JPH05304990A - マイコプラズマ・ニウモニアエに対するモノクローナル抗体 - Google Patents
マイコプラズマ・ニウモニアエに対するモノクローナル抗体Info
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- JPH05304990A JPH05304990A JP4278251A JP27825192A JPH05304990A JP H05304990 A JPH05304990 A JP H05304990A JP 4278251 A JP4278251 A JP 4278251A JP 27825192 A JP27825192 A JP 27825192A JP H05304990 A JPH05304990 A JP H05304990A
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- hybridoma
- pneumoniae
- mycoplasma
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- antibody
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/12—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from bacteria
- C07K16/1203—Gram-negative bacteria
- C07K16/1253—Gram-negative bacteria from Mycoplasmatales, e.g. Pleuropneumonia-like organisms [PPLO]
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 Mycoplasma pneumoniaeに特異的で、マイコ
プラズマ属の他の種または共存する菌叢の他の病原種と
は1%もしくはそれ未満の交差反応性しか示さないモノ
クローナル抗体およびそのフラグメント、ならびに本発
明のモノクローナル抗体の製造方法に関する。さらに本
発明の抗体を産生するハイブリドーマ、その製造方法に
関する。さらにまた、サンプル中のMycoplasma pneumon
iaeの検出のための、本発明のモノクローナル抗体の使
用に関する。 【効果】 Mycoplasma pneumoniae感染の迅速かつ特異
的な診断が可能となる。
プラズマ属の他の種または共存する菌叢の他の病原種と
は1%もしくはそれ未満の交差反応性しか示さないモノ
クローナル抗体およびそのフラグメント、ならびに本発
明のモノクローナル抗体の製造方法に関する。さらに本
発明の抗体を産生するハイブリドーマ、その製造方法に
関する。さらにまた、サンプル中のMycoplasma pneumon
iaeの検出のための、本発明のモノクローナル抗体の使
用に関する。 【効果】 Mycoplasma pneumoniae感染の迅速かつ特異
的な診断が可能となる。
Description
【0001】本発明は、Mycoplasma pneumoniae(マイ
コプラズマ・ニウモニアエ)に特異的でマイコプラズマ
属の他の種または共存する菌叢の他の病原種と1%また
はそれ未満の交差反応性しか示さないモノクローナル抗
体およびそれらのフラグメントならびに本発明のモノク
ローナル抗体の製造方法に関する。本発明はさらに、本
発明の抗体を産生するハイブリドーマ、およびそれらの
製造方法に関する。最後に、本発明は、サンプル中のMy
coplasma pneumoniaeを検出するための本発明のモノク
ローナル抗体の使用に関する。
コプラズマ・ニウモニアエ)に特異的でマイコプラズマ
属の他の種または共存する菌叢の他の病原種と1%また
はそれ未満の交差反応性しか示さないモノクローナル抗
体およびそれらのフラグメントならびに本発明のモノク
ローナル抗体の製造方法に関する。本発明はさらに、本
発明の抗体を産生するハイブリドーマ、およびそれらの
製造方法に関する。最後に、本発明は、サンプル中のMy
coplasma pneumoniaeを検出するための本発明のモノク
ローナル抗体の使用に関する。
【0002】Mycoplasma pneumoniae(M. pneumoniae)
は、上気道および気道下部の疾患の原因になる。M. pne
umoniaeはウイルスとは異なり、抗生物質に感受性であ
るから、迅速に診断されればかなりの治療結果が得られ
る。しかしながら、類似の徴候および病状をもつウイル
スまた細菌感染からのM. pneumoniae感染の信頼できる
鑑別はこれまで不可能であった。M. pneumoniaeを決定
するための臨床検査的診断方法も同様に、現在まで満足
すべきものではなかった。病原体の培養による検出も、
厳密な培地上でのきわめて長期間(1〜2週)の生育を
要するために、確認的な価値しかない。大部分の場合、
現時点では診断は血清学的方法によって行われる。最も
一般的に用いられている試験、補体結合試験(CFT)
はM. pneumoniaeからの糖脂質抽出物を抗原として使用
する。しかしながら、これらの糖脂質に対する抗体は、
細菌(Streptococcus MG intermedicus)および植物脂
質の両者またはヒト細胞成分と交差反応を示し、したが
って偽陽性反応を与える。このタイプの偽陽性CFT反
応はとくに、細胞溶解反応に関連する疾患、たとえば膵
炎、髄膜炎および心臓炎で報告されている。他の利用で
きる試験法も、時間がかかりすぎる(たとえば免疫蛍光
法)、特別の臨床検査室でのみ使用できる(接着性阻止
試験)またはCFTと同程度の低い特異性しか示さない
(M. pneumoniae総抽出物のELISA)ことから、M. p
neumoniaeの日常的手順での検出には不適当である。
は、上気道および気道下部の疾患の原因になる。M. pne
umoniaeはウイルスとは異なり、抗生物質に感受性であ
るから、迅速に診断されればかなりの治療結果が得られ
る。しかしながら、類似の徴候および病状をもつウイル
スまた細菌感染からのM. pneumoniae感染の信頼できる
鑑別はこれまで不可能であった。M. pneumoniaeを決定
するための臨床検査的診断方法も同様に、現在まで満足
すべきものではなかった。病原体の培養による検出も、
厳密な培地上でのきわめて長期間(1〜2週)の生育を
要するために、確認的な価値しかない。大部分の場合、
現時点では診断は血清学的方法によって行われる。最も
一般的に用いられている試験、補体結合試験(CFT)
はM. pneumoniaeからの糖脂質抽出物を抗原として使用
する。しかしながら、これらの糖脂質に対する抗体は、
細菌(Streptococcus MG intermedicus)および植物脂
質の両者またはヒト細胞成分と交差反応を示し、したが
って偽陽性反応を与える。このタイプの偽陽性CFT反
応はとくに、細胞溶解反応に関連する疾患、たとえば膵
炎、髄膜炎および心臓炎で報告されている。他の利用で
きる試験法も、時間がかかりすぎる(たとえば免疫蛍光
法)、特別の臨床検査室でのみ使用できる(接着性阻止
試験)またはCFTと同程度の低い特異性しか示さない
(M. pneumoniae総抽出物のELISA)ことから、M. p
neumoniaeの日常的手順での検出には不適当である。
【0003】M. pneumoniaeの各種蛋白質に対するモノ
クローナル抗体の産生については、いくつかの刊行物に
記載されている。
クローナル抗体の産生については、いくつかの刊行物に
記載されている。
【0004】M. pneumoniaeの赤血球への結合を阻害す
ることができる、P1蛋白質(接着蛋白質(adhesin)ま
たは168kd蛋白質)に対するモノクローナル抗体が確
立されている〔B. Gerstenecker & E. Jacobs, J. Gen.
Microb. 136 (1990) 471〕。
ることができる、P1蛋白質(接着蛋白質(adhesin)ま
たは168kd蛋白質)に対するモノクローナル抗体が確
立されている〔B. Gerstenecker & E. Jacobs, J. Gen.
