JPH0529570Y2 - - Google Patents

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JPH0529570Y2
JPH0529570Y2 JP1989017665U JP1766589U JPH0529570Y2 JP H0529570 Y2 JPH0529570 Y2 JP H0529570Y2 JP 1989017665 U JP1989017665 U JP 1989017665U JP 1766589 U JP1766589 U JP 1766589U JP H0529570 Y2 JPH0529570 Y2 JP H0529570Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、伝動ベルトが巻き掛けられた1対の
可変プーリの各々のプーリ径を変化させて両プー
リ間の変速比を可変とするプーリ式変速装置の改
良に関する。
(従来の技術) 従来より、この種のプーリ式変速装置は、例え
ば農業機械や車両における変速装置等、比較的低
負荷の動力伝達系に広く採用されている。この変
速装置は、例えば互いに平行に配置された1対の
回転軸にそれぞれ取り付けられた1対の可変プー
リ(駆動及び従動プーリ)を有し、該各プーリは
回転軸に回転一体にかつ摺動不能に固定された固
定シエイブと、回転軸に回転一体にかつ摺動可能
に支持され、上記固定シエイブとの間に伝動ベル
トが巻回される断面V字状のベルト溝を形成する
可動シエイブとからなり、変速機構により可動シ
エイブを固定シエイブに対し接離させてプーリ径
(ベルト溝の有効半径)を変化させることにより、
両回転軸間の変速比を低速状態ないし高速状態に
切り換えるようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記駆動及び従動プーリの可動シエイブを連係
して軸方向に摺動させる方法として、両プーリ
の変速機構を共にカム機構で構成し、そのうちの
一方に変速用の操作レバーを直接固定し、他方の
プーリのカム機構については一方のフーリのカム
機構とリンクで連結する方法、駆動プーリの可
動シエイブをフライウエイトで駆動し、従動プー
リの可動シエイブはばねで動かす方法、駆動及
び駆動プーリの双方の可動シエイブをばねで駆動
することとして、その一方の駆動を操作レバーで
行い、他方の駆動をリングにより連動させる方法
等がある。
ところで、このようなプーリ式変速装置を農業
機械等に装備する場合、通常、エンジンを車体に
マウントにより支持し、その出力軸を一方の回転
軸としてそこに駆動プーリを取り付ける。一方、
他方の回転軸は車体側に直接支持して、該回転軸
に従動プーリを取り付ける構造が採用される。
その場合、駆動側(エンジン側)と従動側(車
体側)との振動系が異なることから、上記〜
のいずれの方法であつても、マウントに乗つてい
るエンジンの振動が従動プーリの変速機構に伝達
されてしまい、駆動プーリと従動プーリとが異な
る動きを呈し、プーリが開閉して変速比が定常状
態に安定せず、その結果、プーリ摺動部が早期磨
耗したり、ベルトの半径方向のふらつきにより発
熱量が増大してその耐久性が低下したりする等の
問題があつた。
本考案の目的は、上記の如きマウントにより駆
動及び従動プーリ側の振動系がそれぞれ異なる場
合であつても、一方のプーリ側の振動が他方のプ
ーリ側に伝達されるのを抑え、よつて振動伝達に
よるプーリの開閉をなくしてプーリ摺動部の磨耗
の抑制及びベルトの耐久性の向上を図ろうとする
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の解決手段
は、駆動及び従動プーリのプーリ径を互いに連動
して可変とする機構に振動を吸収する手段を設け
る。
すなわち、請求項(1)記載の考案では、互いに平
行に配置された1対の回転軸と、該各回転軸に回
転一体にかつ軸方向に移動不能に固定された固定
シエイブ、及び各回転軸に回転一体にかつ軸方向
に移動可能に支持され、上記固定シエイブとの間
に断面V字状のベルト溝を形成する可動シエイブ
からなる1対の可変プーリと、該両可変プーリの
ベルト溝間に巻き掛けられた伝動ベルトとを設け
る。
さらに、回転軸回りに回動可能とされた円筒状
の回動カムと、該回動カムにカム接触する固定カ
ムとを有し、回動カム又は固定カムの少なくとも
一方にカム面が形成されていて、回動及び固定カ
ムの相対回動により上記各可変プーリの可動シエ
イブを軸方向に移動させて固定シエイブに対し接
離させ、可変プーリのプーリ径を変化させる1対
の変速機構と、上記一方の変速機構の回動カムに
連結された直棒状のリンクと、他方の変速機構の
回動カムに連結されかつ上記リンクに摺動可能に
支持されたボールジヨイントとで構成され、両可
変プーリのプーリ径が互いに逆方向に変化するよ
