JPH0530251Y2 - - Google Patents
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- JPH0530251Y2 JPH0530251Y2 JP1988101717U JP10171788U JPH0530251Y2 JP H0530251 Y2 JPH0530251 Y2 JP H0530251Y2 JP 1988101717 U JP1988101717 U JP 1988101717U JP 10171788 U JP10171788 U JP 10171788U JP H0530251 Y2 JPH0530251 Y2 JP H0530251Y2
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- Japan
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- lamp
- lamp body
- communication hole
- heat
- space
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案車輌用灯具を以下の項目に従つて説明す
る。
る。
A 産業上の利用分野
B 考案の概要
C 背景技術
D 考案が解決しようとする課題
E 課題を解決するための手段
F 実施例
F−1 第1の実施例[第1図乃至第3図]
a ランプボデイ、レンズ[第1図乃至第3図]
b 反射鏡、電球[第1図]
c 連通孔、挿通パイプ[第1図乃至第3図]
d 感熱撓み材、栓材[第1図乃至第3図]
e 連通孔の開閉[第3図]
F−2 第2の実施例[第4図]
F−3 第3の実施例[第5図]
G 考案の効果
(A 産業上の利用分野)
本考案は新規な車輌用灯具に関する。詳しく
は、灯具空間を画成している部材の1つであるラ
ンプボデイの壁部に外部に連通した連通孔が形成
された車輌用灯具に関するものであり、灯具空間
内に配置された電球の発熱作用を利用して前記連
通孔を開いたり塞いだりすることができるように
した新規な車輌用灯具を提供しようとするもので
ある。
は、灯具空間を画成している部材の1つであるラ
ンプボデイの壁部に外部に連通した連通孔が形成
された車輌用灯具に関するものであり、灯具空間
内に配置された電球の発熱作用を利用して前記連
通孔を開いたり塞いだりすることができるように
した新規な車輌用灯具を提供しようとするもので
ある。
(B 考案の概要)
本考案車輌用灯具は、ランプボデイとその前面
開口を覆うレンズとこれらランプボデイ及びレン
ズにより画成された灯具空間内に配置された電球
とを備え上記ランプボデイの壁部に外部に連通し
た連通孔が形成された車輌用灯具であつて、弾性
を有する材料で形成された栓材が固定された感熱
撓み材を上記栓材が連通孔と対向するようにラン
プボデイの内壁面に支持することにより、電球が
点灯していないときは前記連通孔が上記栓材によ
り閉塞され電球が点灯したときはその熱により感
熱撓み材が撓んで連通孔が開通されるようにした
ものである。
開口を覆うレンズとこれらランプボデイ及びレン
ズにより画成された灯具空間内に配置された電球
とを備え上記ランプボデイの壁部に外部に連通し
た連通孔が形成された車輌用灯具であつて、弾性
を有する材料で形成された栓材が固定された感熱
撓み材を上記栓材が連通孔と対向するようにラン
プボデイの内壁面に支持することにより、電球が
点灯していないときは前記連通孔が上記栓材によ
り閉塞され電球が点灯したときはその熱により感
熱撓み材が撓んで連通孔が開通されるようにした
ものである。
(C 背景技術)
車輌用灯具、例えば、自動車用灯具は、一般
に、車体もしくは車体に固定された支持部材等に
支持されるランプボデイと該ランプボデイにその
前面開口を覆うように取着されたレンズとこれら
ランプボデイ及びレンズにより画成された灯具空
間内に配置された電球等から成り、通常、ランプ
ボデイとレンズとの突合部やランプボデイの電球
取付用孔に防水部材が設けられる。
に、車体もしくは車体に固定された支持部材等に
支持されるランプボデイと該ランプボデイにその
前面開口を覆うように取着されたレンズとこれら
ランプボデイ及びレンズにより画成された灯具空
間内に配置された電球等から成り、通常、ランプ
ボデイとレンズとの突合部やランプボデイの電球
取付用孔に防水部材が設けられる。
ところが、自動車用灯具は少なくともその一部
