JPH05294993A - レトロウイルスプロテアーゼ阻害物質 - Google Patents
レトロウイルスプロテアーゼ阻害物質Info
- Publication number
- JPH05294993A JPH05294993A JP3272415A JP27241591A JPH05294993A JP H05294993 A JPH05294993 A JP H05294993A JP 3272415 A JP3272415 A JP 3272415A JP 27241591 A JP27241591 A JP 27241591A JP H05294993 A JPH05294993 A JP H05294993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rpi
- acid
- amino acid
- compound
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】レトロウイルス性疾患の治療剤として有用なレ
トロウイルスプロテアーゼ阻害物質を提供する。 【構成】式(I) [R1,R2は結合手、アミノ酸残基を;YNはH、アミ
ノ基の保護基を;YCはOHまたはカルボキシル基の保
護基を;Xは−CO−,−CH(OH)−を示す]化合
物、キタサトスポリア属に属する菌を培養し、得られた
化合物を採取し、所望により、さらにエドマン分解、ア
ミノ酸付加、アシル化反応等に付すことからなる式
(I)の化合物の製法、並びに当該化合物を含有するレ
トロウイルス性疾患治療剤。
トロウイルスプロテアーゼ阻害物質を提供する。 【構成】式(I) [R1,R2は結合手、アミノ酸残基を;YNはH、アミ
ノ基の保護基を;YCはOHまたはカルボキシル基の保
護基を;Xは−CO−,−CH(OH)−を示す]化合
物、キタサトスポリア属に属する菌を培養し、得られた
化合物を採取し、所望により、さらにエドマン分解、ア
ミノ酸付加、アシル化反応等に付すことからなる式
(I)の化合物の製法、並びに当該化合物を含有するレ
トロウイルス性疾患治療剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キタサトスポリア属に
属する菌の生産するレトロウイルスプロテアーゼ阻害活
性を有する新規なペプチド性化合物(RPI−856、
RPI−857、RPI−858もしくはRPI−85
9)およびその誘導体もしくはその塩またはそれらの混
合物、それらの製造法ならびに用途に関する。
属する菌の生産するレトロウイルスプロテアーゼ阻害活
性を有する新規なペプチド性化合物(RPI−856、
RPI−857、RPI−858もしくはRPI−85
9)およびその誘導体もしくはその塩またはそれらの混
合物、それらの製造法ならびに用途に関する。
【0002】
【従来の技術】レトロウイルスは、レトロウイルス科に
属するウイルスであって、遺伝子としてRNAを持ち、
自身の有する逆転写酵素(RNA依存性DNAポリメラ
ーゼ)の働きによりRNAを鋳型としてDNAを合成す
る段階を自己複製の第1段階とするウイルスの総称であ
る。レトロウイルス科は3つの亜科(オンコウイルス、
レンチウイルス、スプマウイルス)からなる。レトロウ
イルスは、鳥類や哺乳類の種々の動物を宿主として感
染、増殖し、肉腫、白血病、癌などを引き起こすものの
あることが知られている。ヒトを宿主とするレトロウイ
ルスとしては、成人T細胞白血病ウイルス(adultT−ce
ll leukemia virus, ATLV)、ヒトT細胞白血病ウイ
ルスI型(human T−cell leukemia virus typeI、H
TLV−I)およびヒト免疫不全ウイルス(human immu
nodeficiency virus,HIV)などが報告されている
が、ATLVは、HTLV−Iと同一のウイルスである
ことが証明された。HTLVにはこの他に、T細胞系の
ヘアリーセル白血病(hairy cellleukemia )を誘導す
るII型が存在する。HIVはHIV−1およびHIV−
2に分類され、HIV−1は重篤な免疫不全症である後
天性免疫不全症候群(aquired immunodeficiency syndr
ome, AIDS)の原因ウイルスであることが分かって
いる。また、HIV−2もAIDSの原因ウイルスとさ
れているが、HIV−1ほどはっきりとは解明されてい
ない。
属するウイルスであって、遺伝子としてRNAを持ち、
自身の有する逆転写酵素(RNA依存性DNAポリメラ
ーゼ)の働きによりRNAを鋳型としてDNAを合成す
る段階を自己複製の第1段階とするウイルスの総称であ
る。レトロウイルス科は3つの亜科(オンコウイルス、
レンチウイルス、スプマウイルス)からなる。レトロウ
イルスは、鳥類や哺乳類の種々の動物を宿主として感
染、増殖し、肉腫、白血病、癌などを引き起こすものの
あることが知られている。ヒトを宿主とするレトロウイ
ルスとしては、成人T細胞白血病ウイルス(adultT−ce
ll leukemia virus, ATLV)、ヒトT細胞白血病ウイ
ルスI型(human T−cell leukemia virus typeI、H
TLV−I)およびヒト免疫不全ウイルス(human immu
nodeficiency virus,HIV)などが報告されている
が、ATLVは、HTLV−Iと同一のウイルスである
ことが証明された。HTLVにはこの他に、T細胞系の
ヘアリーセル白血病(hairy cellleukemia )を誘導す
るII型が存在する。HIVはHIV−1およびHIV−
2に分類され、HIV−1は重篤な免疫不全症である後
天性免疫不全症候群(aquired immunodeficiency syndr
ome, AIDS)の原因ウイルスであることが分かって
いる。また、HIV−2もAIDSの原因ウイルスとさ
れているが、HIV−1ほどはっきりとは解明されてい
ない。
【0003】ATLVによって引き起こされる成人T細
胞白血病は、日本の南西地域特に九州地方に多く見られ
る白血病であり、1977年にはじめて報告された。成
人T細胞白血病患者では、T4陽性T細胞が癌化して、
皮膚病変、リンパ節腫大、肝脾腫等を招来する。成人T
細胞白血病に対しては有効な治療法はなく、発病すると
ほとんどが1年以内に死亡する。HIV−1によって引
き起こされるAIDSは、予後不良の免疫不全症として
最近注目を集めている疾病であって、カリニ肺炎やカポ
シ肉腫などの臨床像を特徴とする。HIV−1は、T4
陽性細胞に感染して細胞内に侵入、増殖し、これを破壊
することにより免疫不全を招来する。現在AIDSの治
療薬としてアジトチミジン(AZT)が使用されてお
り、症状の改善および延命効果が認められている。
胞白血病は、日本の南西地域特に九州地方に多く見られ
る白血病であり、1977年にはじめて報告された。成
人T細胞白血病患者では、T4陽性T細胞が癌化して、
皮膚病変、リンパ節腫大、肝脾腫等を招来する。成人T
細胞白血病に対しては有効な治療法はなく、発病すると
ほとんどが1年以内に死亡する。HIV−1によって引
き起こされるAIDSは、予後不良の免疫不全症として
最近注目を集めている疾病であって、カリニ肺炎やカポ
シ肉腫などの臨床像を特徴とする。HIV−1は、T4
陽性細胞に感染して細胞内に侵入、増殖し、これを破壊
することにより免疫不全を招来する。現在AIDSの治
療薬としてアジトチミジン(AZT)が使用されてお
り、症状の改善および延命効果が認められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように抗レトロ
ウイルス剤としてAZTが使用されているものの、この
物質は副作用として骨髄抑制を起こすなどの欠点を有し
ており、さらに効果が高く副作用の少ない治療薬の出現
が期待されている。
ウイルス剤としてAZTが使用されているものの、この
物質は副作用として骨髄抑制を起こすなどの欠点を有し
ており、さらに効果が高く副作用の少ない治療薬の出現
が期待されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】レトロウイルスのゲノム
にコードされているプロテアーゼは感染性成熟ウイルス
粒子の形成に際して重要な役割を果たしており、このプ
ロテアーゼ機能を欠損すると感染性粒子の形成の起こら
ないことが知られている〔I. Katoh ら、ウィロロジー
(Virology) 第145巻, 280頁(1985年)〕。したがっ
て、該プロテアーゼの阻害剤はレトロウイルス性疾患の
予防および治療薬に成り得るものと考えられ、最近にな
ってペプスタチンA〔フェブス レターズ(FEBS Lett.),
247, 349(1989)〕、ペプチド誘導体〔ネイチャー(Natu
re),343, 90(1990)、ジャーナル・オブ・バイオロジカ
ル・ケミストリー(J. Biol. Chem.),265, 14675(199
0)、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー
(J.Med. Chem.) 33, 1285(1990)、サイエンス(Scienc
e), 248, 358(1990)、特開平2−209854号〕や非ペプチ
ド性化合物〔サイエンス(Science), 249, 527(1990)〕
等のプロテアーゼ阻害剤が該治療剤として提案されてい
る。本発明者らは広く自然界に該プロテアーゼ阻害物質
を検索し、その結果、土壌中から分離した1菌株が該プ
ロテアーゼ阻害物質を産生すること、該菌株が放線菌の
中のキタサトスポリア属に属すること、該微生物の培養
液から精製取得したペプチド性の新規な化合物たるRP
I−856、RPI−857、RPI−858、RPI
−859が試験管内で該プロテアーゼを強く阻害するこ
とを見出し、さらに鋭意研究を重ね、それらの誘導体も
同様の効果を有することを見出し、本発明を完成するに
至った。
にコードされているプロテアーゼは感染性成熟ウイルス
粒子の形成に際して重要な役割を果たしており、このプ
ロテアーゼ機能を欠損すると感染性粒子の形成の起こら
ないことが知られている〔I. Katoh ら、ウィロロジー
(Virology) 第145巻, 280頁(1985年)〕。したがっ
て、該プロテアーゼの阻害剤はレトロウイルス性疾患の
予防および治療薬に成り得るものと考えられ、最近にな
ってペプスタチンA〔フェブス レターズ(FEBS Lett.),
247, 349(1989)〕、ペプチド誘導体〔ネイチャー(Natu
re),343, 90(1990)、ジャーナル・オブ・バイオロジカ
ル・ケミストリー(J. Biol. Chem.),265, 14675(199
0)、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー
(J.Med. Chem.) 33, 1285(1990)、サイエンス(Scienc
e), 248, 358(1990)、特開平2−209854号〕や非ペプチ
ド性化合物〔サイエンス(Science), 249, 527(1990)〕
等のプロテアーゼ阻害剤が該治療剤として提案されてい
る。本発明者らは広く自然界に該プロテアーゼ阻害物質
を検索し、その結果、土壌中から分離した1菌株が該プ
ロテアーゼ阻害物質を産生すること、該菌株が放線菌の
中のキタサトスポリア属に属すること、該微生物の培養
液から精製取得したペプチド性の新規な化合物たるRP
I−856、RPI−857、RPI−858、RPI
−859が試験管内で該プロテアーゼを強く阻害するこ
とを見出し、さらに鋭意研究を重ね、それらの誘導体も
同様の効果を有することを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0006】すなわち、本発明は (1)式I
【0007】
【化3】
【0008】[式中、R1およびR2はそれぞれ結合手ま
たはアミノ酸残基を示し、YNはHまたはアミノ基の保
護基を示し、YCはOHまたはカルボキシル基の保護基
を示し、 で表わされるペプチド性化合物(I)もしくはその塩ま
たはそれらの混合物; (2)キタサトスポリア属に属し、ペプチド性化合物
(II)(RPI−856、RPI−857、RPI−8
58もしくはRPI−859;式〔II〕(配列番号:
2)
たはアミノ酸残基を示し、YNはHまたはアミノ基の保
護基を示し、YCはOHまたはカルボキシル基の保護基
を示し、 で表わされるペプチド性化合物(I)もしくはその塩ま
たはそれらの混合物; (2)キタサトスポリア属に属し、ペプチド性化合物
(II)(RPI−856、RPI−857、RPI−8
58もしくはRPI−859;式〔II〕(配列番号:
2)
【0009】
【化4】
【0010】〔式中、RはAsp残基またはOHを示
す〕で表わされるペプチド性化合物)もしくはその塩ま
たはそれらの2種以上の混合物を生産する菌を培地に培
養し、培養物中に上記ペプチド性化合物(II)もしくは
その塩またはそれらの2種以上の混合物を生成蓄積せし
め、これを採取し、所望により、さらにエドマン分解、
アミノ酸付加、アシル化、エステル化、アミド化および
/または還元反応に付すことを特徴とする上記(1)記
載の化合物(I)もしくはその塩またはそれらの混合物
の製造法;(3)上記(1)記載の化合物(I)もしく
はその塩またはそれらの混合物を含有するレトロウイル
ス性疾患の治療剤を提供するものである。
す〕で表わされるペプチド性化合物)もしくはその塩ま
たはそれらの2種以上の混合物を生産する菌を培地に培
養し、培養物中に上記ペプチド性化合物(II)もしくは
その塩またはそれらの2種以上の混合物を生成蓄積せし
め、これを採取し、所望により、さらにエドマン分解、
アミノ酸付加、アシル化、エステル化、アミド化および
/または還元反応に付すことを特徴とする上記(1)記
載の化合物(I)もしくはその塩またはそれらの混合物
の製造法;(3)上記(1)記載の化合物(I)もしく
はその塩またはそれらの混合物を含有するレトロウイル
ス性疾患の治療剤を提供するものである。
【0011】なお後出の分析から、上記式(I)中、R
1がVal、R2がAsp、YNがH 相当し、両者は式(I)中の不斉炭素に基く立体異性体
と考えられ、また上記式 RPI−858およびRPI−859に相当し、両者は
式(I)中の不斉炭素に基く立体異性体と考えられる。
本発明のレトロウイルスとしては、前述のものも含め
て、遺伝子としてRNAを持つ全てのウイルスをいう。
本発明製剤の対象疾患は、前述のものも含めて、レトロ
ウイルスによって引き起こされる全ての疾患を含む。
1がVal、R2がAsp、YNがH 相当し、両者は式(I)中の不斉炭素に基く立体異性体
と考えられ、また上記式 RPI−858およびRPI−859に相当し、両者は
式(I)中の不斉炭素に基く立体異性体と考えられる。
本発明のレトロウイルスとしては、前述のものも含め
て、遺伝子としてRNAを持つ全てのウイルスをいう。
本発明製剤の対象疾患は、前述のものも含めて、レトロ
ウイルスによって引き起こされる全ての疾患を含む。
【0012】本発明の方法において用いうる微生物とし
ては、キタサトスポリア属に属し、RPI−856、R
PI−857、RPI−858もしくはRPI−859
またはそれらの塩またはそれらの2種以上を生産する能
力を有するものであればいずれのものでもよい。その例
としては、滋賀県で採取した土壌より分離されたAL−
322株が挙げられる。AL−322株について、イン
ターナショナル・ジャーナル・オブ・システマティック
・バクテリオロジー(International Journal of System
atic Bacteriology)、第16巻、313-340頁(1966年)に
記載の方法に準じて検討した菌学的性状は下記のとおり
である。なお、培地上の所見は特に記載のないかぎり、
28℃において14日間培養し、観察したものである。 (I)形態的特徴 気菌糸は、よく伸長分岐した基生菌糸から単純分枝状に
伸長しており、その先端には、長い胞子連鎖(通常10
〜50個以上)が認められるが、輸生糸及び運動性の胞
子は、認められない。胞子は円筒形(φ0.6×1.7
〜2.0μm)を示し、その表面は平滑である。
ては、キタサトスポリア属に属し、RPI−856、R
PI−857、RPI−858もしくはRPI−859
またはそれらの塩またはそれらの2種以上を生産する能
力を有するものであればいずれのものでもよい。その例
としては、滋賀県で採取した土壌より分離されたAL−
322株が挙げられる。AL−322株について、イン
ターナショナル・ジャーナル・オブ・システマティック
・バクテリオロジー(International Journal of System
atic Bacteriology)、第16巻、313-340頁(1966年)に
記載の方法に準じて検討した菌学的性状は下記のとおり
である。なお、培地上の所見は特に記載のないかぎり、
28℃において14日間培養し、観察したものである。 (I)形態的特徴 気菌糸は、よく伸長分岐した基生菌糸から単純分枝状に
伸長しており、その先端には、長い胞子連鎖(通常10
〜50個以上)が認められるが、輸生糸及び運動性の胞
子は、認められない。胞子は円筒形(φ0.6×1.7
〜2.0μm)を示し、その表面は平滑である。
【0013】(II)各種培地上での生育状態 各種培地における生育の程度(G)、気菌糸(AM)の生
育および色調、裏面の色調(R)および可溶性色素(S
P)の有無および色調などについて以下に列記する。色
の記載について( )で示す標準色調記号は、コンティ
ナー・コーポレーション・オブ・アメリカ(Container
Corporation of America)のザ・カラー・ハーモニー・
マニュアル(The Color Harmony Manual)第4版、19
