JPH05291850A - 差動増幅回路 - Google Patents
差動増幅回路Info
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- JPH05291850A JPH05291850A JP12002592A JP12002592A JPH05291850A JP H05291850 A JPH05291850 A JP H05291850A JP 12002592 A JP12002592 A JP 12002592A JP 12002592 A JP12002592 A JP 12002592A JP H05291850 A JPH05291850 A JP H05291850A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小さい回路規模でトランスコンダクタンスの
直線性を改善できる差動増幅回路を提供する。 【構成】 3つの差動対のトランジスタ対相互間でのβ
の比は、(M1、M2):(M3、M4):(M5、M
6)=1:b:b′となっている。入力電圧Vinが印加
される差動入力対は、M1とM3とM5のゲート同士及
びM2とM4とM6のゲート同士をそれぞれ共通接続し
て構成される。また、差動出力対は、M1とM4とM6
とのドレイン同士及びM2とM3とM5とのドレイン同
士をそれぞれ共通接続して構成される。パラメータaと
bとb′を適宜設定することでトランスコンダクタンス
の直線性を改善できる。
直線性を改善できる差動増幅回路を提供する。 【構成】 3つの差動対のトランジスタ対相互間でのβ
の比は、(M1、M2):(M3、M4):(M5、M
6)=1:b:b′となっている。入力電圧Vinが印加
される差動入力対は、M1とM3とM5のゲート同士及
びM2とM4とM6のゲート同士をそれぞれ共通接続し
て構成される。また、差動出力対は、M1とM4とM6
とのドレイン同士及びM2とM3とM5とのドレイン同
士をそれぞれ共通接続して構成される。パラメータaと
bとb′を適宜設定することでトランスコンダクタンス
の直線性を改善できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差動増幅回路に係り、
特にMOSトランジスタで構成される差動増幅回路に関
する。
特にMOSトランジスタで構成される差動増幅回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】MOSトランジスタで差動増幅回路を構
成する場合、トランスコンダクタンスの直線性が問題と
なるが、この直線性を改善した差動増幅回路としては、
従来、例えば図11や図12、図13に示すものが知られてい
る。これらは、以下に示す文献に詳記されているので参
照されたし。
成する場合、トランスコンダクタンスの直線性が問題と
なるが、この直線性を改善した差動増幅回路としては、
従来、例えば図11や図12、図13に示すものが知られてい
る。これらは、以下に示す文献に詳記されているので参
照されたし。
【0003】図11:A.Nedungadi and T.R.Viswanathan
“Design of Linear CMOS Transco-nductance Element
s”IEEE TRANSACTION ON CIRCUITS AND SYSTEMS, VOL,C
AS-31,NO.10,pp.891-894,OCTOBER 1984.
“Design of Linear CMOS Transco-nductance Element
s”IEEE TRANSACTION ON CIRCUITS AND SYSTEMS, VOL,C
AS-31,NO.10,pp.891-894,OCTOBER 1984.
【0004】図12:Zhenhua Wang and Walter Guggenbu
hl“A Voltage-Controllable Line-ar MOS Transconduc
tor Using Bias Offset Technique ”IEEE JOURNAL OF
SOL-ID-STATE CIRCUITS,VOL.25,NO.1,PP.315-317,FEBRU
ARY 1990.
hl“A Voltage-Controllable Line-ar MOS Transconduc
tor Using Bias Offset Technique ”IEEE JOURNAL OF
SOL-ID-STATE CIRCUITS,VOL.25,NO.1,PP.315-317,FEBRU
ARY 1990.
【0005】図13:Francois Krummenacher and Norber
t Joehl “A 4-MHz CMOS Continuo-us-Time Filter wit
h On-Chip Automatic Tuning”IEEE JOURNAL OF SOLID-
STA-TE CIRCUITS,V0L.23,NO.3 pp.750-758,JUNE 1988.
t Joehl “A 4-MHz CMOS Continuo-us-Time Filter wit
h On-Chip Automatic Tuning”IEEE JOURNAL OF SOLID-
STA-TE CIRCUITS,V0L.23,NO.3 pp.750-758,JUNE 1988.
