JPH0529257B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0529257B2 JPH0529257B2 JP62068461A JP6846187A JPH0529257B2 JP H0529257 B2 JPH0529257 B2 JP H0529257B2 JP 62068461 A JP62068461 A JP 62068461A JP 6846187 A JP6846187 A JP 6846187A JP H0529257 B2 JPH0529257 B2 JP H0529257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- gear
- spline
- shaft
- synchronizer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 41
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 19
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 11
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 9
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 8
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 235000004879 dioscorea Nutrition 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 239000002562 thickening agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M13/00—Testing of machine parts
- G01M13/02—Gearings; Transmission mechanisms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車用マニユアルトランスミツシ
ヨンにおけるシンクロ装置の挙動を定量的に評価
するシンクロ評価方法に関する。
ヨンにおけるシンクロ装置の挙動を定量的に評価
するシンクロ評価方法に関する。
(従来の技術)
一般に、自動車に搭載されるマニユアルトラン
スミツシヨンは、入力軸に連動するカウンタ軸
と、該軸に平行な出力軸との間にギヤ比の異なる
複数のギヤ列を並設すると共に、各ギヤ列を構成
するギヤのうち、通例、出力軸上に設けられたギ
ヤを該軸に対して回転自在とし、且つこの回転自
在なギヤの1つをシフトレバーの横方向の操作
(セレクト操作)及び縦方向の操作(シフト操作)
によりシンクロ装置を介して選択的に出力軸に結
合させることにより、当該ギヤ列を動力伝達状態
として、該ギヤ列のギヤ比に応じた変速段が得ら
れるように構成したものである。
スミツシヨンは、入力軸に連動するカウンタ軸
と、該軸に平行な出力軸との間にギヤ比の異なる
複数のギヤ列を並設すると共に、各ギヤ列を構成
するギヤのうち、通例、出力軸上に設けられたギ
ヤを該軸に対して回転自在とし、且つこの回転自
在なギヤの1つをシフトレバーの横方向の操作
(セレクト操作)及び縦方向の操作(シフト操作)
によりシンクロ装置を介して選択的に出力軸に結
合させることにより、当該ギヤ列を動力伝達状態
として、該ギヤ列のギヤ比に応じた変速段が得ら
れるように構成したものである。
また、第1図に示すように、上記シンクロ装置
1は、一般に、軸2に嵌合固着されて該軸2と一
体回転し且つ外周囲にスプラインが形成されたク
ラツチハブ3と、該クラツチハブ3にスプライン
嵌合されてシフトレバーのシフト操作により軸方
向にスライドされるスリーブ4と、該ハブ3とス
リーブ4とのスプライン嵌合部における周方向複
数位置に介設されたキー5と、上記軸2に回転自
在に支持されたギヤ6(以下、被同期ギヤとい
う)に一体形成されたギヤスプライン7と、同じ
く被同期ギヤ6に一体形成されたテーパコーン8
と、上記クラツチハブ3とギヤスプライン7との
間でテーパコーン8上に遊嵌合されたシンクロナ
イザリング9とを有すると共に、該シンクロナイ
ザリング9とギヤスプライン7の外周囲にクラツ
チハブ3の外周囲のスプラインと同一諸元のスプ
ラインを形成し、且つスリーブ4のスプラインを
構成する各歯の先端と、これに対向するシンクロ
ナイザリング9及びギヤスプライン7のスプライ
ンを構成する各歯の先端とに、各スプラインの歯
を噛合い可能な位置関係にかき分けるためのスプ
ラインチヤンフア4a,9a,7aを夫々形成し
た構成とされている。
1は、一般に、軸2に嵌合固着されて該軸2と一
体回転し且つ外周囲にスプラインが形成されたク
ラツチハブ3と、該クラツチハブ3にスプライン
嵌合されてシフトレバーのシフト操作により軸方
向にスライドされるスリーブ4と、該ハブ3とス
リーブ4とのスプライン嵌合部における周方向複
数位置に介設されたキー5と、上記軸2に回転自
在に支持されたギヤ6(以下、被同期ギヤとい
う)に一体形成されたギヤスプライン7と、同じ
く被同期ギヤ6に一体形成されたテーパコーン8
と、上記クラツチハブ3とギヤスプライン7との
間でテーパコーン8上に遊嵌合されたシンクロナ
イザリング9とを有すると共に、該シンクロナイ
ザリング9とギヤスプライン7の外周囲にクラツ
チハブ3の外周囲のスプラインと同一諸元のスプ
ラインを形成し、且つスリーブ4のスプラインを
構成する各歯の先端と、これに対向するシンクロ
ナイザリング9及びギヤスプライン7のスプライ
ンを構成する各歯の先端とに、各スプラインの歯
を噛合い可能な位置関係にかき分けるためのスプ
ラインチヤンフア4a,9a,7aを夫々形成し
た構成とされている。
このシンクロ装置1よれば、シフト操作時にス
リーブ4に軸方向に加えられるa方向の力によ
り、先ずキー5を介してシンクロナイザリング9
の内周面がテーパコーン8に押し付けられ、その
摩擦力により、第2図に符号イで示すように、ギ
ヤスプライン7(被同期ギヤ6)の回転速度がシ
ンクロナイザリング9を介してスリーブ4(軸
2)の回転速度に同期されると共に、時点Iで上
記シンクロナイザリング9の内周面とテーパコー
ン8とが完全に喰い付き、この両者、即ちスリー
ブ4とギヤスプライン7とが同期する。
リーブ4に軸方向に加えられるa方向の力によ
り、先ずキー5を介してシンクロナイザリング9
の内周面がテーパコーン8に押し付けられ、その
摩擦力により、第2図に符号イで示すように、ギ
ヤスプライン7(被同期ギヤ6)の回転速度がシ
ンクロナイザリング9を介してスリーブ4(軸
2)の回転速度に同期されると共に、時点Iで上
