JPH05306523A - 盛土工法 - Google Patents

盛土工法

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JPH05306523A
JPH05306523A JP13624392A JP13624392A JPH05306523A JP H05306523 A JPH05306523 A JP H05306523A JP 13624392 A JP13624392 A JP 13624392A JP 13624392 A JP13624392 A JP 13624392A JP H05306523 A JPH05306523 A JP H05306523A
Authority
JP
Japan
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wall surface
embankment
block
temporary wall
constructed
Prior art date
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Pending
Application number
JP13624392A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Fukushima
弘文 福島
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP13624392A priority Critical patent/JPH05306523A/ja
Publication of JPH05306523A publication Critical patent/JPH05306523A/ja
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】盛土工事の省力化を図ること。 【構成】仮壁面1を構築すべき位置に、チューブ状の注
入袋10を敷設して、注入袋にモルタル9を注入するこ
とにより、ブロック5を形成し、ブロック5形成後、ブ
ロック5内に、盛土2を形成することを繰り返して仮壁
面を構築するようにして構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、擁壁等の土木構造物を
構築する際に、盛土を積層する形で所定高さまで盛土を
形成する盛り土工事の一つの工法である盛土工法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、土木構造物のうち、例えば、壁面
を構築する場合、構築すべき壁面に沿って隣接する形
で、土のうを積み上げ、積み上げた土のう内に盛土を形
成することを、構築すべき壁面の所定高さまで繰返し
て、構築すべき壁面に隣接して仮壁面を構築し、仮壁面
にコンクリートを打設して、壁面を構築していた。この
際、土のうは、人力または機械により一袋毎土砂を詰め
て作成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、土のうを一袋
毎土砂を詰めて作成していたのでは、仮壁面を形成する
までには、多数の土のうを作成する必要があるばかり
か、土のうを所定高さに達するまで積み上げる必要があ
るので、土のうの作成、運搬に手間が掛り、土木構造物
を構築する工期も長期化していた。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、省力
化し得る盛土工法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、仮壁面
を構築して土木構造物を構築する盛土工法において、遅
硬性材料(9)を注入し得るチューブ状の成型手段(1
0)を有し、仮壁面(1)を構築すべき位置に、前記成
型手段を敷設し、前記敷設した成型手段に、遅硬性材料
を注入して単位仮壁面(5)を形成し、該単位仮壁面形
成後、該単位仮壁面内に、盛土(2)を形成することを
繰り返して前記仮壁面を構築するようにして構成され
る。
【0006】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0007】
【作用】上記した構成により、本発明は、仮壁面(1)
を構築すべき位置に、成型手段(10)を敷設し、敷設
した成型手段に、モルタル(9)を注入するだけで、盛
