JPH05300485A - ブロック変換符号の復号装置 - Google Patents
ブロック変換符号の復号装置Info
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- JPH05300485A JPH05300485A JP12955292A JP12955292A JPH05300485A JP H05300485 A JPH05300485 A JP H05300485A JP 12955292 A JP12955292 A JP 12955292A JP 12955292 A JP12955292 A JP 12955292A JP H05300485 A JPH05300485 A JP H05300485A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ブロック符号化で発生した符号化データを復号
した時に、エラーである画素データを高精度に補間す
る。 【構成】重要語が修整され、正しい重要語あるいは修整
された重要語を使用してADRCの復号がなされる。こ
の復号データ中のエラーの画素データが空間的補間回路
3によって補間される。次に時間方向補間回路3によ
り、フレームメモリ5に記憶されている前のフレームの
画素データによって、エラーの画素データを置き換える
補間がなされる。また、フレーム間の画素データの差か
ら動きフラグMが形成され、動きフラグメモリ9に記憶
される。メモリコントローラ7では、重要語がエラーの
ブロックに関して、周囲ブロックの動きフラグMを参照
して動き/静止領域の判定を行い、静止領域の場合に
は、重要語の修整あるいは空間的補間が成功していて
も、時間方向の補間を最優先に行なう。
した時に、エラーである画素データを高精度に補間す
る。 【構成】重要語が修整され、正しい重要語あるいは修整
された重要語を使用してADRCの復号がなされる。こ
の復号データ中のエラーの画素データが空間的補間回路
3によって補間される。次に時間方向補間回路3によ
り、フレームメモリ5に記憶されている前のフレームの
画素データによって、エラーの画素データを置き換える
補間がなされる。また、フレーム間の画素データの差か
ら動きフラグMが形成され、動きフラグメモリ9に記憶
される。メモリコントローラ7では、重要語がエラーの
ブロックに関して、周囲ブロックの動きフラグMを参照
して動き/静止領域の判定を行い、静止領域の場合に
は、重要語の修整あるいは空間的補間が成功していて
も、時間方向の補間を最優先に行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル画像信号
を小ブロックに分割し、ブロック毎に処理することによ
ってデータ量を圧縮するブロック変換符号の復号装置、
特に、エラーである画素を補間するものに関する。
を小ブロックに分割し、ブロック毎に処理することによ
ってデータ量を圧縮するブロック変換符号の復号装置、
特に、エラーである画素を補間するものに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルビデオ信号を磁気テープ等の
記録媒体に記録する時には、その情報量が多いので、記
録/再生できる程度の伝送レイトを達成するために、高
能率符号化によって、ディジタルビデオ信号を圧縮する
のが普通である。高能率符号化としては、ディジタルビ
デオ信号を多数の小ブロックに分割し、ブロック毎に符
号化処理を行うADRC、DCT(Discrete Cosine Tr
ansform)等が知られている。ADRCは、例えば特開昭
61−144989号公報に記載されているような、2
次元ブロック内に含まれる複数画素の最大値及び最小値
により規定されるダイナミックレンジを求め、このダイ
ナミックレンジに適応した符号化を行う高能率符号化で
ある。
記録媒体に記録する時には、その情報量が多いので、記
録/再生できる程度の伝送レイトを達成するために、高
能率符号化によって、ディジタルビデオ信号を圧縮する
のが普通である。高能率符号化としては、ディジタルビ
デオ信号を多数の小ブロックに分割し、ブロック毎に符
号化処理を行うADRC、DCT(Discrete Cosine Tr
ansform)等が知られている。ADRCは、例えば特開昭
61−144989号公報に記載されているような、2
次元ブロック内に含まれる複数画素の最大値及び最小値
により規定されるダイナミックレンジを求め、このダイ
ナミックレンジに適応した符号化を行う高能率符号化で
ある。
【0003】ブロック変換符号化で得られる符号化出力
は、同等の重要度を有していない。ADRCでは、ダイ
ナミックレンジ情報が再生側で分からないと、そのブロ
ックの全ての画素の復号ができなくなるので、ブロック
毎に検出されるダイナミックレンジ情報は、画素毎のコ
ード信号に比して重要度が高い。DCTの場合では、D
