JPH05297184A - ミキサセトラと、その中性子増倍率測定方法および中性子検出装置の校正方法 - Google Patents
ミキサセトラと、その中性子増倍率測定方法および中性子検出装置の校正方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】中性子増倍効果の影響を低減して中性子検出器
の検出効率を評価する。また、キャンペーン中に中性子
増倍率を測定し、かつ校正できる。 【構成】長方形の箱形容器1の下面に板状中性子減速材
6を配置し、容器1の底面から距離を隔てた前記中性子
減速材の内部に中性子検出器16を配置する。また、容器
1の底面の外側(下側)でかつ中性子検出器16と容器1
の底面との距離が最小となる一定の範囲を除く部位に中
性子吸収材6を板状に配置する。中性子減速材6の内部
または容器1と反対側(下側)の中性子減速材6の外側
で容器1の底面までの最短距離の位置を中心とした一定
の範囲に中性子吸収材12が配置された位置に中性子源を
挿抜自在に配置する。
の検出効率を評価する。また、キャンペーン中に中性子
増倍率を測定し、かつ校正できる。 【構成】長方形の箱形容器1の下面に板状中性子減速材
6を配置し、容器1の底面から距離を隔てた前記中性子
減速材の内部に中性子検出器16を配置する。また、容器
1の底面の外側(下側)でかつ中性子検出器16と容器1
の底面との距離が最小となる一定の範囲を除く部位に中
性子吸収材6を板状に配置する。中性子減速材6の内部
または容器1と反対側(下側)の中性子減速材6の外側
で容器1の底面までの最短距離の位置を中心とした一定
の範囲に中性子吸収材12が配置された位置に中性子源を
挿抜自在に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使用済核燃料を再処理す
る際に用いられるミキサセトラと、ミキサセトラの中性
子増倍率測定方法および中性子検出装置の校正方法に関
する。
る際に用いられるミキサセトラと、ミキサセトラの中性
子増倍率測定方法および中性子検出装置の校正方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている使用済核燃料を
再処理するためのミキサセトラの概念を図12を用いて説
明する。図12(A)は図12(B)のA−A矢視方向から
見た立面図であり、図12(B)は図12(A)および図12
(C)のB−B矢視方向から見た平面図、図12(C)は
図12(A)および(B)のC−C矢視断面図である。
再処理するためのミキサセトラの概念を図12を用いて説
明する。図12(A)は図12(B)のA−A矢視方向から
見た立面図であり、図12(B)は図12(A)および図12
(C)のB−B矢視方向から見た平面図、図12(C)は
図12(A)および(B)のC−C矢視断面図である。
【0003】ミキサセトラは図12(C)で示したように
長方箱形容器1内に区画壁2を設けて、この区画壁2内
に攪拌羽根3を回転軸4を介して設け、長方箱形容器1
の底板5の下方に中性子減速材6を設け、この中性子減
速材6内に中性子検出器案内管7を挿入したものからな
っている。なお、図12(A)の破線で示すように底板5
の下面近傍には板状の中性子吸収材12が設けられてい
る。ただし、底板5と中性子検出器案内管7との最短距
離付近で、かつ底板5の下面には直接中性子吸収材12は
配置されていない。
長方箱形容器1内に区画壁2を設けて、この区画壁2内
に攪拌羽根3を回転軸4を介して設け、長方箱形容器1
の底板5の下方に中性子減速材6を設け、この中性子減
速材6内に中性子検出器案内管7を挿入したものからな
っている。なお、図12(A)の破線で示すように底板5
の下面近傍には板状の中性子吸収材12が設けられてい
る。ただし、底板5と中性子検出器案内管7との最短距
離付近で、かつ底板5の下面には直接中性子吸収材12は
配置されていない。
【0004】個々のミキサセトラは図12(A)および
(B)に示すごとく多段に連結され、多段溶媒抽出装置
として使用されている。同図(B)においてMがミキサ
部、Sがセトラ部である。図12(C)では左側がミキサ
部M、右側がセトラ部Sであり、左側のミキサ部Mで水
相8と油相9が混合されて、例えば核燃料成分はほぼ一
様に混合される。
(B)に示すごとく多段に連結され、多段溶媒抽出装置
として使用されている。同図(B)においてMがミキサ
部、Sがセトラ部である。図12(C)では左側がミキサ
部M、右側がセトラ部Sであり、左側のミキサ部Mで水
相8と油相9が混合されて、例えば核燃料成分はほぼ一
様に混合される。
【0005】ミキサ部Mへ入ってくる水相8または油相
9のいずれか一方の液体には核燃料が含まれている。ミ
キサ部Mへ入ってくる液体のうち、水相8に核燃料が含
まれており、セトラ部Sにおいて油相9へ核燃料を移行
させる工程は抽出工程と呼ばれ、ミキサ部Mへ入ってく
る液体のうち、油相9に核燃料が含まれており、セトラ
部Sにおいて水相8へ核燃料を移行させる工程は逆抽出
工程と呼ばれている。
9のいずれか一方の液体には核燃料が含まれている。ミ
キサ部Mへ入ってくる液体のうち、水相8に核燃料が含
まれており、セトラ部Sにおいて油相9へ核燃料を移行
させる工程は抽出工程と呼ばれ、ミキサ部Mへ入ってく
る液体のうち、油相9に核燃料が含まれており、セトラ
部Sにおいて水相8へ核燃料を移行させる工程は逆抽出
工程と呼ばれている。
【0006】ミキサ部Mからセトラ部Sへ排出された混
合相10は図12(C)の右方向へ静かに流れる際に比重差
により混合相10は殆どなくなり、所定の液面11を保ちな
がら油相9と水相8に分相される。各相8,9の間には
液体の界面が生じ、正常運転時はほぼ所定の位置に止ま
っているが、何らかの異常が生じると界面は何方かに偏
ったり変動することも考えられる。
合相10は図12(C)の右方向へ静かに流れる際に比重差
により混合相10は殆どなくなり、所定の液面11を保ちな
がら油相9と水相8に分相される。各相8,9の間には
液体の界面が生じ、正常運転時はほぼ所定の位置に止ま
っているが、何らかの異常が生じると界面は何方かに偏
ったり変動することも考えられる。
【0007】抽出工程では核燃料成分は主として上側の
油相9と混合相10にあり、逆抽出工程では水相8と混合
相10に含まれている核燃料成分、特に管理の必要なプル
トニウムは中性子を放出する。その中性子を図12(A)
および(C)に示したように長方箱形容器1の下側に設
けられた減速材6の中性子検出器案内管7内に挿入する
図示しない中性子検出器で計測し、核燃料液体の流れ状
態を監視するようになっている。この中性子検出器案内
管7は通常1段当たり1個設けられている。
油相9と混合相10にあり、逆抽出工程では水相8と混合
相10に含まれている核燃料成分、特に管理の必要なプル
トニウムは中性子を放出する。その中性子を図12(A)
および(C)に示したように長方箱形容器1の下側に設
けられた減速材6の中性子検出器案内管7内に挿入する
図示しない中性子検出器で計測し、核燃料液体の流れ状
態を監視するようになっている。この中性子検出器案内
管7は通常1段当たり1個設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、核燃料から
の中性子放出率は核燃料濃度のみでなく組成比によって
変化し、また中性子検出器の計数率はこれらに加えて核
燃料液体の高さ方向位置によって変化するとともに、核
燃料濃度がある程度高い場合には誘発核分裂に伴う中性
子も計測することになる。したがって、ミキサセトラの
底板下方に配置された中性子検出器で液体中の核燃料の
濃度、未臨界性および液体の流れの状態を正しく監視す
ることは極めて困難となる課題がある。
の中性子放出率は核燃料濃度のみでなく組成比によって
変化し、また中性子検出器の計数率はこれらに加えて核
燃料液体の高さ方向位置によって変化するとともに、核
燃料濃度がある程度高い場合には誘発核分裂に伴う中性
子も計測することになる。したがって、ミキサセトラの
底板下方に配置された中性子検出器で液体中の核燃料の
濃度、未臨界性および液体の流れの状態を正しく監視す
ることは極めて困難となる課題がある。
【0009】中性子検出器はプルトニウムが放出する中
性子を計測するため、中性子の計数率を計測モニタする
ことによって液体中の核燃料の濃度、流れの挙動、臨界
安全性に係る未臨界度等を評価すべく開発が進められよ
うとしている。
性子を計測するため、中性子の計数率を計測モニタする
ことによって液体中の核燃料の濃度、流れの挙動、臨界
安全性に係る未臨界度等を評価すべく開発が進められよ
うとしている。
【0010】このようにミキサセトラに設置される中性
子検出器には重要な機能の達成が期待されるが、現在ま
でのところこれらの技術は未開発状態にある。
子検出器には重要な機能の達成が期待されるが、現在ま
でのところこれらの技術は未開発状態にある。
【0011】このような課題を解決するための第一歩と
して、中性子検出器が正しく動作していることを確認す
るとともにその検出効率を決定しなければならない。こ
れらは、中性子検出器が使用される位置において、ミキ
サセトラ、中性子吸収材、中性子減速材等との幾何学的
相互関係が与えられた条件において行うことが最も信頼
度が高い。
して、中性子検出器が正しく動作していることを確認す
るとともにその検出効率を決定しなければならない。こ
れらは、中性子検出器が使用される位置において、ミキ
サセトラ、中性子吸収材、中性子減速材等との幾何学的
相互関係が与えられた条件において行うことが最も信頼
度が高い。
【0012】このような背景から、容器内に核燃料液体
が存在しない場合のみでなく、存在する場合でも上述の
作業ができることが好ましい。
が存在しない場合のみでなく、存在する場合でも上述の
作業ができることが好ましい。
【0013】中性子検出器が所定の使用位置に配置され
ており、容器内に核燃料液体が存在する場合に上述の作
業を行う場合には、核燃料液体部で中性子増倍が生じる
ために中性子検出器は増倍効果の影響を受けることにな
る。ミキサセトラの中性子検出装置に期待される前述の
機能のうち、中性子増倍率に係る臨界安全性の確保は最
重要課題である。
ており、容器内に核燃料液体が存在する場合に上述の作
業を行う場合には、核燃料液体部で中性子増倍が生じる
ために中性子検出器は増倍効果の影響を受けることにな
る。ミキサセトラの中性子検出装置に期待される前述の
機能のうち、中性子増倍率に係る臨界安全性の確保は最
重要課題である。