が車体の外部に露出されて使用されるものである
から、雨水等の水分の灯具空間への侵入を完全に
防止することは困難である。
が車体の外部に露出されて使用されるものである
から、雨水等の水分の灯具空間への侵入を完全に
防止することは困難である。
また、近時の車輌用灯具は、そのランプボデイ
あるいは灯具空間内に配置される反射鏡が合成樹
脂により形成されることが多く、また、レンズも
合成樹脂により形成されることがあり、このよう
な灯具においては、電球が点灯したときの熱で灯
具空間内の温度が上昇して上記空間の気圧が高め
られ、それにより上記ランプボデイや反射鏡やレ
ンズが変形して配光性能が悪化してしまうことが
ある。
あるいは灯具空間内に配置される反射鏡が合成樹
脂により形成されることが多く、また、レンズも
合成樹脂により形成されることがあり、このよう
な灯具においては、電球が点灯したときの熱で灯
具空間内の温度が上昇して上記空間の気圧が高め
られ、それにより上記ランプボデイや反射鏡やレ
ンズが変形して配光性能が悪化してしまうことが
ある。
そこで、車輌用灯具にあつては、灯具空間内に
侵入した水分を外部へ放出しあるいは電球の発熱
作用により蒸発させて灯具空間外へ排出するため
の、あるいは灯具空間内の圧力が上昇してしまう
ことの無いように外部との通気を図るための連通
孔、即ち、灯具空間とその外部とに連通した孔を
ランプボデイの壁部に設けることがある。
侵入した水分を外部へ放出しあるいは電球の発熱
作用により蒸発させて灯具空間外へ排出するため
の、あるいは灯具空間内の圧力が上昇してしまう
ことの無いように外部との通気を図るための連通
孔、即ち、灯具空間とその外部とに連通した孔を
ランプボデイの壁部に設けることがある。
(D 考案が解決しようとする課題)
ところが、このような連通孔は灯具空間内の水
分の排出や通気を図ることができる反面、灯具空
間への水分やホコリの侵入を助長する原因にもな
るという問題がある。
分の排出や通気を図ることができる反面、灯具空
間への水分やホコリの侵入を助長する原因にもな
るという問題がある。
(E 課題を解決するための手段)
そこで、本考案車輌用灯具は、上記した課題を
解決するために、熱膨張係数が異なる複数の板材
を貼り合わせて成る感熱撓み材に弾性を有する材
料で形成された栓材を固定すると共に、上記感熱
撓み材を栓材がランプボデイの連通孔を閉塞する
ようにランプボデイの内壁面に支持し、灯具空間
の温度が上昇することにより感熱撓み材が撓んで
栓材による連通孔の閉塞が解除されるようにした
ものである。
解決するために、熱膨張係数が異なる複数の板材
を貼り合わせて成る感熱撓み材に弾性を有する材
料で形成された栓材を固定すると共に、上記感熱
撓み材を栓材がランプボデイの連通孔を閉塞する
ようにランプボデイの内壁面に支持し、灯具空間
の温度が上昇することにより感熱撓み材が撓んで
栓材による連通孔の閉塞が解除されるようにした
ものである。
従つて、本考案車輌用灯具によれば、灯具空間
内に配置された電球が点灯していないときは連通
孔が栓材により閉塞されており、電球が点灯した
ときはその熱により灯具空間内の温度が上昇して
感熱撓み材が撓んで栓材による連通孔の閉塞が解
除されるので、電球の点灯時においては連通孔を
通して水分の灯具空間外への排出や灯具空間内の
圧力上昇の防止等当該連通孔が有する所定の目的
が果たされ、電球の非点灯時においては連通孔が
閉塞されていることにより灯具空間内への水分や
ホコリの侵入を防止することができ、しかも、栓
材による連通孔の閉塞及びその開放が電球の点消
灯に伴なう灯具空間内の温度変化により制御され
るので栓材を移動させるための特別な駆動力や機
構が不要であり、従つて、灯具の構造が複雑にな
つたり重量が増したりすることも無い。
内に配置された電球が点灯していないときは連通
孔が栓材により閉塞されており、電球が点灯した
ときはその熱により灯具空間内の温度が上昇して
感熱撓み材が撓んで栓材による連通孔の閉塞が解
除されるので、電球の点灯時においては連通孔を
通して水分の灯具空間外への排出や灯具空間内の
圧力上昇の防止等当該連通孔が有する所定の目的
が果たされ、電球の非点灯時においては連通孔が
閉塞されていることにより灯具空間内への水分や
ホコリの侵入を防止することができ、しかも、栓
材による連通孔の閉塞及びその開放が電球の点消
灯に伴なう灯具空間内の温度変化により制御され
るので栓材を移動させるための特別な駆動力や機
