JPH05301108A - ドリル - Google Patents

ドリル

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JPH05301108A
JPH05301108A JP10642992A JP10642992A JPH05301108A JP H05301108 A JPH05301108 A JP H05301108A JP 10642992 A JP10642992 A JP 10642992A JP 10642992 A JP10642992 A JP 10642992A JP H05301108 A JPH05301108 A JP H05301108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting edge
drill
tip cutting
angle
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP10642992A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kishimoto
浩一 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPH05301108A publication Critical patent/JPH05301108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミニウム材等の高靭性軟質材の高精度穿
孔加工に適したドリルを提供する。 【構成】 三枚刃ドリルである。心厚は、外径の0.2
5倍以上0.5倍以下である。溝幅比は1.3:1〜1.
7:1の範囲内で設定される。捩れ角は30°以上40
°以下である。先端切刃における任意の各点での径方向
すくい角が、この切刃に沿って変化している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドリルに係り、特にア
ルミ材等の靭性が高く軟らかい材質の穿孔加工に適した
ドリルに関する。
【0002】
【従来の技術・発明の解決課題】例えば、自動車産業等
の各種製造業で頻繁に利用されているアルミニウム材
は、鋼等の鉄系材に比して靭性が高くまた軟らかいの
で、これを従来のドリルで穿孔加工すると穿孔内周面に
「むしれ」が生じたり、あるいは開口断面が真円になら
ずに多角形に近い形状になったりする。
【0003】穿孔内周面の「むしれ」の発生は、例えば
高速度加工を行おうとしてドリルの回転速度を高くした
り、あるいは穿孔内径が比較的大きくてドリルの最外周
端切刃の周速度が高くなる場合に起こり得る。
【0004】また、本願発明者は、上述のように断面が
真円にならずに多角形に近い形状となる理由について検
討した。結果としては、一般にドリルは二枚刃で構成さ
れており、径方向に180°反対の位置に切刃が存在す
ると、上述のように開口断面が真円にならず多角形に近
付く傾向が強いのではないかと思われる。そこで、三枚
刃ドリルが従来から知られているか否かについて調査し
たが、2例の三枚刃ドリルを従来技術として知ることが
できた。この2例の三枚刃ドリルは、下穴として既に穿
孔されている穴を拡大するために用いられるもの(穴拡
大用)と、下穴のない状態から穿孔加工を行うもの(穿
孔用)である。
【0005】穴拡大用ドリルでは、図4にその先端面形
状を示すように、外径をDとしたときに長さが0.1D
〜0.2D程度の先端切刃10を外周部に有している。
また、穿孔用ドリルでは、図5にその先端面形状を示す
ように、ドリルの軸心に近い位置まで先端切刃11が形
成されている。ところが、これらの先端切刃は、いずれ
も径方向すくい角が大略0度の直線状切刃であり、切刃
の全域にわたってすくい角に変化がない。したがって、
切り屑は切刃の内外周の周速差だけでブレークされ、ア
ルミのような靭性が高くて軟質の被削材を切削加工する
には、特に切り屑のブレーク性に問題があり、精度の良
い穿孔が困難であった。
【0006】本発明は上述のごとき従来の技術的課題に
鑑み、これを有効に解決すべく創案されたものである。
したがって本発明の目的は、アルミ等の高靭性軟質材を
高精度に穿孔加工できるドリルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るドリルは、
上述のごとき従来技術の課題を解決し、その目的を達成
するために以下のような構成を備えている。即ち、中心
角120°毎の位置に先端切刃を有し、外径Dに対して
心厚が0.25D〜0.5Dの範囲内であり、溝幅比が
1.3:1〜1.7:1の範囲内であり、捩れ角が30°
〜40°の範囲内であり、上記先端切刃における任意の
各点での径方向すくい角が、該切刃に沿って変化してい
る。
【0008】
【作用および発明の効果】本発明に係るドリルでは、三
枚の先端切刃が周方向に均等配置されており、一枚の先
端切刃に対して径方向180°反対の位置に他の切刃が
存在しないので、開口断面が精度の良い真円になる。三
枚刃ドリルでは剛性が低下しやすいが、十分な心厚寸法
を取ることでアルミ材切削に必要な剛性は確保される。
また、心厚寸法を大きくすると切り屑排出溝中のチップ
スペースが影響されて、一般には切り屑排出性が悪くな
るが、溝幅比を最低でも1.3:1〜1.7:1と大きく
することで、十分な切り屑排出性が得られる。さらに、
捩れ角即ち先端切刃の軸方向すくい角が、30°〜40
°と通常のドリルよりも大きくされることによって、ア
ルミ材切削に適した切削性能が発揮される。そして、径
方向すくい角が切刃に沿って変化しているので、切刃か
ら削り出される切り屑は圧縮作用や引っ張り作用を受け
てカールすると共に良くブレークされ、穴の内周面に
「むしれ」が発生することはない。したがって、アルミ
材等の高靭性軟質材を高精度に穿孔加工できる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例に係る三枚刃ドリル
について、図1から図3を参照して説明する。図1は本
実施例の三枚刃ドリルの刃部のみを示す側面図であり、
図2にその拡大正面図を示す。また、図3に先端切刃の
詳細な形状を示す。本実施例のドリルは超硬合金製であ
り、外径Dが10mm、全長105mm、刃部長60m
m、心厚Wが0.39mmであり、心厚Wは外径Dの0.
39倍にされている。この値は、アルミ材の切削には十
分な剛性をドリルに与える数値である。また、先端角θ
は140°、マージン幅tは1mmであり、外周二番深
さcは0.2mm、である。なお、材質は高速度工具鋼
であっても勿論よい。
【0010】先端切刃1は中心角120°毎の位置に形
成されて三枚刃のドリルに構成されている。ドリルの捩
れ角γは30°〜40°の範囲内で設定されており、鋼
用ドリルの一般的な捩れ角よりも大きくされて、本実施
例では30°に設定される。先端切刃1の軸方向すくい
角はこの捩れ角γに等しく、鋼用ドリルよりも大きな軸
方向すくい角はアルミ材の切削に適している。溝幅比α
1:α2は1.3:1〜1.7:1の範囲内に収まるように
設定されており、本実施例ではα1が70°、α2が50
°で、1.4:1に設定される。
【0011】先端切刃1は、切り屑排出溝2によって外
周側に形成される1次切刃11と、チゼル部3にシンニ
ングによって形成される2次切刃12とからなる。1次
切刃11は、ランド部4側へくぼむように凹湾曲し、最
外周端の点P1と最内周端の点P2と結ぶ直線は軸心Oか
ら離れている。したがって、この1次切刃11上の任意
の点における径方向すくい角βは、この切刃11の凹湾
曲線に沿って各点毎に変化するように設定されている。
2次切刃12は軸心Oから点P2まで延びる直線状の切刃
で形成されており、この部分では径方向すくい角は変化
しない。1次切刃11と2次切刃12との長さの比は大略
2:1程度でよい。なお、この実施例では1次切刃11
が凹湾曲線状の切刃に形成されているが、軸心Oに向か
わない直線状の切刃に形成されてもよく、その場合でも
径方向すくい角は切刃に沿って変化する。
【0012】このように1次切刃11の径方向すくい角
が変化していると、この切刃から生成される切り屑は圧
縮および引っ張り作用を受けるので細かく分断されやす
く、アルミ材のように高靭性軟質材の穿孔加工であって
も加工内周面に「むしれ」を生じることなく加工でき
る。したがって、穴内周面の仕上げ精度は良好である。
また、三枚刃ドリルで径方向180°の位置に切刃が重
なることがないので、加工穴の真円度も高い。
【0013】上述の実施例では、穿孔用ドリルとしてチ
ゼル部にシンニングによる2次切刃を形成したが、下穴
に対して穴径を拡大する穴拡大用ドリルであれば2次切
刃を形成する必要はなく、また、その場合には先端面を
円錐面ではなく平坦面としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る三枚刃ドリルの刃部
のみを示す側面図である。
【図2】 図1のドリルの拡大正面図である。
【図3】 図1のドリルの先端切刃を示す詳細図であ
る。
【図4】 従来技術による穴拡大用三枚刃ドリルの先端
切刃形状を示す図である。
【図5】 従来技術による穿孔用三枚刃ドリルの先端切
刃形状を示す図である。
【符号の説明】
1 先端切刃 11 1次切刃 12 2次切刃 2 切り屑排出溝 3 チゼル部 4 ランド部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心角120°毎の位置に先端切刃
    (1)を有し、 外径(D)に対して心厚(W)が0.25D〜0.5Dの
    範囲内であり、 溝幅比(α1:α2)が1.3:1〜1.7:1の範囲内で
    あり、 捩れ角(γ)が30°〜40°の範囲内であり、 上記先端切刃(1)における任意の各点での径方向すく
    い角が、該切刃(1)に沿って変化していることを特徴
    とするドリル。
JP10642992A 1992-04-24 1992-04-24 ドリル Pending JPH05301108A (ja)

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JPH05301108A true JPH05301108A (ja) 1993-11-16

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