JPH05299182A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JPH05299182A JPH05299182A JP4098396A JP9839692A JPH05299182A JP H05299182 A JPH05299182 A JP H05299182A JP 4098396 A JP4098396 A JP 4098396A JP 9839692 A JP9839692 A JP 9839692A JP H05299182 A JPH05299182 A JP H05299182A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】少ない始動エネルギーで確実に放電灯を起動し
てアーク放電に移行させ、短寿命などの放電灯へのダメ
ージを防止する。 【構成】パルス条件第1制御手段5は、放電灯9への通
電状態を検出し、通電後の時間経過とともに放電灯9に
印加する始動パルスの高さを低下させつつパルスエネル
ギーを増加させる。パルス条件第2制御手段6は、放電
灯9の消灯後の発光管内部状態を安定点灯時の状態との
差として検出し、この状態変化量が大きくなるとともに
放電灯に印加する始動パルスの高さを増加させつつパル
スエネルギーを減少させる。点灯状態検出手段7は、パ
ルス条件第2制御手段6の前段に接続され、再始動時、
消灯時の放電灯の発光管内の封入ガスの状態が、安定点
灯時の状態からどの程度ずれているかを検出し、パルス
条件第2制御手段6の動作を制限する。これら検出手段
の出力で始動パルスの高さと投入エネルギーを制御す
る。
てアーク放電に移行させ、短寿命などの放電灯へのダメ
ージを防止する。 【構成】パルス条件第1制御手段5は、放電灯9への通
電状態を検出し、通電後の時間経過とともに放電灯9に
印加する始動パルスの高さを低下させつつパルスエネル
ギーを増加させる。パルス条件第2制御手段6は、放電
灯9の消灯後の発光管内部状態を安定点灯時の状態との
差として検出し、この状態変化量が大きくなるとともに
放電灯に印加する始動パルスの高さを増加させつつパル
スエネルギーを減少させる。点灯状態検出手段7は、パ
ルス条件第2制御手段6の前段に接続され、再始動時、
消灯時の放電灯の発光管内の封入ガスの状態が、安定点
灯時の状態からどの程度ずれているかを検出し、パルス
条件第2制御手段6の動作を制限する。これら検出手段
の出力で始動パルスの高さと投入エネルギーを制御す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電灯を始動する(起動
しアークを形成する)放電灯点灯装置に関する。
しアークを形成する)放電灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドランプのように起動電圧
が高い放電灯を起動して点灯させる従来の点灯装置の一
例を図12に示す。図12において、1は交流電源、2はス
イッチ、3は限流素子、10は始動パルス発生手段、11は
電源回路、8は点灯検出回路、9は放電灯である。図13
は図12の電源回路11と始動パルス発生手段10の詳細を示
す回路図である。図13において、始動パルス発生手段10
は高電圧発生回路10aとスイッチ10b、オッシレータ10
c、トランス10dから構成され、高電圧発生回路10aは
オッシレータ10alとトランスT2、トランジスタQ
4、ダイオードD12とコンデンサC9から構成される。
が高い放電灯を起動して点灯させる従来の点灯装置の一
例を図12に示す。図12において、1は交流電源、2はス
イッチ、3は限流素子、10は始動パルス発生手段、11は
電源回路、8は点灯検出回路、9は放電灯である。図13
は図12の電源回路11と始動パルス発生手段10の詳細を示
す回路図である。図13において、始動パルス発生手段10
は高電圧発生回路10aとスイッチ10b、オッシレータ10
c、トランス10dから構成され、高電圧発生回路10aは
オッシレータ10alとトランスT2、トランジスタQ
4、ダイオードD12とコンデンサC9から構成される。
【0003】このように構成された従来の放電点灯装置
の動作を図14のタイミングチャートを参照して説明す
る。スイッチ2が図14の(R) に示すように投入される
と、交流電源1が限流素子3、始動パルス発生手段10を
介して、放電灯9に印加される。一方、交流電源1は電
源回路11に供給され、電源回路11内のダイオードD11と
コンデンサC8で整流平滑され、直流に変換される。こ
のようにスイッチ2がONとなると、電源回路11には直
流電圧が発生し、電源回路11の出力は始動パルス発生手
段10内の高電圧発生回路10aに供給される。高電圧発生
回路10aではこの電圧を受け、オッシレータ10alが発
振動作を開始し、トランジスタQ4をON/OFFさ
せ、トランスT2の一次側に電流を供給する。この結
果、トランスT2の二次側にトランスT2の一次/二次
間に巻数比に比例した高い電圧を発生する。この高電圧
はダイオードD12とコンデンサC9で整流平滑され、直
流の高電圧となる。コンデンサC9は起動期間中に端子
電圧が低下しないように大きな容量のものが用いられ
る。
の動作を図14のタイミングチャートを参照して説明す
る。スイッチ2が図14の(R) に示すように投入される
と、交流電源1が限流素子3、始動パルス発生手段10を
介して、放電灯9に印加される。一方、交流電源1は電
源回路11に供給され、電源回路11内のダイオードD11と
コンデンサC8で整流平滑され、直流に変換される。こ
のようにスイッチ2がONとなると、電源回路11には直
流電圧が発生し、電源回路11の出力は始動パルス発生手
段10内の高電圧発生回路10aに供給される。高電圧発生
回路10aではこの電圧を受け、オッシレータ10alが発
振動作を開始し、トランジスタQ4をON/OFFさ
せ、トランスT2の一次側に電流を供給する。この結
果、トランスT2の二次側にトランスT2の一次/二次
間に巻数比に比例した高い電圧を発生する。この高電圧
はダイオードD12とコンデンサC9で整流平滑され、直
流の高電圧となる。コンデンサC9は起動期間中に端子
電圧が低下しないように大きな容量のものが用いられ
る。
【0004】高電圧発生回路10aからの直流高電圧はス
イッチ10bでオッシレータ10cからのパルス信号により
ON/OFFされる。オッシレータ10cからの信号でス
イッチ10bがONになると、コンデンサC9の電荷がト
ランス10dの一次側を通じて瞬時に流れる。トランス10
dは巻数比に比例して、この一次電圧を昇圧して10kV〜
15kvの高電圧パルスを発生する。このような動作を繰り
返し、放電灯9に同じ高さで同じパルスエネルギーの高
電圧パルス列を印加して起動しアーク放電に移行させ
る。放電灯が始動すると、限流素子3を通じて交流電源
1が供給され、点灯を維持する。放電灯9が一旦点灯す
ると、点灯検出回路8が動作し(図14の(S))、始動パ
ルス発生手段10の動作を停止する。すなわち、放電灯9
には図14の(T) で示すような高さがV1と一定な始動パ
ルスが印加される。点灯検出手段としては、放電灯9か
らの光出力や、ランプ電圧値の低下を検出すればよい。
また、始動パルスの発生を停止するには、オッシレータ
10a1またはオッシレータ10cの動作を停止すればよ
い。
イッチ10bでオッシレータ10cからのパルス信号により
ON/OFFされる。オッシレータ10cからの信号でス
イッチ10bがONになると、コンデンサC9の電荷がト
ランス10dの一次側を通じて瞬時に流れる。トランス10
dは巻数比に比例して、この一次電圧を昇圧して10kV〜
15kvの高電圧パルスを発生する。このような動作を繰り
返し、放電灯9に同じ高さで同じパルスエネルギーの高
電圧パルス列を印加して起動しアーク放電に移行させ
る。放電灯が始動すると、限流素子3を通じて交流電源
1が供給され、点灯を維持する。放電灯9が一旦点灯す
ると、点灯検出回路8が動作し(図14の(S))、始動パ
ルス発生手段10の動作を停止する。すなわち、放電灯9
には図14の(T) で示すような高さがV1と一定な始動パ
ルスが印加される。点灯検出手段としては、放電灯9か
らの光出力や、ランプ電圧値の低下を検出すればよい。
また、始動パルスの発生を停止するには、オッシレータ
10a1またはオッシレータ10cの動作を停止すればよ
い。
【0005】このように、従来の点灯装置では、図14に
示すように、スイッチ2がONするごとに、冷間始動時
(長時間放電灯を消灯した後、点灯した状態で図14の
(イ) に示す場合)や、冷間始動時に短時間のOFF/O
Nを行った場合(図14 の(ロ)に示す場合)や、熱間始
動時、(安定点灯状態で1秒程度OFFののち再度点灯
させたときで図14の(ハ)に示す場合や、30秒程度OFF
させたのち再度点灯させたときで図14の(ニ) に示す場
