JPH05299970A - 圧電ラダーフィルタ - Google Patents

圧電ラダーフィルタ

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JPH05299970A
JPH05299970A JP9827492A JP9827492A JPH05299970A JP H05299970 A JPH05299970 A JP H05299970A JP 9827492 A JP9827492 A JP 9827492A JP 9827492 A JP9827492 A JP 9827492A JP H05299970 A JPH05299970 A JP H05299970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
electrode
resonator
resonators
ladder filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP9827492A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Kikko
敏彦 橘高
Kenji Ijichi
憲二 伊地知
Yasunobu Yoneda
康信 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9827492A priority Critical patent/JPH05299970A/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化及び薄型化が可能なラダーフィルタを
得る。 【構成】 直列共振子20a,20b及び並列共振子3
0a,30bの少なくとも一方を圧電素体21,31内
に電極を形成することによって複数の圧電共振子20
a,20b,30a,30bを一体的に構成させた複合
型圧電共振素子20,30が用いられていることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電共振現象を利用し
たフィルタに関するものであり、特に圧電横効果を利用
し、直列共振子と並列共振子とを接続して構成した圧電
ラダーフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、4素子2段型のラダーフィルタ
の構成を示す回路図である。この様なラダーフィルタ
は、例えば455kHzのラダーフィルタとして用いる
ことができる。図1に示すように、この4素子2段型の
ラダーフィルタは、直列共振子1及び2と並列共振子3
及び4から構成されている。圧電横効果を利用する共振
子の場合には、一般に薄い正方形板の拡がり振動のモー
ドを利用している。直列共振子と並列共振子の共振周波
数の配置は、直列共振子の共振周波数を高くして並列共
振子の反共振点付近にすることによって、良好なフィル
タ波形が得られる。
【0003】このラダーフィルタにおいて、通過帯域外
の減衰量は、直列共振子と並列共振子の静電容量の比
(容量比)によって一義的に決定される。すなわち、通
過帯域外の減衰量を大きくするためには、直列共振子の
容量を小さくし、並列共振子の容量を大きくするように
設計される。具体的には、直列共振子はできるだけ素子
を厚くして静電容量を小さくし、並列共振子はできるだ
け素子を薄くし静電容量を大きくするように設計され
る。図7は、従来のラダーフィルタの構造を説明するた
めの分解斜視図である。このラダーフィルタは、正方形
板の拡がり振動モードを利用した直列共振子1及び2、
並びに並列共振子3及び4を用いて構成されている。図
7を参照して、直列共振子2の一方主面には、電極2a
が形成されており、直列共振子2の他方主面側にも、図
示しないが、同様の電極が形成されている。また、直列
共振子1の両主面にも同様の電極が形成されている。他
方、並列共振子3及び4には、両主面の全面に電極3a
及び4aが形成されている。
【0004】直列共振子1及び2並びに並列共振子3及
び4を双方に電気的に接続するため、金属端子5〜11
が用いられている。この金属端子5〜11は、直列共振
子1及び2並びに並列共振子3及び4と共に、絶縁材料
より形成されるケース12内に収納される。また、図示
しない蓋材によりケース12の上方開口12aが閉成さ
れてラダーフィルタが構成される。この場合、金属端子
9〜11が、ケース12の外に引き出され、外部との接
続端子として利用される。
【0005】ところで、ラダーフィルタを駆動する場
合、直列共振子1及び2並びに並列共振子3及び4が、
ケース12内に収納された状態で所望の態様で振動し得
ることが必要である。すなわち、ケース12内で収納さ
れた状態で、各共振子1〜4の振動が妨げられてはなら
ない。そこで、端部に位置する金属端子11としては、