58年によった。 (a)シュークロース・ G : 貧弱、象牙色(2ca)
うすい 硝酸塩寒天培地 AM: なし R : 淡象牙色(2ca) SP: なし (b)グルコース・アスパラギンG : 中程度、淡象牙
色(2ca)拡散性 寒天培地 AM: 貧弱、白色ないし白灰色
(3ba) R : 淡黄灰色ないし淡黄褐色(2ca-2ic) SP: なし (c)グリセリン・アスパラギン G : 中程度、淡
象牙色(2ca)拡散性 寒天培地 AM: 貧弱、白色ないし白灰色
(3ba) R : 淡黄灰色(2ca-2ic) SP: なし (d)スターチ・無機塩 G : 中程度、象牙色(2c
a) 寒天培地 AM: 豊富、白色ないし灰色(2
ba−2cb) R : 淡黄灰色ないし淡黄褐色(2ea-2ic) SP: なし (e)チロジン寒天培地 G : 中程度、淡黄灰色(2g
c) AM: なし R : 淡黄灰色ないし淡黄褐色(2la-2ic) SP: なし (f)栄養寒天培地 G : 貧弱、象牙色(2ca) AM: なし R : 象牙色(2ca) SP: なし (g)イースト・麦芽 G : 中程度、灰黄色(2gc-
2ic)しわ状 寒天培地 AM: なし R : 淡黄灰色(2ea) SP: なし (h)オートミール G : 中程度、象牙色ないし
暗褐色(2ca-4ic) 寒天培地 拡散性 AM: 貧弱、白色ないし淡灰色(2ba) R : 淡象牙色ないし暗褐色(2ca-4ic) SP: なし (i)ペプトン・イースト・鉄 G : 貧弱、淡黄
灰色(2ea)光沢あり 寒天培地 AM: なし R : 淡黄灰色(2ea) SP: なし (III)生理的性質 (a)生育温度範囲 : 8〜35℃ 最適生育温度範囲 : 25〜29℃ (b)硝酸の還元 : 陰性 (c)ゼラチンの液化 : 陰性 (グルコース・ペプトン・ゼラチン培地) (d)澱粉の加水分解 : 陽性 (e)脱脂乳の凝固 : 陰性 脱脂乳のペプトン化 : 弱い陽性 (f)メラニン様色素の生成 チロシン寒天培地 : 陰性 ペプトン・イースト・ 鉄寒天培地 : 陰性 (IV)炭素源の資化性(プリードハム・ゴットリープ寒
天培地) L−アラビノース : ++ D−キシロース : + D−グルコース : ++ D−フラクトース : +− シュークロース : + イノシトール : − L−ラムノース : − ラフィノース : + D−マンニット : − 対 照 : − (注)++:比較的良好な生育 + :生育を認める +−:+又は−の判定が困難 − :生育せず (V)化学分類学的性質 1.細胞壁成分の分析 グルコース1% トリプトン1% 酵母エキス0.6%
pH7.0からなる培地を用いて、28℃3日間培養
後「放線菌の同定実験法」日本放線菌学会編(昭和63
年)記載の方法に準じて、生菌体及び細胞壁画分を調製
した。以下の分析は、上記文献記載の方法に準じて行っ
た。
育および色調、裏面の色調(R)および可溶性色素(S
P)の有無および色調などについて以下に列記する。色
の記載について( )で示す標準色調記号は、コンティ
ナー・コーポレーション・オブ・アメリカ(Container
Corporation of America)のザ・カラー・ハーモニー・
マニュアル(The Color Harmony Manual)第4版、19
58年によった。 (a)シュークロース・ G : 貧弱、象牙色(2ca)
うすい 硝酸塩寒天培地 AM: なし R : 淡象牙色(2ca) SP: なし (b)グルコース・アスパラギンG : 中程度、淡象牙
色(2ca)拡散性 寒天培地 AM: 貧弱、白色ないし白灰色
(3ba) R : 淡黄灰色ないし淡黄褐色(2ca-2ic) SP: なし (c)グリセリン・アスパラギン G : 中程度、淡
象牙色(2ca)拡散性 寒天培地 AM: 貧弱、白色ないし白灰色
(3ba) R : 淡黄灰色(2ca-2ic) SP: なし (d)スターチ・無機塩 G : 中程度、象牙色(2c
a) 寒天培地 AM: 豊富、白色ないし灰色(2
ba−2cb) R : 淡黄灰色ないし淡黄褐色(2ea-2ic) SP: なし (e)チロジン寒天培地 G : 中程度、淡黄灰色(2g
c) AM: なし R : 淡黄灰色ないし淡黄褐色(2la-2ic) SP: なし (f)栄養寒天培地 G : 貧弱、象牙色(2ca) AM: なし R : 象牙色(2ca) SP: なし (g)イースト・麦芽 G : 中程度、灰黄色(2gc-
2ic)しわ状 寒天培地 AM: なし R : 淡黄灰色(2ea) SP: なし (h)オートミール G : 中程度、象牙色ないし
暗褐色(2ca-4ic) 寒天培地 拡散性 AM: 貧弱、白色ないし淡灰色(2ba) R : 淡象牙色ないし暗褐色(2ca-4ic) SP: なし (i)ペプトン・イースト・鉄 G : 貧弱、淡黄
灰色(2ea)光沢あり 寒天培地 AM: なし R : 淡黄灰色(2ea) SP: なし (III)生理的性質 (a)生育温度範囲 : 8〜35℃ 最適生育温度範囲 : 25〜29℃ (b)硝酸の還元 : 陰性 (c)ゼラチンの液化 : 陰性 (グルコース・ペプトン・ゼラチン培地) (d)澱粉の加水分解 : 陽性 (e)脱脂乳の凝固 : 陰性 脱脂乳のペプトン化 : 弱い陽性 (f)メラニン様色素の生成 チロシン寒天培地 : 陰性 ペプトン・イースト・ 鉄寒天培地 : 陰性 (IV)炭素源の資化性(プリードハム・ゴットリープ寒
天培地) L−アラビノース : ++ D−キシロース : + D−グルコース : ++ D−フラクトース : +− シュークロース : + イノシトール : − L−ラムノース : − ラフィノース : + D−マンニット : − 対 照 : − (注)++:比較的良好な生育 + :生育を認める +−:+又は−の判定が困難 − :生育せず (V)化学分類学的性質 1.細胞壁成分の分析 グルコース1% トリプトン1% 酵母エキス0.6%
pH7.0からなる培地を用いて、28℃3日間培養
後「放線菌の同定実験法」日本放線菌学会編(昭和63
年)記載の方法に準じて、生菌体及び細胞壁画分を調製
した。以下の分析は、上記文献記載の方法に準じて行っ
た。
【0014】a)アミノ酸の分析 細胞壁画分を6N塩酸を用いて120℃ 18時間加水
分解して得られた加水分解物を、二次元薄層クロマトグ
ラフィー(セルローススポットフイルム、展開溶媒:一
次元、イソプロパノール−酢酸−水(75:10:15 v/v)
二次元、メタノール−ピリジン−10N塩酸−水(64:
8:2:14 v/v) 及び高速液体クロマトグラフィー(和
光、PTCアミノ酸分析システム 島津 LC-6AD)を用い
て分析した。さらに、ジアミノピメリン酸の光学異性体
は、二村らの方法に従って、高速液体クロマトグラフィ
ー(島津 LC-6A、カラム:コスモシル,5C-18)で分析し
た。細胞壁アミノ酸組成として、グリシン、アラニン、
グルタミン酸に加えて、LL−ジアミノピメリン酸及び
meso−ジアミノピメリン酸(LL:meso=64:36)が
検出された。同時に、グルコサミン及びムラミン酸など
のアミノ糖の存在を確認した。
分解して得られた加水分解物を、二次元薄層クロマトグ
ラフィー(セルローススポットフイルム、展開溶媒:一
次元、イソプロパノール−酢酸−水(75:10:15 v/v)
二次元、メタノール−ピリジン−10N塩酸−水(64:
8:2:14 v/v) 及び高速液体クロマトグラフィー(和
光、PTCアミノ酸分析システム 島津 LC-6AD)を用い
て分析した。さらに、ジアミノピメリン酸の光学異性体
は、二村らの方法に従って、高速液体クロマトグラフィ
ー(島津 LC-6A、カラム:コスモシル,5C-18)で分析し
た。細胞壁アミノ酸組成として、グリシン、アラニン、
グルタミン酸に加えて、LL−ジアミノピメリン酸及び
meso−ジアミノピメリン酸(LL:meso=64:36)が
検出された。同時に、グルコサミン及びムラミン酸など
のアミノ糖の存在を確認した。
【0015】b)還元糖の分析 細胞壁画分を、2N塩酸で、105℃ 3時間加水分解
し、得られた加水分解物を、高速液体クロマトグラフィ
ー(島津の還元糖分析システム 島津 LC-5A)で分析し
た。その結果、細胞壁画分の糖組成としては、ガラクト
ース及びマンノースの存在が認められ、アラビノース、
キシロース及びマジュロースの存在は、認められなかっ
た。
し、得られた加水分解物を、高速液体クロマトグラフィ
ー(島津の還元糖分析システム 島津 LC-5A)で分析し
た。その結果、細胞壁画分の糖組成としては、ガラクト
ース及びマンノースの存在が認められ、アラビノース、
キシロース及びマジュロースの存在は、認められなかっ
た。
【0016】2.全菌体の糖組成 全菌体を用いた糖組成の分析は、乾燥菌体を、2N塩酸
で、105℃3時間加水分解し、得られた加水分解物
を、薄層クロマトグラフィー(セルローススポットフイ
ルム 展開溶媒:ブタノール−水−ピリジン−トルエン
(10:65:6:1,v/v))で分析した。その結果、全菌
体の糖組成は、ガラクトース及びマンノースの存在が認
められ、アラビノース、キシロース及びマジュロースの
存在は、認められなかった。
で、105℃3時間加水分解し、得られた加水分解物
を、薄層クロマトグラフィー(セルローススポットフイ
ルム 展開溶媒:ブタノール−水−ピリジン−トルエン
(10:65:6:1,v/v))で分析した。その結果、全菌
体の糖組成は、ガラクトース及びマンノースの存在が認
められ、アラビノース、キシロース及びマジュロースの
存在は、認められなかった。
【0017】3.メナキノンの分析 乾燥菌体を、クロロホルム−メタノール混液(2:1)
で、室温18時間抽出、濃縮し、得られた濃縮物を、高
速液体クロマトグラフィー(島津 LC-6AD カラム:Zorb
ax ODS 4.6x150mm 移動相:メタノール:イソプロピル
エーテル=7:2)で分析した。その結果、メナキノンの
組成は、MK−9(H8)及びMK−9(H6)であっ
た。
で、室温18時間抽出、濃縮し、得られた濃縮物を、高
速液体クロマトグラフィー(島津 LC-6AD カラム:Zorb
ax ODS 4.6x150mm 移動相:メタノール:イソプロピル
エーテル=7:2)で分析した。その結果、メナキノンの
組成は、MK−9(H8)及びMK−9(H6)であっ
た。
【0018】4.ミコール酸の分析 乾燥菌体を、50℃16時間メタノリシスし、ヘキサン
で抽出、濃縮し、得られた濃縮物を、薄層クロマトグラ
フィー(シリカゲルプレート 展開溶媒:石油エーテ
ル:ジエチルエーテル=85:15)で分析した。その結
果、ミコール酸の存在は、認められなかった。
で抽出、濃縮し、得られた濃縮物を、薄層クロマトグラ
フィー(シリカゲルプレート 展開溶媒:石油エーテ
ル:ジエチルエーテル=85:15)で分析した。その結
果、ミコール酸の存在は、認められなかった。
【0019】(VI)その他の菌学的特徴 液体培養を行うと、長い菌糸と共に短棹菌様の小さい菌
体とが観察された。又、寒天培養上では、基生菌糸の分
断は観察されなかった。液体培養の菌体の化学分析か
ら、細胞壁組成としてLL−ジアミノピメリン酸、me
so−ジアミノピメリン酸、グリシン、ガラクトースを
有しており、本菌株は、Lechevalierらによる細胞壁タ
イプI〜IV型のどのタイプにもあてはまらない。全菌体
の糖組成としては、ガラクトースを有し、アラビノー
ス、キシロースを持たない。本菌株のメナキノン組成
は、MK-9(H8),MK-9(H6)であって、ミコール酸は存在
しなかった。
体とが観察された。又、寒天培養上では、基生菌糸の分
断は観察されなかった。液体培養の菌体の化学分析か
ら、細胞壁組成としてLL−ジアミノピメリン酸、me
so−ジアミノピメリン酸、グリシン、ガラクトースを
有しており、本菌株は、Lechevalierらによる細胞壁タ
イプI〜IV型のどのタイプにもあてはまらない。全菌体
の糖組成としては、ガラクトースを有し、アラビノー
ス、キシロースを持たない。本菌株のメナキノン組成
は、MK-9(H8),MK-9(H6)であって、ミコール酸は存在
しなかった。
【0020】以上の菌学的性状及び菌体成分の分析結果
を、バージーズ・マニュアル・オブ・システマティック
・バクテリオロジー(BERGY'S MANUAL of Systematec B
acteriology)第4版(1989年)に基づき検索すると、
本菌株は、全菌体糖パターンC、細胞壁タイプXで、キ
タサトスポリア属に属することが明かであり、キタサト
スポリア・エスピー AL−322(Kitasatosporia s
p. AL-322)と称することができる。なお、AL−32
2株は平成2年9月4日に財団法人発酵研究所(IF
O)に寄託番号IFO−15088として、また本株は
平成2年10月11日に通商産業省工業技術院微生物工
業技術研究所(FRI)に寄託番号FERM BP−3
129としてそれぞれ寄託されている。
を、バージーズ・マニュアル・オブ・システマティック
・バクテリオロジー(BERGY'S MANUAL of Systematec B
acteriology)第4版(1989年)に基づき検索すると、
本菌株は、全菌体糖パターンC、細胞壁タイプXで、キ
タサトスポリア属に属することが明かであり、キタサト
スポリア・エスピー AL−322(Kitasatosporia s
p. AL-322)と称することができる。なお、AL−32
2株は平成2年9月4日に財団法人発酵研究所(IF
O)に寄託番号IFO−15088として、また本株は
平成2年10月11日に通商産業省工業技術院微生物工
業技術研究所(FRI)に寄託番号FERM BP−3
129としてそれぞれ寄託されている。
【0021】キタサトスポリア属に属するRPI−85
6、RPI−857、RPI−858もしくはRPI−
859、またはそれらの塩またはそれら2種以上の生産
菌は、他の放線菌の場合と同様に、その性状が変化しや
すく、たとえば紫外線、エックス線、放射線等の照射、
単胞子分離、種々の変異処理、その他の手段で変異させ
て得られる多くの変異株あるいは自然に得られる突然変
異株であっても、上記した分類学的性状との比較におい
て実質的に別種とするに足らず、しかも当該物質を生産
する性質を有するものはすべて本発明方法に利用し得
る。
6、RPI−857、RPI−858もしくはRPI−
859、またはそれらの塩またはそれら2種以上の生産
菌は、他の放線菌の場合と同様に、その性状が変化しや
すく、たとえば紫外線、エックス線、放射線等の照射、
単胞子分離、種々の変異処理、その他の手段で変異させ
て得られる多くの変異株あるいは自然に得られる突然変
異株であっても、上記した分類学的性状との比較におい
て実質的に別種とするに足らず、しかも当該物質を生産
する性質を有するものはすべて本発明方法に利用し得
る。
【0022】当該物質生産菌の培養に用いられる培地は
該菌が利用し得る栄養源を含むものなら、液状でも固状
でも良いが、大量に処理するときには液体培地を用いる
のがより適当である。培地には、当該物質生産菌が同化
し得る炭素源、同化し得る窒素源、無機物質、微量栄養
素が適宜配合される。炭素源としては、たとえばブドウ
糖、乳糖、ショ糖、麦芽等、デキストリン、澱粉、グリ
セリン、マンニトール、ソルビトール、油脂類(例、大
豆油、ラード油、チキン油など)、n−パラフィンその
他が、窒素源としては、たとえば肉エキス、酵母エキ
ス、乾燥酵母、大豆粉、コーン・スティープ・リカー、
ペプトン、棉実粉、廃糖蜜、尿素、アンモニウム、塩類
(例、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸アン
モニウム、酢酸アンモニウムなど)その他が用いられ
る。さらにナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネ
シウムなどを含む塩類、鉄、マンガン、亜鉛、コバル
ト、ニッケルなどの金属塩類、リン酸、ホウ酸などの無
機酸の塩類や酢酸、プロピオン酸などの有機酸の塩類が
適宜用いられる。その他、アミノ酸(例、グルタミン
酸、アスパラギン酸、アラニン、リジン、メチオニン、
プロリンなど)、ペプチド(例、ジペプチド、トリペプ
チドなど)、ビタミン類(例、B1、B2、ニコチン酸、
B12、Cなど)、核酸類(例、プリン、ピリミジン、そ
の誘導体など)等を含有させてもよい。もちろん培地の
pHを調節する目的で無機または有機の酸、アルカリ
類、緩衝剤等を加え、あるいは消泡の目的で油脂類、界
面活性剤等の適量を添加してさしつかえない。液体培養
に際しては、培地のpHは中性付近、特にpH約6〜8
が好ましい。培養温度は約18℃〜37℃、培養時間は
約48時間〜170時間が好ましい。
該菌が利用し得る栄養源を含むものなら、液状でも固状
でも良いが、大量に処理するときには液体培地を用いる
のがより適当である。培地には、当該物質生産菌が同化
し得る炭素源、同化し得る窒素源、無機物質、微量栄養
素が適宜配合される。炭素源としては、たとえばブドウ
糖、乳糖、ショ糖、麦芽等、デキストリン、澱粉、グリ
セリン、マンニトール、ソルビトール、油脂類(例、大
豆油、ラード油、チキン油など)、n−パラフィンその
他が、窒素源としては、たとえば肉エキス、酵母エキ
ス、乾燥酵母、大豆粉、コーン・スティープ・リカー、
ペプトン、棉実粉、廃糖蜜、尿素、アンモニウム、塩類
(例、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸アン
モニウム、酢酸アンモニウムなど)その他が用いられ
る。さらにナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネ
シウムなどを含む塩類、鉄、マンガン、亜鉛、コバル
ト、ニッケルなどの金属塩類、リン酸、ホウ酸などの無
機酸の塩類や酢酸、プロピオン酸などの有機酸の塩類が