記シンクロナイザリング9の内周面とテーパコー
ン8とが完全に喰い付き、この両者、即ちスリー
ブ4とギヤスプライン7とが同期する。
次に、スリーブ4のスプラインチヤンフア4a
とシンクロナイザリング9のスプラインチヤンフ
ア9aとのかき分け動作が行われるのであるが、
この時、該スリーブ4とシンクロナイザリング9
とは、チヤンフア4a,9aの所定のかき分け角
度だけ相対回転するので、シンクロナイザリング
9と一体回転するギヤスプライン7とスリーブ4
との間に第2図に付号ロで示す相対回転が生じ
る。そして、時点でこのかき分け動作が終了す
ると、スリーブ4がスライドして該スリーブ4の
スプラインとシンクロナイザリング9のスプライ
ンが噛合されることになるが、この噛合い動作中
おいてはスリーブ4とシンクロナイザリング9と
が一体回転し、且つ該シンクロナイザリング9と
ギヤスプライン7も一体回転するので、符号ハで
示すようにスリーブ4とギヤスプライン7との間
に回転速度差がなくなる。
とシンクロナイザリング9のスプラインチヤンフ
ア9aとのかき分け動作が行われるのであるが、
この時、該スリーブ4とシンクロナイザリング9
とは、チヤンフア4a,9aの所定のかき分け角
度だけ相対回転するので、シンクロナイザリング
9と一体回転するギヤスプライン7とスリーブ4
との間に第2図に付号ロで示す相対回転が生じ
る。そして、時点でこのかき分け動作が終了す
ると、スリーブ4がスライドして該スリーブ4の
スプラインとシンクロナイザリング9のスプライ
ンが噛合されることになるが、この噛合い動作中
おいてはスリーブ4とシンクロナイザリング9と
が一体回転し、且つ該シンクロナイザリング9と
ギヤスプライン7も一体回転するので、符号ハで
示すようにスリーブ4とギヤスプライン7との間
に回転速度差がなくなる。
また、時点でスリーブ4とシンクロナイザリ
ング9のスプラインの噛合い動作が終了すれば、
次に該スリーブ4のスプラインチヤンフア4aが
ギヤスプライン7のスプラインチヤンフア7aに
出会い、これらのチヤンフア4a,7aのかき分
け動作が行われる。このかき分け動作において
は、スリーブ4と一体回転するシンクロナイザリ
ング9の内周面とギヤスプライン7に一体にテー
パコーン8との間の喰い付きが一時的に解消され
て、符号ニで示すようにスリーブ4とギヤスプラ
イン7とが所定回転角だけ相対回転する。そし
て、時点でこのかき分け動作が終了すれば、ス
リーブ4が更にスライドして該スリーブ4のスプ
ラインとギヤスプライン7とが噛合される。これ
により、被同期ギヤ6がギヤスプライン7、スリ
ーブ4及びクラツチハブ3を介して軸2に結合さ
れることになる。
ング9のスプラインの噛合い動作が終了すれば、
次に該スリーブ4のスプラインチヤンフア4aが
ギヤスプライン7のスプラインチヤンフア7aに
出会い、これらのチヤンフア4a,7aのかき分
け動作が行われる。このかき分け動作において
は、スリーブ4と一体回転するシンクロナイザリ
ング9の内周面とギヤスプライン7に一体にテー
パコーン8との間の喰い付きが一時的に解消され
て、符号ニで示すようにスリーブ4とギヤスプラ
イン7とが所定回転角だけ相対回転する。そし
て、時点でこのかき分け動作が終了すれば、ス
リーブ4が更にスライドして該スリーブ4のスプ
ラインとギヤスプライン7とが噛合される。これ
により、被同期ギヤ6がギヤスプライン7、スリ
ーブ4及びクラツチハブ3を介して軸2に結合さ
れることになる。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、このシンクロ装置1により被同期ギ
ヤ6が軸2に良好に結合されるためには、該シン
クロ装置1の上記の如き動作が正しく行われるこ
とが必要であるが、スリーブ4とギヤスプライン
7との同期が確実に行われず、或は一旦同期した
後に両者間に異常な回転速度差が生じる等の不具
合現象が発生することがある。このような不具合
としては、例えば第2図に示す時点でギヤスプ
ライン7の回転速度がスリーブ4の回転速度に等
しくなつたにも拘らず、該スリーブ4のスプライ
ンチヤンフア4aとシンクロナイザリング9のス
プラインチヤンフア9aとのかき分け動作が開始
されないため、時点〜間での本来のかき分け
期間中に、上記両スプラインチヤンフア4a,9
aの所定のかき分け回転角以上の符号ホで示すよ
うな相対回転が発生する場合や、このスリーブ4
とシンクロナイザリング9のスプラインチヤンフ
ア4a,9aのかき分け動作終了後における時点
〜間の両スプラインの噛合い期間中に、シン
クロナイザリング9の内周面とテーパコーン8と
の喰い付き状態が悪化して、時点以後のスリー
ブ4とギヤスプライン7のスプラインチヤンフア
4a,7aのかき分け開始前に、該スリーブ4と
ギヤスプライン7との間に符号ヘで示すような相
対回転が発生する場合等がある。
ヤ6が軸2に良好に結合されるためには、該シン
クロ装置1の上記の如き動作が正しく行われるこ
とが必要であるが、スリーブ4とギヤスプライン
7との同期が確実に行われず、或は一旦同期した
後に両者間に異常な回転速度差が生じる等の不具
合現象が発生することがある。このような不具合
としては、例えば第2図に示す時点でギヤスプ
ライン7の回転速度がスリーブ4の回転速度に等
しくなつたにも拘らず、該スリーブ4のスプライ
ンチヤンフア4aとシンクロナイザリング9のス
プラインチヤンフア9aとのかき分け動作が開始
されないため、時点〜間での本来のかき分け
期間中に、上記両スプラインチヤンフア4a,9
aの所定のかき分け回転角以上の符号ホで示すよ
うな相対回転が発生する場合や、このスリーブ4
とシンクロナイザリング9のスプラインチヤンフ
ア4a,9aのかき分け動作終了後における時点
〜間の両スプラインの噛合い期間中に、シン
クロナイザリング9の内周面とテーパコーン8と
の喰い付き状態が悪化して、時点以後のスリー
ブ4とギヤスプライン7のスプラインチヤンフア
4a,7aのかき分け開始前に、該スリーブ4と
ギヤスプライン7との間に符号ヘで示すような相
対回転が発生する場合等がある。
そして、このような不具合現象が発生すると、
シフト操作のフイーリングが悪化したり、異音が
発生したりすると共に、特に、シフトフイーリン
グのテストを行う場合に、誤つた判定を下す原因
となるのである。
シフト操作のフイーリングが悪化したり、異音が
発生したりすると共に、特に、シフトフイーリン
グのテストを行う場合に、誤つた判定を下す原因
となるのである。
つまり、シフト操作中におけるシフトレバーに
作用する荷重の時間的変化や該レバーのストロー
ク等を測定し、これらの測定データに基づいて、
例えばシフト操作の重さや滑らかさ等のシフトフ
イーリングを定量的に評価することが試みられる
のであるが、このテスト中に上記の如きシンクロ
装置1の不具合現象が発生すると、上記荷重やス
