JPH05295941A - ヒンジ - Google Patents

ヒンジ

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JPH05295941A
JPH05295941A JP9664392A JP9664392A JPH05295941A JP H05295941 A JPH05295941 A JP H05295941A JP 9664392 A JP9664392 A JP 9664392A JP 9664392 A JP9664392 A JP 9664392A JP H05295941 A JPH05295941 A JP H05295941A
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JP
Japan
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hinge
connecting member
hinge component
engaging portion
rear door
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9664392A
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English (en)
Inventor
Tsugio Fukazawa
次男 深沢
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Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラック荷台の後部扉の開閉部等の略270
°回転可能なヒンジの回転機構を簡素化し、従来の丁番
を不要とする。またヒンジの取付工数を削減することが
でき、取付け作業に手間がかゝらず、しかも取付精度を
確実に出すことができる。またヒンジの軽量化を果たし
得、トラック荷台の後部扉部分等の美観を向上する。 【構成】 後部扉11を開く場合において、まず第1段階
として、後部支柱(第1部材)1 に対して連結部材21と
後部扉11が一緒に略90°回転する。つぎに第2段階と
して、略90°回転後に停止した連結部材21に対して、
後部扉11がさらに略180°回転し、後部支柱1 に対し
て後部扉11が全体として略270°開かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば建材、土木、
あるいは輸送等の分野において、回転(開閉)部に使用
せられるヒンジ、とくに略270°回転用ヒンジに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばトラック荷台の後部扉の開
閉部には、ステンレス鋼製の丁番が用いられて、後部扉
が略270°開閉自在に取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
丁番は、その取付け作業に手間がかゝるだけでなく、不
慣れな作業者では、取付精度を出すのが難しいという問
題があった。しかも従来の丁番はステンレス鋼製で、個
々の重量が重いため、トラック荷台全体としての重量が
増大するし、また荷台側壁の外面に多数の丁番が現れて
見えるため、外観が非常に悪く、美観上好ましくないう
えに、ステンレス鋼製の丁番は長期の使用により錆が発
生するという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、トラック荷台の後部扉の開閉部等のヒンジの
回転機構を簡素化し、従来のステンレス鋼製の丁番の取
付けが全く不要で、その取付工数を大幅に削減すること
ができ、ヒンジの取付け作業に手間がかゝらず、しかも
取付精度を確実に出すことができ、さらにヒンジの軽量
化を果たし得るうえに、トラック荷台の後部扉部分等の
美観を向上し得る、略270°回転可能なヒンジを提供
しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、第1部材に設けられた第1ヒンジ構
成部と、第2部材に設けられた第2ヒンジ構成部と、両
部材を連結する連結部材の一側に設けられかつ第1部材
の第1ヒンジ構成部に組み合わせられた第3ヒンジ構成
部と、同連結部材の他側に設けられかつ第2部材の第2
ヒンジ構成部に組み合わせられた第4ヒンジ構成部とよ