構が不要であり、従つて、灯具の構造が複雑にな
つたり重量が増したりすることも無い。
(F 実施例)
以下に、本考案車輌用灯具の詳細を図示した各
実施例に従つて説明する。
実施例に従つて説明する。
(F−1 第1の実施例)[第1図乃至第3図]
第1図乃至第3図は本考案車輌用灯具を自動車
用前照灯1に適用した第1の実施例を示すもので
ある。
用前照灯1に適用した第1の実施例を示すもので
ある。
(a ランプボデイ、レンズ)[第1図乃至第3
図] 2は合成樹脂製のランプボデイであり、前面3
が開口した略箱形をし、その前端部4はその余の
部分より厚肉に形成されると共にこの前端部4の
前面にレンズ据付溝5が形成され、また、その背
面壁6の略中央部には挿通孔7が形成されてお
り、該挿通孔7の開口縁から後方へ向けて突設さ
れた円筒部7aが形成され、該円筒部7aの後端
部に外方へ突出したフランジ7bが形成されてい
る。
図] 2は合成樹脂製のランプボデイであり、前面3
が開口した略箱形をし、その前端部4はその余の
部分より厚肉に形成されると共にこの前端部4の
前面にレンズ据付溝5が形成され、また、その背
面壁6の略中央部には挿通孔7が形成されてお
り、該挿通孔7の開口縁から後方へ向けて突設さ
れた円筒部7aが形成され、該円筒部7aの後端
部に外方へ突出したフランジ7bが形成されてい
る。
8はレンズであり、図示しないレンズ素子が形
成された前面部9と該前面部9の外周縁から後方
へ向けて突出した周壁部10とが透明なガラスも
しくは合成樹脂により一体に形成されて成り、周
壁部10の後端部10aがランプボデイ2のレン
ズ据付溝5内にシール材11を挟んで嵌合され、
図示しない固定手段によりランプボデイ2に固定
されている。
成された前面部9と該前面部9の外周縁から後方
へ向けて突出した周壁部10とが透明なガラスも
しくは合成樹脂により一体に形成されて成り、周
壁部10の後端部10aがランプボデイ2のレン
ズ据付溝5内にシール材11を挟んで嵌合され、
図示しない固定手段によりランプボデイ2に固定
されている。
しかして、ランプボデイ2の前面開口3がレン
ズ8によつて覆われ、また、ランプボデイ2の挿
通孔7が後述する防水カバーにより覆われ、これ
によつて、略密閉された灯具空間12が画成され
る。
ズ8によつて覆われ、また、ランプボデイ2の挿
通孔7が後述する防水カバーにより覆われ、これ
によつて、略密閉された灯具空間12が画成され
る。
(b 反射鏡、電球)[第1図]
13は合成樹脂製の反射鏡であり、前方に向つ
て開口した凹形を為すと共に、その内面14の大
部分14aが回転放物面状をしかつ高い光反射性
を有するように処理された反射面になつており、
また、その後頂部に電球支持孔15が形成されて
いる。
て開口した凹形を為すと共に、その内面14の大
部分14aが回転放物面状をしかつ高い光反射性
を有するように処理された反射面になつており、
また、その後頂部に電球支持孔15が形成されて
いる。
そして、このような反射鏡13は灯具空間12
内に配置されると共にランプボデイ2に対して1
つの回動支点部と2つの間隔調整部、即ち、反射
鏡とランプボデイ2の背面壁6との間の間隔を調
整する調整部を介して支持されており、それによ
つて反射面14aの光軸が上下方向と左右方向で
調整されるようランプボデイ2に傾動可能に支持
されている。
内に配置されると共にランプボデイ2に対して1
つの回動支点部と2つの間隔調整部、即ち、反射
鏡とランプボデイ2の背面壁6との間の間隔を調
整する調整部を介して支持されており、それによ
つて反射面14aの光軸が上下方向と左右方向で
調整されるようランプボデイ2に傾動可能に支持
されている。
16は反射鏡13に支持された電球であり、そ
の口金部17が図示しない電球支持部材を介して
反射鏡13の電球支持孔15に支持され、そのガ
ラス球18内に封入されたフイラメント18aが
反射面14aの焦点位置もしくはそれに近いとこ
ろに位置されている。
の口金部17が図示しない電球支持部材を介して
反射鏡13の電球支持孔15に支持され、そのガ
ラス球18内に封入されたフイラメント18aが
反射面14aの焦点位置もしくはそれに近いとこ
ろに位置されている。
尚、19はゴム製のカバーであり、その中心部
にある筒状部19aの前部が電球16の口金部1
7に密着状に外嵌され、該筒状部19aの後端か
ら外方へ向つて突出した後壁部19bと該後壁部
19bの外縁から前方へ向つて延びる外環部19
cを備え、外環部19cがランプボデイ2の前記