合)に、同一高さで同一パルスエネルギーの始動パルス
を点灯と判断されるまで放電灯9に図14の(T) に示すよ
うに印加する。
示すように、スイッチ2がONするごとに、冷間始動時
(長時間放電灯を消灯した後、点灯した状態で図14の
(イ) に示す場合)や、冷間始動時に短時間のOFF/O
Nを行った場合(図14 の(ロ)に示す場合)や、熱間始
動時、(安定点灯状態で1秒程度OFFののち再度点灯
させたときで図14の(ハ)に示す場合や、30秒程度OFF
させたのち再度点灯させたときで図14の(ニ) に示す場
合)に、同一高さで同一パルスエネルギーの始動パルス
を点灯と判断されるまで放電灯9に図14の(T) に示すよ
うに印加する。
【0006】また、特願平3−294720号に示すよ
うに、放電ランプの点灯状態に応じて、始動パルスの高
さのみ変化させ、高電圧パルス印加による放電ランプに
対するダメージを少なくする方法も提案されている。
うに、放電ランプの点灯状態に応じて、始動パルスの高
さのみ変化させ、高電圧パルス印加による放電ランプに
対するダメージを少なくする方法も提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、数気圧程度の高
圧のキセノンガスを封入したメタルハライドランプが開
発されており、このランプを始動するには、従来のよう
な高い始動電圧に加え、アーク放電を安定に形成するた
め始動時に高い始動エネルギーが必要である。従来の放
電灯点灯装置では、始動パルスのエネルギーは高電圧電
源の出力電圧と出力コンデンサC9の容量およびトラン
スT2のインダクタンスで一義的に決定されていた。そ
こで、放電灯の始動を確実に行わせるため、放電灯内の
電極間が最もブレークダウンしにくい条件により、始動
パルスのエネルギーが決定されていた。この結果、放電
灯が起動しやすい状態のとき、たとえば消灯直後のよう
に、封入ガスが活性化しているときは、放電灯に過大の
始動パルスが印加されることになり、放電灯の電極損耗
や外管バルブへのストレスが大きくなっていた。さら
に、放電灯の電気特性の変化や光出力の低下、短寿命の
原因となっていた。また、始動パルスの高さを制御した
場合、パルス高さの減少とともにパルスエネルギーも減
少するため、熱間始動時は、電極間のブレークダウンは
起こるがアークの形成に移行せず、始動しないという問
題があった。
圧のキセノンガスを封入したメタルハライドランプが開
発されており、このランプを始動するには、従来のよう
な高い始動電圧に加え、アーク放電を安定に形成するた
め始動時に高い始動エネルギーが必要である。従来の放
電灯点灯装置では、始動パルスのエネルギーは高電圧電
源の出力電圧と出力コンデンサC9の容量およびトラン
スT2のインダクタンスで一義的に決定されていた。そ
こで、放電灯の始動を確実に行わせるため、放電灯内の
電極間が最もブレークダウンしにくい条件により、始動
パルスのエネルギーが決定されていた。この結果、放電
灯が起動しやすい状態のとき、たとえば消灯直後のよう
に、封入ガスが活性化しているときは、放電灯に過大の
始動パルスが印加されることになり、放電灯の電極損耗
や外管バルブへのストレスが大きくなっていた。さら
に、放電灯の電気特性の変化や光出力の低下、短寿命の
原因となっていた。また、始動パルスの高さを制御した
場合、パルス高さの減少とともにパルスエネルギーも減
少するため、熱間始動時は、電極間のブレークダウンは
起こるがアークの形成に移行せず、始動しないという問
題があった。
【0008】本発明は上記問題を解決するもので、少な
い始動エネルギーで確実に放電灯を始動してアーク放電
に移行させることのできる放電灯点灯装置を提供するこ
とを目的とするものである。
い始動エネルギーで確実に放電灯を始動してアーク放電
に移行させることのできる放電灯点灯装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の放電灯点灯装置は、放電灯の起動直後はパル
スの高さが必要であり、その後はアーク形成のためパル
スエネルギーを増加させる必要があることに着目し、放
電灯への交流電流の通電状態を検出し、通電後の時間経
過とともに始動パルスを制御するパルス条件第1制御手
段を設け、この出力で放電灯に印加する始動パルスの高
さを低下させつつ始動パルスエネルギーを増加させ、少
ない起動エネルギーで放電灯を確実に始動させる(起動
しアークを形成させる)ようにしたものである。
に本発明の放電灯点灯装置は、放電灯の起動直後はパル
スの高さが必要であり、その後はアーク形成のためパル
スエネルギーを増加させる必要があることに着目し、放
電灯への交流電流の通電状態を検出し、通電後の時間経
過とともに始動パルスを制御するパルス条件第1制御手
段を設け、この出力で放電灯に印加する始動パルスの高
さを低下させつつ始動パルスエネルギーを増加させ、少
ない起動エネルギーで放電灯を確実に始動させる(起動
しアークを形成させる)ようにしたものである。
【0010】また、放電灯の始動エネルギーが消灯直後
は低く、その後の発光管封入ガスの冷却にともない、増
加することに着目し、放電灯の消灯後の発光管内部状態
を、安定点灯時の状態との差として検出して始動パルス
を制御するパルス条件第2制御手段を設け、この状態変
化量が大きくなるとともに放電灯に印加する始動パルス
の高さを増加させつつ始動パルスエネルギーを減少さ
せ、放電灯を点灯した後、短時間消灯して点灯したとき
(以下再始動時と呼ぶ)、少ない始動エネルギーで放電
灯を確実に始動させるようにしたものである。
は低く、その後の発光管封入ガスの冷却にともない、増
加することに着目し、放電灯の消灯後の発光管内部状態
を、安定点灯時の状態との差として検出して始動パルス
を制御するパルス条件第2制御手段を設け、この状態変
化量が大きくなるとともに放電灯に印加する始動パルス
の高さを増加させつつ始動パルスエネルギーを減少さ
せ、放電灯を点灯した後、短時間消灯して点灯したとき
(以下再始動時と呼ぶ)、少ない始動エネルギーで放電
灯を確実に始動させるようにしたものである。
【0011】さらに、再始動時、消灯時の放電灯の発光
管内の封入ガスの状態が、安定点灯時の状態からどの程
度ずれているかを検出する点灯状態検出手段を設け、こ
の点灯状態検出手段をパルス条件第2制御手段の前段に
接続し、安定点灯時からのずれが大きくなるに従い、始
動パルスの高さを増加させつつ始動パルスエネルギーを
減少させるように動作させ、点灯直後に頻繁に再始動時
させたときでも、少ない起動エネルギーで放電灯を確実
に起動させるようにしたものである。
管内の封入ガスの状態が、安定点灯時の状態からどの程
度ずれているかを検出する点灯状態検出手段を設け、こ
の点灯状態検出手段をパルス条件第2制御手段の前段に
接続し、安定点灯時からのずれが大きくなるに従い、始
動パルスの高さを増加させつつ始動パルスエネルギーを
減少させるように動作させ、点灯直後に頻繁に再始動時
させたときでも、少ない起動エネルギーで放電灯を確実
に起動させるようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明は、上記した構成により、放電灯への電
源供給を受け、時間経過とともに変化する信号に変換し
て捕らえ、この信号を始動パルス発生手段に印加し、時
間経過とともに、発生する始動パルスの高さを減少させ
つつパルスエネルギーを増加させ、放電灯に印加して確
実に始動させる。
源供給を受け、時間経過とともに変化する信号に変換し
て捕らえ、この信号を始動パルス発生手段に印加し、時
間経過とともに、発生する始動パルスの高さを減少させ
つつパルスエネルギーを増加させ、放電灯に印加して確
実に始動させる。
【0013】また、消灯後、再始動までの放電灯発行管
内の封入ガスの変化を検出し、消灯後の変化量を信号と
して捕らえ、この信号を始動パルス発生手段に印加し、
消灯後の変化量の増加とともに、発生する始動パルスの
高さを増加させつつパルスエネルギーを減少させ、放電
灯に印加して確実に再始動させる。
内の封入ガスの変化を検出し、消灯後の変化量を信号と
して捕らえ、この信号を始動パルス発生手段に印加し、
消灯後の変化量の増加とともに、発生する始動パルスの
高さを増加させつつパルスエネルギーを減少させ、放電
灯に印加して確実に再始動させる。
【0014】さらに、点灯後、放電灯の発光管内の封入
ガスの状態が、安定点灯時からどの程度ずれているかを
信号として捕らえ、この信号により前記消灯後の変化量
検出信号に制限を加えて始動パルス発生手段に印加し、
発生する始動パルスのエネルギーを、点灯後の安定点灯
状態からの変化量の増加に反比例して減少させる。この
始動パルスを放電灯に印加して確実に始動させる。
ガスの状態が、安定点灯時からどの程度ずれているかを
信号として捕らえ、この信号により前記消灯後の変化量
検出信号に制限を加えて始動パルス発生手段に印加し、
