JPH05295136A - 電子線照射されたシートおよびその製造法 - Google Patents
電子線照射されたシートおよびその製造法Info
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- JPH05295136A JPH05295136A JP9642892A JP9642892A JPH05295136A JP H05295136 A JPH05295136 A JP H05295136A JP 9642892 A JP9642892 A JP 9642892A JP 9642892 A JP9642892 A JP 9642892A JP H05295136 A JPH05295136 A JP H05295136A
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- Japan
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- sheet
- electron beam
- layer
- polymer composition
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 融着施工作業性、物性、剥離強度に優れた
シ−トを提供する。 【構成】 シ−ト状の高分子組成物に対し片面から電
子線を照射して得られる、電子線架橋層と未架橋層とを
合わせ持つことを特徴とするシ−トであり、シ−トの高
分子組成物を構成する高分子化合物がエチレン−α−オ
レフィン重合系ゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴ
ム、塩素化ポリエチレン、ポリ塩化ビニルであることを
特徴とするシ−トを得る方法およびその方法により得ら
れるシ−ト。
シ−トを提供する。 【構成】 シ−ト状の高分子組成物に対し片面から電
子線を照射して得られる、電子線架橋層と未架橋層とを
合わせ持つことを特徴とするシ−トであり、シ−トの高
分子組成物を構成する高分子化合物がエチレン−α−オ
レフィン重合系ゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴ
ム、塩素化ポリエチレン、ポリ塩化ビニルであることを
特徴とするシ−トを得る方法およびその方法により得ら
れるシ−ト。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エラストマ−シ−トに
関するものであり、得られたエラストマ−シ−トは建
築、土木用防水シ−トやトラック用タ−ポリンなど各種
防水シ−ト等に広く利用でき、特に熱融着可能なエラス
トマ−シ−トに適するものである。
関するものであり、得られたエラストマ−シ−トは建
築、土木用防水シ−トやトラック用タ−ポリンなど各種
防水シ−ト等に広く利用でき、特に熱融着可能なエラス
トマ−シ−トに適するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】熱融
着可能なエラストマ−シ−トとして熱可塑性エラストマ
−シ−トや塩化ビニルシ−ト、未加硫ゴムシ−トが知ら
れており、建築土木分野で防水シ−トとして用いられて
いる。これらのシ−トを熱融着する方法には熱風を被融
着面に当てて表面を可塑化した後圧着する方法が取られ
ることが多い。
着可能なエラストマ−シ−トとして熱可塑性エラストマ
−シ−トや塩化ビニルシ−ト、未加硫ゴムシ−トが知ら
れており、建築土木分野で防水シ−トとして用いられて
いる。これらのシ−トを熱融着する方法には熱風を被融
着面に当てて表面を可塑化した後圧着する方法が取られ
ることが多い。
【0003】これらこれまでの熱融着可能なシ−トの欠
点としては融着時の作業条件幅が狭いことである。例え
ば、可塑化のために与える熱量が低過ぎれば充分な融着
強度が得られず、逆に、可塑化のために与える熱量が高
過ぎればシ−ト全体が可塑化され過ぎ穴空きを生じた
り、圧着ロ−ラ−にシ−トを取られシ−トを破損したり
する。また、作業条件幅も狭く、かつ、屋外での作業が
多いために外気温などに合わせて作業条件を設定するこ
とが必要であり、作業に熟練を要することも欠点の一つ
である。
点としては融着時の作業条件幅が狭いことである。例え
ば、可塑化のために与える熱量が低過ぎれば充分な融着
強度が得られず、逆に、可塑化のために与える熱量が高
過ぎればシ−ト全体が可塑化され過ぎ穴空きを生じた
り、圧着ロ−ラ−にシ−トを取られシ−トを破損したり
する。また、作業条件幅も狭く、かつ、屋外での作業が
多いために外気温などに合わせて作業条件を設定するこ
とが必要であり、作業に熟練を要することも欠点の一つ
である。
【0004】架橋ゴムシ−トに非架橋ゴムシ−トを貼合
した粘着層付複合シ−トも市販されているがこのような
シ−トを得るためには架橋シ−トに非架橋ゴムシ−トを