トローク等の誤つたデータを採取することにな
り、シフトフイーリングの正しい評価が行えなく
なるのである。
作用する荷重の時間的変化や該レバーのストロー
ク等を測定し、これらの測定データに基づいて、
例えばシフト操作の重さや滑らかさ等のシフトフ
イーリングを定量的に評価することが試みられる
のであるが、このテスト中に上記の如きシンクロ
装置1の不具合現象が発生すると、上記荷重やス
トローク等の誤つたデータを採取することにな
り、シフトフイーリングの正しい評価が行えなく
なるのである。
本発明は、トランスミツシヨンにおける上記の
ような実情に対処するもので、シフト操作中にお
けるシンクロ装置の挙動を定量的に評価し得るよ
うにして、上記の如き不具合現象の有無を識別
し、またシフトフイーリングのテストに際して
は、正しく作動した場合のデータのみを採択して
正確なシフトフイーリングの判定を行い得るよう
にすることを目的とする。
ような実情に対処するもので、シフト操作中にお
けるシンクロ装置の挙動を定量的に評価し得るよ
うにして、上記の如き不具合現象の有無を識別
し、またシフトフイーリングのテストに際して
は、正しく作動した場合のデータのみを採択して
正確なシフトフイーリングの判定を行い得るよう
にすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
即ち、本発明に係るトランスミツシヨンのシン
クロ評価方法は、軸上に回転自在に支持された被
同期ギヤをシフト操作によりシンクロ装置を介し
て上記軸に結合させる場合において、シフト操作
中における上記軸と被同期ギヤとの回転速度の時
間的変化を測定すると共に、その測定データか
ら、シフト操作中における上記シンクロ装置の所
定の動作領域での上記軸と被同期ギヤとの回転量
の差を求め、この差に基づいてシンクロ装置の挙
動を評価することを特徴とする。
クロ評価方法は、軸上に回転自在に支持された被
同期ギヤをシフト操作によりシンクロ装置を介し
て上記軸に結合させる場合において、シフト操作
中における上記軸と被同期ギヤとの回転速度の時
間的変化を測定すると共に、その測定データか
ら、シフト操作中における上記シンクロ装置の所
定の動作領域での上記軸と被同期ギヤとの回転量
の差を求め、この差に基づいてシンクロ装置の挙
動を評価することを特徴とする。
尚、シンクロ装置の所定の動作領域としては、
例えば軸と被同期ギヤとの回転速度が等しくなつ
た時点からのスリーブとシンクロナイザリングの
スプラインチヤンフアのかき分け領域や、このか
き分け領域に続く上記スリーブとシンクロナイザ
リングのスプラインの噛合い領域等を採用するこ
とができる。
例えば軸と被同期ギヤとの回転速度が等しくなつ
た時点からのスリーブとシンクロナイザリングの
スプラインチヤンフアのかき分け領域や、このか
き分け領域に続く上記スリーブとシンクロナイザ
リングのスプラインの噛合い領域等を採用するこ
とができる。
(作用)
上記の構成によれば、シフト操作時に、例えば
スリーブとシンクロナイザリングのスプラインチ
ヤンフアのかき分け領域における軸と被同期ギヤ
の回転量の差、或はスリーブとシンクロナイザリ
ングのスプラインの噛み合い領域における軸と被
同期ギヤの回転量の差が求められることになる。
その場合に、前者の領域における回転量の差は、
軸と被同期ギヤの回転速度が等しくなつた時点か
らスリーブとシンクロナイザリングのスプライン
チヤンフアのかき分け動作が直ちに開始された場
合には、これらのスプラインの歯数によつて定ま
る所定のかき分け角に等しくなるはずであり、ま
た後者の領域における軸と被同期ギヤの回転量の
差は、該領域でのスリーブとシンクロナイザリン
グのスプラインの噛み合い中に該シンクロナイザ
リングの内周面とテーパコーンとの喰い付き状態
が解消されない限り零となるはずである。従つ
て、これらの領域における軸と被同期ギヤの回転
量の差を求めて、これを所定値と比較することに
より、シンクロ装置の挙動の良否や異常の程度等
が判別されることになる。
スリーブとシンクロナイザリングのスプラインチ
ヤンフアのかき分け領域における軸と被同期ギヤ
の回転量の差、或はスリーブとシンクロナイザリ
ングのスプラインの噛み合い領域における軸と被
同期ギヤの回転量の差が求められることになる。
その場合に、前者の領域における回転量の差は、
軸と被同期ギヤの回転速度が等しくなつた時点か
らスリーブとシンクロナイザリングのスプライン
チヤンフアのかき分け動作が直ちに開始された場
合には、これらのスプラインの歯数によつて定ま
る所定のかき分け角に等しくなるはずであり、ま
た後者の領域における軸と被同期ギヤの回転量の
差は、該領域でのスリーブとシンクロナイザリン
グのスプラインの噛み合い中に該シンクロナイザ
リングの内周面とテーパコーンとの喰い付き状態
が解消されない限り零となるはずである。従つ
て、これらの領域における軸と被同期ギヤの回転
量の差を求めて、これを所定値と比較することに
より、シンクロ装置の挙動の良否や異常の程度等
が判別されることになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明する。尚、
この実施例は、シフトフイーリングのテストに際
してシンクロ装置の挙動を評価する場合のもので
あつて、先ずこの評価及びシフトフイーリングの
テストが行われる試験装置について説明する。
この実施例は、シフトフイーリングのテストに際
してシンクロ装置の挙動を評価する場合のもので
あつて、先ずこの評価及びシフトフイーリングの
テストが行われる試験装置について説明する。
第3図に示すように、この試験装置10は、ト
ランスミツシヨンAを駆動するモータ11と、該
モータ11とトランスミツシヨンAとの間の入力
軸12上に介設されたクラツチ13と、トランス
ミツシヨンAの出力軸14(第1図に示す軸2)
に連結されて車体相当の慣性質量を該トランスミ
ツシヨンAの出力側に作用させるフライホイール
15とを有する。また、各種データ採取用のセン
サとして、モータ11の出力回転数を検出するモ
ータ回転数センサ16と、トランスミツシヨンA
の入力回転数及び出力回転数を夫々検出する入力
回転数センサ17及び出力回転数センサ18と、
トランスミツシヨンAの出力トルクを検出するト
ルクセンサ19と、該トランスミツシヨンAのシ
フトレバーBに作用する荷重及び該レバーBのス
トロークを夫々検出する荷重センサ20及びスト
ロークセンサ21とが備えられている。更に、該
装置10の制御用として、上記各センサ16〜2
1からの信号a〜fがアンプ22及びA/D変換
器23を介して入力されるパソコン24と、該パ
ソコン24に設定されたプログラムに従つてイン
タフエースユニツト25を介して作動されるシー
ケンサ26とが備えられ、該シーケンサ26から
の信号g,hにより上記モータ11及びクラツチ
13の作動が制御され、また上記インタフエース
