JPH05306703A - 調心型緊定装置 - Google Patents

調心型緊定装置

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JPH05306703A
JPH05306703A JP3069855A JP6985591A JPH05306703A JP H05306703 A JPH05306703 A JP H05306703A JP 3069855 A JP3069855 A JP 3069855A JP 6985591 A JP6985591 A JP 6985591A JP H05306703 A JPH05306703 A JP H05306703A
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ring
tightening
tensioning
coupling mechanism
foundation
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Horst Lebrecht
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保持体を基礎の上に緊定する調心型緊定装置
であつて、保持体と基礎とにそれぞれ固定された1つの
装置部分と、一方の装置部分における、緊定力を生ぜし
めるアクティブな連結機構と、他方の装置部分における
パッシーブな連結部分とを有し、該連結部分が協働して
保持体を基礎に緊定するようになっており、装置部分に
協働する調心機構が設けられ、その一方が緊定方向に弾
性的に従動可能に構成されている形式のものの改良。 【構成】 保持体4と基礎1とが互いに接触する平らな
接触面8もしくは29を有し、アクティブな連結機構3
が装置の基礎部分2に配置されかつ作動可能な静止位置
を有し、該静止位置においてアクティブな連結機構が基
礎1の接触面8内へ引込まれかつ緊定過程に際してパッ
シーブな連結機構を掴み、保持体4を基礎に対して緊定
するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保持体を基礎の上に緊
定する調心型緊定装置であって、保持体と基礎とにそれ
ぞれ固定された1つの装置部分と、一方の装置部分にお
ける、緊定力を生ぜしめるアクティブな連結機構と、他
方の装置部分におけるパッシーブな連結部分とを有し、
該連結部分が協働して保持体を基礎に緊定するようにな
っており、装置部分に協働する調心機構が設けられ、そ
の一方が緊定方向に弾性的に従動可能に構成されている
形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】前記形式の緊定装置はドイツ連邦共和国
特許第3710472号明細書により公知である。この
場合には保持体は工具であり、基礎はロボットのアーム
である。保持体側の装置部分(保持体部分)は工具受容体
として、基礎側の装置部分(基礎部分)は連結機構とし
て記載されている。保持体部分おけるパッシーブな連結
機構は控えボルトで、そのヘッドは円錐状のバックカッ
ト面を有し、基礎部分の受容孔に係合する。この孔の壁
には球の環があり、該球の環はリングピストンとして構
成された操作部材によりばね力によって中央に向かって
押され、控えボルトのヘッドを掴み、保持体部分が基礎
部分の自由な端面に接触するまで内方へ引張る。調心は
緊定系とは無関係に、先細の尖端を有する4つの調心ピ
ンで行なわれる。調心ピンの尖端は軸方向に弾性的に変
形可能な調心板の開口に係合する。
【0003】この公知の緊定装置の欠点は保持体部分に
おいて控えボルトがかつ基礎部分において調心ピンが各
接触面から突出しかつ基礎部分において比較的に深い差
込み開口が存在していることである。この両方の構成上
の特徴は工作機械の機械テーブルを基礎として用いるこ
とを許さない。何故ならば緊定装置なしで運転したばあ
いに切子及び汚れが差込み開口を塞ぐからである。又、
調心機構が突出しているために工作物の載置、移動及び
別の緊定が不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は工作機
械テーブル、測定テーブル又はそれに類似したものに組