カレンダ−ロ−ル等で貼合する工程が必要であり生産性
が低い。また、熱可塑性エラストマ−や塩化ビニルシ−
トは、温度変化時の線膨張係数が大きく夏期に於いて施
工した場合、冬季にシ−トが縮むことにより裂けたり、
逆に冬季に施工した場合には夏期においてシ−トのたわ
み等の不具合を生じることがあることから、緩衝用に加
硫ゴムシ−トを部分的に接合する工程が必要であり生産
性が低い。
した粘着層付複合シ−トも市販されているがこのような
シ−トを得るためには架橋シ−トに非架橋ゴムシ−トを
カレンダ−ロ−ル等で貼合する工程が必要であり生産性
が低い。また、熱可塑性エラストマ−や塩化ビニルシ−
トは、温度変化時の線膨張係数が大きく夏期に於いて施
工した場合、冬季にシ−トが縮むことにより裂けたり、
逆に冬季に施工した場合には夏期においてシ−トのたわ
み等の不具合を生じることがあることから、緩衝用に加
硫ゴムシ−トを部分的に接合する工程が必要であり生産
性が低い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決した高分子シ−トの開発について鋭意検討した
結果、本発明に至った。即ち、本発明は、シ−ト状の高
分子組成物に対し、電子線の透過がシ−ト厚さの30〜
70%となるような加速電圧下で片面から電子線を照射
して得られる電子線架橋層、と未架橋層とを合わせ持つ
ことを特徴とするシ−トおよびその製造法を提供するも
のである。
点を解決した高分子シ−トの開発について鋭意検討した
結果、本発明に至った。即ち、本発明は、シ−ト状の高
分子組成物に対し、電子線の透過がシ−ト厚さの30〜
70%となるような加速電圧下で片面から電子線を照射
して得られる電子線架橋層、と未架橋層とを合わせ持つ
ことを特徴とするシ−トおよびその製造法を提供するも
のである。
【0006】本発明のシートは、より優れた物性を得る
ために必要な架橋層、と熱融着性または粘着性を有する
未架橋層とを合わせ有する複層シ−トで有り、貼合等の
積層工程を経ることなく迅速且つ容易に得られるもので
ある。また、本発明のシートは、これまでの熱融着性シ
−トの欠点である融着条件の幅の狭さや体積膨張係数の
低減をも解決したものである。
ために必要な架橋層、と熱融着性または粘着性を有する
未架橋層とを合わせ有する複層シ−トで有り、貼合等の
積層工程を経ることなく迅速且つ容易に得られるもので
ある。また、本発明のシートは、これまでの熱融着性シ
−トの欠点である融着条件の幅の狭さや体積膨張係数の
低減をも解決したものである。
【0007】更に詳しくは、照射する電子線がシ−トを
貫通することの無いように電子線の加速電圧を調整しつ
つ電子線を照射することにより、架橋層と未架橋層とを
合わせ持つシ−トとすることにより強度に優れかつ、熱
融着操作の際に熱風処理を行っても可塑化による穴開き
等の不具合を防止ならしめたものである。また、架橋層
を形成することにより体積膨張係数を低減させ、温度変
化に伴う不具合の改良も達成したものである。以下に、
本発明をより詳細に説明する。
貫通することの無いように電子線の加速電圧を調整しつ
つ電子線を照射することにより、架橋層と未架橋層とを
合わせ持つシ−トとすることにより強度に優れかつ、熱
融着操作の際に熱風処理を行っても可塑化による穴開き
等の不具合を防止ならしめたものである。また、架橋層
を形成することにより体積膨張係数を低減させ、温度変
化に伴う不具合の改良も達成したものである。以下に、
本発明をより詳細に説明する。
【0008】本発明の高分子組成物を構成する高分子化
合物としては、エチレン−α−オレフィン共重合系ゴ
ム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、塩素化ポリエ
チレンまたはポリ塩化ビニル等があげられる。エチレン
−α−オレフィン共重合系ゴムとは、エチレン−α−オ
レフィン共重合ゴム、またはエチレンとα−オレフィン
および非共役二重結合を有するモノマ−を一種以上含む
共重合体ゴムをいう。
合物としては、エチレン−α−オレフィン共重合系ゴ
ム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、塩素化ポリエ
チレンまたはポリ塩化ビニル等があげられる。エチレン
−α−オレフィン共重合系ゴムとは、エチレン−α−オ
レフィン共重合ゴム、またはエチレンとα−オレフィン
および非共役二重結合を有するモノマ−を一種以上含む
共重合体ゴムをいう。
【0009】ここで、α−オレフィンとしては、プロピ
レン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン等が例
示され、非共役二重結合を有するモノマ−としては、エ
チリデンノルボルネン、ジシクロペンタジエン、メチル
ノルボルネン、4,7,8,9−テトラヒドロインデ
ン、1,4−ヘキサジエン等が例示される。