CTで発生した係数データ中で、直流分は、交流分に比
して重要度が高い。また、DCTの場合でも、直流分に
限らず、ブロック毎の量子化ステップの情報等も重要で
ある。これらの重要度が高い符号化出力を重要語と称す
る。
は、同等の重要度を有していない。ADRCでは、ダイ
ナミックレンジ情報が再生側で分からないと、そのブロ
ックの全ての画素の復号ができなくなるので、ブロック
毎に検出されるダイナミックレンジ情報は、画素毎のコ
ード信号に比して重要度が高い。DCTの場合では、D
CTで発生した係数データ中で、直流分は、交流分に比
して重要度が高い。また、DCTの場合でも、直流分に
限らず、ブロック毎の量子化ステップの情報等も重要で
ある。これらの重要度が高い符号化出力を重要語と称す
る。
【0004】ADRCを用いたディジタルVTRでは、
重要語がエラーの場合でもその値を用いて全ての符号化
出力を復号するか、または重要語がエラーのブロック
は、エラーブロックとして、周囲の復号データでエラー
ブロックを修整するかしていた。何れの処理であって
も、重要語がエラーであるブロックは、ブロック状の歪
みとなり、復元画像の劣化が目立つ問題があった。そこ
で、この重要語のエラーを周辺ブロックと注目ブロック
との空間的な相関に基づいて、統計的な手法によって推
定している。
重要語がエラーの場合でもその値を用いて全ての符号化
出力を復号するか、または重要語がエラーのブロック
は、エラーブロックとして、周囲の復号データでエラー
ブロックを修整するかしていた。何れの処理であって
も、重要語がエラーであるブロックは、ブロック状の歪
みとなり、復元画像の劣化が目立つ問題があった。そこ
で、この重要語のエラーを周辺ブロックと注目ブロック
との空間的な相関に基づいて、統計的な手法によって推
定している。
【0005】また、画素(サンプル)単位のエラーに関
して、これを空間的に補間する方法、時間方向で補間す
る方法が考えられている。空間的な補間は、エラーであ
る注目画素のデータを周囲の正しいデータで補間するも
のである。時間方向の補間は、空間的に同一位置であっ
て、以前のフレームの正しいデータによってエラーデー
タを置き換えるものである。通常は、重要語の修整を行
い、次に空間的な補間を行い、さらに時間方向の補間を
行なう優先順位とされている。
して、これを空間的に補間する方法、時間方向で補間す
る方法が考えられている。空間的な補間は、エラーであ
る注目画素のデータを周囲の正しいデータで補間するも
のである。時間方向の補間は、空間的に同一位置であっ
て、以前のフレームの正しいデータによってエラーデー
タを置き換えるものである。通常は、重要語の修整を行
い、次に空間的な補間を行い、さらに時間方向の補間を
行なう優先順位とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】画素単位のエラー修整
において、空間的なエラー修整を時間方向のものに対し
て優先させるのは、空間的な相関を利用した方が補間の
精度を高めることができることに基づいている。しかし
ながら、静止領域のブロックに関しては、むしろ時間方
向の補間を優先させた方が補間の精度をより高くするこ
とができる。
において、空間的なエラー修整を時間方向のものに対し
て優先させるのは、空間的な相関を利用した方が補間の
精度を高めることができることに基づいている。しかし
ながら、静止領域のブロックに関しては、むしろ時間方
向の補間を優先させた方が補間の精度をより高くするこ
とができる。
【0007】従って、この発明の目的は、動きの状況に
応じて時間方向の補間を優先させることによって、補間
の精度をより高くすることが可能なブロック変換符号の
復号装置を提供することにある。
応じて時間方向の補間を優先させることによって、補間
の精度をより高くすることが可能なブロック変換符号の
復号装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、空間的に近
接する複数の画素からなるブロック毎に、伝送情報量を
圧縮するブロック符号化がなされ、復号のための重要度
が高い重要語を含む符号化データがブロック符号化によ
って生成され、符号化データにエラー訂正符号のパリテ
ィが付加されて伝送データとされ、受信された伝送デー
タから各画素データを復号するためのブロック変換符号
の復号装置において、伝送データのエラー訂正を行い、
エラーの有無を示すエラーフラグを発生するための回路
と、重要語がエラーの場合に、重要語のエラーを修整す
るための回路と、伝送データが供給され、ブロック毎に
正しい重要語あるいは修整された重要語を用いて、符号
化データを復号するための復号回路と、復号回路と結合
され、周辺の画素データによってエラーの画素データを
補間するための空間的補間回路と、空間的補間回路と結
合され、以前のフレーム内であって、同一位置の正しい