【0014】ミキサセトラの中性子検出装置に期待され
る前述の機能を達成するためには、中性子検出器が正し
く配置され、正しく動作し、しかもその中性子検出器の
中性子計数率と核燃料液体内のプルトニウム濃度との対
応が正しく対応づけされること、すなわち中性子検出装
置の校正ができていることが不可欠である。
る前述の機能を達成するためには、中性子検出器が正し
く配置され、正しく動作し、しかもその中性子検出器の
中性子計数率と核燃料液体内のプルトニウム濃度との対
応が正しく対応づけされること、すなわち中性子検出装
置の校正ができていることが不可欠である。
【0015】本発明はこのような背景のもとになされた
ものであり、その目的とするところは、中性子検出器が
所定の使用位置に配置されており、容器内に核燃料液体
が存在して中性子増倍効果が無視できない場合でも、中
性子源を配置して中性子増倍効果の影響を低減して中性
子検出器の動作確認のみでなく検出効率を評価できるミ
キサセトラを提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、中性子検出器が
所定の使用位置に配置されており、容器内に核燃料液体
が存在して中性子増倍効果が無視できない場合でも、中
性子源を配置して中性子増倍効果の影響を低減して中性
子検出器の動作確認のみでなく検出効率を評価できるミ
キサセトラを提供することにある。
【0016】また、本発明はキャンペーン中に中性子増
倍率を測定することができるミキサセトラおよびその中
性子増倍率測定方法を提供することにある。
倍率を測定することができるミキサセトラおよびその中
性子増倍率測定方法を提供することにある。
【0017】さらに、本発明は核燃料を実際に処理する
キャンペーンに先立ち中性子源を用いた中性子検出装置
の各種機能および校正試験を行うことが可能であり、キ
ャンペーン中でも校正試験を中性子計数率を必要以上に
高めないで行えるようなミキサセトラおよびミキサセト
ラ中性子検出装置の校正方法を提供することにある。
キャンペーンに先立ち中性子源を用いた中性子検出装置
の各種機能および校正試験を行うことが可能であり、キ
ャンペーン中でも校正試験を中性子計数率を必要以上に
高めないで行えるようなミキサセトラおよびミキサセト
ラ中性子検出装置の校正方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1の発明は長方箱形容
器内に油相および水相を混合するミキサ部と、このミキ
サ部で混合された油相および水相を分離させるセトラ部
とを備えかつ前記容器内に核燃料液体を流して液々抽出
を行うミキサセトラにおいて、前記容器の下面側に板状
中性子減速材を配置し、前記容器の底面から一定の距離
を隔てた前記減速材の内部に中性子検出器を配置し、前
記容器の底面の外側(下側)で中性子検出器と前記容器
底面との距離が最小となる一定の範囲を除く部位に中性
子吸収材を板状に配置するとともに、前記中性子減速材
の内部または前記容器と反対側(下側)の前記中性子減
速材の外側で前記容器底面までの最短距離の位置を中心
とした前記中性子吸収材が配置された位置に中性子源を
挿抜自在に配置したことを特徴とする。
器内に油相および水相を混合するミキサ部と、このミキ
サ部で混合された油相および水相を分離させるセトラ部
とを備えかつ前記容器内に核燃料液体を流して液々抽出
を行うミキサセトラにおいて、前記容器の下面側に板状
中性子減速材を配置し、前記容器の底面から一定の距離
を隔てた前記減速材の内部に中性子検出器を配置し、前
記容器の底面の外側(下側)で中性子検出器と前記容器
底面との距離が最小となる一定の範囲を除く部位に中性
子吸収材を板状に配置するとともに、前記中性子減速材
の内部または前記容器と反対側(下側)の前記中性子減
速材の外側で前記容器底面までの最短距離の位置を中心
とした前記中性子吸収材が配置された位置に中性子源を
挿抜自在に配置したことを特徴とする。
【0019】第2の発明は長方箱形容器内に油相および
水相を混合するミキサ部と、このミキサ部で混合された
油相および水相を分離させるセトラ部とを備えかつ前記
容器内に核燃料液体を流して液々抽出を行うミキサセト
ラにおいて、前記容器の下面側に中性子減速材を配置
し、前記中性子減速材内で前記容器の長手方向に中性子
検出器を挿抜自在に中性子検出器案内管を配置するとと
もに、前記容器の上面で前記中性子検出器案内管の上部
の一部に中性子反射体を配置したことを特徴とする。
水相を混合するミキサ部と、このミキサ部で混合された
油相および水相を分離させるセトラ部とを備えかつ前記
容器内に核燃料液体を流して液々抽出を行うミキサセト
ラにおいて、前記容器の下面側に中性子減速材を配置
し、前記中性子減速材内で前記容器の長手方向に中性子
検出器を挿抜自在に中性子検出器案内管を配置するとと
もに、前記容器の上面で前記中性子検出器案内管の上部
の一部に中性子反射体を配置したことを特徴とする。
【0020】第3の発明は長方箱形容器内に油相および
水相を混合するミキサ部と、このミキサ部で混合された
油相および水相を分離させるセトラ部とを備えかつ前記
容器内に核燃料液体を流して液々抽出を行うミキサセト
ラにおいて、前記容器の下面側に中性子減速材を配置
し、前記中性子減速材内に中性子検出器を配置するとと
もに、挿抜自在に中性子源案内管を前記容器の上面また
は前記中性子減速材内に配置し、かつ挿抜自在に校正用
中性子源を案内する校正用中性子源案内管を前記減速材
内で前記中性子検出器の近傍に配置したことを特徴とす
る。
水相を混合するミキサ部と、このミキサ部で混合された
油相および水相を分離させるセトラ部とを備えかつ前記
容器内に核燃料液体を流して液々抽出を行うミキサセト
ラにおいて、前記容器の下面側に中性子減速材を配置
し、前記中性子減速材内に中性子検出器を配置するとと
もに、挿抜自在に中性子源案内管を前記容器の上面また
は前記中性子減速材内に配置し、かつ挿抜自在に校正用
中性子源を案内する校正用中性子源案内管を前記減速材
内で前記中性子検出器の近傍に配置したことを特徴とす
る。
【0021】第4の発明は請求項2記載のミキサセトラ
において、前記容器の上面に中性子反射体を配置した位
置の下側およびその位置の近傍で前記中性子反射体を配
置していない位置の下側の前記中性子検出器案内管内で
中性子計数率を測定してその比率を求め、この比率を理
論計算等で求めたパラメータを介して反射体を配置した
位置またはその近傍の中性子増倍率を求めることを特徴
とする。
において、前記容器の上面に中性子反射体を配置した位
置の下側およびその位置の近傍で前記中性子反射体を配
置していない位置の下側の前記中性子検出器案内管内で
中性子計数率を測定してその比率を求め、この比率を理
論計算等で求めたパラメータを介して反射体を配置した
位置またはその近傍の中性子増倍率を求めることを特徴
とする。
【0022】第5の発明は請求項3記載のミキサセトラ
において、核燃料を処理するキャンペーンに先立ち中性
子源を中性子源案内管内を移動させて中性子検出器の感
度および動作特性を測定し、キャンペーン中は中性子吸
収材もしくは中性子源を含む中性子吸収材の少くともい
ずれか一方を中性子検出器近傍に設けた前記中性子源案
内管内を移動させて中性子検出器の動作状態を監視する
ことを特徴とする。
において、核燃料を処理するキャンペーンに先立ち中性
子源を中性子源案内管内を移動させて中性子検出器の感
度および動作特性を測定し、キャンペーン中は中性子吸
収材もしくは中性子源を含む中性子吸収材の少くともい
ずれか一方を中性子検出器近傍に設けた前記中性子源案
内管内を移動させて中性子検出器の動作状態を監視する
ことを特徴とする。
【0023】
【作用】第1の発明によれば、中性子源案内管は対称軸
上で中性子減速材内に奥行方向に中性子検出器案内管と
平行に配置されている。図示しない中性子源は中性子源
案内管内を挿抜することができ、検出器校正の場合を除
き、通常はミキサセトラ部から引抜かれている。
上で中性子減速材内に奥行方向に中性子検出器案内管と
平行に配置されている。図示しない中性子源は中性子源
案内管内を挿抜することができ、検出器校正の場合を除
き、通常はミキサセトラ部から引抜かれている。
【0024】中性子源案内管と容器の底板との間には底
板の下面に中性子吸収材が配置されているため、中性子
源から放出された中性子が減速され、熱中性子化したも
のは容器内へ殆ど流入しなくなる。
板の下面に中性子吸収材が配置されているため、中性子
源から放出された中性子が減速され、熱中性子化したも
のは容器内へ殆ど流入しなくなる。
【0025】その結果、中性子源に基づき容器内で増倍
される中性子の数は大幅に低減するため、容器内から放
出される該増倍中性子の中性子検出器への流れ込みは中
性子吸収材が存在しない場合に比べて大幅に減少する。
すなわち、容器内に核燃料が存在する場合でも増倍効果
に殆ど関係なく中性子検出器の校正を行うことができ
る。
される中性子の数は大幅に低減するため、容器内から放
出される該増倍中性子の中性子検出器への流れ込みは中
性子吸収材が存在しない場合に比べて大幅に減少する。
すなわち、容器内に核燃料が存在する場合でも増倍効果
に殆ど関係なく中性子検出器の校正を行うことができ
る。
【0026】第2の発明によれば、ミキサセトラを構成
する一方の容器の下側に短尺の中性子検出器を配置し、
対向する他方の容器の上側に局所的に中性子反射体を配
置したミキサセトラが得られる。
する一方の容器の下側に短尺の中性子検出器を配置し、
対向する他方の容器の上側に局所的に中性子反射体を配
置したミキサセトラが得られる。
【0027】第3の発明によれば、容器の下側に配置し
た中性子減速材内に中性子検出器案内管を配置し、それ
に隣接して中性子源案内管を配置し、かつ校正用中性子
源案内管を配置したミキサセトラが得られる。
た中性子減速材内に中性子検出器案内管を配置し、それ
に隣接して中性子源案内管を配置し、かつ校正用中性子
源案内管を配置したミキサセトラが得られる。
【0028】第4の発明によれば、短尺中性子検出器を
容器の長手方向に移動しながら核燃料から放出された中
性子を測定することにより、外部から中性子源を人為的
に導入することなしに中性子実効増倍率を求めることが
でき、臨界安全性を確保することができる。
容器の長手方向に移動しながら核燃料から放出された中
性子を測定することにより、外部から中性子源を人為的
に導入することなしに中性子実効増倍率を求めることが
でき、臨界安全性を確保することができる。
【0029】第5の発明によれば、中性子検出器案内管
