JPH0530102U - 防蟻粒剤 - Google Patents

防蟻粒剤

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JPH0530102U
JPH0530102U JP7661091U JP7661091U JPH0530102U JP H0530102 U JPH0530102 U JP H0530102U JP 7661091 U JP7661091 U JP 7661091U JP 7661091 U JP7661091 U JP 7661091U JP H0530102 U JPH0530102 U JP H0530102U
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JP
Japan
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diethyltoluamide
termite
effect
granule
granules
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Pending
Application number
JP7661091U
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English (en)
Inventor
一巳 伊藤
伸 吉田
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】白蟻の食害から保護するための建造物やケーブ
ルの周囲に散布する防蟻粒剤を製造する。 【構成】合成樹脂に耐熱性のジエチルトルアミドを0.
01〜30重量パーセント混練して防蟻粒剤を製造す
る。粒径は0.5〜5mmとする。また、添加剤を加えて
比重を1以上にして飛散しないようにする。更に、ジエ
チルトルアミドをマイクロカプセル化してもよい。 【効果】耐熱性のジエチルトルアミドを用いるため成形
時に分解することなく、殺蟻効果が低下することはな
い。簡単に製造し、どのような場所においても簡単に散
布できる。粒剤の間隔が空いてしまうことがなく一律に
防蟻効果が得られ、特にマイクロカプセル化すると防蟻
効果を長期間維持できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、白蟻に対して殺虫効果があり、しかも安全性の高い防蟻粒剤に関す る。
【0002】
【従来の技術】
セルロース分を食する白蟻は、その行動範囲内で進路妨害となるものは全てか じるという習性から、木製の建造物は言うに及ばずPVC、ポリエチレン等のプ ラスチック被覆したケーブル等も食害を受け、ケーブルの絶縁破壊や通信途絶等 社会的な被害を被っている。このような白蟻のうちイエシロアリは、一カ月の平 均気温が4℃以上の地域に棲息しており、ヤマトシロアリは日本全土に棲息し、 特にイエシロアリの被害は甚大となっている。
【0003】 従来から行われている防蟻対策として、長期間安定して優れた効果を有してい るドリン系薬剤が使用されていたが生体系で蓄積する可能性があり、難解性で環 境汚染の問題があった。
【0004】
【考案が解決すべき課題】
そのため、有機リン系薬剤が使用されているが、安全性の問題に加えて、プラ スチック加工時に、例えば、200℃前後の加工温度で分解を生じるものが多く 、製造時に臭気が発生することに加えて、防蟻効果が低下してしまった。また、 布設後も、水・光等の環境により劣化して防蟻効果を持続させることは難しかっ た。
【0005】 上記のような欠点を解消するため、本考案は、安全性が高く、加工時に加熱さ れても分解しない耐熱性のジエチルトルアミドを用いたため、防蟻効果が長時間 持続される防蟻粒剤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の防蟻粒剤は、合成樹脂にジエチルトルアミ ドを含有させた粒剤であって、ジエチルトルアミドの含有量が0.01〜30重 量パーセントであるものである。 更に、ジエチルトルアミドはマイクロカプセル化したものであってもよい。
【0007】 以下、本考案の防蟻粒剤を説明する。 防蟻粒剤を構成する合成樹脂は、軟質ボリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレ ン―エチレンアクリレート共重合体、エチレン―メタアクリレート共重合体、エ チレン―酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレンテレ フタレート、ポリブタジエンテレフタレート、エチレン・プロピレンゴム、クロ ロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム等、プラスチック、ゴムを問 わず合成樹脂ならば、何れのものであっても適用できる。これらの合成樹脂に混 練されるジエチルトルアミドは、以下に示す構造を有し、
【0008】
【化1】
【0009】 白蟻に対して殺虫効果を有し、しかも人体に体しては安全性の高いものである。 更に熱に安定であって、合成樹脂に混練されて、粒剤に形成される際に、例え ば200℃に加熱されても熱分解することがない。 ジエチルトルアミドは直接合成樹脂に混連してもよいが、徐放性を有するよう にマイクロカプセル化して混入するようにしてもよい。ジエチルトルアミドをマ イクロカプセル化するには、無気質多孔質マイクロカプセル壁体、例えば酸化ケ イ素を基体とした界面反応法により多孔質カプセルに成形するか、あるいはメラ ミン壁マイクロカプセル壁材等にジエチルトルアミドを添加し、減圧後徐々に常 圧に戻すことによりマイクロカプセル化する等、通常の方法で行うことができる 。マイクロカプセルの壁材物質量を調整することにより、ジエチルトルアミドの 徐放性を調整、制御できる。マイクロカプセルのジエチルトルアミド内包量は3 0重量パーセント以上であることが好ましい。マイクロカプセルの一次平均粒子 径は小さすぎると凝集しやすく、大きすぎると添加した材料の機械的強度や耐寒 性が低下しやすいので1〜50μmが好ましい。
