JPH05306581A - 空気膜構造 - Google Patents
空気膜構造Info
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- JPH05306581A JPH05306581A JP13562392A JP13562392A JPH05306581A JP H05306581 A JPH05306581 A JP H05306581A JP 13562392 A JP13562392 A JP 13562392A JP 13562392 A JP13562392 A JP 13562392A JP H05306581 A JPH05306581 A JP H05306581A
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Abstract
形状が得られる可撓性膜体の空気膜構造を提供する。 【構成】 可撓性膜体4,14の側面製作形状を、直線
又は曲線、もしくは直線と曲線を組合せた形状とすると
ともに、所定加圧時の所望ドーム形状を基準にして、天
頂部6,16及び外周部7,17がその基準より下に位
置にするか、もしくは天頂部6,16がその基準より上
で外周部7,17が下に位置する形状に形成する。
Description
にコンクリートドーム屋根を構築するために用いる空気
膜構造、あるいは、ドーム形状の可撓性膜体自体で上部
を覆って人を収容する施設等の空気膜構造等に関し、貯
槽等の内部空気圧を加えてできる可撓性膜のドーム形状
殻体を、所定加圧時に所望の球面形状や曲面形状にする
空気膜構造に関するものである。
気膜を取付けた側断面説明図であり、(a)は、空気圧
を加え始めた加圧初期の可撓性膜体側断面形状を示し、
(b)は、所定空気圧を加えて膨らんだ加圧時の可撓性
膜体側断面形状を示す。この従来例では、図5(b)に
示すように、底版2と側壁3からなる平底円筒形コンク
リート貯槽の構造物本体1上部開放面を、従来の可撓性
材料よりなる膜体104で覆い、その構造物本体1内に
は、膜体104上に加わる荷重に対応した圧力の所定圧
力を加えるために送風機5によって空気を送っている。
従来の膜体104は、樹脂コーティングした繊維織物の
膜素材から裁断した略扇形膜片を接合して(図示省略)
形成しており、加圧初期の膜体が膨らんで立ち上がった
時の形状、つまり膜体製作時の側断面形状は、図5
(a)の実線とハッチングで示すように、図の破線で示
した加圧時の所望ドーム形状とほぼ同一のドーム形状に
製作していた。
に所定空気圧を加えると、図5(b)の実線とハッチン
グで示したように、外周部107は膜素材の横糸方向と
ドーム円周方向が一致しているので大きく伸びて膨ら
み、天頂部106は膜片の接合部が集中しているので伸
びが抑えられて扁平となり、全体として略皿形状となっ
てしまう傾向があり、図5(b)の破線に示すような所
望のドーム形状が得られ難かった。この問題点を解決す
るために本願出願人は、空気膜の可撓性膜体を構成する
膜片の形状とその膜片の接合部を適切に配置することに
よって、膜素材の縦糸方向と横糸方向の伸びの相違によ
って生じるドーム形状の変形を少なくした空気膜構造を
発明し、特願平3−358324号として出願してい
る。
形状や接合部の配置等を工夫したものであり、この発明
は、さらに可撓性膜体の全体形状に着目して上述の問題
点を解決するためになされたもので、所定の空気加圧状
態で所望のドーム形状を得られるように、可撓性膜体に
空気圧が加えられたときの形状変化を配慮した空気膜構
造を提供するものである。
状に貯槽等上部を被覆する可撓性膜体の側面製作形状
を、直線又は曲線、もしくは直線と曲線を組合せた形状
とし、かつ、所定加圧時の所望ドーム形状を基準にし
て、天頂部及び外周部がその基準より下に位置にする
か、もしくは、その基準より天頂部が上で外周部が下に
位置する形状にして、所定加圧時に所望ドーム形状とな
るようにする。
所定加圧時の所望ドーム形状と異なる略円錐形状等の異
形形状に形成したものである。
線又は曲線、もしくは直線と曲線を組合せた形状とする
とともに、所定加圧時の所望ドーム形状を基準にして、
天頂部及び外周部がその基準より下に位置にするか、も
しくはその基準より天頂部が上で外周部が下に位置する
形状に形成しているので、膜体上に加わる荷重に対応し
た所定圧力の空気圧を加えると、その空気圧力で膜素材
が伸びて直線又は曲線、もしくは直線と曲線を組合せた
形状から球殻のドーム形状へ変形し、天頂部及び外周部
が前記基準より下に位置するものは膨らみ上がって基準
位置へ移動し、天頂部が上で外周部が前記基準より下に
位置するものは外周部が膨らみ上がるとともに天頂部が
下がって基準位置へ移動し、可撓性膜体の空気膜形状
は、望むところのドーム形状を呈する。
円錐形状としたものは、所定の空気圧を加えると、円周
方向に膜体が延びて天頂部が球殻状に変形するととも
に、外周部が膨らみ上がって所望のドーム形状へ変形す
る。なお、上記の変形過程を経ることによって、可撓性
膜体素材の横糸が伸びて縦糸と横糸の緊張力が平均化さ
れ、可撓性膜体の全体は平均化された緊張力で展設され
た所望のドーム形状となる。
図1は、この発明に係る空気膜の第1と第2の実施例を
示す側断面説明図であり、破線で示した所定加圧時の所
望ドーム形状を基準にして、可撓性膜体の製作形状を、
(a)の第1実施例は天頂部及び外周部が上記基準より
