JPH05305554A - Nc工作機械およびnc工作機械の工具破損防止方法 - Google Patents
Nc工作機械およびnc工作機械の工具破損防止方法Info
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- JPH05305554A JPH05305554A JP11376192A JP11376192A JPH05305554A JP H05305554 A JPH05305554 A JP H05305554A JP 11376192 A JP11376192 A JP 11376192A JP 11376192 A JP11376192 A JP 11376192A JP H05305554 A JPH05305554 A JP H05305554A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 起動時にサーボモータに大電流が流れるのを
許容し、起動後に切削工具に過大な負荷がかかった場合
のサーボモータの大電流を検知し、サーボモータの電流
を遮断するNC工作機械および工具破損防止方法を提供
する。 【構成】 サーボモータ4に流れる電流が所定の制限値
より大きいときに、サーボモータ4の電流を遮断する電
流制限装置8と、電流制限装置8の電流制限をオン・オ
フできるNC制御装置9とを備え、起動段階では電流制
限をオフとして、サーボモータ4起動時の電流による機
械の停止を防止し、起動後の加工段階では電流制限装置
8の電流制限をオンとして、切削工具2に過大な負荷が
かかった時に、サーボモータ4に生じる電流制限値を超
える電流を検知して電流を遮断する。
許容し、起動後に切削工具に過大な負荷がかかった場合
のサーボモータの大電流を検知し、サーボモータの電流
を遮断するNC工作機械および工具破損防止方法を提供
する。 【構成】 サーボモータ4に流れる電流が所定の制限値
より大きいときに、サーボモータ4の電流を遮断する電
流制限装置8と、電流制限装置8の電流制限をオン・オ
フできるNC制御装置9とを備え、起動段階では電流制
限をオフとして、サーボモータ4起動時の電流による機
械の停止を防止し、起動後の加工段階では電流制限装置
8の電流制限をオンとして、切削工具2に過大な負荷が
かかった時に、サーボモータ4に生じる電流制限値を超
える電流を検知して電流を遮断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中ぐり加工機等のNC工
作機械およびNC工作機械の切削工具の破損を防止する
方法に係り、特に加工段階に応じてサーボモータに流れ
る電流の制限値を自由に設定できるNC工作機械および
NC工作機械の切削工具破損防止方法に関する。
作機械およびNC工作機械の切削工具の破損を防止する
方法に係り、特に加工段階に応じてサーボモータに流れ
る電流の制限値を自由に設定できるNC工作機械および
NC工作機械の切削工具破損防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、切削工具を駆動するサーボモー
タを制御するサーボドライバの内部に電流を制限する電
流制御部を設けたNC工作機械が知られている。図3は
上記従来のNC工作機械の電気回路を概略示している。
従来のNC工作機械の切削工具駆動用電気回路は、位置
制御部21と、サーボドライバ22と、サーボモータ2
3とを有している。位置制御部21は、被加工物の形状
に応じた位置情報と、図示しない切削工具の現在の位置
および速度とから制御用のデータを生成する。サーボド
ライバ22は速度制御部24と電流制御部25とを有
し、速度制御部24は位置制御部21の位置制御信号に
基づいてサーボモータ23の速度を制御し、電流制御部
25はサーボモータに供給する電流の大きさを制御す
る。サーボドライバ22には、実際のサーボモータ23
の位置と速度とをフィードバックする周波数/電圧変換
器26と、実際にサーボモータ23に流れている電流を
フィードバックする電流フィードバック回路27とが備
えられている。サーボモータ23は、サーボドライバ2
2によって制御された電流によって回転し、図示しない
切削工具を駆動する。このサーボモータ23にはパルス
ジェネレータ28が設けられている。パルスジェネレー
タ28はサーボモータ23の回転を検知し、フィードバ
ック用のパルスを生成し、周波数/電圧変換器26と位
置制御部21にフィードバックする。上記電流制御部2
