JPH05307449A - プリント・システム - Google Patents

プリント・システム

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JPH05307449A
JPH05307449A JP4111870A JP11187092A JPH05307449A JP H05307449 A JPH05307449 A JP H05307449A JP 4111870 A JP4111870 A JP 4111870A JP 11187092 A JP11187092 A JP 11187092A JP H05307449 A JPH05307449 A JP H05307449A
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JP
Japan
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printer
controller
information
panel
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Application number
JP4111870A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Matsuki
信幸 松木
Koichi Miyazaki
康一 宮崎
Takayuki Tanabe
隆之 田辺
Shinichi Ikemoto
信一 池本
Kazuhiko Yamazaki
一彦 山崎
Katsuyuki Asai
克之 浅井
Masahiro Obata
雅裕 小畑
Hiroshi Ota
寛 太田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホスト側を特に変更することなく各種のプリ
ンタに対応できるようにする。 【構成】 第1〜第Nのパソコン111 〜11N は、そ
れぞれ対応する第1〜第Nのパネル・コントローラ部1
1 〜12N にプリントのためのデータを送出する。第
1〜第Nのパネル・コントローラ部121 〜12N には
対応させて第1〜第Nのパネル操作部171 〜17N
接続されており、プリンタ・コントローラ本体13がプ
リンタ・エンジン15を制御する際に必要な追加情報を
入力できるようになっている。プリンタ・コントローラ
本体13内には、それぞれのパソコン111 〜11N
対応させてプログラムやフォント等が用意されており、
要求に応じて選択できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタに複数のパーソ
ナルコンピュータ等のホストが接続されたプリント・シ
ステムに係わり、特に各種のホストがプリントを支障な
く実行することのできるプリント・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高画質化と低騒音化の要請からゼ
ログラフィの技術を使用したノンインパクト・タイプの
プリンタが広く使用されるようになってきている。この
ようなプリンタでは、予め均一に帯電した感光体ドラム
等の感光体上に例えばレーザビームを選択的に照射し、
印字する画像に対応した静電潜像を形成するようになっ
ている。静電潜像はトナーで現像され、用紙に転写され
定着されて記録画が得られる。
【0003】このような静電記録方式のプリンタは、毎
分4枚から130枚程度の記録速度で画像の記録を行う
ことができる。このうち毎分4枚から20枚程度の比較
的低速度のプリンタについては、特に低価格化が強く要
請されている。低価格で高度の性能を確保するために、
この種のプリンタにはポスト・スクリプト(Post Scrip
t )に代表されるPDL(Page Description Language:
ソフトウェア・プリンティング記述言語)等の言語が開
発されており、1台のプリンタを複数の印字データ供給
源としてのホストに共用することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プリンタに
印字データを供給するホストについては、PDLに対応
できるものが未だ多くなく、ワイヤドット・プリンタを
対象としたものが大部分を占めている。ワイヤドット・
プリンタのプリント制御コマンドは、ワイヤドット・プ
リンタを1対1でホストと直結させることを前提とした
ものであり、プリンタを複数台のホストで共用するよう
に工夫されたものではない。このため、例えばセントロ
ニクス社の提案した並列インターフェイス(以下、単に
セントロニクスという。)の切り替えだけでこれらのホ
ストに対応させると種々の不具合が発生することにな
る。
【0005】例えば外字登録した文字を印字しようとし
て、その外字登録した文字コードをプリンタ側に与えて
も、プリンタ側ではそのホストに対応する外字パターン
の選択が行われておらず、その文字コードで異なった文
字が印字されたり、あるいはその箇所が空白として印字
されるといった不具合が発生した。また、縮小文字を印
字使用としてもプリンタ側では拡大文字を印字する状態
に置かれていて、その文字を拡大文字として印字すると
いった不具合も発生した。更に、ページ・プリンタ用の
拡張されたプリンタ・コマンドで指定された印刷枚数、
用紙サイズ等の情報が異なった情報として解釈され、予
期しない印刷内容で印刷が行われる場合も発生した。
【0006】しかも、従来のプリント・システムでは、
ワイヤ・ドット系およびその拡張として追加された制御
コマンドがシーケンシャルに解釈され、かつ次の同様な
コマンドが到来しない限り先の解釈内容に固定されるこ
とになっている。例えばあるホストがプリンタに対して
