JPH05300698A - 通風冷却型回転電機 - Google Patents
通風冷却型回転電機Info
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- JPH05300698A JPH05300698A JP4098099A JP9809992A JPH05300698A JP H05300698 A JPH05300698 A JP H05300698A JP 4098099 A JP4098099 A JP 4098099A JP 9809992 A JP9809992 A JP 9809992A JP H05300698 A JPH05300698 A JP H05300698A
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- machine
- air
- bypass duct
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バイパスダクトを備えているにもかかわら
ず、機内の通風冷却と軸受の電蝕防止とが確実に図れ、
非常に高性能で信頼性の高い通風冷却型回転電機を提供
することにある。 【構成】 固定子5の両端側に電蝕防止用絶縁物21を
介在して軸受ハウジング6,7を設け、その一方の軸受
ハウジング6に濾過器15からの空気を機内一端側に流
入させる冷却風導入口14を設けると共に、濾過器15
からの一部の空気を機内の他端側に流入させるバイパス
ダクト27を設け、このバイパスダクト27を介して来
た空気と一端側から機内を通って来た空気とを一緒に機
内他端側より機外に放出する排気口16を設けた構成
で、且つバイパスダクト27を固定子5に対し分離独立
して設けたことを特徴とする。
ず、機内の通風冷却と軸受の電蝕防止とが確実に図れ、
非常に高性能で信頼性の高い通風冷却型回転電機を提供
することにある。 【構成】 固定子5の両端側に電蝕防止用絶縁物21を
介在して軸受ハウジング6,7を設け、その一方の軸受
ハウジング6に濾過器15からの空気を機内一端側に流
入させる冷却風導入口14を設けると共に、濾過器15
からの一部の空気を機内の他端側に流入させるバイパス
ダクト27を設け、このバイパスダクト27を介して来
た空気と一端側から機内を通って来た空気とを一緒に機
内他端側より機外に放出する排気口16を設けた構成
で、且つバイパスダクト27を固定子5に対し分離独立
して設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に鉄道車両の主電動
機などとして利用される通風冷却型回転電機に関する。
機などとして利用される通風冷却型回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示す如く、鉄道車両用主電動機
(以下単に回転電機と呼ぶ)1は車両の台車台枠2と車
軸3との間に取付ノーズ4を介し懸架する状態で取付け
られる。この回転電機1は固定子鉄心5aや固定子コイ
ル5bを有する固定子5と、この両端側の軸受ハウジン
グ6,7に装着した軸受8,8を介し回転子軸9aを支
承して固定子5の内側に回転自在に設けた回転子9とを
備えてなる。この回転電機1の一端方に突出する回転子
軸9aに継手10を介し歯車装置11を設けて車軸3と
連動せしめて車輪12を回転駆動するようになってい
る。
(以下単に回転電機と呼ぶ)1は車両の台車台枠2と車
軸3との間に取付ノーズ4を介し懸架する状態で取付け
られる。この回転電機1は固定子鉄心5aや固定子コイ
ル5bを有する固定子5と、この両端側の軸受ハウジン
グ6,7に装着した軸受8,8を介し回転子軸9aを支
承して固定子5の内側に回転自在に設けた回転子9とを
備えてなる。この回転電機1の一端方に突出する回転子
軸9aに継手10を介し歯車装置11を設けて車軸3と
連動せしめて車輪12を回転駆動するようになってい
る。
【0003】こうした回転電機1は、通電により該回転
電機内(以下単に機内と称する)に発生する熱を奪って