5はその内部に電流制限回路を備えている。サーボモー
タ23に流れる電流が電流制限回路が許容する所定値よ
り大きくなったときに、電流制限回路が作動して電流を
遮断し、NC工作機械の事故を未然に防止するように構
成されている。
タを制御するサーボドライバの内部に電流を制限する電
流制御部を設けたNC工作機械が知られている。図3は
上記従来のNC工作機械の電気回路を概略示している。
従来のNC工作機械の切削工具駆動用電気回路は、位置
制御部21と、サーボドライバ22と、サーボモータ2
3とを有している。位置制御部21は、被加工物の形状
に応じた位置情報と、図示しない切削工具の現在の位置
および速度とから制御用のデータを生成する。サーボド
ライバ22は速度制御部24と電流制御部25とを有
し、速度制御部24は位置制御部21の位置制御信号に
基づいてサーボモータ23の速度を制御し、電流制御部
25はサーボモータに供給する電流の大きさを制御す
る。サーボドライバ22には、実際のサーボモータ23
の位置と速度とをフィードバックする周波数/電圧変換
器26と、実際にサーボモータ23に流れている電流を
フィードバックする電流フィードバック回路27とが備
えられている。サーボモータ23は、サーボドライバ2
2によって制御された電流によって回転し、図示しない
切削工具を駆動する。このサーボモータ23にはパルス
ジェネレータ28が設けられている。パルスジェネレー
タ28はサーボモータ23の回転を検知し、フィードバ
ック用のパルスを生成し、周波数/電圧変換器26と位
置制御部21にフィードバックする。上記電流制御部2
5はその内部に電流制限回路を備えている。サーボモー
タ23に流れる電流が電流制限回路が許容する所定値よ
り大きくなったときに、電流制限回路が作動して電流を
遮断し、NC工作機械の事故を未然に防止するように構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のNC工作機械の電流制限回路は電流制御部の内部
に組み込まれており、許容する電流の上限値を外部に取
り出して加工段階に応じて自由に設定することができな
かった。一方、一般にサーボモータを流れる電流は起動
時に大きく、加工時に小さいので、上記電流制限回路の
電流制限値はモータ起動時の電流より大きく設定しなけ
れば、起動時にサーボモータの大電流が検知され、電流
が遮断されて起動することができなかった。このため、
電流制限回路の電流制限値は大きくせざるを得ず、この
ためにNC工作機械の切削工具に過大な負荷がかかった
ときも、サーボモータの電流上昇の初期段階でNC工作
機械を停止させることができず、切削工具を破損してし
まうことがあった。そこで、本発明の目的は上記従来の
NC工作機械の課題を解決し、起動時のサーボモータの
大電流を許容し、起動後に切削工具に過大な負荷がかか
った場合のサーボモータの大電流を検知してNC工作機
械を緊急停止させることができるNC工作機械およびN
C工作機械の工具破損防止方法を提供することにある。
従来のNC工作機械の電流制限回路は電流制御部の内部
に組み込まれており、許容する電流の上限値を外部に取
り出して加工段階に応じて自由に設定することができな
かった。一方、一般にサーボモータを流れる電流は起動
時に大きく、加工時に小さいので、上記電流制限回路の
電流制限値はモータ起動時の電流より大きく設定しなけ
れば、起動時にサーボモータの大電流が検知され、電流
が遮断されて起動することができなかった。このため、
電流制限回路の電流制限値は大きくせざるを得ず、この
ためにNC工作機械の切削工具に過大な負荷がかかった
ときも、サーボモータの電流上昇の初期段階でNC工作
機械を停止させることができず、切削工具を破損してし
まうことがあった。そこで、本発明の目的は上記従来の
NC工作機械の課題を解決し、起動時のサーボモータの
大電流を許容し、起動後に切削工具に過大な負荷がかか
った場合のサーボモータの大電流を検知してNC工作機
械を緊急停止させることができるNC工作機械およびN
C工作機械の工具破損防止方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によるNC工作機械は、切削工具と、前記切削
工具を駆動するサーボモータと、前記サーボモータを制
御するNC制御装置とを有するNC工作機械において、
前記サーボモータに流れる電流が所定の制限値より大き
いときに、サーボモータの電流を遮断する電流制限装置