りなり、第1部材に対して第2部材が連結部材を介して
略270°開閉自在となされたヒンジであって、第1部
材側の第1ヒンジ構成部が、同部材の後端外側縁より内
方後向きにのびている断面円弧状の第1案内部と、第1
案内部の後端より外方張出し状に設けられかつ先端に前
方突出状の第1係合部を有する張出部とによって構成さ
れて、この第1ヒンジ構成部に、外方に向かって開口し
た開口部を有する第3ヒンジ構成部嵌込み用凹部が設け
られ、連結部材の第3ヒンジ構成部が、横断面略つ形を
有しかつその先端に折返し状の第3係合部を備えてい
て、同部材の第1ヒンジ構成部側の側縁部に前方突出状
に設けられ、第3係合部の端面が点(A) を中心とする横
断面半円形を有しており、第2部材の第2ヒンジ構成部
が、同部材の外端前側縁に前方斜め外向きに突出した状
態に設けられた断面円弧状の前側屈曲部と、前側屈曲部
の先端より後方にのびる平坦部と、平坦部の先端より後
方斜め内向きにのびる断面円弧状の後側屈曲部と、この
後側屈曲部の先端より前方にのびる折返し状の第2係合
部とによって構成され、この第2ヒンジ構成部に、後方
に向かって開口した開口部を有する第4ヒンジ構成部一
部嵌込み用凹部が設けられるとともに、第2ヒンジ構成
部の第2係合部の端面が点(B) を中心とする横断面半円
形を有しており、連結部材の第4ヒンジ構成部が、同部
材の幅中央部より後方内向きにのびかつ第2部材の第2
ヒンジ構成部の前側屈曲部を覆う断面円弧状の第2案内
部と、連結部材の後端より後方斜め内向きにのびかつ第
2ヒンジ構成部の後側屈曲部を覆う断面円弧状の第3案
内部と、第3案内部の先端より前方にのびかつ第2ヒン
ジ構成部の第2係合部に沿う折返し状の第4係合部とに
よって構成されて、連結部材の第4ヒンジ構成部に、内
方に向かって開口した開口部を有する第2ヒンジ構成部
嵌込み用凹部が設けられており、第1部材に対し連結部
材を介して組み合わせられた第2部材が回転する前の状
態においては、第1部材の第1ヒンジ構成部の前方突出
状第1係合部に、連結部材の第3ヒンジ構成部の折返し
状第3係合部が係り合わせられるとともに、第2部材の
第2ヒンジ構成部が、連結部材の第4ヒンジ構成部の凹
部内に収められており、第1部材に対して連結部材およ
び第2部材が、連結部材側の第3ヒンジ構成部の係合部
の端面の中心点(A) を中心として揺動し、連結部材およ
び第2部材が第1部材に対して略90°回転した状態で
は、第1部材の第1ヒンジ構成部の凹部内に連結部材の
第3ヒンジ構成部が収められ、略90°回転後の連結部
材に対して第2部材が、第2部材側の第2ヒンジ構成部
の係合部の端面の中心点(B) を中心として揺動し、第2
部材が連結部材に対してさらに略180°回転した状態
では、第2ヒンジ構成部の凹部内に、連結部材の第4ヒ
ンジ構成部の第3案内部と第4係合部とが収められるよ
うになされている、ヒンジを要旨としている。
【0006】
【作用】上記ヒンジは、例えばトラック荷台の後部扉の
略270°開閉のために用いられるものである。
【0007】ここで、ヒンジは、例えばトラック荷台の
後部支柱を構成する第1部材に設けられた第1ヒンジ構
成部と、後部扉を構成する第2部材に設けられた第2ヒ
ンジ構成部と、両部材を連結する連結部材の一側に設け
られかつ第1部材の第1ヒンジ構成部に組み合わせられ
た第3ヒンジ構成部と、同連結部材の他側に設けられか
つ第2部材の第2ヒンジ構成部に組み合わせられた第4
ヒンジ構成部とよりなるものであり、第1部材(後部支
柱)に対して第2部材(後部扉)が連結部材を介して略
270°開閉自在となされている。
【0008】トラック荷台の第2部材(後部扉)が閉じ
ている状態、すなわち第1部材(後部支柱)に対し連結
部材を介して組み合わせられた第2部材(後部扉)が回
転する前の状態においては、第1部材(後部支柱)の第
1ヒンジ構成部の前方突出状第1係合部に、連結部材の
第3ヒンジ構成部の折返し状第3係合部が係り合わせら
れるとともに、第2部材(後部扉)の第2ヒンジ構成部
が、連結部材の第4ヒンジ構成部の凹部内に収められて
いる。
【0009】そして、第2部材(後部扉)を開く場合、
まず第1段階として、第1部材(後部支柱)に対して連
結部材と第2部材(後部扉)が一緒に略90°回転し、
ついで第2段階として、略90°回転後の連結部材は停
止した状態で、この連結部材に対して第2部材(後部
扉)が、さらに略180°回転し、結果として、第1部