円筒部7aを外嵌するように位置し、外環部19
cの前端部内面に形成された係合突起19dがラ
ンプボデイ2の円筒部7aに形成されたフランジ
7bの前側に係合され、これによつて、ランプボ
デイ2の挿通孔7が気密に保持される。
にある筒状部19aの前部が電球16の口金部1
7に密着状に外嵌され、該筒状部19aの後端か
ら外方へ向つて突出した後壁部19bと該後壁部
19bの外縁から前方へ向つて延びる外環部19
cを備え、外環部19cがランプボデイ2の前記
円筒部7aを外嵌するように位置し、外環部19
cの前端部内面に形成された係合突起19dがラ
ンプボデイ2の円筒部7aに形成されたフランジ
7bの前側に係合され、これによつて、ランプボ
デイ2の挿通孔7が気密に保持される。
(c 連通孔、連通パイプ)[第1図乃至第3図]
20はランプボデイ2の背面壁6のうち後部開
口部1の略真上の位置から後方へ向けて略円筒状
を為すように突設された突出部であり、その孔2
0a(以下、「連通孔」と言う。)は背面壁6の内
面に開口し、また、この突出部20の後端に外方
へ向つて突出した環状の係合突条20bが形成さ
れている。
口部1の略真上の位置から後方へ向けて略円筒状
を為すように突設された突出部であり、その孔2
0a(以下、「連通孔」と言う。)は背面壁6の内
面に開口し、また、この突出部20の後端に外方
へ向つて突出した環状の係合突条20bが形成さ
れている。
尚、この連通孔20aは、例えば、灯具空間1
2内の水分を灯具空間12外へ排出し、あるいは
灯具空間12と外部との間で通気を行なうための
孔である。
2内の水分を灯具空間12外へ排出し、あるいは
灯具空間12と外部との間で通気を行なうための
孔である。
21は略円筒状をし、かつ、側方から見て略L
字状に屈曲した連通パイプであり、その前後方向
に延びる部分の前端部に内側に突出した環状の係
合突条22が形成されている。
字状に屈曲した連通パイプであり、その前後方向
に延びる部分の前端部に内側に突出した環状の係
合突条22が形成されている。
そして、このような連通パイプ21は左右に略
2つ割りにされたハーフ体21aと21bとから
成り、その係合突条22が前記突出部20に外嵌
された状態で左右2つのハーフ21aと21bと
が接着等の結合手段により、一体的に結合される
ことによつてランプボデイ2に取着される。23
は突出部20の係合突条20bと連通パイプ21
の係合突起22との間に介挿されたOリングであ
る。
2つ割りにされたハーフ体21aと21bとから
成り、その係合突条22が前記突出部20に外嵌
された状態で左右2つのハーフ21aと21bと
が接着等の結合手段により、一体的に結合される
ことによつてランプボデイ2に取着される。23
は突出部20の係合突条20bと連通パイプ21
の係合突起22との間に介挿されたOリングであ
る。
しかして、前記連通孔20aはこの連通パイプ
21を介して灯具空間12の外部と連通され、ま
た、連通パイプ21の後部は下方に向つて開口し
ているため、雨水やホコリの侵入がかなり防止さ
れる。
21を介して灯具空間12の外部と連通され、ま
た、連通パイプ21の後部は下方に向つて開口し
ているため、雨水やホコリの侵入がかなり防止さ
れる。
(d 感熱撓み材、栓材)[第1図乃至第3図]
24は感熱撓み材であり、熱膨張係数が異なる
略単柵状をした2枚の金属板25と26を貼り合
わせて成り、その長手方向における一端部に2つ
の取付孔27,27が形成されている。尚、2枚
の金属板25及び26の熱膨張係数はその一方2
5の方が大きく、感熱撓み材24は略常温におい
て板厚方向へ反りの無い平板な状態をしている。
略単柵状をした2枚の金属板25と26を貼り合
わせて成り、その長手方向における一端部に2つ
の取付孔27,27が形成されている。尚、2枚
の金属板25及び26の熱膨張係数はその一方2
5の方が大きく、感熱撓み材24は略常温におい
て板厚方向へ反りの無い平板な状態をしている。
28はゴム製の栓材であり、直径が前記連通孔
20aの内径より大きい略円板状をした主部28
aと該主部28aの中心部から後方へ向けて突出
した略円錐形の突部28bとが一体に形成されて
成り、上記感熱撓み材24の2枚の金属板25,
26のうち熱膨張係数が大きい方の金属板25の
反取付孔27,27側の端部に接着等の固定手段
により固定されている。
20aの内径より大きい略円板状をした主部28
aと該主部28aの中心部から後方へ向けて突出