ユニツト25からの出力信号iによりサーボアン
プ27を介して上記シフトレバーBの操作用アク
チユエータ28の作動が制御されるようになつて
いる。尚、上記各センサ16〜21からの信号a
〜fはインタフエースユニツト25にも入力さ
れ、これらの信号a〜fに基づいて装置全体のフ
イードバツク制御が行われるようになつている。
ランスミツシヨンAを駆動するモータ11と、該
モータ11とトランスミツシヨンAとの間の入力
軸12上に介設されたクラツチ13と、トランス
ミツシヨンAの出力軸14(第1図に示す軸2)
に連結されて車体相当の慣性質量を該トランスミ
ツシヨンAの出力側に作用させるフライホイール
15とを有する。また、各種データ採取用のセン
サとして、モータ11の出力回転数を検出するモ
ータ回転数センサ16と、トランスミツシヨンA
の入力回転数及び出力回転数を夫々検出する入力
回転数センサ17及び出力回転数センサ18と、
トランスミツシヨンAの出力トルクを検出するト
ルクセンサ19と、該トランスミツシヨンAのシ
フトレバーBに作用する荷重及び該レバーBのス
トロークを夫々検出する荷重センサ20及びスト
ロークセンサ21とが備えられている。更に、該
装置10の制御用として、上記各センサ16〜2
1からの信号a〜fがアンプ22及びA/D変換
器23を介して入力されるパソコン24と、該パ
ソコン24に設定されたプログラムに従つてイン
タフエースユニツト25を介して作動されるシー
ケンサ26とが備えられ、該シーケンサ26から
の信号g,hにより上記モータ11及びクラツチ
13の作動が制御され、また上記インタフエース
ユニツト25からの出力信号iによりサーボアン
プ27を介して上記シフトレバーBの操作用アク
チユエータ28の作動が制御されるようになつて
いる。尚、上記各センサ16〜21からの信号a
〜fはインタフエースユニツト25にも入力さ
れ、これらの信号a〜fに基づいて装置全体のフ
イードバツク制御が行われるようになつている。
然してこの試験装置10を用いて、本発明に係
るシフトフイーリング評価方法は次のように実施
される。
るシフトフイーリング評価方法は次のように実施
される。
即ち、ある変速段にシフトされているトランス
ミツシヨンAをモータ11によりクラツチ13を
介して所定の回転数で駆動している状態で、上記
クラツチ13を切断すると共に、アクチユエータ
28によりシフトレバーBを評価すべき所定の変
速段に変速するように操作する。この時、シフト
レバーBのシフト操作により、トランスミツシヨ
ンAにおける当該変速段で用いられる第1図に示
す如き構成のシンクロ装置1は、第4図a〜fに
示す過程を経て軸2(出力軸14)と被同期ギヤ
6とを結合する。また、荷重センサ20及びスト
ロークセンサ21の出力信号e,fにより、シフ
トレバーBに作用する荷重及び該レバーBのスト
ロークの第5図a,bに示すような変化が測定さ
れると共に、更に入力回転数センサ17及び出力
回転数センサ18の出力信号b,cに基づいて第
5図cに示すような軸2(出力軸14)と被同期
ギヤ6の回転速度の変化が、またトルクセンサ1
9の出力信号dにより第5図dに示すような出力
トルクの変化が測定される。
ミツシヨンAをモータ11によりクラツチ13を
介して所定の回転数で駆動している状態で、上記
クラツチ13を切断すると共に、アクチユエータ
28によりシフトレバーBを評価すべき所定の変
速段に変速するように操作する。この時、シフト
レバーBのシフト操作により、トランスミツシヨ
ンAにおける当該変速段で用いられる第1図に示
す如き構成のシンクロ装置1は、第4図a〜fに
示す過程を経て軸2(出力軸14)と被同期ギヤ
6とを結合する。また、荷重センサ20及びスト
ロークセンサ21の出力信号e,fにより、シフ
トレバーBに作用する荷重及び該レバーBのスト
ロークの第5図a,bに示すような変化が測定さ
れると共に、更に入力回転数センサ17及び出力
回転数センサ18の出力信号b,cに基づいて第
5図cに示すような軸2(出力軸14)と被同期
ギヤ6の回転速度の変化が、またトルクセンサ1
9の出力信号dにより第5図dに示すような出力
トルクの変化が測定される。
ここで、シフト操作時における上記シンクロ装
置1の具体的動作とこれに伴う各データの時間的
変化とについて詳細に説明する。
置1の具体的動作とこれに伴う各データの時間的
変化とについて詳細に説明する。
先ず、第1図及び第4図aに示す中立状態から
シフト操作によりスリーブ4がa方向にシフトレ
バーの初期ストロークS1(第5図b参照)に対応
する量だけスライドされた時に、該スリーブ4と
共にa方向に移動するキー5がシンクロナイザリ
ング9を同方向に押して、該リング9の内周面を
被同期ギヤ6に一体のテーパコーン8に押し付け
る。また、この時、第4図bに示すように、該ス
リーブ4のスプラインを構成する各歯の先端のチ
ヤンフア4a…4aが上記シンクロナイザリング
9のスプラインを構成する各歯のチヤンフア9a
…9aに出会い(第5図の時点P1)、この状態で
シンクロナイザリング9がスリーブ4及びクラツ
チハブ3を介して軸2と一体回転する。
シフト操作によりスリーブ4がa方向にシフトレ
バーの初期ストロークS1(第5図b参照)に対応
する量だけスライドされた時に、該スリーブ4と
共にa方向に移動するキー5がシンクロナイザリ
ング9を同方向に押して、該リング9の内周面を
被同期ギヤ6に一体のテーパコーン8に押し付け
る。また、この時、第4図bに示すように、該ス
リーブ4のスプラインを構成する各歯の先端のチ
ヤンフア4a…4aが上記シンクロナイザリング
9のスプラインを構成する各歯のチヤンフア9a
…9aに出会い(第5図の時点P1)、この状態で
シンクロナイザリング9がスリーブ4及びクラツ
チハブ3を介して軸2と一体回転する。
一方、上記被同期ギヤ6は、シンクロナイザリ
ング9がテーパコーン8に押し付けられた時点
P1では、第5図cに示すように軸2との間に相
対回転があり、そのためシンクロナイザリング9
とテーパコーン8との対接面が摺動することにな
り、該面にシフトレバーによるスリーブ4をa方
向に押圧する力に基づいて摩擦力が発生する。そ
して、この摩擦力により、テーパコーン8を介し
て被同期ギヤ6がスリーブ4ないし軸2に同期さ
れ、第5図cに示すように時点P2で該ギヤ6と
軸2の回転速度が等しくなる。その場合に、この
時点P1から時点P2までの同期領域T1においては、
第5図aに示すように、シフトレバーに上記摩擦
力を発生させるための大きな荷重が作用する。
尚、第5図bに示すように、この同期領域T1に
おいてはシフトレバーのストロークS2は極く小さ
く、また同図dに示すように、軸2に上記被同期
ギヤ6(及びこれに連動する各回転部材)の慣性
力に基づくトルクが発生する。
ング9がテーパコーン8に押し付けられた時点
P1では、第5図cに示すように軸2との間に相