レン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン等が例
示され、非共役二重結合を有するモノマ−としては、エ
チリデンノルボルネン、ジシクロペンタジエン、メチル
ノルボルネン、4,7,8,9−テトラヒドロインデ
ン、1,4−ヘキサジエン等が例示される。
【0010】また、クロロスルホン化ポリエチレンとは
ポリエチレンを塩素と亜硫酸ガスを用いてクロロスルホ
ン化して得られるゴム状高分子であり、そのクロロスル
ホン化率や塩素化率は問わない。
ポリエチレンを塩素と亜硫酸ガスを用いてクロロスルホ
ン化して得られるゴム状高分子であり、そのクロロスル
ホン化率や塩素化率は問わない。
【0011】本発明の高分子組成物には、一般的に用い
られる補強剤、各種充填剤、軟化剤、加工助剤、老化防
止剤、顔料、架橋促進剤、架橋剤等を添加してもかまわ
ないことは言うまでもない。これらの配合量は、任意に
選択することができる。また、特にポリ塩化ビニルシ−
トの場合には架橋助剤としてメタクリル酸メチル、ジビ
ニルベンゼン、トリアリルイソシアネ−トなどが添加さ
れる。
られる補強剤、各種充填剤、軟化剤、加工助剤、老化防
止剤、顔料、架橋促進剤、架橋剤等を添加してもかまわ
ないことは言うまでもない。これらの配合量は、任意に
選択することができる。また、特にポリ塩化ビニルシ−
トの場合には架橋助剤としてメタクリル酸メチル、ジビ
ニルベンゼン、トリアリルイソシアネ−トなどが添加さ
れる。
【0012】これら高分子組成物はロ−ル、カレンダ−
ロ−ル、押出機等を用いてシ−ト状とするが、2種以上
の高分子組成物を積層、例えば、カラ−配合と黒色カ−
ボン配合とを積層してシ−トとすることも行われる。得
られたシ−ト状高分子組成物は以下に述べる電子線照射
に供せられる。
ロ−ル、押出機等を用いてシ−ト状とするが、2種以上
の高分子組成物を積層、例えば、カラ−配合と黒色カ−
ボン配合とを積層してシ−トとすることも行われる。得
られたシ−ト状高分子組成物は以下に述べる電子線照射
に供せられる。
【0013】本発明において最も重要な点は、電子線を
照射する際の加速電圧である。電子線の浸透する厚さは
被照射体により異なりそれぞれ適当な加速電圧を設定す
る必要があり、以下に示すようなシ−トが得られるよう
に加速電圧を設定することが重要である。
照射する際の加速電圧である。電子線の浸透する厚さは
被照射体により異なりそれぞれ適当な加速電圧を設定す
る必要があり、以下に示すようなシ−トが得られるよう
に加速電圧を設定することが重要である。
【0014】電子線により架橋した層と非架橋層との比
率は、架橋層がシ−トの片面からシート厚みの30〜7
0%となるようにすることが必要である。架橋層の厚み
が30%より少ないと得られたシ−トの線膨張係数を低
く抑えられなくなるし、エチレン−α−オレフィン共重
合ゴムの場合にはシ−ト強度が低く不適当であり、その
一方で、70%より多いと接合部の接合強度が低くなる
欠点が現れる。
率は、架橋層がシ−トの片面からシート厚みの30〜7
0%となるようにすることが必要である。架橋層の厚み
が30%より少ないと得られたシ−トの線膨張係数を低
く抑えられなくなるし、エチレン−α−オレフィン共重
合ゴムの場合にはシ−ト強度が低く不適当であり、その
一方で、70%より多いと接合部の接合強度が低くなる
欠点が現れる。
【0015】電子線透過度と加圧電圧の関係を示す式と
して下記のGleidimnの式がある。E>0.8MVの場
合:R=0.542E−0.133(g/cm2 )であ
り、0.15≦E≦0.8MVの場合:R=0.407
E1.38(g/cm2 )である。ここで、E:加速電圧
(MV)、R:透過距離((g/cm2 )である。透過
深さは、被照射体の密度に反比例するので密度をd(g
/cm3 )とし、被照射体の厚さ(cm)とすると、下
記のように表される。
して下記のGleidimnの式がある。E>0.8MVの場
合:R=0.542E−0.133(g/cm2 )であ
り、0.15≦E≦0.8MVの場合:R=0.407
E1.38(g/cm2 )である。ここで、E:加速電圧
(MV)、R:透過距離((g/cm2 )である。透過
深さは、被照射体の密度に反比例するので密度をd(g
/cm3 )とし、被照射体の厚さ(cm)とすると、下
記のように表される。
【0016】E>0.8MVの場合:
【数1】
【0017】0.15≦E≦0.8MVの場合:
【数2】 加圧電圧Eは、特に限定されるものではないが、通常
は、0.15≦E≦0.8MVの範囲の装置が用いられ
る。
は、0.15≦E≦0.8MVの範囲の装置が用いられ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明のシートは、作業性、材料強度、
熱融着性、融着部の剥離強度に優れており、建築用防水
シ−トや土木用防水シ−ト、トラック用タ−ポリンに活
