JPH05296867A - 差圧伝送器 - Google Patents

差圧伝送器

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JPH05296867A
JPH05296867A JP4104262A JP10426292A JPH05296867A JP H05296867 A JPH05296867 A JP H05296867A JP 4104262 A JP4104262 A JP 4104262A JP 10426292 A JP10426292 A JP 10426292A JP H05296867 A JPH05296867 A JP H05296867A
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pressure
fluid
diaphragm
differential pressure
pressure transmitter
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Akira Nagasu
章 長須
Yoshimi Yamamoto
芳巳 山本
Tomoyuki Hida
朋之 飛田
Toshihiro Onose
俊宏 小野瀬
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】第一,第二のシールダイアフラムを差圧伝送器
を構成する部材の一端面に形成して第一,第二の受圧室
を設け、過負荷保護ダイアフラムおよび第一,第二の隔
離室を第一の受圧室、および第二の受圧室それぞれに対
し近接した場所に設け、第二の受圧室と第一の隔離室、
第二の受圧室と第二の隔離室、そして第一,第二の隔離
室と半導体センサをつなぐ導通路を設ける。 【効果】検出するプロセス流体に温度変化が起きた場合
でも、この温度変化を早く検出することが可能になるの
で、プロセス流体の差圧を高精度に求めることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は差圧伝送器に係り、特に
プロセス流体の温度変化検出に優れた差圧伝送器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の差圧伝送器の受圧部構造は、特開
昭60−185130号公報(図2参照)に記載されたように、
圧力受圧部材の両側に第一,第二の流体を受圧するシー
ルダイアフラムをそれぞれ接合して第一,第二の受圧室
を構成し、そしてこの圧力受圧部材の内部に第一,第二
の隔離室を構成するセンターダイアフラムと、半導体セ
ンサ及びその支持体を設け、さらに第一の受圧室と第一
の隔離室をつなぐ導圧路、第一の隔離室と半導体差圧セ
ンサをつなぐ導圧路、第二の受圧室と第二の隔離室をつ
なぐ導圧路、第二の隔離室と半導体差圧センサをつなぐ
導圧路を構成して、第一,第二の受圧室からの圧力をそ
れぞれ第一,第二の隔離室を介して半導体センサに印加
することにより、過渡的な圧力が加わった場合でも差圧
を検出する半導体センサの破損を防ぐ構造になってい
た。
【0003】また、従来の差圧伝送器はプロセス流体の
温度変化による差圧検出誤差を防ぐために半導体センサ
にサーミスタを設け、この信号出力から差圧センサのプ
ロセス流体差圧出力を補正して正確な差圧信号の出力を
行っていた。
【0004】そして、差圧伝送器の保守においては、圧
力受圧部材の両側に接合された第一,第二のシールダイ
アフラムの点検を行うために圧力受圧部材とフランジを
締め付けているボルトを緩め、圧力受圧部材を取りだし
てからシールダイアフラムの点検を行っていた。
【0005】さらに、差圧伝送器の使用においては零点
(差圧が0mmH2O のとき、伝送器の出力が0%となっ
ている状態)が変化していないか定期的に点検を行う必
要があるが、従来の差圧伝送器は配管に接続した状態で
高圧側と低圧側の圧力を同一、すなわち差圧0mmH2O
とするために差圧伝送器と配管の間に特殊な三方弁が必
要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の差圧伝送器の受
圧部構造においては、半導体センサはプロセス流体圧に
感応する封入液に接しており、このため温度検出を行う
サーミスタへのプロセス流体からの温度の伝わり方は、
まずプロセス流体の温度変化が受圧室の封入液に伝達
し、さらにこの封入液の温度が隔離室の封入液を介して