うに上記両変速機構を連動させて両回転軸間の変
速比を可変とする変速切換機構とを設ける。
そして、上記変速切換機構は、ボールジヨイン
トとリンクとの間に両者の相対移動を制限するよ
うに配設されたばねからなりかつ両変速機構間で
伝達される振動を吸収する緩衝手段を備えた構成
とする。
請求項(2)記載の考案では、一方の可変プーリの
可動シエイブの固定シエイブへの向きと他方の可
変プーリの可動シエイブの固定シエイブへの向き
とが互いに逆向きとして、各可変プーリの可動シ
エイブをそのボス部にて各回転軸に回転一体にか
つ軸方向に移動可能に支持する。
また、回動カム又は固定カムの一方にカム面を
形成する一方、他方には該カム面に転動しながら
接触するローラを設ける。
さらに、回動カムを上記可動シエイブのボス部
外周にベアリングを介して軸方向に移動一体にか
つ相対回転可能に支持する一方、固定カムを軸方
向に移動不能にかつ回転軸に対し相対回転可能と
する。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)記載の考案では、
変速切換機構の切換操作により両可変プーリの変
速機構が互いに連係して作動し、両可変プーリの
プーリ径が互いに逆方向に変化して両回転軸間の
変速比が切り換えられる。具体的には、変速機構
における回動カムを固定カムに対し回転軸回りに
回動させると、この両カム間の相対回動により可
動シエイブが軸方向に移動してプーリ径が変化す
る。このようにして一方の可変プーリの変速機構
が作動すると、その動きはリンク及び該リンクに
支持されたボールジヨイントを介して他方プーリ
の変速機構に伝達され、このことによつて両プー
リを互いに連動して開閉することができる。
その際、変速切換えの初期に、過渡的にリンク
とボールジヨイントとが両者間のばねを伸縮させ
ながら相対移動するものの、定常状態ではばねが
元の状態に戻つて変速比は安定する。
そして、変速比が一定となる定常状態におい
て、両可変プーリの振動系が互いに異なると、そ
の一方の可変プーリ側の振動が変速切換機構のリ
ンク及びボールジヨイントを通して他方プーリ側
に伝達されようとするが、変速切換機構には振動
吸収用の緩衝手段としてのばねが設けられている
ので、上記振動によりリンクとボールジヨイント
とが相対移動して上記ばねが伸縮し、このばねの
減衰によつて振動が吸収され、振動が他方のプー
リ側に伝達されるのは抑制される。このため、可
変プーリの振動による開閉をなくして変速比を定
常状態に安定させることができる。
この場合、リンクは直棒状であるので、変速切
換機構の配置スペースが小さくて済み、そのレイ
アウトを容易化できる。よつて変速切換機構の配
置レイアウトの容易化と、直棒状のリンクの採用
による振動伝達の抑制とを両立させることができ
る。
また、請求項(2)記載の考案の作用について第1
図〜第8図により説明する。すなわち、この考案
では、第1図及び第2図に示すように、両回転軸
3,6間の変速比を切り換える場合、両可変プー
リ10,16のカム機構からなる各変速機構2
2,30における回動カム24,32同士は1本
のリンク41を有する変速切換機構48により連
動可能に連結されているため、一方のプーリ10
又は16の変速機構22又は30の回動カム24
又は32を回転軸3又は6回りに回動させて、そ
の固定カム27又は37とのカム接触により該プ
ーリ10又は16の可動シエイブ13又は19を
軸方向に移動させると、それに伴つて他方のプー
リ16又は10の可動シエイブ19又は13が上
記一方のプーリ10又は16における可動シエイ
ブ13又は19の固定シエイブ12又は18に対
する接離動作とは逆の動作でもつて移動し、この
両可動シエイブ13,19の逆方向の移動によつ
て両回転軸3,6間の変速比が切換変更される。
そのとき、第3図及び第4図に示すように、例
えば各変速機構22,30における回動カム2
4,32に回転軸3,6と直交する面に対し傾斜
角αで傾斜したカム面24a,32aがあり、固
定カム27,37に該カム面24a,32a上を
転動する転動体29,39が設けられているとす
ると、上記固定カム27,37上の転動体29,
39から回動カム24,32のカム面24a,3
2aに力Aがカム面24a,32aと直角方向に
作用し、この力Aは回転軸3,6と平行な方向の
分力A1と回転軸3,6と直交方向の分力A2と
に分けられ、後者の分力A2は回転軸3,6の軸
心と変速切換機構48の1本のリンク41への連
結点とを結ぶ線と直角に作用するが、この作用に
伴い、第4図に示す如く、回転軸3,6の軸心と
リンク41への連結点とを結ぶ線に対し変速比の
Lo〜Hiの変化に拘らず直角でかつ上記分力A2
と逆向きのカム回転反力Wが生じる。そして、こ
の請求項(2)記載の考案の場合、回動カム24,3
2は可動シエイブ13,19のボス部13a,1
9a上に支持されているため、第5図にも示すよ