下に位置し、(b)の第2実施例は上記基準より天頂部
が上で外周部が下に位置にしてそれぞれ形成したもので
ある。(a)、(b)は加圧初期の膜体4,14が膨ら
んで立ち上がった時の側面製作形状を示し、(a’)、
(b’)は所定加圧時の所望ドーム形状に膨らんだ状態
を示す。膜体4,14は、例えば樹脂コーティングした
繊維織物の膜素材から裁断した略扇形膜片を接合して、
図1(a)のように天頂部6及び外周部7が破線で示し
た所望のドーム形状位置よりも下がった状態に形成する
か、図1(b)に示すように、破線で示した所望のドー
ム形状位置よりも天頂部16が上がり外周部17が下が
った状態に形成する。
重等に対応した比較的高い所定圧力の空気圧を加える
と、第1実施例の図1(a’)に示すように、天頂部6
はやや小さく膨らみ、外周部7は大きく膨らんで、また
図1(b’)に示すように、外周部17は大きく膨らみ
上がり、天頂部16の膨らみは小さく下がり、膜体4,
14は、全体として所望ドーム形状を呈した空気膜の屋
根となる。なお、この実施例では、樹脂コーティングし
た繊維織物の膜素材から裁断した略扇形膜片を接合して
膜体4,14を形成したが、この材料に限定されること
なく、方向によって伸びが異なる膜材料を用いるときに
は、本発明を有効に適用できる。
体で形成される空気膜の直線又は曲線、もしくは直線と
曲線を組合せた側面製作形状の各実施例を示した側面説
明図である。図2における(a)は膜体24aを略円錐
形状、(b)は膜体24bを略放物線曲面形状、(c)
は膜体24cを略欠球形状、(d)は膜体24dを懸垂
線曲面の略カテナリー形状に形成した場合を示す。ま
た、図4における(e)及び(f)は、図2(a)の略
円錐形状膜体24aの変形例で、(e)は膜体4eの天
頂部6eを曲線で凸状に、外周部7eを直線に形成し、
(f)は、膜体4fの天頂部6fを直線で凸状に、外周
部7fを曲線で凹状に形成し、(g)は、図2(b)の
略放物線形状膜体24bの変形例で、膜体4gの天頂部
6gを曲線で凸状に、外周部7gを曲線で凸状に形成
し、(h)は、図2(c)の略欠球形状膜体24cの変
形例で、膜体4hの天頂部6hを直線で凸状に、外周部
7hを曲線で凸状に形成し、(i)は、図2(d)の略
カテナリー形状膜体24dの変形例で、膜体4iの天頂
部6iを曲線で凸状に、外周部7iを曲線で凹状に形成
し、(j)は、図2(d)の略カテナリー形状膜体24
dの変形例で、膜体4jの天頂部6jを曲線で凸状に、
外周部7jを曲線でS字状に形成した場合を示す。上記
いずれの側面製作形状であっても、空気圧が加わった所
定加圧時には、所望のドーム形状を呈した空気膜の屋根
となる。
形状膜体24aについて更に詳述すると、例えば図3に
示したように、可撓性膜体を構成する膜片8は、膜素材
9から2等辺の略三角形状又は略扇形状に、端切れや切
捨て部が少なく歩留まりが良くなるように原反幅を最大
に使って上下対象交互に裁断し、裁断した膜片8を側面
製作形状が略円錐形状となるように接合し、空気膜の可
撓性膜体24aを形成する。なお、延性の大きい材料を
用いるときや加える所定空気圧が大きいときは、所定加
圧時の所望ドーム形状を基準にして、天頂部26aはそ
の基準より下に位置した形状に形成する。この側面製作
形状が略円錐形状の可撓性膜体24aを貯槽等の上部に
取付けて膜体24aに覆われた内部から膜体24a上に
加わる荷重に対応した比較的高い所定圧力の空気圧を加
えると、外周部26bは横糸方向の円周方向に膜体24
Aが延びて膨らみ、天頂部26aは集中している膜片8
の接合部によって延びが抑えられてそのままか下がり、
空気膜は、可撓性膜体24aの横糸が伸びて縦糸と横糸
の緊張力が平均化され、可撓性膜体24aの全体が平均
化された緊張力で展設された所望のドーム形状となる。
なお、材料が延性の大きいときや加える所定空気圧が大
きいときは、天頂部26aが膨らみ上がって空気膜は所
望のドーム形状となる。なお、図2における(a)の略
円錐形状膜体24aについて詳述したが、(b)の略放
物線曲面膜体24b、略欠球形状膜体24c及び略カテ
ナリー形状膜体24dにおいても同様となり、これらの
側面製作形状は、膜体の材料、膜体が取付けられる構造
物の形状や大きさ、膜体上部に加わる荷重、所定加圧の
程度等を考慮して選定され、所定加圧時に所望のドーム
形状となる側面製作形状が採用される。
ので、以下の効果を奏する。可撓性膜体の製作形状を所
定加圧時の所望ドーム形状と同一形状に製作するのでは
なく、その側面製作形状を、直線又は曲線、もしくは直
線と曲線を組合せた形状とするとともに、所定加圧時の
所望ドーム形状を基準にして、天頂部及び外周部がその
基準より下に位置にするか、もしくはその基準より天頂
部が上で外周部が下に位置する形状に形成しているの
で、所定圧力の空気圧力が加わると、可撓性膜体の全体
形状は変形して、平均化された緊張力で展設された所望
のドーム形状の空気膜が得られ、所定加圧時におけるド
ーム形状の膜体形状維持のために特別の補強材や矯正材
を用いる必要がない。
錐形状とすればシンプルな形状のために製作が容易で経
済的であり、また、天頂部に接合部が集中したり、付属
品が取付いて天頂部が拘束されるときには略放物線曲面
形状が有利となり、さらに、比較的均一な伸びの膜体材
料を使用するときには略欠球形状が適し、また、略カテ
ナリー形状とすれば膜素材横糸方向の円周方向が伸び易
い膜体材料の使用に適した形状である。