適宜用いられる。その他、アミノ酸(例、グルタミン
酸、アスパラギン酸、アラニン、リジン、メチオニン、
プロリンなど)、ペプチド(例、ジペプチド、トリペプ
チドなど)、ビタミン類(例、B1、B2、ニコチン酸、
B12、Cなど)、核酸類(例、プリン、ピリミジン、そ
の誘導体など)等を含有させてもよい。もちろん培地の
pHを調節する目的で無機または有機の酸、アルカリ
類、緩衝剤等を加え、あるいは消泡の目的で油脂類、界
面活性剤等の適量を添加してさしつかえない。液体培養
に際しては、培地のpHは中性付近、特にpH約6〜8
が好ましい。培養温度は約18℃〜37℃、培養時間は
約48時間〜170時間が好ましい。
【0023】本発明の生産菌を培養して得られる培養物
中には、RPI−856、RPI−857、RPI−8
58、RPI−859またはそれらの2種以上が生成蓄
積される。液体培地を用いて培養した場合、主としてそ
の液状部分に該化合物が生成蓄積されるので、培養液を
一旦濾過あるいは遠心して菌体を除去したあとの濾液あ
るいは上清液からこれらを分離するのがよいが、菌体を
除去することなく培養液から直接該化合物を分離するよ
うにしてもよい。培養物からの該化合物の分離・精製は
RPI−856、RPI−857、RPI−858およ
びRPI−859の物理化学的特性にもとづいて種々の
方法を組み合わせることにより容易に行ない得る。すな
わち、吸着性樹脂たとえばアンバーライトXAD−II
(ローム・アンド・ハース社製、米国)、ダイアイオン
HP−20(三菱化成社製、日本)またはアンバーライ
トSP−207(三菱化成社製、日本)などを用いたク
ロマトグラフィー法に付す方法が有利に用いられる。な
お吸着性樹脂を用いたカラムから目的の活性物質を溶出
するには水または含水溶媒たとえば含水メタノール、含
水ブタノールなどが有利に用いられる。かくして得られ
た溶出液を減圧下濃縮すると、RPI−856、RPI
−857、RPI−858またはRPI−859を含有
する粗物質が得られる。
中には、RPI−856、RPI−857、RPI−8
58、RPI−859またはそれらの2種以上が生成蓄
積される。液体培地を用いて培養した場合、主としてそ
の液状部分に該化合物が生成蓄積されるので、培養液を
一旦濾過あるいは遠心して菌体を除去したあとの濾液あ
るいは上清液からこれらを分離するのがよいが、菌体を
除去することなく培養液から直接該化合物を分離するよ
うにしてもよい。培養物からの該化合物の分離・精製は
RPI−856、RPI−857、RPI−858およ
びRPI−859の物理化学的特性にもとづいて種々の
方法を組み合わせることにより容易に行ない得る。すな
わち、吸着性樹脂たとえばアンバーライトXAD−II
(ローム・アンド・ハース社製、米国)、ダイアイオン
HP−20(三菱化成社製、日本)またはアンバーライ
トSP−207(三菱化成社製、日本)などを用いたク
ロマトグラフィー法に付す方法が有利に用いられる。な
お吸着性樹脂を用いたカラムから目的の活性物質を溶出
するには水または含水溶媒たとえば含水メタノール、含
水ブタノールなどが有利に用いられる。かくして得られ
た溶出液を減圧下濃縮すると、RPI−856、RPI
−857、RPI−858またはRPI−859を含有
する粗物質が得られる。
【0024】粗物質をさらに精製し、純粋なRPI−8
56、RPI−857、RPI−858またはRPI−
859を得るには種々のクロマトグラフィー法が有利に
用いられる。担体としてはシリカゲル、セファデックス
LH−20(ファルマシア社製、スウェーデン)などが
用いられ、これらは、通常カラムクロマトグラフィー法
で行われる。カラムから活性物質を溶出するには適当な
有機溶媒たとえばブタノール、メタノールなどの単独あ
るいは混合溶媒が用いられる。さらに、ODSカラム
(東ソー社、日本)を用いた逆相高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC)や、SP−5PW(東ソー社)やS
P−2SW(東ソー社)を用いたイオン交換クロマトグ
ラフィーなどが有効に用いられる。これらの手段を適当
に組み合わせて使用することにより、RPI−856、
RPI−857、RPI−858、RPI−859また
はそれらの2種以上の混合物を培養物中から得ることが
できる。
56、RPI−857、RPI−858またはRPI−
859を得るには種々のクロマトグラフィー法が有利に
用いられる。担体としてはシリカゲル、セファデックス
LH−20(ファルマシア社製、スウェーデン)などが
用いられ、これらは、通常カラムクロマトグラフィー法
で行われる。カラムから活性物質を溶出するには適当な
有機溶媒たとえばブタノール、メタノールなどの単独あ
るいは混合溶媒が用いられる。さらに、ODSカラム
(東ソー社、日本)を用いた逆相高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC)や、SP−5PW(東ソー社)やS
P−2SW(東ソー社)を用いたイオン交換クロマトグ
ラフィーなどが有効に用いられる。これらの手段を適当
に組み合わせて使用することにより、RPI−856、
RPI−857、RPI−858、RPI−859また
はそれらの2種以上の混合物を培養物中から得ることが
できる。
【0025】上記で得られるペプチドRPI−856,
RPI−857,RPI−858およびRPI−859
はエドマン分解、アミノ酸付加反応、アシル化反応、エ
ステル化反応、アミド化反応および還元反応などの1種
または2種以上の反応に付し、各種誘導体に導くことが
できる。
RPI−857,RPI−858およびRPI−859
はエドマン分解、アミノ酸付加反応、アシル化反応、エ
ステル化反応、アミド化反応および還元反応などの1種
または2種以上の反応に付し、各種誘導体に導くことが
できる。
【0026】例えば、フェニルイソチオシアナートを上
記ペプチドのN末端アミノ酸(Val)のα−アミノ基
と反応させた後、生成したフェニルチオカルバミルペプ
チドの末端ペプチド結合を強酸性下で切断するエドマン
分解により、N末端アミノ酸(Val)を除去すること
ができ、さらに所望によりN末端またはC末端に1個の
アミノ酸を付加してもよい。また、N末端アミノ基は、
例えば無水低級脂肪酸(例、酢酸、プロピオン酸、酪
酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、ピバル酸などの炭
素数2〜5程度の低級脂肪酸の酸無水物など)、ハロゲ
ン化高級脂肪酸(例、パルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸、リノール酸、リノレン酸などの高級脂肪酸の
ハロゲン化物など)および塩化ベンジルオキシカルボニ
ル(Z−Cl)などを塩基性触媒の存在下、有機溶媒ま
たはこれらの含水溶媒中、反応させるアシル化反応によ
り、保護することができる。また、C末端カルボキシル
基は、例えば上記ペプチドを無水メタノールおよびエー
テルなどに溶解し、トリメチルシリルジアゾメタンのヘ
キサン溶液、ジアゾメタンのエーテル溶液またはジアゾ
メタンを直接添加するメチル化反応などのエステル化反
応により、あるいは酸性条件下で種々のアミノ化合物存
在下、水溶性カルボジイミドを添加するアミド化反応な
どにより、保護することができる。さらに、上記式
(I)中Xが−CO−である化合物の還元反応は、エタ
ノール、アセトニトリルまたはこれらの含水溶媒中、シ
アノ水素化ほう素ナトリウムまたは水素化ほう素ナトリ
ウムなどを添加することにより行うことができる。この
ようにして得られる各種誘導体は通常の分離・精製手段
(抽出・クロマトグラフィー・再結晶など)により分離
することができる。
記ペプチドのN末端アミノ酸(Val)のα−アミノ基
と反応させた後、生成したフェニルチオカルバミルペプ
チドの末端ペプチド結合を強酸性下で切断するエドマン
分解により、N末端アミノ酸(Val)を除去すること
ができ、さらに所望によりN末端またはC末端に1個の
アミノ酸を付加してもよい。また、N末端アミノ基は、
例えば無水低級脂肪酸(例、酢酸、プロピオン酸、酪
酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、ピバル酸などの炭
素数2〜5程度の低級脂肪酸の酸無水物など)、ハロゲ
ン化高級脂肪酸(例、パルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸、リノール酸、リノレン酸などの高級脂肪酸の
ハロゲン化物など)および塩化ベンジルオキシカルボニ
ル(Z−Cl)などを塩基性触媒の存在下、有機溶媒ま
たはこれらの含水溶媒中、反応させるアシル化反応によ
り、保護することができる。また、C末端カルボキシル
基は、例えば上記ペプチドを無水メタノールおよびエー
テルなどに溶解し、トリメチルシリルジアゾメタンのヘ
キサン溶液、ジアゾメタンのエーテル溶液またはジアゾ
メタンを直接添加するメチル化反応などのエステル化反
応により、あるいは酸性条件下で種々のアミノ化合物存
在下、水溶性カルボジイミドを添加するアミド化反応な
どにより、保護することができる。さらに、上記式
(I)中Xが−CO−である化合物の還元反応は、エタ
ノール、アセトニトリルまたはこれらの含水溶媒中、シ
アノ水素化ほう素ナトリウムまたは水素化ほう素ナトリ
ウムなどを添加することにより行うことができる。この
ようにして得られる各種誘導体は通常の分離・精製手段
(抽出・クロマトグラフィー・再結晶など)により分離
することができる。
【0027】上記式(I)中、R1またはR2で示される
アミノ酸残基としては、例えばタンパク質を構成する主
要L−アミノ酸などが挙げられるが、なかでも、R1と
しては中性アミノ酸(とりわけVal)、R2としては
結合手または酸性アミノ酸(とりわけ結合手またはAs
p)が好ましい。
アミノ酸残基としては、例えばタンパク質を構成する主
要L−アミノ酸などが挙げられるが、なかでも、R1と
しては中性アミノ酸(とりわけVal)、R2としては
結合手または酸性アミノ酸(とりわけ結合手またはAs
p)が好ましい。
【0028】YNで示されるN末端アミノ基の保護基と
しては、例えばアシル基(例、炭素数2〜20程度の脂
肪酸由来のアシル基、ベンジルオキシカルボニルなど)
が挙げられるが、なかでも炭素数2〜5程度の低級アル
カノイル(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イ
ソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバロイルな
ど)またはベンジルオキシカルボニルが好ましい。
しては、例えばアシル基(例、炭素数2〜20程度の脂
肪酸由来のアシル基、ベンジルオキシカルボニルなど)
が挙げられるが、なかでも炭素数2〜5程度の低級アル
カノイル(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イ
ソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバロイルな
ど)またはベンジルオキシカルボニルが好ましい。
【0029】YCで示されるC末端カルボキシル基の保
護基としては、例えば置換されていてもよいアルコキシ
またはアミノ基など、すなわち、保護されたカルボキシ
ル基としては、エステル化またはアミド化されたカルボ
キシル基などが挙げられる。また、置換されていてもよ
いアルコキシ基としては、例えば1〜2個のフェニル基
で置換されていてもよい炭素数1〜4程度の低級アルコ
キシ基(例、ベンジルオキシ、ジフェニルメチルオキ
シ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、te
rt−ブトキシなど)などが挙げられ、一方置換されて
いてもよいアミノ基としては、例えばアミノ、N−低級
(C1-4)アルキルアミノ、N,N−ジ低級(C1-4)ア
ルキルアミノなどの1〜2個の低級(C1-4)アルキル
で置換されていてもよいアミノ基などが挙げられるが、
なかでも置換されていてもよいアルコキシ基が好まし
く、さらに低級(C1-4)アルコキシ(とりわけ、メト
キシ)が好ましい。
護基としては、例えば置換されていてもよいアルコキシ
またはアミノ基など、すなわち、保護されたカルボキシ
ル基としては、エステル化またはアミド化されたカルボ
キシル基などが挙げられる。また、置換されていてもよ
いアルコキシ基としては、例えば1〜2個のフェニル基
で置換されていてもよい炭素数1〜4程度の低級アルコ
キシ基(例、ベンジルオキシ、ジフェニルメチルオキ
シ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、te
rt−ブトキシなど)などが挙げられ、一方置換されて
いてもよいアミノ基としては、例えばアミノ、N−低級
(C1-4)アルキルアミノ、N,N−ジ低級(C1-4)ア
ルキルアミノなどの1〜2個の低級(C1-4)アルキル
で置換されていてもよいアミノ基などが挙げられるが、
なかでも置換されていてもよいアルコキシ基が好まし
く、さらに低級(C1-4)アルコキシ(とりわけ、メト
キシ)が好ましい。
【0030】 ましい。
【0031】後述の実施例3および4で得られたRPI
−856、RPI−857、RPI−858およびRP
I−859の理化学的性質およびレトロウイルスプロテ
アーゼ阻害作用については次のとおりである。本発明の
ペプチド性化合物RPI−856、RPI−857、R
PI−858もしくはRPI−859の塩としては、酢
酸、クエン酸、酒石酸などの有機酸もしくは塩酸、硫酸
などの無機酸との塩、あるいはナトリウム塩、カリウム
塩などのアルカリ塩のようなものが挙げられる。
−856、RPI−857、RPI−858およびRP
I−859の理化学的性質およびレトロウイルスプロテ
アーゼ阻害作用については次のとおりである。本発明の
ペプチド性化合物RPI−856、RPI−857、R
PI−858もしくはRPI−859の塩としては、酢
酸、クエン酸、酒石酸などの有機酸もしくは塩酸、硫酸
などの無機酸との塩、あるいはナトリウム塩、カリウム
塩などのアルカリ塩のようなものが挙げられる。
【0032】なお、本発明明細書において、塩基やアミ
ノ酸などを略号で表示する場合、IUPAC−IUB C
ommision on Biochemical Nomenclature による略号あ
るいは当該分野における慣用略号に基づくものであり、
その例を次に挙げる。 DNA :デオキシリボ核酸 cDNA:相補的デオキシリボ核酸 A :アデニン T :チミン G :グアニン C :シトシン Gly :グリシン(G) Ala :アラニン(A) Val :バリン(V) Leu :ロイシン(L) Ile :イソロイシン(I) Ser :セリン(S) Thr :スレオニン(T) Cys :システイン(C) Met :メチオニン(M) Glu :グルタミン酸(E) Asp :アスパラギン酸(D) Lys :リジン(K) Arg :アルギニン(R) His :ヒスチジン(H) Phe :フェニールアラニン(F) Tyr :チロシン(Y) Trp :トリプトファン(W) Pro :プロリン(P) Asn :アスパラギン(N) Gln :グルタミン(Q)。
ノ酸などを略号で表示する場合、IUPAC−IUB C
ommision on Biochemical Nomenclature による略号あ
るいは当該分野における慣用略号に基づくものであり、
その例を次に挙げる。 DNA :デオキシリボ核酸 cDNA:相補的デオキシリボ核酸 A :アデニン T :チミン G :グアニン C :シトシン Gly :グリシン(G) Ala :アラニン(A) Val :バリン(V) Leu :ロイシン(L) Ile :イソロイシン(I) Ser :セリン(S) Thr :スレオニン(T) Cys :システイン(C) Met :メチオニン(M) Glu :グルタミン酸(E) Asp :アスパラギン酸(D) Lys :リジン(K) Arg :アルギニン(R) His :ヒスチジン(H) Phe :フェニールアラニン(F) Tyr :チロシン(Y) Trp :トリプトファン(W) Pro :プロリン(P) Asn :アスパラギン(N) Gln :グルタミン(Q)。
【0033】〔1〕理化学的性質 1.RPI−856 (1)性 状 白色粉末 (2)元素分析値(%) C 46.95±3.0 H 6.26±0.5 N 8.39±0.5 (3)紫外線吸収(UV)スペクトル:蒸留水中、図1
に示す如く、本物質は278nm付近に吸収極大を持ち、
253nm付近に吸収極小を持つ吸収スペクトルを示す。 (4)赤外線吸収(IR)スペクトル:KBr中 図2に示す如く、主な吸収帯(νmax/cm)を示す。34
20、2980、1645、1520、1390、12
10〜1140、840、805、730 (5)アミノ酸組成 7残基のアミノ酸から構成され、1残基のアスパラギン
酸、3残基のバリンおよび1残基のロイシンが検出され
る。 (6)アミノ末端アミノ酸 バリン (7)カルボキシ末端アミノ酸 アスパラギン酸 (8)薄層クロマトグラフィー(TLC): 担体;シリカゲル60F254(メルク社製、西独)展開
溶媒;n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4) Rf=0.31 (9)呈色反応 陽性:ヨウ素、ペプチド反応(ハイポクロライド試
薬)、ニンヒドリン反応 (10)マススペクトル測定値:m/z 884(M+H)+
(SI−MS法) (11)1H核磁気共鳴(NMR)スペクトル:300M
Hz(24℃,DMSO−d6中で測定,δppm,J
(Hz)) 9.25(2H,br s),8.77(1H,d,J=7.