うに、このカム回転反力Wは、上記回動カム2
4,32が支持されている可動シエイブ13,1
9のボス部13a,19aに対し、プーリ10,
16のベルトBが巻き掛けられている範囲の中央
位置においてボス部13a,19aを押圧するよ
うに作用する。つまり、このボス部13a,19
aに対するカム回転反力Wは、ボス部13a,1
9aと回転軸3,6の摺動部分におけるクリアラ
ンスで、可動シエイブ13,19がベルトBから
推力を受けたときに可動シエイブ13,19を回
転軸3,6に対し傾倒させる方向に働くモーメン
トM1とは逆方向のモーメントM2が生じるよう
に作用し、このモーメントM2によりモーメント
M1が相殺されて小さくなり、第5図aに示す如
く可動シエイブ13,19のボス部13a,19
a内周の回転軸3,6外周に対する面圧分布が軸
心方向に分散して、従来(第5図b参照)のよう
な大きなピークがなくなり、ボス部13a,19
aの摺動抵抗が小さくなる。この摺動抵抗が小さ
くなつた分だけ、ベルト発生推力Fの回動カム2
4,32による固定点に与える荷重(取出推力
F′)が大きくなり、換言すれば、ベルト発生推力
Fが大きな抵抗なく回動カム24,32に取出推
力F′として伝達されることとなる。
そして、変速装置は、可変プーリ10,16間
の開閉力が逆になつて両プーリ10,16間の開
閉力が部分的に互いに相殺し合うように両変速機
構22,30の回動カム24,32同士が1本の
リンク41で連結され、一方の変速機構22又は
30の取出推力F1′又はF2′を他方の変速機構
30又は22のベルト推力に利用するようにして
いることから、この関係を第6図に示すようなシ
ーソーに例えた場合、変速比が一定で変速切換え
を行わないときには、第7図に示す如く、上記取
出推力F1′,F2′自体は本考案の場合(第7図
a参照)が従来の場合(第7図b参照)よりも大
きくなるものの、駆動側及び従動側で取出推力F
1′,F2′は同じとなり、これらが互いに釣り合
つて推力F1′,F2′の取出効率は従来の場合と
同じである。
ところが、変速比を変化させるときには、第8
図に示す如く、ベルト発生推力F1,F2と取出
推力F1′,F2′との差が変速操作に必要な荷重
(操作力)であるので、従来の場合(第8図b参
照)では、取出推力F1′,F2′が小さい分だけ
残りの操作力が大きくなるのに対し、この考案
(第8図a参照)では、取出推力F1′,F2′が
大きいことから、その分、逆に操作力が小さくて
済むこととになる。その結果、回動カム24,3
2と固定カム27,37とが転動体29,39を
介してカム接触することと相俟つて、両回転軸
3,6間の変速切換えを小さな操作力でもつて敏
速に行うことができ、緊急時の素早い対処を図る
ことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は本考案を農業機械の変速装
置に適用した実施例の全体構成を示す。1は図外
の軸受部に回転自在に支持された第1回転軸で、
上記軸受部は車載エンジン(図示せず)と共に農
業機械の車体にマウントにより弾性支持されてい
る。2は車体に固定した軸受部に回転自在に支持
された第2回転軸であつて、これは農業機械の車
軸(図示せず)に連結されている。これら両回転
軸1,2は互いに平行に配置されている。上記第
1回転軸1には駆動軸3が回転一体に取り付けら
れている。すなわち、この駆動軸3には中心孔3
aが貫通形成されており、その中心孔3aに駆動
軸3の一端側(第2図で上側)から第1回転軸1
を挿通し、駆動軸3の他端から止め金4を介して
締結ボルト5を回転軸1の端部に螺合締結するこ
とにより、駆動軸3が第1回転軸1に回転一体に
取り付けられている。
また、第2回転軸2には従動軸6が上記駆動軸
3と同様の取付構造で回転一体に取り付けられて
いる。すなわち、この従動軸6の中心孔6aにそ
の一端側(第2図で下側)から回転軸2を挿通
し、従動軸6他端から止め金7を介して締結ボル
ト8を回転軸2の端部に螺合締結することによ
り、従動軸6が第2回転軸2に取り付けられてい
る。
上記駆動軸3の他端(第1回転軸1と反対側端
部)にはVプーリ9が回転一体に固定され、この
Vプーリ9は図示しないVベルトを介してエンジ
ンに駆動連結されており、エンジンの回転により
駆動軸3(第1回転軸1)が駆動される。また、
駆動軸3上の一端には駆動プーリ10が設けられ
ている。この駆動プーリ10は、駆動軸3にキー
11により回転一体にかつ摺動不能に固定された
フランジ状の固定シエイブ12と、該固定シエイ
ブ12に対向するように駆動軸3にボス部13a
にて摺動自在にかつ回転一体にキー14により結
合されたフランジ状の可動シエイブ13とからな
り、これら両シエイブ12,13間にはベルト溝
15が形成されている。
一方、上記従動軸6上には従動プーリ16が設
けられている。この従動プーリ16は、上記駆動