発生する始動パルスのエネルギーを、点灯後の安定点灯
状態からの変化量の増加に反比例して減少させる。この
始動パルスを放電灯に印加して確実に始動させる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の放電灯点灯装置の一実施例を
添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実
施例の放電灯点灯装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は交流電源、2はスイッチ、3は限流
素子、4は限流素子3と放電灯9の間に介装された始動
パルス発生回路である。5はスイッチ2と始動パルス発
生回路4の間に接続されたパルス条件第1制御手段で、
放電灯9への交流電源1の通電状態を検出して始動パル
ス発生手段4を制御する。6はパルス条件第2制御手段
で、消灯後の放電灯の安定点灯時からの状態変化量を検
出して始動パルス発生手段4を制御する。7はパルス条
件第2制御手段の前段に接続された点灯状態検出手段
で、放電灯9への通電後の状態を検出してパルス条件第
2制御手段6の動作を制限する。8は点灯検出回路であ
る。
添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実
施例の放電灯点灯装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は交流電源、2はスイッチ、3は限流
素子、4は限流素子3と放電灯9の間に介装された始動
パルス発生回路である。5はスイッチ2と始動パルス発
生回路4の間に接続されたパルス条件第1制御手段で、
放電灯9への交流電源1の通電状態を検出して始動パル
ス発生手段4を制御する。6はパルス条件第2制御手段
で、消灯後の放電灯の安定点灯時からの状態変化量を検
出して始動パルス発生手段4を制御する。7はパルス条
件第2制御手段の前段に接続された点灯状態検出手段
で、放電灯9への通電後の状態を検出してパルス条件第
2制御手段6の動作を制限する。8は点灯検出回路であ
る。
【0016】図2は図1のパルス条件第1制御手段5と
パルス条件第2制御手段6、点灯状態検出手段7の具体
例を示す回路図である。また、図3は周波数が変化せず
パルス幅の変化でエネルギーを変化させる例の始動パル
ス発生手段4の具体例を示す回路図である。
パルス条件第2制御手段6、点灯状態検出手段7の具体
例を示す回路図である。また、図3は周波数が変化せず
パルス幅の変化でエネルギーを変化させる例の始動パル
ス発生手段4の具体例を示す回路図である。
【0017】図3において、始動パルス発生手段4は、
高電圧発生回路4aとパルス高制御回路4b、スイッチ
4e、オッシレータ4d、パルス幅制御回路4cから構
成される。さらに、高電圧発生回路4aは、オッシレー
タ4alとトランジスタQ3、トランスT1、ダイオー
ドD6、コンデンサC4から構成され、パルス高制御回
路4bは、抵抗R5とトランジスタQ1、Q2、コンデ
ンサC5から構成される。また、パルス幅制御回路4c
は、電圧比較器VCとフィリップフロップFF、ダイオ
ードD7、D8、D9、D10、コンデンサC6、C7と
抵抗R6、R7、R8、R10から構成される。
高電圧発生回路4aとパルス高制御回路4b、スイッチ
4e、オッシレータ4d、パルス幅制御回路4cから構
成される。さらに、高電圧発生回路4aは、オッシレー
タ4alとトランジスタQ3、トランスT1、ダイオー
ドD6、コンデンサC4から構成され、パルス高制御回
路4bは、抵抗R5とトランジスタQ1、Q2、コンデ
ンサC5から構成される。また、パルス幅制御回路4c
は、電圧比較器VCとフィリップフロップFF、ダイオ
ードD7、D8、D9、D10、コンデンサC6、C7と
抵抗R6、R7、R8、R10から構成される。
【0018】図2において、パルス条件第1検出手段5
は電源回路5aと点灯後経過時間検出回路5bとから構
成され、さらに、電源回路5aはダイオードD1とコン
デンサC1とから構成され、点灯後経過時間検出回路5
bは抵抗R1、R2、ダイオードD2、D3、コンデン
サC2から構成される。パルス条件第2制御手段6は消
灯時間検出回路6aから構成され、消灯時間検出回路6
aはダイオードD5と抵抗R4で構成された例を示して
いる。また、点灯状態検出手段7はランプ安定状態検出
回路7aで構成され、ランプ安定状態検出回路7aはダ
イオードD4と抵抗R3、コンデンサC3で構成された
例を示している。図2の実施例は、ランプの点灯状態を
放電灯9への通電時間で検出する例を示し、放電灯9へ
の通電状態検出手段はパルス条件第1検出手段5内の電
源回路5aと共用させている。
は電源回路5aと点灯後経過時間検出回路5bとから構
成され、さらに、電源回路5aはダイオードD1とコン
デンサC1とから構成され、点灯後経過時間検出回路5
bは抵抗R1、R2、ダイオードD2、D3、コンデン
サC2から構成される。パルス条件第2制御手段6は消
灯時間検出回路6aから構成され、消灯時間検出回路6
aはダイオードD5と抵抗R4で構成された例を示して
いる。また、点灯状態検出手段7はランプ安定状態検出
回路7aで構成され、ランプ安定状態検出回路7aはダ
イオードD4と抵抗R3、コンデンサC3で構成された
例を示している。図2の実施例は、ランプの点灯状態を
放電灯9への通電時間で検出する例を示し、放電灯9へ
の通電状態検出手段はパルス条件第1検出手段5内の電
源回路5aと共用させている。
【0019】このように構成された本実施例の放電灯点
灯装置の動作について図6と図7のタイミングチャート
を参照して説明する。ここで、まず放電灯の冷間始動時
の通電後の経過時間とブレークダウン電圧および投入エ
ネルギーの関係と、熱間始動時の消灯後の経過時とブレ
ークダウン電圧および投入エネルギーの関係とをそれぞ
れ図4と図5を用いて説明する。
灯装置の動作について図6と図7のタイミングチャート
を参照して説明する。ここで、まず放電灯の冷間始動時
の通電後の経過時間とブレークダウン電圧および投入エ
ネルギーの関係と、熱間始動時の消灯後の経過時とブレ
ークダウン電圧および投入エネルギーの関係とをそれぞ
れ図4と図5を用いて説明する。
【0020】図4は、高圧のキセノンガスを封入したメ
タルハライドランプのように、高い始動電圧に加え、ア
ーク放電を安定に形成するため始動時に高い始動エネル
ギーが必要とする放電灯の冷間始動時(ランプが十分冷
えきっているとき)、始動パルスを印加し続けたときの
電源投入後の経過時間tO とブレークダウン電圧VDお
よび投入エネルギーWDの関係を示す一般的な特性図で
ある。点灯初期は放電灯発光管内の封入ガスが活性化さ
れていないため、ブレークダウンに高い電圧(10〜15k
V程度)が必要であるが、投入エネルギーは低くてよ
い。始動パルスを印加し続けると、ブレークダウンが起
こらなくても封入ガスが活性化され、低い電圧でブレー
クダウンするようになってくる。ブレークダウン電圧の
低下度は始動パルスの印加周期にも関係するが、数十m
s程度である。ブレークダウン後、アーク放電に移行さ
せるためには、放電ランプにブレークダウン時以上にエ
ネルギーの投入が必要である。このとき、パルスの高さ
は放電ランプに連続的にパルスを印加するため、放電ラ
ンプの端子間電圧よりも高ければよい。
タルハライドランプのように、高い始動電圧に加え、ア
ーク放電を安定に形成するため始動時に高い始動エネル
ギーが必要とする放電灯の冷間始動時(ランプが十分冷
えきっているとき)、始動パルスを印加し続けたときの
電源投入後の経過時間tO とブレークダウン電圧VDお
よび投入エネルギーWDの関係を示す一般的な特性図で
ある。点灯初期は放電灯発光管内の封入ガスが活性化さ
れていないため、ブレークダウンに高い電圧(10〜15k
V程度)が必要であるが、投入エネルギーは低くてよ
い。始動パルスを印加し続けると、ブレークダウンが起
こらなくても封入ガスが活性化され、低い電圧でブレー
クダウンするようになってくる。ブレークダウン電圧の
低下度は始動パルスの印加周期にも関係するが、数十m
s程度である。ブレークダウン後、アーク放電に移行さ
せるためには、放電ランプにブレークダウン時以上にエ
ネルギーの投入が必要である。このとき、パルスの高さ
は放電ランプに連続的にパルスを印加するため、放電ラ
ンプの端子間電圧よりも高ければよい。
【0021】図5は熱間始動時(ランプが十分安定点灯
しているときに一旦ランプを消灯し、再び投入したと
き)の消灯後の経過時間t1 とブレークダウン電圧VD
および投入エネルギーWDの関係を示す特性図である。
一般に、t0 とt1 の間にはt 0 <<t1 の関係があ
る。消灯直後は放電灯発光管内の封入ガスの温度が高い
ため、活性化されており、ブレークダウン電圧は低いが
アーク放電に移行させるためには、活性化された封入ガ