を有し、前記NC制御装置は前記電流制限装置の電流制
限をオン・オフでき、起動段階では前記電流制限をオフ
として、サーボモータ起動時の電流による電流の遮断を
防止し、起動後の切削工具と被加工物とが干渉する段階
では前記電流の制限をオンとして、切削工具に過大な負
荷がかかった時のサーボモータに生じる電流制限値を超
える電流を検知して電流を遮断するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
に本発明によるNC工作機械は、切削工具と、前記切削
工具を駆動するサーボモータと、前記サーボモータを制
御するNC制御装置とを有するNC工作機械において、
前記サーボモータに流れる電流が所定の制限値より大き
いときに、サーボモータの電流を遮断する電流制限装置
を有し、前記NC制御装置は前記電流制限装置の電流制
限をオン・オフでき、起動段階では前記電流制限をオフ
として、サーボモータ起動時の電流による電流の遮断を
防止し、起動後の切削工具と被加工物とが干渉する段階
では前記電流の制限をオンとして、切削工具に過大な負
荷がかかった時のサーボモータに生じる電流制限値を超
える電流を検知して電流を遮断するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0005】また、本発明によるNC工作機械の工具破
損防止方法は、切削工具を駆動するサーボモータに所定
の電流制限値より大きな電流が流れる時にサーボモータ
の電流を遮断する電流制限装置と、前記電流制限装置の
電流制限をオン・オフするNC制御装置とを備え、サー
ボモータの起動段階では、前記電流制限をオフとして、
サーボモータ起動時の電流による電流の遮断を防止し、
起動後の切削工具と被加工物とが干渉する段階では、前
記電流制限をオンとして、前記切削工具に過大な負荷が
かかった時のサーボモータに生じる電流制限値を超える
電流を検知し、電流を遮断して前記切削工具の破損を防
止することを特徴とするものである。
損防止方法は、切削工具を駆動するサーボモータに所定
の電流制限値より大きな電流が流れる時にサーボモータ
の電流を遮断する電流制限装置と、前記電流制限装置の
電流制限をオン・オフするNC制御装置とを備え、サー
ボモータの起動段階では、前記電流制限をオフとして、
サーボモータ起動時の電流による電流の遮断を防止し、
起動後の切削工具と被加工物とが干渉する段階では、前
記電流制限をオンとして、前記切削工具に過大な負荷が
かかった時のサーボモータに生じる電流制限値を超える
電流を検知し、電流を遮断して前記切削工具の破損を防
止することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によるNC工作機械は、サーボモータに
流れる電流が所定の電流制限値より大きいときに、サー
ボモータの電流を遮断する電流制限装置と、サーボモー
タを制御し、かつ、電流制限装置の電流制限をオン・オ
フできるNC制御装置とを有しているので、加工段階に
応じて電流制限をオン・オフして切削工具の破損を防止
することができる。すなわち、起動段階ではNC制御装
置によって電流制限装置の電流制限をオフとし、起動時
のサーボモータの大電流に対しては電流を遮断せず、起
動後の切削工具と被加工物とが干渉する段階では、電流
制限装置の電流制限をオンとし、加工中に切削工具に過
大な負荷が生じる時や、加工前に切削工具が予期しない
障害物と干渉する時にサーボモータの電流を遮断するこ
とができる。
流れる電流が所定の電流制限値より大きいときに、サー
ボモータの電流を遮断する電流制限装置と、サーボモー
タを制御し、かつ、電流制限装置の電流制限をオン・オ
フできるNC制御装置とを有しているので、加工段階に
応じて電流制限をオン・オフして切削工具の破損を防止
することができる。すなわち、起動段階ではNC制御装
置によって電流制限装置の電流制限をオフとし、起動時
のサーボモータの大電流に対しては電流を遮断せず、起
動後の切削工具と被加工物とが干渉する段階では、電流
制限装置の電流制限をオンとし、加工中に切削工具に過
大な負荷が生じる時や、加工前に切削工具が予期しない
障害物と干渉する時にサーボモータの電流を遮断するこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について、添付の図面を
参照して説明する。図1はラインボーリング加工機に本
発明を応用した場合の構成装置の構成を示している。ラ