プーリ10と同様の構成であり、従動軸6にキー
17により回転一体にかつ摺動不能に固定された
フランジ状の固定シエイブ18と、該固定シエイ
ブ18に上記駆動軸3上の駆動プーリ10におけ
る固定シエイブ12に対する可動シエイブ13の
対向方向と逆方向でもつて対向するように従動軸
6にボス部19aにて摺動自在にかつ回転一体に
キー20により結合されたフランジ状の可動シエ
イブ19とからなり、これら両シエイブ18,1
9間にはベルト溝21が形成されている。そし
て、上記駆動プーリ10のベルト溝15と従動プ
ーリ16のベルト溝21との間にはVベルトBが
巻き掛けられており、駆動及び従動プーリ10,
16の各可動シエイブ13,19をそれぞれ固定
シエイブ12,18に対して接離させて各プーリ
10,16のプーリ径(VベルトBに対する有効
半径)を変更する。例えば駆動プーリ10の可動
シエイブ13を固定シエイブ12に接近させ、か
つ従動プーリ16の可動シエイブ19を固定シエ
イブ18から離隔させたときには、駆動プーリ1
0のプーリ径を従動プーリ16よりも大きくする
ことにより、駆動軸3の回転を従動軸6に増速し
て伝達する。一方、逆に、駆動プーリ10の可動
シエイブ13を固定シエイブ12から離隔させ、
かつ従同プーリ16の可動シエイブ19を固定シ
エイブ18に接近させたときには、駆動プーリ1
0のプーリ径を小にし、従動プーリ16のプーリ
径を大きくすることにより、駆動軸3の回転を減
速して従動軸6に伝えるようになされている。
上記駆動軸3上には、駆動プーリ10における
可動シエイブ13を固定シエイブ12に対して接
離させるための変速機構としての第1カム機構2
2が設けられている。このカム機構22は、可動
シエイブ13のボス部13a上にベアリング23
を介して相対回転可能にかつ軸方向に移動一体に
外嵌合支持された円筒状の回動カムとしての円筒
カム24を有し、このカム24にはその駆動プー
リ10と反対側端面に1対の傾斜カム面24a,
24aが円周方向に等間隔(180°間隔)をあけて
形成され、外周には回動レバー25が回動一体に
突設されている。また、駆動軸3の他端外周には
固定カムを構成するローラ取付台27がベアリン
グ26を介して相対回転可能に支持され、該ロー
ラ取付台27は固定体としての例えば変速装置ケ
ースCに取付フランジ(図示せず)を介して回転
不能に固定されている。このローラ取付台27の
外周にはその半径方向に延びる1対のピン28,
28が円周方向に等間隔をあけて取り付けられて
いる。該各ピン28のヘツド側はローラ取付台2
7から突出していて、その突出部分に上記カム2
4の各カム面24aに当接して転動するカム用ロ
ーラ29が回転自在に支持されている。
一方、従動軸6上には、従動プーリ16の可動
シエイブ19を固定シエイブ18に対して接離さ
せるための変速機構としての第2カム機構30が
設けられている。この第2カム機構30は、上記
第1カム機構22と同様の構成で、可動シエイブ
19のボス部19a上にベアリング31を介して
回転自在にかつ摺動不能に外嵌合支持された回動
カムとしての円筒カム32を有し、このカム32
の駆動プーリ16と反対側端面には1対の傾斜カ
ム面32a,32aが円周方向に等間隔をあけて
形成され、その外周には回動レバー33が回動一
体に取り付けられている。該回動レバー33の先
端には操作レバー取付部材34がボルト35,3
5により取り付けられ、その取付部材34の先端
は図外の操作レバーに連結されている。また、上
記従動軸6の他端外周にはベアリング36を介し
て固定カムとしてのローラ取付台37(カムフオ
ロワ)が支持され、該ローラ取付台37は上記し
たケースCに固定されて回転不能とされている。
このローラ取付台37の外周にはその半径方向に
延びる1対のピン38,38が円周方向に等間隔
をあけて取り付けられ、該各ピン38のローラ取
付台37からの突出部分には上記カム32の各カ
ム面32aに当接するカム用ローラ39が回転自
在に支持されている。
そして、上記第1カム機構22の回転レバー2
5先端にはボールジヨイント40がその軸部40
aにて駆動軸3と平行の回転中心をもつて回動可
能に支持されている。該ボールジヨイント40は
リンク挿通孔40bを有し、該挿通孔40bには
直棒状のリンク41の一端が摺動可能に挿通され
ている。このリンク41には上記ボールジヨイン
ト40の両側に1対にばねストツパ42,42が
移動不能に固定されている。この各ばねストツパ
42はリンク41に挿通されるナツト43と、該
ナツト43に螺合されたビス44とを有し、ビス
44の捩込みによりナツト43をリンク41に摺
動不能に固定している。さらに、ボールジヨイン
ト40の両側のリンク41上にはリング状のばね
押え45,45がそれぞれボールジヨイント40
に当接して支持され、該各ばね押え45とそれに