み込むためにも適し、比較的に低い組込み寸法(緊定方
向で見て)を有し、汚れ及び異物の影響を受けにくい緊
定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は冒頭に述
べた形式の緊定装置において、保持体と基礎とが互いに
接触する平らな接触面を有し、アクティブな連結機構が
装置の基礎部分に配置されかつ作動可能な静止位置を有
し、該静止位置においてアクティブな連結機構が基礎の
接触面内へ引込まれかつ緊定過程に際してパッシーブな
連結機構を掴み、保持体を基礎に対して緊定することに
よって解決された。
【0006】基礎は平らな板であって、緊定装置の基礎
部分はこの基礎内に有利には表面が合致するように配置
されかつ不使用状態で汚れ密に閉鎖されているものと仮
定する。このような機械テーブルとして構成された基礎
はさらにT字溝又は切欠きを備え、工作物が加工のため
に通常のように緊定爪で緊定できるようにすることもで
きる。
【0007】しかしながら保持体をその上に固定された
工作物と一緒に緊定装置を用いて迅速にかつ高精度で位
置決めしかつ緊定することもできる。この場合には保持
体は基礎の表面に直接的に接触させられる面積の大きい
平らな接触面を有することができる。これによって振動
のない緊定が達成される。基礎部分内にある連結機構用
部材は汚れに対して保護されている。この場合には、基
礎部分内の連結機構の、保持部分に面した前面を有利に
は緊密に閉じられた面として構成することもできる。こ
の保護は特に保持体を載置する前及び保持体を持上げた
あとに有効である。
【0008】本発明の提案は2つのヴァリエーションで
実施できる。パッシーブな連結機構は保持体から下方へ
突出することができるので、保持体を基礎の上に載置し
た場合に、パッシーブな連結機構は少なくとも部分的に
アクティブな連結機構内に侵入することができる。
【0009】別の構成形式ではアクティブな連結機構は
接触面を越えて突出する作業位置へ移動可能である。
【0010】有利にはパッシーブな連結機構は保持体部
分内に配置されている。この場合には連結機構に隣接し
て空所が設けられ、該空所にアクティブな連結機構が係
合するようになっている。この場合にはパッシーブな連
結機構を浮遊支承し、つまり横移動又は振子運動できる
ように支承し、引張り力が均一に導入されるようにする
ことが有利である。パッシーブな連結機構はリング室に
よって取囲まれたピンであっても、アクティブな連結機
構が内部に係合するスリーブであってもよい。低い配置
によって保持体の頻繁な搬送時にパッシーブな連結機構
は保護される。
【0011】走入及び走出可能なアクティブな連結機構
は有利には内外もにかつ基礎部分内で軸方向に移動可能
に案内された2つのリングピストン及びこれらに保持さ
れた緊定部材から成っており、該緊定部材が、一方のリ
ングピストンを他方のリングピストンに対して移動させ
ることにより、パッシーブな連結機構を掴み、これに緊
定力を生ぜしめるようになっている。パッシーブな連結
機構が内部から掴まれるスリーブであると、アクティブ
な連結機構の外周に拡開可能に取付けられた種々の公知
の緊定部材が適する。他の場合には緊定機構は内周に位
置し、半径方向内方へ移動することができる。
【0012】有利なアクティブな連結機構は、外周のリ
ングピストンが内側のリングピストンの端面に上から係
合する鍔を有し、該鍔の、内側のリングピストンに面し
た平らな端面に球が支持されており、内側のリングピス
トンの端面が傾斜面を有し、球を半径方向内方へ押し、
球が連結ピンとして構成されたヘッドの後ろに係合し、
その円錐状のバックカット面に接触するように構成する
ことによって得られる。両方のリングピストンは当初は
一緒に外方へ移動する。次いで内側のリングピストンが
引き続き移動し、これによって緊定過程を開始する。
【0013】このためには外側のリングピストンがスト
ッパを有し、該ストッパが作業位置において基礎部分に
対する外方行程を制限することが必要である。さらにリ
ングピストンは互いに当接する連行ストッパを有し、内
側のリングピストンが外側のリングピストンを内方へ移
動するときに静止位置へ連行するようにすることもでき
る。
【0014】アクティブな連結機構の作動に関しては、
連結機構をばね機構で静止位置にもたらし、機械式又は
