JPH05303384A - 発音体及びその製造方法 - Google Patents

発音体及びその製造方法

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JPH05303384A
JPH05303384A JP4131922A JP13192292A JPH05303384A JP H05303384 A JPH05303384 A JP H05303384A JP 4131922 A JP4131922 A JP 4131922A JP 13192292 A JP13192292 A JP 13192292A JP H05303384 A JPH05303384 A JP H05303384A
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JP
Japan
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organic matter
piezoelectric vibrator
cavity
exterior body
diaphragm
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Withdrawn
Application number
JP4131922A
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English (en)
Inventor
Hisao Konno
敞夫 今野
Koichi Togashi
浩一 富樫
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数及び組み立て工数が少なく、量産性に
富み、圧電振動子の破損や割れ等を生じにくい発音体を
提供する 【構成】外装体1は樹脂成型体で構成され、内部に空洞
11、12を有し、相対する肉厚部のそれぞれに空洞1
1、12の内部から外部に連なる孔13、14を有して
いる。圧電振動子2は振動板3の面上に接合されてお
り、振動板3は外装体1の空洞11、12内に配置さ
れ、周辺が外装体1の肉厚部内に埋設されて支持され、
空洞11、12を孔13、14のある方向に2分してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電振動子を用いた発
音体に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電振動子を用いた発音体は、従来より
周知である。従来よりよく知られた発音体は、圧電振動
子を振動板の1面上に接合して構成した音響変換素子
を、上ケース及び下ケースを組み合わせて構成されるケ
ース内に配置した構造となっている。上ケース及び下ケ
ースは、金属またはプラスチック等を用いて個別に形成
されており、これらを組み合わせて1つのケースを作
る。音響変換素子は、通常、上ケース及び下ケースの組
み合わせ工程において、振動板の周辺を上ケース及び下
ケースの端面間で挟み込んで固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の発音体は、上ケース及び下ケースが個別部品となって
いて、上ケース及び下ケースの組み合わせ工程におい
て、ケース内に音響変換素子を取り付け固定する構造と
なっていたため、部品点数が多くなること、組み立て工
数が増えること等の問題点がある。
【0004】また、振動板の周辺を上ケース及び下ケー
スの端面間で挟み込んで固定する構造であるため、組み
立て時等に振動板を介して圧電振動子に機械的衝撃が加
わり、圧電振動子に破損や割れ等生じてしまうことがあ
った。更に、振動板の周辺を上ケース及び下ケースの端
面間で挟み込んで固定した時に、周辺部に応力が集中
し、圧電振動子に破損や割れを生じることもあった。
【0005】そこで、本発明の課題は、上述する従来の
問題点を解決し、部品点数及び組み立て工数が少なく、
量産性に富み、圧電振動子の破損や割れ等を生じにくい
発音体を提供することである。
【0006】本発明のもう1つの課題は、上述の発音体
を製造するに当たり、圧電振動子の破損や割れ等を生じ
ることがなく、量産性に富み、しかも、音圧、音質の調
整の容易な発音体の製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明は、外装体と、圧電振動子と、振動板とを含
む発音体であって、前記外装体は、樹脂成型体で構成さ
れ、内部に空洞を有し、相対する肉厚部のそれぞれに前
記空洞の内部から外部に連なる孔を有しており、前記圧
電振動子は、前記振動板の面上に接合されており、前記
振動板は、前記外装体の前記空洞内に配置され、周辺が
前記外装体の肉厚部内に埋設されて支持され、前記空洞
を前記孔のある方向に2分している。