対応するばねストツパ42との間にはそれぞれコ
イルばね46が縮装されており、この1対のばね
46,46の伸長力によりボールジヨイント40
を両ばねストツパ42,42間の中央位置にバラ
ンスさせて付勢保持するようにしている。そし
て、リンク41は従動軸6側に延びていて、その
他端は上記操作レバー取付部材34にリンクボー
ル47を介して従動軸6と平行の回転中心をもつ
て回転可能に連結されている。よつて、上記ボー
ルジヨイント40,リンク41,ばね46、46
等により、操作レバーの切換操作に応じて、各カ
ム機構22,30におけるカム24,32を互い
に連係して可動シエイブ13,19のボス部13
a,19a回りに回動させ、そのカム面24a,
32a上でカム用ローラ29,39を転動させる
ことにより、可動シエイブ13,19を軸方向に
移動させて固定シエイブ12,18に対し互いに
相反して接離させ、そのベルト溝15,21の有
効半径つまりプーリ10,16のプーリ径を可変
とし、両回転軸3,6間の変速比を変化させるよ
うにした変速切換機構48が構成されている。
また、ばね46,46により、上記ボールジヨ
イント40のリンク41に対する相対移動を制限
するように付勢して、カム機構22,30(変速
機構)間で伝達される振動を吸収するようにした
緩衝手段が構成されている。
尚、上記駆動及び従動プーリ10,16の固定
シエイブ12,18における可動シエイブ13,
19との対向面には、それぞれベルト溝15,2
1底部に相当する内周縁部の所定位置に、可動シ
エイブ13,19側に向かつて駆動及び従動軸
3,6と同心状に延びるベルト規制手段としての
円筒状リング部12a,18aが一体に突設され
ている。一方、可動シエイブ13,19の固定シ
エイブ12,18との対向面には環状凹部として
の環状溝13b,19bが上記リング部12a,
18aに対応して形成されており、可動シエイブ
13,19が固定シエイブ12,18に接近した
ときにリング部12a,18aを環状溝13b,
19b内に収容するようにしている。
また、第1図中、49はベルトBの緩み側背面
を押してベルトBに所定の張力を与えるテンシヨ
ンプーリで、このプーリ49は変速装置のケース
Cに揺動可能に軸支したテンシヨンアーム50の
先端に回動自在に支持され、テンシヨンアーム5
0はアーム50中間部とケースCとの間に伸装し
たスプリング51によつて第1図時計回り方向に
回動付勢されており、このスプリング51の付勢
力によりテンシヨンプーリ49をベルトB背面に
押し当てるようにしている。
次に、上記実施例の作動について説明する。
例えば、エンジンの回転を減速して車軸に伝達
する低速状態とするときには、変速切換機構48
の操作レバーを低速位置Loに位置付ける。この
操作レバーは第2カム機構30におけるカム32
外周の回動レバー33に取付部材34を介して連
結されているので、上記低速位置Loへの切換操
作に伴い、上記カム32がそのカム面32a上で
各カム用ローラ39を転動させながら従動プーリ
16の可動シエイブ19のボス部19a回りに一
方向に回動する。これにより、上記カム面32a
がローラ39に押されてカム32が第2図で下方
向に従動軸6上を移動し、該カム32にベアリン
グ31を介して移動一体の可動シエイブ19が同
方向に移動して固定シエイブ18に接近する。こ
のことにより従動プーリ16が閉じてそのプーリ
径が増大し、このプーリ径の増大によりVベルト
Bが従動プーリ16側に引き寄せられる。
また、上記取付部材34にはリンク41及びボ
ールジヨイント40を介して回動レバー25が駆
動連結されているため、操作レバーの低速位置
Loへの切換えに伴い、上記従動プーリ16の可
動シエイブ19の動きに同期して、第1カム機構
22のカム24が駆動軸3上を上記第2カム機構
30のカム32と同じ一方向に回動する。このカ
ム24の回動によりカム用ローラ29に対する押
圧がなくなる。このため、上記従動プーリ16側
に移動するベルトBの張力により、カム24及び
それにベアリング23を介して連結されている可
動シエイブ13は固定シエイブ12から離れる方
向(図で下方向)に駆動軸3上を移動し、この両
シエイブ12,13の離隔により駆動プーリ10
が開いてプーリ径が減少する。これらの結果、駆
動プーリ10のプーリ径が従動プーリ16よりも
小さくなり、駆動軸3の回転が減速されて従動軸
6に伝達される。
また、逆に、エンジンの回転を増速して車軸に
伝達する高速状態では、操作レバーを高速位置
Hiに位置付ける。この操作レバーの切換操作に
伴い、上記第1カム機構22のカム24がそのカ
ム面24a上でカム用ローラ29を転動させなが
ら駆動プーリ10における可動シエイブ13のボ
ス部13a回りに他方向に回動する。このカム2
4の回動によりカム面24aがカム用ローラ29
に押されて第2図で上方向に駆動軸3上を移動
し、可動シエイブ13も同方向に移動して固定シ