インボーリング加工機1はボーリングバー2と、ボーリ
ングバー2を把持する加工ヘッド部3と、加工ヘッド部
3を駆動するサーボモータ4とを有している。ボーリン
グバー2はサーボモータ4によって軸方向Z,Z´に駆
動され、被加工物5に孔を穿孔することができるように
構成されている。符号6はラインボーリング加工機の基
台を示している。ラインボーリング加工機1はさらに、
サーボモータ4を制御するサーボドライバ7と、サーボ
モータ4に所定の電流制限値を超える電流が流れた時に
サーボモータ4の電流を遮断することができる電流制限
装置8と、サーボドライバ7と電流制限装置8とを制御
するNC制御装置9とを有している。サーボモータ4の
動力線はサーボドライバ7に接続され、動力線のいずれ
か1本(本実施例ではU相の動力線)は電流制限装置8
を介してサーボドライバ7に接続されている。このU相
動力線の電流制限装置8への接続端子は符号UZ1,U
Z1Aによって示されている。サーボドライバ7の動力
線はサーボ電源10に接続されている。このサーボドラ
イバ7の動力線にはリレーCRLのスイッチ部11aが
設けられている。このリレーCRLのスイッチ部11a
は通常の運転状態では閉じた状態に維持され、電流制限
装置8に接続されたリレーCRLのコイル部11bのリ
ッセト信号によって切り離されるように構成されてい
る。NC制御装置9には加工用のプログラムが記憶され
ており、NC制御装置9はこのプログラムの情報に基づ
いてサーボドライバ7と電流制限装置8を制御するよう
に構成されている。電流制限装置8には作動用の±15
V,±5Vの電力線と接地線Gとが接続されている。電
流制限装置8の端子RS1,RS2にはリッセト信号用
スイッチCRRが接続されている。このリッセト信号用
スイッチCRRは手動またはNC制御装置9のプログラ
ムによって制御されるように構成されている。
参照して説明する。図1はラインボーリング加工機に本
発明を応用した場合の構成装置の構成を示している。ラ
インボーリング加工機1はボーリングバー2と、ボーリ
ングバー2を把持する加工ヘッド部3と、加工ヘッド部
3を駆動するサーボモータ4とを有している。ボーリン
グバー2はサーボモータ4によって軸方向Z,Z´に駆
動され、被加工物5に孔を穿孔することができるように
構成されている。符号6はラインボーリング加工機の基
台を示している。ラインボーリング加工機1はさらに、
サーボモータ4を制御するサーボドライバ7と、サーボ
モータ4に所定の電流制限値を超える電流が流れた時に
サーボモータ4の電流を遮断することができる電流制限
装置8と、サーボドライバ7と電流制限装置8とを制御
するNC制御装置9とを有している。サーボモータ4の
動力線はサーボドライバ7に接続され、動力線のいずれ
か1本(本実施例ではU相の動力線)は電流制限装置8
を介してサーボドライバ7に接続されている。このU相
動力線の電流制限装置8への接続端子は符号UZ1,U
Z1Aによって示されている。サーボドライバ7の動力
線はサーボ電源10に接続されている。このサーボドラ
イバ7の動力線にはリレーCRLのスイッチ部11aが
設けられている。このリレーCRLのスイッチ部11a
は通常の運転状態では閉じた状態に維持され、電流制限
装置8に接続されたリレーCRLのコイル部11bのリ
ッセト信号によって切り離されるように構成されてい
る。NC制御装置9には加工用のプログラムが記憶され
ており、NC制御装置9はこのプログラムの情報に基づ
いてサーボドライバ7と電流制限装置8を制御するよう
に構成されている。電流制限装置8には作動用の±15
V,±5Vの電力線と接地線Gとが接続されている。電
流制限装置8の端子RS1,RS2にはリッセト信号用
スイッチCRRが接続されている。このリッセト信号用
スイッチCRRは手動またはNC制御装置9のプログラ
ムによって制御されるように構成されている。
【0008】図2は電流制限装置8の内部の電気回路の
構成を示している。電流制限装置8は、電流変換器12
と比較部13と保持部14と制御部15とによって構成
されている。電流変換器12の1次側には端子UZ1,
UZ1Aを介してサーボモータ4のU相電力線が接続さ
れている。このサーボモータ4のU相の電流値は電流変
換器12によって電圧に変換され、2次側の端子aから
比較部13に入力される。比較部13は一対の比較回路
16,17とOR回路18とによって構成されている。
比較回路16,17は入力された2つの電圧を比較し、
その差が所定値を超える時に信号を出力する。比較回路