6),8.31(1H,d,J=8.5),8.28(1H,d,J
=6.5),8.26(1H,d,J=7.0),8.18(1H,
d,J=9.0),8.09(1H,d,J=8.7),8.04(2
H,br),7.10−7.25(5H,m),6.31(2H,
d,J=2.1),6.17(1H,t,J=2.1),5.36(1
H,d,J=7.6),5.22(1H,ddd,J=5.5,6.
5,8.4),4.52(1H,dt,J=5.8,7.0),4.46
(1H,dt,J=8.5,7.1),4.24(1H,dd,J
=6.7,9.0),4.21(1H,dd,J=6.6,8.7),3.
74(1H,br),3.02(1H,dd,J=5.5,14.
1),2.84(1H,dd,J=8.4,14.1),2.68(1
H,dd,J=5.8,16.7),2.56(1H,dd,J=
7.0,16.7),2.00(3H,m),1.61(1H,m),
1.42(2H,br t,J=7.1),0.94(3H,d,
J=6.8),0.93(3H,d,J=6.8),0.87(3H,
d,J=6.6),0.86(3H,d,J=6.0),0.84(6
H,d,J=6.5),0.80(3H,d,J=6.8),0.75
(3H,d,J=6.7),(ただし、s:single
t,d:doublet,t:triplet,m:m
ultipletを表わす)。
に示す如く、本物質は278nm付近に吸収極大を持ち、
253nm付近に吸収極小を持つ吸収スペクトルを示す。 (4)赤外線吸収(IR)スペクトル:KBr中 図2に示す如く、主な吸収帯(νmax/cm)を示す。34
20、2980、1645、1520、1390、12
10〜1140、840、805、730 (5)アミノ酸組成 7残基のアミノ酸から構成され、1残基のアスパラギン
酸、3残基のバリンおよび1残基のロイシンが検出され
る。 (6)アミノ末端アミノ酸 バリン (7)カルボキシ末端アミノ酸 アスパラギン酸 (8)薄層クロマトグラフィー(TLC): 担体;シリカゲル60F254(メルク社製、西独)展開
溶媒;n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4) Rf=0.31 (9)呈色反応 陽性:ヨウ素、ペプチド反応(ハイポクロライド試
薬)、ニンヒドリン反応 (10)マススペクトル測定値:m/z 884(M+H)+
(SI−MS法) (11)1H核磁気共鳴(NMR)スペクトル:300M
Hz(24℃,DMSO−d6中で測定,δppm,J
(Hz)) 9.25(2H,br s),8.77(1H,d,J=7.
6),8.31(1H,d,J=8.5),8.28(1H,d,J
=6.5),8.26(1H,d,J=7.0),8.18(1H,
d,J=9.0),8.09(1H,d,J=8.7),8.04(2
H,br),7.10−7.25(5H,m),6.31(2H,
d,J=2.1),6.17(1H,t,J=2.1),5.36(1
H,d,J=7.6),5.22(1H,ddd,J=5.5,6.
5,8.4),4.52(1H,dt,J=5.8,7.0),4.46
(1H,dt,J=8.5,7.1),4.24(1H,dd,J
=6.7,9.0),4.21(1H,dd,J=6.6,8.7),3.
74(1H,br),3.02(1H,dd,J=5.5,14.
1),2.84(1H,dd,J=8.4,14.1),2.68(1
H,dd,J=5.8,16.7),2.56(1H,dd,J=
7.0,16.7),2.00(3H,m),1.61(1H,m),
1.42(2H,br t,J=7.1),0.94(3H,d,
J=6.8),0.93(3H,d,J=6.8),0.87(3H,
d,J=6.6),0.86(3H,d,J=6.0),0.84(6
H,d,J=6.5),0.80(3H,d,J=6.8),0.75
(3H,d,J=6.7),(ただし、s:single
t,d:doublet,t:triplet,m:m
ultipletを表わす)。
【0034】(12)13C NMRスペクトル:75MH
z(24℃,DMSO−d6中で測定,δppm) 195.8(Q),172.2(Q),171.7(Q),171.5
(Q),170.3(Q),169.7(Q),168.9(Q),16
7.1(Q),159.7(Q),158.2(Q×2),139.1
(Q),136.6(Q),128.8(CH×2),128.2(C
H×2),126.5(CH),105.8(CH×2),101.9
(CH),57.6(CH),57.4(CH),56.8(C
H),56.1(CH),54.7(CH),50.3(CH),4
8.5(CH),41.4(CH2),36.2(CH2),35.2
(CH2),30.8(CH),30.5(CH),30.0(C
H),23.9(CH),23.0(CH3),21.5(CH3),
19.1(CH3),19.0(CH3),17.9(CH3×3),1
7.6(CH3),(ただし、Q:4級炭素,CH:メチン
炭素,CH2:メチレン炭素,CH3:メチル炭素を表わ
す) 2.RPI−857 (1)性 状 白色粉末 (2)元素分析値(%) C 50.37±3.0 H 6.82±0.5 N 9.15±0.5 (3)紫外線吸収(UV)スペクトル:蒸留水中 図3に示す如く、本物質は278nm付近に吸収極大を持
ち、253nm付近に吸収極小を持つ吸収スペクトルを示
す。 (4)赤外線吸収(IR)スペクトル:KBr中 図4に示す如く、主な吸収帯(νmax/cm)を示す。34
20、2970、1650、1520、1200〜11
40、840、800、720、700 (5)アミノ酸組成 7残基のアミノ酸から構成され、1残基のアスパラギン
酸、3残基のバリンおよび1残基のロイシンが検出され
る。 (6)アミノ末端アミノ酸 バリン (7)カルボキシ末端アミノ酸 アスパラギン酸 (8)薄層クロマトグラフィー(TLC): 担体;シリカゲル60F254(メルク社製、西独)展開
溶媒;n−ブタノール: 酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4) Rf=0.31 (9)呈色反応 陽性:ヨウ素、ペプチド反応(ハイポクロライド試
薬)、ニンヒドリン反応 (10)マススペクトル測定値:m/z 884(M+H)+
(SI−MS法) (11)1H核磁気共鳴(NMR)スペクトル:300M
Hz(50℃,微量のTFAを含むDMSO−d6中で
測定,δppm,J(Hz)) 8.68(1H,d,J=7.7),8.16(1H,d,J=8.
9),8.10(1H,d,J=8.0),8.07(1H,d,J
=9.0),8.06(1H,d,J=7.8),8.00(2H,b
r),7.91(1H,d,J=8.9),7.09−7.25(5
H,m),6.34(2H,d,J=2.1),6.19(1H,
t,J=2.1),5.36(1H,d,J=7.7),5.17(1
H,ddd,J=3.9,8.0,10.0),4.54(1H,dd
d,J=5.9,6.7,7.8),4.38(1H,dt,J=5.
3,9.0),4.25(1H,dd,J=6.9,8.9),4.22
(1H,dd,J=6.1,8.9),3.76(1H,br),
3.08(1H,dd,J=3.9,13.8),2.67(1H,d
d,J=5.9,16.6),2.66(1H,dd,J=10.0,1
3.8),2.57(1H,dd,J=6.7,16.6),2.08(1
H,m),2.06(1H,m),2.02(1H,m),1.44
(1H,m),1.26(2H,m),0.95(3H,d,J
=6.8),0.95(3H,d,J=6.8),0.87(3H,
d,J=6.5),0.87(3H,d,J=6.5),0.85(3
H,d,J=6.5),0.83(3H,d,J=6.7),0.77
(3H,d,J=6.5),0.76(3H,d,J=6.4),
(ただし、s:singlet,d:doublet,
t:triplet,m:multipletを表わ
す) (12)13C NMRスペクトル:75MHz(50℃,
微量のTFAを含むDMSO−d6中で測定,δpp
m) 195.6(Q),171.9(Q),171.5(Q),171.3
(Q),170.4(Q),169.8(Q),168.9(Q),16
7.2(Q),160.4(Q),158.3(Q×2),139.1
(Q),137.2(Q),129.0(CH×2),128.1(C
H×2),126.3(CH),106.1(CH×2),102.3
(CH),58.2(CH),57.6(CH),57.1(C
H),56.5(CH),55.3(CH),51.0(CH),4
8.6(CH),41.7(CH2),36.0(CH2),35.5
(CH2),30.6(CH×2),30.0(CH),23.9
(CH),22.8(CH3),21.6(CH3),19.1(CH
3),19.0(CH3),18.2(CH3),18.0(CH3),
17.9(CH3),17.5(CH3),(ただし、Q:4級炭
素,CH:メチン炭素,CH2:メチレン炭素,CH3:
メチル炭素を表わす) 以上述べた物理化学的性状およびNMRスペクトルの種
々の解析(1H−1HCOSY法、1H−13C COSY
法、COLOC法およびNOESY法)によって、RP
I−856およびRPI−857の化学構造は下記式と
推定される。なおRPI−856とRPI−857は*
印の不斉炭素に関する立体異性体と推定される。
z(24℃,DMSO−d6中で測定,δppm) 195.8(Q),172.2(Q),171.7(Q),171.5
(Q),170.3(Q),169.7(Q),168.9(Q),16
7.1(Q),159.7(Q),158.2(Q×2),139.1
(Q),136.6(Q),128.8(CH×2),128.2(C
H×2),126.5(CH),105.8(CH×2),101.9
(CH),57.6(CH),57.4(CH),56.8(C
H),56.1(CH),54.7(CH),50.3(CH),4
8.5(CH),41.4(CH2),36.2(CH2),35.2
(CH2),30.8(CH),30.5(CH),30.0(C
H),23.9(CH),23.0(CH3),21.5(CH3),
19.1(CH3),19.0(CH3),17.9(CH3×3),1
7.6(CH3),(ただし、Q:4級炭素,CH:メチン
炭素,CH2:メチレン炭素,CH3:メチル炭素を表わ
す) 2.RPI−857 (1)性 状 白色粉末 (2)元素分析値(%) C 50.37±3.0 H 6.82±0.5 N 9.15±0.5 (3)紫外線吸収(UV)スペクトル:蒸留水中 図3に示す如く、本物質は278nm付近に吸収極大を持
ち、253nm付近に吸収極小を持つ吸収スペクトルを示
す。 (4)赤外線吸収(IR)スペクトル:KBr中 図4に示す如く、主な吸収帯(νmax/cm)を示す。34
20、2970、1650、1520、1200〜11
40、840、800、720、700 (5)アミノ酸組成 7残基のアミノ酸から構成され、1残基のアスパラギン
酸、3残基のバリンおよび1残基のロイシンが検出され
る。 (6)アミノ末端アミノ酸 バリン (7)カルボキシ末端アミノ酸 アスパラギン酸 (8)薄層クロマトグラフィー(TLC): 担体;シリカゲル60F254(メルク社製、西独)展開
溶媒;n−ブタノール: 酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4) Rf=0.31 (9)呈色反応 陽性:ヨウ素、ペプチド反応(ハイポクロライド試
薬)、ニンヒドリン反応 (10)マススペクトル測定値:m/z 884(M+H)+
(SI−MS法) (11)1H核磁気共鳴(NMR)スペクトル:300M
Hz(50℃,微量のTFAを含むDMSO−d6中で
測定,δppm,J(Hz)) 8.68(1H,d,J=7.7),8.16(1H,d,J=8.
9),8.10(1H,d,J=8.0),8.07(1H,d,J
=9.0),8.06(1H,d,J=7.8),8.00(2H,b
r),7.91(1H,d,J=8.9),7.09−7.25(5
H,m),6.34(2H,d,J=2.1),6.19(1H,
t,J=2.1),5.36(1H,d,J=7.7),5.17(1
H,ddd,J=3.9,8.0,10.0),4.54(1H,dd
d,J=5.9,6.7,7.8),4.38(1H,dt,J=5.
3,9.0),4.25(1H,dd,J=6.9,8.9),4.22
(1H,dd,J=6.1,8.9),3.76(1H,br),
3.08(1H,dd,J=3.9,13.8),2.67(1H,d
d,J=5.9,16.6),2.66(1H,dd,J=10.0,1
3.8),2.57(1H,dd,J=6.7,16.6),2.08(1
H,m),2.06(1H,m),2.02(1H,m),1.44
(1H,m),1.26(2H,m),0.95(3H,d,J
=6.8),0.95(3H,d,J=6.8),0.87(3H,
d,J=6.5),0.87(3H,d,J=6.5),0.85(3
H,d,J=6.5),0.83(3H,d,J=6.7),0.77
(3H,d,J=6.5),0.76(3H,d,J=6.4),
(ただし、s:singlet,d:doublet,
t:triplet,m:multipletを表わ
す) (12)13C NMRスペクトル:75MHz(50℃,
微量のTFAを含むDMSO−d6中で測定,δpp
m) 195.6(Q),171.9(Q),171.5(Q),171.3
(Q),170.4(Q),169.8(Q),168.9(Q),16
7.2(Q),160.4(Q),158.3(Q×2),139.1
(Q),137.2(Q),129.0(CH×2),128.1(C
H×2),126.3(CH),106.1(CH×2),102.3
(CH),58.2(CH),57.6(CH),57.1(C
H),56.5(CH),55.3(CH),51.0(CH),4
8.6(CH),41.7(CH2),36.0(CH2),35.5
(CH2),30.6(CH×2),30.0(CH),23.9
(CH),22.8(CH3),21.6(CH3),19.1(CH
3),19.0(CH3),18.2(CH3),18.0(CH3),
17.9(CH3),17.5(CH3),(ただし、Q:4級炭
素,CH:メチン炭素,CH2:メチレン炭素,CH3:
メチル炭素を表わす) 以上述べた物理化学的性状およびNMRスペクトルの種
々の解析(1H−1HCOSY法、1H−13C COSY
法、COLOC法およびNOESY法)によって、RP
I−856およびRPI−857の化学構造は下記式と
推定される。なおRPI−856とRPI−857は*
印の不斉炭素に関する立体異性体と推定される。
【0035】
【化5】(配列番号:2,存在位置7のXaa=As
p)
p)
【0036】3.RPI−858 (1)性状 白色粉末 (2)元素分析値(%) C 51.08±3.0 H 6.09±0.5 N 8.05±0.5 (3)紫外線吸収(UV)スペクトル:蒸留水中 図5に示す如く、本物質は278nm付近に吸収極大を持
ち、253nm付近に吸収極小を持つ吸収スペクトルを示
す。 (4)赤外線吸収(IR)スペクトル:KBr中 図6に示す如く、主な吸収帯(νmax/cm)を示す。34
20、2970、1670、1515、1205〜11
45、1005、835、800、720、700 (5)アミノ酸組成 6残基のアミノ酸から構成され、3残基のバリンおよび
1残基のロイシンが検出される。
ち、253nm付近に吸収極小を持つ吸収スペクトルを示
す。 (4)赤外線吸収(IR)スペクトル:KBr中 図6に示す如く、主な吸収帯(νmax/cm)を示す。34
20、2970、1670、1515、1205〜11
45、1005、835、800、720、700 (5)アミノ酸組成 6残基のアミノ酸から構成され、3残基のバリンおよび
1残基のロイシンが検出される。
【0037】(6)アミノ末端アミノ酸 バリン (7)カルボキシ末端アミノ酸 バリン (8)薄層クロマトグラフィー(TLC): 担体;シリカゲル60F254(メルク社製、西独)展開
溶媒;n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4) Rf=0.55 (9)呈色反応 陽性:ヨウ素、ペプチド反応(ハイポクロライド試
薬)、ニンヒドリン反応 (10)マススペクトル測定値:m/z 769(M+H)+
(S1−MS法) (11)1H核磁気共鳴(NMR)スペクトル:300M
Hz(24℃,DMSO−d6中で測定,δppm,J
(Hz)) 9.27(2H,br s),8.77(1H,d,J=7.