外部に放出することにより該機内の過熱を防止する目的
で、外部空気を冷却風として機内に一端側から取入れて
他端側から放出する通風冷却型とされているのが一般的
である。この通風冷却型でも機内他端側に回転子軸9a
と一体に回転するファン13を取り付けた自己通風冷却
型のものが多く見られる。
電機内(以下単に機内と称する)に発生する熱を奪って
外部に放出することにより該機内の過熱を防止する目的
で、外部空気を冷却風として機内に一端側から取入れて
他端側から放出する通風冷却型とされているのが一般的
である。この通風冷却型でも機内他端側に回転子軸9a
と一体に回転するファン13を取り付けた自己通風冷却
型のものが多く見られる。
【0004】また、こうした通風冷却型回転電機では、
車両床下付近の多くの塵埃を含む空気(外気)をそのま
ま冷却風として機内に取入れると、その塵埃が機内の回
転子等に付着堆積して機能上の障害を招くことから、通
常では図5に示す如く回転電機1の一方の軸受ハウジン
グ6に設けた冷却風導入口14上に濾過器15を取付け
ている。この濾過器15は、フィルタの目詰まり等の清
掃保守を不要とすために、最近ではメンテナンスフリー
の遠心力や重力を使って塵埃を分離する自動分離型濾過
器(MF濾過器)が採用されている。
車両床下付近の多くの塵埃を含む空気(外気)をそのま
ま冷却風として機内に取入れると、その塵埃が機内の回
転子等に付着堆積して機能上の障害を招くことから、通
常では図5に示す如く回転電機1の一方の軸受ハウジン
グ6に設けた冷却風導入口14上に濾過器15を取付け
ている。この濾過器15は、フィルタの目詰まり等の清
掃保守を不要とすために、最近ではメンテナンスフリー
の遠心力や重力を使って塵埃を分離する自動分離型濾過
器(MF濾過器)が採用されている。
【0005】この自動分離型濾過器15は、外気取入口
15aから吸引した空気を該濾過器内で遠心力作用によ
り浄化して清浄空気Aと塵埃を多く含む含塵空気Bとに
自動分離する構成である。その清浄空気Aは冷却風導入
口14から機内の一端側に導入して、その機内の各部を
冷却しながら(熱を奪いながら)他端側に導通し、ファ
ン13の吐き出し作用により排気口16より外部に放出
される。また含塵空気Bは直接機内に通さずにバイパス
ダクト17に通し、このバイパスダクト17から機内他
端側のファン13の近傍に接続口18を介し導入して、
そこからファン13の吐き出し作用により前記機内を冷
却しながら来た清浄空気Aと一緒に外部に放出される。
15aから吸引した空気を該濾過器内で遠心力作用によ
り浄化して清浄空気Aと塵埃を多く含む含塵空気Bとに
自動分離する構成である。その清浄空気Aは冷却風導入
口14から機内の一端側に導入して、その機内の各部を
冷却しながら(熱を奪いながら)他端側に導通し、ファ
ン13の吐き出し作用により排気口16より外部に放出
される。また含塵空気Bは直接機内に通さずにバイパス
ダクト17に通し、このバイパスダクト17から機内他
端側のファン13の近傍に接続口18を介し導入して、
そこからファン13の吐き出し作用により前記機内を冷
却しながら来た清浄空気Aと一緒に外部に放出される。
【0006】一方、近年では、車両特有の帰線電流によ
る回転電機の軸受の電蝕が多くなり、その対策が必要に
なって来ている。つまり、車両の電機品に通電するため
架線からパンタグラフを介して取り入れた電流は、車両
の各電気機器を通して車体から図4に示す如く摺動ブラ
シ19を介して車軸3から車輪12を介しレール20に
流れる。しかし、その電流の一部は図4に矢印Cで示す
如く車軸3から台車台枠2を通って回転電機1の取付ノ
ーズ4より固定子5に流れ、この固定子5から両側の軸
受ハウジング6,7を通り軸受8,8に流れ、更にその
軸受8から回転子軸9aと継手10及び歯車装置11を
通り車軸3に流れ、この車軸3から車輪12を介してレ
ール20に流れると言った具合に迷走電流となる。こう
した帰線電流による迷走電流が軸受8,8に電蝕を発生
させる原因である。従ってその電蝕防止対策として最も