A4判サイズの用紙を印字のために指定したとし、次に
他のホストがB4判サイズの用紙を印字のために所望し
たとする。このような場合には、後者のホストが用紙サ
イズの変更をプリンタに対して新たに要求できなけれ
ば、A4判サイズの用紙が印刷用紙として継続的に使用
され、印字データの一部が印字できなくなるといった問
題を発生させた。
【0007】PDLと同様に、1ページ分のプリント・
データと共にすべてのプリント条件や外字パターン等に
ついてホストからプリンタ側に送出されるようにすれ
ば、印字に問題は発生しない。しかしながら、ホストに
は多くの種類があり、また、最新のソフトウェアに対応
することのできないホストも存在する。したがって、例
えばプリミティブなプリンタに対応させるために用意さ
れたホストを、高度な機能を持ったプリンタに対応させ
そのプリンタの機能を十分発揮させるようにすることは
困難な場合が多い。
【0008】そこで本発明の目的は、ホスト側を特に変
更することなく各種のプリンタに対応させるようにした
プリント・システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)パーソナルコンピュータ等の複数の印字デー
タ供給源と、(ロ)印字を行う機構を備えたプリンタ本
体と、(ハ)このプリンタ本体の制御を行うプリンタ・
コントローラと、(ニ)印字データ供給源とそれぞれ1
対1に配置され、印字データ供給源から供給されたデー
タを受信してプリンタ・コントローラに送出するパネル
・コントローラ部と、(ホ)パネル・コントローラ部に
それぞれ接続され、印字データ供給源から送られてくる
情報に追加してプリンタ・コントローラに送出するため
の追加情報を入力する追加情報入力手段を備えたパネル
操作部とをプリント・システムに具備させる。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、それぞ
れの印字データ供給源に対応して用意したパネル・コン
トローラ部に更にパネル操作部を接続し、このパネル操
作部からプリンタ本体のプリント制御に必要な追加的な
情報を入力できるようにしたものである。
【0011】請求項2記載の発明では、(イ)パーソナ
ルコンピュータ等の複数の印字データ供給源と、(ロ)
印字を行う機構を備えたプリンタ本体と、(ハ)このプ
リンタ本体の制御を行うプリンタ・コントローラと、
(ニ)印字データ供給源とそれぞれ1対1に配置される
と共にこれらが互いに直列に接続され、対応する印字デ
ータ供給源から供給されたデータを受信すると共に、プ
リント時にはこの受信したデータをプリンタ・コントロ
ーラに排他的に送出するパネル・コントローラ部と、
(ホ)パネル・コントローラ部にそれぞれ接続され、印
字データ供給源から送られてくる情報に追加してプリン
タ・コントローラに送出するための追加情報を入力する
追加情報入力手段を備えたパネル操作部とをプリント・
システムに具備させる。
【0012】すなわち請求項2記載の発明では、それぞ
れの印字データ供給源に対応して用意したパネル・コン
トローラ部を互いに直列に接続すると共に、プリント時
にはこのうちの1つのパネル・コントローラ部がプリン
タ・コントローラと排他的に接続されてプリント・デー
タや追加情報の送信を行うようにしている。
【0013】請求項3記載の発明では、(イ)パーソナ
ルコンピュータ等の複数の印字データ供給源と、(ロ)
印字を行う機構を備えたプリンタ本体と、(ハ)印字デ
ータ供給源の近傍にそれぞれ1対1で配置され、印字デ
ータ供給源から送られてくる情報に追加する追加情報を
入力する追加情報入力手段と、印字データ供給源を識別
させるためのID情報を発生させるID情報発生手段
と、印字データ供給源から送られてくる情報に追加情報
を加えてID情報と共に出力する出力手段とを備えたパ
ネル・コントローラ部と、(ニ)これらパネル・コント
ローラ部にそれぞれ接続され、追加情報を入力する追加
情報入力手段を備えたパネル操作部と、(ホ)印字デー
タ供給源の識別のためのID情報にそれぞれ対応させて
プリントのための固有の情報を格納した情報格納手段
と、パネル・コントローラ部の出力手段からID情報に
対応する固有の情報を情報格納手段から読み出す読出手
段と、読み出された固有の情報およびパネル・コントロ
ーラ部から供給された追加情報を用いてプリンタ本体の
制御を行う制御手段とを備えたプリンタ・コントローラ
とをプリント・システムに具備させる。
【0014】すなわち請求項3記載の発明では、それぞ
れの印字データ供給源を識別するためのID情報を用
い、プリンタ・コントローラでは対応する固有の情報を
情報格納手段から読み出してプリント時の制御を行うよ
うにしている。
【0015】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0016】プリント・システムの概要
【0017】図1は本実施例のプリント・システムの概
要を表わしたものである。このプリント・システムで
は、ホストとして第1〜第Nのパソコン(パーソナルコ
ンピュータ)部111 〜11N が用意されている。ただ
し図では第1および第Nのパソコン部111 、11N
みを例示している。これらのパソコン部111 〜11N
はそれぞれ対応する第1〜第Nのパネル・コントローラ
部121 〜12N に接続されている。それぞれのパネル
・コントローラ部121 〜12N は適宜の数だけ直列に
接続されて、プリンタ・コントローラ本体13接続され
ている。パネル・コントローラ部121 〜12N の数が
多かったり、これらを接続するケーブル14の敷設され
る方向がいくつかに分かれる場合、ケーブル14はプリ
ンタ・コントローラ本体13に複数本収容できるように