Microb. 136 (1990) 471〕。
【0005】E. Jacobsらによる刊行物〔Diagnostik vo
n Infektionskrankheiten, Publisher: Projekttraeger
schaft Forschung im Dienste der Gesundheit in der
Deutschen Forschungs-und Versuchsanstalt fuer Luft
-und Raumfahrt e. V., 第1巻(1987), 84頁〕には、
接着蛋白質に対する2種のモノクローナル抗体が記載さ
れている。いずれも(moAK 14 C11,moAK
11 G7)M. pneumoniaeとはドット−ブロット法で
のみ反応し、他の免疫測法では反応しない。しかも、m
oAK 14 C11はM. salivariumおよびM. genitali
umと交差反応性を示し、moAK 11 G7はたとえば
Branhamella catarrhalisと交差反応性を示す(表1参
照)。
n Infektionskrankheiten, Publisher: Projekttraeger
schaft Forschung im Dienste der Gesundheit in der
Deutschen Forschungs-und Versuchsanstalt fuer Luft
-und Raumfahrt e. V., 第1巻(1987), 84頁〕には、
接着蛋白質に対する2種のモノクローナル抗体が記載さ
れている。いずれも(moAK 14 C11,moAK
11 G7)M. pneumoniaeとはドット−ブロット法で
のみ反応し、他の免疫測法では反応しない。しかも、m
oAK 14 C11はM. salivariumおよびM. genitali
umと交差反応性を示し、moAK 11 G7はたとえば
Branhamella catarrhalisと交差反応性を示す(表1参
照)。
【0006】確立された方法がモノクローナル抗体の製
造に利用できるが、もっぱら特定の有利な性質を有する
ハイブリドーマ細胞系の産生および選択にはなお、かな
りの困難を伴うことが多い。
造に利用できるが、もっぱら特定の有利な性質を有する
ハイブリドーマ細胞系の産生および選択にはなお、かな
りの困難を伴うことが多い。
【0007】すなわち、上に引用した研究では、マイコ
プラズマ属の種の1種もしくは2種以上、または共存す
る菌叢中の他の病原種、たとえば検討すべき生物学的サ
ンプル中のH. influenzae、N. meningitidis、S. pneum
oniaeまたはP. aeruginosaと交差反応するモノクローナ
ル抗体が示されている。この交差反応性は排除されなか
ったかまたはある試験条件下でのみ試験されている。
プラズマ属の種の1種もしくは2種以上、または共存す
る菌叢中の他の病原種、たとえば検討すべき生物学的サ
ンプル中のH. influenzae、N. meningitidis、S. pneum
oniaeまたはP. aeruginosaと交差反応するモノクローナ
ル抗体が示されている。この交差反応性は排除されなか
ったかまたはある試験条件下でのみ試験されている。
【0008】したがって、本発明は、Mycoplasma pneum
oniaeと反応するが、他のマイコプラズマ属の種および
共存する菌叢の他の上述の病原種との交差反応性を本質
的に示さない単一特異性抗体の製造の技術上の問題に基
づくものであった。この技術的問題の解決は特許請求の
範囲に定義された実施態様によって達成される。
oniaeと反応するが、他のマイコプラズマ属の種および
共存する菌叢の他の上述の病原種との交差反応性を本質
的に示さない単一特異性抗体の製造の技術上の問題に基
づくものであった。この技術的問題の解決は特許請求の
範囲に定義された実施態様によって達成される。
【0009】すなわち、本発明は、M. pneumoniaeに特
異的で、マイコプラズマ属の他の種とは1%またはそれ
未満の交差反応性しか示さない抗体およびそのフラグメ
ントに関する。
異的で、マイコプラズマ属の他の種とは1%またはそれ
未満の交差反応性しか示さない抗体およびそのフラグメ
ントに関する。
【0010】「フラグメント」の語は、それ自体は本技
術分野の熟練者によく知られている免疫反応性抗体フラ
グメントを意味する。これらのフラグメント中では、F
(ab′)2フラグメントが好ましい。
術分野の熟練者によく知られている免疫反応性抗体フラ
グメントを意味する。これらのフラグメント中では、F
(ab′)2フラグメントが好ましい。
【0011】好ましい実施態様においては、本発明のモ
ノクローナル抗体およびそのフラグメントは、共存する
菌叢の他の病原種と1%またはそれ未満の交差反応性し
か示さない。「共存する菌叢」の語は、同時に生体内の
同一部位に存在することがある1種または2種以上の病
原性または非病原性微生物を意味する。本発明のモノク
ローナル抗体は、たとえば半モノクローナル固相サンド
イッチ検定において、これらの有利な特異性を発揮す
る。半モノクローナル固相サンドイッチアッセイとは、
固相に結合され、抗原たとえばMycoplasma pneumoniae
の蛋白質に結合するたとえばポリクローナル捕捉抗体
と、続く指示反応によって結合抗原を検出するたとえば
モノクローナル検出抗体を使用するアッセイを意味す
る。このタイプの半モノクローナル固相サンドイッチア
ッセイの例には、抗原ELISA(捕獲ELISA)お
よびPI ELISAがある。本発明におけるモノクロ
ーナル抗体は、本技術分野の熟練者にはそれ自体よく知
られている各種の方法、たとえばイムノブロット、細胞
ELISA、沈降法、間接ELISAにおいてさらにM.
pneumoniaeを検出するために使用できる。
ノクローナル抗体およびそのフラグメントは、共存する
菌叢の他の病原種と1%またはそれ未満の交差反応性し
か示さない。「共存する菌叢」の語は、同時に生体内の
同一部位に存在することがある1種または2種以上の病
原性または非病原性微生物を意味する。本発明のモノク
ローナル抗体は、たとえば半モノクローナル固相サンド
イッチ検定において、これらの有利な特異性を発揮す
る。半モノクローナル固相サンドイッチアッセイとは、
固相に結合され、抗原たとえばMycoplasma pneumoniae
の蛋白質に結合するたとえばポリクローナル捕捉抗体
と、続く指示反応によって結合抗原を検出するたとえば
モノクローナル検出抗体を使用するアッセイを意味す
る。このタイプの半モノクローナル固相サンドイッチア
ッセイの例には、抗原ELISA(捕獲ELISA)お
よびPI ELISAがある。本発明におけるモノクロ
ーナル抗体は、本技術分野の熟練者にはそれ自体よく知
られている各種の方法、たとえばイムノブロット、細胞
ELISA、沈降法、間接ELISAにおいてさらにM.
