JPH05306583A - シート状物連結部材 - Google Patents

シート状物連結部材

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JPH05306583A
JPH05306583A JP4224693A JP22469392A JPH05306583A JP H05306583 A JPH05306583 A JP H05306583A JP 4224693 A JP4224693 A JP 4224693A JP 22469392 A JP22469392 A JP 22469392A JP H05306583 A JPH05306583 A JP H05306583A
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JP
Japan
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sheet
stopper member
seat
insertion groove
main body
Prior art date
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JP4224693A
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English (en)
Inventor
Shigeo Anzai
成雄 安斎
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアドームやテントなどを組み立てるような
場合で、シート1の端部同士を互いに連結するときや、
シート1の端部を骨組み構造材などに連結するときに、
大きな連結力と気密性が得られ、かつ、現場施工による
連結作業が容易なシート連結部材を提供する。 【構成】 シート1の端部に設けた断面膨出形の係止部
2が挿入される挿入溝4と、この挿入溝4の入口部41
を狭めて奥部42に挿入された係止部2が入口部41か
ら離脱するのを阻止する着脱可能なストッパ部材5とを
備え、挿入溝4の形状を、ストッパ部材5の装着状態
で、奥部42がストッパ部材5から離れるように、入口
部41から奥部42にかけて断面L字形とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばエアドームや
テントなどのシ−ト状物(以下、単にシ−トと呼ぶ)を
組み立てるような場合で、シートの端部同士を互いに連
結するときや、シートの端部を骨組み構造材などに連結
するときに使用されるシート連結部材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テントなどを組み立てるような場
合で、シートの端部を連結するときには、各シートの端
部を接着剤などを用いて接合一体化したり、ハトメ孔を
設けてひも止めしたり、又は、図14で示したように、
2枚のシートA,Bの各端部を互いに重合させ、これら
各シートA,Bの重合した上下部分にそれぞれ当て板
C,Dを対向状に当てがって、この各当て板C,Dを固
定金具Eで結合することにより、上記各シートA,Bの
端部を互いに連結するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
な従来のシート連結手段では、接着剤などを用いる場合
は勿論のこと、上記各当て板C,Dと固定金具Eとを用
いて各シートA,Bの端部を連結する場合にも、大きな
連結力が得られなかったり、組立や解体など現場施工を
行うときに、施工作業が困難であったり、手間取ったり
する等の問題があった。
【0004】本発明は、以上のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、エアドームやテントなどのシ
−トを組み立てるような場合で、シートの端部同士を互
いに連結するときや、シートの端部を骨組み構造材など
に連結するときに、大きな連結力を得ることができ、ま
た、現場施工を行うときに施工作業が行い易く、しか
も、シートの交換作業も簡単に行うことが可能であり、
その上、シート連結部の気密性をも得ることができるシ