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらトラン
スコンダクタンスの直線性を改善した従来の差動増幅回
路では、回路規模が増大するという問題がある。
スコンダクタンスの直線性を改善した従来の差動増幅回
路では、回路規模が増大するという問題がある。
【0007】本発明の目的は、回路規模を増大させずに
トランスコンダクタンスの直線性を改善できる新規構成
の差動増幅回路を提供することにある。
トランスコンダクタンスの直線性を改善できる新規構成
の差動増幅回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の差動増幅回路は次の如き構成を有する。即ち、
第1発明の差動増幅回路は、2組の差動対で構成され;
差動入力対が、一方の差動対におけるFET(MOS
トランジスタ)対の一方のFETと他方の差動対におけ
るFET対の他方のFETとのゲート同士及び一方の差
動対におけるFET対の他方のFETと他方の差動対に
おけるFET対の一方のFETとのゲート同士をそれぞ
れ共通接続して構成され; 差動出力対が、各差動対に
おけるFET対の一方のFETのドレイン同士及び他方
のFETのドレイン同士をそれぞれ共通接続して構成さ
れる; ことを特徴とするものである。
本発明の差動増幅回路は次の如き構成を有する。即ち、
第1発明の差動増幅回路は、2組の差動対で構成され;
差動入力対が、一方の差動対におけるFET(MOS
トランジスタ)対の一方のFETと他方の差動対におけ
るFET対の他方のFETとのゲート同士及び一方の差
動対におけるFET対の他方のFETと他方の差動対に
おけるFET対の一方のFETとのゲート同士をそれぞ
れ共通接続して構成され; 差動出力対が、各差動対に
おけるFET対の一方のFETのドレイン同士及び他方
のFETのドレイン同士をそれぞれ共通接続して構成さ
れる; ことを特徴とするものである。
【0009】また、第2発明の差動増幅回路は、N個
(N≧3)の差動対で構成され; 差動入力対が、各差
動対におけるFET(MOSトランジスタ)対の一方の
FETのゲート同士及び他方のFETのゲート同士をそ
れぞれ共通接続して構成され;差動出力対が、少なくと
も1つのFET対の他方のFETと残余のFET対の一
方のFETとのドレイン同士及びその少なくとも1つの
FET対の一方のFETと残余のFET対の他方のFE
Tとのドレイン同士をそれぞれ共通接続して構成され
る; ことを特徴とするものである。
(N≧3)の差動対で構成され; 差動入力対が、各差
動対におけるFET(MOSトランジスタ)対の一方の
FETのゲート同士及び他方のFETのゲート同士をそ
れぞれ共通接続して構成され;差動出力対が、少なくと
も1つのFET対の他方のFETと残余のFET対の一
方のFETとのドレイン同士及びその少なくとも1つの
FET対の一方のFETと残余のFET対の他方のFE
Tとのドレイン同士をそれぞれ共通接続して構成され
る; ことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明の差動増幅
回路の作用を説明する。本発明では、2組の差動対(第
1発明)または3組以上の差動対(第2発明)をそのF
ET対相互間の入出力を所定の関係で接続してある。従
って、特別の付加回路を要せずに構成できるので、回路
規模を増大させることなくトランスコンダクタンスの直
線性を改善できる差動増幅回路を提供できる。
回路の作用を説明する。本発明では、2組の差動対(第
1発明)または3組以上の差動対(第2発明)をそのF
ET対相互間の入出力を所定の関係で接続してある。従
って、特別の付加回路を要せずに構成できるので、回路
規模を増大させることなくトランスコンダクタンスの直
線性を改善できる差動増幅回路を提供できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の第1実施例に係る差動増幅回路
を示す。この差動増幅回路は、2つの差動対、即ち、
(M1、M2)のトランジスタ対及びこれを駆動する定
電流源1(値I0)を備える差動対と、(M3、M4)の
トランジスタ対及びこれを駆動する定電流源2(値a×
I0)を備える差動対とを中心に構成される。