画素データによってエラーの画素データを置き換える時
間方向補間回路とを備え、エラーの画素データが静止領
域内にある時には、空間的補間回路による補間に対して
時間方向補間回路による補間を優先させることを特徴と
するブロック変換符号の復号装置である。
接する複数の画素からなるブロック毎に、伝送情報量を
圧縮するブロック符号化がなされ、復号のための重要度
が高い重要語を含む符号化データがブロック符号化によ
って生成され、符号化データにエラー訂正符号のパリテ
ィが付加されて伝送データとされ、受信された伝送デー
タから各画素データを復号するためのブロック変換符号
の復号装置において、伝送データのエラー訂正を行い、
エラーの有無を示すエラーフラグを発生するための回路
と、重要語がエラーの場合に、重要語のエラーを修整す
るための回路と、伝送データが供給され、ブロック毎に
正しい重要語あるいは修整された重要語を用いて、符号
化データを復号するための復号回路と、復号回路と結合
され、周辺の画素データによってエラーの画素データを
補間するための空間的補間回路と、空間的補間回路と結
合され、以前のフレーム内であって、同一位置の正しい
画素データによってエラーの画素データを置き換える時
間方向補間回路とを備え、エラーの画素データが静止領
域内にある時には、空間的補間回路による補間に対して
時間方向補間回路による補間を優先させることを特徴と
するブロック変換符号の復号装置である。
【0009】
【作用】注目ブロックがエラーの場合には、注目ブロッ
クの符号化値とその周辺データ(復号値)とを使用した
統計的な方法によって、注目ブロックに関する重要語が
推定される。正しい重要語あるいは修整された重要語を
使用して復号がなされる。復号後の画素データのエラー
は、空間的補間により補間され、これができないときに
は、時間方向の補間で補間される。エラーの画素データ
が静止領域内のものであるときには、重要語の修整ある
いは空間的補間が成功したとしても、時間方向の補間が
優先され、その結果、修整の精度を高めることができ
る。
クの符号化値とその周辺データ(復号値)とを使用した
統計的な方法によって、注目ブロックに関する重要語が
推定される。正しい重要語あるいは修整された重要語を
使用して復号がなされる。復号後の画素データのエラー
は、空間的補間により補間され、これができないときに
は、時間方向の補間で補間される。エラーの画素データ
が静止領域内のものであるときには、重要語の修整ある
いは空間的補間が成功したとしても、時間方向の補間が
優先され、その結果、修整の精度を高めることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明による復号装置の一実施例に
ついて説明する。この実施例では、ブロック変換符号と
して例えばADRCを使用している。ADRCの具体例
としては、1フレームの有効領域が(4×4)画素の大
きさのブロックに分割される。記録側に設けられたAD
RCエンコーダでは、各ブロックのダイナミックレンジ
DRと最小値MINとが検出され、最小値が除去された
ビデオデータが量子化ステップで再量子化される。4ビ
ット固定長のADRCの場合では、ダイナミックレンジ
DRを1/16とすることによって、量子化ステップΔが得
られる。この量子化ステップΔで、最小値が除去された
ビデオデータが除算され、商を切り捨てにより整数化し
た値がコード信号とされる。ダイナミックレンジDR、
最小値MINおよびコード信号が記録データの構造に変
換されたから磁気テープに記録される。
ついて説明する。この実施例では、ブロック変換符号と
して例えばADRCを使用している。ADRCの具体例
としては、1フレームの有効領域が(4×4)画素の大
きさのブロックに分割される。記録側に設けられたAD
RCエンコーダでは、各ブロックのダイナミックレンジ
DRと最小値MINとが検出され、最小値が除去された
ビデオデータが量子化ステップで再量子化される。4ビ
ット固定長のADRCの場合では、ダイナミックレンジ
DRを1/16とすることによって、量子化ステップΔが得
られる。この量子化ステップΔで、最小値が除去された
ビデオデータが除算され、商を切り捨てにより整数化し
た値がコード信号とされる。ダイナミックレンジDR、
最小値MINおよびコード信号が記録データの構造に変
換されたから磁気テープに記録される。
【0011】図1において、1が重要語修整回路を示
す。図示しないが、磁気テープから再生され、チャンネ
ル符号の復号がされ、さらに、TBC(時間軸補正)、
フレーム分解およびエラー訂正がされた再生データ(デ
ータ1)とエラーの有無を示すエラーフラグEF1とが
重要語修整回路1に供給される。エラー訂正できなかっ
たサンプルに関してエラーフラグが“1”とされる。エ
ラーフラグは、ダイナミックレンジDRに関するエラー
フラグEd、最小値MINに関するエラーフラグEm、