効果的な方法として、軸受8,8に流れる迷走電流の回
路を遮断すべく、通常は図5及び図6に示す如く固定子
5とこの両側の軸受ハウジング6,7との間並びにバイ
パスダクト17途中とに絶縁物21を介在して電気的に
絶縁している。
る回転電機の軸受の電蝕が多くなり、その対策が必要に
なって来ている。つまり、車両の電機品に通電するため
架線からパンタグラフを介して取り入れた電流は、車両
の各電気機器を通して車体から図4に示す如く摺動ブラ
シ19を介して車軸3から車輪12を介しレール20に
流れる。しかし、その電流の一部は図4に矢印Cで示す
如く車軸3から台車台枠2を通って回転電機1の取付ノ
ーズ4より固定子5に流れ、この固定子5から両側の軸
受ハウジング6,7を通り軸受8,8に流れ、更にその
軸受8から回転子軸9aと継手10及び歯車装置11を
通り車軸3に流れ、この車軸3から車輪12を介してレ
ール20に流れると言った具合に迷走電流となる。こう
した帰線電流による迷走電流が軸受8,8に電蝕を発生
させる原因である。従ってその電蝕防止対策として最も
効果的な方法として、軸受8,8に流れる迷走電流の回
路を遮断すべく、通常は図5及び図6に示す如く固定子
5とこの両側の軸受ハウジング6,7との間並びにバイ
パスダクト17途中とに絶縁物21を介在して電気的に
絶縁している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の通風冷却型回転電機では、機内冷却のために自動分
離型濾過器15を取付けて、この濾過器15からの含塵
空気Bをバイパスダクト17を介し機内他端側にバイパ
スさせると共に、軸受8,8の電蝕を防止すべく帰線電
流による迷走電流の回路を絶縁物21により遮断してい
るが、こうした自動分離型濾過器15を備えた場合の電
蝕防止構造には次のような問題があった。
来の通風冷却型回転電機では、機内冷却のために自動分
離型濾過器15を取付けて、この濾過器15からの含塵
空気Bをバイパスダクト17を介し機内他端側にバイパ
スさせると共に、軸受8,8の電蝕を防止すべく帰線電
流による迷走電流の回路を絶縁物21により遮断してい
るが、こうした自動分離型濾過器15を備えた場合の電
蝕防止構造には次のような問題があった。
【0008】まず、第1に、図5に示す如く濾過器15
からの含塵空気Bが通るバイパスダクト17内には該含
塵空気Bに多く含まれて来る塵埃Dが徐々に付着堆積し
て、この塵埃に含まれているわずかな金属粉がもとに絶
縁物21間を短絡していしまい、固定子5と子の両側の
軸受けハウジング6,7との間の電気的絶縁がなくな
り、これにより帰線電流による迷走電流が軸受8,8に
流れて電蝕を発生せしめる問題がある。
からの含塵空気Bが通るバイパスダクト17内には該含
塵空気Bに多く含まれて来る塵埃Dが徐々に付着堆積し
て、この塵埃に含まれているわずかな金属粉がもとに絶
縁物21間を短絡していしまい、固定子5と子の両側の
軸受けハウジング6,7との間の電気的絶縁がなくな
り、これにより帰線電流による迷走電流が軸受8,8に
流れて電蝕を発生せしめる問題がある。
【0009】第2に、薄肉板よりなるバイパスダクト1
7の途中の継ぎ目部に絶縁物21を介在させることは構
造上なかなか困難であり、その絶縁物21が走行振動等
により直ぐにずれたり外れやすく、絶縁性能の信頼性に
乏しい。
7の途中の継ぎ目部に絶縁物21を介在させることは構
造上なかなか困難であり、その絶縁物21が走行振動等
により直ぐにずれたり外れやすく、絶縁性能の信頼性に
乏しい。
【0010】本発明は前記事情に鑑みなされ、その目的
とするところは、バイパスダクトを備えているにもかか
わらず、機内の通風冷却と軸受の電蝕防止とが確実に図
れ、非常に高性能で信頼性の高い通風冷却型回転電機を
提供することにある。
とするところは、バイパスダクトを備えているにもかか
わらず、機内の通風冷却と軸受の電蝕防止とが確実に図
れ、非常に高性能で信頼性の高い通風冷却型回転電機を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の通風冷却型回転