した略円錐形の突部28bとが一体に形成されて
成り、上記感熱撓み材24の2枚の金属板25,
26のうち熱膨張係数が大きい方の金属板25の
反取付孔27,27側の端部に接着等の固定手段
により固定されている。
29,29はランプボデイ2の背面壁6の内面
のうち連通孔20aより左側へ離間した位置に突
設された取付突部であり、その前部29a,29
aがその余の部分より稍小径に形成されている。
のうち連通孔20aより左側へ離間した位置に突
設された取付突部であり、その前部29a,29
aがその余の部分より稍小径に形成されている。
そして、前記感熱撓み材24はその長手方向が
左右方向に沿つて延びかつこれに固定された栓材
28が連通孔20aと対向する向きで、ランプボ
デイ2の背面壁6に対向され、また、その取付孔
27,27に取付突部29,29の前部29a,
29aが挿通され、該前部29a,29aの取付
孔27,27から前方へ突出した部分がカシメら
れる。
左右方向に沿つて延びかつこれに固定された栓材
28が連通孔20aと対向する向きで、ランプボ
デイ2の背面壁6に対向され、また、その取付孔
27,27に取付突部29,29の前部29a,
29aが挿通され、該前部29a,29aの取付
孔27,27から前方へ突出した部分がカシメら
れる。
これにより、感熱撓み材24はその左端部が突
部29,29の肩部29b,29bとカシメられ
た前部29a,29aとにより板厚方向で挟持さ
れ、これによつて背面壁6に支持される。そし
て、灯具空間12内の温度が略常温であるとき
は、第1図及び第3図に実線で示すように、栓材
28の主部28aを連通孔20aの前側の開口縁
部に軽く押し付けた位置(以下、「閉塞位置」と
言う。)に保持されている。
部29,29の肩部29b,29bとカシメられ
た前部29a,29aとにより板厚方向で挟持さ
れ、これによつて背面壁6に支持される。そし
て、灯具空間12内の温度が略常温であるとき
は、第1図及び第3図に実線で示すように、栓材
28の主部28aを連通孔20aの前側の開口縁
部に軽く押し付けた位置(以下、「閉塞位置」と
言う。)に保持されている。
(e 連通孔の開閉)[第3図]
そこで、電球16が点灯していないときは、通
常、灯具空間12内の温度が常温もしくはそれに
近い温度となるので、この状態においては感熱撓
み材24に反りが生ずることは無く、連通孔20
aは栓材28により閉塞された状態におかれ、そ
れによつて、連通孔20aを通しての外部からの
水分やホコリの侵入が阻止される。
常、灯具空間12内の温度が常温もしくはそれに
近い温度となるので、この状態においては感熱撓
み材24に反りが生ずることは無く、連通孔20
aは栓材28により閉塞された状態におかれ、そ
れによつて、連通孔20aを通しての外部からの
水分やホコリの侵入が阻止される。
また、電球16が点灯すると、フイラメント1
8aからでるジユール熱によつて灯具空間12内
の温度が上昇するため、金属板25,26が互い
に異なる膨張率で熱膨張し、この場合、感熱撓み
材24はその左端部がランプボデイ2に固定され
かつ熱膨張係数の大きい方の金属板25が後側に
あるので、第3図に2点鎖線で示すように、右端
部が前方へ変位するように湾曲することになる。
これによつて、栓材28がランプボデイ2の背面
壁6から前方へ離間されるので、連通孔20aが
開かれ、灯具空間12内で膨張した空気の一部が
外部へ排出されることになる。
8aからでるジユール熱によつて灯具空間12内
の温度が上昇するため、金属板25,26が互い
に異なる膨張率で熱膨張し、この場合、感熱撓み
材24はその左端部がランプボデイ2に固定され
かつ熱膨張係数の大きい方の金属板25が後側に
あるので、第3図に2点鎖線で示すように、右端
部が前方へ変位するように湾曲することになる。
これによつて、栓材28がランプボデイ2の背面
壁6から前方へ離間されるので、連通孔20aが
開かれ、灯具空間12内で膨張した空気の一部が
外部へ排出されることになる。
そして、このような状態から電球16が消灯さ
れると、灯具空間12内の温度が次第に低下して
行くので、感熱撓み材24が漸時元の形態に戻
り、それによつて、栓材28が連通孔20aを閉
塞する。
れると、灯具空間12内の温度が次第に低下して
行くので、感熱撓み材24が漸時元の形態に戻
り、それによつて、栓材28が連通孔20aを閉
塞する。
(F−2 第2の実施例)[第4図]
第4図は本考案車輌用灯具の第2の実施例1A
を示すものである。
を示すものである。
