JPH0529124U - トリマーコンデンサ - Google Patents

トリマーコンデンサ

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JPH0529124U
JPH0529124U JP7851491U JP7851491U JPH0529124U JP H0529124 U JPH0529124 U JP H0529124U JP 7851491 U JP7851491 U JP 7851491U JP 7851491 U JP7851491 U JP 7851491U JP H0529124 U JPH0529124 U JP H0529124U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数が減少でき、薄型化可能なトリマーコ
ンデンサを提供する。 【構成】内部にステータ電極2が形成された誘電体ステ
ータ基板1上に、上面に調整溝4が形成され、ステータ
基板1と接触する下面にロータ電極5が形成され、且つ
中心にロータ電極5の一部が延出する貫通穴10を有す
るロータ部材3を載置して、該ステータ基板1の裏面と
前記貫通穴10に延出するロータ電極5の一部11との
間を加締めピン6によって保持したトリマーコンデンサ
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はトリマーコンデンサに関するものであり、特に薄型化が可能なトリマ ーコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子回路基板上にトリマーコンデンサは、回路の特性調整用などに 多用されている。図4に従来のトリマーコンデンサを示す。
【0003】 トリマーコンデンサは、表面にステータ電極42を有するステータ基板41上 に、内部にロータ電極46が形成された誘電体ロータ45を載置し、さらにロー タ45上に調整ピン49が配置されていた。
【0004】 ステータ基板41には、基板41の成型時に馬蹄形状のステータ電極42及び ステータ電極42と接続するステータ端子44が一体的に形成され、さらに、基 板41の中心には、調整ピン49のピン部が貫通する貫通穴43が形成されてい た。
【0005】 ロータ45は、誘電体セラミックからなり、内部に半円形状のロータ電極46 が形成され、さらに、ステータ基板41同様に調整ピンのピン部が貫通する貫通 穴47が形成されていた。尚、ロータ45の貫通穴47の内壁にはロータ電極4 6の一部が露出し、さらに導電性膜53が形成されている。
【0006】 調整ピン49は、金属などからなり、調整溝52が形成された円板状の頭部5 0と、該頭部50の底面から延出したピン部51が形成されている。
【0007】 これらの組立においては、ステータ基板41上にロータ45を載置し、さらに ステータ基板41及びロータ45の貫通穴43、47に調整ピン49のピン部5 1を貫通する。この時、ロータ45と調整ピン49とが一体的に回動し、且つ調 整ピン49とロータ電極46とが電気的に接続するために、導電性接着剤53を 少なくともロータ45の貫通穴47の内壁に塗布している。そして、調整ピン4 9のピン部51がステータ基板71の裏面側で、バネ部材54、ロータ端子44 を介して加締め止めされている。
【0008】 この調整ピン49を所定量回動させることにより、同時にロータ45が回動し 、ステータ電極42とロータ電極46との対向面積が変化して、ステータ端子4 4及びロータ端子48(ロータ電極46、ピン部51、ロータ端子48が電気的 に接続)から所定容量が導出される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のトリマーコンデンサにおいて、ステータ基板41上にロ ータ45及び調整ピン49が載置され、さらにステータ基板41の裏面において は、バネ部材54、ロータ端子44を介して加締め止めされているため、部品全 体が厚くなってしまうという問題点があった。具体的には、従来のトリマーコン デンサでは、ステータ基板の加締め止め部から調整ピンの上部までの厚みが、約 2mmとなってしまう。また、部品点数が多く、製造コストを低減するためには 大きな障害となっていた。
【0010】 本考案は上述の問題点に鑑みて案出さられたものであり、その目的は、部品点 数が減少でき、薄型化可能なトリマーコンデンサを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための具体的な手段】
本考案が上述の目的を達成するために行った具体的な手段は、内部にステータ 電極が形成された誘電体ステータ基板上に、上面に調整溝、下面にロータ電極が 形成され、且つ中心にロータ電極の一部が延出する貫通穴を有するロータ部材を 配置するとともに、該ステータ基板の裏面と前記ロータ部材の貫通穴に延出する ロータ電極の一部との間を加締めピンによって加締め保持したトリマーコンデン サである。
【0012】
【作用】
以上のように、ステータ基板上には調整溝が形成され、且つロータ電極が形成 されたロータ部材のみが載置されているため、部品全体が薄型化が達成できる。
【0013】 また、加締め止めがステータ基板の裏面と前記貫通穴に延出するロータ電極の一 部との間で行われるため、ロータ電極の一部をバネ部材に兼用することができ、 さらに、従来調整ピンとロータとを電気的に接続していた導電性接着剤を用いる 必要がないなど部品点数の大幅の削減が可能となる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案のトリマーコンデンサを図面に基いて詳説する。図1は本考案の トリマーコンデンサの断面構造図である。
【0015】 トリマーコンデンサは、内部にステータ電極2が形成されたステータ基板1と 、上面に調整用溝4が形成され、ステータ基板1と接触する下面にロータ電極5 が形成されたロータ部材3と、このステータ基板1とロータ部材3とを一体的に 保持する加締めピン6とから構成されている。