スに打ち勝つだけのエネルギー投入が必要である。消灯
後の時間が経過するに従い、封入ガスの活性度が低下
し、ブレークダウン電圧は上昇するが少ない投入エネル
ギー量でよい。一般に、プレークダウン電圧と投入エネ
ルギー量が冷間始動時程度に復帰するには、30秒から90
秒程度かかることが実験で確認されている。本実施例
は、高圧キセノンガスを封入したメタルハライドランプ
のように始動時に高い電圧と投入エネルギーが必要な放
電灯のこのような2つの特性を利用したものである。
しているときに一旦ランプを消灯し、再び投入したと
き)の消灯後の経過時間t1 とブレークダウン電圧VD
および投入エネルギーWDの関係を示す特性図である。
一般に、t0 とt1 の間にはt 0 <<t1 の関係があ
る。消灯直後は放電灯発光管内の封入ガスの温度が高い
ため、活性化されており、ブレークダウン電圧は低いが
アーク放電に移行させるためには、活性化された封入ガ
スに打ち勝つだけのエネルギー投入が必要である。消灯
後の時間が経過するに従い、封入ガスの活性度が低下
し、ブレークダウン電圧は上昇するが少ない投入エネル
ギー量でよい。一般に、プレークダウン電圧と投入エネ
ルギー量が冷間始動時程度に復帰するには、30秒から90
秒程度かかることが実験で確認されている。本実施例
は、高圧キセノンガスを封入したメタルハライドランプ
のように始動時に高い電圧と投入エネルギーが必要な放
電灯のこのような2つの特性を利用したものである。
【0022】次に、スイッチ2が図6の(A) のように種
々の条件で始動・再始動(ON)投入されたとき、スイ
ッチ2に接続されたパルス条件第1制御手段5の電源回
路5aが動作し、電源回路5aに接続された始動パルス
発生手段4の高電圧発生回路4aが動作して直流の高電
圧を発生する。この動作は図12、図13の従来例と同じで
ある。図6で(イ)(ロ)は冷間始動時を、(ハ)(ニ)は熱間始動
時を表す。なお、(ロ)(ハ)(ニ) は再始動時を示している。
電源回路5aではコンデンサC1への充電時定数をミリ
秒以下となるよう設定しておく。この結果、(イ)(ロ)(ハ)
(ニ)の投入条件に関わらず、電源回路5aの出力はスイ
ッチ2が投入されるとほぼ同時に立ち上がる。電源回路
5aの出力は点灯後経過時間検出回路5bに供給され
る。点灯後経過時間検出回路5bでは抵抗R2とコンデ
ンサC2からなる積分回路でこの入力を積分し、図6の
(B) に示す出力Vbを得る。このとき、抵抗R2とコン
デンサC2で決定される時定数を、図4の点灯後の経過
時間t0 とブレークダウン電圧VDの関係で示されるブ
レークダウン電圧VDの低下特性に合わせておく。一
方、電源がOFFになったときは、コンデンサC2の電
荷はダイオードD3と抵抗R1で急速放電され、電源の
速いON/OFF動作に対してもコンデンサC2の端子
電圧は同一時間に立ち上がる。このように、図6の(イ)
(ロ)(ハ)(ニ)のような種々の条件で始動・再始動が行われ
ても、コンデンサC2の端子電圧は図6の(B)のように
同一の変化を示す。
々の条件で始動・再始動(ON)投入されたとき、スイ
ッチ2に接続されたパルス条件第1制御手段5の電源回
路5aが動作し、電源回路5aに接続された始動パルス
発生手段4の高電圧発生回路4aが動作して直流の高電
圧を発生する。この動作は図12、図13の従来例と同じで
ある。図6で(イ)(ロ)は冷間始動時を、(ハ)(ニ)は熱間始動
時を表す。なお、(ロ)(ハ)(ニ) は再始動時を示している。
電源回路5aではコンデンサC1への充電時定数をミリ
秒以下となるよう設定しておく。この結果、(イ)(ロ)(ハ)
(ニ)の投入条件に関わらず、電源回路5aの出力はスイ
ッチ2が投入されるとほぼ同時に立ち上がる。電源回路
5aの出力は点灯後経過時間検出回路5bに供給され
る。点灯後経過時間検出回路5bでは抵抗R2とコンデ
ンサC2からなる積分回路でこの入力を積分し、図6の
(B) に示す出力Vbを得る。このとき、抵抗R2とコン
デンサC2で決定される時定数を、図4の点灯後の経過
時間t0 とブレークダウン電圧VDの関係で示されるブ
レークダウン電圧VDの低下特性に合わせておく。一
方、電源がOFFになったときは、コンデンサC2の電
荷はダイオードD3と抵抗R1で急速放電され、電源の
速いON/OFF動作に対してもコンデンサC2の端子
電圧は同一時間に立ち上がる。このように、図6の(イ)
(ロ)(ハ)(ニ)のような種々の条件で始動・再始動が行われ
ても、コンデンサC2の端子電圧は図6の(B)のように
同一の変化を示す。
【0023】点灯後経過時間検出回路5bの出力は始動
パルス発生手段4のパルス高制御回路4bに印加され、
トランジスタQ1のベースに供給される。ここで、トラ
ンジスタQ1が増幅モードで動作するように設定し、ト
ランジスタQ1のコレクタは、高電圧発生回路4aの出
力に抵抗R5を介して接続されたコンデンサC5に接続
しておく。したがってコンデンサC5には、高電圧発生
回路4aの出力を抵抗R5とトランジスタQ1の動作時
の等価抵抗で分割された電圧(図6の(E) に示す電圧)
が発生する。すなわち、コンデンサC2の端子電圧が低
い点灯直後は高い電圧が、コンデンサC2の端子電圧が
高くなると低い電圧が発生する。
パルス発生手段4のパルス高制御回路4bに印加され、
トランジスタQ1のベースに供給される。ここで、トラ
ンジスタQ1が増幅モードで動作するように設定し、ト
ランジスタQ1のコレクタは、高電圧発生回路4aの出
力に抵抗R5を介して接続されたコンデンサC5に接続
しておく。したがってコンデンサC5には、高電圧発生
回路4aの出力を抵抗R5とトランジスタQ1の動作時
の等価抵抗で分割された電圧(図6の(E) に示す電圧)
が発生する。すなわち、コンデンサC2の端子電圧が低
い点灯直後は高い電圧が、コンデンサC2の端子電圧が
高くなると低い電圧が発生する。
【0024】点灯後経過時間検出回路5bの出力は、さ
らに、始動パルス発生手段4のパルス幅制御回路4cに
印加される。パルス幅制御回路4cでは、点灯後経過時
間検出回路5dの出力電圧値に対応してオッシレータ4
dからの繰り返し発振パルスのON時のパルス幅を変化
させる。点灯後経過時間検出回路5dの出力はダイオー
ドD7を介して抵抗R10でプルアップされ、このプルア
ップされた電圧Vpが電圧比較器VCの反転入力(-) に
加えられる。一方電圧比較器VCの非反転し入力端子
(+) には、オッシレータ4dのパルス列出力(図7の
(G) で示す)を抵抗R6とコンデンサC7からなる積分
回路で積分した電圧(図7の(J) で示す)が印加され
る。このとき、オッシレータ4dからの出力パルス波形
は、図7の(G)で示すように、パルス周期tc内に占め
るON時間tpを十分広くし、設定するパルス幅より広
くしておく。ここで、D9はオッシレータ出力が立ち下
がったとき、電圧比較器VCの(+) 端子の低下を急速化
する作用をする。
らに、始動パルス発生手段4のパルス幅制御回路4cに
印加される。パルス幅制御回路4cでは、点灯後経過時
間検出回路5dの出力電圧値に対応してオッシレータ4
dからの繰り返し発振パルスのON時のパルス幅を変化
させる。点灯後経過時間検出回路5dの出力はダイオー
ドD7を介して抵抗R10でプルアップされ、このプルア
ップされた電圧Vpが電圧比較器VCの反転入力(-) に
加えられる。一方電圧比較器VCの非反転し入力端子
(+) には、オッシレータ4dのパルス列出力(図7の
(G) で示す)を抵抗R6とコンデンサC7からなる積分
回路で積分した電圧(図7の(J) で示す)が印加され
る。このとき、オッシレータ4dからの出力パルス波形
は、図7の(G)で示すように、パルス周期tc内に占め
るON時間tpを十分広くし、設定するパルス幅より広
くしておく。ここで、D9はオッシレータ出力が立ち下
がったとき、電圧比較器VCの(+) 端子の低下を急速化
する作用をする。
【0025】電圧比較器VCの(-) 端子入力電圧Vp
が、図7の(J) に示すように、Vp=Vp1,Vp2,
Vp3(Vp1<Vp2<Vp3)と変化すると、電圧
比較器VCは(-) 端子と(+) 端子の電圧が一致した時点
で出力をHIGHレベルからLOWレベルに変化させ
る。すなわち、Vp1のときは、オッシレータ4dの出
力が立ち上がってから早いタイミングで反転し、Vp
2,Vp3となるに従い、反転までの時間が長くなり、
図7の(L)に示す出力が電圧比較器VCから得られる。
この信号はフィリップフロップFFのリセット入力(Rバ
ー) に印加される。オッシレータ4dの出力はコンデン
サC7と抵抗R8からなる微分回路で微分され、抵抗R
7でプルアップされ、ダイオードD10で負パルスのみ選
択され、図7の(K) に示す信号となって、フィリップフ
ロップFFのセット入力(Sバー) に印加される。この結
果、フィリップフロップFFの出力Qからは図7の(H)
に示すパルス列が得られる。すなわち、Vp=Vp1の