内をキャンペーンに先立ち、校正用中性子源を挿抜させ
て中性子検出器の動作試験や校正試験を行い、キャンペ
ーン中は、必要以上に中性子計数率の上昇を生じさせな
いように、中性子吸収材あるいは弱い中性子源を装着し
た中性子吸収材を挿抜させて中性子検出器が正常に動作
していることを確認することができる。
内をキャンペーンに先立ち、校正用中性子源を挿抜させ
て中性子検出器の動作試験や校正試験を行い、キャンペ
ーン中は、必要以上に中性子計数率の上昇を生じさせな
いように、中性子吸収材あるいは弱い中性子源を装着し
た中性子吸収材を挿抜させて中性子検出器が正常に動作
していることを確認することができる。
【0030】特に、キャンペーン中に中性子計数率の上
昇を抑制するようにしたので、計数率異常上昇に伴なう
アラームやスクラム信号の発生がなく、このためミキサ
セトラの稼働率を低下させないで中性子検出器を常時監
視することができる。
昇を抑制するようにしたので、計数率異常上昇に伴なう
アラームやスクラム信号の発生がなく、このためミキサ
セトラの稼働率を低下させないで中性子検出器を常時監
視することができる。
【0031】
【実施例】図1から図4を参照しながら第1の発明に係
る第1から第4の実施例を説明する。なお、各図とも
(A)は図12に対応するミキサセトラ1段の幅方向縦断
面図であり、各図(B)のA−A矢視方向縦断面図であ
る。各図(B)は図12(C)に対応するミキサセトラ1
段の長手方向縦断面図であり、各図(A)のB−B矢視
方向を切断した縦断面図である。図中の符号は図12と同
一部分には同一符号を付して重複する部分の説明は省略
する。
る第1から第4の実施例を説明する。なお、各図とも
(A)は図12に対応するミキサセトラ1段の幅方向縦断
面図であり、各図(B)のA−A矢視方向縦断面図であ
る。各図(B)は図12(C)に対応するミキサセトラ1
段の長手方向縦断面図であり、各図(A)のB−B矢視
方向を切断した縦断面図である。図中の符号は図12と同
一部分には同一符号を付して重複する部分の説明は省略
する。
【0032】図1は第1の実施例であり、比較的大型の
ミキサセトラである。1段の容器幅(図1(A)の左右
方向)が大略30cmより大きいと幅方向端部の中性子情報
は殆ど得られなくなる。そこで本実施例では2本の中性
子検出器案内管7,7を30〜50cm程度の間隔で奥行方向
に対称軸14に対して対称で平行に配置している。なお、
ミキサセトラの寸法は後述する。中性子検出器としては
セトラ部Sの大部分の長さをカバーする長尺物が図示さ
れているが、複数個の中性子検出器を直列に配置するこ
ともできる。
ミキサセトラである。1段の容器幅(図1(A)の左右
方向)が大略30cmより大きいと幅方向端部の中性子情報
は殆ど得られなくなる。そこで本実施例では2本の中性
子検出器案内管7,7を30〜50cm程度の間隔で奥行方向
に対称軸14に対して対称で平行に配置している。なお、
ミキサセトラの寸法は後述する。中性子検出器としては
セトラ部Sの大部分の長さをカバーする長尺物が図示さ
れているが、複数個の中性子検出器を直列に配置するこ
ともできる。
【0033】ここで一例として、容器1の側部や底板等
の構造材を例えばステンレス鋼板とし、いずれも厚さ5
mmと仮定する。中性子吸収材12は厚さ1mmのカドミウム
(Cd)金属板とする。また、容器1の厚さ(図の上下
方向)を約15cm、容器1の下側の中性子減速材6の厚さ
を約15cmとし、容器1は幅方向(図の左右方向)60cm、
奥行(図1(B)の左右方向)の全長を 150cm、セトラ
部Sの奥行を 120cmと仮定する。ごくおおまかにいっ
て、このような寸法のミキサセトラは一つの代表的な寸
法と考えてよい。
の構造材を例えばステンレス鋼板とし、いずれも厚さ5
mmと仮定する。中性子吸収材12は厚さ1mmのカドミウム
(Cd)金属板とする。また、容器1の厚さ(図の上下
方向)を約15cm、容器1の下側の中性子減速材6の厚さ
を約15cmとし、容器1は幅方向(図の左右方向)60cm、
奥行(図1(B)の左右方向)の全長を 150cm、セトラ
部Sの奥行を 120cmと仮定する。ごくおおまかにいっ
て、このような寸法のミキサセトラは一つの代表的な寸
法と考えてよい。
【0034】図1(A)において、1段の容器1当たり
の中性子吸収材12は左から12a,12b,12cがそれぞれ
15cm、中性子吸収材のない部分13a,13bをそれぞれ
7.5cmと仮定する。容器1の内部にはプルトニウム燃料
を含む核燃料液体が充填されており、一定の中性子実効
増倍率(一般にkeff と記されるが本明細書ではeff を
除き、簡易にkで示すことにする)となっているものと
する。
の中性子吸収材12は左から12a,12b,12cがそれぞれ
15cm、中性子吸収材のない部分13a,13bをそれぞれ
7.5cmと仮定する。容器1の内部にはプルトニウム燃料
を含む核燃料液体が充填されており、一定の中性子実効
増倍率(一般にkeff と記されるが本明細書ではeff を
除き、簡易にkで示すことにする)となっているものと
する。
【0035】核燃料からの自発核分裂と、酸素等とアル
ファ線との(α,n)反応によって放出される自発中性
子放出率をS0 とすれば、中性子検出器16の位置におけ
る自発中性子に基く中性子束(または中性子計数率と考
えてもよい)φ0 は、比例係数γを介して式(1) で与え
られる。 φ0 =γS0 /(1−k) …(1)
ファ線との(α,n)反応によって放出される自発中性
子放出率をS0 とすれば、中性子検出器16の位置におけ
る自発中性子に基く中性子束(または中性子計数率と考
えてもよい)φ0 は、比例係数γを介して式(1) で与え
られる。 φ0 =γS0 /(1−k) …(1)
【0036】ところで、カリフォルニウム(Cf)252
のような人工中性子源を外部から外部中性子源として対
称軸14の位置に配置したときの外部中性子源に基づいて
アクティブ中性子束φS (中性子源増倍中性子束とも呼
ぶことにする)は定数a,bを介して、式(2) で与えら
れる。 φS =a+(b/(1−k)) …(2)
のような人工中性子源を外部から外部中性子源として対
称軸14の位置に配置したときの外部中性子源に基づいて
アクティブ中性子束φS (中性子源増倍中性子束とも呼
ぶことにする)は定数a,bを介して、式(2) で与えら
れる。 φS =a+(b/(1−k)) …(2)
【0037】aとbとの関係については、水中に置かれ
た燃料集合体の場合につき、米国原子力学会誌『Nuclea
r Techuology』の1992年1月号において示されている
(Fig.8)。外部中性子源の強度をSとすれば、定数
a,bは比例係数α,βを介してa=αS,b=βSと
書いてもよい。
た燃料集合体の場合につき、米国原子力学会誌『Nuclea
r Techuology』の1992年1月号において示されている
(Fig.8)。外部中性子源の強度をSとすれば、定数
a,bは比例係数α,βを介してa=αS,b=βSと
書いてもよい。
【0038】本実施例では、容器1に自発中性子を放出
するプルトニウムのような核燃料が存在する場合でも中
性子検出器16の感度(検出効率)の校正を可能とするた
めに、φS 値がφ0 値に比べ、かなり大となるようにす
る。その一つの方法はS≫S0 とすることであるが、無
分別に中性子源を配置すると中性子検出器16の不感時間
による誤差を生じたり中性子増倍効果の影響を受けるこ
とがある。
するプルトニウムのような核燃料が存在する場合でも中
性子検出器16の感度(検出効率)の校正を可能とするた
めに、φS 値がφ0 値に比べ、かなり大となるようにす
る。その一つの方法はS≫S0 とすることであるが、無
分別に中性子源を配置すると中性子検出器16の不感時間
による誤差を生じたり中性子増倍効果の影響を受けるこ
とがある。
【0039】前記論文Fig.8より、a/b比は中性子源
近傍で大きくなることがわかる。このことは中性子増倍
効果の影響をあまり受けないことを意味している。本論
文は水中に燃料集合体を配置した場合について論じてい
るが、本実施例で対象としているミキサセトラ体系でも
中性子の減速・拡散・吸収および増倍特性は主として水
素原子によって支配されているため、中性子の挙動は両
者とも類似している。
近傍で大きくなることがわかる。このことは中性子増倍
効果の影響をあまり受けないことを意味している。本論
文は水中に燃料集合体を配置した場合について論じてい
るが、本実施例で対象としているミキサセトラ体系でも
中性子の減速・拡散・吸収および増倍特性は主として水
素原子によって支配されているため、中性子の挙動は両
者とも類似している。
【0040】本発明では図1(A)から明らかなよう
に、中性子源案内管15と容器1の下面との距離が最短距
離となる容器1の下面でその近傍には中性子吸収材12で
あるカドミウム(Cd)シートが配置されているため、
中性子源案内管15内の図示しない中性子源から放出され
た中性子の大部分のものはCdに吸収され、容器1内に
入射しなくなるため、中性子源に基く式(2) で表わされ
る中性子束φS では、増倍効果はさらに微小なものとな
る。
に、中性子源案内管15と容器1の下面との距離が最短距
離となる容器1の下面でその近傍には中性子吸収材12で
あるカドミウム(Cd)シートが配置されているため、
中性子源案内管15内の図示しない中性子源から放出され
た中性子の大部分のものはCdに吸収され、容器1内に
入射しなくなるため、中性子源に基く式(2) で表わされ
る中性子束φS では、増倍効果はさらに微小なものとな
る。
【0041】すなわち、図1(A)のように、校正用の
中性子源を、中性子検出器16の比較的近傍で、容器1の
下側の中性子減速材6内もしくは中性子減速材6の下側
に配置し、Cdシートを12bのように配置すると、核燃
料による中性子増倍の影響を殆ど受けずに中性子検出器
16の校正を行うことができる。
中性子源を、中性子検出器16の比較的近傍で、容器1の
下側の中性子減速材6内もしくは中性子減速材6の下側
に配置し、Cdシートを12bのように配置すると、核燃
料による中性子増倍の影響を殆ど受けずに中性子検出器
16の校正を行うことができる。
【0042】図2は図1の変形例であり、中性子検出器
16がミキサセトラの奥行方向に直列に2本(16a,16b
で示す)配置されている点にある。図12(C)に示すよ
うに、ミキサ部Mからセトラ部Sへ排出された核燃料液
体はセトラ部Sにおいて分相されるが、異常時は各相の
高さが上下方向にずれる可能性がある。
