JPH05295212A - アクリル系樹脂組成物 - Google Patents
アクリル系樹脂組成物Info
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- JPH05295212A JPH05295212A JP11994892A JP11994892A JPH05295212A JP H05295212 A JPH05295212 A JP H05295212A JP 11994892 A JP11994892 A JP 11994892A JP 11994892 A JP11994892 A JP 11994892A JP H05295212 A JPH05295212 A JP H05295212A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 アクリル系樹脂100重量部に対し、(A)
一般式 及び(B)一般式 (式中のR1、R2及びR3は炭素数6〜20の直鎖状
又は枝分れ状のアルキル基又はアルケニル基、A1及び
A2は炭素数2〜4のアルキレン基、m及びnは6〜5
0であって、M1、M2及びM3はアルカリ金属又はテ
トラアルキル(アリール)ホスホニウム基である)で表
わされるスルホン酸塩を、(A)成分と(B)成分との
重量比9:1〜1:9となるように合計量で0.5〜5
重量部配合してなり、場合により非イオン界面活性剤を
含有するアクリル系樹脂組成物。 【効果】 アクリル系樹脂の透明性をそこなうことな
く、安定した帯電防止性能を付与しえ、さらに非イオン
性界面活性剤を併用することにより一層所期の効果を向
上させうる。
一般式 及び(B)一般式 (式中のR1、R2及びR3は炭素数6〜20の直鎖状
又は枝分れ状のアルキル基又はアルケニル基、A1及び
A2は炭素数2〜4のアルキレン基、m及びnは6〜5
0であって、M1、M2及びM3はアルカリ金属又はテ
トラアルキル(アリール)ホスホニウム基である)で表
わされるスルホン酸塩を、(A)成分と(B)成分との
重量比9:1〜1:9となるように合計量で0.5〜5
重量部配合してなり、場合により非イオン界面活性剤を
含有するアクリル系樹脂組成物。 【効果】 アクリル系樹脂の透明性をそこなうことな
く、安定した帯電防止性能を付与しえ、さらに非イオン
性界面活性剤を併用することにより一層所期の効果を向
上させうる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なアクリル系樹脂
組成物、さらに詳しくは、アクリル系樹脂の透明性をそ
こなうことなく、安定した帯電防止性能を付与しうるア
クリル系樹脂組成物に関する。
組成物、さらに詳しくは、アクリル系樹脂の透明性をそ
こなうことなく、安定した帯電防止性能を付与しうるア
クリル系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリル系樹脂は優れた透明性や光学特
性、良好な機械的性質や加工特性や外観などにより、フ
イルム、繊維、成形品などの材料として広く用いられ、
中でも照明器具、看板、装飾品などに多用されている。
しかしながら、このアクリル系樹脂は、一般に疎水性で
あって電気絶縁性が大きいため、静電気の蓄積により帯
電しやすく、その結果外観がそこなわれたり、加工、包
装、印刷、塗装などの工程における作業能率が低下する
のを免れない上、火花放電による事故の発生原因ともな
る。そこで、アクリル系樹脂の帯電防止方法が種々検討
されている。
性、良好な機械的性質や加工特性や外観などにより、フ
イルム、繊維、成形品などの材料として広く用いられ、
中でも照明器具、看板、装飾品などに多用されている。
しかしながら、このアクリル系樹脂は、一般に疎水性で
あって電気絶縁性が大きいため、静電気の蓄積により帯
電しやすく、その結果外観がそこなわれたり、加工、包
装、印刷、塗装などの工程における作業能率が低下する
のを免れない上、火花放電による事故の発生原因ともな
る。そこで、アクリル系樹脂の帯電防止方法が種々検討
されている。
【0003】ところで、一般的な合成樹脂用の内部添加
型の帯電防止剤としては、カチオン性、アニオン性、非
イオン性の界面活性剤が知られており、帯電防止効果は
これらの界面活性剤が合成樹脂表面にブリードアウトす
ることで発現するとされている。
型の帯電防止剤としては、カチオン性、アニオン性、非
イオン性の界面活性剤が知られており、帯電防止効果は
これらの界面活性剤が合成樹脂表面にブリードアウトす
ることで発現するとされている。
【0004】しかし、アクリル系樹脂に対しては、該樹
脂の加工温度が比較的高いため、熱安定性に乏しいカチ
オン性界面活性剤を使用することは困難であるし、ま
た、該樹脂のガラス転移温度もポリエチレンやポリプロ
ピレンに比べて高いため、非イオン性界面活性剤を用い
る場合は多量の添加を必要とするが、その場合には耐熱
変形温度や透明性が低下し、樹脂本来の基本特性がそこ
なわれるし、該界面活性剤が樹脂表面に過剰にブリード