ときは短い幅tw1のパルスが、VpがVp2,Vp3
と高くなるに従い、パルス幅がtw2,tw3のように
広がる。
が、図7の(J) に示すように、Vp=Vp1,Vp2,
Vp3(Vp1<Vp2<Vp3)と変化すると、電圧
比較器VCは(-) 端子と(+) 端子の電圧が一致した時点
で出力をHIGHレベルからLOWレベルに変化させ
る。すなわち、Vp1のときは、オッシレータ4dの出
力が立ち上がってから早いタイミングで反転し、Vp
2,Vp3となるに従い、反転までの時間が長くなり、
図7の(L)に示す出力が電圧比較器VCから得られる。
この信号はフィリップフロップFFのリセット入力(Rバ
ー) に印加される。オッシレータ4dの出力はコンデン
サC7と抵抗R8からなる微分回路で微分され、抵抗R
7でプルアップされ、ダイオードD10で負パルスのみ選
択され、図7の(K) に示す信号となって、フィリップフ
ロップFFのセット入力(Sバー) に印加される。この結
果、フィリップフロップFFの出力Qからは図7の(H)
に示すパルス列が得られる。すなわち、Vp=Vp1の
ときは短い幅tw1のパルスが、VpがVp2,Vp3
と高くなるに従い、パルス幅がtw2,tw3のように
広がる。
【0026】コンデンサC5の端子電圧は、スイッチ4
eとトランス4fを介して、放電灯9に印加される。ス
イッチ4eをオッシレータ4dを用いて、早い周期でO
N/OFFすれば、点灯後経過時間検出回路5bの出力
特性に対応したパルス高さとパルス幅を有する始動パル
ス(図6の(I) で示す)が放電灯9に印加され、放電灯
を起動し、放電アークへの移行を促進する。コンデンサ
C5以降の始動パルス発生メカニズムは従来の技術と同
様である。放電灯が始動すると、限流素子3を通じて交
流電源1が供給され、点灯を維持する。放電灯9が一旦
点灯すると、点灯検出回路8が動作し、図6の(F) に示
すような信号を発生して始動パルス発生回路4へ供給
し、オッシレータ4dの動作を停止する。このように本
実施例では、放電灯への電圧供給時間の経過に合わせて
最適な始動パルスを印加することができる。
eとトランス4fを介して、放電灯9に印加される。ス
イッチ4eをオッシレータ4dを用いて、早い周期でO
N/OFFすれば、点灯後経過時間検出回路5bの出力
特性に対応したパルス高さとパルス幅を有する始動パル
ス(図6の(I) で示す)が放電灯9に印加され、放電灯
を起動し、放電アークへの移行を促進する。コンデンサ
C5以降の始動パルス発生メカニズムは従来の技術と同
様である。放電灯が始動すると、限流素子3を通じて交
流電源1が供給され、点灯を維持する。放電灯9が一旦
点灯すると、点灯検出回路8が動作し、図6の(F) に示
すような信号を発生して始動パルス発生回路4へ供給
し、オッシレータ4dの動作を停止する。このように本
実施例では、放電灯への電圧供給時間の経過に合わせて
最適な始動パルスを印加することができる。
【0027】一方、電源回路5aの出力はランプ安定状
態検出回路7aに供給される。ランプ安定状態検出回路
7aでは、電源回路5aからの電圧を抵抗R3とコンデ
ンサC3からなる時定数で積分する。この時定数は、点
灯後経過時間検出回路5bの時定数より長く設定し、放
電灯発光管の電源投入後の熱慣牲、すなわち、温度上昇
特性にあわせておく。この結果、ランプ安定状態検出回
路7aからは図6の(C) に示すように、電源投入後、緩
やかに立ち上がる電圧信号が得られる。
態検出回路7aに供給される。ランプ安定状態検出回路
7aでは、電源回路5aからの電圧を抵抗R3とコンデ
ンサC3からなる時定数で積分する。この時定数は、点
灯後経過時間検出回路5bの時定数より長く設定し、放
電灯発光管の電源投入後の熱慣牲、すなわち、温度上昇
特性にあわせておく。この結果、ランプ安定状態検出回
路7aからは図6の(C) に示すように、電源投入後、緩
やかに立ち上がる電圧信号が得られる。
【0028】次に、ランプ安定状態検出回路7aの出力
は消灯時間検出回路6aに供給される。消灯時間検出回
路6aでは、ランプ安定状態検出回路7a内のコンデン
サC3の端子電圧を受け、この電圧をダイオードD5を
介して抵抗R4で放電する。このときの放電時定数(抵
抗R4とコンデンサC3の容量で決定される)を、図5
に示す熱間始動時の消灯後の経過時間t1 とブレークダ
ウン電圧VDおよび投入エネルギーWDの関係の特性に
合わせておく。このように、コンデンサC3と抵抗R4
の電圧は図6の(C) と同じような(D) で示されるように
なり、交流電源1がONになったときはコンデンサC3
を充電し、電源がOFFになったときはコンデンサC3
の電荷を放電する。抵抗R4の端子電圧は、パルス高制
御回路4d内のトランジスタQ2のベースに印加され、
トランジスタQ2にコレクタ電流が流れる。ここで、ト
ランジスタQ2が増幅モードで動作するように設定して
おく。トランジスタQ2のコレクタには、点灯経過時間
検出回路5bの動作の場合と同様に、高電圧発生回路4
aの出力に抵抗R5を介して接続されたコンデンサC5
に接続しておく。すなわち、トランジスタQ2はトラン
ジスタQ1に並列接続され、さらにコンデンサC5に並
列接続される。コンデンサC5には、高電圧発生回路4
aの出力を抵抗R5とトランジスタQ2の動作時の等価
抵抗で分割された電圧(図6の(E) に示す)が発生す
る。すなわち、消灯時間検出回路6aの出力は、図6の
(ハ) のように、抵抗R4の端子電圧が高い消灯直後は低
い電圧が、図6の(イ) や(ニ) ように、冷間始動時や消灯
後の経過時間が長いときは、抵抗R4の端子電圧が低く
なり、高い電圧が発生する。コンデンサC3の電荷が十
分放電されていない冷間始動後の経過時間が短い(ロ) の
ような条件の時は、(イ) や(ニ) と(ハ) の中間の高さの電
圧となる。
は消灯時間検出回路6aに供給される。消灯時間検出回
路6aでは、ランプ安定状態検出回路7a内のコンデン
サC3の端子電圧を受け、この電圧をダイオードD5を
介して抵抗R4で放電する。このときの放電時定数(抵
抗R4とコンデンサC3の容量で決定される)を、図5
に示す熱間始動時の消灯後の経過時間t1 とブレークダ
ウン電圧VDおよび投入エネルギーWDの関係の特性に
合わせておく。このように、コンデンサC3と抵抗R4
の電圧は図6の(C) と同じような(D) で示されるように
なり、交流電源1がONになったときはコンデンサC3
を充電し、電源がOFFになったときはコンデンサC3
の電荷を放電する。抵抗R4の端子電圧は、パルス高制
御回路4d内のトランジスタQ2のベースに印加され、
トランジスタQ2にコレクタ電流が流れる。ここで、ト
ランジスタQ2が増幅モードで動作するように設定して
おく。トランジスタQ2のコレクタには、点灯経過時間
検出回路5bの動作の場合と同様に、高電圧発生回路4
aの出力に抵抗R5を介して接続されたコンデンサC5
に接続しておく。すなわち、トランジスタQ2はトラン
ジスタQ1に並列接続され、さらにコンデンサC5に並
列接続される。コンデンサC5には、高電圧発生回路4
aの出力を抵抗R5とトランジスタQ2の動作時の等価
抵抗で分割された電圧(図6の(E) に示す)が発生す
る。すなわち、消灯時間検出回路6aの出力は、図6の
(ハ) のように、抵抗R4の端子電圧が高い消灯直後は低
い電圧が、図6の(イ) や(ニ) ように、冷間始動時や消灯
後の経過時間が長いときは、抵抗R4の端子電圧が低く
なり、高い電圧が発生する。コンデンサC3の電荷が十
分放電されていない冷間始動後の経過時間が短い(ロ) の
ような条件の時は、(イ) や(ニ) と(ハ) の中間の高さの電
圧となる。
【0029】また、消灯時間検出回路6aの出力は、点
灯後経過時間検出回路5bの出力値による動作の場合と
同様に、パルス幅制御回路4cに印加される。パルス幅
制御回路4cでは、ダイオードD8を介して抵抗R10で
プルアップされ、消灯時間検出回路6aの出力電圧値に
対応してオッシレータ4dからの繰り返し発振パルスの
ON時のパルス幅を変化させる。なお、パルス幅制御回
路4cの動作は、電圧検出器VCの反転入力端子(-) へ
の入力電圧が、点灯経過時間検出回路5bの出力値から
消灯時間検出回路6aの出力値に代わるだけで、同様に
動作する。
灯後経過時間検出回路5bの出力値による動作の場合と
同様に、パルス幅制御回路4cに印加される。パルス幅
制御回路4cでは、ダイオードD8を介して抵抗R10で
プルアップされ、消灯時間検出回路6aの出力電圧値に
対応してオッシレータ4dからの繰り返し発振パルスの
ON時のパルス幅を変化させる。なお、パルス幅制御回
路4cの動作は、電圧検出器VCの反転入力端子(-) へ
の入力電圧が、点灯経過時間検出回路5bの出力値から
消灯時間検出回路6aの出力値に代わるだけで、同様に
動作する。
【0030】点灯経過時間検出回路5bの出力と消灯時
間検出回路6aの出力は、パルス高制御回路4bとパル