用することができる。
熱融着性、融着部の剥離強度に優れており、建築用防水
シ−トや土木用防水シ−ト、トラック用タ−ポリンに活
用することができる。
【0019】
【実施例】以下に実施例を用いて本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
【0020】実施例1〜2及び比較例1〜4 エチレン−α−オレフィン系共重合ゴムについて示す。
BR型バンバリ−ミキサ−(内容量1.5L)を用い、
表−1に示す各種配合を混練した。次に10インチオ−
プンロ−ルにて表−1に示す加硫剤、加硫促進剤をそれ
ぞれの配合物に添加した。添加時にはロ−ルを50℃に
温調した。
BR型バンバリ−ミキサ−(内容量1.5L)を用い、
表−1に示す各種配合を混練した。次に10インチオ−
プンロ−ルにて表−1に示す加硫剤、加硫促進剤をそれ
ぞれの配合物に添加した。添加時にはロ−ルを50℃に
温調した。
【0021】上記操作で得られた加硫可能な配合物を、
T型ダイスを取り付けた45mmφ押出機にて厚さ約
1.0mmのシ−ト状に成形した。シ−ト状に成形した
各配合物に電子線を照射した。照射条件を表−2にまと
めた。得られた架橋シ−トの物性および融着性を表−3
にまとめた。物性測定に当たってはJIS−K6301
加硫ゴム物性に則り、融着性に関しては自走式熱風融着
機(ライスタ− X−84)を用いて融着処理した後
に、図1に示すごとく引張試験機を使用して剥離する際
の剥離力を評価した。
T型ダイスを取り付けた45mmφ押出機にて厚さ約
1.0mmのシ−ト状に成形した。シ−ト状に成形した
各配合物に電子線を照射した。照射条件を表−2にまと
めた。得られた架橋シ−トの物性および融着性を表−3
にまとめた。物性測定に当たってはJIS−K6301
加硫ゴム物性に則り、融着性に関しては自走式熱風融着
機(ライスタ− X−84)を用いて融着処理した後
に、図1に示すごとく引張試験機を使用して剥離する際
の剥離力を評価した。
【0022】また、架橋層の厚みは試料シ−トをトルエ
ン中に浸漬し、可溶部を除いた後、乾燥し厚みを測定し
た。尚、同一配合で電子線が貫通する条件で架橋したシ
−トも同様の浸漬処理を施し、浸漬や乾燥に伴う収縮率
を算出した上で架橋層厚さの補正を行った。結果を表−
3に示す。
ン中に浸漬し、可溶部を除いた後、乾燥し厚みを測定し
た。尚、同一配合で電子線が貫通する条件で架橋したシ
−トも同様の浸漬処理を施し、浸漬や乾燥に伴う収縮率
を算出した上で架橋層厚さの補正を行った。結果を表−
3に示す。
【0023】実施例1、2においては引張破断応力と剥
離強度の両立がなされているのに対し、比較例1、2に
おいては剥離強度は十分高いものの引張破断応力が低く
実用上十分とは言えない。また、比較例3においては引
張破断応力は十分に高いものの剥離強度が低く接合部の
信頼性に欠ける。さらに、比較例4においては破断応力
が乏しいばかりでなく融着時に穴空きの不良を生じてい
る。これらの例示から明らかなように破断応力と剥離強
度とのバランスをとるためには電子線の加速電圧を制御
し架橋層の厚みを制御することが肝要である。
離強度の両立がなされているのに対し、比較例1、2に
おいては剥離強度は十分高いものの引張破断応力が低く
実用上十分とは言えない。また、比較例3においては引
張破断応力は十分に高いものの剥離強度が低く接合部の
信頼性に欠ける。さらに、比較例4においては破断応力
が乏しいばかりでなく融着時に穴空きの不良を生じてい
る。これらの例示から明らかなように破断応力と剥離強
度とのバランスをとるためには電子線の加速電圧を制御
し架橋層の厚みを制御することが肝要である。
【0024】実施例3〜8及び比較例5〜10 クロロスルホン化ポリエチレンシ−トやポリ塩化ビニル
シ−トに関してもシ−トダイスを取り付けた押出機を用
いて約1.0mmのシ−ト状に成形した。得られたシ−
トに電子線を照射し、架橋層厚さや体積膨張係数、融着
性を評価した。架橋層厚さを評価する際の溶媒としてク
ロロスルホン化ポリエチレンの場合にはベンゼンを用
い、ポリ塩化ビニルシ−トの場合にはテトラヒドロフラ
ンを用いた。 結果を表−4および5に示す。クロロス
ルホン化ポリエチレンに関しては、実施例に示すごとく
電子線の加速電圧を制御することにより融着性を落とす
こと無く体積膨張係数を低下させることが出来る。ま
た、架橋層を有することにより融着作業時の作業管理幅
が広がり作業に熟練を要さなくても済むことが期待でき
る。
シ−トに関してもシ−トダイスを取り付けた押出機を用
いて約1.0mmのシ−ト状に成形した。得られたシ−
トに電子線を照射し、架橋層厚さや体積膨張係数、融着
性を評価した。架橋層厚さを評価する際の溶媒としてク
ロロスルホン化ポリエチレンの場合にはベンゼンを用
い、ポリ塩化ビニルシ−トの場合にはテトラヒドロフラ
ンを用いた。 結果を表−4および5に示す。クロロス