【0010】 ジエチルトルアミドは直接合成樹脂に混練する場合もマイクロカプセル化する 場合も、何れも実質的に合成樹脂に0.01〜10重量パーセント含有されるこ とが好ましい。ジエチルトルアミドの含有量が0.01重量パーセント以下であ ると防蟻効果に乏しく、10重量パーセント以上であると、材料の加工安定性や 耐寒性が低下するので好ましくない。
【0011】 また以上のようなジエチルトルアミドを含有する合成樹脂には比重が1以上に なるように無機充填剤等の充填剤を加えたものが好ましい。比重が1以上であれ ば散布した際に水により流出されにくく、風により飛散されにくい。 またその他老化防止剤、着色剤、難燃剤等各種の添加剤を使用目的に合せて添 加してもよい。
【0012】 このような粒剤成形材料から粒剤を製造する。粒剤の形状は球状、角状何れの 形状であってよく、大きさは0.5〜5mm径(もしくは角)の範囲である。0. 5mm以下であると加工が難しくコストアップに繋がり、5mm以上であると散布し た際濃度にばらつきが生じやすく、均一に散布しても粒剤の間隔が空いて大きく なり防蟻効果に問題を生じる。このため粒剤径は好ましくは1〜3mmである。
【0013】 さらにこのような粒剤成形材料を常法により多孔質の発泡体とすることもでき る。多孔質の発泡体とすると粒剤の表面積がおおきくなるため少量の散布でより 大きな防蟻効果を得ることができる。この場合発泡率を考慮して嵩比重が1以下 にならないようにする必要がある。 〔実施例1〜4〕 2mm2の導体に、0.8mm厚の架橋ポリエチレン絶縁体を設け、その外側にシー スを備えた長さ30mmの電力ケーブルの両端部をエポキン樹脂でモールドしたも のを作成した。電力ケーブルの通電前のものと、100℃で5日ヒートサイクル を行ったものと、500時間耐候試験を行ったものと、70℃で5日耐候試験を 行なったものと(試験体1)をそれぞれ図1に示すように、シャーレ2中に黒松 角材3と共に配し、その周囲にジエチルトルアミドをそのまま、またはマイクロ カプセル化したもの4をそれぞれ20g散布し、イエシロアリ職蟻50匹を入れ 、28±2℃で2〜3週間試験をした。表2に示す評価により結果を表1に示す 。 同様に比較例1〜5としてジエチルトルアミド含有量の少ないもの、防蟻粒 剤の径の大きいもの、ジエチルトルアミド含有しないもの、他の防蟻剤を含有し た粒剤を作成し、同様の試験を行った。結果を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案の防蟻粒剤によれば、耐熱性のジエ チルトルアミドを含有させため、粒剤に成形する際の加熱に対して安定である。 そのため加熱後であっても防蟻効果が低下することない。また耐候性であって、 どのような場所であっても散布でき、簡単にしかも優れた防蟻効果が得られる。 更に、ジエチルトルアミドをマイクロカプセル化することにより、防蟻効果を長 期間に亘って持続させることができ、非常に効果的である。
【0017】 この粒剤に添加物を添加し比重を1以上にして、家屋、建造物周囲や、地上に 布設されたケーブル周囲に散布させれば、飛散せずに白蟻の食害から保護するこ とができる。このような防蟻粒剤はどのような場所であっても、またどのような サイズのケーブルであっても簡単に散布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の防蟻ケーブルの試験を示す図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂にジエチルトルアミドを含有させ
    た粒剤であって、ジエチルトルアミドの含有量が0.0
    1〜30重量パーセントであることを特徴とする防蟻粒
    剤。
  2. 【請求項2】ジエチルトルアミドはマイクロカプセル化
    したものであることを特徴とする請求項1記載の防蟻粒
    剤。
JP7661091U 1991-09-24 1991-09-24 防蟻粒剤 Pending JPH0530102U (ja)

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JP7661091U JPH0530102U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 防蟻粒剤

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JP7661091U JPH0530102U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 防蟻粒剤

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JPH0530102U true JPH0530102U (ja) 1993-04-20

Family

ID=13610112

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JP7661091U Pending JPH0530102U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 防蟻粒剤

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5359032A (en) * 1976-11-05 1978-05-27 Furukawa Electric Co Ltd:The Repellents to termite for soil application
JPS63192702A (ja) * 1987-02-04 1988-08-10 Toppan Moore Co Ltd 徐放性マイクロカプセル化防虫製剤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5359032A (en) * 1976-11-05 1978-05-27 Furukawa Electric Co Ltd:The Repellents to termite for soil application
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