pneumoniaeを検出するために使用できる。
【0012】とくに好ましい実施態様においては、本発
明のモノクローナル抗体およびそのフラグメントは、My
coplasma pneumoniaeのP1蛋白質に特異的である。P
1蛋白質も本技術分野の熟練者には接着蛋白質または1
68kd蛋白質として知られている。
明のモノクローナル抗体およびそのフラグメントは、My
coplasma pneumoniaeのP1蛋白質に特異的である。P
1蛋白質も本技術分野の熟練者には接着蛋白質または1
68kd蛋白質として知られている。
【0013】他の好ましい実施態様においては、本発明
のモノクローナル抗体またはそのフラグメントのH鎖は
γ1サブクラスに属し、L鎖はκクラスに属する。
のモノクローナル抗体またはそのフラグメントのH鎖は
γ1サブクラスに属し、L鎖はκクラスに属する。
【0014】他の好ましい実施態様においては、H鎖は
γ3サブクラスに属し、L鎖はκクラスに属する。
γ3サブクラスに属し、L鎖はκクラスに属する。
【0015】免疫グロブリンクラスおよびサブクラス
は、それ自体本技術分野の熟練者によく知られた方法で
決定される。本発明の抗体はさらに、それ自体公知の方
法により、たとえばそれらの電気泳動集束パターンまた
はそれらの親和性定数によって特性づけることができ
る。
は、それ自体本技術分野の熟練者によく知られた方法で
決定される。本発明の抗体はさらに、それ自体公知の方
法により、たとえばそれらの電気泳動集束パターンまた
はそれらの親和性定数によって特性づけることができ
る。
【0016】本発明はさらに、本発明のモノクローナル
抗体のひとつを産生するハイブリドーマに関する。本発
明のハイブリドーマの好ましい実施態様においては、融
合に使用される脾臓細胞はBALB/cマウスから誘導
される。本発明のハイブリドーマの他の好ましい実施態
様においては、融合に使用される骨髄腫細胞はX63/
Ag 8.653である。
抗体のひとつを産生するハイブリドーマに関する。本発
明のハイブリドーマの好ましい実施態様においては、融
合に使用される脾臓細胞はBALB/cマウスから誘導
される。本発明のハイブリドーマの他の好ましい実施態
様においては、融合に使用される骨髄腫細胞はX63/
Ag 8.653である。
【0017】本発明はさらに、ハイブリドーマ系M57
に関する。本発明はさらに、ハイブリドーマ系M74に
関する。本発明はさらに、ハイブリドーマ系P1.25
に関する。本発明はさらに、ハイブリドーマ系P1.2
7に関する。本発明はさらに、ハイブリドーマ系M75
に関する。
に関する。本発明はさらに、ハイブリドーマ系M74に
関する。本発明はさらに、ハイブリドーマ系P1.25
に関する。本発明はさらに、ハイブリドーマ系P1.2
7に関する。本発明はさらに、ハイブリドーマ系M75
に関する。
【0018】これらのハイブリドーマは、系X63/A
g 8.653の骨髄腫細胞と、M.pn細胞(融合M)
または精製P1蛋白質(融合P1)のいずれかで免疫感
作されたBALB/cマウスの脾臓細胞が用いられる2
つの異なる融合に由来するものである。5つのハイブリ
ドーマ系はすべて、細胞培養において1年間、一つの特
異性を有する安定な抗体を分泌している。5つのすべて
のハイブリドーマによって分泌される抗体はP1蛋白質
に特異的であり、これらの抗体はいずれも他のマイコプ
ラズマ種たとえばM. genitalium、M. honinis、M. ferm
entans、M. salivariumまたはM. Oraleと有意な交差反
応を示さない。これらのマイコプラズマ種は、M. pneum
oniaeとともに夾雑する菌叢中に存在することがあり、
現在の技術水準においてはM. pneumoniaeの明確な診断
を妨害する。
g 8.653の骨髄腫細胞と、M.pn細胞(融合M)
または精製P1蛋白質(融合P1)のいずれかで免疫感
作されたBALB/cマウスの脾臓細胞が用いられる2
つの異なる融合に由来するものである。5つのハイブリ
ドーマ系はすべて、細胞培養において1年間、一つの特
異性を有する安定な抗体を分泌している。5つのすべて
のハイブリドーマによって分泌される抗体はP1蛋白質
に特異的であり、これらの抗体はいずれも他のマイコプ
ラズマ種たとえばM. genitalium、M. honinis、M. ferm
entans、M. salivariumまたはM. Oraleと有意な交差反
応を示さない。これらのマイコプラズマ種は、M. pneum
oniaeとともに夾雑する菌叢中に存在することがあり、
現在の技術水準においてはM. pneumoniaeの明確な診断
を妨害する。
【0019】これらのハイブリドーマは、1991年4
月11日および1991年5月24日付で、PHLS Cente
r for Applied Microbiology & Research, Porton Dow
n, Solisbury, Wilts. SP4 OJG, Englandに、受付番号
91041010(M57)、91041011(M7
4)、91041012(P1.25)、910410
13(P1.27)および91052310(M75)
として寄託された。
月11日および1991年5月24日付で、PHLS Cente
r for Applied Microbiology & Research, Porton Dow
n, Solisbury, Wilts. SP4 OJG, Englandに、受付番号
91041010(M57)、91041011(M7
4)、91041012(P1.25)、910410
13(P1.27)および91052310(M75)
として寄託された。
【0020】本発明はさらに、本発明のモノクローナル
抗体少なくとも1種を含有する、サンプル中のMycoplas
ma pneumoniaeを検出するためのキットに関する。本発
明のキットは、本技術分野の熟練者にはそれ自体よく知
られた免疫化学的不均一または均一測定法に基づくもの
であることが好ましい。均一測定法の場合は、粒子増強
比濁法の使用が好ましい。
抗体少なくとも1種を含有する、サンプル中のMycoplas
ma pneumoniaeを検出するためのキットに関する。本発
明のキットは、本技術分野の熟練者にはそれ自体よく知
られた免疫化学的不均一または均一測定法に基づくもの
であることが好ましい。均一測定法の場合は、粒子増強
比濁法の使用が好ましい。
【0021】本発明のキットのとくに好ましい態様にお
いては、M. pneumoniaeは固相免疫測定系によって検出
される。固相免疫測定系には不均一イムノアッセイの使
用が好ましい。不均一イムノアッセイの例としては、固
相は好ましくはポリスチレンチューブ、マイクロタイタ
ープレート、ラテックス粒子、磁化粒子またはシート様
固相である固相結合サンドイッチアッセイを挙げること
ができる。
いては、M. pneumoniaeは固相免疫測定系によって検出
される。固相免疫測定系には不均一イムノアッセイの使
用が好ましい。不均一イムノアッセイの例としては、固
相は好ましくはポリスチレンチューブ、マイクロタイタ
ープレート、ラテックス粒子、磁化粒子またはシート様
固相である固相結合サンドイッチアッセイを挙げること
ができる。
【0022】本発明はさらに、(a) マウスをMycopl
asma pneumoniae細胞またはMycoplasma pneumoniaeのP
1蛋白質で免疫感作し、(b) 免疫感作マウスからの
脾臓細胞を適当な骨髄腫細胞と融合させ、ついで(c)
工程(b)で得られたハイブリドーマを、M. pneumonia
eに対して特異的でマイコプラズマ属の他の種とは1ま
たはそれ未満の交差反応性しか示さない抗体の分泌につ
いて選択することを特徴とする本発明のハイブリドーマ
の製造方法に関する。
asma pneumoniae細胞またはMycoplasma pneumoniaeのP
1蛋白質で免疫感作し、(b) 免疫感作マウスからの
脾臓細胞を適当な骨髄腫細胞と融合させ、ついで(c)
工程(b)で得られたハイブリドーマを、M. pneumonia
eに対して特異的でマイコプラズマ属の他の種とは1ま
たはそれ未満の交差反応性しか示さない抗体の分泌につ
いて選択することを特徴とする本発明のハイブリドーマ
の製造方法に関する。
【0023】本発明はさらに、(a) マウスをMycopl
asma pneumoniae細胞またはMycoplasma pneumoniaeのP
1蛋白質で免疫感作し、(b) 免疫感作マウスからの
脾臓細胞を適当な骨髄腫細胞と融合させ、(c) 工程
(b)で得られたハイブリドーマを、M. pneumoniaeに対
して特異的でマイコプラズマ属の他の種とは1またはそ