半導体センサのサーミスタに伝わるようになっていた。
しかし、受圧室の封入液から隔離室の封入液への温度の
伝達は、圧力受圧部材に納められた半導体センサ、及び
その支持体を越えるように形成された導通路の封入液に
より温度が伝わるため、この導通路により温度伝達に時
間的な遅れが発生して、正確な差圧状態を検出すること
は困難であった。
【0007】また、差圧伝送器の保守においては、圧力
受圧部材とフランジを分離し、その後圧力受圧部材を取
りだしてから、シールダイアフラムの点検を行っていた
ため作業が困難であった。
【0008】さらに、定期検査の零点調節のために差圧
伝送器と配管の間に特殊な三方弁を設けなければなら
ず、差圧伝送器を設置するための工程が多くなってしま
っていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の差圧伝送器においては、第一,第二の圧力
を受けるシールダイアフラムを圧力受圧部材の一端面に
形成して圧力受圧室を設け、さらに過負荷保護ダイアフ
ラムをシールダイアフラムが設けられた圧力受圧部材の
一端面と半導体センサの間に形成して、第一,第二の隔
離室を設けるようにしたものである。
【0010】また、プロセス流体を導入する部分をシー
ルダイアフラムとの間で形成する部材に、このシールダ
イアフラムと対向する位置に点検口を配置し、この点検
口を着脱可能な構造にしたものである。
【0011】さらに、第一のプロセス流体を導入する部
分を第一のシールダイアフラムとの間で形成する部材に
第一の開口部を設け、かつ第二のプロセス流体を導入す
る部分を第二のシールダイアフラムとの間で形成する部
材に第二の開口部を設け、これらの開口部を導通して第
一、第二のプロセス流体の圧力を均等にする手段を設け
たものである。
【0012】
【作用】本発明の差圧伝送器によれば、第一,第二の受
圧室に対しそれぞれの近くに、第一,第二の隔離室を構
成することが可能になるので、各圧力室を結ぶ導圧路の
経路を短くすることができる。
【0013】また、プロセス流体を導入する部分に点検
口を設けることにより、点検口を開口してシールダイア
フラムを検査でき、差圧伝送器の圧力受圧部材を取り外
すことなく点検することが可能になる。
【0014】さらに、差圧伝送器の第一,第二のプロセ
ス流体を導入する部分に開口部を設け、この開口部を導
通して第一,第二のプロセス流体圧力を均等にする手段
を設けたことにより、導管と差圧伝送器の間に三方弁を
設けることなく零点調整を行うことが可能になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の差圧伝送器を図を用いて説明
する。
【0016】図1は本発明の差圧伝送器の一実施例を示
したものであり、この差圧伝送器は主に、圧力受圧部材
20,センサ部組2,シールダイアフラム6,7、過負
荷保護ダイアフラム4,第一,第二の圧力室201,2
02、第一,第二の隔離室203,204で構成されて
いる。
【0017】図3に図1で示した圧力受圧部材20の詳
細図を示す。圧力受圧部材20は単一の部材に軸対称に
シールダイアフラム6,7を取り付けるための穴部21,
22を設け、底面にはシールダイアフラム6,7と同一
形状に加工を施し、穴部21,22の入口には導圧配管
を直接につなぐためのシールダイアフラム6,7より大
きな径のテーパーねじ37,38の加工を施し、また、
圧力受圧部材20の中心軸上には過負荷保護ダイアフラ
ム4,センサ部組2を収納するための穴部23を設け、
底面には過負荷保護ダイアフラム4と同一形状に加工を
施す。そして、シールダイアフラム6,7、取付穴部2
1,22と過負荷保護ダイアフラム4,センサ部組2の
取付穴部23間を導通路24,25,26で接続するこ
とにより形成される。
【0018】図4に図3のa−a線の切断図面を示す。
【0019】圧力受圧部材20にはシールダイアフラム
7を取り付けるための穴部22の上側にそれぞれテーパ
ーねじ28が、また下側にもそれぞれテーパーねじ30
が加工され、導通路32,34によって穴部22と接続
されている。同様に穴部21においても、上下の部分に
テーパーねじ27,33がそれぞれ加工され、導通路3
2,34により接続されている。
【0020】本発明の一実施例の差圧伝送器における第
一の受圧室201,第二の受圧室202,第一の隔離室
203,第二の隔離室204の構造を図1を用いて説明
する。
【0021】本実施例の差圧伝送器においては、圧力受