アウトし成形品をべとつかせ、実用に供しえなくなるの
を免れない。
脂の加工温度が比較的高いため、熱安定性に乏しいカチ
オン性界面活性剤を使用することは困難であるし、ま
た、該樹脂のガラス転移温度もポリエチレンやポリプロ
ピレンに比べて高いため、非イオン性界面活性剤を用い
る場合は多量の添加を必要とするが、その場合には耐熱
変形温度や透明性が低下し、樹脂本来の基本特性がそこ
なわれるし、該界面活性剤が樹脂表面に過剰にブリード
アウトし成形品をべとつかせ、実用に供しえなくなるの
を免れない。
【0005】一方、上記帯電防止性界面活性剤として、
熱安定性が要求される場合、アルキルスルホン酸金属塩
やアルキルベンゼンスルホン酸金属塩のようなアニオン
性界面活性剤が提案されている(特開昭49−7344
3号公報、特開昭52−47072号公報、特開昭54
−37154号公報)。
熱安定性が要求される場合、アルキルスルホン酸金属塩
やアルキルベンゼンスルホン酸金属塩のようなアニオン
性界面活性剤が提案されている(特開昭49−7344
3号公報、特開昭52−47072号公報、特開昭54
−37154号公報)。
【0006】しかしながら、これらの内部練り込み型帯
電防止性界面活性剤は、本来疎水性であるアクリル系樹
脂との相容性が十分でないため、透明性が低下し、外観
がそこなわれるという欠点を有している。
電防止性界面活性剤は、本来疎水性であるアクリル系樹
脂との相容性が十分でないため、透明性が低下し、外観
がそこなわれるという欠点を有している。
【0007】また、アクリル系樹脂に対してアルカンス
ルホネート、アルキルベンゼンスルホネート及び脂肪酸
モノグリセリドを併用し、スルホン酸塩系アニオン性界
面活性剤を帯電防止剤とすることにより透明性の低下を
改良する方法が提案されているが(特開平1−1975
52号公報)、その改良効果は必ずしも満足すべきもの
とはいえない。
ルホネート、アルキルベンゼンスルホネート及び脂肪酸
モノグリセリドを併用し、スルホン酸塩系アニオン性界
面活性剤を帯電防止剤とすることにより透明性の低下を
改良する方法が提案されているが(特開平1−1975
52号公報)、その改良効果は必ずしも満足すべきもの
とはいえない。
【0008】他方、ポリオレフィン又はポリスチレン用
帯電防止剤として、アミン化合物で中和された遊離カル
ボキシル基を有するスルホン酸金属塩(特公昭58−1
9692号公報)や、脂肪族アルコール又はポリエチレ
ングリコールでエステル化されたカルボキシル基を有す
るスルホン酸金属塩(特公昭58−53658号公報)
が提案されている。
帯電防止剤として、アミン化合物で中和された遊離カル
ボキシル基を有するスルホン酸金属塩(特公昭58−1
9692号公報)や、脂肪族アルコール又はポリエチレ
ングリコールでエステル化されたカルボキシル基を有す
るスルホン酸金属塩(特公昭58−53658号公報)
が提案されている。
【0009】しかし、これらの帯電防止剤は、アクリル
系樹脂に適用すると透明性や分散性の低下により外観が
良好でなくなるのを免れない。例えば、後者の帯電防止
剤において実施例に示されたジエチレングリコール−モ
ノ−α−スルホパルミテートカルシウム塩をアクリル系
樹脂に添加すると、成形品の透明性が著しく阻害され
る。
系樹脂に適用すると透明性や分散性の低下により外観が
良好でなくなるのを免れない。例えば、後者の帯電防止
剤において実施例に示されたジエチレングリコール−モ
ノ−α−スルホパルミテートカルシウム塩をアクリル系
樹脂に添加すると、成形品の透明性が著しく阻害され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情の下、アクリル系樹脂の透明性をそこなうことな
く、安定した帯電防止性を付与しうるアクリル系樹脂組
成物を提供することを目的としてなされたものである。
事情の下、アクリル系樹脂の透明性をそこなうことな
く、安定した帯電防止性を付与しうるアクリル系樹脂組
成物を提供することを目的としてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アクリル
系樹脂自体のもつ望ましい物性をそこなうことなく帯電
防止性を付与しうるアクリル系樹脂組成物を開発すべく
鋭意研究を重ねた結果、アクリル系樹脂に特定の構造を
有する2種のスルホン酸塩、あるいはそれと非イオン性
界面活性剤との組合せを配合することにより、その目的
を達成しうることを見出し、この知見に基づいて本発明
をなすに至った。
系樹脂自体のもつ望ましい物性をそこなうことなく帯電
防止性を付与しうるアクリル系樹脂組成物を開発すべく
鋭意研究を重ねた結果、アクリル系樹脂に特定の構造を
有する2種のスルホン酸塩、あるいはそれと非イオン性
界面活性剤との組合せを配合することにより、その目的
を達成しうることを見出し、この知見に基づいて本発明
をなすに至った。
【0012】すなわち、本発明は、アクリル系樹脂10
0重量部に対し、(A)一般式(I)
0重量部に対し、(A)一般式(I)
【化3】 及び(B)一般式(II)