画素のコード信号に関するエラーフラグEpとの3種類
ある。
す。図示しないが、磁気テープから再生され、チャンネ
ル符号の復号がされ、さらに、TBC(時間軸補正)、
フレーム分解およびエラー訂正がされた再生データ(デ
ータ1)とエラーの有無を示すエラーフラグEF1とが
重要語修整回路1に供給される。エラー訂正できなかっ
たサンプルに関してエラーフラグが“1”とされる。エ
ラーフラグは、ダイナミックレンジDRに関するエラー
フラグEd、最小値MINに関するエラーフラグEm、
画素のコード信号に関するエラーフラグEpとの3種類
ある。
【0012】重要語修整回路1は、重要語(すなわち、
ダイナミックレンジDRあるいは最小値MIN)がエラ
ーの場合に、周辺ブロックの正しい復号画素データを使
用した最小自乗法によって、重要語を修整し、この後に
ADRC復号を行なう。重要語修整回路1では、重要語
の推定が成功したかどうかの判断がなされる。この判断
の結果、フラグS1が生成される。S1=“1”であれ
ば、重要語の推定が成功したことを意味し、S1=
“0”であれば、重要語の推定が失敗したことを意味す
る。
ダイナミックレンジDRあるいは最小値MIN)がエラ
ーの場合に、周辺ブロックの正しい復号画素データを使
用した最小自乗法によって、重要語を修整し、この後に
ADRC復号を行なう。重要語修整回路1では、重要語
の推定が成功したかどうかの判断がなされる。この判断
の結果、フラグS1が生成される。S1=“1”であれ
ば、重要語の推定が成功したことを意味し、S1=
“0”であれば、重要語の推定が失敗したことを意味す
る。
【0013】重要語修整回路1からのエラーフラグEF
2(Ed、Em、Ep、S1)および復号データ(デー
タ2)が空間的補間回路2に供給される。空間的補間回
路2では画素単位の空間的な補間についてのエラーフラ
グEsが形成される。つまり、下記の表1に従って、エ
ラーフラグEsが発生する。
2(Ed、Em、Ep、S1)および復号データ(デー
タ2)が空間的補間回路2に供給される。空間的補間回
路2では画素単位の空間的な補間についてのエラーフラ
グEsが形成される。つまり、下記の表1に従って、エ
ラーフラグEsが発生する。
【0014】
【表1】
【0015】この表1において、エラーフラグEsは、
エラーの場合で“1”であり、エラーでない場合に
“0”であり、また、*は、そのエラーフラグの値が無
視されることを意味する。表1中のいくつかのパターン
について説明する。(Ed、Em、Ep、S)=(00
1*)であれば、Es=“1”である。(Ed、Em、
Ep、S)=(0100)のパターンは、最小値MIN
の修整が失敗したことを意味するので、Es=“1”で
ある。一方、(Ed、Em、Ep、S)=(0101)
のパターンは、最小値MINの修整が成功したことを示
すので、Es=“0”である。(Ed、Em、Ep、
S)=(1110)のパターンは、ダイナミックレンジ
DR、最小値MINの修整が成功したことを意味するの
で、Es=“0”である。
エラーの場合で“1”であり、エラーでない場合に
“0”であり、また、*は、そのエラーフラグの値が無
視されることを意味する。表1中のいくつかのパターン
について説明する。(Ed、Em、Ep、S)=(00
1*)であれば、Es=“1”である。(Ed、Em、
Ep、S)=(0100)のパターンは、最小値MIN
の修整が失敗したことを意味するので、Es=“1”で
ある。一方、(Ed、Em、Ep、S)=(0101)
のパターンは、最小値MINの修整が成功したことを示
すので、Es=“0”である。(Ed、Em、Ep、
S)=(1110)のパターンは、ダイナミックレンジ
DR、最小値MINの修整が成功したことを意味するの
で、Es=“0”である。
【0016】空間的補間回路2は、上述のエラーフラグ
Esを参照しながら、補間しようとする注目画素がエラ
ーのときに、周辺画素でこのエラー画素を補間する。具
体的には、注目画素に関するエラーフラグEsが“1”
のとき、周囲8点(上下、左右の4点と斜めの4点)の
画素のEsを見て、最初に水平方向の補間、次に垂直方
向の補間、さらに次に斜め方向の補間、最後に隣の画素
で単に置き換える補間の優先順序で補間を行なう。補間
が成功すると、フラグS2がセット(S2=“1”)と
され、補間ができなければ、S2=“0”とされる。重
要語の推定が失敗したブロックの場合では、そのブロッ
クの周辺部の画素の補間を周囲ブロックの正しい画素を
使用して補間できるが、中央部の画素が補間されないで
残る。
Esを参照しながら、補間しようとする注目画素がエラ
ーのときに、周辺画素でこのエラー画素を補間する。具
体的には、注目画素に関するエラーフラグEsが“1”
のとき、周囲8点(上下、左右の4点と斜めの4点)の
画素のEsを見て、最初に水平方向の補間、次に垂直方
向の補間、さらに次に斜め方向の補間、最後に隣の画素
で単に置き換える補間の優先順序で補間を行なう。補間