圧部材20の穴部21,22からシールダイアフラム
6,7を組み込み、それぞれシールダイアフラムの面が
同じ方向を向くように溶接して第一,第二の受圧室20
1,202を形成する。
【0022】次に、圧力受圧部材20の穴部23に過負
荷保護ダイアフラム4を組み込み、シールダイアフラム
6,7と同じ方向を向くように溶接して第二の隔離室2
04を形成し、またセンサ部組2の面上に半導体センサ
44を、この半導体センサ44がセンサ部組2が圧力受
圧部材20と接合した時に第一の隔離室203を構成す
る面上に配置するように接合し、このセンサ部組2をシ
ールダイアフラム6,7が接合する面の反対側から、圧
力受圧部材20に組み込んで接合することにより第二の
隔離室204を形成する。
【0023】そして、シールダイアフラム6,導通路2
4,過負荷保護ダイアフラム4,センサ部組2に囲まれ
た第一の受圧室201と第一の隔離室203を含む空間
に封入液15が充填し、同様にシールダイアフラム7,
導通路25,26,過負荷保護ダイアフラム4,センサ
部組2で囲まれた第二の受圧室201と第二の隔離室2
03を含む空間にも封入液16を充填することにより、
第一,第二の受圧室201,202と第一,第二の隔離
室203,204をシールダイアフラム6,7と過負荷
保護ダイアフラム4そして単一の圧力受圧部材20とセ
ンサ部組2の2つの部材を接合することにより構成する
ことを可能にしている。
【0024】過負荷保護ダイアフラム4は半導体センサ
44の保護用のダイアフラムで、シールダイアフラム
6、または7に過大圧力が印加したときセンサを保護す
る役目をはたす。シールダイアフラム6は過大圧力を印
加したとき、シールダイアフラム6の形状と同一の波形
に加工した圧力受圧部材20に差座し封入液15の内圧
上昇を防止する。過負荷保護ダイアフラム4は、シール
ダイアフラム6が着座するまでの移動液量を第一,第二
の隔離室203,204で吸収し、内圧上昇を半導体セ
ンサ44の耐圧以下に押さえることによって半導体セン
サ44を保護する。
【0025】本発明の差圧伝送器を導圧配管と接続した
一実施例を図5を用いて説明する。圧力受圧部材20に
は図4に示したように、シールダイアフラム6,7を取
り付けるための穴部21,22の上側にテーパーねじ2
7,28がそれぞれ設けられており、プロセスからの流
体を導入する導圧配管45,46には圧力受圧部材20
と接続するために接続部分にテーパーねじを設け、この
部分にシールテープが巻かれている。
【0026】このため圧力受圧部材20と導圧配管4
5,46の接続においては、導圧配管45,46のテー
パーねじ部分を、圧力受圧部材20のテーパーねじ部に
差し込み、締め付けることによって容易に接続すること
が出来る。
【0027】このような構成からなる差圧伝送器の差圧
検出動作を図1を用いて説明する。シールダイアフラム
6にプロセス流体からの第一の圧力が印加すると、シー
ルダイアフラム6を介してシールダイアフラム6の裏側
の第一の受圧室201の封入液15にプロセス流体の第
一圧力が伝達される。さらにこの第一の圧力は導通路2
4を通って過負荷保護ダイアフラム4と半導体センサ4
4の間に形成された第一の隔離室203に伝達される。
またプロセス流体からの第二の圧力がシールダイアフラ
ム7に印加した場合も同様にシールダイアフラム7を介
して第二の受圧室202の封入液16にプロセス流体の
第二の圧力が伝達され、この第二の圧力は導通路25に
よって過負荷保護ダイアフラム4と圧力受圧部材20の
間で形成された第二の隔離室204へ、導通路26によ
ってセンサの裏面伝達される。このように半導体センサ
44はセンサダイアフラムの表,裏に伝達したプロセス
流体の第一,第二の圧力室を検出する。
【0028】またプロセス流体の正確な差圧を求めるた
めには、プロセス流体の温度を検出する必要があるが、
このプロセス流体の温度変化は第一,第二の受圧室20
1,202に納められた封入液15,16を介して第
一,第二隔離室203,204に伝わるので、半導体セ
ンサ44に搭載されたサーミスタはプロセス流体の温度
の変化を検出することが可能になり、これにより伝送器
は半導体センサ44が検出した差圧状態を、サーミスタ
の温度検出信号を用いて補正を行い正確な差圧状態を求
めて出力を行うことが出来る。
【0029】以上のように本発明の差圧伝送器によれ
ば、圧力受圧部材20内に過負荷保護ダイアフラム4で
形成される第一,第二の隔離室203,204を第一の