【化4】 (式中のR1、R2及びR3は炭素数6〜20の直鎖状
又は枝分れ状のアルキル基又はアルケニル基であって、
それらはたがいに同一であってもよいし、また異なって
いてもよく、A1及びA2は炭素数2〜4のアルキレン
基であり、m及びnは6〜50であって、A1とA2あ
るいはmとnはたがいに同一であってもよいし、また異
なっていてもよく、M1、M2及びM3はアルカリ金属
又はテトラアルキル(アリール)ホスホニウム基であっ
て、それらはたがいに同一であってもよいし、また異な
っていてもよい)で表わされるスルホン酸塩を、(A)
成分と(B)成分との重量比9:1〜1:9となるよう
に合計量で0.5〜5重量部配合することを特徴とする
アクリル系樹脂組成物を提供するものである。
又は枝分れ状のアルキル基又はアルケニル基であって、
それらはたがいに同一であってもよいし、また異なって
いてもよく、A1及びA2は炭素数2〜4のアルキレン
基であり、m及びnは6〜50であって、A1とA2あ
るいはmとnはたがいに同一であってもよいし、また異
なっていてもよく、M1、M2及びM3はアルカリ金属
又はテトラアルキル(アリール)ホスホニウム基であっ
て、それらはたがいに同一であってもよいし、また異な
っていてもよい)で表わされるスルホン酸塩を、(A)
成分と(B)成分との重量比9:1〜1:9となるよう
に合計量で0.5〜5重量部配合することを特徴とする
アクリル系樹脂組成物を提供するものである。
【0013】本発明の組成物の基材であるアクリル系樹
脂としては、例えばメタクリル酸メチル単独重合体、あ
るいはメタクリル酸メチルと、50重量%以下のアクリ
ル酸エステル又はメタクリル酸エステル、アクリル酸、
メタクリル酸、スチレン、アクリロニトリルなどとの共
重合体などが挙げられる。アクリル酸エステルとして
は、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アク
リル酸ブチルなどが、またメタクリル酸エステルとして
は、例えばメタクリル酸シクロヘキシルなどが用いられ
る。
脂としては、例えばメタクリル酸メチル単独重合体、あ
るいはメタクリル酸メチルと、50重量%以下のアクリ
ル酸エステル又はメタクリル酸エステル、アクリル酸、
メタクリル酸、スチレン、アクリロニトリルなどとの共
重合体などが挙げられる。アクリル酸エステルとして
は、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アク
リル酸ブチルなどが、またメタクリル酸エステルとして
は、例えばメタクリル酸シクロヘキシルなどが用いられ
る。
【0014】このアクリル系樹脂に配合される上記
(A)成分及び(B)成分におけるR1、R2及びR3
はそれぞれ炭素数6〜20のアルキル基又はアルケニル
基であり、これらは直鎖状のものであってもよいし、枝
分れ状のものであってもよく、また、R1とR2とR3
はそれぞれ同一であってもよいし、また異なっていても
よい。このようなものとしては、例えばヘキシル基、オ
クチル基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、テト
ラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘキサ
デセニル基、オクタデシル基、オクタデセニル基などが
挙げられる。R1、R2及びR3の炭素数が6未満のも
のではアクリル系樹脂との相容性に劣り、透明性をそこ
なうおそれがあるし、20を超えるものでは帯電防止性
能が低下する。
(A)成分及び(B)成分におけるR1、R2及びR3
はそれぞれ炭素数6〜20のアルキル基又はアルケニル
基であり、これらは直鎖状のものであってもよいし、枝
分れ状のものであってもよく、また、R1とR2とR3
はそれぞれ同一であってもよいし、また異なっていても
よい。このようなものとしては、例えばヘキシル基、オ
クチル基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、テト
ラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘキサ
デセニル基、オクタデシル基、オクタデセニル基などが
挙げられる。R1、R2及びR3の炭素数が6未満のも
のではアクリル系樹脂との相容性に劣り、透明性をそこ
なうおそれがあるし、20を超えるものでは帯電防止性
能が低下する。
【0015】また、A1及びA2は炭素数2〜4のアル
キレン基、例えばエチレン基、プロピレン基などであ
り、単独でも2種以上を組合せてもよいものであって、
たがいに同一であってもよいし、また異なっていてもよ
く、特に有利には該アルキレン基の全数に対し70%以
上の数のエチレン基を含有させるのがよい。また、m及
びnは6〜50、好ましくは9〜40であって、これら
が50を超えると帯電防止性が低下するし、また6未満
では透明性が低下する。
キレン基、例えばエチレン基、プロピレン基などであ
り、単独でも2種以上を組合せてもよいものであって、