油圧式の動力装置を緊定のために使用することが有利で
ある。これは構成的には、基礎部分に取付けられたセン
タコラムが内側のリングピストンを貫通しかつこのリン
グピストンを案内しており、センタコラムに支えられた
ばねが内側のリングピストンを静止位置へ戻し、両方の
リングピストンの内方の端面が外方への移動のためと緊
定のためとに押圧手段で負荷可能であることにより達成
される。
【0015】センタコラムは静止位置で外方のリングピ
ストンの鍔により形成された開口がセンタコラムの頭部
で閉じられ、外側の端面が基礎の接触面と共通の平面を
形成する限りにおいては、別の重要な意味を持つ。さら
にシール部材が設けられ、運動間隙が汚れの侵入に対し
て効果的にシールされていると有利である。
【0016】接触平面において保持体部分を調心するこ
とは、保持体部分が調心円錐部を有し、該調心円錐部が
緊定方向に弾性的に従動可能でありかつ基礎部分におけ
る対応する円錐面と協働することで有利な形式で達成さ
れる。この構成の特別な利点は、調心円錐部が保持体の
接触面を越えて突出する円錐状のリング鍔であり、該リ
ング鍔に基礎部分における適当なリング溝が配属されて
おり、リング鍔とリング溝とが連結機構を取囲んでいる
ことにより得られる弾性的に従動可能な構成は過度な幾
何学的な決定を回避し、有利には、リング鍔の根部が緊
定方向に互いにずらされた外側と内側との狭まい半径方
向のリング溝によって横断面を減少させかつS字形に構
成することによって達成される。この場合には接触面に
対して平行に延びるダイヤフラム範囲が生じる。このダ
イヤフラム範囲は弾性的な曲げ変形に晒されるが、リン
グ鍔の半径方向の運動は許さない。この調心装置の利点
は保持体が載置されかつ協働する調心面が互いに接触す
ると即座に、保持体のリング室がシールされかつ保護さ
れ、アクティブな連結機構の外方への移動と緊定過程が
汚れによっても有害な異物によっても妨げられなくなる
ことである。したがって調心装置は連結機構のシールに
も有効である。
【0017】基礎の上で調心機構の軸線に対して保持体
の角度位置を決めるためには、保持体に幅方向に弾性的
にたわむ少なくとも1つの突起が設けられ、基礎に半径
方向に延びる少なくとも1つの方形溝が設けられてい
る。方形溝を簡単に掃除できるようにするためには方形
溝は先きに述べたリング溝に開口するように配置されて
いる。有意義であるのは4つの溝を十字形に配置し、位
置決めが90゜ステップで可能になっていることであ
る。このためには例えば保持体には溝ブロックの形式で
2つの突起が取付けられている。これらの突起のそれぞ
れは1つの狭まい深い溝によって弾性的な脚部に分割さ
れ、突起が溝に遊びなく嵌合できるようになっている。
【0018】緊定部材として作用する球が紛失すること
を回避するためには球には直径方向の孔があけられかつ
真珠連鎖の形式で円形のばね鋼線材の上に並べられてい
る。これによって保持部分が載置されておらず、それで
もアクティブな連結機構が作動されても、球はその位置
に保持される。さらに球は2面において同軸的に円錐形
に面取りされており、しかも球が接触する円錐母線の延
長線がほぼ球輪の中心点で交差するようにっている。こ
れによって緊定過程の間に球が揺動運動することが回避
されかつばね鋼線材にかかる負荷が除かれる。
【0019】緊定装置はこれまでは板状の基礎と板状の
保持体に関して記述したが、寸法の大きい板の場合には
十分な緊定力を達成するためにはもちろん複数の緊定装
置を一緒に使用することができることを付言しておく。
この場合には複数の基礎部分が基礎にかつ複数の保持体
部分が保持体に取付けられる。少なくとも2つの緊定装
置が設けられている場合には角度位置を決める半径方向
の溝と溝ブロックは省略することができる。しかしなが
ら他面においては装置は、この板状の構成とは無関係に
個々の工具と工作物とを緊定しかつ高精度で位置決めす
るために使用することもできる。例えば電鋳機の心押し
軸の上に電鋳電極を緊定する場合のように、工具を誘導
する機械部分に交換工具を緊定することが考えられる。
原則的には前記装置は相応の公知の装置が使用されるあ
らゆる場合に適している。板状の構成の使用は、装置部
分自体が接触面を緊定方向の位置決め基準として有して
いなければならない限りにおいて種々の態様で実施でき
る。