対回転があり、そのためシンクロナイザリング9
とテーパコーン8との対接面が摺動することにな
り、該面にシフトレバーによるスリーブ4をa方
向に押圧する力に基づいて摩擦力が発生する。そ
して、この摩擦力により、テーパコーン8を介し
て被同期ギヤ6がスリーブ4ないし軸2に同期さ
れ、第5図cに示すように時点P2で該ギヤ6と
軸2の回転速度が等しくなる。その場合に、この
時点P1から時点P2までの同期領域T1においては、
第5図aに示すように、シフトレバーに上記摩擦
力を発生させるための大きな荷重が作用する。
尚、第5図bに示すように、この同期領域T1に
おいてはシフトレバーのストロークS2は極く小さ
く、また同図dに示すように、軸2に上記被同期
ギヤ6(及びこれに連動する各回転部材)の慣性
力に基づくトルクが発生する。
このようにして時点P2で軸2と被同期ギヤ6
との回転速度が等しくなると、シフトレバーによ
りスリーブ4に加えられているa方向の力によ
り、次にスリーブ4とシンクロナイザリング9の
スプラインチヤンフア4a…4a,9a…9aの
かき分け動作が行われる。つまり、第4図bに示
す上記両チヤンフア4a…4a,9a…9aが出
会つた状態から、スリーブ4が第5図bに示すシ
フトレバーのストロークS3に対応する量だけa方
向にスライドし、且つチヤンフア4a…4a,9
a…9aの傾斜面に沿つてシンクロナイザリング
9がスリーブ4に対して一定量だけ相対回転す
る。この、シンクロナイザリング9は被同期ギヤ
6と一体回転するので、該ギヤ6とスリーブ4な
いし軸2との間に、第5図cに示すような相対回
転が発生するが、この相対回転量Δθ1は、上記チ
ヤンフア4a…4a,9a…9aが第4図bに示
すように先端の頂点部で出会うように設定されて
ているものとすれば、スプラインの歯数をZとし
て、(180/Z)゜となる。そして、時点P3で上
記両スプラインチヤンフア4a…4a,9a…9
aの位置関係が第4図cに示すような状態となつ
てかき分け動作が終了するのであるが、この時点
P2〜P3のかき分け領域T2においては、スリーブ
4に作用するa方向の力によりシンクロナイザリ
ング9及び被同期ギヤ6を該スリーブ4に対して
上記回転量Δθ1だけ相対回転させなければならな
いので、第5図aに示すように、シフトレバーに
は上記同期領域T1に続いて所定の大きさの荷重
が引き続き作用する。
との回転速度が等しくなると、シフトレバーによ
りスリーブ4に加えられているa方向の力によ
り、次にスリーブ4とシンクロナイザリング9の
スプラインチヤンフア4a…4a,9a…9aの
かき分け動作が行われる。つまり、第4図bに示
す上記両チヤンフア4a…4a,9a…9aが出
会つた状態から、スリーブ4が第5図bに示すシ
フトレバーのストロークS3に対応する量だけa方
向にスライドし、且つチヤンフア4a…4a,9
a…9aの傾斜面に沿つてシンクロナイザリング
9がスリーブ4に対して一定量だけ相対回転す
る。この、シンクロナイザリング9は被同期ギヤ
6と一体回転するので、該ギヤ6とスリーブ4な
いし軸2との間に、第5図cに示すような相対回
転が発生するが、この相対回転量Δθ1は、上記チ
ヤンフア4a…4a,9a…9aが第4図bに示
すように先端の頂点部で出会うように設定されて
ているものとすれば、スプラインの歯数をZとし
て、(180/Z)゜となる。そして、時点P3で上
記両スプラインチヤンフア4a…4a,9a…9
aの位置関係が第4図cに示すような状態となつ
てかき分け動作が終了するのであるが、この時点
P2〜P3のかき分け領域T2においては、スリーブ
4に作用するa方向の力によりシンクロナイザリ
ング9及び被同期ギヤ6を該スリーブ4に対して
上記回転量Δθ1だけ相対回転させなければならな
いので、第5図aに示すように、シフトレバーに
は上記同期領域T1に続いて所定の大きさの荷重
が引き続き作用する。
また、このスリーブ4とシンクロナイザリング
9のスプラインチヤンフア4a…4a,9a…9
aのかき分け動作が終了すると、スリーブ4がa
方向にスライドして、該スリーブ4のスプライン
とシンクロナイザリング9のスプラインとが噛み
合わされるが、この噛合い領域T3においては、
スリーブ4のa方向のスライドに対する抵抗がな
くなるので、第5図aに示すように荷重が急激に
低下する。また、スリーブ4とシンクロナイザリ
ング9とは一体回転し、且つ該シンクロナイザリ
ング9と被同期ギヤ6も一体回転するので、この
領域T3においては、スリーブ4と被同期ギヤ6
との相対回転量Δθ2は零となる。そして、スリー
ブ4が第5図bに示すシフトレバーのストローク
S4に対応する量だけスライドした時点P4で、第
4図dに示すように、該スリーブ4のスプライン
チヤンフア4a…4aがギヤスプライン7のスプ
ラインチヤンフア7a…7aに出会い、次にこれ
らのチヤンフア4a…4a,7a…7aのかき分
け動作が行われる。
9のスプラインチヤンフア4a…4a,9a…9
aのかき分け動作が終了すると、スリーブ4がa
方向にスライドして、該スリーブ4のスプライン
とシンクロナイザリング9のスプラインとが噛み
合わされるが、この噛合い領域T3においては、
スリーブ4のa方向のスライドに対する抵抗がな
くなるので、第5図aに示すように荷重が急激に
低下する。また、スリーブ4とシンクロナイザリ
ング9とは一体回転し、且つ該シンクロナイザリ
ング9と被同期ギヤ6も一体回転するので、この
領域T3においては、スリーブ4と被同期ギヤ6
との相対回転量Δθ2は零となる。そして、スリー
ブ4が第5図bに示すシフトレバーのストローク
S4に対応する量だけスライドした時点P4で、第
4図dに示すように、該スリーブ4のスプライン
チヤンフア4a…4aがギヤスプライン7のスプ
ラインチヤンフア7a…7aに出会い、次にこれ
らのチヤンフア4a…4a,7a…7aのかき分
け動作が行われる。
このかき分け動作に際しては、スリーブ4及び
シンクロナイザリング9に対してギヤスプライン
7ないし被同期ギヤ6を相対回転させることにな
るが、この相対回転はテーパコーン8とシンクロ
ナイザリング9との対接面における摩擦抵抗に抗
して行われる。そのため、上記チヤンフア4a…
4a,7a…7aが出会つた時点P4から第5図
aに示すようにシフトレバーに再び大きな荷重が
作用し始めると共に、この荷重が上記摩擦抵抗を
上回つた時にシンクロナイザリング9とテーパコ
ーン8との対接面が摺動し、スリーブ4とギヤス
プライン7とが相対回転を開始する。この時、上
記対接面における摩擦係数が静摩擦係数から動摩
擦係数に変化することにより、第5図aに示すよ
うにシフトレバーの荷重が急激に低下すると共
に、スリーブ4が同図bに示すシフトレバーのス
トロークS5に対応する量だけスライドし且つ該ス
リーブ4とギヤスプライン7とが所定量相対回転
した時点P5で、これらのスプラインチヤンフア