ート連結部材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかるシート連結部材は、本体に形成され
て、シートの端部に設けられた断面膨出形の係止部が入
口部から奥部へと挿入される挿入溝と、上記本体に着脱
可能に装着されて上記挿入溝の入口部を狭めることによ
り、上記奥部に挿入された上記係止部が入口部から離脱
するのを阻止する着脱可能なストッパ部材とを備え、上
記挿入溝を、上記ストッパ部材を装着した状態で、奥部
が上記ストッパ部材から離れるように、入口部から奥部
にかけて断面L字形に形成したものである。
【0006】
【作用】以上のシート連結部材によれば、上記シートの
端部に設けられた係止部を上記挿入溝の入口部から奥部
へと挿入させ、上記ストッパ部材を挿入溝の入口部側に
装着することにより、この入口部が上記ストッパ部材で
狭められて、上記係止部の入口部からの抜け止めが行わ
れ、上記シートが連結部材側に確実かつ強固に連結され
て大きな連結力が得られる。
【0007】上記挿入溝は、その入口部から奥部にかけ
て断面L字形に形成されていることから、連結されたシ
ートに引張力がかかっても、この引張力の大部分は本体
側で受け止められて、上記ストッパ部材を脱落させる方
向に作用する力は極めて少なくなる。従って、このスト
ッパ部材が容易には脱落することなく、上記シートの確
実な連結が保障される。
【0008】また、上記シートの連結部材への連結時に
は、上記係止部を挿入溝に挿入して上記ストッパ部材を
装着するだけの簡単な作業により、上記挿入溝に対する
シートの連結が行われるので、現場における連結作業が
容易になる。さらに、上記ストッパ部材を着脱すること
により、上記シートの交換作業も簡単に行うことができ
る。
【0009】上記連結部材は、シ−トの端部に沿って連
続的に、又は適当な間隔で配置されるものであるが、テ
ントなどのシ−ト間の連結、又は骨組み構造材に取付け
てシートを骨組み構造材に支持するためだけに使用され
るのではなく、上記連結部材を直線状又は曲線状に長く
形成してテントなどの骨組み構造材として兼用すること
もできる。しかも、構造が簡単で小形化も容易である。
【0010】また、上記連結部材にシートを連結したと
き、このシートにかかる引張力により、上記挿入溝の入
口部近くに位置するシート端縁部分が入口部近くに圧接
されるため、連結部材をシ−ト端部に沿って連続的に取
り付けて、シートの室内側を気密状態に保持する機能を
付与することもできる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明にかかるシート連結部材の一例を示
す。同図において、1はシートであって、その端部に断
面膨出形状とされた係止部2を設けている。この係止部
2は、上記シート1の端部を折り返して、折り返し端部
1aを接合、粘着、超音波融着、高周波融着、縫合、あ
るいは、面ファスナ−、スライドファスナ−など他の係
止手段などで結合11することにより袋形状となし、そ
の内部に芯材21を挿入して形成されている。
【0012】ここで、上記シート1の折り返し端部にお
ける重ね接触部が滑らない場合や、シート1と連結部材
本体3との圧接部が滑りにくい場合は、シート結合11
を適宜省いてもよい。
【0013】上記連結部材本体3は、ユニット品や、長
尺物からカットした短尺物を適当なピッチで用いても良
いが、通常は、長尺物として用いる。この本体3は、中
心線Cを挾んで左右対称形であり、長さ方向に沿って延
びる2つの挿入溝4を有している。この挿入溝4は、上
記膨出形の係止部2が挿入可能な大きさとされ、上記本
体3の上部側に開放された入口部41と、入口部41か
ら上記本体3の幅方向一側方に直交方向に向けて連続状
に延びる奥部42とから形成されている。
【0014】また、上記本体3には、上記挿入溝4の上
部側で中央寄りに、上記入口部41と連続状に後述する
ストッパ部材を取付けるための段部31を形成してお
り、挿入溝4は、上記ストッパ部材が装着された状態で
断面L字形状を呈するように形成されている。
【0015】5は断面L形状とされたストッパ部材であ
って、このストッパ部材5は、上記本体3の段部31に
取付けられる取付部51と、この取付部51の上記段部
31への取付時に上記挿入溝4の入口部41内に介入さ