れ未満の交差反応性しか示さない抗体の分泌について選
択し、ついで(d) 工程(c)で得られたハイブリドー
マを、共存する菌叢の他の病原種とは1%またはそれ未
満の交差反応性しか示さない抗体の分泌について選択す
ることを特徴とする本発明のハイブリドーマの製造方法
に関する。
asma pneumoniae細胞またはMycoplasma pneumoniaeのP
1蛋白質で免疫感作し、(b) 免疫感作マウスからの
脾臓細胞を適当な骨髄腫細胞と融合させ、(c) 工程
(b)で得られたハイブリドーマを、M. pneumoniaeに対
して特異的でマイコプラズマ属の他の種とは1またはそ
れ未満の交差反応性しか示さない抗体の分泌について選
択し、ついで(d) 工程(c)で得られたハイブリドー
マを、共存する菌叢の他の病原種とは1%またはそれ未
満の交差反応性しか示さない抗体の分泌について選択す
ることを特徴とする本発明のハイブリドーマの製造方法
に関する。
【0024】本発明のハイブリドーマは、マウスを適当
な免疫原(M. pneumoniaeまたはP1蛋白質)により、そ
れ自体公知の方法(たとえば、Harlow & Lane; “Antibo
dies", Cold Spring Harbor Laboratory, Cold Spring
Harbor, 1988, 参照)で免疫感作することによって製造
される。
な免疫原(M. pneumoniaeまたはP1蛋白質)により、そ
れ自体公知の方法(たとえば、Harlow & Lane; “Antibo
dies", Cold Spring Harbor Laboratory, Cold Spring
Harbor, 1988, 参照)で免疫感作することによって製造
される。
【0025】好ましい実施態様においては、免疫感作に
用いられるマウスはBALB/cマウスである。免疫感
作は少なくとも1週間間隔で実施される。マウスは少な
くとも2回免疫感作されるのが好ましく、最終の免疫感
作は静脈内および/または腹腔内に行われるのが好まし
い。各免疫感作後に抗体力価をチェックする。このため
には、免疫原の注射後3〜5日に、マウスから血液サン
プルを採取し、これからそれ自体公知の方法で血清を得
て、M. pneumoniaeまたはP1特異的抗体の力価を試験
する。力価が十分高い場合には、マウスを屠殺し、脾臓
を摘出し、各脾臓細胞を滅菌条件下に組織から分離させ
る。脾臓細胞を1回もしくは2回以上洗浄し、ついでマ
ウス骨髄腫細胞系と融合させる。
用いられるマウスはBALB/cマウスである。免疫感
作は少なくとも1週間間隔で実施される。マウスは少な
くとも2回免疫感作されるのが好ましく、最終の免疫感
作は静脈内および/または腹腔内に行われるのが好まし
い。各免疫感作後に抗体力価をチェックする。このため
には、免疫原の注射後3〜5日に、マウスから血液サン
プルを採取し、これからそれ自体公知の方法で血清を得
て、M. pneumoniaeまたはP1特異的抗体の力価を試験
する。力価が十分高い場合には、マウスを屠殺し、脾臓
を摘出し、各脾臓細胞を滅菌条件下に組織から分離させ
る。脾臓細胞を1回もしくは2回以上洗浄し、ついでマ
ウス骨髄腫細胞系と融合させる。
【0026】好ましい実施態様において融合に用いられ
る骨髄腫細胞系はX63/Ag 8.653である。脾臓
細胞と骨髄腫細胞は2:1〜10:1の比で融合に使用
するのが好ましい。融合プロモーターとしては好ましく
はポリエチレングリコールが使用される。しかしなが
ら、他の融合プロモーター、たとえばセンダイウイスル
も利用できる。
る骨髄腫細胞系はX63/Ag 8.653である。脾臓
細胞と骨髄腫細胞は2:1〜10:1の比で融合に使用
するのが好ましい。融合プロモーターとしては好ましく
はポリエチレングリコールが使用される。しかしなが
ら、他の融合プロモーター、たとえばセンダイウイスル
も利用できる。
【0027】融合後、細胞をマイクロタイタープレート
好ましくは96ウエルのプレート上に接種する。ハイブ
リドーマの増殖を促進する因子、たとえばインターロイ
キン6を分泌する同遺伝子型または類似遺伝子型マウス
からのマクロファージまたは胸腺細胞を、マイクロタイ
タープレートに、好ましくは前日に添加する。
好ましくは96ウエルのプレート上に接種する。ハイブ
リドーマの増殖を促進する因子、たとえばインターロイ
キン6を分泌する同遺伝子型または類似遺伝子型マウス
からのマクロファージまたは胸腺細胞を、マイクロタイ
タープレートに、好ましくは前日に添加する。
【0028】用いられる生育培地は選択培地、好ましく
はHAT培地である。脾臓細胞は細胞培養では限られた
生存能しか示さず、数回の細胞分裂後に死滅する。融合
パートナーとして選択された骨髄腫細胞系は、ヌクレオ
チド合成に関与する酵素(たとえばヒポキサンチン−グ
アニンホスホリボシルトランスフェラーゼ)を欠き、し
たがってHAT培地中では生存できない。脾臓細胞から
の完全な酵素的装備と、骨髄腫細胞からの細胞培養にお
ける無限の増殖能を亨受したハイブリドーマのみが選択
培地中で生存する。
はHAT培地である。脾臓細胞は細胞培養では限られた
生存能しか示さず、数回の細胞分裂後に死滅する。融合
パートナーとして選択された骨髄腫細胞系は、ヌクレオ
チド合成に関与する酵素(たとえばヒポキサンチン−グ
アニンホスホリボシルトランスフェラーゼ)を欠き、し
たがってHAT培地中では生存できない。脾臓細胞から
の完全な酵素的装備と、骨髄腫細胞からの細胞培養にお
ける無限の増殖能を亨受したハイブリドーマのみが選択
培地中で生存する。
【0029】マイクロタイタープレートのウエルを1〜
2週後に、ハイブリドーマの生育について調べる。つい
で、ハイブリドーマ陽性ウエル中の生育培地について、
所望の性質を有する抗体の存在を試験する。この場合の
試験系は通常、免疫原または抗原の性質を対象とするも
のである。
2週後に、ハイブリドーマの生育について調べる。つい
で、ハイブリドーマ陽性ウエル中の生育培地について、
所望の性質を有する抗体の存在を試験する。この場合の
試験系は通常、免疫原または抗原の性質を対象とするも
のである。
【0030】所望の性質をもつ抗体を分泌するハイブリ
ドーマを少なくとも1回、限界希釈法でサブクローニン
グして、クローナリティーを確認する。細胞は通常、統
計的観点からウエルあたり0.5〜3個の細胞が存在す
るまで希釈する。さらに、サブクローニング法は、安定
な性質をもつハイブリドーマの製造にも有効なことが明
らかにされている。ハイブリドーマの製造方法について
は、例えばHarlow & Lane、前出;Melchers, Potter &
Warner編“Lymphocyte Hybridomas", Springer-Verlag,
Berlin 1979およびJ.H. Peters & H. Baumgarten, Mon
oclonale Antikoerper, Herstellung und Charakterisi
erung(モノクローナル抗体、製造と性質)、Springer-
Verlag, Berlin 1990に詳細に記載されている。
ドーマを少なくとも1回、限界希釈法でサブクローニン
グして、クローナリティーを確認する。細胞は通常、統
計的観点からウエルあたり0.5〜3個の細胞が存在す
るまで希釈する。さらに、サブクローニング法は、安定
な性質をもつハイブリドーマの製造にも有効なことが明
らかにされている。ハイブリドーマの製造方法について
は、例えばHarlow & Lane、前出;Melchers, Potter &
Warner編“Lymphocyte Hybridomas", Springer-Verlag,
Berlin 1979およびJ.H. Peters & H. Baumgarten, Mon
oclonale Antikoerper, Herstellung und Charakterisi
erung(モノクローナル抗体、製造と性質)、Springer-
Verlag, Berlin 1990に詳細に記載されている。
【0031】本発明はさらに、本発明のハイブリドーマ
を(a) in vitroで培養し、ついで(b) その培養
培地からモノクローナル抗体を得ることを特徴とする本
発明のモノクローナル抗体の製造に関する。
を(a) in vitroで培養し、ついで(b) その培養
培地からモノクローナル抗体を得ることを特徴とする本
発明のモノクローナル抗体の製造に関する。
【0032】本発明はさらに、本発明のハイブリドーマ
を(a) 同遺伝子型または類似遺伝子型マウスの腹腔
内、in vitroで培養し、ついで(b) 腹水からモノク
ローナル抗体を得ることを特徴とする本発明のモノクロ