ス幅制御回路4c内でOR接続され、図6の(E) に示す
ように、コンデンサC2の端子電圧が低い場合や抵抗R
4の端子電圧が低い場合の影響が優先される。すなわ
ち、始動パルスが低くてよい条件やパルス幅が狭くてよ
い条件が優先され、少ないエネルギーでの始動が優先さ
れる。この結果、(イ) や(ニ) のような点灯条件のとき
は、図6の(I) の(1) ,(4) に示すように、ON直後は
電圧が高くてパルス幅が狭いパルスを印加し、時間経過
とともに電圧が低く幅の広いパルスが印加される。(ハ)
のような条件のときは、ON直後から高さが低くてパル
ス幅が広い図6の(I) の(3) に示すようなパルスが、こ
れらの中間条件の(ロ) のときは、電圧も幅も中間のパル
ス(2) が昇圧されて、トランス4fの出力に得られ、放
電灯9に印加される。
間検出回路6aの出力は、パルス高制御回路4bとパル
ス幅制御回路4c内でOR接続され、図6の(E) に示す
ように、コンデンサC2の端子電圧が低い場合や抵抗R
4の端子電圧が低い場合の影響が優先される。すなわ
ち、始動パルスが低くてよい条件やパルス幅が狭くてよ
い条件が優先され、少ないエネルギーでの始動が優先さ
れる。この結果、(イ) や(ニ) のような点灯条件のとき
は、図6の(I) の(1) ,(4) に示すように、ON直後は
電圧が高くてパルス幅が狭いパルスを印加し、時間経過
とともに電圧が低く幅の広いパルスが印加される。(ハ)
のような条件のときは、ON直後から高さが低くてパル
ス幅が広い図6の(I) の(3) に示すようなパルスが、こ
れらの中間条件の(ロ) のときは、電圧も幅も中間のパル
ス(2) が昇圧されて、トランス4fの出力に得られ、放
電灯9に印加される。
【0031】このように、本実施例によれば、放電灯へ
の電源供給を検出する点灯後経過時間検出回路5bを設
けることにより、通電後の時間経過とともに放電灯に印
加する始動パルスの高さを低下させつつパルス幅を増加
させて投入エネルギーを増加させる。また、電源投入後
の経過時間から放電灯の点灯状態を検出するランプ安定
状態検出回路7aを設けることにより、点灯後の安定点
灯状態からの変化量の増加に比例して始動パルスの高さ
を増加させつつパルス幅を減少させて投入エネルギーを
減少させる。さらに、消灯時間検出回路6aを設けるこ
とにより、消灯後の変化量の増加に比例して発生する始
動パルスの高さを増加させつつパルス幅を減少させて投
入エネルギーを減少させることにより、冷間始動や熱間
始動を繰り返したときのように、放電灯の種々の点灯状
態に対し、少ない始動エネルギーで放電灯を確実に起動
しアーク移行を確実化させることができる。
の電源供給を検出する点灯後経過時間検出回路5bを設
けることにより、通電後の時間経過とともに放電灯に印
加する始動パルスの高さを低下させつつパルス幅を増加
させて投入エネルギーを増加させる。また、電源投入後
の経過時間から放電灯の点灯状態を検出するランプ安定
状態検出回路7aを設けることにより、点灯後の安定点
灯状態からの変化量の増加に比例して始動パルスの高さ
を増加させつつパルス幅を減少させて投入エネルギーを
減少させる。さらに、消灯時間検出回路6aを設けるこ
とにより、消灯後の変化量の増加に比例して発生する始
動パルスの高さを増加させつつパルス幅を減少させて投
入エネルギーを減少させることにより、冷間始動や熱間
始動を繰り返したときのように、放電灯の種々の点灯状
態に対し、少ない始動エネルギーで放電灯を確実に起動
しアーク移行を確実化させることができる。
【0032】図8に始動パルス発生手段4の第2の実施
例を示す。図8で始動パルス発生手段4は、高電圧発牲
回路4a、パルス高制御回路4b、パルス幅制御回路4
c、オッシレータ4i、スイッチ4h,4gとトランス
4jとから構成される。ここで、高電圧発生回路4a、
パルス高制御回路4b、パルス幅制御回路4cは第1の
実施例と同一で、その動作も同じである。第1の実施例
と異なるのは、オッシレータ4iが幅の狭いパルス列と
パルス幅制御回路4cを介して幅の広いパルス列の二つ
のパルス列を出力し、二つのスイッチ4g、4hとそれ
ぞれのスイッチに二つの一次巻線を対応させたトランス
4jを備えていることである。
例を示す。図8で始動パルス発生手段4は、高電圧発牲
回路4a、パルス高制御回路4b、パルス幅制御回路4
c、オッシレータ4i、スイッチ4h,4gとトランス
4jとから構成される。ここで、高電圧発生回路4a、
パルス高制御回路4b、パルス幅制御回路4cは第1の
実施例と同一で、その動作も同じである。第1の実施例
と異なるのは、オッシレータ4iが幅の狭いパルス列と
パルス幅制御回路4cを介して幅の広いパルス列の二つ
のパルス列を出力し、二つのスイッチ4g、4hとそれ
ぞれのスイッチに二つの一次巻線を対応させたトランス
4jを備えていることである。
【0033】図8の第2の実施例の動作を図9のタイミ
ングチャートをもとに説明する。高電圧発生回路4aの
出力は分割され、一つはパルス高制御回路4bに供給さ
れ、第1実施例と同様に、点灯後の経過時間が増加する
に従い、点灯後の安定点灯状態からの変化量の増加によ
り、また、消灯後の安定点灯状態からの変化量の増加に
より、これらに対応した高電圧を出力する。この高電圧
は、オッシレータ4iの出力パルス列のうち、図9の
(M) に示す幅の狭いパルス列を用い、スイッチ4gでO
N/OFFされる。たとえば、パルス高制御回路4bの
出力電圧値が図9の(N) のVnのような変化をしたとす
ると、図9の(O) のパルス電圧と幅を持つパルスが得ら
れ、トランス4jに印加される。一方、パルス幅制御回
路4cでは、第1の実施例の動作と同様に、点灯後の経
過時間や点灯後の安定点灯状態からの変化量や、消灯後
の安定点灯状態からの変化量に対応してパルス幅を変化
させる。このパルス幅制御回路4cで高電圧発生回路4
aに接続されたスイッチ4hをON/OFFさせる。た
とえば、パルス幅制御回路4cの出力に図9の(P) のパ
ルス幅を持つパルスが得られたとすると、このパルス信
号でスイッチ4hにより高電圧発生回路4aの出力がO
N/OFFされ、図9の(P) と同じようなパルス電圧と
幅を持つパルスが得られ、トランス4jに印加される。
ングチャートをもとに説明する。高電圧発生回路4aの
出力は分割され、一つはパルス高制御回路4bに供給さ
れ、第1実施例と同様に、点灯後の経過時間が増加する
に従い、点灯後の安定点灯状態からの変化量の増加によ
り、また、消灯後の安定点灯状態からの変化量の増加に
より、これらに対応した高電圧を出力する。この高電圧
は、オッシレータ4iの出力パルス列のうち、図9の
(M) に示す幅の狭いパルス列を用い、スイッチ4gでO
N/OFFされる。たとえば、パルス高制御回路4bの
出力電圧値が図9の(N) のVnのような変化をしたとす
ると、図9の(O) のパルス電圧と幅を持つパルスが得ら
れ、トランス4jに印加される。一方、パルス幅制御回
路4cでは、第1の実施例の動作と同様に、点灯後の経
過時間や点灯後の安定点灯状態からの変化量や、消灯後
の安定点灯状態からの変化量に対応してパルス幅を変化
させる。このパルス幅制御回路4cで高電圧発生回路4
aに接続されたスイッチ4hをON/OFFさせる。た
とえば、パルス幅制御回路4cの出力に図9の(P) のパ
ルス幅を持つパルスが得られたとすると、このパルス信
号でスイッチ4hにより高電圧発生回路4aの出力がO
N/OFFされ、図9の(P) と同じようなパルス電圧と
幅を持つパルスが得られ、トランス4jに印加される。
【0034】トランス4jでは、これら二つのパルス列
を二つの一次巻線で受けて合成し、図9の(Q) に示す始
動パルスを発生して放電灯9に印加し、放電灯を始動す
る。すなわち、冷間始動時や消灯時間の長い再始動直後
は、(ヲ) のような電圧の高い幅の狭いパルスを放電灯に
印加し、時間経過とともに電圧か低下し幅が広いパルス
(ル) から(ヌ) に変化する。また、消灯時間の短い再始動
時直後は、(リ) や(ル)のような電圧が低く幅の広いパル
スを放電灯に印加し、時間経過とともに電圧が高く幅の
狭いパルス(ヲ) に変化する。さらに、冷間始動時、その
途中に短時間OFFし、その後ONさせた時は、(チ) の
ような電圧が低く幅の狭いパルスを印加する。
を二つの一次巻線で受けて合成し、図9の(Q) に示す始
動パルスを発生して放電灯9に印加し、放電灯を始動す
る。すなわち、冷間始動時や消灯時間の長い再始動直後
は、(ヲ) のような電圧の高い幅の狭いパルスを放電灯に
印加し、時間経過とともに電圧か低下し幅が広いパルス
(ル) から(ヌ) に変化する。また、消灯時間の短い再始動
時直後は、(リ) や(ル)のような電圧が低く幅の広いパル
スを放電灯に印加し、時間経過とともに電圧が高く幅の
狭いパルス(ヲ) に変化する。さらに、冷間始動時、その
途中に短時間OFFし、その後ONさせた時は、(チ) の
ような電圧が低く幅の狭いパルスを印加する。