れる介入部52とを備え、上記取付部51を段部31に
ボルトのような固定具6で取付けたとき、上記介入部5
2を入口部41内に介入させて、この入口部41の間隔
を狭めることにより、上記奥部42に挿入された上記係
止部2が入口部41から外部側に離脱するのを阻止する
ようにしている。
【0016】上記介入部52によって入口部41の間隔
は通常狭められるが、挿入溝4への異物侵入を防ぎ、又
はシール効果を高めるために、隙間を狭くしたり、二点
鎖線で示すように、市販のシ−ル部材に用いられるよう
な耳状や突起状のシ−ル片8を付加したり、シーリング
剤を塗布したり、あるいは介入部52をシート1に圧接
(適当に)させてもよい。
【0017】以上のように使用されるシート1は、屈曲
可能な面状体であれば、革、布状物、ござ、テ−プ状
物、ベルト状物、帆布状物、フィルム状物、網状物、金
属フィルムほか、何んでも用いることができる。例え
ば、テントシートやキャラバンシートなどが用いられる
場合、上記シート1としては、好ましくは厚み0.1〜
5mm程度のものが使用される。シート1の材料は特に
限定されず、金属、非金属のシ−ト状物やネット状物な
ども用いられるが、通常は、ポリビニルアルコール、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリオレフィン、エバ−ル
(EVOH)、ポリウレタン(PU)、ナイロン(N
y)、天然繊維など、種々の樹脂シ−ト、発砲シ−ト、
不織布状物、紙、布、網、貼合材又は複合体などであ
り、シ−リング剤を塗付又は注入付与したり、パッキン
シートや滑り止めシートと重ね合わせて用いてもよい。
【0018】また、上記シート1の端部に設ける係止部
2の構成素材である芯材21としては、金属や合成樹脂
などで形成される連続的な棒体、ひも・ロ−プ状物のほ
か、パイプまたはゴムホースなどの中空円形もしくはそ
れに近い形状のものが使用される。これらの芯材21
は、より好ましくは、少なくとも若干の屈曲性を有し、
上記シート1の厚みに対し3〜50倍程度で、3〜50
mm程度の径のものが用いられる。通常、係止部2は、
シ−ト1の端部に沿って連続的なものを用いることによ
り、本体3に固定される上記端部の補強を兼ね、さらに
は、係止部2としてロ−プ状物を用いると、このロ−プ
状物を引っ張ることにより、連結部材の長手方向に沿っ
たシ−ト1の張り付けも行うことができる。ただし、係
止部2は、短尺として部分的に適当な間隔で取り付けて
用いることもできる。
【0019】さらに、上記連結部材本体3としては、溝
を形成し得る素材・加工方法であれば何でもよく、樹脂
製の板曲げ加工品、板金加工したレール状のもの、又は
射出成形、モ−ルド成形などのユニット品、短尺品など
を用いることもできるが、好ましくは、Al、PVC、
ポリオレフィン、PET、PES、PBT、ABS、N
y、PU、又はゴムからなるもので、特に、異形押出成
形手段で形成される樹脂製の成形品やアルミニウムの押
出成形品、熱硬化樹脂の引抜成形品などが好適である。
【0020】また、上記ストッパ部材5は、本体3と同
様、各種の金属又は樹脂などで形成される。このストッ
パ部材5は、長手方向(紙面に直交する方向)に連続的
な長寸に形成し使用してもよいし、短寸に形成して、長
手方向に連続的又は適当なピッチで配置してもよい。
【0021】上記係止部2、本体3およびストッパ部材
5について、その長尺物と短尺物の組合せを図13(平
面図)に示す。図13(A)では、係止部2、本体3お
よびストッパ部材5がすべて、シ−ト1の端部(左端
部)に沿って延びた長尺物である。図13(B)では、
係止部2と本体3が長尺物で、ストッパ部材5が短尺物
である。図13(C)では、係止部2が長尺物で、本体
3とストッパ部材5が短尺物である。図13(D)で
は、すべての部材2,3,5が短尺物である。なお、シ
ート1における一対の端部の連結については、本発明の
連結部材によってもよいし、接着剤、固定金具を用いた
従来の方法によってもよい。
【0022】つぎに、以上の構成としたシート連結部材
の作用について説明する。図1においてシート1を上記
本体3に連結するときには、例えば、先ず、同図の実線
で示したように、上記シート1の端部に設けた係止部2