【0020】前述の他の使用例の場合にはアクティブな
連結機構が走行可能ではないときにも記述した構成的詳
細の利点を利用することができる。保持体と基礎又は装
置部分が互いに接触する平らな接触面を有し、調心機構
が連結機構を取囲む、それぞれ1つの円錐形のリング面
を有する部分として構成することが提案されている。有
利には両方の調心機構の1つは軸方向へ他の装置に向か
って突出するリング鍔である。調心する円錐面がリング
鍔の内側に取付けられていると、円錐面はもっとも良く
保護される。他面においては他の装置部分における敏感
な円錐状のリング面は該リング面が軸方向に開いたリン
グ溝の側面として構成されていると損傷に対して有利な
形式で遮蔽される。
【0021】基礎部分と保持体部分が所属の接触面に関
してどの程度突出しているか又は後退しているかは個々
のケースの所与条件にゆだねることができる。これに関
連することは対抗する連結機構が係合する開口が形成さ
れるか否か及び調心機構をどこに配置すればもっとも好
ましいかである。
【0022】
【実施例】図1には緊定装置の基礎部2が組込まれてい
る板状の基礎が示されている。緊定装置はアクティブな
連結機構3を有している。図1のAに示されているよう
に基礎1の上には同様に板状に構成された保持体4が緊
定され、しかも該保持体4に組込まれた緊定装置の保持
体部分5により緊定されている。この保持体部分5はパ
ッシーブな連結機構6として連結ピンを有している。図
1のBにおいてはアクティブな連結機構3は静止位置に
ありかつ図1のAにおいては作業兼緊定位置にある。こ
の実施例においては基礎1はほぼ40mmの厚さの工具
機械テーブルであり、保持体4は工作物パレットであ
る。該パレットの上には複数の機械で順次加工されかつ
その際にパレットの上に留まる図示されていない工作物
が緊定されている。工作物パレットは2つ又はそれ以上
の緊定装置によって迅速にかつ簡単にかつ数マイクロメ
ータまでの精度で機械テーブルの上に緊定されかつ位置
決めされる。
【0023】基礎部分2を組込むためには基礎1は直径
の異なる区分を有する孔を有している。この孔内には案
内リング7が挿入されている。該案内リング7は細いフ
ランジで大きい方の孔の肩に接触しており、案内リング
の端面は基礎1の接触面8、つまり表面と同一平面を成
している。案内リング7の下方の区分は上方の区分より
も大きな内径を有し、これによって肩9を形成してい
る。下からねじで固定されたカバープレート10は案内
リング7を固定している。カバープレート10における
互いに角度を成して設けられた孔と溝11はアクティブ
な連結機構3の下の圧力室12を基礎1内を延びる液圧
油のための孔と接続している。カバープレート10は中
央に基礎内に突入するねじ山付きピン14を有してい
る。
【0024】アクティブな連結機構3は2つのリングピ
ストン15,16と、複数の球17から成る環と、ばね
18とから成る装置である。外側のリングピストン15
は案内リング7に案内され、下方のフランジで案内リン
グの拡大された内側区分に係合している。このリングピ
ストン15が上方へ移動することはフランジが肩9に当
ることで制限されている。外側のリングピストン15も
下方に内径の大きな区分を有し、これによって肩19が
形成されている。内側のリングピストン16は下方端部
の近くに外側の鍔を有し、この鍔は肩19に当接するこ
とで内側のリングピストン16の上方への相対運動を制
限する。他面においてはこの運動は外側のリングピスト
ン15内に挿入されたばねリング20によって下方へ制
限されている。内側のリングピストン16は内側に横断
面で見てL字形の鍔21を有し、該鍔21はセレタコラ
ム22によって貫通され、これに沿って滑動する。セン
タコラムは上端に円筒形の外郭を有するハット23と図
示されていないラジアルシールリングとを有している。
このハットの端面は接触面8と一平面を成している。セ
ンタコラム22はねじ付きピン14の上にねじ嵌められ
ている。円錐状のばね18は一方では内側のリングピス
トンの鍔21にかつ他方ではセンタコラムのハット23
に支えられている。
【0025】外側のリングピストン158は上方に鍔2
4を有し、該鍔24はハット23の円筒形の側壁に緊密
に接触するように半径方向内方へ引き出されている。こ