が成功すると、フラグS2がセット(S2=“1”)と
され、補間ができなければ、S2=“0”とされる。重
要語の推定が失敗したブロックの場合では、そのブロッ
クの周辺部の画素の補間を周囲ブロックの正しい画素を
使用して補間できるが、中央部の画素が補間されないで
残る。
【0017】空間的補間回路2からのエラーフラグEF
3(Ed、Em、Ep、S1、S2)および復号データ
(データ3)が時間方向補間回路3に供給される。時間
方向補間回路3の一例を図2に示す。まず、エラーフラ
グEF3がROM4に供給され、ROM4によって下記
の表2に従って、画素単位の時間方向に関するエラーフ
ラグEtが形成される。このエラーフラグEtが遅延回
路6を介してメモリコントローラ7に供給される。表2
は、簡単のために、Ed、Em、Ep、S1をエラーフ
ラグEsで表している。
3(Ed、Em、Ep、S1、S2)および復号データ
(データ3)が時間方向補間回路3に供給される。時間
方向補間回路3の一例を図2に示す。まず、エラーフラ
グEF3がROM4に供給され、ROM4によって下記
の表2に従って、画素単位の時間方向に関するエラーフ
ラグEtが形成される。このエラーフラグEtが遅延回
路6を介してメモリコントローラ7に供給される。表2
は、簡単のために、Ed、Em、Ep、S1をエラーフ
ラグEsで表している。
【0018】
【表2】
【0019】図2において、5がフレームメモリであ
り、従来では、フラグEtのみを参照して空間的な補間
がなされていた。つまり、時間方向補間回路3は、エラ
ー(Et=“1”)の画素と空間的に同一位置の以前の
フレームの画素データによって、このエラーの画素を置
き換えるものである。具体的には、Et=“0”の画素
データをフレームメモリ5に書き込むとともに、Et=
“1”の画素データは書き込まず、この画素データの代
わりに以前に書かれていた正しい画素データを読み出す
構成とされていた。
り、従来では、フラグEtのみを参照して空間的な補間
がなされていた。つまり、時間方向補間回路3は、エラ
ー(Et=“1”)の画素と空間的に同一位置の以前の
フレームの画素データによって、このエラーの画素を置
き換えるものである。具体的には、Et=“0”の画素
データをフレームメモリ5に書き込むとともに、Et=
“1”の画素データは書き込まず、この画素データの代
わりに以前に書かれていた正しい画素データを読み出す
構成とされていた。
【0020】しかしながら、静止領域内のデータにエラ
ーがあった場合、たとえ重要語が修整でき、あるいは空
間的補間が成功したとしても、前フレームのデータを使
用した方が好ましい。この実施例では、比較回路8を設
け、この比較回路8により動きフラグMを形成し、この
動きフラグMを動きフラグメモリ9に記憶している。比
較回路8には、エラーフラグEF3およびデータ3が供
給される。
ーがあった場合、たとえ重要語が修整でき、あるいは空
間的補間が成功したとしても、前フレームのデータを使
用した方が好ましい。この実施例では、比較回路8を設
け、この比較回路8により動きフラグMを形成し、この
動きフラグMを動きフラグメモリ9に記憶している。比
較回路8には、エラーフラグEF3およびデータ3が供
給される。
【0021】比較回路8では、フレームメモリ5から前
フレームのデータを読み出し、入力データと前フレーム
のデータとの比較を行なう。時間的に連続する2フレー
ム間で同一位置の画素データの差分が求められ、この差
分の絶対値Δが適切なしきい値THtと比較される。Δ
>THtであれば、動き領域の画素と判定し、その結
果、動きフラグM=“1”とし、Δ≦THtであれば、
静止領域の画素と判定し、動きフラグM=“0”とす
る。若し、エラーフラグEF3中のEdあるいはEmが
“1”のときは、強制的にM=“1”とする。これは、
後述の判断の際に、ブロック全体がエラーである場合を
除くためである。動きフラグMが動きフラグメモリ9に
記憶される。
フレームのデータを読み出し、入力データと前フレーム
のデータとの比較を行なう。時間的に連続する2フレー
ム間で同一位置の画素データの差分が求められ、この差
分の絶対値Δが適切なしきい値THtと比較される。Δ
>THtであれば、動き領域の画素と判定し、その結
果、動きフラグM=“1”とし、Δ≦THtであれば、
静止領域の画素と判定し、動きフラグM=“0”とす
る。若し、エラーフラグEF3中のEdあるいはEmが
“1”のときは、強制的にM=“1”とする。これは、
後述の判断の際に、ブロック全体がエラーである場合を
除くためである。動きフラグMが動きフラグメモリ9に
記憶される。
【0022】メモリコントローラ7には、遅延回路6を
介してエラーフラグEF3、Etおよびデータ3が供給
され、また、動きフラグメモリ9から読み出された動き
フラグMが供給される。図3は、メモリコントローラ7
の処理を表すフローチャートであって、最初の判定のス