を打設してドーム屋根を形成する場合には、構造物の側
壁上端部からの立ち上がり部における膜体上面の傾斜
が、所定加圧時にドーム形状膜体の外周部が大きく膨ら
んで、必要以上に急になるということもないので、屋根
外周部に施工するモルタルやコンクリートが外周側に崩
れたり流動することがなく、施工がし易く、曲面形状も
整え易くなる。
示す側面説明図で、(a)、(b)は製作形状、
(a’)、(b’)は所定加圧時の膜体形状を示す。
す膜体の側面説明図で、(a)は略円錐形状、(b)は
略放物線曲面形状、(c)は略欠球形状、(d)は略カ
テナリー形状に形成した膜体である。
示す説明図である。
図である。
側断面説明図である。
構造物本体 2
底 版 3
側 壁 4,14,24a,24b,24c,24d,104
膜 体 5
送 風 機 6,16,26a,26b,26c,26d,106
天 頂 部 7,17,27a,27b,27c,27d,107
外 周 部 8
膜 片 9
膜 素 材 4e,4f,4g,4h,4i,4j
膜 体 6e,6f,6g,6h,6i,6j
天 頂 部 7e,7f,7g,7h,7i,7j
外 周 部
Claims (2)
- 【請求項1】 空気圧を加えてドーム形状に貯槽等上
部を被覆する可撓性膜体において、可撓性膜体の側面製
作形状を、直線又は曲線、もしくは直線と曲線を組合せ
た形状とするとともに、所定加圧時の所望ドーム形状を
基準にして、天頂部及び外周部がその基準より下に位置
にするか、もしくはその基準より天頂部が上で外周部が
下に位置する形状に形成したことを特徴とする空気膜構
造。 - 【請求項2】 上記可撓性膜体の側面製作形状を、略円
錐形状、略放物線曲面形状、略欠球形状、もしくは略カ
テナリー形状に形成したことを特徴とする請求項1記載
の空気膜構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04135623A JP3081980B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 空気膜構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04135623A JP3081980B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 空気膜構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05306581A true JPH05306581A (ja) | 1993-11-19 |
| JP3081980B2 JP3081980B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=15156139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04135623A Expired - Fee Related JP3081980B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 空気膜構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3081980B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002019057A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-22 | Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd | 可撓性シートとこれを用いた空気膜構造 |
| JP2011137328A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Ishii Iron Works Co Ltd | ドーム屋根構築用の空気膜体構造 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0579535U (ja) * | 1992-03-26 | 1993-10-29 | 三菱電機株式会社 | 照明装置 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP04135623A patent/JP3081980B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002019057A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-22 | Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd | 可撓性シートとこれを用いた空気膜構造 |
| JP2011137328A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Ishii Iron Works Co Ltd | ドーム屋根構築用の空気膜体構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3081980B2 (ja) | 2000-08-28 |
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