16がミキサセトラの奥行方向に直列に2本(16a,16b
で示す)配置されている点にある。図12(C)に示すよ
うに、ミキサ部Mからセトラ部Sへ排出された核燃料液
体はセトラ部Sにおいて分相されるが、異常時は各相の
高さが上下方向にずれる可能性がある。
【0043】図2の実施例のように2本の中性子検出器
16a,16bを奥行方向に2本配置していると、ミキサ部
M側と反対側の中性子検出器とで中性子応答特性が相対
的に変化するため、両中性子検出器16a,16bの中性子
計数率の比から異常情報を得ることができる。
16a,16bを奥行方向に2本配置していると、ミキサ部
M側と反対側の中性子検出器とで中性子応答特性が相対
的に変化するため、両中性子検出器16a,16bの中性子
計数率の比から異常情報を得ることができる。
【0044】図3は第1の発明に係る第2の実施例を示
したものである。核燃料の濃度が高くなるミキサセトラ
では、臨界安全性を確保するため、図1の場合に比べて
大幅に小さくする必要がある。このような場合、図1の
ように幅方向に2本の中性子検出器案内管7を配置する
と、隣接する他段の容器から放出される中性子が中性子
検出器で検出されるようになるため不都合であり、図3
のように幅方向の中央に1本のみ配置することになる。
したものである。核燃料の濃度が高くなるミキサセトラ
では、臨界安全性を確保するため、図1の場合に比べて
大幅に小さくする必要がある。このような場合、図1の
ように幅方向に2本の中性子検出器案内管7を配置する
と、隣接する他段の容器から放出される中性子が中性子
検出器で検出されるようになるため不都合であり、図3
のように幅方向の中央に1本のみ配置することになる。
【0045】この実施例によれば、中性子源を測定すべ
き段の中央ではなく、他段との境界に配置しており、第
1の実施例と同様な作用効果が得られる。図3では二つ
の段の下側にある2本の中性子検出器案内管7,7内の
中性子検出器を同時に校正できるというメリットがあ
る。
き段の中央ではなく、他段との境界に配置しており、第
1の実施例と同様な作用効果が得られる。図3では二つ
の段の下側にある2本の中性子検出器案内管7,7内の
中性子検出器を同時に校正できるというメリットがあ
る。
【0046】なお、本実施例では図2の場合のように2
本の中性子検出器16a,16bを1本の中性子検出器案内
管7内に直列に配置しており、上記変形例と同様な作用
効果が得られる。
本の中性子検出器16a,16bを1本の中性子検出器案内
管7内に直列に配置しており、上記変形例と同様な作用
効果が得られる。
【0047】図4は第1の発明に係る第3の実施例であ
り、図3の場合と同様に比較的小型のミキサセトラの場
合である。前述の理由から本実施例でも中性子検出器案
内管7a,7bは図3の場合と同様に容器1の幅方向中
心軸面上に配置され、他段からの不必要な悪影響を避け
ている。
り、図3の場合と同様に比較的小型のミキサセトラの場
合である。前述の理由から本実施例でも中性子検出器案
内管7a,7bは図3の場合と同様に容器1の幅方向中
心軸面上に配置され、他段からの不必要な悪影響を避け
ている。
【0048】中性子源案内管15は中性子検出器案内管7
aと7bとの中間中央軸面上に配置されている。これに
よって隣接する2段の容器の下側に配置された4本の中
性子検出器案内管(7a,7b,7a,7b)内に収納
された検出器を校正することができる。
aと7bとの中間中央軸面上に配置されている。これに
よって隣接する2段の容器の下側に配置された4本の中
性子検出器案内管(7a,7b,7a,7b)内に収納
された検出器を校正することができる。
【0049】図4(B)に示すように、中性子検出器案
内管7a内には2本の中性子検出器が直列に配置され、
中性子検出器案内管7b内には長尺の1本の中性子検出
器が配置されている。
内管7a内には2本の中性子検出器が直列に配置され、
中性子検出器案内管7b内には長尺の1本の中性子検出
器が配置されている。
【0050】各中性子検出器の作用効果は前述した各中
性子検出器配置の作用効果を複合的に生じさせることに
なる。中性子検出器案内管7a,7bはこの例では上下
方向に隣接配置しているが、当然ながら水平方向に配置
することもできる。
性子検出器配置の作用効果を複合的に生じさせることに
なる。中性子検出器案内管7a,7bはこの例では上下
方向に隣接配置しているが、当然ながら水平方向に配置
することもできる。
【0051】次に第2および第4の発明に係る実施例を
図5から図8を参照して説明する。図5は第1の実施例
であり、図5(A)は図12(A)に対応するミキサセト
ラ1段の幅方向縦断面図であり、図5(B)のA−A矢
視縦断面図、図5(B)は図12(C)に対応するミキサ
セトラ1段の長手方向縦断面図であり、図5(A)のB
−B断面図である。
図5から図8を参照して説明する。図5は第1の実施例
であり、図5(A)は図12(A)に対応するミキサセト
ラ1段の幅方向縦断面図であり、図5(B)のA−A矢
視縦断面図、図5(B)は図12(C)に対応するミキサ
セトラ1段の長手方向縦断面図であり、図5(A)のB
−B断面図である。
【0052】長方箱形容器は天井板、区画壁2および底
板5で仕切られた長方形の箱型容器となっており、図12
(C)で示すように核燃料液体等が流れている。この容
器1の下側は中性子減速材6が配置され、その中を容器
1の長手方向に平行して3本の中性子検出器案内管7
(7a,7c,7b)が配置されている。
板5で仕切られた長方形の箱型容器となっており、図12
(C)で示すように核燃料液体等が流れている。この容
器1の下側は中性子減速材6が配置され、その中を容器
1の長手方向に平行して3本の中性子検出器案内管7
(7a,7c,7b)が配置されている。
【0053】該中性子検出器案内管のうち7aと7bは
通常のプロセスをモニタもにする図示しない中性子検出
器が配置されており、キャンペーン中は一般に移動させ
ないで核燃料液体から漏洩してくる中性子を測定してい
る。
通常のプロセスをモニタもにする図示しない中性子検出
器が配置されており、キャンペーン中は一般に移動させ
ないで核燃料液体から漏洩してくる中性子を測定してい
る。
【0054】プロセスモニタとしての中性子計数率を高
めるために、中性子検出器案内管7aと7bはともに破
線で示す中性子吸収材12a,12b,12cが容器を最近接
点付近を避けるように配置されている。なお、中性子吸
収材としては通常カドミウムシートが利用されることが
多い。
めるために、中性子検出器案内管7aと7bはともに破
線で示す中性子吸収材12a,12b,12cが容器を最近接
点付近を避けるように配置されている。なお、中性子吸
収材としては通常カドミウムシートが利用されることが
多い。
【0055】一方、中性子検出器案内管7cの中には図
1(B)で示すように中性子反射体(単に反射体とも呼
ぶことにする)Rの容器長手方向の幅より検出範囲の短
い短尺型の中性子検出器がキャンペーン中でも自在に移
動させ、中性子を計測するようになっている。
1(B)で示すように中性子反射体(単に反射体とも呼
ぶことにする)Rの容器長手方向の幅より検出範囲の短
い短尺型の中性子検出器がキャンペーン中でも自在に移
動させ、中性子を計測するようになっている。
【0056】ミキサセトラの中性子増倍率(k)の変化
は異常時でも一般にゆるやかであることが知られている
ため、中性子計測時間は1点当たり数分程度かけても差
支えない。中性子検出器は短尺化して検出効率がある程
度低下しても差支えない。また、容器と中性子検出器案
内管7cとの間には中性子吸収材12cのシートが配置さ
れていても一般に許容できることが多い。
は異常時でも一般にゆるやかであることが知られている
ため、中性子計測時間は1点当たり数分程度かけても差
支えない。中性子検出器は短尺化して検出効率がある程
度低下しても差支えない。また、容器と中性子検出器案
内管7cとの間には中性子吸収材12cのシートが配置さ
れていても一般に許容できることが多い。
【0057】反射体Rはセトラ部Sのうちミキサ部Mに
比較的近い場所に配置されている。反射体の容器長手方
向幅は15〜30cm程度、厚さ(上下方向)は5〜15cm程度
であり、容器幅方向(図5(A)の左右方向)の幅は少
くとも10cm以上、通常15cm以上とされる。容器1段の幅
より広くしても差支えないが、通常は15〜30cm程度とさ
れる。
比較的近い場所に配置されている。反射体の容器長手方
向幅は15〜30cm程度、厚さ(上下方向)は5〜15cm程度
であり、容器幅方向(図5(A)の左右方向)の幅は少
くとも10cm以上、通常15cm以上とされる。容器1段の幅
より広くしても差支えないが、通常は15〜30cm程度とさ
れる。
【0058】これらの寸法を、15cm×15cm×厚さ5cmよ
り小さくすれば、ポリエチレン等含水素性の反射体とし
ての機能が大幅に低下する。重水や黒鉛のような材料を
更に大きくかつ厚くしないと反射体としての作用が小さ
くなるので、含水素物質の使用が最適である。
り小さくすれば、ポリエチレン等含水素性の反射体とし
ての機能が大幅に低下する。重水や黒鉛のような材料を
更に大きくかつ厚くしないと反射体としての作用が小さ
くなるので、含水素物質の使用が最適である。
【0059】中性子計測は図6のil ,i,ir 点に対
応したd1 ,d2 ,d3 の点(図5(B)参照)で測定
され、後述する式(7) から反射体Rが存在しない場合の
後述する式(7a)から反射体Rが存在する状態でのd2 点
上部の中性子実効増倍率(k)が求められる。
応したd1 ,d2 ,d3 の点(図5(B)参照)で測定
され、後述する式(7) から反射体Rが存在しない場合の
後述する式(7a)から反射体Rが存在する状態でのd2 点
上部の中性子実効増倍率(k)が求められる。
【0060】本実施例のミキサセトラは、核燃料を処理
するミキサ部とセトラ部からなる長方箱形容器を有し、
その容器の下側に中性子減速材を配置し、中性子減速材
内で容器の長手方向に中性子検出器を挿抜移動自在とす
る中性子検出器案内管を配置し、容器の上面で中性子検
出器案内管の上部の一部に水平方向寸法で少くとも15×
15cm、厚さで少くとも5cmの中性子反射体を配置してい
る。
するミキサ部とセトラ部からなる長方箱形容器を有し、
その容器の下側に中性子減速材を配置し、中性子減速材
内で容器の長手方向に中性子検出器を挿抜移動自在とす
る中性子検出器案内管を配置し、容器の上面で中性子検
出器案内管の上部の一部に水平方向寸法で少くとも15×