5),8.31(1H,d,J=8.5),8.30(1H,d,J
=6.3),8.21(1H,d,J=8.0),8.12(1H,
d,J=8.8),7.10−7.25(5H,m),6.31(2
H,d,J=2.0),6.17(1H,t,J=2.0),5.35
(1H,d,J=7.5),5.23(1H,ddd,J=5.
5,6.3,8.4),4.45(1H,dt,J=8.5,7.3),
4.28(1H,dd,J=6.9,8.8),4.11(1H,d
d,J=5.8,8.0),3.73(1H,d,J=5.4),3.0
1(1H,dd,J=5.5,14.0),2.84(1H,dd,
J=8.4,14.0),2.04(3H,m),1.61(1H,
m),1.41(2H,br t,J=7.3),0.94(3
H,d,J=6.8),0.93(3H,d,J=6.5),0.90
(3H,d,J=7.0),0.88(3H,d,J=6.5),
0.87(3H,d,J=7.0),0.83(6H,d,J=6.
6),0.78(3H,d,J=6.7),(ただし、s:si
nglet,d:doublet,t:triple
t,m:multipletを表わす) (12)13C NMRスペクトル:75MHz(24℃,
DMSO−d6中で測定,δppm) 195.8(Q),172.5(Q),171.7(Q),170.1
(Q),168.9(Q),167.1(Q),159.7(Q),15
8.2(Q×2),139.1(Q),136.5(Q),128.8(C
H×2),128.2(CH×2),126.5(CH),105.8
(CH×2),101.9(CH),57.3(CH),57.3
(CH),56.8(CH),56.1(CH),54.6(C
H),50.3(CH),41.3(CH2),35.2(CH2),
30.9(CH),30.0(CH),29.6(CH),23.8(C
H),23.0(CH3),21.5(CH3),19.0(C
H3),18.9(CH3),18.0(CH3),17.9(C
H3),17.9(CH3),17.6(CH3),(ただし、
Q:4級炭素,CH:メチン炭素,CH2:メチレン炭
素,CH3:メチル炭素を表わす)。
溶媒;n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4) Rf=0.55 (9)呈色反応 陽性:ヨウ素、ペプチド反応(ハイポクロライド試
薬)、ニンヒドリン反応 (10)マススペクトル測定値:m/z 769(M+H)+
(S1−MS法) (11)1H核磁気共鳴(NMR)スペクトル:300M
Hz(24℃,DMSO−d6中で測定,δppm,J
(Hz)) 9.27(2H,br s),8.77(1H,d,J=7.
5),8.31(1H,d,J=8.5),8.30(1H,d,J
=6.3),8.21(1H,d,J=8.0),8.12(1H,
d,J=8.8),7.10−7.25(5H,m),6.31(2
H,d,J=2.0),6.17(1H,t,J=2.0),5.35
(1H,d,J=7.5),5.23(1H,ddd,J=5.
5,6.3,8.4),4.45(1H,dt,J=8.5,7.3),
4.28(1H,dd,J=6.9,8.8),4.11(1H,d
d,J=5.8,8.0),3.73(1H,d,J=5.4),3.0
1(1H,dd,J=5.5,14.0),2.84(1H,dd,
J=8.4,14.0),2.04(3H,m),1.61(1H,
m),1.41(2H,br t,J=7.3),0.94(3
H,d,J=6.8),0.93(3H,d,J=6.5),0.90
(3H,d,J=7.0),0.88(3H,d,J=6.5),
0.87(3H,d,J=7.0),0.83(6H,d,J=6.
6),0.78(3H,d,J=6.7),(ただし、s:si
nglet,d:doublet,t:triple
t,m:multipletを表わす) (12)13C NMRスペクトル:75MHz(24℃,
DMSO−d6中で測定,δppm) 195.8(Q),172.5(Q),171.7(Q),170.1
(Q),168.9(Q),167.1(Q),159.7(Q),15
8.2(Q×2),139.1(Q),136.5(Q),128.8(C
H×2),128.2(CH×2),126.5(CH),105.8
(CH×2),101.9(CH),57.3(CH),57.3
(CH),56.8(CH),56.1(CH),54.6(C
H),50.3(CH),41.3(CH2),35.2(CH2),
30.9(CH),30.0(CH),29.6(CH),23.8(C
H),23.0(CH3),21.5(CH3),19.0(C
H3),18.9(CH3),18.0(CH3),17.9(C
H3),17.9(CH3),17.6(CH3),(ただし、
Q:4級炭素,CH:メチン炭素,CH2:メチレン炭
素,CH3:メチル炭素を表わす)。
【0038】4.RPI−859 (1)性 状 白色粉末 (2)元素分析値(%) C 52.30±3.0 H 6.33±0.5 N 8.45±0.5 (3)紫外線吸収(UV)スペクトル:蒸留水中図7に
示す如く、本物質は278nm付近に吸収極大を持ち、2
53nm付近に吸収極小を持つ吸収スペクトルを示す。 (4)赤外線吸収(IR)スペクトル:KBr中 図8に示す如く、主な吸収帯(νmax/cm)を示す。34
20、3080、2980、1670、1520、13
45、1205〜1145、1010、840、80
5、730、700 (5)アミノ酸組成 6残基のアミノ酸から構成され、3残基のバリンおよび
1残基のロイシンが検出される。 (6)アミノ末端アミノ酸 バリン (7)カルボキシ末端アミノ酸 バリン (8)薄層クロマトグラフィー(TLC): 担体;シリカゲル60F254(メルク社製、西独)展開
溶媒;n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4) Rf=0.51 (9)呈色反応 陽性:ヨウ素、ペプチド反応(ハイポクロライド試
薬)、ニンヒドリン反応 (10)マススペクトル測定値:m/z 769(M+H)+
(S1−MS法) (11)1H核磁気共鳴(NMR)スペクトル:300M
Hz(24℃,DMSO−d6中で測定,δppm,J
(Hz)) 9.26(2H,br s),8.76(1H,d,J=7.
2),8.37(1H,d,J=8.0),8.27(1H,d,J
=8.8),8.26(1H,d,J=8.5),8.15(1H,
d,J=8.3),7.09−7.25(5H,m),6.31(2
H,d,J=2.1),6.16(1H,t,J=2.1),5.35
(1H,d,J=7.2),5.14(1H,ddd,J=3.
5,8.0,10.4),4.39(1H,ddd,J=5.1,8.5,
9.5),4.26(1H,dd,J=7.5,8.8),4.14(1
H,dd,J=5.7,8.3),3.69(1H,d,J=5.
4),3.08(1H,dd,J=3.5,13.5),2.60(1
H,dd,J=10.4,13.5),2.05(3H,m),1.39
(1H,m),1.23(1H,m),1.14(1H,m),
0.92(6H,d,J=6.5),0.90(3H,d,J=6.
5),0.89(6H,d,J=6.5),0.84(3H,d,J
=6.7),0.75(3H,d,J=6.5),0.74(3H,
d,J=6.4),(ただし、s:singlet,d:
doublet,t:triplet,m:multi
pletを表わす) (12)13C NMRスペクトル:75MHz(24℃,
DMSO−d6中で測定,δppm) 195.6(Q),172.6(Q),171.5(Q),170.1
(Q),168.8(Q),167.3(Q),160.1(Q),15
8.1(Q×2),139.1(Q),137.2(Q),129.0(C
H×2),128.1(CH×2),126.3(CH),105.8
(CH×2),101.9(CH),58.0(CH),57.2
(CH),56.8(CH),56.2(CH),55.4(C
H),50.6(CH),41.6(CH2),35.3(CH2),
30.6(CH),30.0(CH),29.7(CH),23.8(C
H),22.9(CH3),21.5(CH3),19.0(C
H3),19.0(CH3),18.2(CH3),18.0(C
H3),17.9(CH3),17.5(CH3),(ただし、
Q:4級炭素,CH:メチン炭素,CH2:メチレン炭
素,CH3:メチル炭素を表わす) 以上述べた物理化学的性状およびNMRスペクトルの種
々の解析(1H−1HCOSY法、1H−13C COSY
法、COLOC法およびNOESY法)によって、RP
I−858およびRPI−859の化学構造は下記式と
推定される。なおRPI−858とRPI−859は*
印の不斉炭素に関する立体異性体と推定される。
示す如く、本物質は278nm付近に吸収極大を持ち、2
53nm付近に吸収極小を持つ吸収スペクトルを示す。 (4)赤外線吸収(IR)スペクトル:KBr中 図8に示す如く、主な吸収帯(νmax/cm)を示す。34
20、3080、2980、1670、1520、13
45、1205〜1145、1010、840、80
5、730、700 (5)アミノ酸組成 6残基のアミノ酸から構成され、3残基のバリンおよび
1残基のロイシンが検出される。 (6)アミノ末端アミノ酸 バリン (7)カルボキシ末端アミノ酸 バリン (8)薄層クロマトグラフィー(TLC): 担体;シリカゲル60F254(メルク社製、西独)展開
溶媒;n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4) Rf=0.51 (9)呈色反応 陽性:ヨウ素、ペプチド反応(ハイポクロライド試
薬)、ニンヒドリン反応 (10)マススペクトル測定値:m/z 769(M+H)+
(S1−MS法) (11)1H核磁気共鳴(NMR)スペクトル:300M
Hz(24℃,DMSO−d6中で測定,δppm,J
(Hz)) 9.26(2H,br s),8.76(1H,d,J=7.
2),8.37(1H,d,J=8.0),8.27(1H,d,J
=8.8),8.26(1H,d,J=8.5),8.15(1H,
d,J=8.3),7.09−7.25(5H,m),6.31(2
H,d,J=2.1),6.16(1H,t,J=2.1),5.35
(1H,d,J=7.2),5.14(1H,ddd,J=3.
5,8.0,10.4),4.39(1H,ddd,J=5.1,8.5,
9.5),4.26(1H,dd,J=7.5,8.8),4.14(1
H,dd,J=5.7,8.3),3.69(1H,d,J=5.
4),3.08(1H,dd,J=3.5,13.5),2.60(1
H,dd,J=10.4,13.5),2.05(3H,m),1.39
(1H,m),1.23(1H,m),1.14(1H,m),
0.92(6H,d,J=6.5),0.90(3H,d,J=6.