する。図1は、本発明の第1実施例に係る差動増幅回路
を示す。この差動増幅回路は、2つの差動対、即ち、
(M1、M2)のトランジスタ対及びこれを駆動する定
電流源1(値I0)を備える差動対と、(M3、M4)の
トランジスタ対及びこれを駆動する定電流源2(値a×
I0)を備える差動対とを中心に構成される。
【0012】ここに、トランジスタのトランスコンダク
タンスパラメータβは、モビリティμ、単位面積当たり
のゲート酸化膜容量COX、ゲート幅W及びゲート長Lを
用いて数式1と表せるが、トランジスタ対(M1、M
2)のそれを1とすると、トランジスタ対(M3、M
4)ではb倍となっている。なお、定数aと同bは同時
に1となることはないが、a≦1、b≦1である。
タンスパラメータβは、モビリティμ、単位面積当たり
のゲート酸化膜容量COX、ゲート幅W及びゲート長Lを
用いて数式1と表せるが、トランジスタ対(M1、M
2)のそれを1とすると、トランジスタ対(M3、M
4)ではb倍となっている。なお、定数aと同bは同時
に1となることはないが、a≦1、b≦1である。
【0013】
【数1】β=μCOX(W/L)(1/2)
【0014】電圧Vinが印加される差動入力対は、2つ
のトランジスタ対の相互間において、一方のトランジス
タM1と他方のトランジスタM4のゲート同士及び他方
のトランジスタM2と一方のトランジスタM3のゲート
同士をそれぞれ共通接続して構成される。また、差動出
力対は、2つのトランジスタ対の相互間において、一方
のトランジスタM1と同M3のドレイン同士及び他方の
トランジスタM2と同M4のドレイン同士をそれぞれ共
通接続して構成される。
のトランジスタ対の相互間において、一方のトランジス
タM1と他方のトランジスタM4のゲート同士及び他方
のトランジスタM2と一方のトランジスタM3のゲート
同士をそれぞれ共通接続して構成される。また、差動出
力対は、2つのトランジスタ対の相互間において、一方
のトランジスタM1と同M3のドレイン同士及び他方の
トランジスタM2と同M4のドレイン同士をそれぞれ共
通接続して構成される。
【0015】以上の構成において、飽和領域で動作して
いるとすると、M1のドレイン電流Id1は数式2、M2
のドレイン電流Id2は数式3、M3のドレイン電流Id3
は数式4、M4のドレイン電流Id4は数式5となる。
いるとすると、M1のドレイン電流Id1は数式2、M2
のドレイン電流Id2は数式3、M3のドレイン電流Id3
は数式4、M4のドレイン電流Id4は数式5となる。
【0016】
【数2】Id1=β(VGS1 −VT)2
【0017】
【数3】Id2=β(VGS2 −VT)2
【0018】
【数4】Id3=bβ(VGS3 −VT)2
【0019】
【数5】Id4=bβ(VGS4 −VT)2
【0020】ここで、VT はスレッショルド電圧、V
GSi はゲート・ソース間電圧である。
GSi はゲート・ソース間電圧である。
【0021】また、定電流源1の値I0 は数式6、定電
流源2の値aI0 は数式7、入力電圧Vinは各差動対の
トランジスタ相互間のゲート・ソース間電圧の差に等し
く数式8である。
流源2の値aI0 は数式7、入力電圧Vinは各差動対の
トランジスタ相互間のゲート・ソース間電圧の差に等し
く数式8である。
【0022】
【数6】I0 =Id1+Id2
【0023】
【数7】aI0 =Id3+Id4
【0024】
【数8】Vin=VGS1 −VGS2 =VGS4 −VGS3
【0025】そして、数式1〜同8から、トランジスタ
M1と同M2のドレイン電流の差電流ΔI1 は数式9、
トランジスタM3と同M4のドレイン電流の差電流ΔI
2 は数式10となる。なお、数式10において、β′は
数式11、I0 ′は数式12としてある。
M1と同M2のドレイン電流の差電流ΔI1 は数式9、
トランジスタM3と同M4のドレイン電流の差電流ΔI
2 は数式10となる。なお、数式10において、β′は
数式11、I0 ′は数式12としてある。
【0026】
【数9】
【0027】
【数10】
【0028】
【数11】β′=bβ
【0029】
【数12】I0 ′=aI0
【0030】従って、当該差動増幅回路の差動出力電流
の差電流ΔIは、数式13となるが、当該差動増幅回路
のコンダクタンスはこの数式11を入力電圧Vinで微分