なっている。本実施例では図示のようにケーブル14を
4本敷設することができる。
【0018】プリンタ・コントローラ本体13にはプリ
ンタ・エンジン15が載置されており、印字データと印
字のための制御データの供給を受けるようになってい
る。また、各パネル・コントローラ部121 〜12N
はそれぞれ専用ケーブル161〜16N を介してパネル
操作部171 〜17N が配置されている。専用ケーブル
161 〜16N の長さは本実施例で2m(メートル)と
なっている。また、各パソコン部111 〜11N とそれ
らに1対1に対応するパネル・コントローラ部121
12N を結ぶケーブル181 〜18N も本実施例では2
mの長さとなっている。これらのケーブル181 〜18
N は、例えばセントロニクスあるいはコンピュータと各
端末装置を接続する他のインターフェイスの規格として
のRS232Cによる仕様(以下、単にRS232Cと
いう。)でデータの転送を行うようになっている。
【0019】このように、本実施例のプリント・システ
ムでは、それぞれ別々の机上に配置されたパソコン部1
1 〜11N の机の後ろ側あるいは机の下に1つずつパ
ネル・コントローラ部121 〜12N が配置されてい
る。パネル・コントローラ部121 〜12N は、パソコ
ン部111 〜11N の図示しないキーボードやマウス
(ポインティング・デバイス)と同様に机上の操作しや
すい位置に配置されている。
【0020】パネル操作部
【0021】図2は本実施例で使用されるパネル操作部
を上から見たものである。パネル操作部17の上面奥側
には、液晶ディスプレイ21とプリントが可能な状態を
示すプリント可ランプ22およびプリント中であること
を示すプリント中ランプ23が配置されている。また、
パネル上面のその他の部分には、後に説明するように各
種のキーからなるキーマトリックス24が配置されてい
る。更にパネル操作部17の本体側部には液晶ディスプ
レイ21のコントラストを調整するためのボリューム2
5と、このパネル操作部17の回路動作を強制的にリセ
ットするためのリセットボタン26、並びにキーマトリ
ックス24の操作によるキー入力の受け付けを禁止した
り許可するための設定ロックスイッチ27が配置されて
いる。
【0022】この図2における液晶ディスプレイ21に
現在表示されている情報のうち“201H”とは、プリ
ンタ・エンジン15に対してプリントを実行させようと
するパネル操作部17側が設定したモードを表わしてい
る。キーマトリックス24内のプリンタ・モードという
キーを順に押下していくことによって、自己のパソコン
部11X に合ったプリンタ・モードを設定することがで
きる。液晶ディスプレイ21内で“201H”の上側に
表示されている“01”という情報はプリントの行われ
る枚数(コピー枚数)を表示している。枚数を設定でき
ないプリント・モードの場合には、ここに数値は表示さ
れない。
【0023】その右に表示された“1トレイ”とは、記
録用紙として第1のトレイが使用されることを表わして
いる。更にその右に表示された“A3→A4”とは、A
3判の原稿からA4判のプリントを行うことを表わして
いる。その下の“タテ”とは、用紙方向を表わし、“チ
ュウオウ”とは記録用紙の位置を表わしている。“10
0/100%”とは、縮倍率を表わしている。これら
は、それぞれ対応するキーを操作することによって設定
することができる。
【0024】このように、本実施例のプリント・システ
ムでは、例えば第1のパソコン部111 で作成したプリ
ント・データをプリンタ・エンジン15でプリントアウ
トするような場合に、プリンタ・エンジン15に対して
第1のパソコン部111 で予め設定することのできない
ようなプリント条件を第1のパネル操作部171 で追加
的に入力することができる。例えば、第1のパソコン部
111 がプリントアウトされる用紙をソーティングさせ
ることを前提としていない場合や、縮小してプリントア
ウトできることを予期していないような場合であって
も、プリンタ・エンジン15あるいはこれとプリンタ・
コントローラ本体13に備えられた機能を活用してこれ
らの条件を追加したり、要求される条件に適合させるこ
とができる。
【0025】各部の回路構成
【0026】図3は、パネル操作部とパネル・コントロ
ーラ部およびプリンタ・コントローラ本体の間での信号
の伝達の様子を表わしたものである。プリンタ・コント
ローラ本体13は図示しない電源部から36V(ボル
ト)の電源をパネル・コントローラ部12のチョッパ電
源31に供給している。チョッパ電源31は、パネル・
コントローラ部12とプリンタ・コントローラ本体13
の間の距離が長くなってもパネル・コントローラ部12
側の電圧変動が生ぜず、+5Vの電源が安定して得られ
るようにするために設けられている。チョッパ電源31
によって得られた+5Vの電源は、パネル・コントロー
ラ部12の各部の回路動作に用いられる。また、この+
5Vの電源はパネル・コントローラ部12からパネル操
作部17に送られるようになっており、パネル操作部1
7の回路動作もこれによって行われるようになってい
る。
【0027】パネル操作部17はパネル・コントローラ
部12から簡易に取り外しができる構造となっている。
パネル操作部17の内部には、各種制御のために、1チ
ップCPU33が配置されている。。1チップCPU3
3は、パネル操作部17において中枢的な機能をもつC
PU(中央処理装置)の他に、制御用のプログラムを格
納したROM(リード・オンリ・メモリ)や各種データ
を一時的に格納するRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)あるいは入出力ポート(I/O)およびシリアルの
インターフェース・コントローラ(UART)から構成