4a…4a,7a…7aが第4図eに示す位置関
係となり、かき分け動作が終了する。その場合
に、第5図cに示すように、軸2と被同期ギヤ6
との間に一定量Δθ3の相対回転が発生するが、こ
の相対回転量は、スリーブ4とギヤスプラインチ
ヤンフア4a…4a,7a…7aの出会い時の状
態によつて異なり、また相対回転方向も一定しな
い。
シンクロナイザリング9に対してギヤスプライン
7ないし被同期ギヤ6を相対回転させることにな
るが、この相対回転はテーパコーン8とシンクロ
ナイザリング9との対接面における摩擦抵抗に抗
して行われる。そのため、上記チヤンフア4a…
4a,7a…7aが出会つた時点P4から第5図
aに示すようにシフトレバーに再び大きな荷重が
作用し始めると共に、この荷重が上記摩擦抵抗を
上回つた時にシンクロナイザリング9とテーパコ
ーン8との対接面が摺動し、スリーブ4とギヤス
プライン7とが相対回転を開始する。この時、上
記対接面における摩擦係数が静摩擦係数から動摩
擦係数に変化することにより、第5図aに示すよ
うにシフトレバーの荷重が急激に低下すると共
に、スリーブ4が同図bに示すシフトレバーのス
トロークS5に対応する量だけスライドし且つ該ス
リーブ4とギヤスプライン7とが所定量相対回転
した時点P5で、これらのスプラインチヤンフア
4a…4a,7a…7aが第4図eに示す位置関
係となり、かき分け動作が終了する。その場合
に、第5図cに示すように、軸2と被同期ギヤ6
との間に一定量Δθ3の相対回転が発生するが、こ
の相対回転量は、スリーブ4とギヤスプラインチ
ヤンフア4a…4a,7a…7aの出会い時の状
態によつて異なり、また相対回転方向も一定しな
い。
そして、この時点P4から時点P5までのスリー
ブ4とギヤスプライン7のスプラインチヤンフア
4a…4a,7a…7aのかき分け領域T4が終
了した後、スリーブ4が更にストロークエンドま
でスライドして、第4図fに示すように該スリー
ブ4におけるスプラインがギヤスプライン7に噛
み合い、これにより軸2と被同期ギヤ6との結合
動作が完了する。
ブ4とギヤスプライン7のスプラインチヤンフア
4a…4a,7a…7aのかき分け領域T4が終
了した後、スリーブ4が更にストロークエンドま
でスライドして、第4図fに示すように該スリー
ブ4におけるスプラインがギヤスプライン7に噛
み合い、これにより軸2と被同期ギヤ6との結合
動作が完了する。
然して、上記のようなシンクロ装置1の動作に
おいて、その動作状態の評価は次のように行われ
る。
おいて、その動作状態の評価は次のように行われ
る。
即ち、第5図cに示す軸2と被同期ギヤ6との
回転速度のデータに基づいて、時点P2〜P3のス
リーブ4とシンクロナイザリング9のスプライン
チヤンフア4a…4a,9a…9aのかき分け領
域T2、これに続く時点P3〜P4の上記スリーブ4
とシンクロナイザリング9のスプラインの噛合い
領域T3、更にこれに続く時点P4〜P5のスリーブ
4とギヤスプライン7のスプラインチヤンフア4
a…4a,7a…7aのかき分け領域T4の夫々
において、上記軸2と被同期ギヤ6の相対回転量
Δθ1,Δθ2,Δθ3を求める。これらの相対回転量
は、上記各領域T2,T3,T4における軸2と被同
期ギヤ6の回転速度を時間に対して夫々積分し、
その積分値の差を求めることによつて得られる。
また、各領域T2,T3,T4を区切る時点P2,P3,
P4,P5は、夫々第5図に示す符号トで示す出力
トルクのピーク時、符号チで示す荷重の落ち込み
開始時、符号リ、ヌで示す荷重の減少から増大へ
の変化時を検出することにより識別される。
回転速度のデータに基づいて、時点P2〜P3のス
リーブ4とシンクロナイザリング9のスプライン
チヤンフア4a…4a,9a…9aのかき分け領
域T2、これに続く時点P3〜P4の上記スリーブ4
とシンクロナイザリング9のスプラインの噛合い
領域T3、更にこれに続く時点P4〜P5のスリーブ
4とギヤスプライン7のスプラインチヤンフア4
a…4a,7a…7aのかき分け領域T4の夫々
において、上記軸2と被同期ギヤ6の相対回転量
Δθ1,Δθ2,Δθ3を求める。これらの相対回転量
は、上記各領域T2,T3,T4における軸2と被同
期ギヤ6の回転速度を時間に対して夫々積分し、
その積分値の差を求めることによつて得られる。
また、各領域T2,T3,T4を区切る時点P2,P3,
P4,P5は、夫々第5図に示す符号トで示す出力
トルクのピーク時、符号チで示す荷重の落ち込み
開始時、符号リ、ヌで示す荷重の減少から増大へ
の変化時を検出することにより識別される。
そして、領域T2における軸2と被同期ギヤ6
との相対回転量Δθ1が所定のチヤンフアかき分け
角(例えば(180/Z)゜)に等しいか否かによ
り、両者の回転速度が等しくなつた時点P2から
スリーブ4とシンクロナイザリング9のチヤンフ
ア4a…4a,9a…9aのかき分け動作が正し
く開始されたか否かを判別する。また、領域T3
における相対回転量Δθ2が零であるか否かによ
り、上記スリーブ4とシンクロナイザリング9の
スプラインの噛合い時に該シンクロナイザリング
9とテーパコーン8とが確実に喰い付いた状態に
保持されているか否かを判別する。これにより、
シンクロ装置1におけるシフト操作時の挙動の良
否を判定し、或は上記回転量Δθ1,Δθ2の正規の
値との差によりシンクロ動作の異常の程度を評価
する。ここで、領域T4における相対回転量Δθ3
は、スリーブ4とギヤスプライン7のスプライン
チヤンフア4a…4a,7a…7aの出会い方の
確認に用いられる。
との相対回転量Δθ1が所定のチヤンフアかき分け
角(例えば(180/Z)゜)に等しいか否かによ
り、両者の回転速度が等しくなつた時点P2から
スリーブ4とシンクロナイザリング9のチヤンフ
ア4a…4a,9a…9aのかき分け動作が正し
く開始されたか否かを判別する。また、領域T3
における相対回転量Δθ2が零であるか否かによ
り、上記スリーブ4とシンクロナイザリング9の
スプラインの噛合い時に該シンクロナイザリング
9とテーパコーン8とが確実に喰い付いた状態に
保持されているか否かを判別する。これにより、
シンクロ装置1におけるシフト操作時の挙動の良
否を判定し、或は上記回転量Δθ1,Δθ2の正規の
値との差によりシンクロ動作の異常の程度を評価
する。ここで、領域T4における相対回転量Δθ3
は、スリーブ4とギヤスプライン7のスプライン
チヤンフア4a…4a,7a…7aの出会い方の
確認に用いられる。
尚、この実施例では、上記のようにして評価、
判定されたシンクロ装置1の挙動が正常な場合
は、これに続いてシフト操作の重さや滑らかさ等
のシフトフイーリングの判定が行われる。この判
定は、重さについては、例えば第5図aに示す時
点P1〜P3の同期領域T1及びスリーブ4とシンク
ロナイザリング9とのかき分け領域T2における
荷重の時間的変化に基づいて、これらの領域でシ