電機は、前記目的を達成するために、固定子の両端側に
電蝕防止用絶縁物を介在して軸受ハウジングを設け、そ
の一方の軸受ハウジングに濾過器からの空気を機内一端
側に流入させる冷却風導入口を設けると共に、濾過器か
らの一部の空気を機内の他端側に流入させるバイパスダ
クトを設け、このバイパスダクトを介して来た空気と一
端側から機内を通って来た空気とを一緒に機内他端側よ
り機外に放出する排気口を設けた構成で、且つ前記バイ
パスダクトを前記固定子に対し分離独立して設けたこと
を特徴とする。
電機は、前記目的を達成するために、固定子の両端側に
電蝕防止用絶縁物を介在して軸受ハウジングを設け、そ
の一方の軸受ハウジングに濾過器からの空気を機内一端
側に流入させる冷却風導入口を設けると共に、濾過器か
らの一部の空気を機内の他端側に流入させるバイパスダ
クトを設け、このバイパスダクトを介して来た空気と一
端側から機内を通って来た空気とを一緒に機内他端側よ
り機外に放出する排気口を設けた構成で、且つ前記バイ
パスダクトを前記固定子に対し分離独立して設けたこと
を特徴とする。
【0012】
【作用】前記構成の通風冷却型回転電機によれば、濾過
器からの空気が一方の軸受ハウジングの冷却風導入口よ
り機内一端側に流入すると共に、濾過器からの一部の空
気がバイパスダクトを介して機内の他端側に流入し、こ
のバイパスダクトを介して来た空気と前記一端側から機
内を通って来た空気とが一緒に機内他端側のより機外に
排気口より放出される。こうした空気の通風により機内
が冷却されて過熱防止が図られるようになる。
器からの空気が一方の軸受ハウジングの冷却風導入口よ
り機内一端側に流入すると共に、濾過器からの一部の空
気がバイパスダクトを介して機内の他端側に流入し、こ
のバイパスダクトを介して来た空気と前記一端側から機
内を通って来た空気とが一緒に機内他端側のより機外に
排気口より放出される。こうした空気の通風により機内
が冷却されて過熱防止が図られるようになる。
【0013】また、固定子の両端側に電蝕防止用絶縁物
を介在して軸受ハウジングを設けていると共に、前記バ
イパスダクトを固定子に対し分離独立して設けているの
で、そのバイパスダクト内に塵埃が付着堆積しても、固
定子と両側軸受ハウジングとの間が電気的に短絡して絶
縁破壊を起こすと言ったことがなく、帰線電流による迷
走電流の回路を遮断状態に維持できて、軸受の電蝕を確
実に防止できるようになる。
を介在して軸受ハウジングを設けていると共に、前記バ
イパスダクトを固定子に対し分離独立して設けているの
で、そのバイパスダクト内に塵埃が付着堆積しても、固
定子と両側軸受ハウジングとの間が電気的に短絡して絶
縁破壊を起こすと言ったことがなく、帰線電流による迷
走電流の回路を遮断状態に維持できて、軸受の電蝕を確
実に防止できるようになる。
【0014】しかも、薄肉板よりなるバイパスダクトの
途中に絶縁物を介在させると言った構造上難しい構成を
必要としないので、組立作業性が良く、機内の通風冷却
と軸受の電蝕防止との両方が確実に図れる高性能で信頼
性の高いものとなる。
途中に絶縁物を介在させると言った構造上難しい構成を
必要としないので、組立作業性が良く、機内の通風冷却
と軸受の電蝕防止との両方が確実に図れる高性能で信頼
性の高いものとなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の通風冷却型回転電機の一実施
例を図1により説明する。なお、図中前述の図4乃至図
6で示した構成と重複するものには同一符号を付して説
明の簡略化を図ることにする。
例を図1により説明する。なお、図中前述の図4乃至図
6で示した構成と重複するものには同一符号を付して説
明の簡略化を図ることにする。
【0016】まず、従来同様に固定子5の両端側に電蝕
防止用絶縁物21を介在して軸受ハウジング6,7を設
けている。その一方の軸受ハウジング6に設けた冷却風
導入口14上にメンテナンスフリーの遠心力を使って塵
埃を分離する自動分離型濾過器(MF濾過器)15が取