受圧室201、及び第二の受圧室202に近接して形成
することができるので、第一の隔離室203と第一の受
圧室201を結ぶ導通路24と、第二の隔離室204と
第二の受圧室202を結ぶ導通路25を短くすることが
でき、これにより受圧室17,18から半導体センサ4
4までのプロセスの状態を伝達する導通路を全体として
短くすることが可能になる。このため受圧室17,18
が感応したプロセス流体の温度変化を早く半導体センサ
44に伝達するので、温度変化が激しいプロセス流体を
測定したときでも、その差圧状態を精度良く検出でき
る。
【0030】また、サーミスタを備えた半導体センサ4
4を第一の隔離室203を構成する面上に設けて、かつ
受圧室201,202の方向を向くように取り付けてい
るので、受圧室201,202から発生した温度変化を
より早く、より正確に測定できるようになる。
【0031】さらに、第一の受圧室を構成する部材、第
二の受圧室を構成する部材と一つの隔離室を構成する部
材を単一の部材で構成することが可能になるので、部品
数が減ることにより、プロセス流体の温度変化は単一の
部材を介して半導体センサ44に早く伝わるようにな
る。
【0032】そして、受圧室を構成する部材で、直接に
導圧配管を保持することが可能になるため、従来の差圧
伝送器で使用していたフランジ,ボルト,ナット等が不
要になり部品点数を大幅に削減できる。
【0033】シールダイアフラムの点検を容易に行う機
能を備えた本発明の差圧伝送器の一実施例を図5を用い
て説明する。
【0034】テーパーねじ27,28にはそれぞれ圧力
配管45,46をテーパーねじ29,30にはドレン弁
39,40を、テーパーねじ37,38には線35,3
6は固定してある。このような構造を持たせているため
シールダイアフラム6,7を点検する場合、栓35,3
6を取り外すのみで可能である。即ち、差圧伝送器を導
圧配管45,46に取り付けたまま栓35,36を外せ
ばシールダイアフラム6,7が現われるので、管理者は
黙視にて点検することが可能であり、また、点検完了後
も栓37,38のテーパーねじ部にシールテープを巻直
して、締め付けるだけで完了する。このように点検が容
易となるために、保守面で大きな効果がある。
【0035】また、本実施例によれば、圧力受圧部材2
0の測定流体を導入する部分において、対向する向きに
テーパーねじを設けてあるため、導圧配管45,46に
流れる測定流体中にスラッジ、その他の不純物が含まれ
ている場合においても、ドレン弁39,40をはずすこ
とによりシールダイアフラム6,7近辺にたまっている
スラッジその他の不純物を圧力受圧部材20を圧力配管
45,46に取りつけたまま取りのぞくことが可能であ
る。
【0036】さらに、本実施例の差圧伝送器と導圧配管
45,46の接続方向では困難だが、測定流体中に気泡
が含まれている場合においては、ドレン弁39,40を
気体が抜ける方向に設けることにより、シールダイアフ
ラム6,7の近辺にたまった気泡をドレン弁39,40
を開けることにより取り出せる。
【0037】尚、実施例はドレン弁39,40を導圧配
管45,46に対して対向する方向に設けたが、これら
は任意の方向、例えば導圧配管45,46に対して90
°の角度を持たせることも可能である。
【0038】差圧伝送器は一般に検出したプロセス流体
の差圧が0%の時DC4mAを、差圧が100%の時D
C20mAの信号を出すように定められており、従って
差圧伝送器は導圧配管に取り付けた時、その後の使用状
態においても定期的に伝送器に加わる差圧が0%となる
状態を伝送器と導圧配管の間に設けられた三方弁を使っ
て作り出し、伝送器が検出差圧が0%の時DC4mAの
信号を出力するように調整(零点調整)を行わなければ
ならなかった。
【0039】この零点調整を容易に行う機能を備えた本
発明の差圧伝送器の一実施例を図6を用いて説明する。
【0040】圧力受圧部材20にはプロセス流体圧力室
17とプロセス流体圧力室18を連通するための連通孔
48,49があり、この連通孔48,49の間に連通を
遮断するための栓50が設けてある。栓50は遮断のた
めのテーパー部60と圧力シールのためのOリング5
2、そして、締め付け固定のためのねじ59を有する。
また、本実施例の差圧伝送器はプロセス配管と図9,図
10に示すように圧力受圧部材20のプロセス接続テー
パーねじ27,28にストップ弁53,54を介して取
り付けられる。