エイブ12に接近し、このことにより駆動プーリ
10が閉じてプーリ径が増大する。このプーリ径
の増大によりVベルトBが駆動プーリ10側に引
き寄せられる。
また、上記可動シエイブ13の動きに同期し
て、第2カム機構30のカム32が該従動軸6上
を上記カム24と同じ他方向に回動し、このカム
32の回動によりカム用ローラ39に対する押圧
がなくなり、ベルトBの張力により従動プーリ1
6の可動シエイブ19がカム32と共に固定シエ
イブ18から離れる方向(図で上方向)に従動軸
6上を移動する。この両シエイブ18,19の離
隔により従動プーリ16が開いてプーリ径が減少
する。その結果、駆動プーリ10のプーリ径が従
動プーリ16よりも大きくなり、駆動軸3の回転
が増速されて従動軸6に伝達される。
そして、この実施例では、上記の如き変速切換
えの際、過渡的に、リンク41とボールジヨイン
ト40とが一方のばね46を縮めかつ他方のばね
46を縮めながら相対移動する。しかし、定常状
態となると両ばね46,46は元の長さに戻り、
両ばね46,46の釣合いによつてボールジヨイ
ント40が所定位置に保持され、駆動軸3及び従
動軸6間の変速比が一定に保持される。この変速
比が一定の定常状態において、駆動プーリ10が
エンジン側に、従動プーリ16が車体側にそれぞ
れ支持されて両者の振動系が異なるため、エンジ
ン側振動系である駆動プーリ10側の振動がリン
ク41及びボールジヨイント40を通して車体側
振動系である従動プーリ16の第2カム機構30
に伝達されようとする。すなわち、その振動に伴
い、リンク41がボールジヨイント40に対して
相対移動するが、その移動は上記ばね46,46
が伸縮することで減衰されることとなる。このた
め、エンジン振動の伝達により第2カム機構30
の作動状態が変化して従動プーリ16の可動シエ
イブ19が軸方向に移動することはなく、従動プ
ーリ16の不安定な開閉をなくして変速比を定常
状態に安定させることができる。その結果、可動
シエイブ19と従動軸6との間の摺動部等が早期
に磨耗するのを防止できるとともに、プーリ16
の開閉に伴うベルトBの径方向の移動をなくし、
その発熱を抑えてベルトBの耐久性を向上させる
ことができる。
また、この場合、リンク41は直棒状であるの
で、変速切換機構48の配置スペースが小さくて
済み、そのレイアウトを容易化することができ
る。よつて変速切換機構48の配置レイアウトの
容易化と、直棒状のリンク41の採用により振動
伝達の抑制との両立を図ることができる。
この実施例では、VベルトBの緩み側スパン
B1の背面をテンシヨンプーリ49によつて押圧
付勢することにより、該VベルトBに張力が与え
られ、この張力によりベルト推力が発生するとと
もに、駆動及び従動プーリ10,16の双方にお
ける可動シエイブ13,19を変速切換機構48
による機械的な駆動によつて軸方向に移動させる
ので、駆動及び従動プーリ10,16間の開閉力
は逆になり、この両プーリ10,16間の開閉力
が部分的に互いに相殺し合い、残りが操作力とな
る。
そして、このように両プーリ10,16の可動
シエイブ13,19の逆方向の移動によつて駆動
及び従動軸3,6間の変速比が切換変更される
際、第3図及び第4図に示すように、各カム機構
22,30の円筒カム24,32におけるカム面
24a,32aにローラ取付台27,37のロー
ラ29,39から作用する力Aにより駆動又は従
動軸3,6と直交方向の分力A2が生じ、この分
力A2は駆動又は従動軸3,6の軸心と変速切換
機構48のリンク41への連結点とを結ぶ線と直
角に作用するが、この作用に伴い、第4図に示す
如く、駆動又は従動軸3,6の軸心とリンク41
への連結点とを結ぶ線と常に直角でかつ上記分力
A2と逆向きのカム回転反力Wが生じ、第5図に
示すように、このカム回転反力Wは円筒カム2
4,32が支持されている可動シエイブ13,1
9のボス部13a,19aに対し、プーリ10,
16のベルトBが巻き掛けられている範囲の中央
位置においてそのボス部13a,19aを押圧す
るように作用する。つまり、このボス部13a,
19aに対するカム回転反力Wは、ボス部13
a,19aと駆動又は従動軸3,6との摺動部分
におけるクリアランスで、可動シエイブ13,1
9がベルトBから推力を受けたときに可動シエイ
ブ13,19を駆動又は従動軸3,6に対し傾倒
させる方向に働くモーメントM1と逆方向のモー
メントM2が生じるように作用し、このモーメン
トM2によりモーメントM1が相殺されて低減さ
れ、第5図aに示す如く可動シエイブ13,19
のボス部13a,19a内周の駆動又は従動軸
3,6外周に対する面圧分布が軸心方向に分散し
て、従来(第5図b参照)のような大きなピーク
がなくなり、ボス部13a,19aの摺動抵抗が
小さくなる。この摺動抵抗が小さくなつた分だ
け、ベルト発生推力Fが円筒カム24,32の固