5),0.89(6H,d,J=6.5),0.84(3H,d,J
=6.7),0.75(3H,d,J=6.5),0.74(3H,
d,J=6.4),(ただし、s:singlet,d:
doublet,t:triplet,m:multi
pletを表わす) (12)13C NMRスペクトル:75MHz(24℃,
DMSO−d6中で測定,δppm) 195.6(Q),172.6(Q),171.5(Q),170.1
(Q),168.8(Q),167.3(Q),160.1(Q),15
8.1(Q×2),139.1(Q),137.2(Q),129.0(C
H×2),128.1(CH×2),126.3(CH),105.8
(CH×2),101.9(CH),58.0(CH),57.2
(CH),56.8(CH),56.2(CH),55.4(C
H),50.6(CH),41.6(CH2),35.3(CH2),
30.6(CH),30.0(CH),29.7(CH),23.8(C
H),22.9(CH3),21.5(CH3),19.0(C
H3),19.0(CH3),18.2(CH3),18.0(C
H3),17.9(CH3),17.5(CH3),(ただし、
Q:4級炭素,CH:メチン炭素,CH2:メチレン炭
素,CH3:メチル炭素を表わす) 以上述べた物理化学的性状およびNMRスペクトルの種
々の解析(1H−1HCOSY法、1H−13C COSY
法、COLOC法およびNOESY法)によって、RP
I−858およびRPI−859の化学構造は下記式と
推定される。なおRPI−858とRPI−859は*
印の不斉炭素に関する立体異性体と推定される。
【0039】
【化6】(配列番号:2,存在位置7のXaa=OH)
【0040】以上、RPI−856、RPI−857、
RPI−858およびRPI−859の理化学的性質を
述べたが、次にそれらのレトロウイルスプロテアーゼに
対する抑制作用について詳述する。
RPI−858およびRPI−859の理化学的性質を
述べたが、次にそれらのレトロウイルスプロテアーゼに
対する抑制作用について詳述する。
【0041】〔2〕レトロウイルスプロテアーゼ阻害作
用 以下参考例および試験例においてHTLV−IおよびH
IV−1プロテアーゼの調製法およびそれらに対するR
PI−856、RPI−857、RPI−858および
RPI−859の阻害作用についてそれぞれ述べる。
用 以下参考例および試験例においてHTLV−IおよびH
IV−1プロテアーゼの調製法およびそれらに対するR
PI−856、RPI−857、RPI−858および
RPI−859の阻害作用についてそれぞれ述べる。
【0042】参考例1 組換え型HTLV−Iプロテア
ーゼの調製 HTLV−Iのプロテアーゼは、特願平2−16144
7号明細書に記載の組換え型HTLV−Iプロテアーゼ
を使用した。すなわちフレームを合わせたgag−pr
t遺伝子をλPLプロモーターの下流に挿入したプラス
ミドpHTI703を有するエシェリキア・コリ(Esch
erichia coli)形質転換体(N4830−1/pHTI
703)〔IFO 14883,FERM BP-2476〕を培養し、その
菌体抽出液からDEAE−トヨパール(東ソー社)カラ
ムクロマトグラフィー、S−セファロースファーストフ
ローカラム(ファルマシア社)クロマトグラフィー、さ
らにセファクリルS100HRカラム(ファルマシア
社)クロマトグラフィーによりHTLV−Iプロテアー
ゼの部分精製標品を得た。
ーゼの調製 HTLV−Iのプロテアーゼは、特願平2−16144
7号明細書に記載の組換え型HTLV−Iプロテアーゼ
を使用した。すなわちフレームを合わせたgag−pr
t遺伝子をλPLプロモーターの下流に挿入したプラス
ミドpHTI703を有するエシェリキア・コリ(Esch
erichia coli)形質転換体(N4830−1/pHTI
703)〔IFO 14883,FERM BP-2476〕を培養し、その
菌体抽出液からDEAE−トヨパール(東ソー社)カラ
ムクロマトグラフィー、S−セファロースファーストフ
ローカラム(ファルマシア社)クロマトグラフィー、さ
らにセファクリルS100HRカラム(ファルマシア
社)クロマトグラフィーによりHTLV−Iプロテアー
ゼの部分精製標品を得た。
【0043】参考例2 HIV−1プロテアーゼ遺伝子
の発現プラスミドの構築 HIV−1プロテアーゼはpol遺伝子にコードされた
蛋白質の1つであり、感染細胞内においてはgag−p
olのポリプロテインとして合成されたものが、プロテ
アーゼ自身の作用によりプロセシングされることにより
生成されると考えられている〔J. M. Mc Cune ら、セル
(Cell) 第53巻, 55頁 (1988年)〕。一方、プロテアー
ゼ領域を含むpol遺伝子の一部を大腸菌で発現させる
ことにより、分子量11キロダルトンの活性型HIV−
1プロテアーゼが自身のオートプロセシング作用により
生成されることが既に知られている〔M. C. Graves
ら、プロシーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカ
デミー・オブ・サイエンス(Proc. Natl. Acad. Sci. U
SA) 第85巻, 2449頁 (1988年)〕。
の発現プラスミドの構築 HIV−1プロテアーゼはpol遺伝子にコードされた
蛋白質の1つであり、感染細胞内においてはgag−p
olのポリプロテインとして合成されたものが、プロテ
アーゼ自身の作用によりプロセシングされることにより
生成されると考えられている〔J. M. Mc Cune ら、セル
(Cell) 第53巻, 55頁 (1988年)〕。一方、プロテアー
ゼ領域を含むpol遺伝子の一部を大腸菌で発現させる
ことにより、分子量11キロダルトンの活性型HIV−
1プロテアーゼが自身のオートプロセシング作用により
生成されることが既に知られている〔M. C. Graves
ら、プロシーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカ
デミー・オブ・サイエンス(Proc. Natl. Acad. Sci. U
SA) 第85巻, 2449頁 (1988年)〕。
【0044】そこで、まずHIV−1の全遺伝子を含有
するプラスミドpNL4−3〔A.Adachi ら、ジャーナ
ル オブ ウイロロジー(J.Virol.) 第59巻, 284頁(1986
年)〕からプロテアーゼ領域を含有する1.5kbのBgl
II−BalI断片を取得した。次に、この断片にリンカ
ー 5’−AATTCTATGCCA−3’ (配列番号:3) 3’−GATACGGTCTAG−5’(配列番号:4) を接続した後、EcoRIで消化し、さらにリンカー
〔5’−CTAGCTAGCTAGAATTCTAGC
TAGCTAG−3’〕(配列番号:5)を接続した
後、EcoRIで消化した。次に、この断片の切断点を
クレノーフラグメントで埋めて平滑末端にした。一方、
T7プロモーターを含む大腸菌用発現ベクターpET−
3c〔A. H. Rosenberg ら、ジーン(Gene) 第56巻, 12
5頁 (1987年)〕をNdeIで消化し、その切断点をT4
DNAポリメラーゼで埋めて平滑末端にした。次に、こ
れら両DNA断片をT4DNAリガーゼを用いて接続
し、T7プロモーターとプロテアーゼ遺伝子の向きが同
方向となったものをpHIV7004とした。
するプラスミドpNL4−3〔A.Adachi ら、ジャーナ
ル オブ ウイロロジー(J.Virol.) 第59巻, 284頁(1986
年)〕からプロテアーゼ領域を含有する1.5kbのBgl
II−BalI断片を取得した。次に、この断片にリンカ
ー 5’−AATTCTATGCCA−3’ (配列番号:3) 3’−GATACGGTCTAG−5’(配列番号:4) を接続した後、EcoRIで消化し、さらにリンカー
〔5’−CTAGCTAGCTAGAATTCTAGC
TAGCTAG−3’〕(配列番号:5)を接続した
後、EcoRIで消化した。次に、この断片の切断点を
クレノーフラグメントで埋めて平滑末端にした。一方、
T7プロモーターを含む大腸菌用発現ベクターpET−
3c〔A. H. Rosenberg ら、ジーン(Gene) 第56巻, 12
5頁 (1987年)〕をNdeIで消化し、その切断点をT4
DNAポリメラーゼで埋めて平滑末端にした。次に、こ
れら両DNA断片をT4DNAリガーゼを用いて接続
し、T7プロモーターとプロテアーゼ遺伝子の向きが同
方向となったものをpHIV7004とした。
【0045】参考例3 組換え型HIV−1プロテアー
ゼの調製 Escherichia coli MM294 株にT7ファージのRN
Aポリメラーゼ遺伝子を組み込んだλファージDE3
〔F. W. Studier ら、ジャーナル・オブ・モレキュラー
・バイオロジー(J. Mol. Biol.)第189巻, 113頁 (1986
年)〕を溶原化させてEscherichia coli MM294 (D
E3)を作製した。参考例2で得られたpHIV700
4を、Escherichia coli MM294(DE3)に導入
して、形質転換体Escherichia coli MM294(DE
3)/pHIV7004を得た。本形質転換体をアンピ
シリン50μg/mlを含むLB培地に接種し、37℃
で一晩振盪培養した。この培養液0.2mlを20mlの
同じ培地に接種し、37℃で対数増殖期(180-200 Klet
t unit)まで培養した。次に、最終濃度が0.4mMにな
るようにイソプロピル−1−チオ−β−D−ガラクトシ
ド(IPTG)を加え、さらに37℃で2時間培養した。
培養液200mlから、菌体を5000rpmで5分間遠心
することにより集め、これを表1に記載した組成を持つ
緩衝液A20mlに懸濁した。懸濁液にニワトリ卵白リ
ゾチーム 2mgを加え、氷冷下で10分間放置後、ノニ
デットP40(NP40)を終濃度1%になるように加
え、超音波破砕装置を用いて菌体を破砕した。上記処理
を行った溶菌液を、日立工機社製のRR−24Aロータ
ーを用いて16000rpmで10分間遠心分離し、HI
V−1プロテアーゼを含む粗抽出液20mlを得た。
ゼの調製 Escherichia coli MM294 株にT7ファージのRN
Aポリメラーゼ遺伝子を組み込んだλファージDE3
〔F. W. Studier ら、ジャーナル・オブ・モレキュラー
・バイオロジー(J. Mol. Biol.)第189巻, 113頁 (1986
年)〕を溶原化させてEscherichia coli MM294 (D
E3)を作製した。参考例2で得られたpHIV700
4を、Escherichia coli MM294(DE3)に導入
して、形質転換体Escherichia coli MM294(DE
3)/pHIV7004を得た。本形質転換体をアンピ
シリン50μg/mlを含むLB培地に接種し、37℃
で一晩振盪培養した。この培養液0.2mlを20mlの
同じ培地に接種し、37℃で対数増殖期(180-200 Klet
t unit)まで培養した。次に、最終濃度が0.4mMにな
るようにイソプロピル−1−チオ−β−D−ガラクトシ
ド(IPTG)を加え、さらに37℃で2時間培養した。
培養液200mlから、菌体を5000rpmで5分間遠心
することにより集め、これを表1に記載した組成を持つ
緩衝液A20mlに懸濁した。懸濁液にニワトリ卵白リ
ゾチーム 2mgを加え、氷冷下で10分間放置後、ノニ
デットP40(NP40)を終濃度1%になるように加
え、超音波破砕装置を用いて菌体を破砕した。上記処理
を行った溶菌液を、日立工機社製のRR−24Aロータ
ーを用いて16000rpmで10分間遠心分離し、HI
V−1プロテアーゼを含む粗抽出液20mlを得た。
【0046】表1 緩衝液Aの組成 50 mM トリス塩酸緩衝液pH8.0 5 mM エチレンジアミン4酢酸(EDTA) 0.1% ノニデットP40(NP40) 0.02% 2−メルカプトエタノール(2−ME) 10% グリセリン 1 mM フェニルメチルスルフォニルフルオリド(PM
SF) 0.1 mM パラアミジノフェニルメタンスルフォニルフル
オリド(APMSF)。
SF) 0.1 mM パラアミジノフェニルメタンスルフォニルフル
オリド(APMSF)。
【0047】試験例−1 HTLV−Iプロテアーゼ阻
害作用 HTLV−I gagP19とP24の解裂部位を含む
合成ペプチドgag−1(YVEPTAPQVLPVM
HP)(配列番号:6)を基質とし、反応産物gag−
4(YVEPTAPQVL)(配列番号:7)の生成を
指標としてHTLV−Iプロテアーゼ阻害活性を測定し
た。即ち基質gag−1 2.5μg、試料およびHT
LV−1プロテアーゼを含む100mMクエン酸緩衝液p
H5.0−1mMEDTA(30μl)中で37℃で20
時間反応させた。0.13Mトリクロロ酢酸−0.26
M酢酸ナトリウム−0.4M酢酸150μlを加えるこ
とにより反応を停止した。室温で10分間放置した後、
遠心上清を得た。上記の上清のうち48μlを0.1%
トリフロロ酢酸−10%アセトニトリルで平衡化したY
MC−パック−FL−ODSカラム(0.46×3cm、
ワイエムシィ社)に負荷し、アセトニトリルの濃度勾配
で溶出した。本条件下において、gag−4の生成量を
50%阻害するために必要な反応液中の試料濃度をIC
50値として表わした。実施例3および4で得られたRP
I−856、RPI−857、RPI−858およびR
PI−859のHTLV−Iプロテアーゼ阻害活性を表
2に示した。
害作用 HTLV−I gagP19とP24の解裂部位を含む
合成ペプチドgag−1(YVEPTAPQVLPVM
HP)(配列番号:6)を基質とし、反応産物gag−
4(YVEPTAPQVL)(配列番号:7)の生成を
指標としてHTLV−Iプロテアーゼ阻害活性を測定し
た。即ち基質gag−1 2.5μg、試料およびHT
LV−1プロテアーゼを含む100mMクエン酸緩衝液p
H5.0−1mMEDTA(30μl)中で37℃で20
時間反応させた。0.13Mトリクロロ酢酸−0.26
M酢酸ナトリウム−0.4M酢酸150μlを加えるこ
とにより反応を停止した。室温で10分間放置した後、
遠心上清を得た。上記の上清のうち48μlを0.1%
トリフロロ酢酸−10%アセトニトリルで平衡化したY
MC−パック−FL−ODSカラム(0.46×3cm、
ワイエムシィ社)に負荷し、アセトニトリルの濃度勾配
で溶出した。本条件下において、gag−4の生成量を
50%阻害するために必要な反応液中の試料濃度をIC
50値として表わした。実施例3および4で得られたRP
I−856、RPI−857、RPI−858およびR
PI−859のHTLV−Iプロテアーゼ阻害活性を表
2に示した。
【0048】 表2の結果から、RPI−856、RPI−857、R
PI−858およびRPI−859は非常に強いHTL
V−Iプロテアーゼ阻害物質であることが明らかであ
る。
PI−858およびRPI−859は非常に強いHTL
V−Iプロテアーゼ阻害物質であることが明らかであ
る。
【0049】試験例−2 HIV−1プロテアーゼ阻害
作用 HIV−1 gag P17とP24の解裂部位を含む合
成ペプチドgag−11(SQVSQNYPIVQN
L)(配列番号:8)を基質とし、反応産物gag−1
2(SQVSQNY)(配列番号:9)の生成を指標と
してHIV−1プロテアーゼ阻害活性を測定した。即
ち、基質gag−11 3μg、種々の濃度の試料、H
IV−1プロテアーゼを含む5%グリセロール−1MN
aCl−0.25Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH6.
2)(30μl)中で3〜5時間反応させた。0.13
Mトリクロロ酢酸−0.26M酢酸ナトリウム−0.4
M酢酸150μlを加えることにより反応を停止した。
室温で10分間放置した後遠心上清を得た。上記の上清
のうち48μlを0.1%トリフロロ酢酸で平衡化した
YMC−パックFL−ODSカラム(0.46×3cm、
ワイエムシィ社)に負荷し、アセトニトリルの濃度勾配
で溶出した。本条件下において、gag−12の生成量
を50%阻害するために必要な反応液中の試料濃度をI
C50値として表わした。実施例3および4で得られたR
PI−856、RPI−857、RPI−858および
RPI−859のHIV−1プロテアーゼ阻害活性を表
3に示した。
作用 HIV−1 gag P17とP24の解裂部位を含む合
成ペプチドgag−11(SQVSQNYPIVQN
L)(配列番号:8)を基質とし、反応産物gag−1
2(SQVSQNY)(配列番号:9)の生成を指標と
してHIV−1プロテアーゼ阻害活性を測定した。即
ち、基質gag−11 3μg、種々の濃度の試料、H
IV−1プロテアーゼを含む5%グリセロール−1MN
aCl−0.25Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH6.
2)(30μl)中で3〜5時間反応させた。0.13
Mトリクロロ酢酸−0.26M酢酸ナトリウム−0.4
M酢酸150μlを加えることにより反応を停止した。
室温で10分間放置した後遠心上清を得た。上記の上清
のうち48μlを0.1%トリフロロ酢酸で平衡化した
YMC−パックFL−ODSカラム(0.46×3cm、
ワイエムシィ社)に負荷し、アセトニトリルの濃度勾配
で溶出した。本条件下において、gag−12の生成量
を50%阻害するために必要な反応液中の試料濃度をI
C50値として表わした。実施例3および4で得られたR
PI−856、RPI−857、RPI−858および
RPI−859のHIV−1プロテアーゼ阻害活性を表
3に示した。
【0050】 表3の結果から、RPI−856、RPI−857、R
PI−858およびRPI−859は非常に強いHIV
−1プロテアーゼ阻害物質であることが明らかである。
さらに実施例5〜13で得られた各種誘導体のHIV−
1プロテアーゼ阻害活性を表4に示した。
PI−858およびRPI−859は非常に強いHIV
−1プロテアーゼ阻害物質であることが明らかである。
さらに実施例5〜13で得られた各種誘導体のHIV−
1プロテアーゼ阻害活性を表4に示した。
【0051】 表 4 試 料 IC50(μg/ml) ───────────────────────────── RPI−856−A (実施例5) 0.015 RPI−856−B (実施例6) 0.065 RPI−856−Z (実施例7) 0.039 RPI−856−AM(実施例8) 0.075 RPI−856−D (実施例10) 0.012 RPI−858−D (実施例11) 0.042 RPI−856−DA(実施例12) 0.059 RPI−858−DA(実施例13) 0.036 ───────────────────────────── 表4の結果から、いずれの誘導体も強いHIV−1プロ
テアーゼ阻害物質であることが明らかである。
テアーゼ阻害物質であることが明らかである。
【0052】以上のように、RPI−856,RPI−
857,RPI−858,RPI−859およびそれら
の誘導体はレトロウイルスのプロテアーゼ阻害活性を有
しており、また毒性も低いので、レトロウイルス性疾患
治療剤として有用な物質である。
857,RPI−858,RPI−859およびそれら
の誘導体はレトロウイルスのプロテアーゼ阻害活性を有
しており、また毒性も低いので、レトロウイルス性疾患
治療剤として有用な物質である。
【0053】RPI−856,RPI−857,RPI
−858またはRPI−859を抗レトロウイルス剤と
して用いる場合、希釈剤、賦形剤、担体などと混合し
て、薬剤学的に許容される製剤とし、経口的または非径
口的に投与する。
−858またはRPI−859を抗レトロウイルス剤と
して用いる場合、希釈剤、賦形剤、担体などと混合し
て、薬剤学的に許容される製剤とし、経口的または非径
口的に投与する。
【0054】例えば、注射剤として用いる場合は、RP
I−856,RPI−857,RPI−858またはR
PI−859を水溶液剤として、成人1日当り0.1〜
10mg/kgを静脈内投与する。
I−856,RPI−857,RPI−858またはR
PI−859を水溶液剤として、成人1日当り0.1〜
10mg/kgを静脈内投与する。
【0055】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をさらに具体
的に説明するが、これによって本発明が限定されるもの
ではない。なお、培地におけるパーセント(%)は、と
くにことわりのない限り重量/容量パーセントを表わ
す。
的に説明するが、これによって本発明が限定されるもの
ではない。なお、培地におけるパーセント(%)は、と
くにことわりのない限り重量/容量パーセントを表わ
す。
【0056】実施例1 キタサトスポリア・エスピーAL−322株を200m
l容三角フラスコ内のグルコース2%、可溶性澱粉3
%、生大豆粉1%、コーン・スティープ・リカー1%、
ペプトン0.5%、NaCl0.3%、CaCO30.