土(2)を形成し得る単位仮壁面(5)が形成されるよ
うに作用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による盛土工法の施工手順の一実施
例を示す図であり、(a)は、基礎を形成したところを
示す図である。(b)は、1段目のブロックを設置した
ところを示す図である。(c)は、1段目のブロックに
盛土したところを示す図である。(d)は、2段目のブ
ロックを設置したところを示す図である。(e)は、所
定高さまでブロックを設置したところを示す図である。
(f)は、壁面を形成したところを示す図である。図2
は、図1に示した盛土工法により形成された仮壁面の正
面図、図3は、図2に示したブロックを形成する注入袋
の断面図である。
【0009】本発明による盛土工法に用いる注入袋10
は、図3に示すように、ビニル等から成る円筒断面形状
のチューブ状の防水本体11を有しており、防水本体1
1内には、モルタル等を注入し得る注入空間13が設け
られている。また、防水本体11内には、膨張止めリブ
12が防水本体11の長手方向(図中左右方向)とは直
交する方向(図中上下方向)に突出する形で設けられて
おり、膨張止めリブ12の略中心には、注入孔12aが
膨張止めリブ12を防水本体11の長手方向(図中左右
方向)に貫通する形で穿設形成されている。即ち、注入
空間13は、防水本体11中に、膨張止めリブ12で区
切られ、かつ注入孔12aで互いに注入空間13を連通
する形で設けられている。
【0010】そこで、本発明による盛土工法を適用する
と、壁面20は、図1(a)〜(f)に示すように、モ
ルタル等から成る仮壁面1を構築する形で、以下の施工
手順により構築される。即ち、まず、図1(a)に示す
ように、壁面20を構築すべき地盤40に、基礎溝31
を構築すべき壁面20の形状に沿って掘削形成し、基礎
溝31には、ぐり石35を基礎溝31に密に充填する形
で敷設して基礎30を形成する。
【0011】次に、図1(b)に示すように、仮壁面1
を構築すべき基礎30に隣接する地面40aに、ポリプ
ロピレン、ビニル等をグリット状にしたものや、不織布
等のシートから成る補強材6を敷設し、該敷設した補強
材6上に、注入袋10を基礎30に沿う形で敷設する。
また、注入袋10の上方には、台形断面の溝状の型枠1
5を注入袋10を覆う形で設置し、注入袋10に、図示
しないポンプ等によりモルタル9を注入袋10に密に充
填する形で注入する。すると、注入袋10は、型枠15
で覆われているので、型枠15の台形断面の形状に沿う
形で膨張する。また、注入袋10には、注入孔12aが
形成された膨張止めリブ12が設けられているので、注
入袋10に注入されたモルタル9は、注入孔12aを通
って各注入空間13に充填されるが、膨張止めリブ12
が注入袋10の半径方向の変位を拘束するので、注入袋
10の一部だけが膨張し変形若しくは破損等することな
く好適にモルタル9が注入袋10に充填される。そこ
で、注入袋10内に充填したモルタル9が硬化したら、
型枠15を取り外す。
【0012】すると、図1(c)に示すように、モルタ
ル9から成る台形断面のブロック5が、基礎30に沿う
形で設置されるので、次に、先に敷設した補強材6を、
ブロック5を巻き込む形で、基礎30とは反対側(図中
右方向)に折り返す。そして、盛土2を形成すべき基礎
30とは反対側の地盤40に、ブロック5に隣接する位
置には割石等の排水材から成る透水層3を形成する形
で、土砂36をブロック5の高さ程度に盛込んで、盛土
2を形成する。このとき、巻き込み、折り返した補強材
6が、盛土2の下方に埋設されることにより、ブロック
5は、補強材6に図中右方に引っ張られる形で支持され
るので、盛土2を形成しても、ブロック5は動くことな
く確実に盛土2の土圧を保持することができる。更に、
ブロック5は、1本の注入袋10で形成されているの
で、局部的な盛土2の土圧に対しても、ブロック5全体
で該局部荷重に対抗することができるので、盛土2を容
易かつ確実に形成することができる。
【0013】次に、図1(d)に示すように、先に設置
したブロック5及び盛土2の上に、補強材6を敷設し、
該敷設した補強材6上に、注入袋10を先に設置したブ
ロック5に沿う形で敷設する。また、注入袋10の上方
には、先に取り外した型枠15を注入袋10を覆う形で
適宜支持する形で設置し、注入袋10に、モルタル9を
注入袋10に密に充填する形で注入する。そして、注入