を、上記本体3に設けた挿入溝4の入口部41から奥部
42へと挿入し、同時に、上記ストッパ部材5を上記本
体3に設けた段部31に固定具6を介して取付けること
により、あるいはストッパ部材5で係止部2を挿入溝4
に押し込みながら取り付けることにより、上記シート1
の本体3側への連結作業を終了する。本体3の挿入溝
4、係止部2、又はストッパ部材5の表面の摩擦力が大
きく、係止部2の挿入作業が容易でない場合は、滑り剤
など用いるとよい。
【0023】そして、以上のようにして、上記シート1
の連結部材本体3側への連結作業を終了した後には、上
記シート1にかかる引張力Fにより係止部2が、同図の
仮想線で示したように、上記挿入溝4の入口部41側に
移動されるが、この入口部41には上記ストッパ部材5
の介入部52が介入され、この介入部52で上記入口部
41が狭められているために、上記係止部2の入口部4
1からの抜け止めが行われ、上記シート1が本体3に確
実かつ強固に連結される。
【0024】また、以上のようにして、上記シート1の
係止部2を挿入溝4に挿入し、ストッパ部材5を本体3
に装着するだけの簡単な作業によってシート1の連結が
行われるため、現場における連結作業が容易になる。
【0025】また、上記本体3に設けた挿入溝4は、そ
の入口部41から奥部42にかけて断面L字形に形成さ
れていることから、上記シート1にかかる引張力Fの大
部分は、上記挿入溝4を形成する上壁7に作用する押上
力F1と、上壁7の先端面71との摩擦力F2と、スト
ッパ部材5の側壁面53に作用する押付力F3とにより
分担されて受け止められ、上記側壁面53の摩擦力F
4、すなわち、上記ストッパ部材5を抜け方向に押し出
す抜出し力F4はわずかである。従って、このストッパ
部材5を固定するための力はわずかでよいから、固定具
6は簡易で小さなもので済む。
【0026】さらに、連結部材の構造は簡単であるか
ら、容易に高強度が得られ、生産性に優れており、小型
化も容易である。
【0027】また、上記ストッパ部材5は、上記固定具
6を介して挿入溝4に対し着脱可能とされていることか
ら、上記ストッパ部材5を着脱することにより、上記シ
ート1の取付や交換作業を簡単に行うことができる。
【0028】さらに、上記本体3に上記シート1を連結
したときには、このシート1にかかる引張力Fにより、
シート1が上壁7の先端面71に圧接されるので、図1
3(A)、(B)に示したように、本体3を連続的な長
尺物としたときには、上記シート1の室内側INと室外
側OUTとの間を気密に保持することもできる。従っ
て、特にエアドームのような気密性や防水性の要求され
るシート構成物の組み立て時に使用するときに、より好
都合となる。さらに気密性を向上させるため、パッキン
グ部に他のシール部材をはさみ込んだり、ストッパ部材
5をシ−ルド構造としたり、シート面に塗布剤を使用し
ても良い。
【0029】上記本体3は、エアドーム、テント、工事
用架構、建築物、各種膜体、フェンス、シ−トハウスな
どの骨組み構造材に取付けてもよいし、本体3を直線状
又は曲線状に長く形成して、各種の骨組み構造材として
兼用してもよい。
【0030】さらに、上記シート1を折り返して袋状に
係止部2を形成する際のシ−ト端の折り返しの向きは、
連結構造や組立作業の都合により任意に決められるが、
この実施例のように、シート1の折り返した端部側(短
片側)1aが下方になるように重合させて結合11する
と、上記シート1に引張力Fがかかったとき、下方側に
位置する上記端部側1aが上方側のシート1の本体1b
と上壁7との間に挟まれて、これらシート端部側1aと
シート本体1bとの間にも摩擦力が作用し、この摩擦力
が上記引張力に抗する力の一部となるので、シート1の
結合部11にかかる力がそれだけ小さくなって、結合部
11の係止効果、気密効果および破損防止効果が大きく
なる。従って、上記縫合した結合部11に代えて、粘着
剤、滑り止め材、面ファスナーなど簡便なものを使用で
きる。
【0031】図2は第2実施例を示し、同図において、
連結部材本体3における奥部42とは反対側の面に係合
凹部32を形成するとともに、ストッパ部材5に、上記
凹部32に係止する係止凸部53を設けて、この凸部5
3を上記凹部32に係止させた状態で、簡易な固定具6