【0041】本実施例の差圧伝送器で零点調整を行う場
合、ストップ弁53,54を閉とし栓50を開として差
圧を0%とする。即ちストップ弁53,54を閉として
プロセス流体の圧力変動を遮断し、次に栓50を回転し
てプロセス流体圧力室17,18を連通孔48,49を
通して連通させ、プロセス流体圧力室17,18の圧力
を均一にする。このように差圧が0%となったとき伝送
器の出力が0%となるように差圧伝送器を調整する。
【0042】以上のように本実施例の差圧伝送器によれ
ば、装置内に栓50を有しているため図7,図8に示す
従来例のように特別な三方弁47を使用する必要がな
く、一般に使用されているストップ弁を使用することに
より零点調整を行える。
【0043】これにより、従来の三方弁を使用した零点
調整方法では、三方弁は一体となっているため三つの弁
のうち一つの弁が不良となったとき、残りの2個の弁が
正常であっても一式取り換えなければならなかったが、
本発明の差圧伝送器によれば不良となった一つのストッ
プ弁のみ交換すれば調整を行える。
【0044】また、零点調整を行うために、図9,図1
0の実施例では、プロセス流体圧力室17,18の圧力
を、圧力受圧部材20内に設けられた連通孔48,49
で均一にする構造を示したが、この他の零点調整方法を
図11,図12に示す。
【0045】本実施例では、図5に示した差圧伝送器に
導圧配管45,46を取り付けた状態で、ドレン弁3
9,40を取りはずし、この開口部にストップ弁43を
有した配管40,42を接続したものを示しており、こ
のような構成においても零点調整を行う場合、ストップ
弁43を開にするだけでプロセス流体圧力室17,18
の圧力を均一にすることが可能になり、特殊な三方弁を
取り付ける必要が無くなる。
【0046】以上、本発明の差圧伝送器の実施例を述べ
たが、本発明の差圧伝送器はこれらの構成に限られたも
のではなく、例えば実施例中の差圧伝送器は第一の受圧
室,第二の受圧室、一つの隔離室をそれぞれ構成する部
材を単一の部材より形成したが、これは複数の部材を接
合することによっても同等の部材を作り出すことが可能
である。
【0047】また、第一,第二のシールダイアフラム及
び過負荷保護ダイアフラムを同一方向に設けたが、これ
らダイアフラムの圧力検出機能を保持する範囲ならこれ
らを同一の方向に設けないことも可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明の差圧伝送器によれば、検出する
プロセス流体に温度変化が起きた場合でも、その温度変
化を早く検出することが可能になるのでプロセス流体の
差圧を正確に検出することができる。
【0049】また、シールダイアフラムの点検において
も、差圧伝送器を導圧配管に取り付けたまま検査するこ
とが可能になるので、点検工程数を減らすことができ
る。
【0050】さらに、零点調整においても、従来必要と
された三方弁ではなくストップ弁を用いて調整が可能と
なり必要な部品点数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の差圧伝送器の一実施例を示す縦断面
図。
【図2】従来の差圧伝送器の縦断面図。
【図3】図1の圧力受圧部材の縦断面図。
【図4】図3のa−a面における断面図。
【図5】本発明の差圧伝送器の接続例を示す断面図。
【図6】圧力受圧部材に導通路を設けた本発明の差圧伝
送器の一実施例。
【図7】従来の差圧伝送器と三方弁の接続例。
【図8】図7の側面図。
【図9】本発明の差圧伝送器とストップ弁の接続例。
【図10】図9の側面図。
【図11】本発明の差圧伝送器の導圧配管とストップ弁
を取り付けた一実施例。
【図12】図11の側面図。
【符号の説明】
2…センサ部組、4…過負荷保護ダイアフラム、6,7
…シールダイアフラム、15,16…封入液、17,1
8…プロセス流体受圧室、20…圧力受圧部材、21,
22…シールダイアフラム取り付け穴部、23…センサ
部組収納穴部、24,25,26,31,32,33,
34…導通路、27,28,29,30,37,38…
テーパーめねじ、35,36…栓、39,40…ドレン
弁、41,42…配管、43…ストップ弁、44…半導
体センサ、45,46…導圧配管、47…三方弁、50
…栓、51…めねじ、52…Oリング、59…ねじ、10
1…本体H、103…センターカナダ、104…過負荷
保護ダイアフラム、105…本体L、106,107…
シールダイアフラム、108,109…フランジ、11
