JPH05295603A - 溶接作業用衣料 - Google Patents
溶接作業用衣料Info
- Publication number
- JPH05295603A JPH05295603A JP4095282A JP9528292A JPH05295603A JP H05295603 A JPH05295603 A JP H05295603A JP 4095282 A JP4095282 A JP 4095282A JP 9528292 A JP9528292 A JP 9528292A JP H05295603 A JPH05295603 A JP H05295603A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- ultraviolet
- light
- clothes
- present
- Prior art date
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- Pending
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶接作業用に好適な衣料を提供する。
【構成】 紫外領域の光の吸収剤または/および反射剤
を付与した溶接作業用衣料。
を付与した溶接作業用衣料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接作業時の作業者の
安全を高めるための衣料に関する。
安全を高めるための衣料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、造船所、鉄工所、自動車工場、配
管工場など溶接作業を行う所では綿100%の衣料やポ
リエステル/綿混の衣料が用いられてきた。しかしこれ
らの場合、溶接作業中のアーク光が作業服、シャツ、ズ
ボン類を透過して皮膚が焼けたり、赤くなったり、水ぶ
くれが生じる事があった。
管工場など溶接作業を行う所では綿100%の衣料やポ
リエステル/綿混の衣料が用いられてきた。しかしこれ
らの場合、溶接作業中のアーク光が作業服、シャツ、ズ
ボン類を透過して皮膚が焼けたり、赤くなったり、水ぶ
くれが生じる事があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、溶接作業時
に発生するアーク光や紫外線を吸収または反射させる衣
料であり、この衣料を着用した作業者の皮膚を保護しよ
うとするものである。
に発生するアーク光や紫外線を吸収または反射させる衣
料であり、この衣料を着用した作業者の皮膚を保護しよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、紫外領
域の光の吸収剤または/および反射剤を付与したことを
特徴とする溶接作業用衣料である。
域の光の吸収剤または/および反射剤を付与したことを
特徴とする溶接作業用衣料である。
【0005】本発明における紫外領域の光の吸収剤と
は、パラアミノ安息香酸エチル類、パラジメチルアミノ
安息香酸エチルヘキシルエステル類、シノキサート類、
パラメトキシ桂皮酸エチルヘキシルエステル類、2−ベ
ンゾトリアゾール類、オキシベンゾン類、ウロカニン酸
類、ベンゾフェノン類等であり、紫外領域の光の反射剤
とは、酸化亜鉛類、二酸化チタン類、カオリン類、炭酸
カルシウム類、酸化シリカ類等である。
は、パラアミノ安息香酸エチル類、パラジメチルアミノ
安息香酸エチルヘキシルエステル類、シノキサート類、
パラメトキシ桂皮酸エチルヘキシルエステル類、2−ベ
ンゾトリアゾール類、オキシベンゾン類、ウロカニン酸
類、ベンゾフェノン類等であり、紫外領域の光の反射剤
とは、酸化亜鉛類、二酸化チタン類、カオリン類、炭酸
カルシウム類、酸化シリカ類等である。
【0006】紫外領域の光の吸収剤や反射剤は1種又は
2種以上併用することができる。吸収剤と反射剤との併
用はより効果的である。
2種以上併用することができる。吸収剤と反射剤との併
用はより効果的である。
【0007】本発明で言う付与とは、衣料の繊維表面や
繊維中に存在させることを意味し、付与方法としては、
紫外領域の光の吸収剤や反射剤を原糸製造段階で練込み
等で付与したり、布帛にパディング法や吸尽法等の後加
工法で付与する方法などが挙げられる。本発明に用いる
布帛とは、織物、編物、不織布等を意味し、素材として
は、天然繊維、合成繊維、半合成繊維およびこれらの混
用繊維のいづれであってもよい。
繊維中に存在させることを意味し、付与方法としては、
紫外領域の光の吸収剤や反射剤を原糸製造段階で練込み
等で付与したり、布帛にパディング法や吸尽法等の後加
工法で付与する方法などが挙げられる。本発明に用いる
布帛とは、織物、編物、不織布等を意味し、素材として
は、天然繊維、合成繊維、半合成繊維およびこれらの混
用繊維のいづれであってもよい。
【0008】本発明で言う衣料とは、作業者が身に付け
ることができるものを意味し、作業服、シャツ、ズボ
ン、腕ぬき、前掛けなどを例として挙げることができ
る。
ることができるものを意味し、作業服、シャツ、ズボ
ン、腕ぬき、前掛けなどを例として挙げることができ
る。
【0009】紫外領域の光の吸収剤または/および反射
剤の布帛(衣料)重量に対する付与量は、繊維重量10
0に対して0.5〜20(0.5〜20%o.w.