たがいに同一であってもよいし、また異なっていてもよ
く、特に有利には該アルキレン基の全数に対し70%以
上の数のエチレン基を含有させるのがよい。また、m及
びnは6〜50、好ましくは9〜40であって、これら
が50を超えると帯電防止性が低下するし、また6未満
では透明性が低下する。
【0016】前記(A)成分及び(B)成分のスルホン
酸塩は、相当するスルホン酸のアルカリ金属塩又はテト
ラアルキル(アリール)ホスホニウム塩であって、塩残
基の一般式(I)及び(II)中のM1、M2及びM3
はたがいに同一であってもよいし、また異なっていても
よい。このアルカリ金属塩としては、ナトリウム塩、カ
リウム塩、リチウム塩などが好ましい。
酸塩は、相当するスルホン酸のアルカリ金属塩又はテト
ラアルキル(アリール)ホスホニウム塩であって、塩残
基の一般式(I)及び(II)中のM1、M2及びM3
はたがいに同一であってもよいし、また異なっていても
よい。このアルカリ金属塩としては、ナトリウム塩、カ
リウム塩、リチウム塩などが好ましい。
【0017】上記ホスホニウム塩としては、一般式(I
II)
II)
【化5】 で表わされる構造を有し、この中のR4,R5,R6及
びR7が炭素数1〜18の直鎖状又は枝分れ状のアルキ
ル基又はフェニル基のテトラアルキル(アリール)ホス
ホニウム塩であって、これらのアルキル基又はフェニル
基は、水酸基、ハロゲン原子、アミノ基などにより置換
されていてもよい。このようなホスホニウム塩として
は、例えばテトラメチルホスホニウム塩、テトラエチル
ホスホニウム塩、テトラブチルホスホニウム塩、トリメ
チルステアリルホスホニウム塩、トリメチルドデシルホ
スホニウム塩、トリメチルフェニルホスホニウム塩、ト
リフェニルメチルホスホニウム塩、テトラフェニルホス
ホニウム塩、ジエタノールジブチルホスホニウム塩、p
‐ヒドロキシフェニルトリエチルホスホニウム塩などを
挙げることができる。これらのホスホニウム塩は、特に
高耐熱性の樹脂の組成物として有効である。
びR7が炭素数1〜18の直鎖状又は枝分れ状のアルキ
ル基又はフェニル基のテトラアルキル(アリール)ホス
ホニウム塩であって、これらのアルキル基又はフェニル
基は、水酸基、ハロゲン原子、アミノ基などにより置換
されていてもよい。このようなホスホニウム塩として
は、例えばテトラメチルホスホニウム塩、テトラエチル
ホスホニウム塩、テトラブチルホスホニウム塩、トリメ
チルステアリルホスホニウム塩、トリメチルドデシルホ
スホニウム塩、トリメチルフェニルホスホニウム塩、ト
リフェニルメチルホスホニウム塩、テトラフェニルホス
ホニウム塩、ジエタノールジブチルホスホニウム塩、p
‐ヒドロキシフェニルトリエチルホスホニウム塩などを
挙げることができる。これらのホスホニウム塩は、特に
高耐熱性の樹脂の組成物として有効である。
【0018】これらの(A)成分や(B)成分、すなわ
ち前記一般式(I)や一般式(II)で表わされる各ス
ルホン酸塩はそれぞれ1種用いてもよいし、2種以上を
組合せて用いてもよい。
ち前記一般式(I)や一般式(II)で表わされる各ス
ルホン酸塩はそれぞれ1種用いてもよいし、2種以上を
組合せて用いてもよい。
【0019】本発明においては、上記(A)及び(B)
の少なくとも二成分を配合して用いることにより、
(A)成分又は(B)成分のみを単独で用いる場合に比
べ、帯電防止性、特に該性能の経時的安定性や、透明性
がより良好になり、有利である。
の少なくとも二成分を配合して用いることにより、
(A)成分又は(B)成分のみを単独で用いる場合に比
べ、帯電防止性、特に該性能の経時的安定性や、透明性
がより良好になり、有利である。
【0020】(A)成分と(B)成分との配合比率は、
9:1〜1:9、好ましくは8:2〜2:8の範囲で選
ばれる。(A)成分の比率が9:1よりも多すぎると帯
電防止性が低下するし、また1:9よりも少なすぎると
透明性が低下する。
9:1〜1:9、好ましくは8:2〜2:8の範囲で選
ばれる。(A)成分の比率が9:1よりも多すぎると帯
電防止性が低下するし、また1:9よりも少なすぎると
透明性が低下する。
【0021】さらに、アクリル系樹脂100重量部に対
し、上記(A)及び(B)の配合成分を0.5〜10重
量%、好ましくは1.0〜6.0重量部となるように添
加することが必要である。この量が0.5重量部未満で
は帯電防止性の付与効果が十分に発揮されないし、10
重量部を超えるとアクリル系樹脂の物性に悪影響を及ぼ
し、好ましくない。
し、上記(A)及び(B)の配合成分を0.5〜10重
量%、好ましくは1.0〜6.0重量部となるように添
加することが必要である。この量が0.5重量部未満で
は帯電防止性の付与効果が十分に発揮されないし、10
重量部を超えるとアクリル系樹脂の物性に悪影響を及ぼ
し、好ましくない。
【0022】前記(A)成分及び(B)成分は、例えば
一般式(IV)
一般式(IV)
【化6】 (式中のR8は炭素数6〜20の直鎖状又は枝分れ状の
アルキル基又はアルケニル基、R9は水素原子又はアル