付けられている。この濾過器15により浄化した清浄空
気Aはそのまま冷却風導入口14から機内の一端側に導
入して、その機内の各部を冷却しながら(熱を奪いなが
ら)他端側に導通し、ファン13の吐き出し作用により
排気口16より外部に放出される。また含塵空気Bは直
接機内に通さずにバイパスダクト27に通し、このバイ
パスダクト27から機内他端側のファン13の近傍に接
続口18を介し導入して、そこからファン13の吐き出
し作用により前記機内を冷却しながら来た清浄空気Aと
一緒に外部に放出される。
防止用絶縁物21を介在して軸受ハウジング6,7を設
けている。その一方の軸受ハウジング6に設けた冷却風
導入口14上にメンテナンスフリーの遠心力を使って塵
埃を分離する自動分離型濾過器(MF濾過器)15が取
付けられている。この濾過器15により浄化した清浄空
気Aはそのまま冷却風導入口14から機内の一端側に導
入して、その機内の各部を冷却しながら(熱を奪いなが
ら)他端側に導通し、ファン13の吐き出し作用により
排気口16より外部に放出される。また含塵空気Bは直
接機内に通さずにバイパスダクト27に通し、このバイ
パスダクト27から機内他端側のファン13の近傍に接
続口18を介し導入して、そこからファン13の吐き出
し作用により前記機内を冷却しながら来た清浄空気Aと
一緒に外部に放出される。
【0017】ここで、前記バイパスダクト27は前記固
定子5に対し分離独立して設けれている。つまり、図5
に示した従来のバイパスダクト17は固定子5と軸受け
ハウジング7との外周に横長らチャンネル材を添着して
一体に構成していたが、この発明のバイパスダクト27
は、それぞれ金属製の直管27aと、エルボ管27bを
備え、その直管27aの一端を前記濾過器15の含塵空
気吐出口15bに嵌合接続すると共に、この直管27a
の他端にエルボ管27bを嵌合接続して、このエルボ管
27bの他端を他端側の軸受けハウジング7の接続口1
8に溶接等により接続した構成で、両側軸受けハウジン
グ6,7に跨がるように配して固定子5とは完全に分離
独立している。
定子5に対し分離独立して設けれている。つまり、図5
に示した従来のバイパスダクト17は固定子5と軸受け
ハウジング7との外周に横長らチャンネル材を添着して
一体に構成していたが、この発明のバイパスダクト27
は、それぞれ金属製の直管27aと、エルボ管27bを
備え、その直管27aの一端を前記濾過器15の含塵空
気吐出口15bに嵌合接続すると共に、この直管27a
の他端にエルボ管27bを嵌合接続して、このエルボ管
27bの他端を他端側の軸受けハウジング7の接続口1
8に溶接等により接続した構成で、両側軸受けハウジン
グ6,7に跨がるように配して固定子5とは完全に分離
独立している。
【0018】このために、帰線電流による迷走電流が台
車台枠より取付ノーズ4を介し固定子5に流れても、こ
の固定子5からバイパスダクト27に流れることがな
く、固定子5と両側の軸受ハウジング6,7との間は絶
縁物21により確実に電気的に絶縁されて迷走電流の回
路が遮断される。また、濾過器15からの含塵空気によ
りバイパスダクト27内面に塵埃が付着堆積しても、前
記迷走電流の回路を遮断する絶縁物21が汚されず、固
定子5と両側の軸受ハウジング6,7との間が短絡して
絶縁破壊を起こすことがなくなり、軸受8,8の電蝕を
いつまでも確実に防止できるようになる。しかも、薄肉
板よりなるバイパスダクト27の途中に絶縁物を介在さ
せると言った構造上難しい構成を必要としないので、組
立作業性が良くなる。
車台枠より取付ノーズ4を介し固定子5に流れても、こ
の固定子5からバイパスダクト27に流れることがな
く、固定子5と両側の軸受ハウジング6,7との間は絶
縁物21により確実に電気的に絶縁されて迷走電流の回
路が遮断される。また、濾過器15からの含塵空気によ
りバイパスダクト27内面に塵埃が付着堆積しても、前
記迷走電流の回路を遮断する絶縁物21が汚されず、固
定子5と両側の軸受ハウジング6,7との間が短絡して