f.)、好ましくは1〜10(1〜10%o.w.
f.)、より好ましくは3〜6(3〜6%o.w.
f.)である。付与量が0.5%o.w.f.未満で
は、本発明の効果が充分に発揮されず、20%o.w.
f.を越えると、付与した衣料の風合が粗硬になり好ま
しくない。
剤の布帛(衣料)重量に対する付与量は、繊維重量10
0に対して0.5〜20(0.5〜20%o.w.
f.)、好ましくは1〜10(1〜10%o.w.
f.)、より好ましくは3〜6(3〜6%o.w.
f.)である。付与量が0.5%o.w.f.未満で
は、本発明の効果が充分に発揮されず、20%o.w.
f.を越えると、付与した衣料の風合が粗硬になり好ま
しくない。
【0010】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
する。しかし、本願発明は何らこれに限定されるもので
はない。 実施例1 綿100%ブロード布に下記A液を絞り率60%で付与
した後、120℃×2分間の乾燥を行ない、溶接作業衣
料用の布帛Aを得た。風合の硬化はほとんど認められな
かった。 A液: アンチフェード8001*1 5% ボンコートR3340*2 3% 水 92% *1 明成化学工業社製 ベンゾトリアゾリル誘導体 *2 大日本インキ化学工業社製 ポリアクリル酸エステ
ル系エマルジョン
する。しかし、本願発明は何らこれに限定されるもので
はない。 実施例1 綿100%ブロード布に下記A液を絞り率60%で付与
した後、120℃×2分間の乾燥を行ない、溶接作業衣
料用の布帛Aを得た。風合の硬化はほとんど認められな
かった。 A液: アンチフェード8001*1 5% ボンコートR3340*2 3% 水 92% *1 明成化学工業社製 ベンゾトリアゾリル誘導体 *2 大日本インキ化学工業社製 ポリアクリル酸エステ
ル系エマルジョン
【0011】布帛A、布帛Aの洗濯布帛および未処理布
帛を溶接作業に使用するアセチレン炎のアーク光から5
0cmの距離に置き、これら布帛を透過した紫外領域の
光の強度をUV強度計(ウルトラバイオレット社製)に
よって測定した。その時の紫外領域付近の測定された光
のスペクトル分布はそれぞれ図1のようである。
帛を溶接作業に使用するアセチレン炎のアーク光から5
0cmの距離に置き、これら布帛を透過した紫外領域の
光の強度をUV強度計(ウルトラバイオレット社製)に
よって測定した。その時の紫外領域付近の測定された光
のスペクトル分布はそれぞれ図1のようである。
【0012】310nmの波長に関して、原アーク光に
おけるエネルギー強度と布帛透過後のエネルギー強度か
ら、310nmの紫外線のカット率を求めた。その結果
を表1に示す。
おけるエネルギー強度と布帛透過後のエネルギー強度か
ら、310nmの紫外線のカット率を求めた。その結果
を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】布帛A及び未処理布帛で腕ぬきを作り、未
処理布帛を右腕、布帛Aを左腕に着用して累計20時間
の溶接作業によってその効果を調べた。その時の皮膚の
状態について表2に示す。
処理布帛を右腕、布帛Aを左腕に着用して累計20時間
の溶接作業によってその効果を調べた。その時の皮膚の
状態について表2に示す。
【0015】
【表2】
【0016】実施例2 綿100%細布に下記B液を絞り率60%で付与した
後、120℃×2分間の乾燥を行ない、溶接作業衣料用
の布帛Bを得た。 B液: TiO2 コロイド溶液(固形分15%) 10% 前出のアンチフェード8001 3% 前出のボンコート3340 3% 水 84%
後、120℃×2分間の乾燥を行ない、溶接作業衣料用
の布帛Bを得た。 B液: TiO2 コロイド溶液(固形分15%) 10% 前出のアンチフェード8001 3% 前出のボンコート3340 3% 水 84%
【0017】布帛B及び未処理布帛を用いて、実施例1
と同様にして、アーク光のカット率を波長310nmで
測定した。その結果を表3に示す。
と同様にして、アーク光のカット率を波長310nmで
測定した。その結果を表3に示す。
【0018】
【表3】
【0019】布帛Bと未処理布帛で腕ぬきを作り、実施
例1と同様にして着用試験をした結果を表4に示す。
例1と同様にして着用試験をした結果を表4に示す。
【0020】
【表4】
【0021】実施例3 実施例1において、ボンコートR3340を使用しない
以外は同様にして本発明の布帛Cを得て、同様に310
nmの紫外線のカット率を求めたところ、カット率は8