キル基、Mは水素原子又は上記塩残基である)で表わさ
れる化合物を一般式(V)
アルキル基又はアルケニル基、R9は水素原子又はアル
キル基、Mは水素原子又は上記塩残基である)で表わさ
れる化合物を一般式(V)
【化7】 (式中のAは炭素数2〜4のアルキレン基、pは6〜5
0である)のポリアルキレングリコールと反応させる
か、あるいは一般式(IV)の化合物の低級アルキルエ
ステルを該ポリアルキレングリコールとエステル交換反
応させ、さらにMが水素原子のものは、これらの反応生
成物のスルホン酸を所定の造塩反応に付すことによって
製造することができる。
0である)のポリアルキレングリコールと反応させる
か、あるいは一般式(IV)の化合物の低級アルキルエ
ステルを該ポリアルキレングリコールとエステル交換反
応させ、さらにMが水素原子のものは、これらの反応生
成物のスルホン酸を所定の造塩反応に付すことによって
製造することができる。
【0023】上記一般式(IV)の化合物と一般式
(V)のポリアルキレングリコールの使用割合は、モル
比で0.5:1〜2.0:1の範囲が好ましい。この場
合、反応生成物は上記(A)成分、(B)成分及び場合
によりポリアルキレングリコールを含んでいて、そのま
まで本発明の配合成分を構成するので有利である。この
ポリアルキレングリコールは後述する非イオン性界面活
性剤であって、本発明の有効配合成分である。(上記使
用割合が0.5:1未満では帯電防止効果が低下するた
め添加量を多量にする必要が生じるが、そうすると樹脂
の透明性が低下するし、また2.0:1より多すぎても
添加量に見合う帯電防止性能の向上が見られず経済的で
ない。)
(V)のポリアルキレングリコールの使用割合は、モル
比で0.5:1〜2.0:1の範囲が好ましい。この場
合、反応生成物は上記(A)成分、(B)成分及び場合
によりポリアルキレングリコールを含んでいて、そのま
まで本発明の配合成分を構成するので有利である。この
ポリアルキレングリコールは後述する非イオン性界面活
性剤であって、本発明の有効配合成分である。(上記使
用割合が0.5:1未満では帯電防止効果が低下するた
め添加量を多量にする必要が生じるが、そうすると樹脂
の透明性が低下するし、また2.0:1より多すぎても
添加量に見合う帯電防止性能の向上が見られず経済的で
ない。)
【0024】この本発明の配合成分として好適な前記反
応生成物を得るための反応条件については、脱水エステ
ル化反応の場合、常圧又は減圧下、反応温度50〜15
0℃、好ましくは80〜120℃で、反応時間30分〜
20時間、好ましくは2〜12時間が適当である。ま
た、エステル交換反応の場合、常圧又は減圧下、反応温
度50〜150℃、好ましくは80〜120℃で、反応
時間10分〜20時間、好ましくは30分〜6時間が適
当である。
応生成物を得るための反応条件については、脱水エステ
ル化反応の場合、常圧又は減圧下、反応温度50〜15
0℃、好ましくは80〜120℃で、反応時間30分〜
20時間、好ましくは2〜12時間が適当である。ま
た、エステル交換反応の場合、常圧又は減圧下、反応温
度50〜150℃、好ましくは80〜120℃で、反応
時間10分〜20時間、好ましくは30分〜6時間が適
当である。
【0025】これらの反応は無溶媒又は四塩化炭素やキ
シレンなどの溶媒中で行われる。反応温度、反応時間は
モル比、減圧度などによって適宜選択される。
シレンなどの溶媒中で行われる。反応温度、反応時間は
モル比、減圧度などによって適宜選択される。
【0026】エステル交換反応では、その常用の触媒例
えばp−トルエンスルホン酸、硫酸などの酸触媒や、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム
などの塩基触媒が用いられる。出発物質が未中和物の場
合は特に酸触媒を加えなくてもよい。
えばp−トルエンスルホン酸、硫酸などの酸触媒や、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム
などの塩基触媒が用いられる。出発物質が未中和物の場
合は特に酸触媒を加えなくてもよい。
【0027】また、上記造塩反応方法については特に制
限はなく、従来公知の方法を用いることができる。例え
ば上記反応生成物のスルホン酸に、アルカリ金属の水酸
化物、炭酸塩、炭酸水素塩などを作用させることによ
り、該スルホン酸のアルカリ金属塩が得られる。
限はなく、従来公知の方法を用いることができる。例え
ば上記反応生成物のスルホン酸に、アルカリ金属の水酸
化物、炭酸塩、炭酸水素塩などを作用させることによ
り、該スルホン酸のアルカリ金属塩が得られる。
【0028】また、ホスホニウム塩は、該スルホン酸の
アルカリ金属塩にホスホニウム化合物のハロゲン塩を作
用させて複分解するか、水酸化ホスホニウム化合物を直
接作用させることにより得ることができる。
アルカリ金属塩にホスホニウム化合物のハロゲン塩を作
用させて複分解するか、水酸化ホスホニウム化合物を直
接作用させることにより得ることができる。