【0008】上述の発音体を製造するための本発明に係
る製造方法は、有機物付着工程、外装体成型工程及び有
機物除去工程を含んでおり、前記有機物付着工程は、前
記振動板の両面側において、少なくとも前記圧電振動子
を覆うように有機物を付着させる工程であり、前記外装
体成型工程は、前記有機物の上から前記圧電基板の両面
側に樹脂成型体を成型すると共に、少なくとも前記振動
板の両面側において前記有機物に連なり、かつ、外部に
開口する孔を形成する工程であり、前記有機物除去工程
は、前記有機物を前記孔を通して外部に排出し、空洞を
形成する工程である。
【0009】
【作用】外装体は内部に空洞を有しており、圧電振動子
は振動板の面上に接合されており、振動板は外装体の空
洞内に配置され、周辺が外装体の肉厚部内に埋設されて
支持されているから、空洞により、振動障害を生じない
振動空間を確保した発音体が得られる。外装体は肉厚部
に空洞の内部から外部に連なる孔を有しているから、振
動板の振動に伴って発生する音が孔を通して外部に放出
できる。
【0010】外装体は樹脂成型体で構成され、振動板は
周辺が外装体の肉厚部内に埋設されて支持されているか
ら、組み立て時等に、圧電振動子に機械的衝撃が加わこ
とがないし、振動板の周辺部に応力が集中することもな
い。このため、圧電振動子の破損や割れを防止できる。
【0011】振動板は周辺が外装体の肉厚部内に埋設さ
れて支持されているから、外装体の他に、圧電振動子を
支持するための部材が不要である。このため、部品点数
が少なくて済むとともに、組み立て工数も減少する。
【0012】外装体は、相対する肉厚部のそれぞれに孔
を有しているから、孔のある両側の何れをも、放音側と
して用いることができる。このため、各種機器に対する
組み込み作業が容易になる。
【0013】外装体は、樹脂成型体で構成され、内部に
空洞を有しており、おり、振動板は外装体の空洞内に配
置され、周辺が外装体の肉厚部内に埋設されて支持され
ているから、後で述べる射出成型法を用いて製造でき、
量産性が向上する。
【0014】上述した発音体を得るため、まず、有機物
付着工程において、振動板の両面側において、少なくと
も圧電振動子を覆うように有機物を付着させる。次に、
外装体成型工程において、有機物の上から圧電基板の両
面側に樹脂成型体を成型すると共に、少なくとも振動板
の両面側において有機物に連なり、かつ、外部に開口す
る孔を形成する。樹脂成型体は、外装体となるもので、
射出成型法等の量産性に富む製造方法によって能率よく
製造できる。
【0015】次に、有機物除去工程において、有機物を
孔を通して外部に排出し、空洞を形成する。これによ
り、外装体を構成する樹脂成型体の内部に、振動に必要
な空間を構成する空洞が形成される。得られる空洞は、
有機物付着工程によって付着された有機物の形状によっ
て定まる。従って、付着される有機物の形状、体積等を
制御することにより、空洞の形状、容積等を制御し、音
圧や音質等を調整することができる。
【0016】また、有機物を空洞内に残存させることな
く確実に排出し、残存有機物物による圧電振動子の電極
劣化や振動特性のバラツキを防止し、信頼性の高い発音
体を得ることができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係る発音体の断面図ある。図
において、1は外装体、2は圧電振動子、3は振動板で
ある。4は封止部材、51、52はリード線である。
【0018】外装体1は、樹脂成型体で構成され、内部
に空洞11、12を有し、相対する肉厚部のそれぞれに
空洞11、12の内部から外部に連なる孔13、14を
有している。絶縁樹脂成型体は射出成型等の手段によっ
て成型(モールド)されたものである。外装体1を構成
する絶縁樹脂材料の例としては、ABS樹脂やガラス繊
維強化プラスチックなどを挙げることができる。孔14
は封止部材4によって封止されている。封止部材4は外
装体1と同様の絶縁樹脂材料によって構成するのが望ま
しい。図示は、孔14を封止部材4によって封止し、孔
13を放音孔として用いる場合を示している。これとは
逆に、孔13を封止部材によって封止し、孔14を放音
孔として用いることもできる。空洞11、12の形状、
内容積は音響特性に密接に関連しているから、これらを
変えることにより、音響特性を調整し、音圧や音質の調
整を行うことができる。また、孔13、14のうち、放
音孔として用いる方、即ち、図示の場合、孔13の直径
D1を変えることによっても、音圧や音質の調整を行う
ことができる。
【0019】圧電振動子2は、振動板3の1面上に導電
性接着剤等を用いて一体に接合されている。圧電振動子
2は、円板状である圧電基板21の両面に電極22、2
3を有している。図示のユニモルフタイプのほか、バイ
モルフタイプの圧電振動子を用いることもできる。
【0020】振動板3は、外装体1の空洞11、12の