絶縁破壊を起こすことがなくなり、軸受8,8の電蝕を
いつまでも確実に防止できるようになる。しかも、薄肉
板よりなるバイパスダクト27の途中に絶縁物を介在さ
せると言った構造上難しい構成を必要としないので、組
立作業性が良くなる。
【0019】なお、濾過器15からの清浄空気Aが一方
の軸受ハウジング6の冷却風導入口14より機内一端側
に流入すると共に、濾過器15からの含塵空気Bがバイ
パスダクト27を介して機内の他端側に流入し、このバ
イパスダクト27を介して来た含塵空気Bと前記一端側
から機内を通って来た空気とが一緒に機内他端側のより
機外に排気口より放出される。こうした空気の通風によ
り機内がほぼ均等に冷却されて過熱防止が図られるよう
になる。
の軸受ハウジング6の冷却風導入口14より機内一端側
に流入すると共に、濾過器15からの含塵空気Bがバイ
パスダクト27を介して機内の他端側に流入し、このバ
イパスダクト27を介して来た含塵空気Bと前記一端側
から機内を通って来た空気とが一緒に機内他端側のより
機外に排気口より放出される。こうした空気の通風によ
り機内がほぼ均等に冷却されて過熱防止が図られるよう
になる。
【0020】図2は本発明の他の実施例を示すもので、
ここではバイパスダクト37の一部である直管37aを
濾過器15の含塵空気吐出口15bとエルボ管37bに
対し嵌め合わせずに接合して脱着可能にした構造であ
る。この直管37aは電気的に絶縁した取付部材38に
嵌合し、この取付部材38は固定子5に複数本のボルト
39により止め付けて支持している。これにて、そのボ
ルト39を緩めて取付部材38と共に直管37aを取り
外せば、バイパスダクト37内面に付着堆積した塵埃の
清掃除去が簡便にできるようになる。
ここではバイパスダクト37の一部である直管37aを
濾過器15の含塵空気吐出口15bとエルボ管37bに
対し嵌め合わせずに接合して脱着可能にした構造であ
る。この直管37aは電気的に絶縁した取付部材38に
嵌合し、この取付部材38は固定子5に複数本のボルト
39により止め付けて支持している。これにて、そのボ
ルト39を緩めて取付部材38と共に直管37aを取り
外せば、バイパスダクト37内面に付着堆積した塵埃の
清掃除去が簡便にできるようになる。
【0021】図3は本発明の更に他の実施例を示すもの
で、ここではバイパスダクト47の一部である直管部を
2本の直管48,49の組合わせにより構成したもの
で、これら直管48,49は互いのインナー部48aと
アウター部49aとで伸縮可能に嵌め合い接続されてい
ると共に、濾過器15の含塵空気吐出口15bとエルボ
管47bに対しねじ込みにより接続されている。
で、ここではバイパスダクト47の一部である直管部を
2本の直管48,49の組合わせにより構成したもの
で、これら直管48,49は互いのインナー部48aと
アウター部49aとで伸縮可能に嵌め合い接続されてい
ると共に、濾過器15の含塵空気吐出口15bとエルボ
管47bに対しねじ込みにより接続されている。
【0022】これにて、その2本の直管48,49を回
転させて濾過器15の含塵空気吐出口15bとエルボ管
47bに対する螺合をはずせば、その2本の直管48,
49を取り外せることができ、バイパスダクト47内面
に付着堆積した塵埃の清掃除去が簡便にできるようにな
る。
転させて濾過器15の含塵空気吐出口15bとエルボ管
47bに対する螺合をはずせば、その2本の直管48,
49を取り外せることができ、バイパスダクト47内面
に付着堆積した塵埃の清掃除去が簡便にできるようにな
る。
【0023】また、本発明では前述した実施例以外に、
例えばバイパスダクトの直管部等の一部をゴムチューブ
等の可撓性のある材料で構成しても良く、これでより脱
着が容易で構成のシンプル化による組立作業性も良くな
る。
例えばバイパスダクトの直管部等の一部をゴムチューブ
等の可撓性のある材料で構成しても良く、これでより脱
着が容易で構成のシンプル化による組立作業性も良くな
る。
【0024】さらには、本発明では前述の各実施例にお
けるバイパスダクトの一部である直管部などを絶縁材で