15cm、厚さで少くとも5cmの中性子反射体を配置してい
る。
【0061】中性子検出器は中性子検出器案内管内を自
在に移動し、核燃料、特にプルトニウムが放出する一次
中性子(その強度をSとする)と、それによって誘発核
分裂を起して放出された二次中性子によって形成された
中性子束(φ)を計測する。
在に移動し、核燃料、特にプルトニウムが放出する一次
中性子(その強度をSとする)と、それによって誘発核
分裂を起して放出された二次中性子によって形成された
中性子束(φ)を計測する。
【0062】得られた計数率はφと比例するので、ここ
では中性子計数率と中性子束を同義語として使用するこ
とにする。中性子増倍率としては実効増倍率keff を対
象とする。一般のkeff 値は臨界に近い原子炉を対象と
して使用されている。
では中性子計数率と中性子束を同義語として使用するこ
とにする。中性子増倍率としては実効増倍率keff を対
象とする。一般のkeff 値は臨界に近い原子炉を対象と
して使用されている。
【0063】炉物理学上の常識としては、中性子増倍体
系を一つのkeff 値で表すことになっているが、ミキサ
セトラのように核燃料液体の層が薄く、中性子の漏洩す
る確率が大きく、しかもk(keff )値が 1.0(臨界)
より大幅に小さい場合には、いわゆる中性子的な結合作
用が近くにしか波及しないため、k値は局所的に変化す
るものとして考えてはじめて物理的な意味を生じるもの
である。
系を一つのkeff 値で表すことになっているが、ミキサ
セトラのように核燃料液体の層が薄く、中性子の漏洩す
る確率が大きく、しかもk(keff )値が 1.0(臨界)
より大幅に小さい場合には、いわゆる中性子的な結合作
用が近くにしか波及しないため、k値は局所的に変化す
るものとして考えてはじめて物理的な意味を生じるもの
である。
【0064】このような背景のもとに、中性子束(=中
性子計数率)φ、中性子源強度S、実効増倍率kとの間
には比例計数αを介して、 φ=αS/(1−k) …(3) なる関係にあることが未臨界中性子増倍体系に対する一
点炉モデルの理論から導かれることはよく知られてい
る。
性子計数率)φ、中性子源強度S、実効増倍率kとの間
には比例計数αを介して、 φ=αS/(1−k) …(3) なる関係にあることが未臨界中性子増倍体系に対する一
点炉モデルの理論から導かれることはよく知られてい
る。
【0065】以下、式(3) を出発点として、外部から人
為的に人工中性子源を導入することなく、核燃料自体が
放出する自発中性子を内部中性子源として利用しなが
ら、その強度を知らなくても測定位置またはその近傍の
“局所的”なk値を求める方法を簡単な図と式を用いて
説明する。
為的に人工中性子源を導入することなく、核燃料自体が
放出する自発中性子を内部中性子源として利用しなが
ら、その強度を知らなくても測定位置またはその近傍の
“局所的”なk値を求める方法を簡単な図と式を用いて
説明する。
【0066】図6はミキサセトラの長手方向の縦断面を
簡略化して示したものである。容器1の上側には局所的
に中性子反射体が配置されている。容器1の下側には中
性子減速材6が配置されており、その中性子減速材6内
に中性子検出器案内管7が配置されている。中性子検出
器16としては一般に反射体の長手方向幅より短いものを
使用する。
簡略化して示したものである。容器1の上側には局所的
に中性子反射体が配置されている。容器1の下側には中
性子減速材6が配置されており、その中性子減速材6内
に中性子検出器案内管7が配置されている。中性子検出
器16としては一般に反射体の長手方向幅より短いものを
使用する。
【0067】中性子検出器が反射体の下側に配置されて
いる場合をi、反射体の下側から離れた左側および右側
の場合をil ,ir とすると、式(1) から、il ,i,
ir位置ではS値は一定であり、式(3a),(3b),(3c)と
書ける。“°”マークは反射体がないことを示してい
る。
いる場合をi、反射体の下側から離れた左側および右側
の場合をil ,ir とすると、式(1) から、il ,i,
ir位置ではS値は一定であり、式(3a),(3b),(3c)と
書ける。“°”マークは反射体がないことを示してい
る。
【0068】
【数1】
【0069】i位置で中性子反射体が存在しない場合を
式(3d)で示す。
式(3d)で示す。
【数2】
【0070】反射体の長手方向幅を15〜30cm程度とした
場合には、反射体がないときのφおよびkのil 点とi
r 点の値とは差が小さいため、単純平均でi点のφおよ
びk値を表わす(近似する)ことができる。すなわち、
場合には、反射体がないときのφおよびkのil 点とi
r 点の値とは差が小さいため、単純平均でi点のφおよ
びk値を表わす(近似する)ことができる。すなわち、
【数3】
【0071】したがって、式(4a)〜(4c)を式(3d)式に代
入して使用することとする。すなわち、
入して使用することとする。すなわち、
【数4】
【0072】両式の比をとると次式が得られる。すなわ
ち、
ち、
【数5】
【0073】ここで、 は測定量であり、 またはkiのいずれか一方が求める量である。
【0074】 は、反射体を中性子検出器と反対側(上側)に配置する
ため、 1.0に比較的近い値でありほぼ一定値となる。し
たがって正確に理論計算で求めることができる。式(5)
右辺では とkiの2つの未知数があるため、いずれか一方を消去
することにする。いま仮に を求めることにする。
ため、 1.0に比較的近い値でありほぼ一定値となる。し
たがって正確に理論計算で求めることができる。式(5)
右辺では とkiの2つの未知数があるため、いずれか一方を消去
することにする。いま仮に を求めることにする。
【0075】いま、Riを定義すると、
【数6】
【0076】この値は中性子のもれない確率の比である
ことが、1点炉モデルの臨界方程式からわかる。反射体
の有り無しで容器内の中性子スペクトルは殆ど変化しな
いため無限増倍率も殆ど変化しない。したがって式(6)
はもれない確率の比となり、理論計算からRi値は核燃
料の組成には殆ど依存せず一定となることがわかってい
る。ただRi値はミキサセトラの位置によっては変化す
る可能性があり、その点を考慮して理論計算によりRi
値が求められる。
ことが、1点炉モデルの臨界方程式からわかる。反射体
の有り無しで容器内の中性子スペクトルは殆ど変化しな
いため無限増倍率も殆ど変化しない。したがって式(6)
はもれない確率の比となり、理論計算からRi値は核燃
料の組成には殆ど依存せず一定となることがわかってい
る。ただRi値はミキサセトラの位置によっては変化す
る可能性があり、その点を考慮して理論計算によりRi
値が求められる。
【0077】式(6) を式(5) に代入して について解くと式(7) で示す公式が得られる。すなわ
ち、
ち、
【数7】
【0078】逆に の代りにkiで解いてもよい。すると式(7a)が得られ
る。
る。
【数8】
【0079】すなわち、式(7) によって 、式(7a)によってki(反射体あり)の場合の“局所的
な”中性子実効増倍率(k)を求めることができる。な
お、式(7a)はミキサセトラが臨界に近づくような場合、
いち早く臨界に近づくため、臨界近傍の警報を発生させ
るのに好都合である。
な”中性子実効増倍率(k)を求めることができる。な
お、式(7a)はミキサセトラが臨界に近づくような場合、
いち早く臨界に近づくため、臨界近傍の警報を発生させ
るのに好都合である。
【0080】なお、本実施例では反射体Rを比較的ミキ
サ部Mの近傍に配置したが、これは図5(C)から理解
できるように流れの上下方向ゆれが生じにくく、精度が
比較的高いことが期待されるためである。しかしながら
反射体Rをミキサ部から大きく離れた位置に置いても当
然差支えない。
サ部Mの近傍に配置したが、これは図5(C)から理解
できるように流れの上下方向ゆれが生じにくく、精度が
比較的高いことが期待されるためである。しかしながら
反射体Rをミキサ部から大きく離れた位置に置いても当
然差支えない。
【0081】図7は第2の発明における第2の実施例を
示すものであり、図5(A)に対応する幅方向縦断面図
である。図5に示す第1の実施例と異なる点は、このミ
キサセトラは小型であり、ルーチン用のプロセスモニタ
としての中性子検出器案内管7aが1本だけしか配置さ
れていない点にある。したがって本発明を実施する中性
子検出器案内管7cは7aの下側に配置されており、第
1実施例と同様にして中性子実効増倍率(k)が式(7)
と式(7a)により求められる。
示すものであり、図5(A)に対応する幅方向縦断面図
である。図5に示す第1の実施例と異なる点は、このミ
キサセトラは小型であり、ルーチン用のプロセスモニタ
としての中性子検出器案内管7aが1本だけしか配置さ
れていない点にある。したがって本発明を実施する中性
子検出器案内管7cは7aの下側に配置されており、第
1実施例と同様にして中性子実効増倍率(k)が式(7)
と式(7a)により求められる。
【0082】図8は第2の発明における第3実施例を示
すものであり、図5(A)に対応する幅方向縦断面図で
ある。図5の場合と同様にこの構成は比較的大型のミキ
サセトラに適用するのに適している。中性子検出器案内
管7cの上部に反射体Rが配置されており、中性子検出
器案内管7bの上方には反射体は配置されていない。
すものであり、図5(A)に対応する幅方向縦断面図で
ある。図5の場合と同様にこの構成は比較的大型のミキ
サセトラに適用するのに適している。中性子検出器案内
管7cの上部に反射体Rが配置されており、中性子検出
器案内管7bの上方には反射体は配置されていない。
【0083】中性子検出器案内管7b内に配置される中
性子検出器はルーチン的にプロセスモニタを行うもので
あり、中性子検出器案内管7c内に配置される中性子検
出器は短尺ものとされ、キャンペーン中必要に応じて中
性子検出器案内管7c内を移動させて中性子実効増倍率
(k)が式(7) と式(7a)により求められる。なお、移動
する必要がない期間は所定位置に置いてルーチン的にプ
ロセスモニタとして使用される。図8中、Snは中性子
源案内管に挿入される中性子源を示している。
性子検出器はルーチン的にプロセスモニタを行うもので
あり、中性子検出器案内管7c内に配置される中性子検
出器は短尺ものとされ、キャンペーン中必要に応じて中
性子検出器案内管7c内を移動させて中性子実効増倍率
(k)が式(7) と式(7a)により求められる。なお、移動
する必要がない期間は所定位置に置いてルーチン的にプ