尚、この第2の実施例に示す車輌用灯具1Aが
前記第1の実施例に示した自動車用前照灯1と相
違するところは感熱撓み材の撓ませ方のみであ
る。従つて、図面には要部のみを示してあり、ま
た、説明は上記相違点についてのみ行ない、その
余の部分については図面の各部に第1の実施例に
おける同様の部分に付した符号と同じ符号を付す
ることにより説明を省略する。
前記第1の実施例に示した自動車用前照灯1と相
違するところは感熱撓み材の撓ませ方のみであ
る。従つて、図面には要部のみを示してあり、ま
た、説明は上記相違点についてのみ行ない、その
余の部分については図面の各部に第1の実施例に
おける同様の部分に付した符号と同じ符号を付す
ることにより説明を省略する。
この実施例1Aにおいて、栓材28が感熱撓み
材24の2枚の金属板25,26のうち熱膨張係
数が小さい方の金属板26の長手方向における略
中央部に固定され、感熱撓み材24はその両端部
がランプボデイ2の背面壁6から突設された取付
突部29,29,……に固定されると共に、略常
温において、実線で示すように、反りの無い平板
状をし、この状態において連通孔20aが栓材2
8により閉塞されている。
材24の2枚の金属板25,26のうち熱膨張係
数が小さい方の金属板26の長手方向における略
中央部に固定され、感熱撓み材24はその両端部
がランプボデイ2の背面壁6から突設された取付
突部29,29,……に固定されると共に、略常
温において、実線で示すように、反りの無い平板
状をし、この状態において連通孔20aが栓材2
8により閉塞されている。
そこで、電球16が点灯して灯具空間12内の
温度が上昇すると、感熱撓み材24は2点鎖線で
示すように中央部が前方へ変位するように湾曲
し、これによつて、栓材28が前方へ移動されて
連通孔20aが開通され、そして、灯具空間12
内の温度が下降すると元の閉塞位置に戻つて栓材
28が連通孔20aを閉塞することになる。
温度が上昇すると、感熱撓み材24は2点鎖線で
示すように中央部が前方へ変位するように湾曲
し、これによつて、栓材28が前方へ移動されて
連通孔20aが開通され、そして、灯具空間12
内の温度が下降すると元の閉塞位置に戻つて栓材
28が連通孔20aを閉塞することになる。
(F−3 第3の実施例)[第5図]
第5図は本考案車輌用灯具の第3の実施例1B
を示すものであり、この車輌用灯具1Bが第1の
実施例に示した自動車用前照灯1と相違するとこ
ろも感熱撓み材の撓ませ方のみである。
を示すものであり、この車輌用灯具1Bが第1の
実施例に示した自動車用前照灯1と相違するとこ
ろも感熱撓み材の撓ませ方のみである。
この実施例における感熱撓み材24の金属板2
5と26は、予め板厚方向へ略等しい曲率で湾曲
されると共に熱膨張係数が小さい方の金属板26
が熱膨張係数の大きい金属板25の凸曲面側にあ
るように貼り合わせられており、栓材28は熱膨
張係数が小さい方の金属板26の長手方向におけ
る略中央部に取着されている。
5と26は、予め板厚方向へ略等しい曲率で湾曲
されると共に熱膨張係数が小さい方の金属板26
が熱膨張係数の大きい金属板25の凸曲面側にあ
るように貼り合わせられており、栓材28は熱膨
張係数が小さい方の金属板26の長手方向におけ
る略中央部に取着されている。
そして、感熱撓み材24の一端部がランプボデ
イ2の背面壁6に突設された取付突部29,29
に支持され、他端部にはその長手方向に沿つて長
い長孔30,30が形成され、これら長孔30,
30にランプボデイ2の背面壁6に突設された取
付突部29′,29′の先端部29′a,29′aが
摺動自在に挿通されることにより、該他端部が長
手方向へ移動可能にされ、略常温において栓材2
8が連通孔20aを閉塞する閉塞位置に保持され
ている。
イ2の背面壁6に突設された取付突部29,29
に支持され、他端部にはその長手方向に沿つて長
い長孔30,30が形成され、これら長孔30,
30にランプボデイ2の背面壁6に突設された取
付突部29′,29′の先端部29′a,29′aが
摺動自在に挿通されることにより、該他端部が長
手方向へ移動可能にされ、略常温において栓材2
8が連通孔20aを閉塞する閉塞位置に保持され
ている。
そこで、電球16が点灯して灯具空間12内の
温度が上昇すると、感熱撓み材24は、2点鎖線
で示すように、その曲率半径を大きくするように
撓み、これによつて、栓材28が前方へ移動され
て連通孔20aが開通され、また、灯具空間12