13の入力端子bにはサーボモータ4のU相の電流に対
応する電圧が入力され、他の入力端子cには可変抵抗で
設定された電流制限値に対応する電圧が入力される。比
較回路16はサーボモータ4のU相の電圧が正の設定電
圧より大きい場合に信号を出力し、比較回路17はサー
ボモータ4のU相の電圧が負の設定電圧より小さい場合
に信号を出力する。OR回路18は比較回路16,17
のいずれかが信号を発した時に信号を保持部14に送
る。保持部14はいわゆるDフリップフロップ回路であ
り、ディー端子Dと、クリアー端子CLと、クロック端
子CKと、プリセット端子PRと、出力端子Q,Q´と
を有している。この保持部14は通常の状態ではリレー
CRLのスイッチ部11aを切り離すリレー制御信号を
保持し、クロック端子CKに比較部13からの信号が入
力されるのとほぼ同時にディー端子Dに入力されている
リレー制御信号を出力端子Q´に出力する。しかし、ク
リアー端子CLに信号入力がある時は、クロック端子C
Kに入力があっても出力端子Q´よりリレー制御信号を
出力することがない。このクリアー端子CLは図1に示
すリッセト信号用スイッチCRRに接続され、リッセト
信号用スイッチCRRをオンとする時に、クリアー端子
CLに信号が入力されるように構成されている。なお、
プリセット端子PRは、プリセット端子PRに入力があ
ったときに保持部12を初期状態に戻すための端子であ
る。制御部15はいわゆるフォトカプラーであって、発
光ダイオード19と光半導体20とによって構成されて
いる。制御部15の端子dと端子eはそれぞれ作動用電
源+5Vと保持部の出力端子Q´とに接続されている。
一方、端子fと端子gは端子G24,OCを介して図1
に示すリレーCRLのコイル部11bに接続されてい
る。保持部14の出力端子Q´がリレー制御信号を出力
すると、発光ダイオード19に電流が流れ、光が発射さ
れて光半導体20が導通状態になる。光半導体20が導
通状態になることにより、リレーCRLのコイル部11
bが励磁され、これにより、リレーCRLのスイッチ部
11aが切り離される。
構成を示している。電流制限装置8は、電流変換器12
と比較部13と保持部14と制御部15とによって構成
されている。電流変換器12の1次側には端子UZ1,
UZ1Aを介してサーボモータ4のU相電力線が接続さ
れている。このサーボモータ4のU相の電流値は電流変
換器12によって電圧に変換され、2次側の端子aから
比較部13に入力される。比較部13は一対の比較回路
16,17とOR回路18とによって構成されている。
比較回路16,17は入力された2つの電圧を比較し、
その差が所定値を超える時に信号を出力する。比較回路
13の入力端子bにはサーボモータ4のU相の電流に対
応する電圧が入力され、他の入力端子cには可変抵抗で
設定された電流制限値に対応する電圧が入力される。比
較回路16はサーボモータ4のU相の電圧が正の設定電
圧より大きい場合に信号を出力し、比較回路17はサー
ボモータ4のU相の電圧が負の設定電圧より小さい場合
に信号を出力する。OR回路18は比較回路16,17
のいずれかが信号を発した時に信号を保持部14に送
る。保持部14はいわゆるDフリップフロップ回路であ
り、ディー端子Dと、クリアー端子CLと、クロック端
子CKと、プリセット端子PRと、出力端子Q,Q´と
を有している。この保持部14は通常の状態ではリレー
CRLのスイッチ部11aを切り離すリレー制御信号を
保持し、クロック端子CKに比較部13からの信号が入
力されるのとほぼ同時にディー端子Dに入力されている
リレー制御信号を出力端子Q´に出力する。しかし、ク
リアー端子CLに信号入力がある時は、クロック端子C
Kに入力があっても出力端子Q´よりリレー制御信号を
出力することがない。このクリアー端子CLは図1に示
すリッセト信号用スイッチCRRに接続され、リッセト
信号用スイッチCRRをオンとする時に、クリアー端子
CLに信号が入力されるように構成されている。なお、
プリセット端子PRは、プリセット端子PRに入力があ
ったときに保持部12を初期状態に戻すための端子であ
る。制御部15はいわゆるフォトカプラーであって、発
光ダイオード19と光半導体20とによって構成されて
いる。制御部15の端子dと端子eはそれぞれ作動用電
源+5Vと保持部の出力端子Q´とに接続されている。
一方、端子fと端子gは端子G24,OCを介して図1
に示すリレーCRLのコイル部11bに接続されてい