テップで、EdあるいはEmが“1”かどうかが調べら
れる。若し、これらのフラグが“0”ならば、判定のス
テップ14に制御が移り、Et=“1”かどうかが決定
される。
介してエラーフラグEF3、Etおよびデータ3が供給
され、また、動きフラグメモリ9から読み出された動き
フラグMが供給される。図3は、メモリコントローラ7
の処理を表すフローチャートであって、最初の判定のス
テップで、EdあるいはEmが“1”かどうかが調べら
れる。若し、これらのフラグが“0”ならば、判定のス
テップ14に制御が移り、Et=“1”かどうかが決定
される。
【0023】Et=“1”ならば、時間方向補間が必要
なので、フレームメモリ5へのデータの書き込みが禁止
される(ステップ15)。Et=“0”ならば、この画
素データがフレームメモリ5へ書き込まれる(ステップ
16)。これらの処理は、静止領域か、動き領域かの判
断と無関係になされる。
なので、フレームメモリ5へのデータの書き込みが禁止
される(ステップ15)。Et=“0”ならば、この画
素データがフレームメモリ5へ書き込まれる(ステップ
16)。これらの処理は、静止領域か、動き領域かの判
断と無関係になされる。
【0024】ステップ11において、重要語がエラーで
あることを意味するブロック(EdあるいはEmが
“1”のブロック)に関して、そのブロックが動きブロ
ックか静止ブロックかを判定する処理がなされる。すな
わち、このブロックの周辺の8個のブロックの動きフラ
グMがフラグメモリ9から読み出される(すなわち1
2)。そして、動き領域かどうかの判定がステップ13
でなされる。この判定は、周囲の8個のブロックの動き
フラグMの個数の合計が求められ、この合計があるしき
い値THmよりも大きいときに、動き領域と判定し、こ
れと逆のときに、静止領域と判定するものである。
あることを意味するブロック(EdあるいはEmが
“1”のブロック)に関して、そのブロックが動きブロ
ックか静止ブロックかを判定する処理がなされる。すな
わち、このブロックの周辺の8個のブロックの動きフラ
グMがフラグメモリ9から読み出される(すなわち1
2)。そして、動き領域かどうかの判定がステップ13
でなされる。この判定は、周囲の8個のブロックの動き
フラグMの個数の合計が求められ、この合計があるしき
い値THmよりも大きいときに、動き領域と判定し、こ
れと逆のときに、静止領域と判定するものである。
【0025】静止領域と判断されたときは、フラグEt
と無関係に、前フレームのデータを出力したほうが良い
と判断して、データの書き込みを中止するステップ15
へ制御が移る。若し、動き領域と判断された場合は、判
定のステップ14に制御が移行し、フラグEtに応答し
てフレームメモリ5への書き込み、あるいは書き込みの
禁止がなされる。
と無関係に、前フレームのデータを出力したほうが良い
と判断して、データの書き込みを中止するステップ15
へ制御が移る。若し、動き領域と判断された場合は、判
定のステップ14に制御が移行し、フラグEtに応答し
てフレームメモリ5への書き込み、あるいは書き込みの
禁止がなされる。
【0026】このように、通常の補間では、重要語の修
整の成否、空間的補間、時間方向の補間の優先順位で補
間がなされるが、画像の静止領域では、時間方向の補間
が最優先されることになる。
整の成否、空間的補間、時間方向の補間の優先順位で補
間がなされるが、画像の静止領域では、時間方向の補間
が最優先されることになる。
【0027】なお、修整回路1における推定方法として
は、最小自乗法による推定に限らず、周辺データの最大
値および最小値を注目ブロックの最大値および最小値と
する推定等が可能である。
は、最小自乗法による推定に限らず、周辺データの最大
値および最小値を注目ブロックの最大値および最小値と
する推定等が可能である。
【0028】以上の実施例では、ブロック符号化として
ADRCを用いているが、DCT等の他のブロック符号
化を用いても良い。
ADRCを用いているが、DCT等の他のブロック符号
化を用いても良い。
【0029】
【発明の効果】この発明は、エラーである画素データを
補間する時に、その画素データが動き領域あるいは静止
領域の何れに含まれるかを判断し、静止領域の場合に
は、空間的補間が成功したかどうかにかかわらず、時間
方向の補間を最優先している。これによって、エラーの
画素の補間の精度を高くすることができる。
補間する時に、その画素データが動き領域あるいは静止
領域の何れに含まれるかを判断し、静止領域の場合に
は、空間的補間が成功したかどうかにかかわらず、時間
方向の補間を最優先している。これによって、エラーの
画素の補間の精度を高くすることができる。
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】この発明の一実施例における時間方向補間回路
の一例の構成を示すブロック図である。