ーナル抗体の製造に関する。
を(a) 同遺伝子型または類似遺伝子型マウスの腹腔
内、in vitroで培養し、ついで(b) 腹水からモノク
ローナル抗体を得ることを特徴とする本発明のモノクロ
ーナル抗体の製造に関する。
【0033】本発明のモノクローナル抗体は大量に、本
技術分野の熟練者にはそれ自体よく知られた方法で、本
発明のハイブリドーマのin vitro細胞培養ついで上清か
らの精製および取得、またはハイブリドーマの同遺伝子
型もしくは類似遺伝子型マウス腹腔内でのin vivo培養
ついで腹水からの抗体の精製によって得ることができる
(Harlow & Lane, 前出参照)。
技術分野の熟練者にはそれ自体よく知られた方法で、本
発明のハイブリドーマのin vitro細胞培養ついで上清か
らの精製および取得、またはハイブリドーマの同遺伝子
型もしくは類似遺伝子型マウス腹腔内でのin vivo培養
ついで腹水からの抗体の精製によって得ることができる
(Harlow & Lane, 前出参照)。
【0034】本発明はさらに、サンプル中のMycoplasma
pneumoniaeの検出のための、本発明のモノクローナル
抗体の使用に関する。
pneumoniaeの検出のための、本発明のモノクローナル
抗体の使用に関する。
【0035】本発明のモノクローナル抗体は、診断方法
の範囲内で使用することができ、この場合、M. pneumon
iae抗原に対する特異的結合パートナーとして少なくと
も1種の抗体が用いられる。第二の特異的結合パートナ
ーは、他の抗体もしくは抗体フラグメント、レクチンま
たは受容体とすることができる。本発明のモノクローナ
ル抗体は、診断方法において好ましくは一段階アッセイ
で用いられるのが好ましい。この場合、第二の特異的結
合パートナーも本発明のモノクローナル抗体で、第一の
特異的結合パートナーとは異なるエピトープを認識す
る。
の範囲内で使用することができ、この場合、M. pneumon
iae抗原に対する特異的結合パートナーとして少なくと
も1種の抗体が用いられる。第二の特異的結合パートナ
ーは、他の抗体もしくは抗体フラグメント、レクチンま
たは受容体とすることができる。本発明のモノクローナ
ル抗体は、診断方法において好ましくは一段階アッセイ
で用いられるのが好ましい。この場合、第二の特異的結
合パートナーも本発明のモノクローナル抗体で、第一の
特異的結合パートナーとは異なるエピトープを認識す
る。
【0036】この場合の検出および定量は、一方の特異
的結合パートナーに検出可能な標識を保持させることに
よって可能になる。これらの標識は本技術分野の熟練者
にはそれ自体よく知られていて、たとえば、発色原、発
光原、蛍光原、酵素、放射性同位元素または着色もしく
は無着色の粒子とすることができる。
的結合パートナーに検出可能な標識を保持させることに
よって可能になる。これらの標識は本技術分野の熟練者
にはそれ自体よく知られていて、たとえば、発色原、発
光原、蛍光原、酵素、放射性同位元素または着色もしく
は無着色の粒子とすることができる。
【0037】抗体でコートされた固相を製造するための
好ましい方法は、本技術分野の熟練者にはそれ自体よく
知られている方法で、直接または間接に、たとえば固相
にカップリングした他の抗体もしくはビオチン−アビジ
ン橋を介して非標識特異的結合パートナーを結合させる
方法である。
好ましい方法は、本技術分野の熟練者にはそれ自体よく
知られている方法で、直接または間接に、たとえば固相
にカップリングした他の抗体もしくはビオチン−アビジ
ン橋を介して非標識特異的結合パートナーを結合させる
方法である。
【0038】以下の実施例は本発明を例示するものであ
る。 実施例1半モノクローナル二重サンドイッチ試験 A. 捕捉抗体の製造 ウサギ(German GiantとLarge Chinchillaの交配)を、
T.W. Kokら; Epidem.Inf. 101 (1988), 669の記載に従
い、M. pneumoniae蛋白質0.5mgで免疫感作した。免疫
血清のIgG分画をゲル透過クロマトグラフィーで精製
した。このためには、血清を、50mM tris/HCl(p
H8.0)で平衡化したSephacrylR S−300スーパー
ファインカラム(Pharmacia)上に負荷し、IgG分画
を500mM NaClで溶出した。
る。 実施例1半モノクローナル二重サンドイッチ試験 A. 捕捉抗体の製造 ウサギ(German GiantとLarge Chinchillaの交配)を、
T.W. Kokら; Epidem.Inf. 101 (1988), 669の記載に従
い、M. pneumoniae蛋白質0.5mgで免疫感作した。免疫
血清のIgG分画をゲル透過クロマトグラフィーで精製
した。このためには、血清を、50mM tris/HCl(p
H8.0)で平衡化したSephacrylR S−300スーパー
ファインカラム(Pharmacia)上に負荷し、IgG分画
を500mM NaClで溶出した。
【0039】B. マイクロタイタープレートのウサギ
抗体によるコーティング NUNC(Roskilde, Denmark)製の96ウエル付きマ
イクロタイタープレートを、欧州特許出願891034
78号の記載に従い、精製ウサギ抗−M. pneumoniae抗
体(上記A参照)でコートした。
抗体によるコーティング NUNC(Roskilde, Denmark)製の96ウエル付きマ
イクロタイタープレートを、欧州特許出願891034
78号の記載に従い、精製ウサギ抗−M. pneumoniae抗
体(上記A参照)でコートした。
【0040】C. 半モノクローナル二重サンドイッチ
試験(捕獲アッセイ)の操作 サンプル緩衝液STD(製品番号:OUWO;Behringwe
rke AG, Marburg, FRG)で可溶化したM. pneumoniaeお
よび共存菌叢中の「非Mycoplasma pneumoniae種」の細
胞(サンプル緩衝液中1μg〜0.4ngに様々に希
釈)0.1mlを、Bに記載したように予めコーティング
したマイクロタイタープレート中、37℃で1時間イン
キュベートした。ついで洗浄溶液POD(製品番号:O
SEW,Behringwerke AG, Marburg, FRG)0.3mlで3
回洗浄した。試験すべきモノクローナル抗体(表1参
照)を接合緩衝液microbiol.(製品番号:OUWW,Beh
ringwerkeAG, Marburg, FRG)に希釈して、マイクロタイ
タープレートの各ウエルあたり0.1mlを加えて、37
℃て30分間インキュベートした。ついで上述したと同
様に3回洗浄した。試験系を次に、接合緩衝液microbio
l.に1:8000に希釈した抗−マウスIgG/POD
接合体(製品番号:NCIKO3、Behringwerke AG,Mar
burg, FRG)0.1mlとともに、37℃で60分間インキ
ュベートした。前述したと同様に洗浄を3回実施した。
発色のために、そのまま使用できるTMB発色原溶液
0.1mlを各ウエルにピペットで加えた。室温で30分
間インキュベートしたのち、停止溶液PODにより発色
を停止させた。
試験(捕獲アッセイ)の操作 サンプル緩衝液STD(製品番号:OUWO;Behringwe
rke AG, Marburg, FRG)で可溶化したM. pneumoniaeお
よび共存菌叢中の「非Mycoplasma pneumoniae種」の細
胞(サンプル緩衝液中1μg〜0.4ngに様々に希
釈)0.1mlを、Bに記載したように予めコーティング
したマイクロタイタープレート中、37℃で1時間イン
キュベートした。ついで洗浄溶液POD(製品番号:O
SEW,Behringwerke AG, Marburg, FRG)0.3mlで3
回洗浄した。試験すべきモノクローナル抗体(表1参
照)を接合緩衝液microbiol.(製品番号:OUWW,Beh
ringwerkeAG, Marburg, FRG)に希釈して、マイクロタイ
タープレートの各ウエルあたり0.1mlを加えて、37
℃て30分間インキュベートした。ついで上述したと同
様に3回洗浄した。試験系を次に、接合緩衝液microbio
l.に1:8000に希釈した抗−マウスIgG/POD
接合体(製品番号:NCIKO3、Behringwerke AG,Mar
burg, FRG)0.1mlとともに、37℃で60分間インキ
ュベートした。前述したと同様に洗浄を3回実施した。
発色のために、そのまま使用できるTMB発色原溶液
0.1mlを各ウエルにピペットで加えた。室温で30分
間インキュベートしたのち、停止溶液PODにより発色
を停止させた。
【0041】そのまま使用できる発色原溶液は、キット