る。保持部14の出力端子Q´がリレー制御信号を出力
すると、発光ダイオード19に電流が流れ、光が発射さ
れて光半導体20が導通状態になる。光半導体20が導
通状態になることにより、リレーCRLのコイル部11
bが励磁され、これにより、リレーCRLのスイッチ部
11aが切り離される。
【0009】次に上記構造に基づいて本発明によるNC
工作機械の作用について以下に説明する。NC制御装置
9には被加工物5の形状に応じたボーリングバー2の位
置や送り速度等の情報を含むプログラムが予め記憶され
ている。このプログラムにはリッセト信号用スイッチC
RRのオン・オフを制御する情報も含まれている。加工
中にNC制御装置9は制御信号を逐次サーボドライバ7
に送り、サーボドライバ7はこの制御信号に基づいてサ
ーボモータ4を制御する。加工中にボーリングバー2が
被加工物5あるいは障害物と干渉して過大な負荷を受け
る時は、駆動力を大きくするためにサーボモータ4に大
きな電流が流される。本実施例によれば、電流制限装置
8の比較部13の比較回路16,17の入力端子cに適
当な値の電流制限値を入力することにより、サーボモー
タ4に流れる電流が電流制限値より大きくなったときに
サーボモータの電流を遮断することができる。また、サ
ーボモータ4の起動時はサーボモータ4に大きな電流が
流れるが、本実施例によれば、リッセト信号用スイッチ
CRRをオンにし、保持部14のクリアー端子CLに信
号を入力することにより、保持部14のリレー制御信号
を保持し、サーボモータ4の電流の遮断を防止すること
ができる。図1において、ボーリングバー2はサーボモ
ータ4によって方向Z,Z´に送られ、被加工物5に対
してボーリングを行うが、本実施例のラインボーリング
加工機1によれば、加工段階に応じて異なる制御を行う
ことができる。すなわち、サーボモータ4の起動段階で
は、リッセト信号用スイッチCRRをオンの状態にし、
保持部14のクリアー端子CLに信号を入力し、サーボ
モータ4に流れる電流値が電流制限値より大きくなって
も保持部14のリレー制御信号を出力しないようにす
る。このことにより、起動時にサーボモータ4に大きな
電流が流れても、ラインボーリング加工機1が停止する
ことがない。サーボモータ4の起動後はリッセト信号用
スイッチCRRをオフの状態にし、サーボモータ4に流
れる電流値を監視しながら、図1に示す領域Iでは、ボ
ーリングバー2の送り速度を速くし、領域IIでは送り速
度を遅くして穿孔動作を行うように制御する。このこと
により、ボーリングバー2と被加工物5あるいは障害物
が干渉する加工段階では、ボーリングバー2に過大な負
荷がかかった時は、サーボモータ4に生じる電流制限値
を超える大電流を検知し、サーボモータ4の電流を遮断
してボーリングバー2の破損を未然に防止することがで
きる。また、上記ラインボーリング加工機1では、加工
段階に応じてNC制御装置9によって電流制限装置8の
電流制限を単にオン・オフしてボーリングバー2の破損
を防止しているが、切削工具の駆動行程に応じて電流制
限値の大きさを変化させ、よりきめ細かく加工の制御を
行うことができるのは明らかである。
工作機械の作用について以下に説明する。NC制御装置
9には被加工物5の形状に応じたボーリングバー2の位
置や送り速度等の情報を含むプログラムが予め記憶され
ている。このプログラムにはリッセト信号用スイッチC
RRのオン・オフを制御する情報も含まれている。加工
中にNC制御装置9は制御信号を逐次サーボドライバ7
に送り、サーボドライバ7はこの制御信号に基づいてサ
ーボモータ4を制御する。加工中にボーリングバー2が
被加工物5あるいは障害物と干渉して過大な負荷を受け
る時は、駆動力を大きくするためにサーボモータ4に大
きな電流が流される。本実施例によれば、電流制限装置
8の比較部13の比較回路16,17の入力端子cに適
当な値の電流制限値を入力することにより、サーボモー
タ4に流れる電流が電流制限値より大きくなったときに
サーボモータの電流を遮断することができる。また、サ
ーボモータ4の起動時はサーボモータ4に大きな電流が
流れるが、本実施例によれば、リッセト信号用スイッチ
CRRをオンにし、保持部14のクリアー端子CLに信
号を入力することにより、保持部14のリレー制御信号
を保持し、サーボモータ4の電流の遮断を防止すること
ができる。図1において、ボーリングバー2はサーボモ
ータ4によって方向Z,Z´に送られ、被加工物5に対
してボーリングを行うが、本実施例のラインボーリング