材(後部支柱)に対して第2部材(後部扉)が連結部材
を介して略270°開かれるものである。
【0010】上記第1段階では、第1部材(後部支柱)
に対して連結部材および第2部材(後部扉)が、連結部
材側の第3ヒンジ構成部の係合部の端面の中心点(A) を
中心として揺動し、連結部材および第2部材(後部扉)
が第1部材(後部支柱)に対して略90°回転した状態
では、第1部材(後部支柱)の第1ヒンジ構成部の凹部
内に連結部材の第3ヒンジ構成部が収められる。
【0011】また第2段階では、略90°回転後の連結
部材に対して第2部材(後部扉)が、第2部材(後部
扉)側の第2ヒンジ構成部の係合部の端面の中心点(B)
を中心として揺動し、第2部材(後部扉)が連結部材に
対してさらに略180°回転した状態では、第2ヒンジ
構成部の凹部内に、連結部材の第4ヒンジ構成部の第3
案内部と第4係合部とが収められるものである。
【0012】なお、第2部材(後部扉)の開閉時のヒン
ジ部分の抵抗力等に起因して、例えば第1段階として、
連結部材に対し第2部材(後部扉)が先に略180°回
転し、ついで第2段階として、第1部材(後部支柱)に
対して連結部材と第2部材(後部扉)とが一緒に略90
°回転して、結果として、第1部材(後部支柱)に対し
て第2部材(後部扉)が連結部材を介して略270°開
かれるようなことがあっても、何ら差支えない。
【0013】このように、この発明によれば、例えばト
ラック荷台の第1部材(後部支柱)に対する第2部材
(後部扉)のヒンジの回転機構が簡素化されており、第
2部材(後部扉)の略270°の開閉(回転)が可能で
あるとともに、従来の丁番の取付けが全く不要である。
【0014】上記第1部材(後部支柱)、第2部材(後
部扉)および連結部材は、単に組み合わせるだけで良い
ので、ヒンジの取付工数を大幅に削減することができ、
ヒンジの取付け作業に手間がかゝらず、しかも取付精度
を確実に出すことができる。
【0015】また上記第1部材(後部支柱)、第2部材
(後部扉)および連結部材は、通常アルミニウム押出型
材製であり、従ってヒンジの軽量化を果たし得るととも
に、トラック荷台の後部扉部分等の美観を向上し得る。
【0016】なお、第1部材(後部支柱)と第2部材
(後部扉)は、アルミニウム押出形材製に限らず、その
他の材料によりつくられていても良いし、連結部材もそ
の他の金属、あるいは硬質の合成樹脂によりつくられて
いても良い。
【0017】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0018】なお実施例は、この発明によるヒンジを、
トラック荷台の後部支柱を構成するアルミニウム中央押
出形材製の第1部材に対して、後部扉を構成するアルミ
ニウム中空押出形材製第2部材を、270°開閉自在に
取り付ける場合に適用したものである。
【0019】この明細書において、前後は図1を基準と
し、前とは図1の左側、後とは同右側をいうものとす
る。また内外は、トラック荷台を基準とし、内とはトラ
ック荷台の内側、外とは同外側をいゝ、従って図1にお
いて、内とは、同図上側、外とは同下側をいうものとす
る。
【0020】まず図4において、トラック荷台(10)の後
部扉(11)(11)は、いわゆる観音開きで、左右一対の同一
構造のものが、この発明によるヒンジ(5) によって、そ
れぞれ270°開閉自在に取り付けられている。
【0021】なお、これら一対の後部扉(11)(11)は、左
右対称で、共に同一構造を有しかつ同一の作用により開
閉するので、以下、その後部扉(第2部材)(11)の一方
について詳しく説明する。
【0022】ここで、図1は、後部扉(第2部材)(11)
が閉じた状態を示し、図2は、後部扉(11)を開く場合に
おいて、まず第1段階として、後部支柱(第1部材)
(1) に対して連結部材(21)と後部扉(11)が一緒に90°
回転した状態を示し、図3は、第2段階として、90°
回転後に停止した連結部材(21)に対して、後部扉(11)が
さらに180°回転し、後部支柱(1) に対して後部扉(1
1)が全体として270°開かれた状態を示している。
【0023】まず図1において、ヒンジ(5) は、トラッ
ク荷台(10)のアルミニウム中空押出形材製の後部支柱を
構成する第1部材(1) に設けられた第1ヒンジ構成部
(2) と、同じくアルミニウム中空押出形材製の後部扉を
構成する第2部材(11)に設けられた第2ヒンジ構成部(1