バネ性を有するいわゆるバネ端子が一般的に用いられて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、直列共
振子はできるだけ素子を厚くして静電容量を小さくし、
並列共振子は素子を薄くし静電容量を大きくするように
設計されるが、この様な素子の厚みに関する設計には、
実際上は制約があり実現可能な容量比には限界がある。
近年、通信機器の小型化に対応して、ラダーフィルタの
薄型化及び小型化の要求が強まってきている。直列共振
子は原理的には厚ければ厚いほど良いが、厚くしすぎる
と部品の大きさが大きくなってしまい薄型化及び小型化
を実現することができない。また各素子の間を電気的に
接続するための金属端子が素子の間に挿入されている
が、この金属素子の厚みもラダーフィルタの薄型化及び
小型化を阻害する要因となっている。
【0007】一方、並列共振子に関しては、薄ければ薄
いほど良いが、部品の耐衝撃性等の信頼性の面から限界
がある。すなわち、あまりにも薄い素子は、機械的衝撃
で破壊してしまうという問題があり、通常は200μm
程度が限界である。本発明の目的は、薄型化及び小型化
を図ることのできるラダーフィルタを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の圧電ラダーフィ
ルタは、直列共振子及び並列共振子を接続して構成され
る圧電ラダーフィルタであり、直列共振子及び並列共振
子の少なくとも一方に、圧電素体内に電極を形成するこ
とによって複数の圧電共振子を一体的に構成させた複合
型圧電共振素子が用いられていることを特徴としてい
る。本発明において、直列共振子及び並列共振子の少な
くとも一方に用いられる複合型圧電共振素子は、横効果
を利用した圧電共振子を一体的に構成させたものであ
る。複合型圧電共振素子においては、直列共振子同士ま
たは並列共振子同士が一体化される。共振子を一体化さ
せる方法としては、グリーンシートに内部電極ペースト
を印刷し、これを積み重ねて焼成することによって一体
化させる方法がある。また焼成した単板の圧電体を接着
することによって貼り合わせ一体化させてもよい。
【0009】
【作用】本発明において、複数の圧電共振子を一体的に
構成させた複合型圧電共振素子は、機械的には一体で振
動し、電気的にはそれぞれのラダーフィルタを構成する
ように独立の共振子として機能する。また本発明では複
数の圧電共振子が圧電素体内に電極を形成することによ
って一体的に構成されているため、複合型圧電共振素子
内の圧電共振子間には従来のようなバネ端子が必要でな
くなる。このため、従来のラダーフィルタ全体の形状よ
りも小さくすることができる。また、並列共振子に関し
ては、複数の圧電共振子を一体的に構成させているた
め、各圧電共振子の厚さを薄くしても、全体としては機
械的強度を維持できる程度の十分な厚みを有している。
従って、従来よりも並列共振子の静電容量を大きくする
ことができ、容量比の増大による減衰量の向上を図るこ
とができる。
【0010】
【実施例の説明】図2は、本発明に従う4素子ラダーフ
ィルタの一実施例を示す構成図である。図2を参照し
て、複合型圧電共振素子10は、圧電素体21内に内部
電極22を形成することにより、2つの圧電共振子20
a及び20bを一体的に構成させている。圧電共振子2
0aは、図1の直列共振子1を構成し、圧電共振子20
bは図1の直列共振子2を構成する。圧電素体21の一
方主面には電極41が形成され、他方主面には電極42
が形成されている。また側面には内部電極22と電気的
に接続された電極43が形成されている。もう1つの複
合型圧電共振素子30も同様に、圧電素体31内に内部
電極32を形成することにより、2つの圧電共振子30
a及び30bを一体的に構成している。圧電素体31の
一方主面には電極44が形成され、この電極44は電極
42と電気的に接続されている。また圧電素体31の他
方主面に形成された電極45は、圧電素体31の側面か
ら一方主面側に延び、電極43と電気的に接続されてい
る。また圧電素体31の他方側面には、電極46が形成
され、この電極46は内部電極32と電気的に接続して
いる。
【0011】電極41はIN端子に接続され、電極42
及び44はOUT端子に接続され、電極32はGND端
子に接続されている。図2において、圧電共振子内に示
した矢印は各圧電共振子20a,20b,30a及び3
0bの分極方向を示している。図3は、本発明に従う4
素子型ラダーフィルタの他の実施例を示す構成図であ
る。図3を参照して、この実施例では、2つの複合型圧
電共振素子40及び50が用いられている。複合型圧電
共振素子40には、圧電素体41内に内部電極42を形
成することによって、2つの直列共振子40a及び40
bが一体化されている。圧電素体41の一方主面には電
極61が形成され、他方主面には電極62が形成されて
いる。また圧電素体41の側面には内部電極42と電気