7%であった。また腕ぬきでの着用試験結果は、焼けに
よる皮膚変化及び皮膚のかさつきは非常に少なかった。
以外は同様にして本発明の布帛Cを得て、同様に310
nmの紫外線のカット率を求めたところ、カット率は8
7%であった。また腕ぬきでの着用試験結果は、焼けに
よる皮膚変化及び皮膚のかさつきは非常に少なかった。
【0022】
【発明の効果】本発明の紫外領域の光の吸収剤及び/又
は反射剤を付与した布帛は溶接作業時のアーク光が皮膚
へ到達するのを大巾に減少させることができるので溶接
作業者の皮膚を保護することができ、溶接作業用衣料と
して好適である。
は反射剤を付与した布帛は溶接作業時のアーク光が皮膚
へ到達するのを大巾に減少させることができるので溶接
作業者の皮膚を保護することができ、溶接作業用衣料と
して好適である。
【図1】アーク光及び各布帛を透過した紫外領域の光の
スペクトル分布を示す。
スペクトル分布を示す。
【図2】本発明の溶接作業用衣料の1例を示す概略図で
ある。
ある。
1 ・・・・ アーク光のスペクトル 2 ・・・・ 未処理布帛の透過光のスペクトル 3 ・・・・ 本発明の布帛の透過光のスペクトル 4 ・・・・ 本発明の作業上着
Claims (1)
- 【請求項1】 紫外領域の光の吸収剤または/および反
射剤を付与したことを特徴とする溶接作業用衣料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4095282A JPH05295603A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 溶接作業用衣料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4095282A JPH05295603A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 溶接作業用衣料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05295603A true JPH05295603A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14133424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4095282A Pending JPH05295603A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 溶接作業用衣料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05295603A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0655061A4 (en) * | 1992-08-12 | 1998-06-17 | Sandoz Ltd | METHOD FOR INCREASING THE SUN PROTECTION FACTOR AND COMPOUNDS LINKED FOR INCREASING THE SUN PROTECTION FACTOR OF FIBERS AND FABRICS. |
| EP0682145A3 (en) * | 1994-05-12 | 1998-08-26 | Ciba SC Holding AG | Textile treatment |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP4095282A patent/JPH05295603A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0655061A4 (en) * | 1992-08-12 | 1998-06-17 | Sandoz Ltd | METHOD FOR INCREASING THE SUN PROTECTION FACTOR AND COMPOUNDS LINKED FOR INCREASING THE SUN PROTECTION FACTOR OF FIBERS AND FABRICS. |
| EP0682145A3 (en) * | 1994-05-12 | 1998-08-26 | Ciba SC Holding AG | Textile treatment |
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