【0016】 ステータ基板1は、中心に貫通穴7が形成された誘電体磁器からなり、その内 部で貫通穴7から一方側にはステータ電極2が形成されている。ステータ電極2 はそのまま、ステータ基板1の一方端部にまで延出している。ステータ基板1の 一方端面には、該ステータ電極2と電気的に接続するステータ端子8が形成され ている。また、ステータ端子8と対向する他方端面にはロータ端子9が形成され ている。尚、ロータ端子9は、ステータ基板1の裏面の貫通穴7の周囲にまで延 出している。具体的なステータ基板1の製造方法は、基体となる磁器基板上、A g、Ag−Pdなどでステータ電極2を印刷し、さらに所定誘電率を有する誘電 体シート(厚み0.02mm)を積層・圧着した後、焼成する。その後、基板端 面に端子8、9を形成すべく印刷・焼成する。尚、必要に応じて、端子8、9表 面にはNiメッキ、半田メッキなどを施す。
【0017】 ロータ部材3はエンジニアプラスチックなどで形成され、中心に貫通穴10が 形成されている。また、ロータ部材3の下面、即ちステータ基板1と接触する面 には、半円形状のロータ電極5が露出するように形成され、ロータ部材3の上面 には、マイナス又はプラス形状の調整溝4が形成されている。また、図2、図3 に示すようにロータ部材3の貫通穴10にはロータ電極5から延び、貫通穴10 を閉塞するよにリード部材11が形成されている。リード部材11の中心に加締 めピン6が貫通する加締め穴12が形成されており、このリード部材11の周囲 はロータ部材3に埋設されている。例えば、ロータ部材の厚みは約0.3mmで あり、ロータ電極3及びリード部材は洋白、リン青銅などのバネ性を有する金属 体から成る。具体的なロータ部材の製造方法は、樹脂とロータ電極5及びリード 部材11とのモールド成型によって製造され、金型の形状により調整溝4及び貫 通穴10が形成される。
【0018】 上述の構造のステータ基板1及びロータ部材3との接合は、洋白、リン青銅、 ステンレスなどの金属からなる加締めピン6によって行われる。加締めピン6は 平板状の頭部13と該頭部13から延出し、先端が加締め加工し得るピン部14 からなる。このピン部14をステータ基板1の裏面側から貫通穴7及びロータ部 材3の貫通穴10に延出したロータリード部材11の加締め穴12に挿通して、 さらにロータリード部材11の上面側で加締め加工を行う。この貫通穴10内で 加締め加工には、貫通穴10の径が0.3〜0.4mm程度必要であり、部品の 形状を考慮して、さらに大きくしても構わない。
【0019】 これにより、加締めピン6とロータリード部材11とが圧接状態となり、また 、頭部13によって端面から延出したロータ端子9の一部と接触することにより 、ロータ電極5とロータ端子9とが電気的に接続される。
【0020】 上述の構成のトリマーコンデンサにおいて、ロータ部材3の調整溝4にドライ バなどを嵌合させ、所定量回動させることにより、ステータ基板1上でロータ部 材3が所定量回動することになる。これにより、ロータ電極5と誘電体ステータ 基板1の内部に形成されたステータ電極2との対向面積に応じた容量が、ステー タ端子8とロータ端子9との間より導出されることになる。
【0021】 上述ように、本考案のトリマーコンデンサは、ステータ基板1上にロータ部材 3を載置し、加締めピン6によって保持しただけの構造であり、従来のステータ 基板上にロータ及び調整ピンを載置したトリマーコンデンサに比較して、部品全 体の厚みが薄型化できる。
【0022】 また、本考案のトリマーコンデンサでは、加締めピンの加締め部分は、ロータ リード部材11で行うため、リード部材11のバネ性によって安定して保持でき 、さらにロータ部材3の安定した回動が可能となる。従来のトリマーコンデンサ では、加締め部分に別体のバネ部材を介在させていたが、このバネ部材を削減で きる。また、同様に、従来、ロータと調整ピンとを接合していた接着材も削減で きる。
【0023】 さらに、本考案によれば、ロータ部材3とステータ基板1とが、接触しあう両 部材の接触面を簡単に表面研磨加工ができるので、安定した容量が導出されるこ とになる。
【0024】 尚、ステータ基板の裏面に、加締めピン6の頭部13が埋没される凹部を形成 しておけば、一層薄型化が可能となり、またステータ基板1の裏面が平坦となり 、他のチップ部品同様にプリント回路基板上に表面実装が可能となる。
【0025】 上述の実施例では、加締め加工は、リード部材12上で行っているが、ステー タ基板の裏面で行ってもよい。このとき、加締めピン6の頭部側にバネ性を有す るロータリード部材11が存在しているので、ステータ基板及びロータ部材を安 定して保持及び回動操作することができる。
【0026】
【考案の効果】
上述のように、本考案によれば、ステータ基板上に、ロータ部材が載置されて おり、ロータ部材の貫通穴に固定されたロータリード部材で加締め加工されてい るので、部品の厚みが実質的にはステータ基板とロータ部材となり、薄型化され たトリマーコンデンサが達成される。また、部品点数が減少でき安価なトリマー コンデンサとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のトリマーコンデンサの断面構造図であ
る。
【図2】本考案のトリマーコンデンサの用いられるロー
タ部材の下面側の平面図である。
【図3】図2のA−A線の断面図である。
【図4】従来のトリマーコンデンサの断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・ステータ基板 2・・・・・ステータ電極 3・・・・・ロータ部材 4・・・・・調整溝 5・・・・・ロータ電極 6・・・・・加締めピン 7、10・・・・・貫通穴 8・・・・・ステータ端子 9・・・・・ロータ端子 11・・・・リード部材 12・・・・加締め穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にステータ電極が形成された誘電体
    ステータ基板上に、上面に調整溝、下面にロータ電極が
    形成され、且つ中心にロータ電極の一部が延出する貫通
    穴を有するロータ部材を配置するとともに、該ステータ
    基板の裏面と前記ロータ部材の貫通穴に延出するロータ
    電極の一部との間を加締めピンによって加締め保持した
    ことを特徴とするトリマーコンデンサ。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57175430U (ja) * 1981-04-30 1982-11-05

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