加工機1によれば、加工段階に応じて異なる制御を行う
ことができる。すなわち、サーボモータ4の起動段階で
は、リッセト信号用スイッチCRRをオンの状態にし、
保持部14のクリアー端子CLに信号を入力し、サーボ
モータ4に流れる電流値が電流制限値より大きくなって
も保持部14のリレー制御信号を出力しないようにす
る。このことにより、起動時にサーボモータ4に大きな
電流が流れても、ラインボーリング加工機1が停止する
ことがない。サーボモータ4の起動後はリッセト信号用
スイッチCRRをオフの状態にし、サーボモータ4に流
れる電流値を監視しながら、図1に示す領域Iでは、ボ
ーリングバー2の送り速度を速くし、領域IIでは送り速
度を遅くして穿孔動作を行うように制御する。このこと
により、ボーリングバー2と被加工物5あるいは障害物
が干渉する加工段階では、ボーリングバー2に過大な負
荷がかかった時は、サーボモータ4に生じる電流制限値
を超える大電流を検知し、サーボモータ4の電流を遮断
してボーリングバー2の破損を未然に防止することがで
きる。また、上記ラインボーリング加工機1では、加工
段階に応じてNC制御装置9によって電流制限装置8の
電流制限を単にオン・オフしてボーリングバー2の破損
を防止しているが、切削工具の駆動行程に応じて電流制
限値の大きさを変化させ、よりきめ細かく加工の制御を
行うことができるのは明らかである。
【0010】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によるNC工作機械およびNC工作機械の工具破損防止
方法によれば、サーボモータに流れる電流が所定の電流
制限値より大きいときに、サーボモータの電流を遮断す
る電流制限装置と、電流制限装置の電流制限をオン・オ
フできるサーボモータ制御用のNC制御装置とを有し、
加工段階に応じて電流制限装置の電流制限をオン・オフ
することにより、サーボモータ起動時の機械の停止を防
止すると共に、加工中の切削工具の破損を防止すること
ができる。
によるNC工作機械およびNC工作機械の工具破損防止
方法によれば、サーボモータに流れる電流が所定の電流
制限値より大きいときに、サーボモータの電流を遮断す
る電流制限装置と、電流制限装置の電流制限をオン・オ
フできるサーボモータ制御用のNC制御装置とを有し、
加工段階に応じて電流制限装置の電流制限をオン・オフ
することにより、サーボモータ起動時の機械の停止を防
止すると共に、加工中の切削工具の破損を防止すること
ができる。
【図1】本発明によるNC工作機械の構成を概略示した
図。
図。
【図2】本発明による電流制限装置の電気回路の構成を
概略示した電気回路図。
概略示した電気回路図。
【図3】従来のNC工作機械の切削工具制御用の電気回
路の構成を概略示したブロック図。
路の構成を概略示したブロック図。
1 ラインボーリング加工機 2 ボーリングバー 4 サーボモータ 5 被加工物 7 サーボドライバ 8 電流制限装置 9 NC制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】切削工具と、前記切削工具を駆動するサー
ボモータと、前記サーボモータを制御するNC制御装置
とを有するNC工作機械において、 前記サーボモータに流れる電流が所定の制限値より大き
いときに、サーボモータの電流を遮断する電流制限装置
を有し、前記NC制御装置は前記電流制限装置の電流制
限をオン・オフでき、起動段階では前記電流制限をオフ
として、サーボモータ起動時の電流による電流の遮断を
防止し、起動後の切削工具と被加工物とが干渉する段階
では前記電流の制限をオンとして、切削工具に過大な負
荷がかかった時のサーボモータに生じる電流制限値を超
える電流を検知して電流を遮断するように構成されてい
ることを特徴とするNC工作機械。 - 【請求項2】切削工具を駆動するサーボモータに所定の
電流制限値より大きな電流が流れる時にサーボモータの
電流を遮断する電流制限装置と、前記電流制限装置の電
流制限をオン・オフするNC制御装置とを備え、サーボ
モータの起動段階では、前記電流制限をオフとして、サ
ーボモータ起動時の電流による電流の遮断を防止し、起
動後の切削工具と被加工物とが干渉する段階では、前記
電流制限をオンとして、前記切削工具に過大な負荷がか
かった時のサーボモータに生じる電流制限値を超える電
流を検知し、電流を遮断して前記切削工具の破損を防止