2)と、両部材(1) (11)を連結するアルミニウム押出形材
製の連結部材(21)の一側に設けられかつ後部支柱(第1
部材)(1) の第1ヒンジ構成部(2) に組み合わせられた
第3ヒンジ構成部(22)と、同連結部材(21)の他側に設け
られかつ後部扉(第2部材)(11)の第2ヒンジ構成部に
組み合わせられた第4ヒンジ構成部(32)とよりなるもの
である。
【0024】そして、後部支柱(第1部材)(1) 側の第
1ヒンジ構成部(2) は、同部材(1)の後端外側縁より内
方後向きにのびている断面円弧状の第1案内部(3) と、
第1案内部(3) の後端より外方張出し状に設けられかつ
先端に前方突出状の第1係合部(6) を有する張出部(4)
とによって構成されて、この第1ヒンジ構成部(2) に、
外方に向かって開口した開口部(8) を有する第3ヒンジ
構成部嵌込み用凹部(9) が設けられている。なお、後部
支柱(1) 側の第1ヒンジ構成部(2) の後側には、連結部
材(21)の一部を嵌め入れるための凹部(7) が設けられて
いるが、この凹部(7) は、図1に示す後部扉(11)の閉じ
た状態において、該扉(11)が後部支柱(1) にできるだけ
近付くようにするためのものである。
【0025】一方、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(2
2)は、横断面略つ形を有しかつその先端に折返し状の第
3係合部(26)を備えていて、同部材(21)の第1ヒンジ構
成部側の側縁部に前方突出状に設けられ、第3係合部(2
6)の端面(27)が点(A) を中心とする横断面半円形を有し
ている。
【0026】また、後部扉(第2部材)(11)の第2ヒン
ジ構成部(12)は、同部材(11)の外端前側縁に前方斜め外
向きに突出した状態に設けられた断面円弧状の前側屈曲
部(13)と、前側屈曲部(13)の先端より後方にのびる平坦
部(14)と、平坦部(14)の先端より後方斜め内向きにのび
る断面円弧状の後側屈曲部(15)と、この後側屈曲部(15)
の先端より前方にのびる折返し状の第2係合部(16)とに
よって構成されている。この第2ヒンジ構成部(12)に、
後方に向かって開口した開口部(18)を有する第4ヒンジ
構成部一部嵌込み用凹部(19)が設けられるとともに、第
2ヒンジ構成部(12)の第2係合部(16)の端面(17)が点
(B) を中心とする横断面半円形を有している。
【0027】連結部材(21)の第4ヒンジ構成部(32)は、
同部材(21)の幅中央部より後方内向きにのびかつ後部扉
(第2部材)(11)の第2ヒンジ構成部(12)の前側屈曲部
(13)を覆う断面円弧状の第2案内部(33)と、連結部材(2
1)の後端より後方斜め内向きにのびかつ第2ヒンジ構成
部(12)の後側屈曲部(15)を覆う断面円弧状の第3案内部
(34)と、第3案内部(34)の先端より前方にのびかつ第2
ヒンジ構成部(12)の第2係合部(16)に沿う折返し状の第
4係合部(36)とによって構成されて、連結部材(21)の第
4ヒンジ構成部(32)に、内方に向かって開口した開口部
(38)を有する第2ヒンジ構成部嵌込み用凹部(39)が設け
られている。
【0028】上記において、後部扉(第2部材)(11)
を、トラック荷台(10)の後部支柱(第1部材)(1) に連
結部材(21)を介して取り付けるには、例えばまず後部支
柱(1)の第1ヒンジ構成部(2) の凹部(9) 内に、連結部
材(21)の第3ヒンジ構成部(22)の折返し状第3係合部(2
6)を、その一端よりスライドさせながら挿入して、第1
ヒンジ構成部(2) の前方突出状第1係合部(6) に、第3
ヒンジ構成部(22)の折返し状第3係合部(26)を係り合わ
せる。そしてつぎに、この連結部材(21)の第4ヒンジ構
成部(32)の凹部(39)内に、後部扉(第2部材)(11)側の
第2ヒンジ構成部(12)を、その一端よりスライドさせな
がら挿入すれば良い。
【0029】上記のような後部扉(第2部材)(11)の取
付けは、アルミニウム押出形材製の後部扉(第2部材)
(11)を、同じくアルミニウム押出形材製の後部支柱(第
1部材)(1) に、単に嵌め合わせるだけであるため、素
人でも作業可能であり、後部扉(第2部材)(11)の取付
工数を大幅に削減することができ、後部扉(第2部材)
(11)の取付け作業に手間がかゝらず、また取付精度を確
実に出すことができる。