内の温度が下がると閉塞位置に戻つて栓材28が
連通孔20aを閉塞することになる。
温度が上昇すると、感熱撓み材24は、2点鎖線
で示すように、その曲率半径を大きくするように
撓み、これによつて、栓材28が前方へ移動され
て連通孔20aが開通され、また、灯具空間12
内の温度が下がると閉塞位置に戻つて栓材28が
連通孔20aを閉塞することになる。
(G 考案の効果)
以上に記載したところから明らかなように、本
考案車輌用灯具は、ランプボデイとその前面開口
を覆うレンズとこれらランプボデイ及びレンズに
より画成された灯具空間内に配置された電球とを
備え上記ランプボデイの壁部に外部に連通した連
通孔が形成された車輌用灯具であつて、熱膨張係
数が異なる複数の板材を貼り合わせて成る感熱撓
み材をその温度変化によつて移動する部分が上記
連通孔に対向するようにランプボデイの内面に支
持し、感熱撓み材の連通孔に対向した部分に弾性
を有する材料で形成された栓材を設け、電球の非
点灯時に連通孔が栓材で塞がれるようにしたこと
を特徴とする。
考案車輌用灯具は、ランプボデイとその前面開口
を覆うレンズとこれらランプボデイ及びレンズに
より画成された灯具空間内に配置された電球とを
備え上記ランプボデイの壁部に外部に連通した連
通孔が形成された車輌用灯具であつて、熱膨張係
数が異なる複数の板材を貼り合わせて成る感熱撓
み材をその温度変化によつて移動する部分が上記
連通孔に対向するようにランプボデイの内面に支
持し、感熱撓み材の連通孔に対向した部分に弾性
を有する材料で形成された栓材を設け、電球の非
点灯時に連通孔が栓材で塞がれるようにしたこと
を特徴とする。
従つて、本考案車輌用灯具によれば、灯具空間
内に配置された電球が点灯していないときは連通
孔が栓材により閉塞されており、電球が点灯した
ときはその熱により灯具空間内の温度が上昇して
感熱撓み材が撓んで栓材による連通孔の閉塞が解
除されるので、電球の点灯時においては連通孔を
通して水分の灯具空間外への排出や灯具空間内の
圧力上昇の防止等当該連通孔が有する所定の目的
が果たされ、電球の非点灯時においては連通孔が
閉塞されていることにより灯具空間内への水分や
ホコリの侵入を防止することができる。
内に配置された電球が点灯していないときは連通
孔が栓材により閉塞されており、電球が点灯した
ときはその熱により灯具空間内の温度が上昇して
感熱撓み材が撓んで栓材による連通孔の閉塞が解
除されるので、電球の点灯時においては連通孔を
通して水分の灯具空間外への排出や灯具空間内の
圧力上昇の防止等当該連通孔が有する所定の目的
が果たされ、電球の非点灯時においては連通孔が
閉塞されていることにより灯具空間内への水分や
ホコリの侵入を防止することができる。
しかも、栓材による連通孔の閉塞及びその解除
が電球の点消灯に伴なう灯具空間の温度変化によ
り制御されるので栓材を移動させるための特別な
駆動力や機構が不要であり、従つて、灯具の構造
が複雑になつたり重量が増したりすることも無
い。
が電球の点消灯に伴なう灯具空間の温度変化によ
り制御されるので栓材を移動させるための特別な
駆動力や機構が不要であり、従つて、灯具の構造
が複雑になつたり重量が増したりすることも無
い。
尚、前記各実施例においては、感熱撓み材を2
枚の板材により構成するようにしたが、この感熱
撓み材は熱膨張係数の大きさの順で板厚方向に重
ね合わせられていれば3枚以上の板材を貼り合わ
せて構成するようにしても良い。
枚の板材により構成するようにしたが、この感熱
撓み材は熱膨張係数の大きさの順で板厚方向に重
ね合わせられていれば3枚以上の板材を貼り合わ
せて構成するようにしても良い。
そして、前記実施例においては、本考案を反射
鏡可動タイプの自動車用前照灯に適用したものを
示したが、本考案はこのような例に限られること
無く、ユニツト可動型の自動車用前照灯等ランプ
ボデイとその前面開口を覆うレンズとこれらラン
プボデイ及びレンズにより画成された灯具空間内
に配置された電球とを備え上記ランプボデイの壁
部に外部に連通した連通孔が形成された各種の車
輌用灯具に適用することができ、また、その連通
孔が有する機能が水分の排除や灯具空間の圧力調
整等に限られることは無く、更に、連通孔のラン
プボデイにおける位置が特定のところに限られる
ことも無い。
鏡可動タイプの自動車用前照灯に適用したものを
示したが、本考案はこのような例に限られること
無く、ユニツト可動型の自動車用前照灯等ランプ
ボデイとその前面開口を覆うレンズとこれらラン