0,111…ガスケット、112…ボルト、113…ナ
ット、114…接続金具、144…センサ部組、201
…第一の受圧室、202…第二の受圧室、203…第一
の隔離室、204…第二の隔離室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野瀬 俊宏 茨城県勝田市市毛882番地 株式会社日立 製作所計測器事業部内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の測定流体の圧力を部材に接合された
    第一のダイアフラムを介して前記部材に収められた第一
    の検出流体に伝える第一の受圧室と、第二の測定流体の
    圧力を前記部材に接合された第二のダイアフラムを介し
    て前記部材に収められた第二の検出流体に伝える第二の
    受圧室と、前記第一の検出流体圧力と前記第二の検出流
    体圧力の差を検出する半導体センサと、前記部材と接合
    して第一の隔離室及び第二の隔離室を形成する第三のダ
    イアフラムとを備え、前記第一の検出流体圧力は前記第
    一の隔離室を介し、かつ前記第二の検出流体圧力は前記
    第二の隔離室を介して前記半導体センサに印加されるこ
    とを特徴とする差圧伝送器において、前記第一のダイア
    フラム及び前記第二のダイアフラムを前記部材の一端面
    に形成し、前記第三のダイアフラムを前記部材の一端面
    と前記半導体センサの間に設けたことを特徴とする差圧
    伝送器。
  2. 【請求項2】請求項1の差圧伝送器において、前記第一
    のダイアフラムの面および第二のダイアフラムの面を同
    一方向に設けたことを特徴とする差圧伝送器。
  3. 【請求項3】請求項1の差圧伝送器において、前記第三
    のダイアフラムの面を前記第一のダイアフラムおよび第
    二のダイアフラムの面と同一方向に向けたことを特徴と
    する差圧伝送器。
  4. 【請求項4】請求項1の差圧伝送器において、前記半導
    体センサの支持体により前記一端面と対向する前記部材
    の一端面が形成されることを特徴とする差圧伝送器。
  5. 【請求項5】請求項1の差圧伝送器において、前記第一
    の隔離室または前記第二の隔離室を構成する部材と、前
    記第一の受圧室を形成する部材と、前記第二の受圧室を
    形成する部材を単一の部材で構成したことを特徴とする
    差圧伝送器。
  6. 【請求項6】第一の測定流体の圧力を部材に接合された
    第一のダイアフラムを介して前記部材に収められた第一
    の検出流体に伝える第一の受圧室と、第二の測定流体の
    圧力を前記部材に接合された第二のダイアフラムを介し
    て前記部材に収められた第二の検出流体に伝える第二の
    受圧室と、前記第一の密閉流体圧力と前記第二の密閉流
    体圧力の差を検出する半導体センサと、前記部材と接合
    して第一の隔離室及び第二の隔離室を形成する第三のダ
    イアフラムとを備え、前記第一の検出流体圧力は前記第
    一の隔離室を介し、かつ前記第二の検出流体圧力は前記
    第二の隔離室を介して前記半導体センサに印加されるこ
    とを特徴とする差圧伝送器において、前記第一の隔離室
    または前記第二の隔離室を構成する部材と、前記第一の
    受圧室を形成する部材と、前記第二の受圧室を形成する
    部材を単一の部材で構成したことを特徴とする差圧伝送
    器。
  7. 【請求項7】請求項6の差圧伝送器において、 前記単一の部材と前記半導体センサを支持する部材を接
    合して、前記第一の検出流体及び前記第二の検出流体を
    密閉することを特徴とする差圧伝送器。
  8. 【請求項8】第一の測定流体の圧力を部材に接合された
    第一のダイアフラムを介して前記部材に収められた第一
    の検出流体に伝える第一の受圧室と、第二の測定流体の
    圧力を前記部材に接合された第二のダイアフラムを介し
    て前記部材に収められた第二の検出流体に伝える第二の
    受圧室と、前記第一の密閉流体圧力と前記第二の密閉流
    体圧力の差を検出する半導体センサと、前記部材と接合
    して第一の隔離室及び第二の隔離室を形成する第三のダ
    イアフラムとを備え、前記第一の検出流体圧力は前記第
    一の隔離室を介し、かつ前記第二の検出流体圧力は前記