袋10内に充填したモルタル9が硬化したら、型枠15
を取り外す。
【0014】すると、モルタル9から成る台形断面の新
たなブロック5が、先に設置したブロック5の上に沿う
形で設置されるので、補強材6を、新たなブロック5を
巻き込む形で、基礎30とは反対側に折り返し、先に形
成した盛土2の上に、ブロック5に隣接する位置には透
水層3を形成する形で、土砂36を新たなブロック5の
高さ程度に盛込んで、新たな盛土2を形成する。このと
き、巻き込み、折り返した補強材6が、新たな盛土2の
下方に埋設されることにより、新たなブロック5も補強
材6に支持されるので、新たに盛土2を形成しても、新
たなブロック5は動くことなく確実に新たな盛土2の土
圧を保持することができる。
【0015】このように、仮壁面1を構築すべき位置
に、型枠15を再使用しながらモルタル9から成る台形
断面のブロック5を形成し、ブロック5形成後、盛土2
を形成する盛土作業を繰り返すことにより、図1(e)
に示すように、ブロック5及び盛土2を上下方向に積層
する形で、所定高さHの仮壁面1が構築される。なお、
各ブロック5は、図2に示すように、注入袋10の膨張
止めリブ12が千鳥状に配置されるように上下方向に積
層する。また、ブロック5の表面は、ビニル等から成る
防水本体11で形成されており、盛土2の水分を透水し
ないので、積層するブロック5の間には、排水管19を
盛土2の水抜き用として透水層3と連通する形で所定間
隔で適宜設ける。
【0016】次に、仮壁面1が構築されたら、図1
(f)に示すように、仮壁面1に、鉄筋等を曲げた支持
金22を所定間隔で差し込み、壁面20を構築すべき基
礎30上に、支持金22を埋設し、また、仮壁面1の排
水管19と連通するように排水孔21を設ける形で、コ
ンクリート39を打設して壁面20を構築する。
【0017】以上のように、仮壁面1を構築すべき位置
に、注入袋10を敷設し、敷設した注入袋10に、ポン
プ等によりモルタル9を注入するだけで、盛土2を形成
し得るブロック5が形成されるので、従来のように、1
袋ずつ土砂を詰めた土のうを、1袋ずつ積み上げて盛土
し得るように施工する方法よりも、土のうの作成及び積
み上げ作業が不要となり、省力化されるので、壁面20
等の土木構造物を構築する工期を短縮し、工費を軽減す
ることができる。
【0018】なお、上述の実施例において、モルタル9
を注入袋10に充填したが、遅硬性で所定強度を有し流
動性のあるものであれば何でも良く、例えば、セメント
ミルク、ソイルセメント等でも良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、仮壁面
を構築して土木構造物を構築する盛土工法において、モ
ルタル9等の遅硬性材料を注入し得るチューブ状の注入
袋10等の成型手段を有し、仮壁面1等の仮壁面を構築
すべき位置に、前記注入袋を敷設し、前記敷設した注入
袋に、遅硬性材料を注入してブロック5等の単位仮壁面
を形成し、該単位仮壁面形成後、該単位仮壁面内に、盛
土2等の盛土を形成することを繰り返して前記仮壁面を
構築するようにして構成したので、
【0020】仮壁面を構築すべき位置に、成型手段を敷
設し、敷設した成型手段に、モルタルを注入するだけ
で、盛土を形成し得る単位仮壁面が形成されるので、従
来のように、1袋ずつ土砂を詰めた土のうを、1袋ずつ
積み上げて盛土し得るように施工する方法よりも、土の
うの作成及び積み上げ作業が不要となり、省力化される
ので、壁面等の土木構造物を構築する工期を短縮し、工
費を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による盛土工法の施工手順の一
実施例を示す図であり、(a)は、基礎ぐり石を敷設し
たところを示す図である。(b)は、1段目のブロック
を設置したところを示す図である。(c)は、1段目の
ブロックに盛土したところを示す図である。(d)は、
2段目のブロックを設置したところを示す図である。
(e)は、所定高さまでブロックを設置したところを示
す図である。(f)は、壁面を形成したところを示す図
である。
【図2】図2は、図1に示した盛土工法により形成され
た仮壁面の正面図である。
【図3】図3は、図2に示したブロックを形成する注入
袋の断面図である。
【符号の説明】