【0030】図1に示す状態は、トラック荷台(10)の後
部支柱(第1部材)(1) に対し連結部材(21)を介して組
み合わせられた後部扉(第2部材)(11)が閉じている状
態、すなわち後部扉(第2部材)(11)が回転する前の状
態である。このとき後部支柱(第1部材)(1) の第1ヒ
ンジ構成部(2) の前方突出状第1係合部(6) に、連結部
材(21)の第3ヒンジ構成部(22)の折返し状第3係合部(2
6)が係り合わせられるとともに、後部扉(第2部材)(1
1)の第2ヒンジ構成部(12)は、連結部材(21)の第4ヒン
ジ構成部(32)の凹部(39)内に収められている。
【0031】つぎに、図2に示すように、後部支柱(第
1部材)(1) に対して連結部材(21)および後部扉(第2
部材)(11)が、連結部材(21)側の第3ヒンジ構成部(22)
の係合部(26)の端面(27)の中心点(A) を中心として揺動
し、連結部材(21)および後部扉(第2部材)(11)が後部
支柱(第1部材)(1) に対して90°回転した状態で
は、後部支柱(第1部材)(1) の第1ヒンジ構成部(2)
の凹部(9) 内に連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(22)が
収められる。
【0032】さらに、図3に示すように、90°回転後
の連結部材(21)に対して後部扉(第2部材)(11)が、こ
れの第2ヒンジ構成部(12)の係合部(16)の端面(17)の中
心点(B) を中心として揺動し、後部扉(第2部材)(11)
が連結部材(21)に対してさらに180°回転した状態で
は、第2ヒンジ構成部(12)の凹部(19)内に、連結部材(2
1)の第4ヒンジ構成部(32)の第3案内部(34)と第4係合
部(36)とが収められる。
【0033】上記によれば、トラック荷台(10)の後部支
柱(第1部材)(1) に対する後部扉(第2部材)(11)の
ヒンジ(5) の回転機構が簡素化されており、後部扉(第
2部材)(11)が270°の開閉(回転)可能であるとと
もに、従来の丁番の取付けが全く不要である。
【0034】またこの実施例では、後部支柱(第1部
材)(1) 、後部扉(第2部材)(11)、および連結部材(2
1)がいずれもアルミニウム押出型材製であり、従ってヒ
ンジ(5) の軽量化を果たし得るとともに、トラック荷台
(10)の後部扉(第2部材)(11)部分の美観が向上する。
【0035】図5〜図7は、ヒンジ(5) を構成する部材
の上下抜止め機構を示すものである。なお、上下両抜止
め機構は、上下対称で、共に同じ構造を有している。
【0036】まず後部支柱(第1部材)(1) の第1ヒン
ジ構成部(2) と、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(22)
との組合わせ部分では、連結部材(21)側の第3ヒンジ構
成部(22)の上下両端部が所要長さ切欠かれていて、該切
欠き部分内に、後部支柱(1)の第1ヒンジ構成部(2) の
凹部(9) の内側に丁度嵌まり込む大きさの上下両第1ス
トッパ(28)(28)が嵌め込まれ、各第1ストッパ(28)が、
第1ヒンジ構成部(2)の張出部(4) を貫通する2本のね
じ(30)によって後部支柱(1) に固定されている。
【0037】つぎに後部扉(第2部材)(11)の第2ヒン
ジ構成部(12)と、連結部材(21)の第4ヒンジ構成部(32)
との組合わせ部分では、後部扉(11)側の第2ヒンジ構成
部(12)の上下両端部が部分的に所要長さ切欠かれてい
て、該切欠き部分内に、連結部材(21)の第4ヒンジ構成
部(32)の凹部(39)の内側に丁度嵌まり込む大きさの第2
ストッパ(29)(29)が嵌め込まれ、各第2ストッパ(29)
が、第4ヒンジ構成部(22)の平坦状部分を貫通する2本
のねじ(30)によって連結部材(21)に固定されている。
【0038】なお、ヒンジ(5) は、後部支柱(1) と後部
扉(11)に全長にわたって設けられるのが好ましいが、短
いものを所定間隔おきに数個設ける場合もあり、この点
は限定されない。
【0039】また、上記ヒンジ(5) は、第1段階とし
て、第1部材(後部支柱)に対して連結部材と第2部材
(後部扉)とが一緒に90°回転し、ついで第2段階と
して、連結部材に対し第2部材(後部扉)が180°回
転して、第1部材(後部支柱)に対し第2部材(後部
扉)が連結部材を介して270°開かれるようになされ