の一例の構成を示すブロック図である。
【図3】時間方向補間回路の一例の動作を説明するため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
1 重要語修整回路 2 空間的補間回路 3 時間方向補間回路 5 フレームメモリ 9 動きフラグメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 空間的に近接する複数の画素からなるブ
ロック毎に、伝送情報量を圧縮するブロック符号化がな
され、復号のための重要度が高い重要語を含む符号化デ
ータが上記ブロック符号化によって生成され、上記符号
化データにエラー訂正符号のパリティが付加されて伝送
データとされ、受信された上記伝送データから各画素デ
ータを復号するためのブロック変換符号の復号装置にお
いて、上記伝送データのエラー訂正を行い、エラーの有
無を示すエラーフラグを発生するための手段と、 上記重要語がエラーの場合に、上記重要語のエラーを修
整するための手段と、 上記伝送データが供給され、上記ブロック毎に正しい上
記重要語あるいは上記修整された重要語を用いて、上記
符号化データを復号するための復号手段と、 上記復号手段と結合され、周辺の画素データによってエ
ラーの画素データを補間するための空間的補間手段と、 上記空間的補間手段と結合され、以前のフレーム内であ
って、同一位置の正しい画素データによってエラーの画
素データを置き換える時間方向補間手段とを備え、 上記エラーの画素データが静止領域内にある時には、上
記空間的補間手段による補間に対して上記時間方向補間
手段による補間を優先させることを特徴とするブロック
変換符号の復号装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12955292A JPH05300485A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | ブロック変換符号の復号装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12955292A JPH05300485A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | ブロック変換符号の復号装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05300485A true JPH05300485A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=15012332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12955292A Pending JPH05300485A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | ブロック変換符号の復号装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05300485A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5715008A (en) * | 1996-03-07 | 1998-02-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Motion image decoding method and apparatus for judging contamination regions |
| EP1392062A3 (en) * | 2002-07-31 | 2004-12-29 | Blip-X Limited | Video data compression |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP12955292A patent/JPH05300485A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5715008A (en) * | 1996-03-07 | 1998-02-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Motion image decoding method and apparatus for judging contamination regions |
| EP1392062A3 (en) * | 2002-07-31 | 2004-12-29 | Blip-X Limited | Video data compression |
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