内部に配置され、空洞11、12を孔13、14のある
方向に2分し、周辺が外装体1の肉厚部内に埋設されて
支持されている。振動板3は、黄銅板等の金属板によっ
て円板状に形成されている。リード線51は一端が電極
22に導電性接着剤によって固着され、他端が外装体1
の外部に導出されている。リード線52は一端が振動板
3に導電性接着剤等によって固着され、他端が外装体1
の外部に導出されている。
【0021】上述のように、外装体1は、内部に空洞1
1、12を有しており、圧電振動子2は振動板3の面上
に接合されており、振動板3は外装体1の空洞11、1
2内に配置されているから、空洞11、12により、振
動障害を生じない振動空間を確保した発音体が得られ
る。外装体1は肉厚部に空洞11、12の内部から外部
に連なる孔13、14を有しているから、振動板3の振
動に伴って発生する音が孔13、14を通して外部に放
出できる。
【0022】また、外装体1は樹脂成型体で構成され、
圧電振動子2を接合した振動板3は周辺が外装体1の肉
厚部内に埋設されて支持されているから、組み立て時等
に、圧電振動子2に機械的衝撃が加わことがないし、振
動板3の周辺部に応力が集中することもない。このた
め、圧電振動子2の破損や割れを防止できる。
【0023】更に、振動板3は周辺が外装体1の肉厚部
内に埋設されて支持されているから、外装体の他に、圧
電振動子2を支持するための部材が不要である。このた
め、部品点数が少なくて済むとともに、組み立て工数も
減少する。
【0024】外装体1は、相対する肉厚部のそれぞれに
孔13、14を有しているから、孔13、14のある両
側の何れをも、放音側として用いることができる。この
ため、各種機器に対する組み込み作業が容易になる。
【0025】振動板3は周辺が外装体1の肉厚部内に埋
設されて支持されているから、外装体1の他に、圧電振
動子2及び振動板3を支持するための部材が不要であ
る。このため、部品点数が少なくて済むとともに、組み
立て工数も減少する。
【0026】図2〜図5は図1に示した発音体の製造工
程を示す図である。図2は圧電振動子搭載工程、図3は
有機物付着工程、図4は外装体成型工程、図5は有機物
除去工程をそれぞれ示している。図2に示すように、振
動板3の上に、圧電振動子2を搭載した後、図3に示す
ように、有機物付着工程では、圧電基板21の両面側に
おいて、少なくとも振動部に有機物6を付着させる。付
着手段は、例えば印刷である。有機物6は有機溶剤によ
って溶解できるものを用いる。このような有機物の代表
例はレジストであり、種々市販されている。
【0027】次に、乾燥工程等を経た後、図4に示すよ
うに、射出成形等の手段によって、有機物6の上から圧
電基板21の両面側に樹脂成型体1をモールドによって
成形する。この外装体成型工程において、少なくとも圧
電基板21の両面側において有機物6に連なり、かつ、
外部に開口する孔13、14を同時に形成する。
【0028】次に、図5に示すように、有機物除去工程
において、有機物6を孔13、14を通して外部に排出
し、空洞11、12を形成する。この除去工程では、全
体を有機溶剤中に入れて洗浄しながら、有機物6を選択
的に溶解させ、孔13、14から排出する。これによ
り、樹脂成型体1の内部に、振動に必要な空間を構成す
る空洞11、12が形成される。
【0029】上述したように、全工程を通して、振動板
3に機械的衝撃が加わことがないし、振動板3の周辺部
に応力が集中することもない。このため、圧電振動子2
の破損や割れを防止できる。
【0030】上記工程を通して最終的に得られる得られ
る空洞11、12は、有機物付着工程によって付着され
た有機物6の形状によって定まる。音響特性は空洞1
1、12の形状、容積等によって制御される。従って、
付着される有機物6の形状、体積等を制御することによ
り、空洞11、12の形状、容積等を制御し、音圧や音
質等を調整することができる。
【0031】また、空洞11、12を形成するために付
着された有機物6を、空洞11、12内に残存させるこ
となく、孔13、14を通して、確実に排出し、残存有
機物物による圧電振動子2の電極劣化や振動特性のバラ
ツキを防止できる。有機溶剤は有機物6を溶解するのに
適したものを用いることは当然である。この後、封止工
程において、孔14を閉塞する封止部材4(図1参照)
を付与する。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果が得られる。 (a)外装体は、内部に空洞を有しており、圧電振動子
は振動板の面上に接合されており、振動板は外装体の空
洞内に配置されているから、空洞により、振動障害を生
じない振動空間を確保した発音体が得られ、外装体は肉
厚部に空洞の内部から外部に連なる孔を有しているか
ら、振動板の振動に伴って発生する音を孔を通して外部
に放出する発音体を提供できる。 (b)外装体は樹脂成型体で構成され、振動板は周辺が