5%を含む40mlの種培地(pH7.0)に接種し、
24℃、72時間回転振盪機上で培養し、前培養液を得
た。得られた前培養液を2000ml容坂口フラスコ内
の500mlの種培地4本に各10mlずつ移植し、2
4℃、72時間往復振盪機上で培養し種培養液を得た。
この種培養液2000mlを200リットル容ステンレ
ス・スチール・タンク内のグルコース0.5%、デキス
トリン5%、脱脂大豆粉3.5%、CaCO30.7%
を含む120リットルの種培地(pH7.0)に移植
し、24℃、通気1001/分、撹拌96回転/分、内
圧1kg/cm2の条件で114時間培養した。
l容三角フラスコ内のグルコース2%、可溶性澱粉3
%、生大豆粉1%、コーン・スティープ・リカー1%、
ペプトン0.5%、NaCl0.3%、CaCO30.
5%を含む40mlの種培地(pH7.0)に接種し、
24℃、72時間回転振盪機上で培養し、前培養液を得
た。得られた前培養液を2000ml容坂口フラスコ内
の500mlの種培地4本に各10mlずつ移植し、2
4℃、72時間往復振盪機上で培養し種培養液を得た。
この種培養液2000mlを200リットル容ステンレ
ス・スチール・タンク内のグルコース0.5%、デキス
トリン5%、脱脂大豆粉3.5%、CaCO30.7%
を含む120リットルの種培地(pH7.0)に移植
し、24℃、通気1001/分、撹拌96回転/分、内
圧1kg/cm2の条件で114時間培養した。
【0057】実施例2 実施例1のようにして得られた培養液を濾過し、100
リットルの培養濾液を得た。培養濾液に25リットルの
メタノールを添加し、混合溶液を10リットルのHP−
20カラムにSV0.5の流速で通し、プロテアーゼ阻
害物質を吸着させた。吸着後、カラムを40リットルの
30%メタノール水で洗浄し、次いで50リットルの9
0%メタノール水で阻害物質を溶出し、600mlにま
で濃縮した。濃縮液を遠心し、その上清を、90%メタ
ノールで平衡化した3リットルのセファデックスLH−
20カラム(6×107cm)を用いて5回に分けてゲ
ル濾過した。活性画分940mlを約50mlまで濃縮
し、10mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.2)で
4倍に希釈したのち、10mMリン酸ナトリウム緩衝液
−18%アセトニトリルで平衡化したTSK−GEL
ODS−120THPLC用カラム(東ソー社、21.
5×300mm)に20mlずつ、10回に分けて負荷
した。次いでアセトニトリルの直線濃度勾配溶出法によ
り阻害物質を溶出した。阻害物質はこのODS−120
Tカラムにより2つの活性画分に分かれて溶出された。
カラムからの溶出順にそれぞれP−2(RPI−85
6,−857を含む)およびP−3(RPI−858,
−859を含む)とした。P−2およびP−3はそれぞ
れ29%と33%のアセトニトリル濃度で溶出された。
P−2およびP−3画分を0.1%TFA溶液で2倍に
希釈した後、0.1%TFA−30%アセトニトリルで
平衡化した同じODS−120Tカラムにそれぞれ吸着
させ、アセトニトリルの直線濃度勾配溶出法により溶出
脱塩した。活性画分を凍結乾燥して、P−2粉末(80
mg)およびP−3粉末(180mg)を得た。
リットルの培養濾液を得た。培養濾液に25リットルの
メタノールを添加し、混合溶液を10リットルのHP−
20カラムにSV0.5の流速で通し、プロテアーゼ阻
害物質を吸着させた。吸着後、カラムを40リットルの
30%メタノール水で洗浄し、次いで50リットルの9
0%メタノール水で阻害物質を溶出し、600mlにま
で濃縮した。濃縮液を遠心し、その上清を、90%メタ
ノールで平衡化した3リットルのセファデックスLH−
20カラム(6×107cm)を用いて5回に分けてゲ
ル濾過した。活性画分940mlを約50mlまで濃縮
し、10mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.2)で
4倍に希釈したのち、10mMリン酸ナトリウム緩衝液
−18%アセトニトリルで平衡化したTSK−GEL
ODS−120THPLC用カラム(東ソー社、21.
5×300mm)に20mlずつ、10回に分けて負荷
した。次いでアセトニトリルの直線濃度勾配溶出法によ
り阻害物質を溶出した。阻害物質はこのODS−120
Tカラムにより2つの活性画分に分かれて溶出された。
カラムからの溶出順にそれぞれP−2(RPI−85
6,−857を含む)およびP−3(RPI−858,
−859を含む)とした。P−2およびP−3はそれぞ
れ29%と33%のアセトニトリル濃度で溶出された。
P−2およびP−3画分を0.1%TFA溶液で2倍に
希釈した後、0.1%TFA−30%アセトニトリルで
平衡化した同じODS−120Tカラムにそれぞれ吸着
させ、アセトニトリルの直線濃度勾配溶出法により溶出
脱塩した。活性画分を凍結乾燥して、P−2粉末(80
mg)およびP−3粉末(180mg)を得た。
【0058】実施例3 実施例2で得られたP−2の凍乾標品を20mM酢酸溶
液(pH2.5,HClでpHを補正)に溶解し、20
mM酢酸−3mM硫酸ナトリウム(pH2.5)で平衡
化したTSK−GEL SP−2SWカラム(東ソー
社、0.46×25cm)に負荷し、硫酸ナトリウムの
直線濃度勾配溶出法により活性物質を溶出した。P−2
はこのSP−2SWカラムでさらに2つの活性画分に分
かれて溶出された。カラムの溶出順序に従ってそれぞれ
RPI−856およびRPI−857と呼称した。RP
I−856およびRPI−857はそれぞれ50mMと
59mMの硫酸ナトリウム濃度で溶出された。活性画分
を0.1%TFA溶液で2倍に希釈したのち、実施例2
の場合と同様に、ODS−120Tカラムを用いて脱塩
した。活性画分を凍結乾燥して、RPI−856粉末
(7mg)およびRPI−857粉末(18mg)を得
た。
液(pH2.5,HClでpHを補正)に溶解し、20
mM酢酸−3mM硫酸ナトリウム(pH2.5)で平衡
化したTSK−GEL SP−2SWカラム(東ソー
社、0.46×25cm)に負荷し、硫酸ナトリウムの
直線濃度勾配溶出法により活性物質を溶出した。P−2
はこのSP−2SWカラムでさらに2つの活性画分に分
かれて溶出された。カラムの溶出順序に従ってそれぞれ
RPI−856およびRPI−857と呼称した。RP
I−856およびRPI−857はそれぞれ50mMと
59mMの硫酸ナトリウム濃度で溶出された。活性画分
を0.1%TFA溶液で2倍に希釈したのち、実施例2
の場合と同様に、ODS−120Tカラムを用いて脱塩
した。活性画分を凍結乾燥して、RPI−856粉末
(7mg)およびRPI−857粉末(18mg)を得
た。
【0059】実施例4 実施例2で得られたP−3の凍乾標品を20mM酢酸緩
衝液(pH4.0)に溶解し、20mM酢酸緩衝液−8
mM硫酸ナトリウム(pH4.0)で平衡化したTSK
−GEL SP−2SWカラムに負荷し、硫酸ナトリウ
ムの直線濃度勾配溶出法により活性物質を溶出した。P
−3はこのSP−2SWカラムでさらに2つの活性画分
に分かれて溶出された。カラムの溶出順序に従ってそれ
ぞれRPI−858およびRPI−859と呼称した。
RPI−858およびRPI−859はそれぞれ53m
Mと59mMの硫酸ナトリウム濃度で溶出された。活性
画分を0.1%TFA溶液で2倍に希釈したのち、実施
例2の場合と同様ODS−120Tカラムを用いて脱塩
した。活性画分を凍結乾燥して、RPI−858粉末
(20mg)およびRPI−859粉末(49mg)を
得た。
衝液(pH4.0)に溶解し、20mM酢酸緩衝液−8
mM硫酸ナトリウム(pH4.0)で平衡化したTSK
−GEL SP−2SWカラムに負荷し、硫酸ナトリウ
ムの直線濃度勾配溶出法により活性物質を溶出した。P
−3はこのSP−2SWカラムでさらに2つの活性画分
に分かれて溶出された。カラムの溶出順序に従ってそれ
ぞれRPI−858およびRPI−859と呼称した。
RPI−858およびRPI−859はそれぞれ53m
Mと59mMの硫酸ナトリウム濃度で溶出された。活性
画分を0.1%TFA溶液で2倍に希釈したのち、実施
例2の場合と同様ODS−120Tカラムを用いて脱塩
した。活性画分を凍結乾燥して、RPI−858粉末
(20mg)およびRPI−859粉末(49mg)を
得た。
【0060】実施例5 RPI−856の粉末30mgを15mlの0.2%炭
酸水素ナトリウム/80%メタノール水に溶解後、氷冷
下7.5μlの無水酢酸を添加し、120分間反応させ
た。反応液を蒸留水で2.5倍に希釈し、0.1%TF
A−30%アセトニトリルで平衡化したTSK−GEL
ODS−120T HPLC用カラム(東ソー社、2
1.5×300mm)に2回に分けて負荷した。次いで
アセトニトリルの直線濃度勾配溶出法により溶出し、活
性画分を凍結乾燥して、RPI−856のアセチル誘導
体(RPI−856−A)20mgを得た。 薄層クロマトグラフィー(TLC):担体;シリカゲル
60、展開溶媒;n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチ
ル(4:1:1:4)、検出;リドン−スミス法Rf
0.64 マススペクトル測定値:m/z 926(M+H)+(S
I−MS法)1 H核磁気共鳴(NMR)スペクトル:300MHz
(24℃、DMSO−d6中で測定、δppm,J(H
z)) 9.18(2H,S),8.27(2H,d,J=7.
9) 8.22(1H,d,J=6.7),8.18(1H,
d,J=9.3) 8.11(1H,d,J=8.0),8.10(1H,
d.J=9.2) 7.85(1H,d,J=8.8),7.10−7.2
5(5H,m) 6.26(2H,d,J=2.0),6.12(1H,
t,J=2.0) 5.26(1H,d,J=7.8),5.22(1H,
m) 4.51(1H,m),4.40(1H,m),4.2
7(1H,m) 4.24(1H,m),4.21(1H,m) 3.01(1H,dd,J=5.5,14.3) 2.84(1H,dd,J=8.5,14.3) 2.67(1H,dd,J=5.7,16.8) 2.55(1H,dd,J=7.0,16.8) 1.87−2.05(3H,m),1.84(3H,
s) 1.60(1H,m),1.40(2H,m) 0.72−0.90(24H,m)。
酸水素ナトリウム/80%メタノール水に溶解後、氷冷
下7.5μlの無水酢酸を添加し、120分間反応させ
た。反応液を蒸留水で2.5倍に希釈し、0.1%TF
A−30%アセトニトリルで平衡化したTSK−GEL
ODS−120T HPLC用カラム(東ソー社、2
1.5×300mm)に2回に分けて負荷した。次いで
アセトニトリルの直線濃度勾配溶出法により溶出し、活
性画分を凍結乾燥して、RPI−856のアセチル誘導
体(RPI−856−A)20mgを得た。 薄層クロマトグラフィー(TLC):担体;シリカゲル
60、展開溶媒;n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチ
ル(4:1:1:4)、検出;リドン−スミス法Rf
0.64 マススペクトル測定値:m/z 926(M+H)+(S
I−MS法)1 H核磁気共鳴(NMR)スペクトル:300MHz
(24℃、DMSO−d6中で測定、δppm,J(H
z)) 9.18(2H,S),8.27(2H,d,J=7.
9) 8.22(1H,d,J=6.7),8.18(1H,
d,J=9.3) 8.11(1H,d,J=8.0),8.10(1H,
d.J=9.2) 7.85(1H,d,J=8.8),7.10−7.2
5(5H,m) 6.26(2H,d,J=2.0),6.12(1H,
t,J=2.0) 5.26(1H,d,J=7.8),5.22(1H,
m) 4.51(1H,m),4.40(1H,m),4.2
7(1H,m) 4.24(1H,m),4.21(1H,m) 3.01(1H,dd,J=5.5,14.3) 2.84(1H,dd,J=8.5,14.3) 2.67(1H,dd,J=5.7,16.8) 2.55(1H,dd,J=7.0,16.8) 1.87−2.05(3H,m),1.84(3H,
s) 1.60(1H,m),1.40(2H,m) 0.72−0.90(24H,m)。
【0061】実施例6 RPI−856の粉末30mgを15mlの0.2%炭
酸水素ナトリウム/80%メタノール水に溶解後、氷冷
下で9.48μlの無水イソ酪酸を添加し、120分間
反応させた。反応液を蒸留水で2.5倍に希釈し、0.
1%TFA−35%アセトニトリルで平衡化したODS
−120Tカラムに2回に分けて負荷した。次いでアセ
トニトリルの直線濃度勾配溶出法により溶出し、活性画
分を凍結乾燥して、RPI−856のイソブチリル体
(RPI−856−B)14mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.69 SI−MS;m/z 954(M+I)+1 H−NMR(300MHz,DMSO−d6中) 9.18(2H,br),8.28(1H,d,J=
7.8) 8.24(1H,d,J=6.4),8.19(1H,
d,J=8.8) 8.16(2H,d,J=7.9),8.10(1H,
d,J=8.6) 7.75(1H,d,J=8.9),7.10−7.2
5(5H,m) 6.27(2H,d,J=2.1),6.12(1H,
d,J=2.1) 5.26(1H,d,J=7.9),5.22(1H,
m) 4.51(1H,m),4.41(1H,m) 4.17−4.28(3H,m) 3.02(1H,dd,J=5.5,14.0) 2.84(1H,dd,J=8.0,14.0) 2.68(1H,dd,J=5.8,16.5) 2.56(1H,dd,J=7.0,16.5) 2.52(1H,m),1.90−2.06(3H,
m) 1.59(1H,m),1.40(2H,m) 0.99(3H,d,J=7.0),0.96(3H,
d,J=7.0) 0.77−0.89(21H,m),0.75(3H,
d,J=6.7)。
酸水素ナトリウム/80%メタノール水に溶解後、氷冷
下で9.48μlの無水イソ酪酸を添加し、120分間
反応させた。反応液を蒸留水で2.5倍に希釈し、0.
1%TFA−35%アセトニトリルで平衡化したODS
−120Tカラムに2回に分けて負荷した。次いでアセ
トニトリルの直線濃度勾配溶出法により溶出し、活性画
分を凍結乾燥して、RPI−856のイソブチリル体
(RPI−856−B)14mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.69 SI−MS;m/z 954(M+I)+1 H−NMR(300MHz,DMSO−d6中) 9.18(2H,br),8.28(1H,d,J=
7.8) 8.24(1H,d,J=6.4),8.19(1H,
d,J=8.8) 8.16(2H,d,J=7.9),8.10(1H,
d,J=8.6) 7.75(1H,d,J=8.9),7.10−7.2
5(5H,m) 6.27(2H,d,J=2.1),6.12(1H,
d,J=2.1) 5.26(1H,d,J=7.9),5.22(1H,
m) 4.51(1H,m),4.41(1H,m) 4.17−4.28(3H,m) 3.02(1H,dd,J=5.5,14.0) 2.84(1H,dd,J=8.0,14.0) 2.68(1H,dd,J=5.8,16.5) 2.56(1H,dd,J=7.0,16.5) 2.52(1H,m),1.90−2.06(3H,
m) 1.59(1H,m),1.40(2H,m) 0.99(3H,d,J=7.0),0.96(3H,
d,J=7.0) 0.77−0.89(21H,m),0.75(3H,
d,J=6.7)。
【0062】実施例7 RPI−856の粉末50mgを30mlの0.2%炭
酸水素ナトリウム/80%メタノール水に溶解後、氷冷
下で15μlの塩化ベンジルオキシカルボニル(Z−C
l)を添加し、180分間反応させた。反応液を蒸留水
で2倍に希釈し、0.1%TFA−40%アセトニトリ
ルで平衡化したODS−120Tカラムに3回に分けて
負荷した。次いでアセトニトリルの直線濃度勾配溶出法
により溶出し、活性画分を凍結乾燥して、RPI−85
6のカルボベンゾキシ誘導体(RPI−856−Z)3
1mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.77 SI−MS;m/z 1018(M+I)+。
酸水素ナトリウム/80%メタノール水に溶解後、氷冷
下で15μlの塩化ベンジルオキシカルボニル(Z−C
l)を添加し、180分間反応させた。反応液を蒸留水
で2倍に希釈し、0.1%TFA−40%アセトニトリ
ルで平衡化したODS−120Tカラムに3回に分けて
負荷した。次いでアセトニトリルの直線濃度勾配溶出法
により溶出し、活性画分を凍結乾燥して、RPI−85
6のカルボベンゾキシ誘導体(RPI−856−Z)3
1mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.77 SI−MS;m/z 1018(M+I)+。
【0063】実施例8 実施例5で得られたRPI−856のアセチル誘導体1
2.5mgを12.5mlの無水メタノールに溶解し、
0.564mlのトリメチルシリルジアゾメタン・ヘキ
サン溶液を10分間隔で4回添加し、メチル化反応を行
った。反応液をスピード・バック・コンセントレーター
で8mlにまで濃縮し、水で3倍に希釈して、0.1%
TFA−30%アセトニトリルで平衡化したODS−1
20Tカラムに負荷した。次いでアセトニトリルの直線
濃度勾配溶出法により溶出し、活性画分を凍結乾燥し
て、RPI−856のアセチル誘導体のメチルエステル
(RPI−856−AM)7mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.96 SI−MS;m/z 968(M+I)+。
2.5mgを12.5mlの無水メタノールに溶解し、
0.564mlのトリメチルシリルジアゾメタン・ヘキ
サン溶液を10分間隔で4回添加し、メチル化反応を行
った。反応液をスピード・バック・コンセントレーター
で8mlにまで濃縮し、水で3倍に希釈して、0.1%
TFA−30%アセトニトリルで平衡化したODS−1
20Tカラムに負荷した。次いでアセトニトリルの直線
濃度勾配溶出法により溶出し、活性画分を凍結乾燥し
て、RPI−856のアセチル誘導体のメチルエステル
(RPI−856−AM)7mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.96 SI−MS;m/z 968(M+I)+。
【0064】実施例9 RPI−856の粉末37.5mgを15mlの0.1
%TFA−49.95%アセトニトリル水に溶解後、氷
冷下37.5mgのシアノ水素化ほう素ナトリウムを3
0分間隔で4回添加し、還元反応を行った。反応液を蒸
留水で2倍に希釈し、0.1%TFA−27.5%アセ
トニトリルで平衡化したODS−120Tカラムに2回
に分けて負荷した。次いでアセトニトリルの直線濃度勾
配溶出法により溶出した結果、2種類の活性画分(H−
1,H−2)に分離して溶出された。活性画分を凍結乾
燥して、RPI−856の還元体H−1 5.4mgと
H−2 12.8mg(H−1およびH−2はジアステ
レオマー)を得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));RfH−1 0.28,H−2 0.