により上記ストッパ部材を本体3に固定している。こう
すると、上記ストッパ部材5が挿入溝4に確実に係止さ
れ、図1の抜出し力F4はこの凹凸部で全て受けること
になる。従って、上記固定具6は、単にストッパ部材5
自体の脱落防止のためでよく、図のような小さなネジの
ほか、粘着止め、面ファスナ−止め、マグネット止め、
着脱容易なファスニング部材など簡便なものを用いて
も、充分に対応できる。
【0032】図3は、第3実施例を示し、同図におい
て、連結部材本体3の中央部の突起33の左右両側に、
板状のストッパ部材5,5を配設して、これら各ストッ
パ部材5で上記各挿入溝4の入口部41を狭めて、これ
ら各挿入溝4の奥部42に挿入された各シート1の係止
部2が上記各入口部41から外方に抜け出るのを阻止し
ている。上記突起33の上部側には、各ストッパ部材5
が外部側に抜け出るのを阻止する当て板8を、ネジなど
の固定具6で取付けるようにしている。
【0033】上記本体3に上記各シート1の端部を連結
するときには、各シート1の端部に設けた係止部2を、
上記本体3に設けた挿入溝4の入口部41から奥部42
へと挿入し、この後、上記各ストッパ部材5を上記突起
33の左右両側に配設して、この突起33の上部側に上
記当て板8を当てがって固定具6で固定する。これによ
り、上記当て板8で上記ストッパ部材5の抜け止めが行
われ、また、これらストッパ部材5で上記挿入溝4に挿
入された係止部2の抜け止めが行われる。
【0034】図4は第4実施例を示しており、同図にお
いて、連結部材本体3の中央部に、本体中間の突起及び
左右両方のストッパ−を兼ねて、ストッパ部材5をネジ
などの固定具6で固定し、このストッパ部材5で2つの
挿入溝4,4の入口部41を狭めて、各挿入溝4の奥部
42に挿入された上記各シート1の係止部2が上記入口
部41から外方に抜け出るのを阻止している。
【0035】図5は第5実施例を示すもので、連結部材
本体3の中央部に突起33を突設して、この突起33の
左右側面にそれぞれ抜け止め斜面をもつ凹凸部34を形
成するとともに、上記突起33の両側面に配設される各
ストッパ部材5に、上記凹凸部34に係合される凹凸部
54を設けて、これら凹凸部34,54を繰り返し使用
可能なマグネットや軽粘着剤などを用いて互いに係合さ
せることにより、図3の第3実施例における当て板8や
固定具6を使用することなく、各ストッパ部材5を本体
3に取付けるようにしている。
【0036】図1の実施例では、シート1の端部側1a
を折り返えして接合11したが、これとは異なり、図6
(A)の第6実施例では、シート1の先端部に、入口部
41のすきま寸法よりも大きな幅を持つ膨頭部12に形
成することにより、シート1の連結部材本体3からの抜
け止めを行っている。これにより、上記折り返し接合1
1が省略されるとともに、上記膨頭部12がストッパ部
材5の肩部に接触することにより、シート1の室内側I
Nと室外側OUTとの間のシール効果も向上する。上記
膨頭部12を形成する方法としては、ロープのような芯
材12の外周にシート1の先端部を巻き付けてもよい
し、図6(B)に示すように、シート1の先端部に断面
が膨頭形状の端部材13を接着のような接合手段で接合
してもよい。また、図6(C)に示すように、ストッパ
部材5の肩部を切欠することにより、膨頭部12の受入
れ溝14を設けてもよい。なお、膨頭部12の断面形状
は、円形のほか、T字形、四角形、三角形など種々の形
状を選択できる。
【0037】図7の第7実施例では、図7(A)に示す
ように、連結部材本体3の中央部に設けた突起33の左
右両側に1つの係止段部38を設け、また、断面コ字形
状とされたストッパ部材5を用いて、このストッパ部材
5の両脚内面に、上記係止段部38に係止される係合部
56をそれぞれ形成し、この係合部56を上記係止段部
38に係合させている。なお、この場合も、上記各スト
ッパ部材5を本体3側にワンタッチ装着・取外しできる
ように、上記ストッパ部材5の上部連結部は柔軟に形成
することが好ましい。また、本体3にストッパ部材5が
セットされた状態での両者3,5の縦ずれや、ストッパ
部材5が短尺品である場合に本体3からの脱落を防止す
る必要がある場合には、図7(B)に示すように、本体
3の長手方向Lに沿った適宜箇所で、突起33に切欠き