フトレバーに加えられた力積や仕事量を求めるこ
とにより行われる。また、滑らかさについては、
時点P4〜P5のスリーブ4とギヤスプライン7と
のかき分け領域T4における荷重の時間的変化に
基づいて、これらの領域でシフトレバーに加えら
れた力積や仕事量を求めることにより、或は該領
域T4における荷重のピークの高さを求めること
により行われる。そして、いずれの場合にも、こ
のようにシフトフイーリングの評価に際して用い
られる荷重等のデータとして、上記のようにして
シンクロ装置1の挙動が正常があると判定された
場合に採取したもののみが採用されることによ
り、シフトフイーリングが常に正しく評価される
ことになる。
判定されたシンクロ装置1の挙動が正常な場合
は、これに続いてシフト操作の重さや滑らかさ等
のシフトフイーリングの判定が行われる。この判
定は、重さについては、例えば第5図aに示す時
点P1〜P3の同期領域T1及びスリーブ4とシンク
ロナイザリング9とのかき分け領域T2における
荷重の時間的変化に基づいて、これらの領域でシ
フトレバーに加えられた力積や仕事量を求めるこ
とにより行われる。また、滑らかさについては、
時点P4〜P5のスリーブ4とギヤスプライン7と
のかき分け領域T4における荷重の時間的変化に
基づいて、これらの領域でシフトレバーに加えら
れた力積や仕事量を求めることにより、或は該領
域T4における荷重のピークの高さを求めること
により行われる。そして、いずれの場合にも、こ
のようにシフトフイーリングの評価に際して用い
られる荷重等のデータとして、上記のようにして
シンクロ装置1の挙動が正常があると判定された
場合に採取したもののみが採用されることによ
り、シフトフイーリングが常に正しく評価される
ことになる。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、トランスミツシ
ヨンにおけるシンクロ装置のシフト操作時の挙動
が定量的に評価されることになる。これにより、
該シンクロ装置自体の不具合が人間の感覚等に頼
ることなく識別可能となると共に、特にシフトレ
バーに作用する荷重や該レバーのストローク等に
基づいてシフトフイーリングの評価を行う場合
に、上記荷重等のデータとしてシンクロ装置が正
しく作動した場合のデータのみを採取することが
可能となり、シフトフイーリングの評価の正確
性、信頼性が確保されることになる。
ヨンにおけるシンクロ装置のシフト操作時の挙動
が定量的に評価されることになる。これにより、
該シンクロ装置自体の不具合が人間の感覚等に頼
ることなく識別可能となると共に、特にシフトレ
バーに作用する荷重や該レバーのストローク等に
基づいてシフトフイーリングの評価を行う場合
に、上記荷重等のデータとしてシンクロ装置が正
しく作動した場合のデータのみを採取することが
可能となり、シフトフイーリングの評価の正確
性、信頼性が確保されることになる。
第1図は本発明が適用されるトランスミツシヨ
ンにおけるシンクロ装置の構成を示す概略断面
図、第2図は該シンクロ装置による軸とギヤとの
同期動作を示す経時変化図、第3図は本発明の実
施に用いられる試験装置の構成図、第4図a〜f
はシンクロ装置のシフト操作時における各作動段
階を夫々示す説明図、第5図はシフト操作時にお
ける各種データの経時変化図である。 A…トランスミツシヨン、B…シフトレバー、
1…シンクロ装置、4…スリーブ、7…ギヤスプ
ライン、9…シンクロナイザリング、4a,7
a,9a…スプラインチヤンフア。
ンにおけるシンクロ装置の構成を示す概略断面
図、第2図は該シンクロ装置による軸とギヤとの
同期動作を示す経時変化図、第3図は本発明の実
施に用いられる試験装置の構成図、第4図a〜f
はシンクロ装置のシフト操作時における各作動段
階を夫々示す説明図、第5図はシフト操作時にお
ける各種データの経時変化図である。 A…トランスミツシヨン、B…シフトレバー、
1…シンクロ装置、4…スリーブ、7…ギヤスプ
ライン、9…シンクロナイザリング、4a,7
a,9a…スプラインチヤンフア。
1 シフトレバーのセレクト操作及びシフト操作
により複数のギヤ列のうちの1つを同期噛合装置
を介して動力伝達状態とするように構成されたマ
ニユアルトランスミツシヨンにおける上記シフト
操作の滑らかさを定量的に評価する方法であつ
て、シフト操作時に上記シフトレバーに作用する
荷重の時間的変化を測定すると共に、この測定デ
ータに基いて、シフト操作中における上記同期噛
合装置のスリーブとギヤスプラインとが同期した
後の該スリーブとシンクロナイザリングのスプラ
インチヤンフアのかき分け終了時から該スリーブ
と上記ギヤスプラインのスプラインチヤンフアの
出会い時までの期間の荷重の最小値と、該スリー
ブとギヤスプラインのスプラインチヤンフアのか
き分け期間中の荷重の最大値とを求め、この最小
値と最大値との差に基づいてシフト操作の滑らか
さを評価することを特徴とするシフトフイーリン
グ評価方法。
により複数のギヤ列のうちの1つを同期噛合装置
を介して動力伝達状態とするように構成されたマ
ニユアルトランスミツシヨンにおける上記シフト
操作の滑らかさを定量的に評価する方法であつ
て、シフト操作時に上記シフトレバーに作用する
荷重の時間的変化を測定すると共に、この測定デ
ータに基いて、シフト操作中における上記同期噛
合装置のスリーブとギヤスプラインとが同期した
後の該スリーブとシンクロナイザリングのスプラ
インチヤンフアのかき分け終了時から該スリーブ
と上記ギヤスプラインのスプラインチヤンフアの
出会い時までの期間の荷重の最小値と、該スリー
ブとギヤスプラインのスプラインチヤンフアのか
き分け期間中の荷重の最大値とを求め、この最小
値と最大値との差に基づいてシフト操作の滑らか
さを評価することを特徴とするシフトフイーリン
グ評価方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62068461A JPS63234131A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | トランスミツシヨンのシンクロ評価方法 |
| US07/166,547 US4849888A (en) | 1987-03-10 | 1988-03-10 | Method and apparatus for evaluating a feeling of a gear shifting operation in a manual transmission |