的に接続するように電極63が形成されている。
【0012】複合型圧電共振素子50には、圧電素体5
1内に内部電極52を形成することによって、2つの並
列共振子50a及び50bが形成されている。圧電素体
51の一方主面には電極64が形成されており、他方主
面には電極65が形成されている。また圧電素体51の
一方主面から他方主面に貫通するようにビアホール接続
部53が形成されており、ビアホール接続部53の一端
は圧電素体51の一方主面側に形成された電極67に接
続され、他端は他方主面側に形成された電極65に接続
されている。また、圧電素体51内には、一端が内部電
極52と電気的に接続され、他端が他方主面側に形成さ
れた電極66と電気的に接続されるビアホール接続部5
4が形成されている。
【0013】複合型圧電共振素子40の電極62と、複
合型圧電共振素子50の電極64とが電気的に接続さ
れ、これらがOUT端子に接続されている。また複合型
圧電共振素子40の電極63と、複合型圧電共振素子5
0の電極67とが電気的に接続されている。電極61に
はIN端子が接続され、電極66にはGND端子が接続
されている。図3の実施例のように、圧電素体内にビア
ホールを形成し、電極の間を電気的に接続させてもよ
い。図4は、図2に示す構成の4素子ラダーフィルタの
構造を示す断面図である。図2に示す回路構成のラダー
フィルタは、図4に示すような構造のフィルタとして得
ることができる。図4を参照して、複合型圧電共振素子
20及び30は、外装ケース70内に収納されている。
複合圧電共振素子20の電極41には、IN端子となる
金属端子73が接続されている。複合型圧電共振素子2
0と30の間には、OUT端子となる金属端子74が設
けられており、電極42と電極44とを電気的に接続し
ている。また複合型圧電共振素子30の電極45には、
GND端子となる金属端子75が設けられている。金属
端子73〜75は、いずれもバネ端子である。
【0014】電極43と電極45との間には、それぞれ
の電極を互いに電気的接続するための導電性ゴムシート
76が設けられている。また電極46と金属端子75と
の間にも、電気的接続のための導電性ゴムシート77が
設けられている。外装ケース70の開口部には、開口を
閉成するためのベース板71が設けられており、このベ
ース板71の上に封止樹脂72が設けられ外装ケース7
0内が封止されている。図4に示すラダーフィルタに用
いる複合型圧電共振素子は以下のようにして製造した。
【0015】組成式Pb(Zr0.45Ti0.55)O3 +
0.5重量%MnO2 で表される圧電磁器の仮焼粉末を
通常のドクターブレード法によってシート成形した。シ
ートを所定の大きさに打ち抜き、内部電極ペーストを印
刷し、積み重ね圧着することにより生の成形体を得た。
この成形体を電気炉中で、1200〜1250℃の温度
で焼成し、積層圧電体の基板を得た。この基板から周波
数配置が最適になるように大きさを決定し、正方形板に
切り出した。この素子に、図2及び図4で示すような外
部電極を形成し、60℃のシリコンオイル中で、2〜3
kv/mmの電界を印加して、図2及び図4において矢
印で示すような方向の分極処理を行なった。以上のよう
にして複合型圧電共振素子1及び30を製造した。図4
に示すように、本直列共振子20a及び20bを複合型
圧電共振素子20として一体化し、また並列共振子30
a及び30bを複合型圧電共振素子30として一体化し
て用いることにより、従来よりも金属端子の数を少なく
することができる。また並列共振子の厚みを従来よりも
薄くすることができる。
【0016】図2及び図4では、4素子のラダーフィル
タを示したが、3素子以上のラダーフィルタに対しても
本発明は適用可能である。図5は、5素子のラダーフィ
ルタの構造を示す回路図である。図5を参照して、この
ラダーフィルタでは直列共振子81,82及び83と、
並列共振子84及び85が組み合わせて接続されてい
る。図6は、図5に示すような5素子ラダーフィルタの
一実施例を示す構成図である。図6を参照して、複合型
圧電共振素子90は、圧電素体91に、2つの内部電極
92及び93を形成することにより、3つの直列共振子
90a,90b,90cを一体化している。圧電素体9
1の一方主面には電極111が形成され、他方主面には
電極113が形成されている。圧電素体91の側面には
内部電極92と電気的に接続された電極114が形成さ
れ、他方の側面には内部電極93と電気的に接続された
電極112が形成されている。
【0017】また複合型圧電共振素子100は、圧電素
体101内に内部電極102を形成することによって、
2つの並列共振子100a及び100bを一体化してい
る。圧電素体101の一方主面には電極115が形成さ
れ、他方主面には電極116が形成されている。また側
面には内部電極102と電気的に接続された電極117
が形成されている。複合型圧電共振素子90の電極11