したものである(数式14)。
の差電流ΔIは、数式13となるが、当該差動増幅回路
のコンダクタンスはこの数式11を入力電圧Vinで微分
したものである(数式14)。
【0031】
【数13】ΔI=ΔI1 +ΔI2
【0032】
【数14】
【0033】ここで、ΔI1 及びΔI2 の微係数が0と
ならない入力電圧範囲は数式15または同16となる
が、数式15に示す入力電圧範囲ではΔI1 は数式17
で近似でき、同様に数式16に示す入力電圧範囲ではΔ
I2 は数式18で近似できるので、数式14は数式19
で近似できる。
ならない入力電圧範囲は数式15または同16となる
が、数式15に示す入力電圧範囲ではΔI1 は数式17
で近似でき、同様に数式16に示す入力電圧範囲ではΔ
I2 は数式18で近似できるので、数式14は数式19
で近似できる。
【0034】
【数15】│Vin│≦I0 /β
【0035】
【数16】│Vin│≦I0 ′/β′
【0036】
【数17】
【0037】
【数18】
【0038】
【数19】
【0039】数式19が直線となるためには、Vin 2 の
項が0であれば良いので、数式11及び数式12のよう
に設定したa、bの関係は数式20を満たせば良いこと
になる。
項が0であれば良いので、数式11及び数式12のよう
に設定したa、bの関係は数式20を満たせば良いこと
になる。
【0040】
【数20】b√b=√a
【0041】従って、数式20が成立するようにI
0 ′、β′の比を選べば、近似式においてトランスコン
ダクタンスを直線にできる。図2は、a、bの値を種々
変更した場合のトランスコンダクタンスを示す。この図
2から、トランスコンダクタンスをVin=0の値に対し
て±6%程度まで許容すれば、トランスコンダクタンス
が0でない動作入力電圧範囲に対して約0.9程度まで
利用できることが分かる。
0 ′、β′の比を選べば、近似式においてトランスコン
ダクタンスを直線にできる。図2は、a、bの値を種々
変更した場合のトランスコンダクタンスを示す。この図
2から、トランスコンダクタンスをVin=0の値に対し
て±6%程度まで許容すれば、トランスコンダクタンス
が0でない動作入力電圧範囲に対して約0.9程度まで
利用できることが分かる。
【0042】次に、図3は、本発明の第2実施例に係る
差動増幅回路を示す。この第2実施例回路は、3つの差
動対、即ち、(M1、M2)のトランジスタ対及びこれ
を駆動する定電流源1(値I0)を備える差動対と、(M
3、M4)のトランジスタ対及びこれを駆動する定電流
源2(値a×I0)を備える差動対と、(M5、M6)の
トランジスタ対及びこれを駆動する定電流源3(値a′
×I0)を備える差動対とを中心に構成される。なお、
(M1、M2)(M3、M4)(M5、M6)の3つの
トランジスタ対相互間でのコンダクタンスパラメータβ
の比は、(M1、M2):(M3、M4):(M5、M
6)=1:b:b′となっている。
差動増幅回路を示す。この第2実施例回路は、3つの差
動対、即ち、(M1、M2)のトランジスタ対及びこれ
を駆動する定電流源1(値I0)を備える差動対と、(M
3、M4)のトランジスタ対及びこれを駆動する定電流
源2(値a×I0)を備える差動対と、(M5、M6)の
トランジスタ対及びこれを駆動する定電流源3(値a′
×I0)を備える差動対とを中心に構成される。なお、
(M1、M2)(M3、M4)(M5、M6)の3つの
トランジスタ対相互間でのコンダクタンスパラメータβ
の比は、(M1、M2):(M3、M4):(M5、M
6)=1:b:b′となっている。
【0043】図3において、入力電圧Vinが印加される
差動入力対は、3つのトランジスタ対相互間において、
一方のトランジスタ(M1とM3とM5)のゲート同士
及び他方のトランジスタ(M2とM4とM6)のゲート
同士をそれぞれ共通接続して構成される。
差動入力対は、3つのトランジスタ対相互間において、
一方のトランジスタ(M1とM3とM5)のゲート同士
及び他方のトランジスタ(M2とM4とM6)のゲート
同士をそれぞれ共通接続して構成される。
【0044】また、差動出力対は、3つのトランジスタ
対相互間において、1つのトランジスタ対(M1、M
2)の一方のトランジスタM1と残余のトランジスタ対
(M3、M4)(M5、M6)の他方トランジスタ(M