ロセスモニタとして使用される。図8中、Snは中性子
源案内管に挿入される中性子源を示している。
【0084】近年は中性子検出器としてposition-sensi
tive counterが開発されており、電気波形の弁別によ
り、短尺の中性子検出器を直列に配列したときの任意位
置の中性子束を測定することが可能となっており、図8
の中性子検出器案内管7c内に挿入すれば、ルーチン的
なプロセスモニタと本実施例に係る実効増倍率の測定を
同時に行うことができる。
tive counterが開発されており、電気波形の弁別によ
り、短尺の中性子検出器を直列に配列したときの任意位
置の中性子束を測定することが可能となっており、図8
の中性子検出器案内管7c内に挿入すれば、ルーチン的
なプロセスモニタと本実施例に係る実効増倍率の測定を
同時に行うことができる。
【0085】また、この図では、中性子検出器の動作特
性や検出感度校正を必要に応じて中性子源(Sn)を用
いて行うことができるように構成されている。
性や検出感度校正を必要に応じて中性子源(Sn)を用
いて行うことができるように構成されている。
【0086】次に図9から図11を参照して第3および第
5の発明に係る実施例について説明する。図9は第1の
実施例であり、図9(A)は図12(A)に対応するミキ
サセトラ1段の幅方向縦断面図であり、図9(B)のA
−A縦断面図、図9(B)は図12(C)に対応するミキ
サセトラ1段の長手方向縦断面図であり、図9(A)の
B−B縦断面図である。
5の発明に係る実施例について説明する。図9は第1の
実施例であり、図9(A)は図12(A)に対応するミキ
サセトラ1段の幅方向縦断面図であり、図9(B)のA
−A縦断面図、図9(B)は図12(C)に対応するミキ
サセトラ1段の長手方向縦断面図であり、図9(A)の
B−B縦断面図である。
【0087】長方箱形容器1は天井板、区画壁(側板)
2および底板5から形成され、ミキサセトラ本体を構成
している。容器1内には図12(C)で示すように水相8
および油相9が流れている。水相8または水相9のいず
れか一方は核燃料液体である。
2および底板5から形成され、ミキサセトラ本体を構成
している。容器1内には図12(C)で示すように水相8
および油相9が流れている。水相8または水相9のいず
れか一方は核燃料液体である。
【0088】容器1の下側には中性子減速材6が配置さ
れ、その中性子減速材6内を容器1の長手方向に沿って
2本の中性子検出器案内管7a,7bと本実施例におけ
る中性子吸収材・中性子源案内管15(以下線源吸収材案
内管という)が平行かつ隣接して配置されている。
れ、その中性子減速材6内を容器1の長手方向に沿って
2本の中性子検出器案内管7a,7bと本実施例におけ
る中性子吸収材・中性子源案内管15(以下線源吸収材案
内管という)が平行かつ隣接して配置されている。
【0089】これらの案内管のうち7aと7bは通常の
プロセスをモニタする図示しない中性子検出器が配置さ
れており、キャンペーン中は一般に移動させないで核燃
料液体から漏洩してくる中性子を計測している。
プロセスをモニタする図示しない中性子検出器が配置さ
れており、キャンペーン中は一般に移動させないで核燃
料液体から漏洩してくる中性子を計測している。
【0090】プロセスモニタとしての中性子計数率を高
めるために、各案内管と容器との最近接部近傍には中性
子吸収材12a,12bが取り除かれており、特に熱中性子
に対して窓を形成している。
めるために、各案内管と容器との最近接部近傍には中性
子吸収材12a,12bが取り除かれており、特に熱中性子
に対して窓を形成している。
【0091】一方、中性子源案内管15内にはキャンペー
ン中でも中性子吸収材、弱い中性子源を装着した中性子
吸収材、あるいは中性子吸収材を装着した中性子検出器
が自在に挿抜でき、本実施例の目的を達成することがで
きる。中性子吸収材を装着した中性子検出器は本実施例
の目的達成の他、さらに中性子も検出できるため、別の
用途として活用可能となる。
ン中でも中性子吸収材、弱い中性子源を装着した中性子
吸収材、あるいは中性子吸収材を装着した中性子検出器
が自在に挿抜でき、本実施例の目的を達成することがで
きる。中性子吸収材を装着した中性子検出器は本実施例
の目的達成の他、さらに中性子も検出できるため、別の
用途として活用可能となる。
【0092】上記実施例のミキサセトラには前述したよ
うに核燃料を処理するミキサ部とセトラ部からなる長方
箱形容器と、その下側に中性子減速材を配置し、その内
部に中性子検出器を配置するとともに、中性子源案内管
と中性子検出器の近傍約5cm以内で中性子減速材内に中
性子吸収材案内管が設けられている。したがって、キャ
ンペーンに先立ち中性子源を用いた中性子検出装置の校
正試験を行うことが容易にできる。
うに核燃料を処理するミキサ部とセトラ部からなる長方
箱形容器と、その下側に中性子減速材を配置し、その内
部に中性子検出器を配置するとともに、中性子源案内管
と中性子検出器の近傍約5cm以内で中性子減速材内に中
性子吸収材案内管が設けられている。したがって、キャ
ンペーンに先立ち中性子源を用いた中性子検出装置の校
正試験を行うことが容易にできる。
【0093】また、キャンペーン中は弱い中性子源を含
む中性子吸収材を、通常用いられる含水素中性子減速
材、通常ポリエチレンで構成された中性子減速材内で中
性子検出器から熱中性子拡散距離(約 2.5cm)の約2倍
以内の距離で移動することができるので、中性子計数率
がプルトニウムからの中性子を計数している際の計数率
からあまり上昇しない条件で中性子検出装置の校正試験
を行うことができる。
む中性子吸収材を、通常用いられる含水素中性子減速
材、通常ポリエチレンで構成された中性子減速材内で中
性子検出器から熱中性子拡散距離(約 2.5cm)の約2倍
以内の距離で移動することができるので、中性子計数率
がプルトニウムからの中性子を計数している際の計数率
からあまり上昇しない条件で中性子検出装置の校正試験
を行うことができる。
【0094】もし、中性子計数率が大幅に上昇すると、
ミキサセトラによってはアラームあるいはスクラム信号
が発生してキャンペーンを中断しなければならない場
合、まはそれを避けるためにバイパスキーを特設しなけ
ればならなくなり、操作ミスの原因となることも考えら
れるが、本実施例によれば、それら予想されるトラブル
をも回避することができる。
ミキサセトラによってはアラームあるいはスクラム信号
が発生してキャンペーンを中断しなければならない場
合、まはそれを避けるためにバイパスキーを特設しなけ
ればならなくなり、操作ミスの原因となることも考えら
れるが、本実施例によれば、それら予想されるトラブル
をも回避することができる。
【0095】なお、熱中性子拡散距離の約2倍以上離れ
た位置では中性子吸収材による熱中性子束の歪みは殆ど
無視される程小さくなるが、本実施例ではこの歪みを利
用するため、中性子検出器から中性子減速材の熱中性子
拡散距離の2倍以内の位置において中性子吸収材を移動
自在となるよう構成されている。
た位置では中性子吸収材による熱中性子束の歪みは殆ど
無視される程小さくなるが、本実施例ではこの歪みを利
用するため、中性子検出器から中性子減速材の熱中性子
拡散距離の2倍以内の位置において中性子吸収材を移動
自在となるよう構成されている。
【0096】次に、本実施例の作用を説明する。キャン
ペーンに先立って行われる中性子源を用いた校正試験で
は強度既知の中性子源を用い、詳細な中性子輸送計算の
助けを借りて中性子検出装置の感度評価が行われ、その
手法は炉物理実験や解析の専門家は対象条件に応じて実
施することができるので、ここでは主にキャンペーン中
の校正試験について説明する。
ペーンに先立って行われる中性子源を用いた校正試験で
は強度既知の中性子源を用い、詳細な中性子輸送計算の
助けを借りて中性子検出装置の感度評価が行われ、その
手法は炉物理実験や解析の専門家は対象条件に応じて実
施することができるので、ここでは主にキャンペーン中
の校正試験について説明する。
【0097】中性子検出器としては通常熱中性子に特に
高感度ないわゆる熱中性子検出器が用いられる。熱中性
子検出器は熱外中性子にも若干感度を有するが、ミキサ
セトラの測定位置では熱外中性子成分は通常熱中性子成
分に比べて低く、結局熱外中性子を検出する割合は相当
小さいため、ここでは簡単のため熱中性子のみを考える
ことにする。
高感度ないわゆる熱中性子検出器が用いられる。熱中性
子検出器は熱外中性子にも若干感度を有するが、ミキサ
セトラの測定位置では熱外中性子成分は通常熱中性子成
分に比べて低く、結局熱外中性子を検出する割合は相当
小さいため、ここでは簡単のため熱中性子のみを考える
ことにする。
【0098】ここで、(1) キャンペーン(正規データC
1 取得)中、(2) キャンペーン中でしかも校正のために
中性子吸収材を中性子検出器の近傍に配置した場合、
(3) 弱い中性子源を付加した中性子吸収材を中性子検出
器の近傍に配置した場合の3ケースを考える。
1 取得)中、(2) キャンペーン中でしかも校正のために
中性子吸収材を中性子検出器の近傍に配置した場合、
(3) 弱い中性子源を付加した中性子吸収材を中性子検出
器の近傍に配置した場合の3ケースを考える。
【0099】この3ケースに対応する中性子検出装置の
計数率をC1 ,C2 ,C3 とする。また、C2 /C1 比
をRとし、弱い中性子源に伴なう中性子計数率の上昇分
をCs とすると、次の2つの式が成り立つ。 C2 =RC1 …(8) C3 =RC1 +Cs …(9)
計数率をC1 ,C2 ,C3 とする。また、C2 /C1 比
をRとし、弱い中性子源に伴なう中性子計数率の上昇分
をCs とすると、次の2つの式が成り立つ。 C2 =RC1 …(8) C3 =RC1 +Cs …(9)
【0100】弱い中性子源を付加した中性子吸収材を中
性子検出器に近づけてもキャンペーン中の中性子計数率
C1 より大きくならない条件を想定すると、 C1 −C3 =C1 (1−R)−Cs ≧0 …(10) となる。Rの値は理論計算により求めることができる。
C1 は実際の運転条件に対して評価することができるの
で、上の条件を満足できるようにCs の値、したがって
弱い中性子源の強度を決定することができる。また(8),
(9) 両式から、 C3 −C2 =Cs …(11) と書ける。
性子検出器に近づけてもキャンペーン中の中性子計数率
C1 より大きくならない条件を想定すると、 C1 −C3 =C1 (1−R)−Cs ≧0 …(10) となる。Rの値は理論計算により求めることができる。