外装体の肉厚部内に埋設されて支持されているから、機
械的衝撃または応力集中による圧電振動子の破損や割れ
を防止し得る発音体を提供できる。 (c)振動板は周辺が外装体の肉厚部内に埋設されて支
持されているから、部品点数、組み立て工数が少なく、
量産性に富む発音体を提供できる。 (d)外装体は、相対する肉厚部のそれぞれに孔を有し
ているから、放音方向を両側に選定でき、各種機器に対
する組み込み作業の容易な発音体を提供できる。 (e)本発明に係る製造方法は、有機物付着工程、外装
体成型工程及び有機物除去工程を含んでおり、有機物付
着工程は振動板の両面側において、少なくとも圧電振動
子を覆うように有機物を付着させる工程であり、外装体
成型工程は、有機物の上から圧電基板の両面側に樹脂成
型体を成型すると共に、少なくとも振動板の両面側にお
いて有機物に連なり、かつ、外部に開口する孔を形成す
る工程であり、有機物除去工程は、有機物を前記孔を通
して外部に排出し、空洞を形成する工程であるから、製
造工程中において、機械的衝撃または応力集中による圧
電振動子の破損や割れを防止でき、しかも、量産性に優
れた発音体の製造方法を提供できる。 (f)有機物付着工程によって付着された有機物の形
状、体積等を制御することにより、空洞の形状、容積等
を制御し、音圧や音質等を調整し得る製造方法を提供で
きる。 (g)空洞を形成するために付着された有機物を、空洞
内に残存させることなく、確実に排出し、残存有機物物
による圧電振動子の電極劣化や振動特性のバラツキを防
止した信頼性の高い発音体を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発音体の断面図である。
【図2】〜
【図5】図1に示した発音体の製造工程を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 外装体 2 圧電振動子 3 振動板 11、12 空洞 13、14 孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装体と、圧電振動子と、振動板とを含
    む発音体であって、 前記外装体は、樹脂成型体で構成され、内部に空洞を有
    し、相対する肉厚部のそれぞれに前記空洞の内部から外
    部に連なる孔を有しており、 前記圧電振動子は、前記振動板の面上に接合されてお
    り、 前記振動板は、前記外装体の前記空洞内に配置され、周
    辺が前記外装体の肉厚部内に埋設されて支持され、前記
    空洞を前記孔のある方向に2分している発音体。
  2. 【請求項2】 前記孔は、何れか1つが封止部材によっ
    て封止されている請求項1に記載の発音体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の発音体を製造
    する方法であって、 有機物付着工程、外装体成型工程及び有機物除去工程を
    含んでおり、 前記有機物付着工程は、前記振動板の両面側において、
    少なくとも前記圧電振動子を覆うように有機物を付着さ
    せる工程であり、 前記外装体成型工程は、前記有機物の上から前記圧電基
    板の両面側に樹脂成型体を成型すると共に、少なくとも
    前記振動板の両面側において前記有機物に連なり、か
    つ、外部に開口する孔を形成する工程であり、 前記有機物除去工程は、前記有機物を前記孔を通して外
    部に排出し、空洞を形成する工程である発音体の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記有機物除去工程は、前記有機物を溶
    剤によって選択的に溶解させる工程を含む請求項3に記
    載の発音体の製造方法。
JP4131922A 1992-04-25 1992-04-25 発音体及びその製造方法 Withdrawn JPH05303384A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011071488A (ja) * 2009-08-31 2011-04-07 Taiheiyo Cement Corp 圧電アクチュエータユニットおよびその製造方法
CN108470559A (zh) * 2018-04-25 2018-08-31 昆山海旭科技电子有限公司中山分公司 一种smd蜂鸣器

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JP2011071488A (ja) * 2009-08-31 2011-04-07 Taiheiyo Cement Corp 圧電アクチュエータユニットおよびその製造方法
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Effective date: 19990706