【0029】次に、本発明の組成物は、帯電防止性及び
透明性をさらに向上させる目的で、上記(A)及び
(B)成分に加えて、さらに非イオン性界面活性剤を
(C)成分として含有させたものを包含する。
透明性をさらに向上させる目的で、上記(A)及び
(B)成分に加えて、さらに非イオン性界面活性剤を
(C)成分として含有させたものを包含する。
【0030】この非イオン性界面活性剤としては、例え
ばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、エチレングリコール‐プロピレングリコール共重合
体、エチレングリコールオクタデシル酸エステル、ポリ
エチレングリコールオクタデシル酸エステル、ポリエチ
レングリコールドデシル酸エステル、グリセリンジオク
タデシル酸エステル、グリセリンモノオクタデシル酸エ
ステル、グリセリンモノヘキサデシル酸エステル、グリ
セリンモノドデシル酸エステル、ペンタエリトリトール
モノオクタデシル酸エステル、ペンタエリトリトールジ
オクタデシル酸エステル、オクタデシルアルコール、ド
デシルアルコール、グリセリンモノオクタデシル酸コハ
ク酸エステル、ジエタノールドデシルアミン、ジエタノ
ールヘキサデシルアミン、ジエタノールオクタデシルア
ミンなどが挙げられ、これらは1種用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。
ばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、エチレングリコール‐プロピレングリコール共重合
体、エチレングリコールオクタデシル酸エステル、ポリ
エチレングリコールオクタデシル酸エステル、ポリエチ
レングリコールドデシル酸エステル、グリセリンジオク
タデシル酸エステル、グリセリンモノオクタデシル酸エ
ステル、グリセリンモノヘキサデシル酸エステル、グリ
セリンモノドデシル酸エステル、ペンタエリトリトール
モノオクタデシル酸エステル、ペンタエリトリトールジ
オクタデシル酸エステル、オクタデシルアルコール、ド
デシルアルコール、グリセリンモノオクタデシル酸コハ
ク酸エステル、ジエタノールドデシルアミン、ジエタノ
ールヘキサデシルアミン、ジエタノールオクタデシルア
ミンなどが挙げられ、これらは1種用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0031】この(C)成分の非イオン性界面活性剤の
配合量は、通常それと(A)成分と(B)成分すなわち
(A)、(B)及び(C)の三成分の合計重量に基づき
10〜60重量%、好ましくは15〜50重量%の範囲
で選ばれる。この量が10重量%未満ではその添加効果
が十分に発揮されないし、60重量%を超えるとこれら
配合成分の添加量を増大させないと所期の効果が得られ
ないばかりか、添加量に見合う効果の向上が望めず、経
済的に不利である。
配合量は、通常それと(A)成分と(B)成分すなわち
(A)、(B)及び(C)の三成分の合計重量に基づき
10〜60重量%、好ましくは15〜50重量%の範囲
で選ばれる。この量が10重量%未満ではその添加効果
が十分に発揮されないし、60重量%を超えるとこれら
配合成分の添加量を増大させないと所期の効果が得られ
ないばかりか、添加量に見合う効果の向上が望めず、経
済的に不利である。
【0032】本発明の組成物には、必要に応じて公知の
他の樹脂添加成分、例えばトリスノニルフェニルホスフ
ァイト、トリフェニルホスファイトなどのリン系酸化防
止剤、3,3′‐チオジプロピオン酸ジオクタデシル、
3,3′‐チオジプロピオン酸ジドデシルなどの硫黄系
酸化防止剤、ブチル化ヒドロキシトルエン、テトラキス
[メチレン‐3‐(3′,5′‐ジ‐t‐ブチル‐4′
‐ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンなどの
フェノール系酸化防止剤、エチレンビスアミド、モノア
ルキルアミド、モンタン酸ワックス、ポリオレフィンワ
ックス、脂肪酸金属塩などの滑剤、さらには核剤、着色
剤などを配合することができる。
他の樹脂添加成分、例えばトリスノニルフェニルホスフ
ァイト、トリフェニルホスファイトなどのリン系酸化防
止剤、3,3′‐チオジプロピオン酸ジオクタデシル、
3,3′‐チオジプロピオン酸ジドデシルなどの硫黄系
酸化防止剤、ブチル化ヒドロキシトルエン、テトラキス
[メチレン‐3‐(3′,5′‐ジ‐t‐ブチル‐4′
‐ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンなどの
フェノール系酸化防止剤、エチレンビスアミド、モノア
ルキルアミド、モンタン酸ワックス、ポリオレフィンワ
ックス、脂肪酸金属塩などの滑剤、さらには核剤、着色
剤などを配合することができる。
【0033】本発明の組成物を調製するには、アクリル
系樹脂に所定の配合成分を練り込むのがよい。この練り
込み方法については特に制限はなく、従来公知の方法、
例えばアクリル系樹脂と配合成分とをブレンドしたの