構成しても良く、こうすることで、回転電機の回転時
に、回転電機の磁気不平衡によて発生する回転電機自体
の僅かな軸受電流をも遮断できて、より一層軸受の電蝕
防止効果をアップできるようになる。
けるバイパスダクトの一部である直管部などを絶縁材で
構成しても良く、こうすることで、回転電機の回転時
に、回転電機の磁気不平衡によて発生する回転電機自体
の僅かな軸受電流をも遮断できて、より一層軸受の電蝕
防止効果をアップできるようになる。
【0025】なおまた、本発明の通風冷却型回転電機
は、前述の如く機内にファンを内蔵した自己通風冷却型
方式のものに限らず、回転電機の外部にあるブロアで外
気等の冷却風を強制的に機内に圧送して通風させる強制
通風冷却型方式のものでも、バイパスダクトを備えてい
るのであれば、前述同様に適用できて同様の効果が得ら
れる。そのバイパスダクトは、濾過器で分離した含塵空
気のバイパス用のみに限らず、機内の風下側(他端側)
の冷却を促進するために冷却空気の一部をバイパスさせ
る目的のもので、機内全域をほぼ均等に冷却できるよう
になる。
は、前述の如く機内にファンを内蔵した自己通風冷却型
方式のものに限らず、回転電機の外部にあるブロアで外
気等の冷却風を強制的に機内に圧送して通風させる強制
通風冷却型方式のものでも、バイパスダクトを備えてい
るのであれば、前述同様に適用できて同様の効果が得ら
れる。そのバイパスダクトは、濾過器で分離した含塵空
気のバイパス用のみに限らず、機内の風下側(他端側)
の冷却を促進するために冷却空気の一部をバイパスさせ
る目的のもので、機内全域をほぼ均等に冷却できるよう
になる。
【0026】
【発明の効果】本発明の通風冷却型回転電機は、前述の
如く構成したので、バイパスダクトを備えているにもか
かわらず、機内の通風冷却と軸受の電蝕防止とが確実に
図れ、非常に高性能で信頼性の高いものとなる。
如く構成したので、バイパスダクトを備えているにもか
かわらず、機内の通風冷却と軸受の電蝕防止とが確実に
図れ、非常に高性能で信頼性の高いものとなる。
【図1】本発明の通風冷却型回転電機の一実施例を示す
一部省略した断面図。
一部省略した断面図。
【図2】(a)は本発明の通風冷却型回転電機の他の実
施例を示す要部分のみの断面図、(b)は(a)のX−
X線に沿う断面図。
施例を示す要部分のみの断面図、(b)は(a)のX−
X線に沿う断面図。
【図3】本発明の通風冷却型回転電機の更に異なる他の
実施例を示す要部分のみの断面図。
実施例を示す要部分のみの断面図。
【図4】通風冷却型回転電機を車両の台車に搭載した状
態の一般例を示す断面図。
態の一般例を示す断面図。
【図5】従来の通風冷却型回転電機の一部省略した断面
図。
図。
【図6】従来の通風冷却型回転電機の固定子と軸受けハ
ウジングとの接合部構造を示すた断面図。
ウジングとの接合部構造を示すた断面図。
5…固定子、6,7…軸受ハウジング、14…冷却風導
入口、15…濾過器、16…排気口、21…電蝕防止用
絶縁物、27,37,47…バイパスダクト。
入口、15…濾過器、16…排気口、21…電蝕防止用
絶縁物、27,37,47…バイパスダクト。
Claims (5)
- 【請求項1】 固定子の両端側に電蝕防止用絶縁物を介
在して軸受ハウジングを設け、その一方の軸受ハウジン
グに濾過器からの空気を機内一端側に流入させる冷却風
導入口を設けると共に、濾過器からの一部の空気を機内
の他端側に流入させるバイパスダクトを設け、このバイ
パスダクトを介して来た空気と一端側から機内を通って
来た空気とを一緒に機内他端側より機外に放出する排気
口を設けた通風冷却型回転電機において、前記バイパス
ダクトを前記固定子に対し分離独立して設けたことを特
徴とする通風冷却型回転電機。 - 【請求項2】 バイパスダクトを電気的に絶縁した取付
部材により固定子に支持させたことを特徴とする請求項
1記載の通風冷却型回転電機。 - 【請求項3】 バイパスダクトを絶縁材で構成したこと
を特徴とする請求項1記載の通風冷却型回転電機。 - 【請求項4】 バイパスダクトの少なくとも一部を脱着