ているが、この角度は、限定されるものではなく、例え
ば第1段階として、第1部材(後部支柱)に対して連結
部材と第2部材(後部扉)とが一緒に90°より小さく
あるいは90°より大きく、略90°回転し、ついで第
2段階として、連結部材に対し第2部材(後部扉)が1
80°より小さくあるいは180°より大きく、略18
0°回転し、結果として、第1部材(後部支柱)に対し
て第2部材(後部扉)が連結部材を介して略270°開
かれるようになされていても良い。
【0040】また、上記実施例は、この発明によるヒン
ジ(5) を、トラック荷台(10)の後部支柱(第1部材)
(1) における後部扉(第2部材)(11)の開閉機構につい
て適用した場合を示すものであるが、この発明は、その
他、例えば建材、土木、あるいは輸送等の分野におい
て、扉等の部材の略270°回転(開閉)機構全般につ
いて、同様に適用されるものである。
【0041】
【発明の効果】この発明は、上述のように、第1部材に
設けられた第1ヒンジ構成部と、第2部材に設けられた
第2ヒンジ構成部と、両部材を連結する連結部材の一側
に設けられかつ第1部材の第1ヒンジ構成部に組み合わ
せられた第3ヒンジ構成部と、同連結部材の他側に設け
られかつ第2部材の第2ヒンジ構成部に組み合わせられ
た第4ヒンジ構成部とよりなり、第1部材に対して第2
部材が連結部材を介して略270°開閉自在となされた
ヒンジであって、第1部材側の第1ヒンジ構成部が、同
部材の後端外側縁より内方後向きにのびている断面円弧
状の第1案内部と、第1案内部の後端より外方張出し状
に設けられかつ先端に前方突出状の第1係合部を有する
張出部とによって構成されて、この第1ヒンジ構成部
に、外方に向かって開口した開口部を有する第3ヒンジ
構成部嵌込み用凹部が設けられ、連結部材の第3ヒンジ
構成部が、横断面略つ形を有しかつその先端に折返し状
の第3係合部を備えていて、同部材の第1ヒンジ構成部
側の側縁部に前方突出状に設けられ、第3係合部の端面
が点(A) を中心とする横断面半円形を有しており、第2
部材の第2ヒンジ構成部が、同部材の外端前側縁に前方
斜め外向きに突出した状態に設けられた断面円弧状の前
側屈曲部と、前側屈曲部の先端より後方にのびる平坦部
と、平坦部の先端より後方斜め内向きにのびる断面円弧
状の後側屈曲部と、この後側屈曲部の先端より前方にの
びる折返し状の第2係合部とによって構成され、この第
2ヒンジ構成部に、後方に向かって開口した開口部を有
する第4ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部が設けられると
ともに、第2ヒンジ構成部の第2係合部の端面が点(B)
を中心とする横断面半円形を有しており、連結部材の第
4ヒンジ構成部が、同部材の幅中央部より後方内向きに
のびかつ第2部材の第2ヒンジ構成部の前側屈曲部を覆
う断面円弧状の第2案内部と、連結部材の後端より後方
斜め内向きにのびかつ第2ヒンジ構成部の後側屈曲部を
覆う断面円弧状の第3案内部と、第3案内部の先端より
前方にのびかつ第2ヒンジ構成部の第2係合部に沿う折
返し状の第4係合部とによって構成されて、連結部材の
第4ヒンジ構成部に、内方に向かって開口した開口部を
有する第2ヒンジ構成部嵌込み用凹部が設けられてお
り、第1部材に対し連結部材を介して組み合わせられた
第2部材が回転する前の状態においては、第1部材の第
1ヒンジ構成部の前方突出状第1係合部に、連結部材の
第3ヒンジ構成部の折返し状第3係合部が係り合わせら
れるとともに、第2部材の第2ヒンジ構成部が、連結部
材の第4ヒンジ構成部の凹部内に収められており、第1
部材に対して連結部材および第2部材が、連結部材側の
第3ヒンジ構成部の係合部の端面の中心点(A) を中心と
して揺動し、連結部材および第2部材が第1部材に対し
て略90°回転した状態では、第1部材の第1ヒンジ構
成部の凹部内に連結部材の第3ヒンジ構成部が収めら
れ、略90°回転後の連結部材に対して第2部材が、第
2部材側の第2ヒンジ構成部の係合部の端面の中心点
(B) を中心として揺動し、第2部材が連結部材に対して
さらに略180°回転した状態では、第2ヒンジ構成部
の凹部内に、連結部材の第4ヒンジ構成部の第3案内部
と第4係合部とが収められるようになされているもの
で、この発明によれば、例えばトラック荷台の第1部材
(後部支柱)に対する第2部材(後部扉)のヒンジの回
転機構が簡素化されており、第2部材(後部扉)の略2