4とM6)とのドレイン同士及び1つのトランジスタ対
(M1、M2)の他方のトランジスタM2と残余のトラ
ンジスタ対(M3、M4)(M5、M6)の一方トラン
ジスタ(M3とM5)とのドレイン同士をそれぞれ共通
接続して構成される。
対相互間において、1つのトランジスタ対(M1、M
2)の一方のトランジスタM1と残余のトランジスタ対
(M3、M4)(M5、M6)の他方トランジスタ(M
4とM6)とのドレイン同士及び1つのトランジスタ対
(M1、M2)の他方のトランジスタM2と残余のトラ
ンジスタ対(M3、M4)(M5、M6)の一方トラン
ジスタ(M3とM5)とのドレイン同士をそれぞれ共通
接続して構成される。
【0045】以上の構成において、前述と同様の手順に
より、トランジスタ対(M1、M2)のドレイン電流の
差電流ΔI1 は数式21、トランジスタ対(M3、M
4)のドレイン電流の差電流ΔI2 は数式22、トラン
ジスタ対(M5、M6)のドレイン電流の差電流ΔI3
は数式23となるので、差動出力電流ΔIは数式24と
なる。
より、トランジスタ対(M1、M2)のドレイン電流の
差電流ΔI1 は数式21、トランジスタ対(M3、M
4)のドレイン電流の差電流ΔI2 は数式22、トラン
ジスタ対(M5、M6)のドレイン電流の差電流ΔI3
は数式23となるので、差動出力電流ΔIは数式24と
なる。
【0046】
【数21】
【0047】
【数22】
【0048】
【数23】
【0049】
【数24】
【0050】そして、数式24において、トランスコン
ダクタンスが直線となるようにするため、Vinの3乗の
項の係数を0とおいて、a、b、a′、b′の関係を求
めると数式25となり、この第2実施例回路のトランス
コンダクタンス特性は図4に示すようになる。
ダクタンスが直線となるようにするため、Vinの3乗の
項の係数を0とおいて、a、b、a′、b′の関係を求
めると数式25となり、この第2実施例回路のトランス
コンダクタンス特性は図4に示すようになる。
【0051】
【数25】
【0052】次に、図5は、本発明の第3実施例に係る
差動増幅回路を示す。この第3実施例回路は、前記第2
実施例回路において差動出力対の形成方法を変更しての
ものである。即ち、差動出力対は、(M1、M2)(M
3、M4)(M5、M6)の3つのトランジスタ対相互
間において、1つのトランジスタ対(M5、M6)の他
方のトランジスタM6と残余のトランジスタ対(M1、
M2)(M3、M4)の一方のトランジスタ(M1とM
3)とのドレイン同士及び1つのトランジスタ対(M
5、M6)の一方のトランジスタM5と残余のトランジ
スタ対(M1、M2)(M3、M4)の他方トランジス
タ(M2とM4)とのドレイン同士をそれぞれ共通接続
して構成される。
差動増幅回路を示す。この第3実施例回路は、前記第2
実施例回路において差動出力対の形成方法を変更しての
ものである。即ち、差動出力対は、(M1、M2)(M
3、M4)(M5、M6)の3つのトランジスタ対相互
間において、1つのトランジスタ対(M5、M6)の他
方のトランジスタM6と残余のトランジスタ対(M1、
M2)(M3、M4)の一方のトランジスタ(M1とM
3)とのドレイン同士及び1つのトランジスタ対(M
5、M6)の一方のトランジスタM5と残余のトランジ
スタ対(M1、M2)(M3、M4)の他方トランジス
タ(M2とM4)とのドレイン同士をそれぞれ共通接続
して構成される。
【0053】回路動作は第2実施例回路と同様であっ
て、そのトランスコンダクタンス特性は図6に示すよう
になる。
て、そのトランスコンダクタンス特性は図6に示すよう
になる。
【0054】次に、図7は、本発明の第4実施例に係る
差動増幅回路を示す。この第4実施例回路は、4つの差
動対、即ち、(M1、M2)のトランジスタ対及びこれ
を駆動する定電流源1(値I0)を備える差動対と、(M
3、M4)のトランジスタ対及びこれを駆動する定電流
源2(値a×I0)を備える差動対と、(M5、M6)の
トランジスタ対及びこれを駆動する定電流源3(値a′
×I0)を備える差動対と、(M7、M8)のトランジス
タ対及びこれを駆動する定電流源4(値a″×I0)を備
える差動対とを中心に構成される。なお、(M1、M
2)(M3、M4)(M5、M6)(M7、M8)の4