1……仮壁面(仮壁面) 2……盛土(盛土) 5……単位仮壁面(ブロック) 9……遅硬性材料(モルタル) 10……成型手段(注入袋)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 盛土工法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、擁壁等の土木構造物を
構築する際に、盛土を積層する形で所定高さまで盛土を
形成する盛り土工事の一つの工法である盛土工法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、土木構造物のうち、例えば、壁面
を構築する場合、構築すべき壁面に沿って隣接する形
で、土のうを積み上げ、積み上げた土のう内に盛土を形
成することを、構築すべき壁面の所定高さまで繰返し
て、構築すべき壁面に隣接して仮壁面を構築し、仮壁面
にコンクリートを打設して、壁面を構築していた。この
際、土のうは、人力または機械により一袋毎土砂を詰め
て作成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、土のうを一袋
毎土砂を詰めて作成していたのでは、仮壁面を形成する
までには、多数の土のうを作成する必要があるばかり
か、土のうを所定高さに達するまで積み上げる必要があ
るので、土のうの作成、運搬に手間が掛り、土木構造物
を構築する工期も長期化していた。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、省力
化し得る盛土工法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、仮壁面
を構築して土木構造物を構築する盛土工法において、遅
硬性材料(9)を注入し得るチューブ状の成型手段(1
0)を有し、仮壁面(1)を構築すべき位置に、前記成
型手段を敷設し、前記敷設した成型手段に、遅硬性材料
を注入して単位仮壁面(5)を形成し、該単位仮壁面形
成後、該単位仮壁面内に、盛土(2)を形成することを
繰り返して前記仮壁面を構築するようにして構成され
る。
【0006】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0007】
【作用】上記した構成により、本発明は、仮壁面(1)
を構築すべき位置に、成型手段(10)を敷設し、敷設
した成型手段に、モルタル(9)を注入するだけで、盛
土(2)を形成し得る単位仮壁面(5)が形成されるよ
うに作用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による盛土工法の施工手順の一実施
例を示す図であり、(a)は、基礎を形成したところを
示す図である。(b)は、1段目のブロックを設置した
ところを示す図である。(c)は、1段目のブロックに
盛土したところを示す図である。(d)は、2段目のブ
ロックを設置したところを示す図である。図2は、図1
に続く図であり、本発明による盛土工法の施工手順の一
実施例を示す図であり、(a)は、所定高さまでブロッ
クを設置したところを示す図である。(b)は、壁面を
形成したところを示す図である。図3は、図1及び図2
に示した盛土工法により形成された仮壁面の正面図、図
4は、図3に示したブロックを形成する注入袋の断面図
である。
【0009】本発明による盛土工法に用いる注入袋10
は、図4に示すように、ビニル等から成る円筒断面形状
のチューブ状の防水本体11を有しており、防水本体1
1内には、モルタル等を注入し得る注入空間13が設け
られている。また、防水本体11内には、膨張止めリブ
12が防水本体11の長手方向(図中左右方向)とは直
交する方向(図中上下方向)に突出する形で設けられて
おり、膨張止めリブ12の略中心には、注入孔12aが
膨張止めリブ12を防水本体11の長手方向(図中左右
方向)に貫通する形で穿設形成されている。即ち、注入
空間13は、防水本体11中に、膨張止めリブ12で区
切られ、かつ注入孔12aで互いに注入空間13を連通
する形で設けられている。
【0010】そこで、本発明による盛土工法を適用する
と、壁面20は、図1乃至図2に示すように、モルタル
等から成る仮壁面1を構築する形で、以下の施工手順に
より構築される。即ち、まず、図1(a)に示すよう
に、壁面20を構築すべき地盤40に、基礎溝31を構
築すべき壁面20の形状に沿って掘削形成し、基礎溝3
1には、ぐり石35を基礎溝31に密に充填する形で敷
設して基礎30を形成する。
【0011】次に、図1(b)に示すように、仮壁面1