| DE3808004A DE3808004A1 (de) | 1987-03-10 | 1988-03-10 | Verfahren und vorrichtung zum bewerten der schaltbetaetigungs-empfindlichkeit eines von hand zu schaltenden getriebes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62068461A JPS63234131A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | トランスミツシヨンのシンクロ評価方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63234131A JPS63234131A (ja) | 1988-09-29 |
| JPH0529257B2 true JPH0529257B2 (ja) | 1993-04-28 |
Family
ID=13374350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62068461A Granted JPS63234131A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-23 | トランスミツシヨンのシンクロ評価方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63234131A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10350129B4 (de) * | 2003-10-28 | 2014-01-23 | Man Truck & Bus Ag | Diagnoseverfahren sowie Diagnosevorrichtung für ein schaltbares Synchrongetriebe |
| FR2915576B1 (fr) * | 2007-04-27 | 2009-06-05 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede de test d'une boite de vitesses en phase de synchronisation |
| CN102297764B (zh) * | 2011-04-29 | 2013-01-02 | 天津天海同步科技股份有限公司 | 双锥同步器装配总成模拟挂档简易装置 |
| CN102288394B (zh) * | 2011-05-03 | 2013-06-12 | 天津天海同步科技股份有限公司 | 双锥同步器装配总成自滑性检测简易装置 |
| ES2612756T3 (es) * | 2013-02-18 | 2017-05-18 | Iveco S.P.A. | Método, dispositivo, programa de ordenador y medios legibles por ordenador para monitorizar el desgaste de los sincronizadores de una caja de cambios manual |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP62068461A patent/JPS63234131A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63234131A (ja) | 1988-09-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP3982012B1 (en) | Transmission and meshing clutch | |
| US4849888A (en) | Method and apparatus for evaluating a feeling of a gear shifting operation in a manual transmission | |
| JPH0567815B2 (ja) | ||
| JPH0529257B2 (ja) | ||
| US11353069B2 (en) | Transmission for a vehicle | |
| US11840237B2 (en) | Control device and method for controlling a vehicle powertrain to overcome, or avoid, a cog-to-cog condition, computer program, computer-readable medium and vehicle | |
| EP0984186B1 (en) | Apparatus for controlling vehicle drive system having automatic clutch between drive power source and transmission | |
| JP5155205B2 (ja) | 変速機の同期装置 | |
| CN110230695B (zh) | 一种双离合器动力冲突故障确定的方法和装置 | |
| CN113631843B (zh) | 传动机构 | |
| JPH0641897B2 (ja) | シフトフイ−リング評価装置 | |
| EP2428701B1 (en) | Method for monitoring a gear-change operation in a motor vehicle provided with a dual-clutch transmission | |
| JPH0529258B2 (ja) | ||
| JPH0529261B2 (ja) | ||
| JPH0529259B2 (ja) | ||
| JP3603622B2 (ja) | トランスミッションシンクロリング性能評価方法 | |
| Tawhare et al. | Torsional fluctuations consideration while design of synchro rings | |
| JP2574851B2 (ja) | 変速機の同期性能評価方法 | |
| JPH0529260B2 (ja) | ||
| JPH06102146A (ja) | シフトフィーリング評価方法 | |
| KR100418955B1 (ko) | 수동변속기 기어 점프아웃 시험방법 및 장치 | |
| JPH0544822A (ja) | 変速機のクラツチトルク検出装置 | |
| JPH0320580Y2 (ja) | ||
| EP1584848B1 (en) | Automatic shift operation controlling apparatus for a vehicle and method of detecting a balk point in the same | |
| JPH06109598A (ja) | 変速ギアの抜け判別方法 |