の鍔24は内側のリングピストン16の端面を覆い、球
17を取囲んでいる。鍔24は下面において前記球17
に接触面8に平行な平らな支持面を提供する。内側のリ
ングピストンの端面は丸味が付けられ、上方の縁部に全
体として楔に似た横断面を有している。この結果、内側
のリングピストン16が外側のリングピストン15に対
して上方へ移動した場合に球17が中心に向かって押さ
れるようになっている。
【0026】図1のAは緊定装置の保持体側の詳細を示
している。内側区分に内ねじ山を有する保持体4の多段
の孔には、リング27がねじ込まれている。リング27
は肩でパッシーブな連結機構6の拡大された足28の上
に、しかし足を孔の底に圧着することなしに当接してい
る。これによって連結機構は保持体部分5に固定されて
いるが、しかし僅かな程度で半径方向に浮遊運動する。
二者択一的又は付加的に足と肩とを球面状に構成するこ
ともできる。パッシーブな連結機構6のヘッドは下方に
向かっては、保持体4の接触面29を越えて突出しな
い。ヘッドは球17が接する円錐状のバックカット面3
0を有している。
【0027】リング27はさらに調心の課題を有してい
る。つまり、接触面の平面内での位置決めを行なう。こ
のためにはリングは下方へ接触面24を越える、横断面
で見て台形の鍔31を有し、該鍔31は横断面で見て台
形のリング溝32内に侵入する。このリング溝32は案
内リング7の範囲にあり、部分的には基礎1にかつ部分
的には案内リング7に形成された円錐状の旋削凹部によ
り形成されている。鍔31の内側の円錐面は調心面とし
て作用する。前記円錐面はこれに対応する案内リング7
の円錐状の調心面33に接触する。リング溝32は鍔3
1よりも深くかつ幅が広くなっている。
【0028】鍔31は緊定方向で弾性的にたわみ可能に
構成されている。鍔31の根部には外側と内側とからそ
れぞれ1つの狭まいリング溝34もしくは35が半径方
向に形成されている。このリング溝の間には接触面に対
して平行に延びる薄い平らなダイヤフラム範囲36が生
じている。このダイヤフラム範囲36はわずかな曲げに
より弾性的に変形しかつ鍔31を有している。これによ
ってこの調心鍔は正確な軸方向の変位可能性を有するこ
とになる。このためには保持体4も適当に旋削されてい
る。しかしながらダイヤフラム範囲36は高い半径方向
の力を受容する。
【0029】記述した緊定装置は以下の通り作用する。
静止位置(図1のB)においては油圧導管系11,1
2,13は無圧であるので、ばね18は内側のリングピ
ストン16とばねリング20における当接に基づき外側
のリングピストン15とを図示の静止位置へ押してい
る。球17は半径方向で見て一番外側の位置をとってい
る。2つの小さなリングシールを用いて外側のリングピ
ストン15は鍔24で案内リング7とセンタコラムのハ
ット23との間のリング間隙を液密及び塵密に閉鎖して
いる。
【0030】これによってこの静止状態では基礎部分2
の完全に平らな表面は接触面8と同じ高さにあり、この
接触面8に対してリング溝32だけによって中断されて
いる。したがって保持体4を載置する前に基礎1は軽く
掃除することができるので、連結機構6を取囲む保持体
部分5のリング状の中空室37内に有害な金属切子又は
それに類似したものが閉じ込められることは阻止され
る。
【0031】保持体4が載置されると、鍔31はリング
溝32に係合し、調心面33で一方では保持体4の調心
を行ない、他方では前記中空室37のシールを行なう。
配置は、保持体4の重量がそれほど大きくない場合に保
持体4の接触面29が基礎1の接触面8とまだ完全に接
触しないように行なわれる。しかしながら圧力室12に
圧力が加えられると、両方のリングピストン15,16
が一緒に上方へ移動させられる。外側のリングピストン
15は当初は、直接的にばね力が作用しているので先行
する傾向がある。球17は十分に大きく設計された受容
部にルーズに位置しているので、摩擦なしでハット23
の外シールリングを通過して移動する。リングピストン
15はばねリング20で内側のリングピストン16を連
行する。この運動ばね18を圧縮するために十分な油圧
の程度で行なわれる。保持体4の位置決めがすでに行な
われていることに基づき、リングピストン装置は妨げら
れずに中空室37に走入することができる。外側のリン