71を設け、ストッパ部材5の対応する箇所に係合凸部
72を設けて、両者71,72を係合させればよい。
【0038】図8は、第8実施例を示すもので、2つの
挿入溝4の入口部41を本体3の上方ではなく、左右に
開口させている。すなわち、上記連結部材本体3の中央
の仕切壁36の左側に、左方に入口部41を有する挿入
溝4が形成され、右側に、右方に入口部41を有する挿
入溝4が形成されている。また、左側の挿入溝4は下方
に凹入した奥部42を有するL字形を呈し、右側の挿入
溝4は上方に凹入した奥部42を有するL字形を呈して
いる。
【0039】上記各入口部41の左右外方側から上記各
奥部42内に各シート1の端部に設けられた係止部2を
挿入し、上記各入口部41にそれぞれストッパ部材5を
挿入して簡易な固定具6で固定することにより、奥部4
2に挿入された各シート1の係止部2が入口部41から
外方側に抜け出ないように係止される。
【0040】図9の第9実施例では、上記連結部材本体
3の左右両側に仕切壁37で画成された2つの挿入溝
4,4を、その各入口部41側が上下に逆サイドとなる
ように形成している。上記各入口部41の上下外方側か
ら奥部42内に、各シート1の端部に設けられた係止部
2を挿入し、上記各入口部41にそれぞれストッパ部材
5を挿入して、これに設けられたクッション固定具61
と凹凸57の段止めとで固定することにより、奥部42
に挿入された各シート1の係止部2が入口部41から外
方側に抜け出るのを阻止するとともに、異物の浸入も防
止している。
【0041】ところで、上記各実施例のシート連結部材
は、2つのシート同志を連結するのに使用されるもので
あるが、これとは異なり、シ−ト連結部材をテント等の
骨組み構造体に取り付けることにより、2つのシ−トを
骨組み構造体に連結させてもよい。また、1つのシート
を骨組み構造材に連結させるための連結部材において
は、当然のことながら、挿入溝は1つでよい。その場
合、例えば第1実施例を変形した図10の第10実施例
におけるように、連結部材は、挿入溝2つタイプの片側
半分だけの形状とすればよい。
【0042】本発明のシ−ト連結部材は、3つ以上のシ
−ト同志の連結又は3つ以上のシ−トの骨組み構造体へ
の連結にも適用できる。図11に、第11実施例とし
て、4つのシ−ト用の連結部材を示す。挿入溝4は左右
・上下対称に4つ設けられている。シ−ト1の延出方向
は範囲A内のどの方向でもよい。これによれば、2重膜
構造を持つ左右2つのシ−ト1,1の連結も可能にな
る。
【0043】さらに、図10に二点鎖線で示すように、
1つの挿入溝4を設けた本体3に取付フランジ9を設
け、この取付フランジ9にシ−ト1の一端を取り付け、
シ−ト1の他端に係止部2を形成して、この係止部2を
別の本体3の挿入溝4に係止させて、シ−ト同志の連結
を行ってもよい。
【0044】また、上記シート1の端部に設ける係止部
2は、図12で示したように、屈曲可能な平板状の耳部
材22の一側端部に膨頭部23を設けたものを使用し、
この平板状耳部材22の膨頭部23とは反対側部分を、
上記シート1の端部に接着などの手段で結合11Aさせ
るようにしてもよい。
【0045】また、本発明の連結部材は、他のシ−ト連
結方法と合わせて用いてもよい。例えば、シ−トの両端
または片端を本発明の連結部材で係止し、中間部同志、
又は他の片端と他のシ−トとを、ハトメ孔に通したひも
で連結することにより、ひもの締め具合の加減によるシ
−トの張り調整も可能となる。
【0046】さらに、本連結部材は、各種の膜構造物
(テント、シ−トハウス、工事用シ−トネット、シ−ト
屋根、ブラインド、展示膜、幌など)に用いられるほか
に、カ−テン止、農業用の保温又は遮光材として用いら
れる寒冷沙止め、漁網止、フェンス止め、ベルト止め、
各種吊り具、止め具などとして用いることもできる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるシ
ート連結部材によれば、エアドームやテントなどを組み
立てるような場合で、各種シートの端部同士を互いに連
結するときや、各種シートの端部を骨組み構造材などに
連結するときに、上記シートを連結部材側に確実かつ強
固に連結できて、大きな連結力を得ることができ、しか