可能な構成としたことを特徴とする請求項1記載の通風
冷却型回転電機。 - 【請求項5】 バイパスダクトを可撓性のある材料で構
成したことを特徴とする請求項1記載の通風冷却型回転
電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4098099A JPH05300698A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 通風冷却型回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4098099A JPH05300698A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 通風冷却型回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05300698A true JPH05300698A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14210896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4098099A Pending JPH05300698A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 通風冷却型回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05300698A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001190046A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-07-10 | Alstom | 換気装置およびそのような装置を備えた軌道牽引電動機 |
| WO2011004466A1 (ja) | 2009-07-08 | 2011-01-13 | 三菱電機株式会社 | 車両用電動機 |
| CN116455140A (zh) * | 2023-04-21 | 2023-07-18 | 江苏大学扬州(江都)新能源汽车产业研究所 | 一种交流发电机 |
| CN116846102A (zh) * | 2023-05-30 | 2023-10-03 | 北京天诚同创电气有限公司 | 定子、电机以及风力发电机组 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP4098099A patent/JPH05300698A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001190046A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-07-10 | Alstom | 換気装置およびそのような装置を備えた軌道牽引電動機 |
| WO2011004466A1 (ja) | 2009-07-08 | 2011-01-13 | 三菱電機株式会社 | 車両用電動機 |
| CN102474149A (zh) * | 2009-07-08 | 2012-05-23 | 三菱电机株式会社 | 车辆用电动机 |
| CN116455140A (zh) * | 2023-04-21 | 2023-07-18 | 江苏大学扬州(江都)新能源汽车产业研究所 | 一种交流发电机 |
| CN116846102A (zh) * | 2023-05-30 | 2023-10-03 | 北京天诚同创电气有限公司 | 定子、电机以及风力发电机组 |
| CN116846102B (zh) * | 2023-05-30 | 2024-09-27 | 北京天诚同创电气有限公司 | 定子、电机以及风力发电机组 |
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