されている。1チップCPU33は、液晶ディスプレイ
21、LED(発光ダイオード)から構成されたプリン
ト可ランプ22およびプリント中ランプ23ならびにキ
ーマトリックス24と接続されている。
【0028】なお、図2に示した設定ロックスイッチ2
7は、キーの受け付けを禁止したり許可するためのスイ
ッチである。1チップCPU33はこのスイッチの操作
による入力レベルを判定し、この判定結果に応じてキー
マトリックス24から得られたキー情報をパネル・コン
トローラ部12に対して送るかどうかの制御を行うよう
になっている。
【0029】パネル・コントローラ部12は、独自にC
PU41を備えており、データバス等のバス42を介し
てROM43、電池44によってバックアップされたR
AM45による不揮発性メモリ、作業用メモリとしての
RAM46、第1および第2のシリアル・インターフェ
ース・コントローラ47、48、DMA(ダイレクト・
メモリ・アクセス)コントローラ49、セントロニクス
・RS232C用伝送制御回路51および入出力ポート
52と接続されている。
【0030】入出力ポート52には、ライン・ビジィ制
御回路53が接続されている。ライン・ビジィ制御回路
53は、プリンタ・コントローラ本体13との間に接続
されたライン・ビジィ制御線54を伝送されるライン・
ビジィ信号の処理を行い、各パネル・コントローラ部1
1 〜12N から出力される信号が衝突しないように配
慮している。このために、プリンタ・コントローラ本体
13内に引き込まれたライン・ビジィ制御線54は、プ
ルアップ抵抗を介して36Vのライン・ビジィ用電源と
接続されている。プリンタ・コントローラ本体13に対
してコマンドを送信する際には、このラインがハイ(HI
GH)であることを確認してロー(LOW )にドライブする
ことになる。
【0031】また、このプリント・システムでは複数個
のパネル・コントローラ部121 〜12N が使用される
ので、これらのいずれかが同時にアクセスを行う可能性
も皆無ではない。このような同時アクセスを回避するた
めに、本実施例では後続のLine Busy 36Vラインを+
36Vにドライブするようになっている。これについて
は、後で詳細に説明する。
【0032】第1のシリアル・インターフェース・コン
トローラ47はプリンタ・コントローラ本体13との間
で4組のライン551 〜554 によって接続されてい
る。これらのライン551 〜554 には、クロック信
号、コマンド信号、ビジィ信号およびステータス信号が
伝送されるようになっている。第2のシリアル・インタ
ーフェース・コントローラ48は、1チップCPU33
と接続されている。シリアルな表示データがパネル・コ
ントローラ部12から1チップCPU33側に送られる
ことで、プリント可ランプ22およびプリント中ランプ
23の点灯制御と液晶ディスプレイ21の表示制御が行
われる。また、キーマトリックス24のそれぞれのキー
が押下されると、押下されたキーの番号を表わしたシリ
アルなデータが1チップCPU33から第2のシリアル
・インターフェース・コントローラ48に対して送出さ
れる。
【0033】図4はプリンタ・コントローラ本体の回路
構成を表わしたものである。プリンタ・コントローラ本
体13は、16MHz(メガヘルツ)で作動する32ビ
ット用のマスタCPU61を備えている。マスタCPU
61は、データバス62やアドレスバス63を通じて各
種の回路と接続されている。このうちブート用ROM6
4は256KB(キロバイト)の容量を持っており、こ
のプリンタ・コントローラ本体13の制御を行うための
プログラムを格納している。ページ・バッファ65は、
1ページ分の印字データを展開するためのメモリであ
り、ライン描画機能やDRAMコントロール機能等を備
えたゲートアレイ(ASIC)で制御されている。DR
AM66はフォントのキャッシュ用とプログラムの格納
用およびその他のデータの一時的格納用として用いられ
るメモリである。DMAコントローラ67はページ・バ
ッファ65等のメモリのアクセスを直接行うための回路
である。
【0034】インターフェース(I/F)コントローラ
68は、図1に示したパネル・コントローラ部121
12N と4本のケーブル14によって接続されており、
その制御を行うようになっている。ディスク制御装置7
2は、40MBの記憶容量をもったハードディスク(H
D)73に対する読み書きの制御を行うようになってい
る。ハードディスク73内には、それぞれのパソコン部
111 〜11N (図1参照)から送られてきた印字デー
タを処理するためのプログラム等が格納されている。ハ
ードディスク73は、DMAコントローラ67によって
データ転送の制御が行われるようになっている。
【0035】スレーブCPU75は、第1のインターフ
ェース・コントローラ761 を介してプリンタ・エンジ
ン15と接続されており、各種の制御情報の入出力を行
っている。このスレーブCPU75は、デュアル・ポー
トRAMを内蔵しており、マスタCPU61とのインタ
ーフェイスをとり、プリンタ・エンジン15とはシリア
ル通信を行う。なお、プリンタ・エンジン15は第2の
インターフェース・コントローラ762 を介してDMA
コントローラ67と接続されており、ビデオデータの取
り込みを行うようになっている。
【0036】ライン・ビジィ制御
【0037】図5は、パネル・コントローラ部内のライ
ン・ビジィ制御回路の詳細を表わしたものである。図1
にも示したように、パネル・コントローラ部121 〜1
Nはケーブル14によってプリンタ・コントローラ本
体13に対して直列に接続されており、シリアルの通信
ラインを共有して使用するようになっている。この図5
では、第1のパネル・コントローラ部121 のライン・