つのトランジスタ対相互間でのβの比は、(M1、M
2):(M3、M4):(M5、M6):(M7、M
8)=1:b:b′:b″となっている。
差動増幅回路を示す。この第4実施例回路は、4つの差
動対、即ち、(M1、M2)のトランジスタ対及びこれ
を駆動する定電流源1(値I0)を備える差動対と、(M
3、M4)のトランジスタ対及びこれを駆動する定電流
源2(値a×I0)を備える差動対と、(M5、M6)の
トランジスタ対及びこれを駆動する定電流源3(値a′
×I0)を備える差動対と、(M7、M8)のトランジス
タ対及びこれを駆動する定電流源4(値a″×I0)を備
える差動対とを中心に構成される。なお、(M1、M
2)(M3、M4)(M5、M6)(M7、M8)の4
つのトランジスタ対相互間でのβの比は、(M1、M
2):(M3、M4):(M5、M6):(M7、M
8)=1:b:b′:b″となっている。
【0055】図7において、入力電圧Vinが印加される
差動入力対は、4つのトランジスタ対相互間において、
一方のトランジスタ(M1とM3とM5とM7)のゲー
ト同士及び他方のトランジスタ(M2とM4とM6とM
8)のゲート同士をそれぞれ共通接続して構成される。
差動入力対は、4つのトランジスタ対相互間において、
一方のトランジスタ(M1とM3とM5とM7)のゲー
ト同士及び他方のトランジスタ(M2とM4とM6とM
8)のゲート同士をそれぞれ共通接続して構成される。
【0056】また、差動出力対は、4つのトランジスタ
対相互間において、(M1、M2)(M5、M6)の2
つのトランジスタ対の一方のトランジスタ(M1とM
5)と(M3、M4)(M7、M8)の2つのトランジ
スタ対の他方のトランジスタ(M4とM8)とのドレイ
ン同士及び(M1、M2)(M5、M6)の2つのトラ
ンジスタ対の他方のトランジスタ(M2とM6)と(M
3、M4)(M7、M8)の2つのトランジスタ対の一
方のトランジスタ(M3とM7)とのドレイン同士をそ
れぞれ共通接続して構成される。
対相互間において、(M1、M2)(M5、M6)の2
つのトランジスタ対の一方のトランジスタ(M1とM
5)と(M3、M4)(M7、M8)の2つのトランジ
スタ対の他方のトランジスタ(M4とM8)とのドレイ
ン同士及び(M1、M2)(M5、M6)の2つのトラ
ンジスタ対の他方のトランジスタ(M2とM6)と(M
3、M4)(M7、M8)の2つのトランジスタ対の一
方のトランジスタ(M3とM7)とのドレイン同士をそ
れぞれ共通接続して構成される。
【0057】以上の構成において、追加した差動対にお
けるトランジスタM7、同M8のドレイン電流の差電流
ΔI4 は数式26となるので、当該差動増幅回路の差動
出力電流は数式27となり、これに数式21、同22、
同23及び同26の近似式を代入し、トランスコンダク
タンスが直線となるためにa、b、a′、b′、a″、
b″が満たすべき関係式を求めると数式28となる。こ
の第4実施例回路のトランスコンダクタンス特性は図8
のようになる。
けるトランジスタM7、同M8のドレイン電流の差電流
ΔI4 は数式26となるので、当該差動増幅回路の差動
出力電流は数式27となり、これに数式21、同22、
同23及び同26の近似式を代入し、トランスコンダク
タンスが直線となるためにa、b、a′、b′、a″、
b″が満たすべき関係式を求めると数式28となる。こ
の第4実施例回路のトランスコンダクタンス特性は図8
のようになる。
【0058】
【数26】
【0059】
【数27】
【0060】
【数28】
【0061】次に、図9は、本発明の第5実施例に係る
差動増幅回路を示す。この第5実施例回路は、前記第4
実施例回路において差動出力対の形成方法を変更しての
ものである。即ち、差動出力対は、(M1、M2)(M
3、M4)(M5、M6)(M7、M8)の4つのトラ
ンジスタ対相互間において、(M1、M2)(M7、M
8)の2つのトランジスタ対の一方のトランジスタ(M
1とM7)と(M3、M4)(M5、M6)の2つのト
ランジスタ対の他方のトランジスタ(M4とM6)との
ドレイン同士及び(M1、M2)(M7、M8)の2つ
のトランジスタ対の他方のトランジスタ(M2とM8)
と(M3、M4)(M5、M6)の2つのトランジスタ
対の一方のトランジスタ(M3とM5)とのドレイン同
