰極板、8…マッ
チング回路、9…電源、10a,10b…冷却管、11
…ポリイミド膜、12…銅板、13…電源、14…ガス
導入管、15…絶縁部材、16…絶縁部材、17…被処
理基板、18…陽極板、21…基板、22…W膜、23
…レジスト、31…基板、32…層間絶縁膜、33…接
続孔、34…W膜、35…レジスト、41…基板、42
…層間絶縁膜、43…Al膜、44…レジスト、45,
45a,45b…接続孔、46…露光光、47…反射
光、48…レジストパタ−ン。
Claims (5)
- 【請求項1】表面に凹凸がある基板上にタングステン膜
を堆積する工程と、 このタングステン膜上にレジストを塗布する工程と、 塩素と六弗化硫黄とを有するエッチングガスを放電させ
て前記タングステン膜と前記レジストとをエッチング
し、前記タングステン膜を平坦化する工程とを有するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】基板上に設けられた絶縁膜に深さが異なる
複数の接続孔を形成する工程と、 選択CVD法を用いて最も深い接続孔の上面までタング
ステン膜が充填されるべく前記接続孔内にタングステン
膜を選択的に形成する工程と、 前記絶縁膜上に前記タングステン膜が覆われるようにレ
ジストを塗布する工程と、 塩素と六弗化硫黄とを有するエッチングガスを放電させ
て前記タングステン膜と前記レジストとをエッチング
し、前記接続孔に前記タングステン膜を埋め込む工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】前記タングステン膜及び前記レジストのエ
ッチングは、反応容器内に前記基板を収容し、前記反応
容器に高周波電力を与えて前記エッチングガスを放電さ
せ、且つ前記高周波電力の電力密度をPo (W/c
m2 ),前記反応容器内の圧力Pr (mTorr),前
記接続孔の直径をR(μm),前記接続孔の上面から溢
れるタングステン膜の厚さをF(μm)とした場合に、
前記塩素の流量と前記六弗化硫黄の流量とを、 100Po-0.5Pr+50-1.1 {(F-0.05) ÷F} ≦( 六弗化硫黄の流量 )÷{(塩素の流量)+( 六弗化硫黄の流量 )} ≦100Po-0.5Pr+50+13.5 {(F+R)÷F} に設定して行うことを特徴とする請求項2に記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項4】基板上に設けられた絶縁膜に深さが異なる
複数の接続孔を形成する工程と、 選択CVD法を用いて最も深い接続孔の上面までタング
ステン膜が充填されるべく前記接続孔内にタングステン
膜を選択的に形成する工程と、 前記絶縁膜上に前記タングステン膜が覆われるようにレ
ジストを塗布する工程と、 塩素と六弗化硫黄と酸素とを有するエッチングガスを放
電させて前記タングステン膜と前記レジストとをエッチ
ングし、前記接続孔に前記タングステン膜を埋め込む工
程とを有し、 前記レジストのエッチングの際に生じる一酸化炭素の発
光の強度から前記レジストの消失を検出することを特徴
とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】前記タングステン膜及び前記レジストのエ
ッチングは、反応容器内に前記半導体基板を収容し、前
記反応容器に高周波電力を与えて前記エッチングガスを
放電させ、且つ前記高周波電力の電力密度をPo (W
/cm2 ),前記反応容器内の圧力Pr (mTor
r),前記接続孔の直径をR(μm),前記接続孔の上
面から溢れるタングステン膜の厚さをF(μm)とした
場合に、前記塩素の流量と前記六弗化硫黄の流量と前記
酸素の流量とを、 -240Po+0.44Pr-0.8[( Cl2 の流量 )÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量) +( O2 の流量)}]+115-28.8{(F+R)÷F} ≦(O2 の流量) ÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量)+(O2 の流量)} ≦-240Po+0.44Pr-0.8[( Cl2 の流量 )÷{(Cl2 の流量)+( SF6 の流量) +( O2 の流量)}]+115+11.1{(F-0.05) ÷F} に設定して行うことを特徴とする請求項4に記載の半導
体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07173392A JP3190098B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-03-27 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2405492 | 1992-02-10 | ||
| JP4-24054 | 1992-02-10 | ||
| JP07173392A JP3190098B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-03-27 | 半導体装置の製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001069280A Division JP2001267422A (ja) | 1992-02-10 | 2001-03-12 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05291184A true JPH05291184A (ja) | 1993-11-05 |
| JP3190098B2 JP3190098B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=26361531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07173392A Expired - Fee Related JP3190098B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-03-27 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3190098B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100316181B1 (ko) * | 1994-12-30 | 2002-04-24 | 박종섭 | 텅스텐플러그형성방법 |
| WO2009098778A1 (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-13 | Unisantis Electronics (Japan) Ltd. | 半導体の製造方法 |
| US8026141B2 (en) | 2008-02-08 | 2011-09-27 | Unisantis Electronics (Japan) Ltd. | Method of producing semiconductor |
| JP5258121B2 (ja) * | 2008-02-08 | 2013-08-07 | ユニサンティス エレクトロニクス シンガポール プライベート リミテッド | 半導体の製造方法 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP07173392A patent/JP3190098B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100316181B1 (ko) * | 1994-12-30 | 2002-04-24 | 박종섭 | 텅스텐플러그형성방법 |
| WO2009098778A1 (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-13 | Unisantis Electronics (Japan) Ltd. | 半導体の製造方法 |
| WO2009099232A1 (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-13 | Unisantis Electronics (Japan) Ltd. | 半導体の製造方法 |
| US8026141B2 (en) | 2008-02-08 | 2011-09-27 | Unisantis Electronics (Japan) Ltd. | Method of producing semiconductor |
| KR101113821B1 (ko) * | 2008-02-08 | 2012-02-29 | 유니산티스 일렉트로닉스 싱가포르 프라이빗 리미티드 | 반도체의 제조방법 |
| JP5258121B2 (ja) * | 2008-02-08 | 2013-08-07 | ユニサンティス エレクトロニクス シンガポール プライベート リミテッド | 半導体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3190098B2 (ja) | 2001-07-16 |
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