ビジィ制御回路53と、プリンタ・コントローラ本体1
3におけるこれに関係する部分のみを示している。
【0038】プリンタ・コントローラ本体13からはス
テータス情報81がライン554 から各パネル・コント
ローラ部121 〜12N に対して送出され、これらのパ
ネル・コントローラ部121 〜12N からは、ライン5
2 を通じてコマンド82がプリンタ・コントローラ本
体13に送出される。ライン・ビジィ制御線54は36
Vの3 ライン・ビジィ制御信号84の送出を制御するラ
インである。
【0039】ところで、プリンタ・コントローラ本体1
3から送り出され受信回路80によって受信されるステ
ータス情報81は、単一の送出源からの信号送出なので
特に問題が生じることはないが、各パネル・コントロー
ラ部121 〜12N から送り出されるコマンド82につ
いては、これらの衝突を防止する対策が必要である。ラ
イン・ビジィ制御線54およびライン・ビジィ制御信号
83はこのために設けられている。ライン・ビジィ制御
線54は、図5に示したようにプリンタ・コントローラ
本体13側で例えば10KΩの抵抗85によってプルア
ップされている。各パネル・コントローラ部121 〜1
N はプリンタ・コントローラ本体13にコマンド82
を送出する場合には、このライン・ビジィ制御線54が
H(ハイ)レベルとなっていることを確認する。そし
て、これをL(ロー)レベルに落としてコマンド82の
送信のためにライン552 が占有されたことを知らせる
ようにしている。
【0040】しかしながら、パネル・コントローラ部1
1 〜12N の複数が同時にライン・ビジィ制御線54
に対してアクセスする場合が可能性として存在する。こ
のような場合にコマンド82が衝突することを回避する
ために、本実施例では次のような衝突回避のための手順
が採られている。
【0041】図6は、コマンドを送出する際の衝突回避
のための手順を表わしたものである。この流れ図と共に
図5における回路動作を説明する。コマンド82を送出
するためにアクセスを行ったパネル・コントローラ部
(ここでは詳細を示した第1のパネル・コントローラ部
121 がアクセスを行うものとする)は、コマンド送出
用のライン552 が専有されているかどうかをライン・
ビジィ制御線54に接続されたライン・ビジィ判別回路
86の信号状態でチェックする(ステップS101)。
すなわちライン・ビジィ制御線54から+36Vが給電
されライン・ビジィ判別回路86がHレベルを検出すれ
ば、ライン552 はその時点まで占有されていない
(N)。ただし、前記したようにパネル・コントローラ
部121 〜12 N の複数が同時にアクセスを行う場合が
あり、この判断ステップの結果のみによってコマンド8
2を送出すると、他のパネル・コントローラ部122
12N のいずれかから送出されるコマンドとの間で衝突
が起こるおそれがある。
【0042】そこで、第1のパネル・コントローラ部1
1 は第1および第2のラインリクエスト回路871
872 をドライブする(ステップS102)。第1のラ
インリクエスト回路871 はスイッチングトランジスタ
によって構成されており、そのコレクタ・エミッタ間が
導通してライン・ビジィ制御線54の信号状態はLレベ
ルに落ちる。
【0043】第2のラインリクエスト回路872 はエミ
ッタを+36Vの電源に接続したスイッチング用のトラ
ンジスタ872Tと、このトランジスタ872Tのコレクタ
をアノードに接続しカソードをライン・ビジィ制御線5
4に接続したダイオード87 2Dとで構成されている。ラ
イン・ビジィ制御線54におけるこのダイオード87 2D
のカソード側と第1のラインリクエスト回路871 の間
には、逆流防止用のダイオード88が接続されている。
【0044】したがって、ステップS102において第
2のラインリクエスト回路872 がドライブされると、
パネル・コントローラ部121 のダイオード88以降に
おけるライン・ビジィ制御線54がHレベルに変化する
ことになる。
【0045】そこで、第1のパネル・コントローラ部1
1 は10mS経過した時点で(ステップS103;
Y)、ライン・ビジィ判別回路86の論理反転された出
力をチェックして、この結果、コマンド送出用のライン
552 が専有されているかどうかをチェックする(ステ
ップS104)。ライン・ビジィ判別回路86の出力が
Lレベルであれば(Y)、ライン552 が占有されてい
ることになるので、コマンド送出回路89をイネーブル
(ENB)状態にして、コマンド82をライン552
送出することになる(エンド)。第1のパネル・コント
ローラ部121 による第1および第2のラインリクエス
ト回路871 、872 のドライブは、コマンドの送出が
終了するまで行われる。
【0046】次に、第1のパネル・コントローラ部12
1 と第2のパネル・コントローラ部122 が同時にコマ
ンド送出のためのアクセスを行ったと仮定して説明を続
ける。第2のパネル・コントローラ部122 も図6に示
したと同様の制御を行っている。この第2のパネル・コ
ントローラ部122 では、第1のパネル・コントローラ
部121 の第2のラインリクエスト回路872 のドライ
ブ(ステップS102)によってライン・ビジィ制御線
54に+36Vが供給される結果、そのライン・ビジィ
判別回路86がHレベルを検知する。
【0047】そこで、この第2のパネル・コントローラ
部122 でも10mSの時間が経過した時点で(ステッ
プS103)、そのライン・ビジィ判別回路86の判別
結果をチェックする。ところが、この場合には+36V
の電源がプルアップ抵抗を介さずにダイオード872D
ら直接供給されているので、第2のパネル・コントロー
ラ部122 の第1のラインリクエスト回路871 がドラ
イブされてもライン・ビジィ制御線54はLレベルにま