を構築すべき基礎30に隣接する地面40aに、ポリプ
ロピレン、ビニル等をグリット状にしたものや、不織布
等のシートから成る補強材6を敷設し、該敷設した補強
材6上に、注入袋10を基礎30に沿う形で敷設する。
また、注入袋10の上方には、台形断面の溝状の型枠1
5を注入袋10を覆う形で設置し、注入袋10に、図示
しないポンプ等によりモルタル9を注入袋10に密に充
填する形で注入する。すると、注入袋10は、型枠15
で覆われているので、型枠15の台形断面の形状に沿う
形で膨張する。また、注入袋10には、注入孔12aが
形成された膨張止めリブ12が設けられているので、注
入袋10に注入されたモルタル9は、注入孔12aを通
って各注入空間13に充填されるが、膨張止めリブ12
が注入袋10の半径方向の変位を拘束するので、注入袋
10の一部だけが膨張し変形若しくは破損等することな
く好適にモルタル9が注入袋10に充填される。そこ
で、注入袋10内に充填したモルタル9が硬化したら、
型枠15を取り外す。
【0012】すると、図1(c)に示すように、モルタ
ル9から成る台形断面のブロック5が、基礎30に沿う
形で設置されるので、次に、先に敷設した補強材6を、
ブロック5を巻き込む形で、基礎30とは反対側(図中
右方向)に折り返す。そして、盛土2を形成すべき基礎
30とは反対側の地盤40に、ブロック5に隣接する位
置には割石等の排水材から成る透水層3を形成する形
で、土砂36をブロック5の高さ程度に盛込んで、盛土
2を形成する。このとき、巻き込み、折り返した補強材
6が、盛土2の下方に埋設されることにより、ブロック
5は、補強材6に図中右方に引っ張られる形で支持され
るので、盛土2を形成しても、ブロック5は動くことな
く確実に盛土2の土圧を保持することができる。更に、
ブロック5は、1本の注入袋10で形成されているの
で、局部的な盛土2の土圧に対しても、ブロック5全体
で該局部荷重に対抗することができるので、盛土2を容
易かつ確実に形成することができる。
【0013】次に、図1(d)に示すように、先に設置
したブロック5及び盛土2の上に、補強材6を敷設し、
該敷設した補強材6上に、注入袋10を先に設置したブ
ロック5に沿う形で敷設する。また、注入袋10の上方
には、先に取り外した型枠15を注入袋10を覆う形で
適宜支持する形で設置し、注入袋10に、モルタル9を
注入袋10に密に充填する形で注入する。そして、注入
袋10内に充填したモルタル9が硬化したら、型枠15
を取り外す。
【0014】すると、モルタル9から成る台形断面の新
たなブロック5が、先に設置したブロック5の上に沿う
形で設置されるので、補強材6を、新たなブロック5を
巻き込む形で、基礎30とは反対側に折り返し、先に形
成した盛土2の上に、ブロック5に隣接する位置には透
水層3を形成する形で、土砂36を新たなブロック5の
高さ程度に盛込んで、新たな盛土2を形成する。このと
き、巻き込み、折り返した補強材6が、新たな盛土2の
下方に埋設されることにより、新たなブロック5も補強
材6に支持されるので、新たに盛土2を形成しても、新
たなブロック5は動くことなく確実に新たな盛土2の土
圧を保持することができる。
【0015】このように、仮壁面1を構築すべき位置
に、型枠15を再使用しながらモルタル9から成る台形
断面のブロック5を形成し、ブロック5形成後、盛土2
を形成する盛土作業を繰り返すことにより、図2(a)
に示すように、ブロック5及び盛土2を上下方向に積層
する形で、所定高さHの仮壁面1が構築される。なお、
各ブロック5は、図3に示すように、注入袋10の膨張
止めリブ12が千鳥状に配置されるように上下方向に積
層する。また、ブロック5の表面は、ビニル等から成る
防水本体11で形成されており、盛土2の水分を透水し
ないので、積層するブロック5の間には、排水管19を
盛土2の水抜き用として透水層3と連通する形で所定間
隔で適宜設ける。
【0016】次に、仮壁面1が構築されたら、図2
(b)に示すように、仮壁面1に、鉄筋等を曲げた支持
金22を所定間隔で差し込み、壁面20を構築すべき基
礎30上に、支持金22を埋設し、また、仮壁面1の排
水管19と連通するように排水孔21を設ける形で、コ
ンクリート39を打設して壁面20を構築する。
【0017】以上のように、仮壁面1を構築すべき位置
に、注入袋10を敷設し、敷設した注入袋10に、ポン
プ等によりモルタル9を注入するだけで、盛土2を形成
