JPH0529716U - 成形型用エジエクター - Google Patents
成形型用エジエクターInfo
- Publication number
- JPH0529716U JPH0529716U JP9303891U JP9303891U JPH0529716U JP H0529716 U JPH0529716 U JP H0529716U JP 9303891 U JP9303891 U JP 9303891U JP 9303891 U JP9303891 U JP 9303891U JP H0529716 U JPH0529716 U JP H0529716U
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- Japan
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- ejector
- molded product
- supply passage
- air supply
- mold
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 型面と成形品の付着力が強い場合にも、空気
圧で確実に離型できるようにする。 【構成】 成形型の送気通路3の開口部の封止部7を有
するチップの軸部6にシール部材9を取付けてエジェク
ターチップを構成し、該エジェクターチップのシール部
材を前記送気通路内を摺動するように設置する。空気圧
でエジェクターチップが押出され、このエジェクターチ
ップの押出し力が直接成形品に作用して成形品を型面か
ら引き離す。エジェクターチップの押出し力は、シール
部材が送気通路を開口するまで維持されるので、成形品
を必ず脱型することができる。
圧で確実に離型できるようにする。 【構成】 成形型の送気通路3の開口部の封止部7を有
するチップの軸部6にシール部材9を取付けてエジェク
ターチップを構成し、該エジェクターチップのシール部
材を前記送気通路内を摺動するように設置する。空気圧
でエジェクターチップが押出され、このエジェクターチ
ップの押出し力が直接成形品に作用して成形品を型面か
ら引き離す。エジェクターチップの押出し力は、シール
部材が送気通路を開口するまで維持されるので、成形品
を必ず脱型することができる。
Description
【0001】
本考案は、樹脂成形品などを成形する成形型用のエジェクターに関するもので ある。
【0002】
近時、FRP(ガラス繊維強化樹脂)製品が自動車の外板等の各種成形品に使 用されるようになった。このような繊維強化樹脂成形品の成形は、例えばエンジ ンフ−ドの場合には、成形品の剛性、強度等を確保するため、ガラス繊維等の強 化用繊維を複数枚重ねて予めマット状に成形し、このガラス繊維マットを金型に セットし、型内に溶融樹脂を注入して成形するレジントランスファ成形(以下、 RTMという)が採用されている。 RTMに使用する成形型では、図2Aに示すように、上型1と下型2との間に キャビティを形成し、キャビティ内に強化用繊維マットをセットし、両型を型締 めして密封し、上型1に設けた樹脂注入口(図示せず)から溶融樹脂を注入して 成形している。 成形後、型開きして上型1から成形品を脱型するすめ、上型1に数個所で成形 面に開口する送気通路3を設け、これに圧搾空気を導入して成形品4を脱型する ようにしている。 この送気通路3は上型1の成形面に直接開口しているので、成形時に溶融樹脂 が侵入するのを防ぐため、従来は図2Bに示すように、送気通路3の開口部に粘 着テープ5を貼り付けている。
【0003】 実開昭63−39519号公報には、通気孔と流出口とを開閉する円錐弁体状 の密栓を設け、流出口よりの高圧空気で成形体を押し上げて離型させるようにし た成形金型が記載されている。 また、実開昭60−187024号公報には、空気圧により移動するピストン が後端に設けられ、型面からの所定の突出位置で空気圧を型面へリークする通路 を設けた金型のエジェクタピンが記載されている。
【0004】
従来の粘着テープで送気通路3の開口部を塞いだ場合は、脱型の際、空気圧で 粘着テープが剥がれて成形品と型面との間に少しの隙間ができると、成形品が離 型する前に、この隙間から空気が逃げてしまって離型に必要な離型力が発生しな くなり、エジェクター機能を失うことがある。 前記の公開公報に記載された離型装置の離型作用は、いずれも成形型内にエジ ェクターピンなどが突出することにより、型面と成形品との間に空気を導入し、 この吹き出す空気圧で離型力を発揮させるもので、型面と成形品との付着力が比 較的小さい場合は有効に離型できるが、熱硬化性樹脂を使用するFRPのRTM による成形では、型面と成形品との付着力が大きいので、前記粘着テープを使用 した場合と同様に、製品が離型する前に離型力を発揮すべき空気が逃げてしまい 、離型できなくなる。 また、エジェクターピンなどの突出量は構造的に決まってしまい、ストローク を調整しようとすると全体を作り直す必要がある。
【0005】 本考案は、上記の問題点を解決し、型面と成形品の付着力が大きい場合でも確 実に離型でき、離型のためのストローク調整も容易に行うことができる成形型用 エジェクターを提供することを目的とするものである。
【0006】
本考案は、成形型の送気通路の開口部の封止部を有するチップの軸部にシール 部材を取付けてエジェクターチップを構成し、該エジェクターチップのシール部 材を前記送気通路内を摺動するように設置する成形型用エジェクターである。
【0007】
成形前に各送気通路の開口部にエジェクターチップを取付けて成形すると、送 気通路の開口部はエジェクターチップの封止部で密封されているので、樹脂の注 入時に送気通路内に樹脂が侵入する恐れがない。 成形後、送気通路に圧搾空気が導入されると、空気圧でエジェクターチップが 押出され、このエジェクターチップの押出し力が直接成形品に作用して成形品を 型面から引き離す。エジェクターチップの押出し力は、シール部材が送気通路を 開口するまで維持されるので、成形品を必ず脱型することができる。
【0008】
成形用型の一部の断面を示す図1Aにおいて、上型1の送気通路3の開口部に 円錐状の座面1aを形成し、軸部6と円錐頭部7を有するチップを離型性の良い シリコン樹脂、フツ素樹脂、ポリアセタールなどで作り、軸部6にはシール用の Oリング9を嵌合して取付ける環状溝8を軸線方向に多段に設ける。 Oリング9は、シリコンゴムなどのシール性及び摺動性の良い材質で送気通路 3の内径に合わせて作り、図では、このOリング9を最上段の環状溝に取付けた 状態を示してある。