グピストン15のフランジが肩9に当接すると内側のリ
ングピストン16はさらに引続き移動させられる。リン
グピストン16の中空に湾曲された端面26でリングピ
ストン16は外方から球17の後ろに移動し、球17を
液圧媒体の力で半径方向内方へ押す。この場合、球は一
方では外側のリングピストン15の平らな端面25に支
えられ、他方ではパッシーブな連結機構6の円錐状のバ
ックカット面30に支えられる。したがってパッシーブ
な連結機構6、ひいては保持体部分15と保持体4全体
には基礎1に向けられた力成分が生ぜしめられ、ひいて
は保持体4が基礎1と固定的に緊定される。これによっ
てマイクロメータ精度の調心も終了する。緊定過程の最
後の時期においては調心する鍔31が内方へ弾性移動さ
せられる。この場合にはパッシーブな連結機構の足28
もまだリング27に対して半径方向に移動させられる。
【0032】緊定装置が1つだけ使用される場合には、
装置の中心軸線に対して正確に角度位置を決めることも
問題になる。このために基礎1の接触面8はリング溝3
2から延びる半径方向溝38が十字形に設けられてい
る。この半径方向溝38内には例えば保持体4の接触面
29にねじで固定された2つの溝ブロック39が係合す
る。図2には、半径方向溝38が方形横断面を有し、溝
ブロック39が狭まい切込み40によって深いスリット
が形成され、狭まい脚部が溝横方向に弾性的にたわむこ
とができるようになっていることが詳細に示されてい
る。これによって溝ブロック39は遊びなく、緊定過程
を妨げることなしに半径方向溝38内に係合する。溝が
直角に交差している配置では保持体4の4つの異なる角
度位置が可能である。
【0033】図3には記述の緊定装置において使用可能
な特に有利である球輪が拡大して示してある。図1のよ
うに球17をまとめて保持することは、アクティブな連
結機構3が保持体4を載置しない状態で、つまりパッシ
ーブな連結機構6がその位置に留まった状態で作動され
ると、球が静止位置から押出されるために望ましい。し
たがって球41には図3に示すように貫通する孔があけ
られ、端部43が直角に外方へ曲げられかつ球が落ちな
いようになっている円形のばね鋼線材42に並べられて
いる。ばね鋼線材42のバイアスに基づき、球は半径方
向外方へ受容凹部へ押されるので、球はアクティブな連
結機構が外方及び内方へ移動するときにムセンタコラム
のハット23の外周面に接触しない。
【0034】図3はさらに、球41が互いに向き合った
2面で面取りされていることを示している。この場合、
球は線状に接触する。球面44は接触線45がほぼ球輪
の中心で交差するように面取りされている。球41が図
示のように構成されていることにより、球は経験的に種
々異なる作用を受けた場合に揺動運動を行なわず、ばね
鋼線材42が引掛かったり又は曲がることが阻止され
る。
【0035】二者択一的に前述の緊定装置は、アクティ
ブな連結機構3が外方から移動可能であることをやめ
て、外側のリングピストン15を外方へ移動した位置
(図1のA)において案内リング7と一体になるように
構成することもできる。その他の構成的な詳細は変える
ことなく維持できる。これにょって前記の組合わせたリ
ング装置の上方部分は恒久的に接触面8を越えて突出す
ることになる。しかしながらこれは基礎が他の機械部分
である場合、つまり載置テーブルでない場合には欠点に
はならない。この場合には基礎と保持体とが相互に接触
する接触面の高さは合目的的に選択することができる。
すなわち弾性的にたわむ鍔31の下側又は上側に選ぶこ
とができる。又、面積の広い接触面の代りにリング面又
は個別の支持面でも十分であるか又はその間に角度位置
決め基準を配置しておくこともできる。
【0036】図4と図5は緊定装置の2つの概略図であ
る。図4ではアクティブな連結機構3は図1に示されて
いるような構造を有している。保持体4におけるパッシ
ーブな連結機構6は同様に図1に示した構成に相応して
いる。保持体4の上には固定部材48を用いて工作物4
7が保持されている。該工作物47は緊定後に所望され
た、正しく位置決めされた位置をとる。
【0037】図5の変化実施例ではパッシーブな連結機
構46は保持体4から下方に突出し、保持体4を基礎に
載置したときにアクティブな連結機構3内に突入するよ
うになっている。この構成ではアクティブな連結機構が