ち、押出機で溶融混練する方法や、あらかじめ配合成分
をアクリル系樹脂に高濃度に練り混んだマスターバッチ
を調製し、これを成形時に希釈する方法などを用いるこ
とができる。
系樹脂に所定の配合成分を練り込むのがよい。この練り
込み方法については特に制限はなく、従来公知の方法、
例えばアクリル系樹脂と配合成分とをブレンドしたの
ち、押出機で溶融混練する方法や、あらかじめ配合成分
をアクリル系樹脂に高濃度に練り混んだマスターバッチ
を調製し、これを成形時に希釈する方法などを用いるこ
とができる。
【0034】本発明の組成物は、射出成形、押出成形、
ブロー成形など種々の成形方法により、成形することが
でき、例えば照明用器具、電気計器、電子機器などのカ
バーや部品、メーターカバー、フイルム、シート、パネ
ル、ファイバーなどの成形品の素材として好適に用いら
れる。
ブロー成形など種々の成形方法により、成形することが
でき、例えば照明用器具、電気計器、電子機器などのカ
バーや部品、メーターカバー、フイルム、シート、パネ
ル、ファイバーなどの成形品の素材として好適に用いら
れる。
【0035】
【発明の効果】本発明のアクリル系樹脂組成物は、ポリ
アルキレングリコールの末端水酸基を特定のα‐スルホ
脂肪酸でエステル化した構造をもつ2種のスルホン酸の
塩を含有するものであって、アクリル系樹脂の透明性を
そこなうことなく、安定した帯電防止性能を付与するこ
とができ、また、非イオン性界面活性剤との併用によ
り、さらに所期の効果を向上させることができる。
アルキレングリコールの末端水酸基を特定のα‐スルホ
脂肪酸でエステル化した構造をもつ2種のスルホン酸の
塩を含有するものであって、アクリル系樹脂の透明性を
そこなうことなく、安定した帯電防止性能を付与するこ
とができ、また、非イオン性界面活性剤との併用によ
り、さらに所期の効果を向上させることができる。
【0036】本発明で用いられる前記スルホン酸類が、
従来のアルキルスルホン酸金属塩やアルキルベンゼンス
ルホン酸金属塩と比べて、樹脂の透明性をそこなわない
のは、分子中の存在するポリアルキレングリコール残基
がアクリル系樹脂への分散性に寄与するためと考えられ
る。
従来のアルキルスルホン酸金属塩やアルキルベンゼンス
ルホン酸金属塩と比べて、樹脂の透明性をそこなわない
のは、分子中の存在するポリアルキレングリコール残基
がアクリル系樹脂への分散性に寄与するためと考えられ
る。
【0037】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0038】なお成形品の性能は次のようにして評価し
た。 (1)表面抵抗値 東亜電波(株)極超絶縁計SM‐10Eを使用して求め
た。 (2)曇価 JIS K7013に準拠して求めた。
た。 (1)表面抵抗値 東亜電波(株)極超絶縁計SM‐10Eを使用して求め
た。 (2)曇価 JIS K7013に準拠して求めた。
【0039】実施例1〜11、比較例1〜7 アクリル系樹脂[住友化学(株)製、スミペックスB−
EX]に、表1に示す種類の配合成分を表2に示す量で
加え、ヘンシェルミキサーで予備混合した。この混合物
をベント式二軸押出し機を用いて230℃で溶融混練
し、得られたストランドをペレッタイザーでカットし、
ペレット化した。
EX]に、表1に示す種類の配合成分を表2に示す量で
加え、ヘンシェルミキサーで予備混合した。この混合物
をベント式二軸押出し機を用いて230℃で溶融混練
し、得られたストランドをペレッタイザーでカットし、
ペレット化した。
【0040】ペレットを乾燥したのち、ベント式押出成
形機により幅1300mm、厚さ2mmの押出成形板を
得た。この板をカットし100×100×2mmのプレ
ートを作成した。このプレートを23℃、65%RHの
恒温室で24時間調湿したのち表面抵抗値及び曇価を測
定した結果も表2に示す。
形機により幅1300mm、厚さ2mmの押出成形板を
得た。この板をカットし100×100×2mmのプレ
ートを作成した。このプレートを23℃、65%RHの
恒温室で24時間調湿したのち表面抵抗値及び曇価を測
定した結果も表2に示す。
【0041】
【表1】
【0042】*1 DDP:ジブチルジフェニルホスホ
ニウム 表中のR1,R2及びR3はアルキル基の炭素数により
Ck(kは炭素数)と表示した。
ニウム 表中のR1,R2及びR3はアルキル基の炭素数により
Ck(kは炭素数)と表示した。
【0043】
【表2】
【0044】表面抵抗値が1013Ω以上では所望の帯
電防止効果は得られない。
電防止効果は得られない。
【0045】実施例12〜18、比較例8〜14 アクリル系樹脂[クラレ(株)製、パラペットG1−
P]に、表1に示す種類の配合成分又は比較物質を表3
に示す量で加え、ヘンシェルミキサーで予備混合して得
た混合物、あるいは無添加の該アクリル系樹脂自体を、
ベント式二軸押出し機を用いて230℃で溶融混練し、
得られたストランドをペレッタイザーでカットし、ペレ
ット化した。ペレットを乾燥したのち、射出成形機によ
り260℃で射出成形し、100×100×2mmのプ