プボデイ及びレンズにより画成された灯具空間内
に配置された電球とを備え上記ランプボデイの壁
部に外部に連通した連通孔が形成された各種の車
輌用灯具に適用することができ、また、その連通
孔が有する機能が水分の排除や灯具空間の圧力調
整等に限られることは無く、更に、連通孔のラン
プボデイにおける位置が特定のところに限られる
ことも無い。
第1図乃至第3図は本考案車輌用灯具を自動車
用前照灯に適用した第1の実施例を示すもので、
第1図は縦断面図、第2図は要部を分解して示す
拡大斜視図、第3図は第1図の−線に沿う拡
大断面図、第4図は本考案車輌用灯具の第2の実
施例を示す要部の断面図、第5図は本考案車輌用
灯具の第3の実施例を示す要部の断面図である。 符号の説明、1……車輌用灯具、2……ランプ
ボデイ、3……前面開口、6……壁部、8……レ
ンズ、12……灯具空間、16……電球、20a
……連通孔、24……感熱撓み材、25,26…
…板材、28……栓材、1A……車輌用灯具、1
B……車輌用灯具。
用前照灯に適用した第1の実施例を示すもので、
第1図は縦断面図、第2図は要部を分解して示す
拡大斜視図、第3図は第1図の−線に沿う拡
大断面図、第4図は本考案車輌用灯具の第2の実
施例を示す要部の断面図、第5図は本考案車輌用
灯具の第3の実施例を示す要部の断面図である。 符号の説明、1……車輌用灯具、2……ランプ
ボデイ、3……前面開口、6……壁部、8……レ
ンズ、12……灯具空間、16……電球、20a
……連通孔、24……感熱撓み材、25,26…
…板材、28……栓材、1A……車輌用灯具、1
B……車輌用灯具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ランプボデイとその前面開口を覆うレンズとこ
れらランプボデイ及びレンズにより画成された灯
具空間内に配置された電球とを備え上記ランプボ
デイの壁部に外部に連通した連通孔が形成された
車輌用灯具であつて、 熱膨張係数が異なる複数の板材を貼り合わせて
成る感熱撓み材をその温度変化によつて移動する
部分が上記連通孔に対向するようにランプボデイ
の内面に支持し、 感熱撓み材の連通孔に対向した部分に弾性を有
する材料で形成された栓材を設け、 電球の非点灯時に連通孔が栓材で塞がれるよう
にした ことを特徴とする車輌用灯具
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988101717U JPH0530251Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988101717U JPH0530251Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0224415U JPH0224415U (ja) | 1990-02-19 |
| JPH0530251Y2 true JPH0530251Y2 (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=31330966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988101717U Expired - Lifetime JPH0530251Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0530251Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2536949Y2 (ja) * | 1990-03-30 | 1997-05-28 | 市光工業株式会社 | 車両用部品の呼吸グロメット |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS639927U (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-22 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP1988101717U patent/JPH0530251Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0224415U (ja) | 1990-02-19 |
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