C1 は実際の運転条件に対して評価することができるの
で、上の条件を満足できるようにCs の値、したがって
弱い中性子源の強度を決定することができる。また(8),
(9) 両式から、 C3 −C2 =Cs …(11) と書ける。
【0101】ここで、中性子検出装置に異常が発生した
場合を想定する。すなわち、アンプのゲイン変動、ディ
スクリセットずれが生じてノイズを計測したいガンマ線
を計測した場合を考えると、C1 およびC2 に一定の計
数率のバイアスが発生し、その結果、式(8) のR値が変
化するので異常が発見できる。
場合を想定する。すなわち、アンプのゲイン変動、ディ
スクリセットずれが生じてノイズを計測したいガンマ線
を計測した場合を考えると、C1 およびC2 に一定の計
数率のバイアスが発生し、その結果、式(8) のR値が変
化するので異常が発見できる。
【0102】ノイズの発生がなく、ゲインが低下したり
ディスクリセット値が上昇した場合を考えるとC1 とC
2 との比は変化せず、したがって式(8) のR値により異
常を発見することはできないが、式(11)のCs 値は異常
が発生する以前、例えばキャンペーンに先立って基準値
として測定しておけば、その値は異常時には変化するた
め異常を発見することができる。
ディスクリセット値が上昇した場合を考えるとC1 とC
2 との比は変化せず、したがって式(8) のR値により異
常を発見することはできないが、式(11)のCs 値は異常
が発生する以前、例えばキャンペーンに先立って基準値
として測定しておけば、その値は異常時には変化するた
め異常を発見することができる。
【0103】ケース(1) と(3) の校正試験を行う場合に
は、 C1 −C3 =(1−R)C1 +Cs …(12) と書ける。ここで前述のようにノイズやガンマ線の計数
が生じた場合を考えると、Cs にキャンペーンに先立つ
測定値を用いれば、C1 ,C3 ともに同一のバイアス計
数率(バックグラウンド計数率)δが加わり、式(5)
は、 C1 −C3 =(1−R’)(C1 +δ)−Cs …(12a) となる。
は、 C1 −C3 =(1−R)C1 +Cs …(12) と書ける。ここで前述のようにノイズやガンマ線の計数
が生じた場合を考えると、Cs にキャンペーンに先立つ
測定値を用いれば、C1 ,C3 ともに同一のバイアス計
数率(バックグラウンド計数率)δが加わり、式(5)
は、 C1 −C3 =(1−R’)(C1 +δ)−Cs …(12a) となる。
【0104】式(12)と式(12a) の左辺は等しいため、R
はR’に変化しなければ両式を等しくすることができな
い。すなわち、R値があらかじめ理論計算等で求めた値
から変化するのでこのような異常を発見することができ
る。また、式(12)をC1 で割って式(13)をつくる。 (C1 −C3 )/C1 =(1−R)−(Cs /C1 ) …(13)
はR’に変化しなければ両式を等しくすることができな
い。すなわち、R値があらかじめ理論計算等で求めた値
から変化するのでこのような異常を発見することができ
る。また、式(12)をC1 で割って式(13)をつくる。 (C1 −C3 )/C1 =(1−R)−(Cs /C1 ) …(13)
【0105】ここで、前述のようにノイズの発生がな
く、ゲインが低下したりディスクリセット値が上昇した
場合を考えると、式(6) 左辺は一定であり、Cs /C1
比は変化するため、R値を変えないと式(6) は成り立た
なくなる。R値は本来変わるべき値ではないため、Cs
/C1 が変化を生じれば異常であることがわかる。
く、ゲインが低下したりディスクリセット値が上昇した
場合を考えると、式(6) 左辺は一定であり、Cs /C1
比は変化するため、R値を変えないと式(6) は成り立た
なくなる。R値は本来変わるべき値ではないため、Cs
/C1 が変化を生じれば異常であることがわかる。
【0106】以上説明したように、前記3ケースの校正
試験を行うことが最も好ましいが、(1) と(3) でも、概
ね同じ目的が達成できる。キャンペーン中の校正試験で
中性子源使用に伴い中性子計数率の上昇が許容できる場
合には(3) において中性子吸収材を除外することもでき
る。また、(1) と(2) でもある程度本発明の目的が達成
できる。
試験を行うことが最も好ましいが、(1) と(3) でも、概
ね同じ目的が達成できる。キャンペーン中の校正試験で
中性子源使用に伴い中性子計数率の上昇が許容できる場
合には(3) において中性子吸収材を除外することもでき
る。また、(1) と(2) でもある程度本発明の目的が達成
できる。
【0107】図10は第3の発明の第2の実施例を示すも
のであり、図10(A)は(B)のA−A縦断面図、図10
(B)は(A)のB−B縦断面図であり、それぞれ図10
(A)は図9(A)と図10(B)は図10(B)と対応し
ている。
のであり、図10(A)は(B)のA−A縦断面図、図10
(B)は(A)のB−B縦断面図であり、それぞれ図10
(A)は図9(A)と図10(B)は図10(B)と対応し
ている。
【0108】この第2の実施例では2本の中性子検出器
案内管7a,7bがある程度例えば10cm以上離れて容器
1の長手方向に平行に配置されている。中性子源案内管
15a,15bは中性子検出器案内管7a,7bに対応して
隣接されている。すなわち、7aは15aに、7bは15b
にそれぞれ隣接配置されている。
案内管7a,7bがある程度例えば10cm以上離れて容器
1の長手方向に平行に配置されている。中性子源案内管
15a,15bは中性子検出器案内管7a,7bに対応して
隣接されている。すなわち、7aは15aに、7bは15b
にそれぞれ隣接配置されている。
【0109】中性子検出器案内管7a,7b内には図10
(B)に示したようにそれぞれ直列に2本ずつの中性子
検出器16a,16bが配置されているが、本実施例ではさ
らに校正用中性子源案内管17が設けられている。
(B)に示したようにそれぞれ直列に2本ずつの中性子
検出器16a,16bが配置されているが、本実施例ではさ
らに校正用中性子源案内管17が設けられている。
【0110】キャンペーンに先立って、この校正用中性
子源案内管17内で校正用中性子源を挿抜すると中性子検
出器案内管7a,7b内に中性子検出器を配置したま
ま、その動作試験や校正試験を行うことができる。キャ
ンペーン中にはこの中で中性子検出器を挿抜すれば長手
方向の核燃料液体の状況を監視することができる。
子源案内管17内で校正用中性子源を挿抜すると中性子検
出器案内管7a,7b内に中性子検出器を配置したま
ま、その動作試験や校正試験を行うことができる。キャ
ンペーン中にはこの中で中性子検出器を挿抜すれば長手
方向の核燃料液体の状況を監視することができる。
【0111】なお、校正用中性子源案内管17を通常の中
性子源案内管として使用する場合には、この案内管17は
容器1の上側に配置することもできる。
性子源案内管として使用する場合には、この案内管17は
容器1の上側に配置することもできる。
【0112】このような構成はミキサセトラが比較的大
型の場合に有用である。中性子源案内管15a,15bによ
り本実施例の目的を達成できるのは第1実施例の場合と
同様である。
型の場合に有用である。中性子源案内管15a,15bによ
り本実施例の目的を達成できるのは第1実施例の場合と
同様である。
【0113】図11は第3の発明の第3の実施例を示すも
のであり、図11(A)は(B)のA−A矢視縦断面図、
図11(B)は(A)のB−B矢視縦断面図であり、それ
ぞれ図11(A)は図10(A)と図11(B)は図10(B)
と対応している。
のであり、図11(A)は(B)のA−A矢視縦断面図、
図11(B)は(A)のB−B矢視縦断面図であり、それ
ぞれ図11(A)は図10(A)と図11(B)は図10(B)
と対応している。
【0114】図11が図10と異なる点はミキサセトラの幅
が狭いため1段当たり1本の中性子検出器案内管7aが
長手方向に配列され、それに隣接して中性子源案内管15
aが配置されており、本実施例の目的を達している。さ
らに隣接する2段の容器の境界の下側には図10の場合と
同様に校正用中性子源案内管17が設けられている。
が狭いため1段当たり1本の中性子検出器案内管7aが
長手方向に配列され、それに隣接して中性子源案内管15
aが配置されており、本実施例の目的を達している。さ
らに隣接する2段の容器の境界の下側には図10の場合と
同様に校正用中性子源案内管17が設けられている。
【0115】キャンペーンに先立って、この校正用中性
子源案内管17内の校正用中性子源を挿抜することによ
り、隣接する2段に設けられている中性子検出器案内管
7a内に中性子検出器を配置したまま、それらの動作試
験や校正試験を行うことができる。校正用中性子源案内
管17の上下方向の高さに大きな条件はなく、容器1の上
側や中性子減速材の下側に配置することも可能である。
子源案内管17内の校正用中性子源を挿抜することによ
り、隣接する2段に設けられている中性子検出器案内管
7a内に中性子検出器を配置したまま、それらの動作試
験や校正試験を行うことができる。校正用中性子源案内
管17の上下方向の高さに大きな条件はなく、容器1の上
側や中性子減速材の下側に配置することも可能である。
【0116】
【発明の効果】本発明によれば、ミキサセトラ内に核燃
料液体が存在する場合でも、それに伴う中性子増倍の影
響を殆ど受けることなく中性子検出器の校正ができるミ
キサセトラが得られる。また、中性子源を使用しない
で、キャンペーン中にも中性子増倍率を測定することが
できる。さらに、キャンペーンに先立ち所定位置で中性
子検出器の校正ができ、キャンペーン中でも中性子検出
器の動作テストや校正を可能とする。
料液体が存在する場合でも、それに伴う中性子増倍の影
響を殆ど受けることなく中性子検出器の校正ができるミ
キサセトラが得られる。また、中性子源を使用しない
で、キャンペーン中にも中性子増倍率を測定することが
できる。さらに、キャンペーンに先立ち所定位置で中性
子検出器の校正ができ、キャンペーン中でも中性子検出
器の動作テストや校正を可能とする。
【図1】(A)は第1の発明に係るミキサセトラの第1
の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB−
B矢視方向を切断して示す断面図。
の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB−
B矢視方向を切断して示す断面図。