【0009】 成形前に上型1の各送気通路3の開口部にエジェクターチップを取付けて成形 すると、送気通路3の開口部は、円錐状の座面1aとエジェクターチップの円錐 頭部7とが接触して密封されているので、樹脂の注入時に送気通路3内に樹脂が 侵入する恐れがない。 成形後、送気通路3に圧搾空気が導入されると、軸部6とOリング9に空気圧 が作用してエジェクターチップを押出し、このエジェクターチップの押出し力が 成形品4に作用して成形品4を型面から引き離す。FRPエンジンフードのよう な平板状の成形品では、エジェクターチップが成形品4を少し押出した状態では 、成形品4の他の部位ではまだ型面に密着したままの処があって離型できないが 、図1Bに示すように、エジェクターチップのOリング9が送気通路3の円錐状 の座面1aに開口するまでは、エジェクターチップに作用する空気圧が維持され るので、この位置まで成形品4を押出し、成形品4を必ず脱型することができる 。 このエジェクターチップのストロークは、Oリング9を他の環状溝8に付け替 えることで簡単に調整することができる。
【0010】 図3に別のエジェクターチップの構造を示す。図3において、軸部6’と円錐 頭部7とからなるチップを先に説明したエジェクターチップと同じ材料で作り、 送気通路3内を摺動するシール10は、硬質ゴムで上面をカップ状に形成し、こ れを軸部6’の上端に嵌合して取付ける。このエジェクターチップは、シール1 0の上面が空気圧を受けて送気通路3の内面に押付けられ、空気の洩れがなくエ ジェクターチップの押出しが減削されることがない。 この実施例の場合も、シール10の高さHを変えたものを別に用意して軸部6 ’に付け替えれば、エジェクターチップのストロークを調整できる。
【0011】 更に別のエジェクターチップの構造を図4について説明する。 図4Aの11は、シリコンゴムなどのシール性及び摺動性の良い材質で円筒状 に成形したシール体で、縦溝12を形成し、これを先の実施例と同様なチップの 軸部6”に嵌合して取付ける。この構造では、図4Bに示すように、エジェクタ ーチップが空気圧で押出されて縦溝12の下端13が送気通路3の円錐状の座面 1aに開口すると、送気通路3内の空気が逃げ出し、エジェクターチップはその 位置で停止する。 この状態では、シール体11の外面が送気通路3に嵌合したままであるので、 エジェクターチップは送気通路3から抜け落ちない。したがって、離型後このエ ジェクターチップを送気通路3内に押込むだけで次の成形が行える。 この実施例の場合も、シール体11の縦溝12の長さLの異なるものを別に用 意し、軸部”6に付け替えるようにして、エジェクターチップのストロークを調 整できる。
【0012】 以上FRPのRTM成形について説明したが、本考案のエジェクターチップは 、他の低圧成形用型に適用することができるのは勿論であり、従来のように空気 圧を成形品に直接作用させるのではなく、本考案は所定のストロークの間、空気 圧を保持するエジェクターチップで成形品を押出すようにしたので、脱型が確実 に行える。
【0013】
本考案は、型面と成形品の付着力が大きい場合でも成形品を確実に離型でき、 エジェクターチップのストローク調整も容易に行うことができる。
【図1】本考案の一実施例の作動状態の説明図。
【図2】本考案を適用する成形型の説明図。
【図3】本考案の別の実施例の一部断面図。
【図4】本考案の別の実施例の説明図。
1 上型 2 下型 3 送気通路 4 成形
品 6 軸部 7 円錐頭部 8 環状溝 9 Oリング 10 シー
ル 11 シール体
品 6 軸部 7 円錐頭部 8 環状溝 9 Oリング 10 シー
ル 11 シール体
Claims (1)
- 【請求項1】 成形型の送気通路の開口部の封止部を有
するチップの軸部にシール部材を取付けてエジェクター
チップを構成し、該エジェクターチップのシール部材を
前記送気通路内を摺動するように設置することを特徴と
する成形型用エジェクター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991093038U JP2578279Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 成形型用エジェクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991093038U JP2578279Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 成形型用エジェクター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529716U true JPH0529716U (ja) | 1993-04-20 |
| JP2578279Y2 JP2578279Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=14071331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991093038U Expired - Lifetime JP2578279Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 成形型用エジェクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578279Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009202440A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Toray Ind Inc | 繊維強化プラスチックの脱型方法、製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02147221A (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-06 | Canon Inc | ディスク成形装置 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP1991093038U patent/JP2578279Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02147221A (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-06 | Canon Inc | ディスク成形装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009202440A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Toray Ind Inc | 繊維強化プラスチックの脱型方法、製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2578279Y2 (ja) | 1998-08-06 |
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