「EnzygnostR/TMB用付加試薬」(製品番号:OUV
P,Behringwerke AG, Marburg, FRG)の試薬から、そ
れに添付された指示書に従って調製した。上述のキット
は停止溶液PODも含まれている。発色はマイクロタイ
タープレート用比色計で測定した(Behring ELISA プロ
セッサーII;Behringwerke AG, Marburg)。測定波長は
450nmとし、650nmを補正波長として使用した。
「EnzygnostR/TMB用付加試薬」(製品番号:OUV
P,Behringwerke AG, Marburg, FRG)の試薬から、そ
れに添付された指示書に従って調製した。上述のキット
は停止溶液PODも含まれている。発色はマイクロタイ
タープレート用比色計で測定した(Behring ELISA プロ
セッサーII;Behringwerke AG, Marburg)。測定波長は
450nmとし、650nmを補正波長として使用した。
【0042】実施例2均一ポリクローナル捕獲ELISAの操作 M. pneumoniaeに対して産生させたウサギ抗体によるマ
イコプラズマ属の他の種(M. gentitalium, M. ferment
ans, M. hominis, M. salivarium, M. orale)の結合を
均一ポリクローナル捕獲ELISAで検出した。このア
ッセイでは、固相に結合させた捕捉抗体および第二の検
出抗体の両者にウサギ血清を使用した。検出抗体の結合
は、現時点での技術水準において知られている方法によ
りビオチンと接合させ、それ自体公知のアビジン/PO
D接合体によって検出した。
イコプラズマ属の他の種(M. gentitalium, M. ferment
ans, M. hominis, M. salivarium, M. orale)の結合を
均一ポリクローナル捕獲ELISAで検出した。このア
ッセイでは、固相に結合させた捕捉抗体および第二の検
出抗体の両者にウサギ血清を使用した。検出抗体の結合
は、現時点での技術水準において知られている方法によ
りビオチンと接合させ、それ自体公知のアビジン/PO
D接合体によって検出した。
【0043】この試験の操作は、検出系を除いて例1に
記載した半モノクローナル二重サンドイッチ試験の場合
と同じである。
記載した半モノクローナル二重サンドイッチ試験の場合
と同じである。
【0044】実施例3モノクローナル抗−Mycoplasma pneumoniae抗体の製造 A. Mycoplasma pneumoniaeの増殖 M. pneumoniaeFH株をHayflick改良Eagle培地(L. Hayf
lick: Texas Reportson Biology and Medicine 23 (196
5), 285)中で増殖させた。細胞を遠心分離(1000
×g,10分)で沈降させ、滅菌したリン酸緩衝食塩溶
液(PBS)中で2回洗浄した。
lick: Texas Reportson Biology and Medicine 23 (196
5), 285)中で増殖させた。細胞を遠心分離(1000
×g,10分)で沈降させ、滅菌したリン酸緩衝食塩溶
液(PBS)中で2回洗浄した。
【0045】B. P1蛋白質の調製 M. pneumoniaeからのP1蛋白質の精製は欧州特許出願
89105006号に記載されている。
89105006号に記載されている。
【0046】C. 免疫感作処置 6〜8週齢の雄性BALB/cマウスを、新たに収穫し
洗浄した無傷のM. pneumoniae細胞、PBS中約108コ
ロニー形成単位、または完全Freundアジュバント(CF
A)中に乳化した精製P1蛋白質500μgで、腹腔内
に免疫感作処置をした。免疫感作処置用には、CFAへ
の乳化前、クロロホルム−メタノール抽出による精製後
に、P1蛋白質を過剰の界面活性剤(SDS)から分離
し、ついでPBS中に超音波処理によって再懸濁した。
洗浄した無傷のM. pneumoniae細胞、PBS中約108コ
ロニー形成単位、または完全Freundアジュバント(CF
A)中に乳化した精製P1蛋白質500μgで、腹腔内
に免疫感作処置をした。免疫感作処置用には、CFAへ
の乳化前、クロロホルム−メタノール抽出による精製後
に、P1蛋白質を過剰の界面活性剤(SDS)から分離
し、ついでPBS中に超音波処理によって再懸濁した。
【0047】免疫感作処置は10日間隔で4回反復し
た。最終の免疫感作処置4日後に、抗体力価測定後マウ
スを屠殺し、ハイブリドーマの製造用に脾臓を摘出し
た。
た。最終の免疫感作処置4日後に、抗体力価測定後マウ
スを屠殺し、ハイブリドーマの製造用に脾臓を摘出し
た。
【0048】D. 融合 混合後に、脾臓細胞を骨髄腫細胞系X63/Ag 8.6
53の細胞と融合させた。使用した融合プロモーターは
ポリエチレングリコール(PEG)1500〔75mM
HEPES、5%(容量/容量)DMSO中50%(重
量/容量)PEG1500〕とした〔1分間を要してP
EG(1ml)を滴下〕。ついで融合混合物を無血清培地
で希釈し、注意深く洗浄した。細胞沈降物をHAT選択
培地中に再懸濁し、96ウエル付きマイクロタイタープ
レートに、1mlあたり2×105個細胞の濃度で、腹腔
マクロファージの存在下にプレーティングした。
53の細胞と融合させた。使用した融合プロモーターは
ポリエチレングリコール(PEG)1500〔75mM
HEPES、5%(容量/容量)DMSO中50%(重
量/容量)PEG1500〕とした〔1分間を要してP
EG(1ml)を滴下〕。ついで融合混合物を無血清培地
で希釈し、注意深く洗浄した。細胞沈降物をHAT選択
培地中に再懸濁し、96ウエル付きマイクロタイタープ
レートに、1mlあたり2×105個細胞の濃度で、腹腔
マクロファージの存在下にプレーティングした。
【0049】HAT培地中での選択は7〜10日間で起
こった。選択相の完了後直ちに、ハイブリドーマをHT
培地に移した。
こった。選択相の完了後直ちに、ハイブリドーマをHT
培地に移した。
【0050】E. M. pneumoniae−特異的抗体を分泌
するハイブリドーマの選択 HAT培地中での選択方法が完了したのち、P1蛋白質
からの100のハイブリドーマおよびM融合からの47
2のハイブリドーマについて、実施例1に記載の方法に
より、M. pneumoniae−特異的抗体の分泌を調べた。可
溶化M. pneumoniae細胞とは反応するが固相に結合した
ウサギ血清抗体とは反応しない抗体を計37のハイブリ
ドーマが分泌した。
するハイブリドーマの選択 HAT培地中での選択方法が完了したのち、P1蛋白質
からの100のハイブリドーマおよびM融合からの47
2のハイブリドーマについて、実施例1に記載の方法に
より、M. pneumoniae−特異的抗体の分泌を調べた。可
溶化M. pneumoniae細胞とは反応するが固相に結合した
ウサギ血清抗体とは反応しない抗体を計37のハイブリ
ドーマが分泌した。
【0051】これらの37のハイブリドーマによって分
泌された抗体をELISA試験系においてそれ自体公知
の方法により、免疫感作処置P1蛋白質、超音波で破壊
した細胞全抽出物、部分固定不変M. pneumoniae細胞と
の反応性を、また放射免疫沈降によりP1蛋白質および
他のM. pneumoniae表面構造の結合を調べた。
泌された抗体をELISA試験系においてそれ自体公知
の方法により、免疫感作処置P1蛋白質、超音波で破壊
した細胞全抽出物、部分固定不変M. pneumoniae細胞と
の反応性を、また放射免疫沈降によりP1蛋白質および
他のM. pneumoniae表面構造の結合を調べた。
【0052】これらの抗体についてはさらに、実施例1
および2に記載の方法により、マイコプラズマ属の他の
種(M. genitalium, M. fermentans, M. hominis, M. s
alivarium, M. orale)との交差反応性も調べた。交差
反応性はこの場合、百分率で定義する。これらの百分率
は、一連の試験で各種のマイコプラズマ種を等量(10
0μg/ml;0.1ml)使用することによって確立され
た。抗体のM. pneumoniaeに対する結合およびその際得
られた発色の値を100%とする。マイコプラズマ属の
他の種について得られた値、すなわち交差反応性はこの
100%に対する値である。
および2に記載の方法により、マイコプラズマ属の他の
種(M. genitalium, M. fermentans, M. hominis, M. s
alivarium, M. orale)との交差反応性も調べた。交差
反応性はこの場合、百分率で定義する。これらの百分率
は、一連の試験で各種のマイコプラズマ種を等量(10