士をそれぞれ共通接続して構成される。
差動増幅回路を示す。この第5実施例回路は、前記第4
実施例回路において差動出力対の形成方法を変更しての
ものである。即ち、差動出力対は、(M1、M2)(M
3、M4)(M5、M6)(M7、M8)の4つのトラ
ンジスタ対相互間において、(M1、M2)(M7、M
8)の2つのトランジスタ対の一方のトランジスタ(M
1とM7)と(M3、M4)(M5、M6)の2つのト
ランジスタ対の他方のトランジスタ(M4とM6)との
ドレイン同士及び(M1、M2)(M7、M8)の2つ
のトランジスタ対の他方のトランジスタ(M2とM8)
と(M3、M4)(M5、M6)の2つのトランジスタ
対の一方のトランジスタ(M3とM5)とのドレイン同
士をそれぞれ共通接続して構成される。
【0062】回路動作は第4実施例回路と同様であっ
て、そのトランスコンダクタンス特性は図10に示すよ
うになる。
て、そのトランスコンダクタンス特性は図10に示すよ
うになる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の差動増幅
回路によれば、2組の差動対(第1発明)または3組以
上の差動対(第2発明)をそのFET対相互間の入出力
を所定の関係で接続し、特別の付加回路を要せずに構成
できるので、回路規模を増大させることなくトランスコ
ンダクタンスの直線性を改善できる差動増幅回路を提供
できる効果がある。
回路によれば、2組の差動対(第1発明)または3組以
上の差動対(第2発明)をそのFET対相互間の入出力
を所定の関係で接続し、特別の付加回路を要せずに構成
できるので、回路規模を増大させることなくトランスコ
ンダクタンスの直線性を改善できる差動増幅回路を提供
できる効果がある。
【図1】本発明の第1実施例に係る差動増幅回路の回路
図である。
図である。
【図2】第1実施例回路のトランスコンダクタンス特性
図である。
図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る差動増幅回路の回路
図である。
図である。
【図4】第2実施例回路のトランスコンダクタンス特性
図である。
図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る差動増幅回路の回路
図である。
図である。
【図6】第3実施例回路のトランスコンダクタンス特性
図である。
図である。
【図7】本発明の第4実施例に係る差動増幅回路の回路
図である。
図である。
【図8】第4実施例回路のトランスコンダクタンス特性
図である。
図である。
【図9】本発明の第5実施例に係る差動増幅回路の回路
図である。
図である。
【図10】第5実施例回路のトランスコンダクタンス特
性図である。
性図である。
【図11】従来の差動増幅回路の回路図である。
【図12】従来の差動増幅回路の回路図である。
【図13】従来の差動増幅回路の回路図である。
1〜4 定電流源 M1〜M8 MOSトランジスタ Vin 入力電圧
Claims (2)
- 【請求項1】 2組の差動対で構成され; 差動入力対
が、一方の差動対におけるFET(MOSトランジス
タ)対の一方のFETと他方の差動対におけるFET対
の他方のFETとのゲート同士及び一方の差動対におけ
るFET対の他方のFETと他方の差動対におけるFE
T対の一方のFETとのゲート同士をそれぞれ共通接続
して構成され; 差動出力対が、各差動対におけるFE
T対の一方のFETのドレイン同士及び他方のFETの
ドレイン同士をそれぞれ共通接続して構成される; こ
とを特徴とする差動増幅回路。 - 【請求項2】 N個(N≧3)の差動対で構成され;
差動入力対が、各差動対におけるFET(MOSトラン
ジスタ)対の一方のFETのゲート同士及び他方のFE
Tのゲート同士をそれぞれ共通接続して構成され; 差
動出力対が、少なくとも1つのFET対の他方のFET
と残余のFET対の一方のFETとのドレイン同士及び
その少なくとも1つのFET対の一方のFETと残余の
FET対の他方のFETとのドレイン同士をそれぞれ共