で低下しない。
【0048】すなわち、この状況では第2のパネル・コ
ントローラ部122 はライン552が自己に占有されて
いないものと判別する(ステップS104;N)。そこ
で第2のパネル・コントローラ部122 は自己の第1お
よび第2のラインリクエスト回路871 、872 をオフ
にする(ステップS105)。そして、ステップS10
1に戻り、ステップS104の段階でライン・ビジィ制
御線54の信号レベルがLレベルに落ちるまで、すなわ
ち第1のパネル・コントローラ部121 の専有が解除さ
れるので、アクセスを待機することになる。
【0049】このようにパネル・コントローラ部121
〜12N は、プリンタ・コントローラ本体13により近
い側がより高い優先順位を持ちながら、コマンド送出の
ための衝突回避のための制御が行われることになる。
【0050】プリント動作の説明
【0051】図7は、このような本実施例のプリント・
システムにおける各コンポーネント間のハンドシェイク
の様子を表わしたものである。図6で説明した手順によ
って第1のパネル・コントローラ部121 がコマンド送
出用のライン552 を専有できたものとする。この場合
には、これに先立って第1のパソコン111 からプリン
ト指示が行われている(ステップS201)。第1のパ
ソコン111 は、これに基づいてプリント・データを第
1のパネル・コントローラ部121 に送出する(ステッ
プS202)。この状態で第1のパネル・コントローラ
部121 はコマンド送出用のライン552 の獲得に成功
し、プリンタ・コントローラ本体13に対してプリント
要求を送出することになる(ステップS203)。
【0052】プリンタ・コントローラ本体13がプリン
ト可能な状態であるとすると、プリンタ・コントローラ
本体13はこのコマンドに対してACK(アクノリッ
ジ)を返送する(ステップS204)。第1のパネル・
コントローラ部121 は、これを受けてコンパネ(コン
トロール・パネル)設定情報をプリンタ・コントローラ
本体13に対して送出する(ステップS205)。コン
パネ設定情報は、図3に示したRAM45(不揮発性メ
モリ)に予め格納されていたものである。
【0053】図8は、このようなコンパネ設定情報を表
わしたものである。本実施例では“0”から“17”ま
での18項目からなるコンパネ設定情報が送出され、こ
れによりプリンタ・エンジン15に対するプリントのた
めの各種初期状態が設定されることになる。すなわち、
プリンタ・コントローラ本体13はコンパネIDを基に
して、ハードディスク73(図4参照)内に格納されて
いるこれに対応するユーザ定義文字、フォーム情報、ペ
ージの概念がないワイヤ・ドットプリンタ系のプリンタ
で使用される仮想行桁(垂直・水平)位置、カレント文
字等の情報を読み出してプリントのために用意すると共
に、プリンタ・モード制御用のプログラムの読み出しを
行う。
【0054】更に、第1のパネル・コントローラ部12
1 に対してはコンパネ設定情報が受信されたことを示す
ACKを返送する(ステップS206)。第1のパネル
・コントローラ部121 は、これを基に1ページ目のプ
リント・データを所定単位量ずつプリンタ・コントロー
ラ本体13に送出し(ステップS207)、ACKの返
送を受ける(ステップS208)。
【0055】プリンタ・コントローラ本体13では送ら
れてきた所定量のプリント・データを基にしてページ・
バッファ65(図4)に印字データを順次展開してい
き、1ページ分の処理が終了するとプリンタ・エンジン
15(図1)のスレーブCPU75に対してページ出力
指示を行う(ステップS209)。この段階で第1のパ
ソコン111 はプリント終了をそのディスプレイに表示
する(ステップS210)。
【0056】このようにしてプリント処理が行われる
が、この間においても図1に示した各パネル・コントロ
ーラ部121 〜12N は独立して各パネル操作部171
〜17 N からメニューを受け付けたり、対応するパソコ
ン部111 〜11N からプリント・データの受信を開始
することができる。
【0057】また、プリンタ・コントローラ本体13で
は各種プリンタに対応させたモードのプログラムをハー
ドディスク73内に格納しておくことができるので、そ
れぞれのパネル・コントローラ部121 〜12N から送
られてくる情報に応じてプログラムの切り替えを行うこ
とができる。従来のプリンタではプログラム等を個別に
格納したカードを幾つか用意しておき、これをプリンタ
の本体に用意したカード・コネクタに差し込むことでプ
ログラム等の切り替えを行っていた。このため、従来で
はカード・コネクタに予め差し込んだカードの間でしか
プログラム等の自動切り替えを行うことができなかった
が、本実施例では大容量のハードディスク73を用意し
ているので、このような問題を生じさせない。
【0058】ところで、本実施例のプリント・システム
ではパネル・コントローラ部12内にDMAコントロー
ラ49を配置し、各パソコン部111 〜11N から送ら
れてくるプリント・データの受信をハード的な処理で高
速で行うようにしている。これにより、例えばセントロ
ニクスを使用したような同期システムでは、データを受
信したプリンタ側がビジィ信号をホスト側に送出して次
のデータの送信の開始を待機させるような形態をとって
いるので、ソフトウェアでマスタCPU41による割込
処理で同様のデータ処理を行う場合と比べて、データの
送信までの待機時間を極小にすることができる。
【0059】この結果として、データの処理が高速化さ
れることになる。また、シリアル受信時には、ステータ
スとデータをセットして格納するようにしている。これ
により、DMAコントローラ67を用いた高速の転送時