0μg/ml;0.1ml)使用することによって確立され
た。抗体のM. pneumoniaeに対する結合およびその際得
られた発色の値を100%とする。マイコプラズマ属の
他の種について得られた値、すなわち交差反応性はこの
100%に対する値である。
【0053】ポリクローナルウサギ抗−M. pneumoniae
血清と異なり、本発明のハイブリドーマによって分泌さ
れた5つのモノクローナル抗体については、マイコプラ
ズマ属の他の種との交差反応性は検出できなかった。結
果は表1にまとめる。
血清と異なり、本発明のハイブリドーマによって分泌さ
れた5つのモノクローナル抗体については、マイコプラ
ズマ属の他の種との交差反応性は検出できなかった。結
果は表1にまとめる。
【0054】F. 制限条件下でのクローニング マイコプラズマ属の他の種と交差反応しなかったオリゴ
クローナルハイブリドーマ培養体を、制限条件下でのク
ローニングに使用する十分な細胞数得るために拡張させ
た。
クローナルハイブリドーマ培養体を、制限条件下でのク
ローニングに使用する十分な細胞数得るために拡張させ
た。
【0055】このためには、培養体を増殖の対数期に収
穫し、生存細胞数を、本技術分野の熟練者にはそれ自体
よく知られた方法、トリパンブルー染色によって測定し
た。96ウエル付きマイクロタイタープレートの各ウエ
ルあたりのハイブリドーマ細胞が1個になるように細胞
数を調整し、フィーダー層として腹腔マクロファージの
存在下にハイブリドーマを培養した。14日後、サブク
ローニングの結果としてモノクローナルとなったハイブ
リドーマ培養体を、例1および2に記載の方法により、
M. pneumoniae−特異的抗体の連続的な分泌およびマイ
コプラズマ属の他の種との交差反応性について試験し
た。
穫し、生存細胞数を、本技術分野の熟練者にはそれ自体
よく知られた方法、トリパンブルー染色によって測定し
た。96ウエル付きマイクロタイタープレートの各ウエ
ルあたりのハイブリドーマ細胞が1個になるように細胞
数を調整し、フィーダー層として腹腔マクロファージの
存在下にハイブリドーマを培養した。14日後、サブク
ローニングの結果としてモノクローナルとなったハイブ
リドーマ培養体を、例1および2に記載の方法により、
M. pneumoniae−特異的抗体の連続的な分泌およびマイ
コプラズマ属の他の種との交差反応性について試験し
た。
【0056】検査したすべてのハイブリドーマが1年間
にわたり連続的に抗体を分泌した。特異性および交差反
応性の試験の結果は表1に示す。
にわたり連続的に抗体を分泌した。特異性および交差反
応性の試験の結果は表1に示す。
【0057】G. 免疫グロブリン(Ig)クラスの決
定 IgクラスおよびIgサブクラスは捕獲イムノアッセイ
で決定した。Igクラスおよびサブクラス特異的ポリク
ローナル抗体をニトロセルロース濾紙(捕捉相)にカップ
リングさせた。腹水から部分精製し、ビオチンで標識し
たモノクローナル抗体を捕捉相とインキュベートした。
捕捉された抗体はストレプトアビジン−ペルオキシダー
ゼで検出した。
定 IgクラスおよびIgサブクラスは捕獲イムノアッセイ
で決定した。Igクラスおよびサブクラス特異的ポリク
ローナル抗体をニトロセルロース濾紙(捕捉相)にカップ
リングさせた。腹水から部分精製し、ビオチンで標識し
たモノクローナル抗体を捕捉相とインキュベートした。
捕捉された抗体はストレプトアビジン−ペルオキシダー
ゼで検出した。
【0058】モノクローナル抗体P1.25およびM7
4はIgG1サブクラスに属し、P1.27およびM7
5はIgG3サブクラスに属する。すべてのモノクロー
ナル抗体がκ型のL鎖を有する。
4はIgG1サブクラスに属し、P1.27およびM7
5はIgG3サブクラスに属する。すべてのモノクロー
ナル抗体がκ型のL鎖を有する。
【0059】実施例4in vivoにおけるモノクローナル抗体の製造(腹水産
生) 6〜8週齢の雌性BALB/cマウスの免疫系を不完全
Freundアジュバント0.5mlの腹腔内注射によって活性
化した。この注射24時間後に、一つのクローンからの
106個のハイブリドーマ細胞の懸濁液を腹腔内に投与
した。2〜6週間で腫瘍が発症したのちに、動物を屠殺
し、穿刺により腹水を採出した。穿刺液中の高抗体濃度
の検出には捕獲ELISA(実施例1参照)を使用し
た。
生) 6〜8週齢の雌性BALB/cマウスの免疫系を不完全
Freundアジュバント0.5mlの腹腔内注射によって活性
化した。この注射24時間後に、一つのクローンからの
106個のハイブリドーマ細胞の懸濁液を腹腔内に投与
した。2〜6週間で腫瘍が発症したのちに、動物を屠殺
し、穿刺により腹水を採出した。穿刺液中の高抗体濃度
の検出には捕獲ELISA(実施例1参照)を使用し
た。
【0060】実施例5ハイブリドーマM57、M74、P1.25、P1.27
およびM75によって分泌されたモノクローナル抗体の
Mycoplasma pneumoniaeに対する特異性 クローナルハイ
ブリドーマM25、M51、M57、M74、P1.2
5およびM75によって分泌された抗体、ならびにM. p
neumoniaeに対して産生された2種のポリクローナルウ
サギ抗血清を実施例1および2に記載の方法で試験し、
またクローナルハイブリドーマ11G7によって分泌さ
れた抗体をM. pneumoniaeに対する特異性およびマイコ
プラズマ属の他の種との交差反応性の可能性についての
それ自体公知の方法、ドット−ブロットで試験した。結
果は表1に示す。これから、M57、M74、P1.2
5、P1.27およびM75はM. pneumoniaeのエピトー
プに対してモノ特異的であるのに対し、M25、M5
1、11G7および2種のウサギ抗血清は他の「非−My
coplasma pneumoniae種」と交差反応することが明らか
である。
およびM75によって分泌されたモノクローナル抗体の
Mycoplasma pneumoniaeに対する特異性 クローナルハイ
ブリドーマM25、M51、M57、M74、P1.2
5およびM75によって分泌された抗体、ならびにM. p
neumoniaeに対して産生された2種のポリクローナルウ
サギ抗血清を実施例1および2に記載の方法で試験し、
またクローナルハイブリドーマ11G7によって分泌さ
れた抗体をM. pneumoniaeに対する特異性およびマイコ
プラズマ属の他の種との交差反応性の可能性についての
それ自体公知の方法、ドット−ブロットで試験した。結
果は表1に示す。これから、M57、M74、P1.2
5、P1.27およびM75はM. pneumoniaeのエピトー
プに対してモノ特異的であるのに対し、M25、M5
1、11G7および2種のウサギ抗血清は他の「非−My
coplasma pneumoniae種」と交差反応することが明らか
である。
【0061】実施例6ハイブリドーマM57、M74、P1.25、P1.27
およびM75によって分泌されるモノクローナル抗体の
Mycoplasma pneumoniaeに対する結合活性 図1には、モ
ノクローナル抗体についての標準希釈プロットを示す。
試験には、溶解させたMycoplasma pneumoniae細胞の量
が1μgの一定になるようにし、モノクローナル抗体は
図1に示すようにサンプル緩衝液microbiol.に希釈し
て、実施例1の記載と同様にして試験を行った。
およびM75によって分泌されるモノクローナル抗体の
Mycoplasma pneumoniaeに対する結合活性 図1には、モ
ノクローナル抗体についての標準希釈プロットを示す。
試験には、溶解させたMycoplasma pneumoniae細胞の量
が1μgの一定になるようにし、モノクローナル抗体は
図1に示すようにサンプル緩衝液microbiol.に希釈し
て、実施例1の記載と同様にして試験を行った。
【0062】
【表1】
【図1】ハイブリドーマM57、M74、P1.25、
P1.27およびM75によって分泌されるモノクロー
ナル抗体のMycoplasma pneumoniaeに対する結合活性
を、標準希釈プロットに基づいて示す。
P1.27およびM75によって分泌されるモノクロー
ナル抗体のMycoplasma pneumoniaeに対する結合活性
を、標準希釈プロットに基づいて示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12N 15/06 G01N 33/53 D 8310−2J 33/569 F 9015−2J 33/577 B 9015−2J //(C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 ベルンハルト・ゲルステネカー ドイツ連邦共和国デー−7470アルプシユタ ト.ウンテレフオルシユタト103 (72)発明者 エノ・ヤーコプス ドイツ連邦共和国デー−7800フライブル ク.シユレーエンライン10 (72)発明者 ヴイルヘルム・シユイ ドイツ連邦共和国デー−5431オーベラーバ ハ.シユリーフエルダーヴエーク6