緊定過程に際して保持体4に向かって移動することは必
要ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】調心型緊定装置の軸方向断面図である。
【図2】溝ブロックの断面図である。
【図3】緊定に使用される球輪の拡大図である。
【図4】本発明の緊定装置の変化実施例である。
【図5】本発明の緊定装置の変化実施例。
【符号の説明】
1 基礎、 2 基礎部分、 3 連結機構、 4 保
持体、 5 保持体部分、 6 連結機構、 7 案内
リング、 8 接触面、 9 肩、 10 カバープレ
ート、 11 溝、 12 圧力室、 13 孔、 1
4 ねじ、 山付きピン、 15 リングピストン、
16 リングピストン、 17 球、18 ばね、 1
9 肩、 20 ばねリング、 21 鍔、 22 セ
ンタコラム、 23 ハット、 24 鍔、 25 支
持面、 26 端面、 27リング、 28 足、 2
9 接触面、 30 バックカット面、 31 鍔、3
2 リング溝、 33 調心面、 34,35 リング
溝、 36 ダイヤフラム範囲、 38 半径方向溝、
39 溝ブロック、 40 切込み、 41 球、
42 ばね鋼線材、 43 端部、 44 球面、 4
5 接触線、46 連結機構

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持体を基礎の上に緊定する調心型緊定
    装置であって、保持体と基礎とにそれぞれ固定された1
    つの装置部分と、一方の装置部分における、緊定力を生
    ぜしめるアクティブな連結機構と、他方の装置部分にお
    けるパッシーブな連結部分とを有し、該連結部分が協働
    して保持体を基礎に緊定するようになっており、装置部
    分に協働する調心機構が設けられ、その一方が緊定方向
    に弾性的に従動可能に構成されている形式のものにおい
    て、保持体(4)と基礎(1)とが互いに接触する平ら
    な接触面(29もしくは8)を有し、アクティブな連結
    機構(3)が装置の基礎部分(2)に配置されかつ作動
    可能な静止位置を有し、該静止位置においてアクティブ
    な連結機構(3)が基礎(1)の接触面(8)内へ引込
    まれかつ緊定過程に際してパッシーブな連結機構(6)
    を掴み、保持体(4)を基礎(1)に対して緊定するこ
    とを特徴とする、調心型緊定装置。
  2. 【請求項2】 アクティブな連結機構(3)が接触面
    (8)を越えて突出する作業位置へ移動可能である、請
    求項1記載の緊定装置。
  3. 【請求項3】 パッシーブな連結機構(6)が保持体部
    分(5)内に配置されかつその横に空所(37)が設け
    られ、該空所(37)にアクティブな連結機構(3)が
    走入可能である、請求項1又は2記載の緊定装置。
  4. 【請求項4】 アクティブな連結機構(3)が互いに内
    外にかつ基礎部分(2)において軸方向に移動可能な2
    つのリングピストン(15,16)と該リングピストン
    (15,16)に保持された緊定部材(17)とを有
    し、該緊定部材(17)が、一方のリングピストンが他
    方のリングピストンに向かって移動することに基づき、
    パッシーブな連結機構(6)を掴み、これに引張り力を
    作用させる、請求項1又は2記載の緊定装置。
  5. 【請求項5】 外側のリングピストン(15)が内側の
    リングピストン(16)を掴む鍔(24)を有し、該鍔
    (24)の、内側のリングピストン(16)に面した平
    らな端面(25)に球(17)が支持されるようになっ
    ており、内側のリングピストンの端面が傾斜させられ、
    内側のリングピストンが球を半径方向内方へ押し、球が
    連結ピンとして構成されたパッシーブな連結機構(6)
    のヘッドの後ろに係合し、該ヘッドの円錐状のバックカ
    ット面(25)に接触させられるように構成されてい
    る、請求項4記載の緊定装置。
  6. 【請求項6】 外側のリングピストン(15)がストッ
    パを有し、該ストッパが基礎部分(2)のストッパと協
    働して、外側のリングピストン(15)が作業位置で外