レートを作成した。このプレートを実施例1と同様の方
法で評価した。その結果も表3に示す。
P]に、表1に示す種類の配合成分又は比較物質を表3
に示す量で加え、ヘンシェルミキサーで予備混合して得
た混合物、あるいは無添加の該アクリル系樹脂自体を、
ベント式二軸押出し機を用いて230℃で溶融混練し、
得られたストランドをペレッタイザーでカットし、ペレ
ット化した。ペレットを乾燥したのち、射出成形機によ
り260℃で射出成形し、100×100×2mmのプ
レートを作成した。このプレートを実施例1と同様の方
法で評価した。その結果も表3に示す。
【0046】
【表3】
【0047】*2:パラフインスルホン酸ナトリウム
(平均炭素鎖長14) *3:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
(平均炭素鎖長14) *3:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
【0048】実施例19〜28、比較例15〜18 ポリメチルメタクリレート(三菱レーヨン(株)製、ア
クリペットVH)に、表1に示す種類の配合成分、すな
わち(A)成分と(B)成分に(C)成分の非イオン界
面活性剤を加えた三成分の混合物を表4に示す配合比及
び配合量で加え、実施例19〜24及び比較例15〜1
6については実施例1の方法に準じて、また実施例25
〜28及び比較例17〜18については実施例12の方
法に準じて、それぞれ成形し、成形品の性能を評価し
た。また、表面の状態を触感で判定した。その結果も表
4に示す。
クリペットVH)に、表1に示す種類の配合成分、すな
わち(A)成分と(B)成分に(C)成分の非イオン界
面活性剤を加えた三成分の混合物を表4に示す配合比及
び配合量で加え、実施例19〜24及び比較例15〜1
6については実施例1の方法に準じて、また実施例25
〜28及び比較例17〜18については実施例12の方
法に準じて、それぞれ成形し、成形品の性能を評価し
た。また、表面の状態を触感で判定した。その結果も表
4に示す。
【0049】
【表4】
Claims (3)
- 【請求項1】 アクリル系樹脂100重量部に対し、
(A)一般式 【化1】 及び(B)一般式 【化2】 (式中のR1、R2及びR3は炭素数6〜20の直鎖状
又は枝分れ状のアルキル基又はアルケニル基であって、
それらはたがいに同一であってもよいし、また異なって
いてもよく、A1及びA2は炭素数2〜4のアルキレン
基であり、m及びnは6〜50であって、A1とA2あ
るいはmとnはたがいに同一であってもよいし、また異
なっていてもよく、M1、M2及びM3はアルカリ金属
又はテトラアルキル(アリール)ホスホニウム基であっ
て、それらはたがいに同一であってもよいし、また異な
っていてもよい)で表わされるスルホン酸塩を、(A)
成分と(B)成分との重量比9:1〜1:9となるよう
に合計量で0.5〜5重量部配合することを特徴とする
アクリル系樹脂組成物。 - 【請求項2】 上記アルキレン基が該基の全数に対し7
0%以上の数のエチレン基を含有する請求項1記載のア
クリル系樹脂組成物。 - 【請求項3】 さらに、(C)非イオン性界面活性剤を
含有してなる請求項1又は2記載のアクリル系樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11994892A JPH05295212A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | アクリル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11994892A JPH05295212A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | アクリル系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05295212A true JPH05295212A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14774148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11994892A Pending JPH05295212A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | アクリル系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05295212A (ja) |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP11994892A patent/JPH05295212A/ja active Pending
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