通接続して構成される; ことを特徴とする差動増幅回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12002592A JP2914005B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 差動増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12002592A JP2914005B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 差動増幅回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05291850A true JPH05291850A (ja) | 1993-11-05 |
| JP2914005B2 JP2914005B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=14776051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12002592A Expired - Lifetime JP2914005B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 差動増幅回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2914005B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6927629B2 (en) * | 2000-06-13 | 2005-08-09 | Fujitsu Limited | Differential amplifier having improved balanced and linearity |
| KR100736394B1 (ko) * | 2005-11-01 | 2007-07-09 | 삼성전자주식회사 | 선형성이 향상된 차동 회로, 이를 구비하는 차동 증폭 회로및 믹서 회로 |
| JP2008017058A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sharp Corp | 電圧−電流変換回路並びにその設計方法および設計システム |
| JP2023538618A (ja) * | 2020-08-19 | 2023-09-08 | キョウセラ インターナショナル インコーポレイテッド | 広帯域増幅器線形化技術 |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP12002592A patent/JP2914005B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6927629B2 (en) * | 2000-06-13 | 2005-08-09 | Fujitsu Limited | Differential amplifier having improved balanced and linearity |
| KR100736394B1 (ko) * | 2005-11-01 | 2007-07-09 | 삼성전자주식회사 | 선형성이 향상된 차동 회로, 이를 구비하는 차동 증폭 회로및 믹서 회로 |
| JP2008017058A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sharp Corp | 電圧−電流変換回路並びにその設計方法および設計システム |
| JP2023538618A (ja) * | 2020-08-19 | 2023-09-08 | キョウセラ インターナショナル インコーポレイテッド | 広帯域増幅器線形化技術 |
| US12355402B2 (en) | 2020-08-19 | 2025-07-08 | Kyocera International Inc. | Wideband amplifier linearization techniques |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2914005B2 (ja) | 1999-06-28 |
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