【0035】このように、本実施例によれば、放電灯に
印加する始動パルスの高さ(電圧)と幅を独立して制御
することができ、放電灯の点灯状態に応じて始動パルス
を印加し、第1の実施例と同様の効果を得ることができ
る。なお、二つのパルスの合成タイミングを変化させ、
幅の広いパルスのピーク位置付近に幅の狭いパルスを重
畳するようにすれば、さらに効果的である。
印加する始動パルスの高さ(電圧)と幅を独立して制御
することができ、放電灯の点灯状態に応じて始動パルス
を印加し、第1の実施例と同様の効果を得ることができ
る。なお、二つのパルスの合成タイミングを変化させ、
幅の広いパルスのピーク位置付近に幅の狭いパルスを重
畳するようにすれば、さらに効果的である。
【0036】図10に点灯状態検出手段の第2の実施例を
示す。この実施例は放電灯9からの光出力を検出し、放
電灯の点灯状態を判断するものである。図10の光出力検
出回路7bとランプ安定状態検出回路7aは図1の点灯
状態検出手段7に相当する。光出力検出回路7bはフォ
トダイオードPDと電流−電圧変換増幅回路である演算
増幅器OP1とから構成される。図10において、放電灯
9からの光をフォトダイオードPDで受光し、電流−電
圧変換増幅回路である演算増幅器OP1で光電流を電圧
信号に変換する。放電灯9が冷間始動したときは放電灯
9の発光管の温度は急激には上昇しない。このため、発
光管内の封入ガスの温度も上昇せず、発光効率が低く光
出力も低い。発光管の温度が上昇してくると光出力も高
くなる。この光検出回路7bの出力をランプ安定状態検
出回路7aに入力する。ランプ安定状態検出回路7a以
降の動作は、点灯状態検出手段の第1の実施例と同一で
ある。このように、本実施例によれば、放電灯9からの
光出力を検知して発光管内の封入ガスの活性化状態を知
ることができ、これにより、始動パルスの高さと幅を制
御することにより、一旦消灯したのち再始動したとき
に、適切な高さと幅の始動パルスを印加することができ
る。
示す。この実施例は放電灯9からの光出力を検出し、放
電灯の点灯状態を判断するものである。図10の光出力検
出回路7bとランプ安定状態検出回路7aは図1の点灯
状態検出手段7に相当する。光出力検出回路7bはフォ
トダイオードPDと電流−電圧変換増幅回路である演算
増幅器OP1とから構成される。図10において、放電灯
9からの光をフォトダイオードPDで受光し、電流−電
圧変換増幅回路である演算増幅器OP1で光電流を電圧
信号に変換する。放電灯9が冷間始動したときは放電灯
9の発光管の温度は急激には上昇しない。このため、発
光管内の封入ガスの温度も上昇せず、発光効率が低く光
出力も低い。発光管の温度が上昇してくると光出力も高
くなる。この光検出回路7bの出力をランプ安定状態検
出回路7aに入力する。ランプ安定状態検出回路7a以
降の動作は、点灯状態検出手段の第1の実施例と同一で
ある。このように、本実施例によれば、放電灯9からの
光出力を検知して発光管内の封入ガスの活性化状態を知
ることができ、これにより、始動パルスの高さと幅を制
御することにより、一旦消灯したのち再始動したとき
に、適切な高さと幅の始動パルスを印加することができ
る。
【0037】図11に点灯状態検出手段の第3の実施例を
示す。この実施例は放電灯9の近傍の温度を検出し、放
電灯の点灯状態を判断するものである。図11の温度検出
回路7cとランプ安定状態検出回路7aは図1の点灯状
態検出手段7に相当する。温度検出回路7cは熱電対T
Cと非反転増幅回路である演算増幅器OP2から構成さ
れる。この方法は放電灯9の温度状態を近傍の温度とし
て直接検出するもので、点灯状態検出手段の第2の実施
例の検出手段が光出力から点灯状態を判断したのに対
し、温度からこれを判断するように変更したもので、動
作は同一である。このように、本実施例によれば、放電
灯9の近傍の温度を検知して発光管内の封入ガスの活性
化状態を知ることができ、これにより起動パルスの高さ
と幅を制御することにより、一旦消灯したのち再始動し
たときに適切な高さと幅の始動パルスを印加することが
できる。
示す。この実施例は放電灯9の近傍の温度を検出し、放
電灯の点灯状態を判断するものである。図11の温度検出
回路7cとランプ安定状態検出回路7aは図1の点灯状
態検出手段7に相当する。温度検出回路7cは熱電対T
Cと非反転増幅回路である演算増幅器OP2から構成さ
れる。この方法は放電灯9の温度状態を近傍の温度とし
て直接検出するもので、点灯状態検出手段の第2の実施
例の検出手段が光出力から点灯状態を判断したのに対
し、温度からこれを判断するように変更したもので、動
作は同一である。このように、本実施例によれば、放電
灯9の近傍の温度を検知して発光管内の封入ガスの活性
化状態を知ることができ、これにより起動パルスの高さ
と幅を制御することにより、一旦消灯したのち再始動し
たときに適切な高さと幅の始動パルスを印加することが
できる。
【0038】なお、実施例では、始動エネルギーを、印
加パルスの周波数を一定としパルス幅を変える方法を示
したが、周波数を変えてエネルギーを変えてもよいし、
これらを合成して実現しても、同様の効果が得られる。
さらに、実施例では始動パルスを放電灯にトランスを介
して直列に印加したが、並列に印加してもよい。さら
に、放電灯の限流手段としては限流素子を用いた基本的
な回路を示したが、同様の機能を発揮する回路構成であ
れば同一の効果が得られる。
加パルスの周波数を一定としパルス幅を変える方法を示
したが、周波数を変えてエネルギーを変えてもよいし、
これらを合成して実現しても、同様の効果が得られる。
さらに、実施例では始動パルスを放電灯にトランスを介
して直列に印加したが、並列に印加してもよい。さら
に、放電灯の限流手段としては限流素子を用いた基本的
な回路を示したが、同様の機能を発揮する回路構成であ
れば同一の効果が得られる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、放電灯へ
の通電状態を検出し、通電後の時間経過とともに放電灯
に印加する始動パルスの高さを低下させつつパルスエネ
ルギーを増加させるパルス条件第1制御手段を備えたこ
とにより、また、放電灯の消灯後の発光管内部状態を、
安定点灯時の状態との差として検出し、この状態変化量
が大きくなるとともに放電灯に印加する始動パルスの高
さを増加させつつパルスエネルギーを減少させる特性を
持つパルス条件第2制御手段を備えたことにより、さら
に再始動時、消灯時の放電灯の発光管内の封入ガスの状
態が、安定点灯時の状態からどの程度ずれているかを検
出する点灯状態検出手段を設け、この点灯状態検出手段
をパルス条件第2制御手段の前段に接続したことによ
り、始動、再始動時とも少ないパルス高と少ない始動エ
ネルギーで放電灯を確実に起動させ、アーク移行を確実
に実現することができ、その効果は非常に大きい。
の通電状態を検出し、通電後の時間経過とともに放電灯
に印加する始動パルスの高さを低下させつつパルスエネ
ルギーを増加させるパルス条件第1制御手段を備えたこ
とにより、また、放電灯の消灯後の発光管内部状態を、
安定点灯時の状態との差として検出し、この状態変化量
が大きくなるとともに放電灯に印加する始動パルスの高
さを増加させつつパルスエネルギーを減少させる特性を
持つパルス条件第2制御手段を備えたことにより、さら
に再始動時、消灯時の放電灯の発光管内の封入ガスの状
態が、安定点灯時の状態からどの程度ずれているかを検
出する点灯状態検出手段を設け、この点灯状態検出手段
をパルス条件第2制御手段の前段に接続したことによ
り、始動、再始動時とも少ないパルス高と少ない始動エ
ネルギーで放電灯を確実に起動させ、アーク移行を確実
に実現することができ、その効果は非常に大きい。
【図1】本発明の一実施例の放電灯点灯装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の放電灯点灯装置におけるパ
ルス条件第1制御手段とパルス条件第2制御手段と点灯
状態検出手段の第1の実施例を示す回路図である。
ルス条件第1制御手段とパルス条件第2制御手段と点灯
状態検出手段の第1の実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の一実施例の放電灯点灯装置における始
動パルス発生手段の第1の実施例を示す回路図である。
動パルス発生手段の第1の実施例を示す回路図である。
【図4】放電灯の冷間始動時の通電後の経過時間とブレ
ークダウン電圧および投入エネルギーの関係を示す図で
ある。
ークダウン電圧および投入エネルギーの関係を示す図で
ある。
【図5】放電灯の熱間始動時の消灯後の経過時間とブレ
ークダウン電圧および投入エネルギーの関係を示す図で
ある。
ークダウン電圧および投入エネルギーの関係を示す図で
ある。
【図6】本発明の一実施例の放電灯点灯装置のタイミン
グチャートを示す波形図である。