    方へ移動することを制限しており、互いに当接すること
    で両方のリングピストンが内方及び外方へ移動するとき
    にけん引結合が形成される、請求項4記載の緊定装置。
  7. 【請求項7】 基礎部分(2)に取付けられたセンタコ
    ラム(22)が内側のリングピストン(16)を貫通し
    かつこれを案内しており、センタコラム(22)に支え
    られたばね(18)が内側のリングピストン(16)を
    静止位置へ戻すようになっており、両方のリングピスト
    ンの内側にある端面がリングピストンを外方へ移動させ
    るため及び緊定するために押圧手段で負荷可能である、
    請求項4記載の緊定装置。
  8. 【請求項8】 静止位置において外側のリングピストン
    の鍔(24)により形成された開口がセンタコラムのベッ
    ド部分により緊密に閉じられており、外側の端面が基礎
    の接触面と共通の平面を形成している、請求項7記載の
    緊定装置。
  9. 【請求項9】 保持体部分(5)が調心円錐部を有し、
    該調心円錐部が緊定方向に弾性的に従動可能でかつ基礎
    部分(2)の対応する円錐面(33)と協働する、請求
    項1又は2記載の緊定装置。
  10. 【請求項10】 調心円錐部が円錐形の内面を持ったリ
    ング鍔(31)であり、該リング鍔(31)に基礎部分
    (2)における対応するリング溝(32)が配属されて
    おり、リング鍔とリング溝とが連結機構(3,6)を取
    囲んでいる、請求項9記載の緊定装置。
  11. 【請求項11】 リング鍔(31)の根部が緊定方向に
    互いにずらされた、外側と内側の狭まい半径方向のリン
    グ溝(34,35)により横断面を減少させられかつS
    字形に構成されている、請求項10記載の緊定装置。
  12. 【請求項12】 緊定部材として作用する球(41)に
    直径方向の孔があけられ、真珠連鎖の形式で円弧状のば
    ね鋼線材に並べられている、請求項1、2又は16記載
    の緊定装置。
  13. 【請求項13】 球(41)が2面において同軸に円錐
    状に面取りされており、しかも球が接触しあう円錐母線
    (45)の延長がほぼ球輪の中心で交差するように構成
    してある、請求項12記載の緊定装置。
  14. 【請求項14】 装置部分の共通の軸線に対する角度位
    置を規定するために、保持体(4)に幅方向で弾性的に
    たわむ少なくとも1つの突起(39)が設けられ、基礎
    (1)に半径方向に延びる少なくとも1つの方形の溝
    (38)が設けられている、請求項1、2又は16記載
    の緊定装置。
  15. 【請求項15】 突起(39)から狭まい深いスリット
    (40)により弾性的な脚部が形成されている、請求項
    14記載の緊定装置。
  16. 【請求項16】 保持体を基礎の上に緊定する調心型緊
    定装置であって、それぞれ保持体と基礎に取付けられた
    装置部分と、一方の装置部分における、緊定力を生ぜし
    めるアクティブな連結機構と、地方の装置部分における
    パッシーブな連結機構とを有し、両方の連結機構が協働
    して保持体を基礎に緊定するようになっており、装置部
    分に協働する調心機構が設けられ、その一方が緊定方向
    に弾性的に従動可能に構成されている形式のものにおい
    て、保持体と基礎又は装置部分が互いに接触する接触面
    を有し、調心機構が連結機構を取囲む部分として構成さ
    れ、それぞれ1つの円錐状のリング面を有していること
    を特徴とする、調心型緊定装置。
  17. 【請求項17】 パッシーブな連結機構が保持体部分に
    対して限られた横移動性又は揺動性を有している、請求
    項3又は16記載の緊定装置。
  18. 【請求項18】 両方の調心機構の一方がリング鍔とし
    て構成され、該リング鍔の根部が外側と内側の狭まいリ
    ング溝により横断面を減少させられ、S字形に構成され
    ており、両方のリング溝が互いに軸方向にずらされてい
    る、請求項16記載の緊定装置。
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