定点に与える荷重つまり取出推力F′が大きくな
り、換言すれば、ベルト発生推力Fが大きな抵抗
なく円筒カム24,32に取出推力F′として伝達
されることとなる。
そして、変速装置は、駆動及び従動プーリ1
0,16間の開閉力が逆になつて両プーリ10,
16間の開閉力が部分的に互いに相殺し合うよう
に両カム機構22,30の円筒カム24,32同
士が連結され、一方のカム機構22又は30の取
出推力F1′又はF2′を他方のカム機構30又は
22のベルト推力に利用するようにしていること
から、変速装置の変速比が一定で変速切換えを行
わないときには、第6図及び第7図に示すよう
に、上記取出推力F1′,F2′は本実施例の場合
(第7図a参照)が従来の場合(第7図b参照)
よりも大きくなるものの、駆動側及び従動側で取
出推力F1′,F2′は同じとなり、これらが互い
に相殺し合い、推力の取出効率は従来の場合と同
じである。ところが、変速比を変化させるときに
は、第8図に示すように、ベルト発生推力Fと取
出推力F1′,F2′との差が変速操作に必要な荷
重(操作力)であるので、従来の場合(第8図b
参照)では、取出推力F1′,F2′が小さい分だ
け残りの操作力が大きくなるのに対し、この実施
例(第8図a参照)では、取出推力F1′,F
2′が大きいことから、その分、逆に操作力が小
さくて済むこととになる。その結果、円筒カム2
4,32のカム面24a,32aにローラ取付台
27,37のローラ29,39が転動可能にカム
接触することと相俟つて、駆動又は従動軸3,6
間の変速切換操作を小さな操作力でもつてスムー
ズに行うことができ、緊急時でも変速比を素早く
切り換えることができる。
尚、上記実施例では、各プーリ3,6の可動シ
エイブ13,19のボス部13a,19a上にて
円筒カム24,32(回動カム)をベアリング2
3,31を介して支持しているが、本考案はこの
構造に限定されない。例えば円筒カム24,32
をボス部13a,19aの端部に連結するように
してもよい。
また、上記実施例では、円筒カム24,32の
カム面24a,32aにローラ29,39を接触
させるようにしているが、カム面に直接カムフオ
ロワを接触させることもできる。
さらに、上記実施例では、操作レバー取付部材
34を従動側の第2カム機構30の円筒カム32
に取り付けたが、駆動側の第1カム機構22の円
筒カム24に取り付け、その先端部34aを駆動
プーリ10の外周側を越えて第1カム機構22と
反対側に延びるように配置してもよく、その場
合、リンク41は第3図で上側に配置される。
また、本考案は、農業機械以外の車両やその他
の機械の変速装置にも適用することができるのは
勿論のことである。
(考案の効果) 以上の如く、請求項(1)記載の考案によると、一
対の可変プーリを備えたプーリ式変速装置におい
て、その各可変プーリのプーリ径を変えるカム機
構からなる変速機構を連動させるリンク及びボー
ルジヨイントからなる変速切換機構に、これらリ
ンク及びボールジヨイント間の相対移動を制限す
るばねからなる振動吸収用の緩衝手段を設けたこ
とにより、両可変プーリの振動系が異なる場合で
あつても、両可変プーリ間での振動の伝達をばね
により抑制することができ、定常状態におけるプ
ーリの開閉をなくして変速比を安定保持でき、よ
つてプーリ摺動部の早期磨耗を抑制することがで
きるとともに、ベルトのプーリ径方向の移動を阻
止して余分な発熱を抑え、その耐久性の向上を図
ることができる。特に、直棒状のリンクにより、
変速切換機構の配置スペースを小さくしてそのレ
イアウトを容易にでき、よつて変速切換機構の配
置レイアウトの容易化及び振動伝達の抑制の両立
を図ることができる。
また、請求項(2)記載の考案によると、一方の可
変プーリの可動シエイブの固定シエイブへの向き
と他方の可変プーリの可動シエイブの固定シエイ
ブへの向きとを互いに逆向きとし、各可変プーリ
の可動シエイブは各回転軸にボス部にて回転一体
にかつ軸方向に移動可能に支持し、回動カム又は
固定カムの一方にカム面を形成する一方、他方に
該カム面に転動しながら接触するローラを設け、
回動カムを可動シエイブのボス部外周にベアリン
グを介して軸方向に移動一体にかつ相対回転可能
に支持する一方、固定カムを軸方向に移動不能に
かつ回転軸に対して相対回転可能としたことによ
り、可動シエイブのボス部外周をベアリングを介
して回転軸の軸心に向かう方向に作用するカム回
転反力を発生させて、可動シエイブにベルトから
の推力によつて生じるモーメントを上記カム回転
反力によるモーメントにより相殺して小さくし、
可動シエイブのボス部の軸心方向の面圧分布のピ
ークを抑制してその軸方向の摺動抵抗を低減させ
ることができ、ベルト発生推力がカムへの連結点
に与える取出推力を大きくして、これらベルト発
生推力と取出推力との差としての操作力を小さく
することができ、回動カムと固定カムとが転動体