70°の開閉(回転)が可能であるとともに、従来の丁
番の取付けが全く不要である。
【0042】上記第1部材(後部支柱)、第2部材(後
部扉)および連結部材は、単に組み合わせるだけで良い
ので、ヒンジの取付工数を大幅に削減することができ、
ヒンジの取付け作業に手間がかゝらず、しかも素人でも
取付作業が可能であり、かつ取付精度を確実に出すこと
ができる。
【0043】また上記第1部材(後部支柱)、第2部材
(後部扉)および連結部材は、通常アルミニウム押出型
材製であり、従ってヒンジの軽量化を果たし得るととも
に、トラック荷台の後部扉部分等の美観を向上し得る。
【0044】また従来の重量が重いステンレス鋼製丁番
の取付けを省略できるので、アルミニウム押出形材製の
部材によって構成されるトラック荷台等の重量が全体と
して大幅に削減され、従って軽量化を果たし得る。その
うえ、荷台側壁の外面には、従来ような多数の丁番が現
れて見えないため、外観が非常にきれいであり、押出型
材製部材の取付部分における美観上の問題がない、とい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒンジにより後部扉が開閉自在に取り
付けられたトラック荷台の要部拡大水平断面図で、後部
扉が閉じた状態を示している。
【図2】同要部拡大水平断面図で、後部扉が90°開い
た状態を示している。
【図3】同要部拡大水平断面図で、後部扉がさらに18
0°開いた状態を示している。
【図4】本発明のヒンジにより270°開閉する後部扉
付き荷台を備えたトラックの概略斜視図である。
【図5】図1のヒンジの上下抜止め防止機構部分を示す
トラック荷台の要部拡大水平断面図である。
【図6】図5のI−Iに沿う要部拡大矢視図である。
【図7】図5のII−IIに沿う要部拡大一部切欠き矢
視図である。
【符号の説明】
A 中心点 B 中心点 1 後部支柱(第1部材) 2 第1ヒンジ構成部 3 第1案内部 4 張出部 5 ヒンジ 6 第1係合部 8 開口部 9 第3ヒンジ構成部嵌込み用凹部 10 トラック荷台 11 後部扉(第2部材) 12 第2ヒンジ構成部 13 前側屈曲部 14 平坦部 15 後側屈曲部 16 折返し状の第2係合部 17 端面 18 開口部 19 第4ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部 21 連結部材 22 第3ヒンジ構成部 26 折返し状の第3係合部 27 端面 32 第4ヒンジ構成部 33 断面円弧状の第2案内部 34 断面円弧状の第3案内部 36 折返し状の第4係合部 38 開口部 39 第2ヒンジ構成部嵌込み用凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1部材(1) に設けられた第1ヒンジ構
    成部(2) と、第2部材(11)に設けられた第2ヒンジ構成
    部(12)と、両部材(1) (11)を連結する連結部材(21)の一
    側に設けられかつ第1部材(1) の第1ヒンジ構成部(2)
    に組み合わせられた第3ヒンジ構成部(22)と、同連結部
    材(21)の他側に設けられかつ第2部材(11)の第2ヒンジ
    構成部(12)に組み合わせられた第4ヒンジ構成部(32)と
    よりなり、第1部材(1) に対して第2部材(11)が連結部
    材(21)を介して略270°開閉自在となされたヒンジで
    あって、第1部材(1) 側の第1ヒンジ構成部(2) が、同
    部材(1) の後端外側縁より内方後向きにのびている断面
    円弧状の第1案内部(3)と、第1案内部(3) の後端より
    外方張出し状に設けられかつ先端に前方突出状の第1係
    合部(6) を有する張出部(4) とによって構成されて、こ
    の第1ヒンジ構成部(2) に、外方に向かって開口した開
    口部(8) を有する第3ヒンジ構成部嵌込み用凹部(9) が
    設けられ、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(22)が、横
    断面略つ形を有しかつその先端に折返し状の第3係合部
    (26)を備えていて、同部材(21)の第1ヒンジ構成部側の
    側縁部に前方突出状に設けられ、第3係合部(26)の端面
    (27)が点(A) を中心とする横断面半円形を有しており、