も、現場における連結作業が容易になる。
【0048】また、上記挿入溝をその入口部から奥部に
かけて断面L字形に形成したことにより、この奥部に上
記シートの端部に設けた係止部を挿入し、上記入口部側
にストッパ部材を装着して、上記シートの連結を行った
とき、このシートに引張力がかかっても、この引張力の
大部分を本体側で受け止めて、着脱可能な上記ストッパ
部材に付与される力を少なくできるから、簡単な構造で
このストッパ部材の脱落をなくして、上記シートの確実
な連結を行うことができる。
【0049】さらに、上記ストッパ部材を、上記挿入溝
に対し着脱可能としたことにより、上記シートの交換作
業も簡単に行うことができる。また、上記連結部材は、
テントなどの骨組み構造材に取付けて、シートを支持す
るのに使用されるほか、上記連結部材を直線状又は曲線
状に長く形成することによりテントなどの骨組み構造材
として兼用することもできる。
【0050】しかも、シート連結部材は構造が簡単であ
るから、生産性に優れ、小型化も容易である。
【0051】また、上記連結部材にシートを連結したと
き、このシートにかかる引張力により、上記入口部近く
に位置するシート端縁部分が入口部近くに圧接されるた
め、シートの連結部の気密性を高めることもでき、特に
エアドームなどを組み立てる場合に、極めて好都合とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるシート連結部材を
示す縦断面図である。
【図2】第2実施例を示す一部断面図である。
【図3】第3実施例を示す縦断面図である。
【図4】第4実施例を示す一部断面図である。
【図5】第5実施例を示す断面図である。
【図6】第6実施例を示す断面図である。
【図7】第7実施例を示す縦断面図である。
【図8】第8実施例を示す縦断面図である。
【図9】第9実施例を示す縦断面図である。
【図10】第10実施例を示す縦断面図である。
【図11】第11実施例を示す縦断面図である
【図12】シート端部に設ける係止部の他の例を示す斜
断面図である。
【図13】シ−トとシ−ト連結部材の長さとの関係を示
す平面図である。
【図14】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…シート、2…係止部、3…本体、4…挿入溝、41
…入口部、42…奥部、5…ストッパ部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に形成されて、シート状物の端部に
    設けられた断面膨出形の係止部が入口部から奥部へと挿
    入される挿入溝と、 上記本体に着脱可能に装着されて上記挿入溝の入口部を
    狭めることにより上記奥部に挿入された上記係止部が入
    口部から離脱するのを阻止するストッパ部材とを備え、
    上記挿入溝は、上記ストッパ部材が装着された状態
    で、奥部が上記ストッパ部材から離れるように、入口部
    から奥部にかけて断面L字形を呈していることを特徴と
    するシート状物連結部材。
JP4224693A 1992-03-03 1992-07-31 シート状物連結部材 Pending JPH05306583A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP4-82689 1992-03-03
JP8268992 1992-03-03

Publications (1)

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JPH05306583A true JPH05306583A (ja) 1993-11-19

Family

ID=13781391

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JP4224693A Pending JPH05306583A (ja) 1992-03-03 1992-07-31 シート状物連結部材

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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