22 SI−MS;H−1 m/z 886(M+I)+,H−
2 m/z 886(M+I)+。
%TFA−49.95%アセトニトリル水に溶解後、氷
冷下37.5mgのシアノ水素化ほう素ナトリウムを3
0分間隔で4回添加し、還元反応を行った。反応液を蒸
留水で2倍に希釈し、0.1%TFA−27.5%アセ
トニトリルで平衡化したODS−120Tカラムに2回
に分けて負荷した。次いでアセトニトリルの直線濃度勾
配溶出法により溶出した結果、2種類の活性画分(H−
1,H−2)に分離して溶出された。活性画分を凍結乾
燥して、RPI−856の還元体H−1 5.4mgと
H−2 12.8mg(H−1およびH−2はジアステ
レオマー)を得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));RfH−1 0.28,H−2 0.
22 SI−MS;H−1 m/z 886(M+I)+,H−
2 m/z 886(M+I)+。
【0065】実施例10 RPI−856の粉末25mgを1.13mlの蒸留
水、1.13mlのメタノールおよび0.557mlの
トリエチルアミンに溶解し、スピード・バック・コンセ
ントレーターで濃縮乾固する。次いで3.98mlのメ
タノール、0.568mlの蒸留水、0.284mlの
トリエチルアミンに溶解後0.213mlのフェニルイ
ソチオシアナートを添加し、室温で1時間、時々撹拌し
ながら反応させた。反応液をスピード・バック・コンセ
ントレーターで濃縮乾固し、乾固物を4.0mlのエタ
ノールに溶解し、再度濃縮乾固した。乾固物を0.5m
lのTFAに溶解し、40℃、20分間反応させた。反
応液に4.5mlのアセトニトリルを添加し、さらに蒸
留水を10ml添加した後、0.1%TFA−30%ア
セトニトリルで平衡化したODS−120Tカラムに2
回に分けて負荷した。次いでアセトニトリルの直線濃度
勾配溶出法により溶出し、活性画分を凍結乾燥して、R
PI−856のN末端のValを除去した誘導体(RP
I−856−D)13mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.31 SI−MS;m/z 785(M+I)+。
水、1.13mlのメタノールおよび0.557mlの
トリエチルアミンに溶解し、スピード・バック・コンセ
ントレーターで濃縮乾固する。次いで3.98mlのメ
タノール、0.568mlの蒸留水、0.284mlの
トリエチルアミンに溶解後0.213mlのフェニルイ
ソチオシアナートを添加し、室温で1時間、時々撹拌し
ながら反応させた。反応液をスピード・バック・コンセ
ントレーターで濃縮乾固し、乾固物を4.0mlのエタ
ノールに溶解し、再度濃縮乾固した。乾固物を0.5m
lのTFAに溶解し、40℃、20分間反応させた。反
応液に4.5mlのアセトニトリルを添加し、さらに蒸
留水を10ml添加した後、0.1%TFA−30%ア
セトニトリルで平衡化したODS−120Tカラムに2
回に分けて負荷した。次いでアセトニトリルの直線濃度
勾配溶出法により溶出し、活性画分を凍結乾燥して、R
PI−856のN末端のValを除去した誘導体(RP
I−856−D)13mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.31 SI−MS;m/z 785(M+I)+。
【0066】実施例11 RPI−858の粉末25mgを実施例10と同様に、
フェニルイソチオシアナートと反応させ、TFAで切断
後、ODS−120Tカラムで精製した。活性画分を凍
結乾燥してRPI−858のN末端のValを除去した
誘導体(RPI−858−D)14mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.63 SI−MS;m/z 670(M+I)+。
フェニルイソチオシアナートと反応させ、TFAで切断
後、ODS−120Tカラムで精製した。活性画分を凍
結乾燥してRPI−858のN末端のValを除去した
誘導体(RPI−858−D)14mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.63 SI−MS;m/z 670(M+I)+。
【0067】実施例12 実施例10で得られたRPI−856−D 10mgを実
施例5と同様に無水酢酸と反応させたのち、ODS−1
20Tカラムで精製した。活性画分を凍結乾燥してRP
I−856−Dのアセチル誘導体(RPI−856−D
A)6.5mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.59。
施例5と同様に無水酢酸と反応させたのち、ODS−1
20Tカラムで精製した。活性画分を凍結乾燥してRP
I−856−Dのアセチル誘導体(RPI−856−D
A)6.5mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.59。
【0068】実施例13 実施例11で得られたRPI−858−D 10mgを実
施例5と同様に無水酢酸と反応させたのち、ODS−1
20Tカラムで精製した。活性画分を凍結乾燥してRP
I−858−Dのアセチル誘導体(RPI−858−D
A)8.1mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.88。
施例5と同様に無水酢酸と反応させたのち、ODS−1
20Tカラムで精製した。活性画分を凍結乾燥してRP
I−858−Dのアセチル誘導体(RPI−858−D
A)8.1mgを得た。 TLC(n−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:
1:1:4));Rf0.88。
【0069】実施例14 実施例3で得られたRPI−856 5mg、NaCl
900mgおよびベンジルアルコール900mgを注射用蒸
留水に溶解して全量を100mlとする。この溶液を孔
径0.2μmのメンブランフィルターを用いて無菌濾過
し、無菌操作で内容量50mlのバイヤルに充てんして
ゴム施栓を行ないアルミキャップで巻きじめをして注射
剤を作製する。
900mgおよびベンジルアルコール900mgを注射用蒸
留水に溶解して全量を100mlとする。この溶液を孔
径0.2μmのメンブランフィルターを用いて無菌濾過
し、無菌操作で内容量50mlのバイヤルに充てんして
ゴム施栓を行ないアルミキャップで巻きじめをして注射
剤を作製する。
【0070】実施例15 実施例4で得られたRPI−858 20mg、乳糖39
0mgおよびステアリン酸マグネシウム10mgを常法によ
り混合してゼラチン硬カプセルに充填し、カプセル剤を
作製する。
0mgおよびステアリン酸マグネシウム10mgを常法によ
り混合してゼラチン硬カプセルに充填し、カプセル剤を
作製する。
【0071】
【発明の効果】本発明のRPI−856、RPI−85
7、RPI−858およびRPI−859およびそれら
の各種誘導体は強力なレトロウイルスプロテアーゼ抑制
作用を持つ新規な化合物であり、レトロウイルス感染症
の予防および治療に用いることができる。
7、RPI−858およびRPI−859およびそれら
の各種誘導体は強力なレトロウイルスプロテアーゼ抑制
作用を持つ新規な化合物であり、レトロウイルス感染症
の予防および治療に用いることができる。
【0072】
【0073】
配列番号:1 配列の長さ:7 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 存在位置:2 Xaa=2-アミノ-2-(3,5-ジハイドロオキシフェニル)酢酸 存在位置:4 Xaa=3-アミノ-2-オキソ-4-フェニル酪酸
【0074】配列番号:2 配列の長さ:7 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 存在位置:2 Xaa=2-アミノ-2-(3,5-ジハイドロオキシフェニル)酢酸 存在位置:4 Xaa=3-アミノ-2-オキソ-4-フェニル酪酸 存在位置:7 Xaa=OH 又は Asp
【0075】配列番号:3 配列の長さ:12 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AATTCTATGC CA 12。
【0076】配列番号:4 配列の長さ:12 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GATACGGTCT AG 12。
【0077】配列番号:5 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CTAGCTAGCT AGAATTCTAG CTAGCTAG 28。
【0078】配列番号:6 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Tyr Val Glu Pro Thr Ala Pro Gln Val Leu Pro Val Met His Pro 1 5 10 15。
【0079】配列番号:7 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド
【0080】配列番号:8 配列の長さ:13 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Ser Gln Val Ser Gln Asn Tyr Pro Ile Val Gln Asn Leu 1 5 10。
【0081】配列番号:9 配列の長さ:7 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド
【図1】RPI−856の紫外線吸収スペクトルを示
す。
す。
【図2】RPI−856の赤外線吸収スペクトル(KB
r法)を示す。
r法)を示す。
【図3】RPI−857の紫外線吸収スペクトルを示
す。
す。
【図4】RPI−857の赤外線吸収スペクトル(KB
r法)を示す。
r法)を示す。
【図5】RPI−858の紫外線吸収スペクトルを示
す。
す。
【図6】RPI−858の赤外線吸収スペクトル(KB
r法)を示す。
r法)を示す。
【図7】RPI−859の紫外線吸収スペクトルを示
す。
す。
【図8】RPI−859の赤外線吸収スペクトル(KB
r法)を示す。
r法)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 21/02 C12R 1:01)
Claims (11)
- 【請求項1】式I 【化1】 [式中、R1およびR2はそれぞれ結合手またはアミノ酸
残基を示し、 YNはHまたはアミノ基の保護基を示し、 YCはOHまたはカルボキシル基の保護基を示し、 で表わされるペプチド性化合物もしくはその塩またはそ
れらの混合物。 - 【請求項2】 R1がVal残基である請求項1記載の
化合物。 - 【請求項3】 R2が結合手またはAsp残基である請
求項1記載の化合物。 - 【請求項4】 Xが−C−である請求項1記載の化合
物。 - 【請求項5】 YNがHである請求項1記載の化合物。
- 【請求項6】 YNがアシル基である請求項1記載の化
合物。 - 【請求項7】 YCがOHである請求項1記載の化合
物。 - 【請求項8】 YCが置換されていてもよいアルコキシ
またはアミノ基である請求項1記載の化合物。 - 【請求項9】式II 【化2】 〔式中、RはAsp残基またはOHを示す〕で表わされ
るペプチド性化合物もしくはその塩またはそれらの混合
物。 - 【請求項10】キタサトスポリア属に属し、請求項9記
載のペプチド性化合物もしくはその塩またはそれらの混
合物を生産する菌を培地に培養し、培養物中に請求項9
記載の化合物もしくはその塩またはそれらの2種以上の
混合物を生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴と
する請求項9記載の化合物もしくはその塩またはそれら
の混合物の製造法。 - 【請求項11】請求項1記載の化合物もしくはその塩ま
たはそれらの混合物を含有するレトロウイルス性疾患治
療剤。
Applications Claiming Priority (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28202590 | 1990-10-22 | ||
| JP145091 | 1991-01-10 | ||
| JP3-17604 | 1991-02-08 | ||
| JP3-1450 | 1991-02-08 | ||
| JP1760491 | 1991-02-08 | ||
| JP2-282025 | 1991-02-08 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05294993A true JPH05294993A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=27274924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3272415A Withdrawn JPH05294993A (ja) | 1990-10-22 | 1991-10-21 | レトロウイルスプロテアーゼ阻害物質 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05294993A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6291432B1 (en) | 1996-12-27 | 2001-09-18 | Japan Energy Corporation | Tripeptide compounds and anti-AIDS medicine |
| US6313094B1 (en) | 1990-12-11 | 2001-11-06 | Japan Energy Corporation | β-amino-α-hydroxycarboxylic acid derivatives and HIV protease inhibitors |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP3272415A patent/JPH05294993A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6313094B1 (en) | 1990-12-11 | 2001-11-06 | Japan Energy Corporation | β-amino-α-hydroxycarboxylic acid derivatives and HIV protease inhibitors |
| US6291432B1 (en) | 1996-12-27 | 2001-09-18 | Japan Energy Corporation | Tripeptide compounds and anti-AIDS medicine |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Naruse et al. | Pumilacidin, a complex of new antiviral antibiotics production, isolation, chemical properties, structure and biological activity | |
| JP3123078B2 (ja) | 環状リポペプチド物質の脱アシル化法 | |
| Rhee | Purification and identification of an antifungal agent from Streptomyces sp. KH-614 antagonistic to rice blast fungus, Pyricularia oryzae | |
| US5449750A (en) | Prolyl endopeptidase inhibitors SNA-115 and SNA-115T, and process for the production and productive strain thereof | |
| JPH0413358B2 (ja) | ||
| CA2036397C (en) | Hiv protease inhibitors containing derived amino acid units | |
| US6482412B1 (en) | Polypeptide having human HIV inhibitory activity, a gene encoding the polypeptide, a method to produce the polypeptide | |
| CZ303552B6 (cs) | Memnopeptid, farmaceutická kompozice tento memnopeptid obsahující, zpusob prípravy tohoto memnopeptidu a jeho použití k príprave léciva | |
| Kaneto et al. | Mer-N5075A, a potential HIV-1 protease inhibitor, produced by Streptomyces chromofuscus | |
| KR0137675B1 (ko) | 무레이도마이신 그룹의 새로운 항생제, 그의 미생물학적 제조방법, 및 그의 치료적 용도(new antibiotics of the mureidomycin group, the microbiological preparation, and their therapeutic use) | |
| US4990497A (en) | Antifungal antibiotics | |
| JPWO2000052043A1 (ja) | 抗ヒト免疫不全ウイルス活性を有するポリペプチド、ポリペプチドをコード化する遺伝子、ポリペプチドの製造方法 | |
| JPH01246288A (ja) | Tan−1030aおよびその誘導体,これらの製造法ならびに用途 | |
| EP0337430B1 (en) | Antitumor antibiotic kedarcidin | |
| CA2112522A1 (en) | Tan-1511, its derivatives, production and use thereof | |
| JP3092877B2 (ja) | 新規ペプチドsna−115及びsna−115t、その製造法及び新規ペプチド産生菌株 | |
| CN102766194A (zh) | 具有hiv-1蛋白酶抑制活性的寡肽化合物及其制备方法和用途 | |
| JP5353111B2 (ja) | Sars3clプロテアーゼの組換えタンパク質 | |
| JP3687929B2 (ja) | 新規化合物a−76202及びその製造法 | |
| US5110960A (en) | Antifungal antibiotics | |
| FR2693199A1 (fr) | Nouveaux polypeptides biologiquement actifs, préparation et utilisation. | |
| JPH0827184A (ja) | ペプチド化合物、及びその製造方法、並びに抗ヒト免疫不全ウイルス剤 | |
| JP2778831B2 (ja) | エンドセリン拮抗ペプチド | |
| CZ279196B6 (cs) | Protinádorové antibiotikum kedarcidin | |
| JPWO1990012805A1 (ja) | ポストスタチンおよびその類縁化合物もしくはそれらの塩 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |