JPH05301252A - サンドイッチ成形品の成形方法 - Google Patents
サンドイッチ成形品の成形方法Info
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- JPH05301252A JPH05301252A JP13617692A JP13617692A JPH05301252A JP H05301252 A JPH05301252 A JP H05301252A JP 13617692 A JP13617692 A JP 13617692A JP 13617692 A JP13617692 A JP 13617692A JP H05301252 A JPH05301252 A JP H05301252A
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- cavity
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1642—Making multilayered or multicoloured articles having a "sandwich" structure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 剛性等の機械的強度,適度な柔軟性のある締
付け力に優れた,クリップ座を有する,サンドイッチ成
形品の成形方法を提供すること。 【構成】 サンドイッチ成形品は,本体とクリップ座を
有し,クリップ座はその長手方向に伸びるクリップ板
と,その両側に突出した補強部とを有する。クリップ板
は軟らかいスキン層材料71を多く有し,一方補強部は
硬いコア層材料72を多く有する。サンドイッチ成形品
を成形するに当たり,本体形成用の第1キャビティ31
と,クリップ座形成用の第2キャビティ32とを有し,
第2キャビティ32にはクリップ板形成用の底部キャビ
ティ321と,補強部形成用の側部キャビティ322と
を設けた成形型を用いる。側部キャビティ322の先端
上部には,小流路331を介してタブ33を設けてあ
る。
付け力に優れた,クリップ座を有する,サンドイッチ成
形品の成形方法を提供すること。 【構成】 サンドイッチ成形品は,本体とクリップ座を
有し,クリップ座はその長手方向に伸びるクリップ板
と,その両側に突出した補強部とを有する。クリップ板
は軟らかいスキン層材料71を多く有し,一方補強部は
硬いコア層材料72を多く有する。サンドイッチ成形品
を成形するに当たり,本体形成用の第1キャビティ31
と,クリップ座形成用の第2キャビティ32とを有し,
第2キャビティ32にはクリップ板形成用の底部キャビ
ティ321と,補強部形成用の側部キャビティ322と
を設けた成形型を用いる。側部キャビティ322の先端
上部には,小流路331を介してタブ33を設けてあ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,剛性等の機械的強度,
適度な柔軟性のある締付け力に優れたクリップ座を有す
る,サンドイッチ成形品の成形方法に関する。
適度な柔軟性のある締付け力に優れたクリップ座を有す
る,サンドイッチ成形品の成形方法に関する。
【0002】
【従来技術】クリップ座を有するサンドイッチ成形品と
しては,例えば図10,図11に示すごとく,クリップ
座91を有するコンソールボックス9がある。コンソー
ルボックス9は,小物入れとしての本体90と,該本体
90を車体フロアフロント部8に取付けるためのクリッ
プ座91とを有する。クリップ座91は,図10に示す
ごとく,底部を形成するクリップ板911と,その両側
部の補強部912とからなる細長凹形状を有する。クリ
ップ板911は,略中央部に取付穴910を有する。
しては,例えば図10,図11に示すごとく,クリップ
座91を有するコンソールボックス9がある。コンソー
ルボックス9は,小物入れとしての本体90と,該本体
90を車体フロアフロント部8に取付けるためのクリッ
プ座91とを有する。クリップ座91は,図10に示す
ごとく,底部を形成するクリップ板911と,その両側
部の補強部912とからなる細長凹形状を有する。クリ
ップ板911は,略中央部に取付穴910を有する。
【0003】コンソールボックス9を車体フロアフロン
ト部8に取付けるに当たっては,図11に示すごとく,
取付穴910内にボルト,ビス等の取付具81を嵌挿し
て,両者を固定する。上記サンドイッチ成形品の成形方
法としては,例えば特開平3−271083号公報に示
される技術がある。
ト部8に取付けるに当たっては,図11に示すごとく,
取付穴910内にボルト,ビス等の取付具81を嵌挿し
て,両者を固定する。上記サンドイッチ成形品の成形方
法としては,例えば特開平3−271083号公報に示
される技術がある。
【0004】上記公報掲載の技術は,射出ノズルで成形
型のキャビティ内に,まずスキン層材料を射出し,更に
コア層材料を射出して,スキン材料とコア層材料からな
るサンドイッチ成形品を製造するものである。この技術
を利用すれば,図10に示すごとく,内部に硬いコア層
902を有し,その表面に軟らかいスキン層901を被
覆したサンドイッチ成形品を得ることができる。
型のキャビティ内に,まずスキン層材料を射出し,更に
コア層材料を射出して,スキン材料とコア層材料からな
るサンドイッチ成形品を製造するものである。この技術
を利用すれば,図10に示すごとく,内部に硬いコア層
902を有し,その表面に軟らかいスキン層901を被
覆したサンドイッチ成形品を得ることができる。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のコ
ンソールボックス9は,次の問題点を有する。即ち,上
記クリップ座91は,本体90より突出した位置におい
て成形される。そのため,サンドイッチ成形時に,クリ
ップ座成形用のキャビティ内は軟らかいスキン層901
が先に充填されてしまい,クリップ座全体がスキン層を
多く有することになる。そのため,該クリップ板911
は軟らか過ぎて剛性等の機械的強度が乏しくなる。
ンソールボックス9は,次の問題点を有する。即ち,上
記クリップ座91は,本体90より突出した位置におい
て成形される。そのため,サンドイッチ成形時に,クリ
ップ座成形用のキャビティ内は軟らかいスキン層901
が先に充填されてしまい,クリップ座全体がスキン層を
多く有することになる。そのため,該クリップ板911
は軟らか過ぎて剛性等の機械的強度が乏しくなる。
【0006】その結果,上記コンソールボックス9を取
付けるに当たって,上記クリップ板911に対して取付
具81の締付けトルクを充分に加えることができない。
一方,上記クリップ板911を硬いコア層材料のみによ
って構成し硬くすることも考えられる。ところが,この
場合には,クリップ板911が硬くなり過ぎて,取付具
81の締付け力によってクリップ板911に割れ等の損
傷を生じる場合がある。
付けるに当たって,上記クリップ板911に対して取付
具81の締付けトルクを充分に加えることができない。
一方,上記クリップ板911を硬いコア層材料のみによ
って構成し硬くすることも考えられる。ところが,この
場合には,クリップ板911が硬くなり過ぎて,取付具
81の締付け力によってクリップ板911に割れ等の損
傷を生じる場合がある。
【0007】即ち,従来の上記サンドイッチ成形品の成
形方法においては,上記のごとく本体から分岐したクリ
ップ座91において,硬いコア層部分と軟らかいスキン
層部分とを適度に有するサンドイッチ成形品を得ること
が困難である。本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,
サンドイッチ成形方法について種々の検討を重ねた結果
なされたもので,剛性等の機械的強度,適度な柔軟性の
ある,締付け力に優れたクリップ座を有する,サンドイ
ッチ成形品の成形方法を提供しようとするものである。
形方法においては,上記のごとく本体から分岐したクリ
ップ座91において,硬いコア層部分と軟らかいスキン
層部分とを適度に有するサンドイッチ成形品を得ること
が困難である。本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,
サンドイッチ成形方法について種々の検討を重ねた結果
なされたもので,剛性等の機械的強度,適度な柔軟性の
ある,締付け力に優れたクリップ座を有する,サンドイ
ッチ成形品の成形方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題の解決手段】本発明は,本体とクリップ座を有
し,該クリップ座はその長手方向に伸びるクリップ板と
その両側に突出した補強部とを有し,また上記クリップ
板は軟らかいスキン層を多く有し,一方補強部は硬いコ
ア層を多く有するサンドイッチ成形品を成形する方法で
ある。そのために,上記本体を形成するための第1キャ
ビティと,上記クリップ座を形成するための第2キャビ
ティとを設けると共に該第2キャビティにはクリップ板
を形成するための底部キャビティと,補強部を形成する
ための側部キャビティとを設け,かつ上記両側部キャビ
ティの先端上部には,それぞれ小流路を介してタブを設
けた成形型を用いる。そして,上記第1キャビティ及び
第2キャビティ内にスキン層材料を射出し,その後スキ
ン層材料中にコア層材料を注入し,上記タブ内にコア層
材料が流入するまで,コア層材料の注入を行うことを特
徴とする。
し,該クリップ座はその長手方向に伸びるクリップ板と
その両側に突出した補強部とを有し,また上記クリップ
板は軟らかいスキン層を多く有し,一方補強部は硬いコ
ア層を多く有するサンドイッチ成形品を成形する方法で
ある。そのために,上記本体を形成するための第1キャ
ビティと,上記クリップ座を形成するための第2キャビ
ティとを設けると共に該第2キャビティにはクリップ板
を形成するための底部キャビティと,補強部を形成する
ための側部キャビティとを設け,かつ上記両側部キャビ
ティの先端上部には,それぞれ小流路を介してタブを設
けた成形型を用いる。そして,上記第1キャビティ及び
第2キャビティ内にスキン層材料を射出し,その後スキ
ン層材料中にコア層材料を注入し,上記タブ内にコア層
材料が流入するまで,コア層材料の注入を行うことを特
徴とする。
【0009】本発明において,最も注目すべきさとは,
クリップ板が軟らかいスキン層を多く有し,一方補強部
が硬いコア層を多くしたクリップ座を有するサンドイッ
チ成形品にしたことである。また,上記クリップ座を形
成するために,クリップ板を形成するための底部キャビ
ティと,補強部を形成するための側部キャビティとを設
けた第2キャビティを用いて,成形することにある。ま
た,上記各側部キャビティの先端上部には,それぞれ小
流路を介してタブを設け,このタブ内にコア層材料を流
入させることにある。
クリップ板が軟らかいスキン層を多く有し,一方補強部
が硬いコア層を多くしたクリップ座を有するサンドイッ
チ成形品にしたことである。また,上記クリップ座を形
成するために,クリップ板を形成するための底部キャビ
ティと,補強部を形成するための側部キャビティとを設
けた第2キャビティを用いて,成形することにある。ま
た,上記各側部キャビティの先端上部には,それぞれ小
流路を介してタブを設け,このタブ内にコア層材料を流
入させることにある。
【0010】上記クリップ板においては,スキン層は全
体厚みの60〜80%を占めることが好ましい。一方,
補強部においては,コア層が全体厚みの70〜90%を
占めることが好ましい。これにより,後述の各機能が発
揮される。本発明において,第2キャビティのうち,側
部キャビティとタブとは,小流路により連結してある。
なお,この小流路とタブ内で作られた突出片(小流路品
とタブ品)は,最終的には除去される。
体厚みの60〜80%を占めることが好ましい。一方,
補強部においては,コア層が全体厚みの70〜90%を
占めることが好ましい。これにより,後述の各機能が発
揮される。本発明において,第2キャビティのうち,側
部キャビティとタブとは,小流路により連結してある。
なお,この小流路とタブ内で作られた突出片(小流路品
とタブ品)は,最終的には除去される。
【0011】上記小流路は,例えば流路の高さが0.3
〜1mmと狭いことが好ましい。また,小流路の長さ
は,2〜10mmにすることが好ましい。これにより,
硬いコア層を多く有する補強部を容易に成形することが
できる。上記タブは,コア層材料がスキン層材料に続い
て小流路を経て,該タブ内に流入できる容積を有する。
〜1mmと狭いことが好ましい。また,小流路の長さ
は,2〜10mmにすることが好ましい。これにより,
硬いコア層を多く有する補強部を容易に成形することが
できる。上記タブは,コア層材料がスキン層材料に続い
て小流路を経て,該タブ内に流入できる容積を有する。
【0012】上記スキン層材料は軟質系材料よりなり,
例えばポリプロピレンにエチレンプロピレンジエンラバ
ー(EPDM)をブレンドした樹脂,エチレン・ビニル
・アセテート樹脂,スチレン・エチレン・ブタジエン・
スチレン(SEBS)樹脂,スチレン・ブタジエン・ス
チレン(SBS)樹脂,軟質塩化ビニル(PVC)樹脂
などがある。
例えばポリプロピレンにエチレンプロピレンジエンラバ
ー(EPDM)をブレンドした樹脂,エチレン・ビニル
・アセテート樹脂,スチレン・エチレン・ブタジエン・
スチレン(SEBS)樹脂,スチレン・ブタジエン・ス
チレン(SBS)樹脂,軟質塩化ビニル(PVC)樹脂
などがある。
【0013】上記コア層材料は硬質材料よりなり,例え
ばアクリル・スチレン(AS)樹脂,アクリロ・トリル
・スチレン(ABS)樹脂,硬質PVC樹脂,タルク等
のフィラー入りのポリプロピレン(PP)樹脂などがあ
る。そして,上記サンドイッチ成形品を成形するに当た
っては,まず第1キャビティ及び第2キャビティ内に,
スキン層材料を射出する。次いで,該スキン層材料中に
コア層材料を注入する。そして,クリップ座成形用の第
2キャビティ内においては,余剰のスキン層及びコア層
材料を小流路を介してタブ内に流出させる。
ばアクリル・スチレン(AS)樹脂,アクリロ・トリル
・スチレン(ABS)樹脂,硬質PVC樹脂,タルク等
のフィラー入りのポリプロピレン(PP)樹脂などがあ
る。そして,上記サンドイッチ成形品を成形するに当た
っては,まず第1キャビティ及び第2キャビティ内に,
スキン層材料を射出する。次いで,該スキン層材料中に
コア層材料を注入する。そして,クリップ座成形用の第
2キャビティ内においては,余剰のスキン層及びコア層
材料を小流路を介してタブ内に流出させる。
【0014】これにより,上記のごとく異なるサンドイ
ッチ構造のクリップ座(図6参照)を成形することがで
きる。上記クリップ座を有するサンドイッチ成形品とし
ては,例えば自動車用部品としてのコンソールボック
ス,マッドガードなどがある。
ッチ構造のクリップ座(図6参照)を成形することがで
きる。上記クリップ座を有するサンドイッチ成形品とし
ては,例えば自動車用部品としてのコンソールボック
ス,マッドガードなどがある。
【0015】
【作用及び効果】本発明においては,本体を形成するた
めの第1キャビティとクリップ座を形成するための第2
キャビティを設けた成形型を用いる。そのため,スキン
層材料中にコア層材料を注入してサンドイッチ成形品を
成形していく過程において,上記第1キャビティ及び第
2キャビティ内には,まずスキン層材料が注入される。
次いで,該スキン層材料中にコア層材料が注入される。
これにより,硬いコア層が軟らかいスキン層によりサン
ドイッチ状に被覆されたサンドイッチ成形品を成形する
ことができる。
めの第1キャビティとクリップ座を形成するための第2
キャビティを設けた成形型を用いる。そのため,スキン
層材料中にコア層材料を注入してサンドイッチ成形品を
成形していく過程において,上記第1キャビティ及び第
2キャビティ内には,まずスキン層材料が注入される。
次いで,該スキン層材料中にコア層材料が注入される。
これにより,硬いコア層が軟らかいスキン層によりサン
ドイッチ状に被覆されたサンドイッチ成形品を成形する
ことができる。
【0016】また,このとき,上記第2キャビティに
は,クリップ板を形成するための底部キャビティと,補
強部を形成するための側部キャビティが設けてある。ま
た,該側部キャビティの先端上部には,小流路を介して
タブが設けてある。そのため,上記小流路付近の未硬化
のスキン層材料が,まず注入されてくるコア層材料によ
って押され小流路を通じてタブ内に流入する。次いで,
コア層材料が小流路を経てタブ内に流入する。
は,クリップ板を形成するための底部キャビティと,補
強部を形成するための側部キャビティが設けてある。ま
た,該側部キャビティの先端上部には,小流路を介して
タブが設けてある。そのため,上記小流路付近の未硬化
のスキン層材料が,まず注入されてくるコア層材料によ
って押され小流路を通じてタブ内に流入する。次いで,
コア層材料が小流路を経てタブ内に流入する。
【0017】それ故,コア層材料は,側部キャビティ内
に充分に行き渡る。その結果,側部キャビティにおいて
得られる補強部は硬いコア層を多く有することになる。
なお,この側部キャビティにおいては,先に注入されて
いるスキン層材料が入ってくる前に,その表面部分にお
いて冷却固化する。そのため,補強部は,表面に薄いス
キン層を形成している。
に充分に行き渡る。その結果,側部キャビティにおいて
得られる補強部は硬いコア層を多く有することになる。
なお,この側部キャビティにおいては,先に注入されて
いるスキン層材料が入ってくる前に,その表面部分にお
いて冷却固化する。そのため,補強部は,表面に薄いス
キン層を形成している。
【0018】一方,上記底部キャビティには,小流路及
びタブが設けられていない。そのため,底部キャビティ
に入って来たコア層材料は,側部キャビティの場合のご
とくスキン層材料を余り押し出すことができない。その
ため,クリップ板は,軟らかいスキン層を多く有するこ
とになる。なお,上記成形型において得られたサンドイ
ッチ成形品は,成形型より取り出し,小流路及びタブに
よって形成された突出片(小流路品及びタブ品)を切断
除去する。
びタブが設けられていない。そのため,底部キャビティ
に入って来たコア層材料は,側部キャビティの場合のご
とくスキン層材料を余り押し出すことができない。その
ため,クリップ板は,軟らかいスキン層を多く有するこ
とになる。なお,上記成形型において得られたサンドイ
ッチ成形品は,成形型より取り出し,小流路及びタブに
よって形成された突出片(小流路品及びタブ品)を切断
除去する。
【0019】これにより,本体とクリップ座を有し,該
クリップ座はその長手方向に伸びるクリップ板と,その
両側に突出した補強部を有し,またクリップ板は軟らか
いコア層を多く有し,一方補強部が硬いコア層を多く有
するサンドイッチ成形品を得ることができる。それ故,
クリップ座において,補強部は剛性に優れ,一方クリッ
プ板は柔軟性に優れている。したがって,本発明によれ
ば,剛性等の機械的強度,適度な柔軟性のある締付け力
に優れたクリップ座を有する,サンドイッチ成形品の成
形方法を提供することができる。
クリップ座はその長手方向に伸びるクリップ板と,その
両側に突出した補強部を有し,またクリップ板は軟らか
いコア層を多く有し,一方補強部が硬いコア層を多く有
するサンドイッチ成形品を得ることができる。それ故,
クリップ座において,補強部は剛性に優れ,一方クリッ
プ板は柔軟性に優れている。したがって,本発明によれ
ば,剛性等の機械的強度,適度な柔軟性のある締付け力
に優れたクリップ座を有する,サンドイッチ成形品の成
形方法を提供することができる。
【0020】
実施例1 本発明にかかるサンドイッチ成形品の成形方法につき,
図1〜図8を用いて説明する。本例において成形しよう
とするサンドイッチ成形品は,図6〜図8に示す自動車
用コンソールボックス1である。上記コンソールボック
ス1は,図6に示すごとく,小物入れとしての本体10
と,この本体10を車体フロアフロントに取付けるため
のクリップ座1Cとよりなる。
図1〜図8を用いて説明する。本例において成形しよう
とするサンドイッチ成形品は,図6〜図8に示す自動車
用コンソールボックス1である。上記コンソールボック
ス1は,図6に示すごとく,小物入れとしての本体10
と,この本体10を車体フロアフロントに取付けるため
のクリップ座1Cとよりなる。
【0021】上記クリップ座1Cは,図6に示すごと
く,その長手方向に伸びるクリップ板11と,その両側
に突出した補強部12とからなる細長状凹部を有する。
また,上記クリップ板11の断面構造は,図7,図8に
示すごとく,中央部において,ボルト,ビス等の取付具
を嵌挿するための取付穴110を有する。そのため,ク
リップ板11は,締付け時の応力集中を防ぐために,剛
性等の機械的強度及び適度な柔軟性のある締付け力を有
する必要がある。
く,その長手方向に伸びるクリップ板11と,その両側
に突出した補強部12とからなる細長状凹部を有する。
また,上記クリップ板11の断面構造は,図7,図8に
示すごとく,中央部において,ボルト,ビス等の取付具
を嵌挿するための取付穴110を有する。そのため,ク
リップ板11は,締付け時の応力集中を防ぐために,剛
性等の機械的強度及び適度な柔軟性のある締付け力を有
する必要がある。
【0022】そのため,上記クリップ板11のコア層1
12の表面には,容易に弾性変形するよう,比較的厚み
が厚いスキン層111を有する。一方,上記補強部12
は,図7,図8に示すごとく,比較的厚みが厚いコア層
122の表面に,比較的厚みが薄いスキン層121を有
する。このように,上記補強部12が比較的コア層12
2を多く有し硬くしてある理由は,上記クリップ板11
をその両側より外的衝撃からガードするためである。
12の表面には,容易に弾性変形するよう,比較的厚み
が厚いスキン層111を有する。一方,上記補強部12
は,図7,図8に示すごとく,比較的厚みが厚いコア層
122の表面に,比較的厚みが薄いスキン層121を有
する。このように,上記補強部12が比較的コア層12
2を多く有し硬くしてある理由は,上記クリップ板11
をその両側より外的衝撃からガードするためである。
【0023】次に,上記コンソールボックス1の成形方
法につき,図1〜図5を用いて説明する。まず,この成
形方法に用いる成形型3は,図4,図5に示すごとく,
第1キャビティ31と第2キャビティ32とを有する。
第1キャビティ31は,上記本体10形成し,第2キャ
ビティ32は,上記クリップ座1Cを形成するためのも
のである。
法につき,図1〜図5を用いて説明する。まず,この成
形方法に用いる成形型3は,図4,図5に示すごとく,
第1キャビティ31と第2キャビティ32とを有する。
第1キャビティ31は,上記本体10形成し,第2キャ
ビティ32は,上記クリップ座1Cを形成するためのも
のである。
【0024】上記第2キャビティ32は,図4,図5に
示すごとく,上記クリップ板11を形成するための底部
キャビティ321と,上記補強部12を形成するための
側部キャビティ322を有する。上記側部キャビティ3
22の先端上部には,図4,図5に示すごとく,小流路
331を介してタブ33が設けてある。一方,底部キャ
ビティ321の先端には,小流路及びタブを設けていな
い。上記成形型3のゲート(図示略)は,スキン層材料
及びコア層材料注入用の射出成形機(図示略)に連結し
てある。
示すごとく,上記クリップ板11を形成するための底部
キャビティ321と,上記補強部12を形成するための
側部キャビティ322を有する。上記側部キャビティ3
22の先端上部には,図4,図5に示すごとく,小流路
331を介してタブ33が設けてある。一方,底部キャ
ビティ321の先端には,小流路及びタブを設けていな
い。上記成形型3のゲート(図示略)は,スキン層材料
及びコア層材料注入用の射出成形機(図示略)に連結し
てある。
【0025】次に,成形過程を示す図1〜図3を用いて
説明する。まず,図1に示すごとく,第1キャビティ3
1内に,ゲートよりスキン層材料71を射出する。該ス
キン層材料71の射出量は,上記本体10と,クリップ
座1Cのスキン層に必要な容量に相当する。そして,サ
ンドイッチ成形品を成形していく過程において,上記第
1キャビティ31及び第2キャビティ32内には,まず
スキン層材料71が注入されていく。
説明する。まず,図1に示すごとく,第1キャビティ3
1内に,ゲートよりスキン層材料71を射出する。該ス
キン層材料71の射出量は,上記本体10と,クリップ
座1Cのスキン層に必要な容量に相当する。そして,サ
ンドイッチ成形品を成形していく過程において,上記第
1キャビティ31及び第2キャビティ32内には,まず
スキン層材料71が注入されていく。
【0026】次いで,該スキン層材料71中にコア層材
料72が注入される。これにより,硬いコア層112,
122が軟らかいスキン層111,121によりサンド
イッチ状に被覆されたコンソールボックス1を成形する
ことができる。また,このとき,上記第2キャビティ3
2には,クリップ板11を形成するための底部キャビテ
ィ321と,補強部12を形成するための側部キャビテ
ィ322が設けてある。また,該側部キャビティ322
の先端上部には,小流路331を介してタブ33が設け
てある。
料72が注入される。これにより,硬いコア層112,
122が軟らかいスキン層111,121によりサンド
イッチ状に被覆されたコンソールボックス1を成形する
ことができる。また,このとき,上記第2キャビティ3
2には,クリップ板11を形成するための底部キャビテ
ィ321と,補強部12を形成するための側部キャビテ
ィ322が設けてある。また,該側部キャビティ322
の先端上部には,小流路331を介してタブ33が設け
てある。
【0027】そのため,上記小流路331の付近の未硬
化のスキン層材料71が,まず注入されてくるコア層材
料72によって押され,小流路331を経てタブ33内
に流入する。ついで,コア層材料72が小流路331を
経てタブ33内に流入する。それ故,コア層材料72
は,側部キャビティ322内に充分に行き渡る。その結
果,側部キャビティ322において得られる補強部12
は硬いコア層122を多く有することになる。なお,こ
の側部キャビティ322においては,先に注入されてい
るスキン層材料71がコア層材料72が入ってくる前に
冷却固化する。そのため,補強部12は表面に薄いスキ
ン層121を形成している。
化のスキン層材料71が,まず注入されてくるコア層材
料72によって押され,小流路331を経てタブ33内
に流入する。ついで,コア層材料72が小流路331を
経てタブ33内に流入する。それ故,コア層材料72
は,側部キャビティ322内に充分に行き渡る。その結
果,側部キャビティ322において得られる補強部12
は硬いコア層122を多く有することになる。なお,こ
の側部キャビティ322においては,先に注入されてい
るスキン層材料71がコア層材料72が入ってくる前に
冷却固化する。そのため,補強部12は表面に薄いスキ
ン層121を形成している。
【0028】一方,上記底部キャビティ321には,小
流路331及びタブ33が設けられない。そのため,底
部キャビティ321にクリップ板11は,軟らかいスキ
ン層111を多く有することになる。
流路331及びタブ33が設けられない。そのため,底
部キャビティ321にクリップ板11は,軟らかいスキ
ン層111を多く有することになる。
【0029】これにより,図6に示すごとく,クリップ
板11と,その両側に突出した補強部12を有し,該ク
リップ板11は軟らかいスキン層111を多く有し,一
方補強部12は硬いコア層122を多く有する,コンソ
ールボックス1を得ることができる。なお,図6に示す
ごとく,上記成形型3において得られたコンソールボッ
クス1は,冷却固化後に成形型3より取り出し,小流路
331及びタブ33によって形成された突出片としての
小流路品131及びタブ品13を切断除去する。
板11と,その両側に突出した補強部12を有し,該ク
リップ板11は軟らかいスキン層111を多く有し,一
方補強部12は硬いコア層122を多く有する,コンソ
ールボックス1を得ることができる。なお,図6に示す
ごとく,上記成形型3において得られたコンソールボッ
クス1は,冷却固化後に成形型3より取り出し,小流路
331及びタブ33によって形成された突出片としての
小流路品131及びタブ品13を切断除去する。
【0030】実施例2 本例は,図9に示すごとく,上記実施例1における細長
凹形状のクリップ座1Cに代えて,細長H形状のクリッ
プ座2としたものである。その他は,実施例1と同様で
ある。クリップ座2は,同図に示すごとく,上方に比較
的大きい凹部210と,下方に比較的小さい凹部210
1を有する。また,クリップ板21は,硬いコア層21
2よりも,軟らかいスキン層211を多く有する。
凹形状のクリップ座1Cに代えて,細長H形状のクリッ
プ座2としたものである。その他は,実施例1と同様で
ある。クリップ座2は,同図に示すごとく,上方に比較
的大きい凹部210と,下方に比較的小さい凹部210
1を有する。また,クリップ板21は,硬いコア層21
2よりも,軟らかいスキン層211を多く有する。
【0031】一方,補強部22は,軟らかいスキン層2
21よりも,硬いコア層222を多く有する。そして,
両補強部22,22は,図9に示すごとく,上記クリッ
プ板21を上方及び下方においてガードした状態に形成
してある。それ故,本例によれば,上記実施例1のクリ
ップ座1Cに比して,クリップ板21が補強部22によ
り一層ガードされたクリップ座2を有する,コンソール
ボックスを得ることがでる。その他,実施例1と同様の
効果を得ることができる。
21よりも,硬いコア層222を多く有する。そして,
両補強部22,22は,図9に示すごとく,上記クリッ
プ板21を上方及び下方においてガードした状態に形成
してある。それ故,本例によれば,上記実施例1のクリ
ップ座1Cに比して,クリップ板21が補強部22によ
り一層ガードされたクリップ座2を有する,コンソール
ボックスを得ることがでる。その他,実施例1と同様の
効果を得ることができる。
【図1】実施例1のサンドイッチ成形における,側部キ
ャビティ内における成形過程を示す図2のA−A線矢視
断面図。
ャビティ内における成形過程を示す図2のA−A線矢視
断面図。
【図2】実施例1における,側部キャビティ内における
成形過程を示す側面断面図。
成形過程を示す側面断面図。
【図3】図1のB−B線矢視断面図。
【図4】実施例1における,第2キャビティの平面図。
【図5】図4のD−D線矢視断面図。
【図6】実施例1により得られるサンドイッチ成形品と
してのコンソールボックスの一部斜視図。
してのコンソールボックスの一部斜視図。
【図7】図6のE−E線矢視断面図。
【図8】図6のF−F線矢視断面図。
【図9】実施例2により得られるコンソールボックスの
クリップ座の断面図。
クリップ座の断面図。
【図10】従来のコンソールボックスの一部斜視図。
【図11】従来のコンソールボックスの取付け状態を示
す説明図。
す説明図。
1...サンドイッチ成形品としての,コンソールボッ
クス, 1C,2...クリップ座, 10...補強部, 11,21...クリップ板, 111,211...スキン層, 112,212...コア層, 12,22...補強部, 121,221...スキン層, 122,222...コア層, 3...成形型, 31...第1キャビティ, 32...第2キャビティ, 321...底部キャビティ, 322...側部キャビティ, 33...タブ, 331...小流路, 71...スキン層材料, 72...コア層材料,
クス, 1C,2...クリップ座, 10...補強部, 11,21...クリップ板, 111,211...スキン層, 112,212...コア層, 12,22...補強部, 121,221...スキン層, 122,222...コア層, 3...成形型, 31...第1キャビティ, 32...第2キャビティ, 321...底部キャビティ, 322...側部キャビティ, 33...タブ, 331...小流路, 71...スキン層材料, 72...コア層材料,
Claims (1)
- 【請求項1】 本体とクリップ座を有し,該クリップ座
はその長手方向に伸びるクリップ板とその両側に突出し
た補強部とを有し,また上記クリップ板は軟らかいスキ
ン層を多く有し,一方補強部は硬いコア層を多く有する
サンドイッチ成形品を成形するに当たり,上記本体を形
成するための第1キャビティと,上記クリップ座を形成
するための第2キャビティとを設けると共に該第2キャ
ビティにはクリップ板を形成するための底部キャビティ
と,補強部を形成するための側部キャビティとを設け,
かつ上記両側部キャビティの先端上部にはそれぞれ小流
路を介してタブを設けた成形型を用い,上記第1キャビ
ティ及び第2キャビティ内にスキン層材料を射出し,そ
の後スキン層材料中にコア層材料を注入し,上記タブ内
にコア層材料が流入するまで,コア層材料の注入を行う
ことを特徴とするサンドイッチ成形品の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13617692A JPH05301252A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | サンドイッチ成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13617692A JPH05301252A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | サンドイッチ成形品の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05301252A true JPH05301252A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=15169109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13617692A Pending JPH05301252A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | サンドイッチ成形品の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05301252A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010086145A1 (de) * | 2009-01-27 | 2010-08-05 | Neo-Plastic Dr. Doetsch Diespeck Gmbh | Sandwichdichtung mit verbreiteter kopfform |
| WO2010086144A1 (de) * | 2009-01-27 | 2010-08-05 | Neo-Plastic Dr. Doetsch Diespeck Gmbh | Sandwichdichtung mit durchgreifendem kern und prozesssteuerung mit überlaufeinrichtung |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP13617692A patent/JPH05301252A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010086145A1 (de) * | 2009-01-27 | 2010-08-05 | Neo-Plastic Dr. Doetsch Diespeck Gmbh | Sandwichdichtung mit verbreiteter kopfform |
| WO2010086144A1 (de) * | 2009-01-27 | 2010-08-05 | Neo-Plastic Dr. Doetsch Diespeck Gmbh | Sandwichdichtung mit durchgreifendem kern und prozesssteuerung mit überlaufeinrichtung |
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