【図2】(A)は図1における変形例を示す縦断面図、
(B)は(A)におけるB−B矢視方向を切断して示す
断面図。
(B)は(A)におけるB−B矢視方向を切断して示す
断面図。
【図3】(A)は第1の発明に係るミキサセトラの第2
の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB−
B矢視方向を切断して示す断面図。
の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB−
B矢視方向を切断して示す断面図。
【図4】(A)は第1の発明に係るミキサセトラの第3
の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB−
B矢視方向を切断して示す断面図。
の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB−
B矢視方向を切断して示す断面図。
【図5】(A)は第2の発明に係るミキサセトラの第1
の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB−
B矢視方向を切断して示す断面図。
の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB−
B矢視方向を切断して示す断面図。
【図6】図5におけるミキサセトラの作用を説明するた
めの縦断面図。
めの縦断面図。
【図7】第2の発明に係るミキサセトラの第2の実施例
を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
【図8】第2の発明に係るミキサセトラの第3の実施例
を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
【図9】(A)は第3の発明に係るミキサセトラの第1
の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB−
B矢視方向を切断して示す断面図。
の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB−
B矢視方向を切断して示す断面図。
【図10】(A)は第3の発明に係るミキサセトラの第
2の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB
−B矢視方向を切断して示す断面図。
2の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB
−B矢視方向を切断して示す断面図。
【図11】(A)は第3の発明に係るミキサセトラの第
3の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB
−B矢視方向を切断して示す断面図。
3の実施例を示す縦断面図、(B)は(A)におけるB
−B矢視方向を切断して示す断面図。
【図12】(A)は従来のミキサセトラを概略的に示す
立面図、(B)は(A)の平面図、(C)は(B)のC
−C矢視方向を切断して示す縦断面図。
立面図、(B)は(A)の平面図、(C)は(B)のC
−C矢視方向を切断して示す縦断面図。
1…容器、2…区画壁、3…攪拌羽根、4…回転軸、5
…底板、6…中性子減速材、7,7a,7b…中性子検
出器案内管、8…水相、9…油相、10…混合相、11…液
面、12,12a,12b,12c…中性子吸収材、13,13a,
13b…吸収材のない部分、14…対称軸、15,15a,15
b,…中性子源案内管、16,16a,16b…中性子検出
器、17…校正用中性子源案内管。
…底板、6…中性子減速材、7,7a,7b…中性子検
出器案内管、8…水相、9…油相、10…混合相、11…液
面、12,12a,12b,12c…中性子吸収材、13,13a,
13b…吸収材のない部分、14…対称軸、15,15a,15
b,…中性子源案内管、16,16a,16b…中性子検出
器、17…校正用中性子源案内管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21F 9/04 D 9216−2G
Claims (5)
- 【請求項1】 長方箱形容器内に油相および水相を混合
するミキサ部と、このミキサ部で混合された油相および
水相を分離させるセトラ部とを備えかつ前記容器内に核
燃料液体を流して液々抽出を行うミキサセトラにおい
て、前記容器の下面側に板状中性子減速材を配置し、前
記容器の底面から一定の距離を隔てた前記減速材の内部
に中性子検出器を配置し、前記容器の底面の外側(下
側)で中性子検出器と前記容器底面との距離が最小とな
る一定の範囲を除く部位に中性子吸収材を板状に配置す
るとともに、前記中性子減速材の内部または前記容器と
反対側(下側)の前記中性子減速材の外側で前記容器底
面までの最短距離の位置を中心とした前記中性子吸収材
が配置された位置に中性子源を挿抜自在に配置したこと
を特徴とするミキサセトラ。 - 【請求項2】 長方箱形容器内に油相および水相を混合
するミキサ部と、このミキサ部で混合された油相および
水相を分離させるセトラ部とを備えかつ前記容器内に核
燃料液体を流して液々抽出を行うミキサセトラにおい
て、前記容器の下面側に中性子減速材を配置し、前記中
性子減速材内で前記容器の長手方向に中性子検出器を挿
抜自在に中性子検出器案内管を配置するとともに、前記
容器の上面で前記中性子検出器案内管の上部の一部に中
性子反射体を配置したことを特徴とするミキサセトラ。 - 【請求項3】 長方箱形容器内に油相および水相を混合
するミキサ部と、このミキサ部で混合された油相および
水相を分離させるセトラ部とを備えかつ前記容器内に核
燃料液体を流して液々抽出を行うミキサセトラにおい
て、前記容器の下面側に中性子減速材を配置し、前記中
性子減速材内に中性子検出器を配置するとともに、挿抜
自在に中性子源案内管を前記容器の上面または前記中性
子減速材内に配置し、かつ挿抜自在に校正用中性子源を
案内する校正用中性子源案内管を前記減速材内で前記中
性子検出器の近傍に配置したことを特徴とするミキサセ
トラ。 - 【請求項4】 請求項2記載のミキサセトラにおいて、
前記容器の上面に中性子反射体を配置した位置の下側お
よびその位置の近傍で前記中性子反射体を配置していな
い位置の下側の前記中性子検出器案内管内で中性子計数
率を測定してその比率を求め、この比率を理論計算等で
求めたパラメータを介して反射体を配置した位置または
その近傍の中性子増倍率を求めることを特徴とするミキ
サセトラの中性子増倍率測定方法。 - 【請求項5】 請求項3記載のミキサセトラにおいて、
核燃料を処理するキャンペーンに先立ち中性子源を中性
子源案内管内を移動させて中性子検出器の感度および動
作特性を測定し、キャンペーン中は中性子吸収材もしく
は中性子源を含む中性子吸収材の少くともいずれか一方
を中性子検出器近傍に設けた前記中性子源案内管内を移
動させて中性子検出器の動作状態を監視することを特徴
とするミキサセトラの中性子検出装置の校正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9939592A JPH05297184A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | ミキサセトラと、その中性子増倍率測定方法および中性子検出装置の校正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9939592A JPH05297184A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | ミキサセトラと、その中性子増倍率測定方法および中性子検出装置の校正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05297184A true JPH05297184A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14246313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9939592A Pending JPH05297184A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | ミキサセトラと、その中性子増倍率測定方法および中性子検出装置の校正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05297184A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9778384B1 (en) * | 2016-05-24 | 2017-10-03 | Thermo Fisher Scientific Messtechnik Gmbh | Method of operational status verification for a neutron detecting device |
| CN110729063A (zh) * | 2019-09-23 | 2020-01-24 | 中国核电工程有限公司 | 一种核燃料后处理中混合澄清槽的临界安全控制方法 |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP9939592A patent/JPH05297184A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9778384B1 (en) * | 2016-05-24 | 2017-10-03 | Thermo Fisher Scientific Messtechnik Gmbh | Method of operational status verification for a neutron detecting device |
| CN110729063A (zh) * | 2019-09-23 | 2020-01-24 | 中国核电工程有限公司 | 一种核燃料后处理中混合澄清槽的临界安全控制方法 |
| CN110729063B (zh) * | 2019-09-23 | 2022-11-15 | 中国核电工程有限公司 | 一种核燃料后处理中混合澄清槽的临界安全控制方法 |
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