し得るブロック5が形成されるので、従来のように、1
袋ずつ土砂を詰めた土のうを、1袋ずつ積み上げて盛土
し得るように施工する方法よりも、土のうの作成及び積
み上げ作業が不要となり、省力化されるので、壁面20
等の土木構造物を構築する工期を短縮し、工費を軽減す
ることができる。
【0018】なお、上述の実施例において、モルタル9
を注入袋10に充填したが、遅硬性で所定強度を有し流
動性のあるものであれば何でも良く、例えば、セメント
ミルク、ソイルセメント等でも良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、仮壁面
を構築して土木構造物を構築する盛土工法において、モ
ルタル9等の遅硬性材料を注入し得るチューブ状の注入
袋10等の成型手段を有し、仮壁面1等の仮壁面を構築
すべき位置に、前記注入袋を敷設し、前記敷設した注入
袋に、遅硬性材料を注入してブロック5等の単位仮壁面
を形成し、該単位仮壁面形成後、該単位仮壁面内に、盛
土2等の盛土を形成することを繰り返して前記仮壁面を
構築するようにして構成したので、
【0020】仮壁面を構築すべき位置に、成型手段を敷
設し、敷設した成型手段に、モルタルを注入するだけ
で、盛土を形成し得る単位仮壁面が形成されるので、従
来のように、1袋ずつ土砂を詰めた土のうを、1袋ずつ
積み上げて盛土し得るように施工する方法よりも、土の
うの作成及び積み上げ作業が不要となり、省力化される
ので、壁面等の土木構造物を構築する工期を短縮し、工
費を軽減することができる。
【図面の簡単な脱明】
【図1】図1は、本発明による盛土工法の施工手順の一
実施例を示す図であり、(a)は、基礎を形成したとこ
ろを示す図である。(b)は、1段目のブロックを設置
したところを示す図である。(c)は、1段目のブロッ
クに盛土したところを示す図である。(d)は、2段目
のブロックを設置したところを示す図である。
【図2】図2は、図1に続く図であり、本発明による盛
土工法の施工手順の一実施例を示す図であり、(a)
は、所定高さまでブロックを設置したところを示す図で
ある。(b)は、壁面を形成したところを示す図であ
る。
【図3】図3は、図1及び図2に示した盛土工法により
形成された仮壁面の正面図である。
【図4】図4は、図3に示したブロックを形成する注入
袋の断面図である。
【符号の説明】 1……仮壁面(仮壁面) 2……盛土(盛土) 5……単位仮壁面(ブロック) 9……遅硬性材料(モルタル) 10……成型手段(注入袋)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮壁面を構築して土木構造物を構築する
    盛土工法において、 遅硬性材料を注入し得るチューブ状の成型手段を有し、 仮壁面を構築すべき位置に、前記成型手段を敷設し、 前記敷設した成型手段に、遅硬性材料を注入して単位仮
    壁面を形成し、 該単位仮壁面形成後、該単位仮壁面内に、盛土を形成す
    ることを繰り返して前記仮壁面を構築するようにして構
    成した盛土工法。
JP13624392A 1992-04-28 1992-04-28 盛土工法 Pending JPH05306523A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1014863A5 (nl) * 2002-06-03 2004-05-04 Dredging Int Een kunstmatige onderwater dijk en een werkwijze voor
JP2012233347A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Railway Technical Research Institute コンクリート構造物と補強地盤との一体化構造および一体化方法
JP2013253389A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 National Agriculture & Food Research Organization 盛土構造物の築造方法およびその方法により築造される盛土構造物
JP2023009727A (ja) * 2021-07-08 2023-01-20 株式会社ホージュン 遮水層構築工法

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