4と、複合型圧電共振素子100の電極115とが電気
的に接続され、複合型圧電共振素子90の電極112と
複合型圧電共振素子100の電極116とが電気的に接
続されている。電極111にはIN端子が接続され、電
極113にはOUT端子が接続され、電極117にはG
ND端子が接続されている。
【0018】各共振子は、図6に矢印で示すような方向
に分極処理がなされている。図6に示すように、本発明
に従い一体化される共振子は、3つの共振子が一体化さ
れてもよく、一体化される共振子の数は限定されない。
以上の実施例では、内部電極を印刷したシートを積み重
ねることによって内部電極を形成させたシート積層法に
よる圧電素体を例にして説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば、焼成した単板の圧電体
を接着させ、圧電体の間に電極を設けることによって複
数の圧電共振子を一体化し、複合型圧電共振素子とした
ものを用いてもよい。また、本発明で用いられる圧電素
体は、単結晶の圧電素体であってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明に従えば、直列共振子及び並列共
振子の少なくとも一方に複合型圧電共振素子が用いられ
ている。この複合型圧電共振素子は複数の圧電共振素子
を一体的に構成させたものであるため、従来のように圧
電共振子間にバネ端子を設ける必要が少なくなり、従来
の圧電ラダーフィルタよりもバネ端子の数を少なくする
ことが可能である。従って、ラダーフィルタ全体の形状
を従来よりも小さくすることができる。また、複数の圧
電共振子を一体的に構成させるものであるため、並列共
振子の厚みを薄くしても、全体としては十分な機械的強
度を得ることができる厚みにすることができる。このた
め、従来よりも並列共振子の静電容量を大きくすること
ができ、容量比を増大し、減衰量を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】4素子2段型のラダーフィルタの構成を示す回
路図。
【図2】本発明に従う4素子ラダーフィルタの一実施例
を示す構成図。
【図3】本発明に従う4素子ラダーフィルタの他の実施
例を示す構成図。
【図4】図2に示す構成の4素子ラダーフィルタの構造
を示す断面図。
【図5】5素子のラダーフィルタの構成を示す回路図。
【図6】本発明に従う5素子ラダーフィルタの一実施例
を示す構成図。
【図7】従来のラダーフィルタの構造を説明するための
分解斜視図。
【符号の説明】
20,30,40,50,90,100…複合型圧電共
振素子 21,31,41,51,91,101…圧電素体 20a,20b,30a,30b,40a,40b,5
0a,50b,90a,90b,90c,100a,1
00b…圧電共振子 22,32,42,52,92,102…内部電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列共振子及び並列共振子を接続して構
    成される圧電ラダーフィルタにおいて、 前記直列共振子及び並列共振子の少なくとも一方に、圧
    電素体内に電極を形成させることによって複数の圧電共
    振子を一体的に構成させた複合型圧電共振素子が用いら
    れていることを特徴とする、圧電ラダーフィルタ。
JP9827492A 1992-04-17 1992-04-17 圧電ラダーフィルタ Pending JPH05299970A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0923131A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振部品
US5872493A (en) * 1997-03-13 1999-02-16 Nokia Mobile Phones, Ltd. Bulk acoustic wave (BAW) filter having a top portion that includes a protective acoustic mirror
US5910756A (en) * 1997-05-21 1999-06-08 Nokia Mobile Phones Limited Filters and duplexers utilizing thin film stacked crystal filter structures and thin film bulk acoustic wave resonators
KR100460216B1 (ko) * 2002-04-23 2004-12-08 학교법인 인하학원 브래그 반사층 구조와 멤브레인 구조의 스택결정필터의변형된 등가회로 구성 방법

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