    第2部材(11)の第2ヒンジ構成部(12)が、同部材(11)の
    外端前側縁に前方斜め外向きに突出した状態に設けられ
    た断面円弧状の前側屈曲部(13)と、前側屈曲部(13)の先
    端より後方にのびる平坦部(14)と、平坦部(14)の先端よ
    り後方斜め内向きにのびる断面円弧状の後側屈曲部(15)
    と、この後側屈曲部(15)の先端より前方にのびる折返し
    状の第2係合部(16)とによって構成され、この第2ヒン
    ジ構成部(12)に、後方に向かって開口した開口部(18)を
    有する第4ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部(19)が設けら
    れるとともに、第2ヒンジ構成部(12)の第2係合部(16)
    の端面(17)が点(B) を中心とする横断面半円形を有して
    おり、連結部材(21)の第4ヒンジ構成部(32)が、同部材
    (21)の幅中央部より後方内向きにのびかつ第2部材(11)
    の第2ヒンジ構成部(12)の前側屈曲部(13)を覆う断面円
    弧状の第2案内部(33)と、連結部材(21)の後端より後方
    斜め内向きにのびかつ第2ヒンジ構成部(12)の後側屈曲
    部(15)を覆う断面円弧状の第3案内部(34)と、第3案内
    部(34)の先端より前方にのびかつ第2ヒンジ構成部(12)
    の第2係合部(16)に沿う折返し状の第4係合部(36)とに
    よって構成されて、連結部材(21)の第4ヒンジ構成部(3
    2)に、内方に向かって開口した開口部(38)を有する第2
    ヒンジ構成部嵌込み用凹部(39)が設けられており、第1
    部材(1) に対し連結部材(21)を介して組み合わせられた
    第2部材(11)が回転する前の状態においては、第1部材
    (1) の第1ヒンジ構成部(2) の前方突出状第1係合部
    (6) に、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(22)の折返し
    状第3係合部(26)が係り合わせられるとともに、第2部
    材(11)の第2ヒンジ構成部(12)が、連結部材(21)の第4
    ヒンジ構成部(32)の凹部(39)内に収められており、第1
    部材(1) に対して連結部材(21)および第2部材(11)が、
    連結部材(21)側の第3ヒンジ構成部(22)の係合部(26)の
    端面(27)の中心点(A) を中心として揺動し、連結部材(2
    1)および第2部材(11)が第1部材(1) に対して略90°
    回転した状態では、第1部材(1) の第1ヒンジ構成部
    (2) の凹部(9) 内に連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(2
    2)が収められ、略90°回転後の連結部材(21)に対して
    第2部材(11)が、第2部材(11)側の第2ヒンジ構成部(1
    2)の係合部(16)の端面(17)の中心点(B) を中心として揺
    動し、第2部材(11)が連結部材(21)に対してさらに略1
    80°回転した状態では、第2ヒンジ構成部(12)の凹部
    (19)内に、連結部材(21)の第4ヒンジ構成部(32)の第3
    案内部(34)と第4係合部(36)とが収められるようになさ
    れている、ヒンジ。
JP9664392A 1992-04-16 1992-04-16 ヒンジ Withdrawn JPH05295941A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08105264A (ja) * 1994-10-06 1996-04-23 Showa Alum Corp 扉の開閉装置
JPH08121004A (ja) * 1994-10-21 1996-05-14 Showa Alum Corp アコーディオン式扉の開閉装置
JP2010265746A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Indian Inst Of Technology Delhi ヒンジ継手システム

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