Claims (20)
- 【請求項1】 Mycoplasma pneumoniaeに特異的で、マ
イコプラズマ属の他の種とは1%またはそれ未満の交差
反応性しか示さないモノクローナル抗体およびそのフラ
グメント。 - 【請求項2】 共存する菌叢の他の病原種とは1%また
はそれ未満の交差反応性しか示さない、請求項1記載の
モノクローナル抗体およびそのフラグメント。 - 【請求項3】 Mycoplasma pneumoniaeのP1蛋白質に
特異的な請求項1または2記載のモノクローナル抗体お
よびそのフラグメント。 - 【請求項4】 H鎖はγ1サブクラスにL鎖はκクラス
に属する請求項1〜3のいずれかに記載のモノクローナ
ル抗体およびそのフラグメント。 - 【請求項5】 H鎖はγ3サブクラスにL鎖はκクラス
に属する請求項1〜3のいずれかに記載のモノクローナ
ル抗体およびそのフラグメント。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の抗体ま
たはそのフラグメントを産生するハイブリドーマ。 - 【請求項7】 融合に使用される脾臓細胞はBALB/
cマウスに由来する請求項6記載のハイブリドーマ。 - 【請求項8】 融合に使用される骨髄腫細胞はX63/
Ag 8.653である請求項6または7記載のハイブリ
ドーマ。 - 【請求項9】 ハイブリドーマM57(PHLS寄託番
号91041010)。 - 【請求項10】 ハイブリドーマM74(PHLS寄託
番号91041011)。 - 【請求項11】 ハイブリドーマP1.25(PHLS寄
託番号91041012)。 - 【請求項12】 ハイブリドーマP1.27(PHLS寄
託番号91041013)。 - 【請求項13】 ハイブリドーマM75(PHLS寄託
番号91052310)。 - 【請求項14】 請求項1〜5のいずれかに記載の少な
くとも1種の抗体を含有する、サンプル中のMycoplasma
pneumoniaeを検出するためのキット。 - 【請求項15】 検出は固相免疫測定系によって行われ
る請求項14記載のキット。 - 【請求項16】 請求項6〜13のいずれかに記載のハ
イブリドーマを製造するにあたり、 (a) マウスをMycoplasma pneumoniae細胞またはMyc
oplasma pneumoniaeのP1蛋白質で免疫感作し、 (b) 免疫感作マウスからの脾臓細胞を適当な骨髄腫
細胞と融合させ、ついで(c) 工程(b)で得られたハ
イブリドーマを、M. pneumoniaeに対し特異的でマイコ
プラズマ属の他の種とは1%またはそれ未満の交差反応
性しか示さない抗体の分泌によって選択する方法。 - 【請求項17】 請求項6〜13のいずれかに記載のハ
イブリドーマを製造するにあたり、 (a) マウスをMycoplasma pneumoniae細胞またはMyc
oplasma pneumoniaeのP1蛋白質で免疫感作し、 (b) 免疫感作マウスからの脾臓細胞を適当な骨髄腫
細胞と融合させ、 (c) 工程(b)で得られたハイブリドーマを、M. pne
umoniaeに対して特異的で、マイコプラズマ属の他の種
とは1%またはそれ未満の交差反応性しか示さない抗体
の分泌によって選択し、ついで (d) 工程(c)で得られたハイブリドーマを、共存す
る他の病原種とは1%またはそれ未満の交差反応性しか
示さない抗体の分泌によって選択する方法。 - 【請求項18】 請求項1〜5のいずれかに記載のモノ
クローナル抗体を製造するにあたり、請求項6〜13の
いずれかに記載のハイブリドーマを(a)in vitroで培養
し、ついで(b)モノクローナル抗体をその培養培地から
得る方法。 - 【請求項19】 請求項1〜5のいずれかに記載のモノ
クローナル抗体を製造するにあたり、請求項6〜13の
いずれかに記載のハイブリドーマを(a)同遺伝子型また
は類似遺伝子型マウスの腹腔内でin vitroで培養し、つ
いで(b)腹水からモノクローナル抗体を得る方法。 - 【請求項20】 請求項1〜5のいずれかに記載のモノ
クローナル抗体の、サンプル中におけるMycoplasma pne
umoniaeの検出のための使用。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4134297:6 | 1991-10-17 | ||
| DE4134297A DE4134297A1 (de) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | Monoclonale antikoerper gegen mycoplasma pneumoniae, diese produzierende hybridome, verfahren zu deren herstellung sowie deren verwendung |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05304990A true JPH05304990A (ja) | 1993-11-19 |
Family
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP4278251A Pending JPH05304990A (ja) | 1991-10-17 | 1992-10-16 | マイコプラズマ・ニウモニアエに対するモノクローナル抗体 |
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|---|---|
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| EP (1) | EP0537497A2 (ja) |
| JP (1) | JPH05304990A (ja) |
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| CA (1) | CA2080713A1 (ja) |
| DE (1) | DE4134297A1 (ja) |
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| US9023366B2 (en) | 2003-07-01 | 2015-05-05 | The Royal Veterinary College | Vaccine composition for vaccinating dogs against canine infectious respiratory disease (CIRD) |
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| JP2013533865A (ja) * | 2010-06-16 | 2013-08-29 | シーディーアイ ラボラトリーズ | モノクローナル抗体を生成し、検証し、そして使用するための方法およびシステム |
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1991
- 1991-10-17 DE DE4134297A patent/DE4134297A1/de not_active Withdrawn
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1992
- 1992-09-18 EP EP92116008A patent/EP0537497A2/de not_active Withdrawn
- 1992-10-16 CA CA002080713A patent/CA2080713A1/en not_active Abandoned
- 1992-10-16 AU AU27121/92A patent/AU666134B2/en not_active Ceased
- 1992-10-16 JP JP4278251A patent/JPH05304990A/ja active Pending
-
1995
- 1995-01-03 US US08/367,769 patent/US5641638A/en not_active Expired - Fee Related
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