することを特徴とするNC工作機械の工具破損防止方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11376192A JPH05305554A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | Nc工作機械およびnc工作機械の工具破損防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11376192A JPH05305554A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | Nc工作機械およびnc工作機械の工具破損防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05305554A true JPH05305554A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14620480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11376192A Pending JPH05305554A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | Nc工作機械およびnc工作機械の工具破損防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05305554A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990062056A (ko) * | 1997-12-31 | 1999-07-26 | 오상수 | 절삭 장치의 공구 마모 방지 방법 및 이에 적합한 장치 |
| KR100337381B1 (ko) * | 2000-06-13 | 2002-05-22 | 권 영 두 | 수동선반의 바이트 파손방지 방법 |
| US7403868B2 (en) | 2002-10-08 | 2008-07-22 | Fanuc Ltd | Apparatus for detecting or predicting tool breakage |
| US9614466B2 (en) | 2014-05-20 | 2017-04-04 | Black & Decker Inc. | Electronic braking for a universal motor in a power tool |
| US11047528B2 (en) | 2016-02-12 | 2021-06-29 | Black & Decker Inc. | Electronic braking for a power tool having a brushless motor |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP11376192A patent/JPH05305554A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990062056A (ko) * | 1997-12-31 | 1999-07-26 | 오상수 | 절삭 장치의 공구 마모 방지 방법 및 이에 적합한 장치 |
| KR100337381B1 (ko) * | 2000-06-13 | 2002-05-22 | 권 영 두 | 수동선반의 바이트 파손방지 방법 |
| US7403868B2 (en) | 2002-10-08 | 2008-07-22 | Fanuc Ltd | Apparatus for detecting or predicting tool breakage |
| US9614466B2 (en) | 2014-05-20 | 2017-04-04 | Black & Decker Inc. | Electronic braking for a universal motor in a power tool |
| US11047528B2 (en) | 2016-02-12 | 2021-06-29 | Black & Decker Inc. | Electronic braking for a power tool having a brushless motor |
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