を介してカム接触することと相俟つて変速操作力
を大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は変速
装置の正面部、第2図は同断面図である。第3図
はベルト発生推力とリンクとに加えられる力の関
係からカム回転反力の作用状態を示す概略平面
図、第4図は同概略正面図、第5図はカム回転反
力による可動シエイブのボス部の回転軸に対する
面圧分布を示す説明図、第6図は両プーリにおけ
るベルト発生推力及び取出推力の関係を示す説明
図、第7図は非変速操作時の両プーリにおける取
出推力同士の関係を示す説明図、第8図は変速操
作時の図7相当図である。 3……駆動軸(回転軸)、6……従動軸(回転
軸)、10……駆動プーリ(可変プーリ)、12…
…固定シエイブ、13……可動シエイブ、15…
…ベルト溝、16……従動プーリ(可変プーリ)、
18……固定シエイブ、19……可動シエイブ、
21……ベルト溝、22,30……カム機構(変
速機構)、24,32……円筒カム(回動カム)、
24a,32a……カム面、27,37……ロー
ラ取付台(固定カム)、40……ボールジヨイン
ト、41……リンク、46……ばね、48……変
速切換機構、B……Vベルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに平行に配置された1対の回転軸と、 該各回転軸に回転一体にかつ軸方向に移動不
    能に固定された固定シエイブ、及び各回転軸に
    回転一体にかつ軸方向に移動可能に支持され、
    上記固定シエイブとの間に断面V字状のベルト
    溝を形成する可動シエイブからなる1対の可変
    プーリと、 該両可変プーリのベルト溝間に巻き掛けられ
    た伝動ベルトと、 回転軸回りに回動可能とされた円筒状の回動
    カムと、該回動カムにカム接触する固定カムと
    を有し、回動カム又は固定カムの少なくとも一
    方にカム面が形成されていて、回動及び固定カ
    ムの相対回動により上記各可変プーリの可動シ
    エイブを軸方向に移動させて固定シエイブに対
    し接離させ、可変プーリのプーリ径を変化させ
    る1対の変速機構と、 上記一方の変速機構の回動カムに連結された
    直棒状のリンクと、他方の変速機構の回動カム
    に連結されかつ上記リンクに摺動可能に支持さ
    れたボールジヨイントとで構成され、両可変プ
    ーリのプーリ径が互いに逆方向に変化するよう
    に上記両変速機構を連動させて両回転軸間の変
    速比を可変とする変速切換機構とを備えてな
    り、 上記変速切換機構は、上記ボールジヨイント
    とリンクとの間に両者の相対移動を制限するよ
    うに配設されたばねからなりかつ両変速機構間
    で伝達される振動を吸収する緩衝手段を備えて
    いることを特徴とするプーリ式変速装置。 (2) 一方の可変プーリの可動シエイブの固定シエ
    イブへの向きと他方の可変プーリの可動シエイ
    ブの固定シエイブへの向きとが互いに逆向きと
    され、 各可変プーリの可動シエイブは各回転軸にボ
    ス部にて回転一体にかつ軸方向に移動可能に支
    持され、 回動カム又は固定カムの一方にカム面が形成
    されている一方、他方には該カム面に転動しな
    がら接触するローラが設けられ、 回動カムが上記可動シエイブのボス部外周に
    ベアリングを介して軸方向に移動一体にかつ相
    対回転可能に支持される一方、固定カムが軸方
    向に移動不能にかつ回転軸に対し相対回転可能
    とされていることを特徴とする請求項(1)記載の
    プーリ式変速装置。
JP1989017665U 1989-02-16 1989-02-16 Expired - Lifetime JPH0529570Y2 (ja)

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EP90102833A EP0383282B1 (en) 1989-02-16 1990-02-13 Pulley type speed-shifting device
DE69008212T DE69008212T2 (de) 1989-02-16 1990-02-13 Kegelscheibengetriebe.
CA002010178A CA2010178C (en) 1989-02-16 1990-02-15 Pulley type speed-shifting device
US07/481,050 US4969856A (en) 1989-02-16 1990-02-16 Pulley type speed-shifting device

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