グチャートを示す波形図である。
【図7】本発明の一実施例の放電灯点灯装置における始
動パルス発生手段の第1の実施例のタイミングチャート
を示す波形図である。
動パルス発生手段の第1の実施例のタイミングチャート
を示す波形図である。
【図8】本発明の一実施例の放電灯点灯装置における始
動パルス発生手段の第2の実施例を示す回路図である。
動パルス発生手段の第2の実施例を示す回路図である。
【図9】本発明の一実施例の放電灯点灯装置における始
動パルス発生手段の第2の実施例のタイミングチャート
を示す波形図である。
動パルス発生手段の第2の実施例のタイミングチャート
を示す波形図である。
【図10】本発明の一実施例の放電灯点灯装置における点
灯状態検出手段の第2の実施例を示す回路図である。
灯状態検出手段の第2の実施例を示す回路図である。
【図11】本発明の一実施例の放電灯点灯装置における点
灯状態検出手段の第3の実施例を示す回路図である。
灯状態検出手段の第3の実施例を示す回路図である。
【図12】従来例の放電灯点灯装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図13】従来例の放電灯点灯装置における始動パルス発
生回路の詳細を示す回路図である。
生回路の詳細を示す回路図である。
【図14】従来例の放電灯点灯装置におけるタイミングチ
ャートを示す波形図である。
ャートを示す波形図である。
1 交流電源 2 スイッチ 3 限流素子 4 始動パルス発生手段 4a 高電圧発生回路 4b パルス高制御回路 4c パルス幅制御回路 4d,4i オッシレータ 4e,4g,4h スイッチ 4f,4j トランス 5 パルス条件第1制御手段 5a 電源回路 5b 点灯後経過時間検出回路 6 パルス条件第2制御手段 6a 消灯時間検出回路 7 点灯状態検出手段 7a ランプ安定状態検出回路 7b 光出力検出回路 7c 温度検出回路 8 点灯検出回路 9 放電灯
フロントページの続き (72)発明者 宮崎 光治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小沢 正孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小山 和孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 交流電源と、限流手段と、この限流手段
を介して接続された放電灯と、前記交流電源と前記限流
手段間に接続されたスイッチと、前記限流手段と放電灯
間に介装された始動パルス発生手段と、前記スイッチと
前記始動パルス発生手段に接続されて前記放電灯への交
流電源の通電状態を検出し、前記始動パルス発生手段を
制御する制御信号を出力するパルス条件第1制御手段
と、前記放電灯が始動したことを検出し前記始動パルス
発生手段の動作を停止させる点灯検出手段とを備え、通
電後の時間経過とともに前記放電灯に印加する始動パル
スの高さを低下させつつ始動パルスエネルギーを増加さ
せる持牲を持たせた放電灯点灯装置。 - 【請求項2】 交流電源と、限流手段と、この限流手段
を介して接続された放電灯と、前記交流電源と前記限流
手段間に接続されたスイッチと、前記限流手段と前記放
電灯間に介装された始動パルス発生手段と、消灯後の前
記放電灯の安定点灯時からの状態変化量を検出し、前記
始動パルス発生手段を制御する制御信号を出力するパル
ス条件第2制御手段と、前記放電灯が始動したことを検
出し前記始動パルス発生手段の動作を停止させる点灯検
出手段とを備え、状態変化量が大きくなるに従い前記放
電灯に印加する始動パルスの高さを増加させつつ始動パ
ルスエネルギーを減少させる特性を持たせた放電灯点灯
装置。 - 【請求項3】 パルス条件第2制御手段が、前記スイッ
チと前記起動パルス印加手段間に介装されて前記放電灯
への交流電源の通電・遮断状態を検出し、これによっ
て、消灯後の放電灯の安定点灯時からの状態変化量を検
出し、遮断時間の経過とともに前記放電灯に印加する始
動パルスの高さを増加させつつ始動パルスエネルギーを
減少させる特性を持つように構成された請求項2記載の
放電灯点灯装置。 - 【請求項4】 パルス条件第2制御手段が、放電灯の周
辺温度を検出し、これによって、消灯後の放電灯の安定
点灯時からの状態変化を検出し、周辺温度の低下ととも
に前記放電灯に印加する始動パルスの高さを増加させつ
つ始動パルスエネルギーを減少させる特性を持つように
構成された請求項2記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項5】 放電灯への通電後の状態を検出する点灯
状態検出手段をパルス条件第2制御手段の前段に直列に
接続し、前記放電灯の通電直後の状態と安定点灯時との
差が大きくなるに従い、前記放電灯に印加する始動パル
スの高さを増加させつつ始動パルスエネルギーを減少さ
せるように、前記パルス条件第2制御手段の動作を制限
する構成にされた請求項2記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項6】 点灯状態検出手段が、放電灯への交流電
源の通電状態を検出し、これによって、放電灯の安定点
灯時からの状態変化量を検出し、通電後の時間経過とと
もに前記放電灯に印加する始動パルスの高さを低下させ
つつ始動パルスエネルギーを増加させる機能を持つよう
に構成された請求項5記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項7】 点灯状態検出手段が、放電灯の周辺温度
を検出し、これによって、放電灯の安定点灯時からの状
態変化量を検出し、周辺温度の増加とともに前記放電灯
に印加する始動パルスの高さを低下させつつ始動パルス
エネルギーを増加させる機能を持つように構成された請
求項5記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項8】 点灯状態検出手段が、放電灯からの光出
力を検出し、これによって、放電灯の安定点灯時からの
状態変化量を検出し、光出力の増加とともに前記放電灯
に印加する始動パルスの高さを低下させつつ始動パルス
エネルギーを増加させる機能を持つように構成された請
求項5記載の放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4098396A JPH05299182A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4098396A JPH05299182A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05299182A true JPH05299182A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14218681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4098396A Pending JPH05299182A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05299182A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003035932A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-07 | Nec Viewtechnology Ltd | プロジェクタのランプ駆動装置およびその駆動方法 |
| EP1289348A3 (en) * | 2001-07-13 | 2005-05-11 | Sony Corporation | Lamp lighting apparatus and projector using the same |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP4098396A patent/JPH05299182A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1289348A3 (en) * | 2001-07-13 | 2005-05-11 | Sony Corporation | Lamp lighting apparatus and projector using the same |
| JP2003035932A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-07 | Nec Viewtechnology Ltd | プロジェクタのランプ駆動装置およびその駆動方法 |
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