にもソフトウェアによる処理と異なりデータのオーバー
ランを発生させるおそれがない。
【0060】図7に戻って説明を続ける。第1のパネル
・コントローラ部121 は第1のパソコン部111 から
のデータ送信のインターバルを監視している。そして、
例えばステップS211でプリント・データの受信があ
ってからインターバルTが所定時間を越えても次のプリ
ント・データの受信がない場合には強制的にプリント終
了の指示をプリンタ・コントローラ本体13に出力し、
強制プリントを行うようになっている。インターバルT
は、例えば10秒から250秒で予め自由に設定してお
くことができる。また、強制プリントを行わずにプリン
ト・データを待機することも可能である。ただし、この
場合には待機時間が長くなると他のパソコン部112
11N の処理が遅延するという問題を生じさせる。
【0061】本実施例の場合には、ステップS215で
プリント終了の指示が行われるので、プリンタ・コント
ローラ本体13はスレーブCPU75に対してページ出
力指示を行う(ステップS216)。そしてスレーブC
PU75からプリンタ・コントローラ本体13に対して
ページ出力完了のステータスが送られてきたら(ステッ
プS217)、プリント終了の指示に対してACKを返
して(ステップS第1のパネル・コントローラ部121
とのプリント作業を終了させるようになっている。な
お、この図7でステップS217に先駆けて送出された
ステップS217のページ出力完了のステータスは、正
規の手順で全ページ分のプリントが終了したことを表わ
したものである。
【0062】この図7では示していないが、プリントを
強制的に終了させるためにパソコン部111 〜11N
キーボード上の図示しないストップ・キーあるいはパネ
ル操作部171 〜17N のキーマトリックス24(図
3)におけるストップ・クリアキーを活用してもよい。
すなわち、例えばストップ・クリアキーが押されたらパ
ソコン部111 〜11N からパネル・コントローラ部1
1 〜12N に送られてくるプリント・データの空読み
を行ってプリンタ・コントローラ本体13への送信を中
止するようにしてもよい。空読みは、例えば3秒を越え
ない時間連続するようにする。これにより、ホスト側が
データ送信状態でレディ(Ready)あるいはノッツ・ビジ
ィ(Not Busy)を待ってハングアップ(停止)するような
事態を防止することができる。
【0063】また、プリンタ・コントローラ本体13へ
のプリント・データの送信によるプリント開始指示を、
パネル・コントローラ部121 〜12N がパソコン部1
1〜11N から受信するプリント・データのインター
バルが一定時間を越えたときに行ったり、バッファ量が
一定値を越えたときに行うようにしてもよい。これによ
り、プリンタ・コントローラ本体13をより効率的に使
用することができ、より多くのパネル・コントローラ部
121 〜12N を共用することが可能になる。
【0064】パネル操作部とパネル・コントローラ部と
の通信
【0065】次に、パネル操作部17とパネル・コント
ローラ部12の間の通信プロトコルについて説明する。
これらの間の通信は9600BPS(ビット/秒)で行
われ、調歩同期式が採用されている。データ長はそれぞ
れ8ビットであり、パリティはODD(奇数)方式であ
り、ストップ・ビット長は1ビット、LSBが先頭とな
っている。
【0066】図9は、パネル操作部からパネル・コント
ローラ部へ送信されるデータの様子を表わしたものであ
る。パネル操作部17には図2に示したようにキーマト
リックス24が配置されており、キーが押下されるたび
に対応するキーの番号を示したキー情報がパネル・コン
トローラ部12に送出されるようになっている。
【0067】図9に示したこの例では、まずキー“1”
情報91が出力され、次にキー“2”情報92が出力さ
れて、最後に情報の出力の終了を示すデリミタ93が出
力されている。図9から判るように、デリミタ93を用
いてデータの入力するタイミングを知ることができ、こ
れにより正しい値を液晶ディスプレイ21に表示した
り、キーマトリックス24からキー入力を行うことがで
きる。
【0068】この図9でキー“1”情報91およびキー
“2”情報92についてはそれぞれ“00”がキーの押
下されていない状態を示している。また“1”から“7
FH”は押下されたキーのID番号を表わしている。な
お、この例でデリミタ93は、例えば“0FFh”とい
うようにキーのそれぞれのID番号とは区別することの
できるコード体系となっている。パネル操作部17から
は、このような情報がシリアルにパネル・コントローラ
部12へ送信されるようになっている。
【0069】図10はパネル・コントローラ部がパネル
操作部に送信するデータの形式を表わしている。パネル
・コントローラ部12ではパネル操作部17のプリント
可ランプ22およびプリント中ランプ23の点灯制御と
液晶ディスプレイ21の表示制御のために、LCD表示
情報94とLED表示情報95を連結してシリアルに送
出し、100mS±10mSの時間を置いて同様の送信
を繰り返している。すなわち、この送信形態では、10
0mS±10mSの送信休止時間がデリミタとなってい
る。
【0070】パネル・コントローラ部とプリンタ・コン
トローラ本体との通信
【0071】図11は、パネル・コントローラ部とプリ
ンタ・コントローラ本体の間で行われるシリアル通信の
様子を表わしたものである。パネル・コントローラ部1
2の第1のシリアル・インターフェース・コントローラ
47とプリンタ・コントローラ本体13のシリアル・イ
ンターフェース・コントローラ101の間には、図3に
おいても説明したように4組のライン551 〜554
配置されている。このうちのコマンドを送信するための
ライン552 では、1MBPS(メガ・ビット/秒)の