    第二の隔離室を介して前記半導体センサに印加されるこ
    とを特徴とする差圧伝送器において、前記第三のダイア
    フラムの片面側の部材内に前記第一のダイアフラム及び
    前記第二のダイアフラムを設けたことを特徴とする差圧
    伝送器。
  9. 【請求項9】第一の測定流体の圧力を部材に接合された
    第一のダイアフラムを介して前記部材に収められた第一
    の検出流体に伝える第一の受圧室と、第二の測定流体の
    圧力を前記部材に接合された第二のダイアフラムを介し
    て前記部材に収められた第二の検出流体に伝える第二の
    受圧室と、前記第一の検出流体圧力と前記第二の検出流
    体圧力の差を検出する差圧検出手段と、前記第一,第二
    のダイアフラムに対して前記第一,第二の測定流体の圧
    力をそれぞれ伝達する導圧配管からなる差圧伝送器にお
    いて、前記第一,第二の受圧室を形成する部材のうち少
    なくとも一方の部材が前記導圧配管を接続する開口部を
    備えたことを特徴とする差圧伝送器。
  10. 【請求項10】請求項9の差圧伝送器において、前記第
    一の受圧室を形成する部材と前記第二の受圧室を形成す
    る部材を単一の部材で形成したことを特徴とする差圧伝
    送器。
  11. 【請求項11】請求項9の差圧伝送器において、前記第
    一,第二の受圧室を形成する部材のうち少なくとも一方
    の部材に前記開口部と異なる開口部を一つ以上設け、該
    開口部を部材で閉じたことを特徴とする差圧伝送器。
  12. 【請求項12】請求項11の差圧伝送器において、前記
    開口部を前記第一,第二のダイアフラムのうち少なくと
    も一方のダイアフラムに対向する位置に設けたことを特
    徴とする差圧伝送器。
  13. 【請求項13】請求項11の差圧伝送器において、前記
    開口部を互いに対向する位置に設けたことを特徴とする
    差圧伝送器。
  14. 【請求項14】請求項11の差圧伝送器において、前記
    第一,第二の受圧室を形成する部材にそれぞれ開口部を
    設け、該二つの開口部を遮断弁を設けた導圧管で接続し
    たことを特徴とする差圧伝送器。
  15. 【請求項15】第一の測定流体の圧力を部材に接合され
    た第一のダイアフラムを介して前記部材に収められた第
    一の検出流体に伝える第一の受圧室と、第二の測定流体
    の圧力を前記部材に接合された第二のダイアフラムを介
    して前記部材に収められた第二の検出流体に伝える第二
    の受圧室と、前記第一の検出流体圧力と前記第二の検出
    流体圧力の差を検出する差圧検出手段と、前記部材に前
    記第一の測定流体を前記第一のダイアフラムに伝達する
    開口部と、前記第二の測定流体を前記第二のダイアフラ
    ムに伝達する開口部を備えた差圧伝送器において、前記
    部材の第一,第二の検出流体が伝達する部分のうち少な
    くとも片方の部分に前記開口部と異なる開口部を一つ以
    上設けたことを特徴とする差圧伝送器。
  16. 【請求項16】請求項15の差圧伝送器において、前記
    第一,第二のダイアフラムのうち少なくとも片方のダイ
    アフラムの対向する位置に前記開口部を設けたことを特
    徴とする差圧伝送器。
  17. 【請求項17】請求項15の差圧伝送器において、前記
    部材の第一,第二の検出流体が伝達する部分のうち少な
    くとも片方の部分に複数の開口部を互いに対向する位置
    に設けたことを特徴とする差圧伝送器。
  18. 【請求項18】第一の測定流体の圧力を部材に接合され
    た第一のダイアフラムを介して前記部材に収められた第
    一の検出流体に伝える第一の受圧室と、第二の測定流体
    の圧力を前記部材に接合された第二のダイアフラムを介
    して前記部材に収められた第二の検出流体に伝える第二
    の受圧室と、前記第一の検出流体圧力と前記第二の検出
    流体圧力の差を検出する差圧検出手段からなる差圧伝送
    器において、前記部材に前記第一の測定流体と前記第二
    の測定流体を導通する圧力導管と、前記第一の測定流体
    と前記第二の測定流体の導通を妨げる遮断弁を前記圧力
    導管に設けたことを特徴とする差圧伝送器。
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