ルホン化ポリエチレンに関しては、実施例に示すごとく
電子線の加速電圧を制御することにより融着性を落とす
こと無く体積膨張係数を低下させることが出来る。ま
た、架橋層を有することにより融着作業時の作業管理幅
が広がり作業に熟練を要さなくても済むことが期待でき
る。
【0025】ポリ塩化ビニルシ−トに関してもクロロス
ルホン化ポリエチレンと同様のことが言え、これら材料
のもつ欠点の一つである体積膨張率の大きさを加速電圧
を制御しつつ電子線を照射すれば克服でき、かつ、その
素材自身の有する融着性を損なうことがないことを示し
ている。
ルホン化ポリエチレンと同様のことが言え、これら材料
のもつ欠点の一つである体積膨張率の大きさを加速電圧
を制御しつつ電子線を照射すれば克服でき、かつ、その
素材自身の有する融着性を損なうことがないことを示し
ている。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】
【図1】引張試験機を使用しての剥離試験法の概略図で
ある。
ある。
1 電子線架橋層 2 非架橋層
Claims (4)
- 【請求項1】シ−ト状の高分子組成物に対し、電子線の
透過がシ−ト厚さの30〜70%となるような加速電圧
下で片面から電子線を照射して得られる電子線架橋層、
と未架橋層とを合わせ持つことを特徴とするシ−ト。 - 【請求項2】シ−ト状の高分子組成物に対し、電子線の
透過がシ−ト厚さの30〜70%となるような加速電圧
下で片面から電子線を照射して得られる電子線架橋層、
と未架橋層とを合わせ持つことを特徴とするシ−トの製
造法。 - 【請求項3】シ−ト状の高分子組成物を構成する高分子
化合物が、エチレン−α−オレフィン共重合系ゴム、ク
ロロスルホン化ポリエチレンゴム、塩素化ポリエチレン
またはポリ塩化ビニルである請求項1記載のシ−トある
いは請求項2記載のシ−トの製造法。 - 【請求項4】未架橋層が熱融着性を有することを特徴と
する請求項1〜3のいずれか1項に記載のシ−トまたは
シートの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9642892A JPH05295136A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 電子線照射されたシートおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9642892A JPH05295136A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 電子線照射されたシートおよびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05295136A true JPH05295136A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14164727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9642892A Pending JPH05295136A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 電子線照射されたシートおよびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05295136A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010214600A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Kureha Elastomer Co Ltd | 積層体用ゴムシートおよび積層体 |
| JP2018111319A (ja) * | 2018-04-03 | 2018-07-19 | 旭化成株式会社 | ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP9642892A patent/JPH05295136A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010214600A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Kureha Elastomer Co Ltd | 積層体用ゴムシートおよび積層体 |
| JP2018111319A (ja) * | 2018-04-03 | 2018-07-19 | 旭化成株式会社 | ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム |
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