高速通信を実現している。
【0072】このような高速処理を実現するために、コ
マンドクロックは別のライン551から並列して送出す
るようになっている。また、プリンタ・コントローラ本
体13のソフトウェア上の処理の遅れを許容する措置が
講じられている。すなわち、シリアル・インターフェー
ス・コントローラ101は受信バッファが満杯になると
“RXRDY”信号を出力するようになっているが、こ
の信号はコマンド・ビジィ用のライン553 を送出され
て第1のシリアル・インターフェース・コントローラ4
7のCTS* (クリア・ツー・センド)端子に入力され
るようになっている。これにより、受信バッファが満杯
になった時点でパネル・コントローラ部12からの送信
がハード的に停止され、ソフトウェア上の処理が遅れて
もデータのオーバーランが防止される。なお、本明細書
および図面では、アスタリスク*を負論理の表示に用い
ている。
【0073】ライン554 によるステータスの受信につ
いては、データ量が少ないので、9600BPSの非同
期通信が行われる。この通信の際には、パネル・コント
ローラ部12のCPU41(図3)への割り込みが行わ
れる。
【0074】図12は、図11に示した2つのシリアル
・インターフェース・コントローラ間の通信のタイミン
グを表わしたものである。同図(a)はライン552
よってプリンタ・コントローラ本体13側のシリアル・
インターフェース・コントローラ101へ送出されるデ
ータの様子を表わしている。スタート信号103とスト
ップ信号104の間に所定量のデータD1 、D2 ……が
送出される。同図(b)はライン553 の信号状態を表
わしたものであり、プリンタ・コントローラ本体13側
の受信バッファが満杯になると“RXRDY”信号10
5がパネル・コントローラ部12側に送出される。この
“RXRDY”信号105の送出が停止した段階で、パ
ネル・コントローラ部12は次のデータDを送り出すこ
とになる。
【0075】図12(c)は、プリンタ・コントローラ
本体13側におけるステータス106とデータ107の
読み取りのタイミングを参考的に表わしたものである。
【0076】プリンタ・コントローラ本体とプリンタ・
エンジンとの通信
【0077】図13は、プリンタ・コントローラ本体内
のスレーブCPUとプリンタ・エンジンとの通信の様子
を説明するためのものである。プリンタ・コントローラ
本体13内のスレーブCPU75は、データバス62と
アドレスバス63を介してDMAコントローラ67と接
続されている。図1に示したプリンタ・エンジン15か
ら出力されるページ同期信号111とライン同期信号1
12およびビデオクロック113はそれぞれ対応する2
入力アンドゲート114、115、116の一方の入力
端子に供給されるようになっている。これらの2入力ア
ンドゲート114、115、116の他方の入力端子に
は、スレーブCPU75から読出制御信号118が供給
されるようになっている。それぞれの2入力アンドゲー
ト114、115、116の出力端子から出力される信
号121〜123はDMAコントローラ67に入力され
るようになっている。
【0078】このように、スレーブCPU75とプリン
タ・エンジン15は、シリアルにコマンドおよびステー
タスを送受信すると共に、ビデオデータ読出回路(図示
せず)のゲーティングも行うようになっている。すなわ
ち、スレーブCPU75からHレベル(“1”)の読出
制御信号118が出力されるとビデオデータの読み出し
が可能になり、Lレベル(“0”)の読出制御信号11
8が出力されるとビデオデータの読み出しが禁止され
る。
【0079】例えば、プリンタ・エンジン15に記録用
紙の両面にプリントするための両面プリント機構が備え
られているものとする。片面のプリントが終了した後に
両面プリントを行うためにこの両面プリント機構に記録
用紙が収容され、その後、オペレータがストップボタン
を押す等によってその記録用紙の強制排出が指示された
とすると、スレーブCPU75はLレベル(“0”)の
読出制御信号118を出力する。これにより、各2入力
アンドゲート114、115、116が閉じるので、他
の面についてはビデオ出力がディスエーブルとなり、白
紙状態で記録用紙の排出が行われる。
【0080】このように本実施例では白紙排出のために
わざわざページメモリを確保する必要がない。したがっ
て、次ページ以降の画像情報の展開処理をそれだけ早く
行うことができるようになる。
【0081】コンパネ・コントローラと本体とプリンタ
・コントローラ本体との通信
【0082】図14は、パネル・コントロールとプリン
タ・コントローラ本体の間の通信フォーマットを表わし
たものてある。パネル・コントローラ部12とプリンタ
・コントローラ本体13の間では、まず送信開始を示す
データ131が送出され、続いてコマンドあるいはステ
ータスIDを表わした種別データ132が送出される。
この後、送信するデータのバイト数を表わした送信バイ
ト数データ133が送出され、最後にそのバイト数の送
信データ134が送出される。このように本実施例では
送信データ134の長短に対応して送出するデータ量を
自由に設定することができ、各種の信号形態をとること
ができるようになっている。
【0083】プリント・システムの全体的な動作
【0084】それでは、このプリント・システムの動作
を時間経過と共に説明する。
【0085】a.パワー・オン
【0086】システムに電源が投入されると、スレーブ
CPU75はプリンタ・エンジン15のコンフィグレー
ション(構成)をコマンドの送信によって読み取る。読
み取ったコンフィグレーションは、内蔵のデュアル・ポ
ートRAMを介してマスタCPU61に知らせる。
【0087】マスタCPU61は、電源が投入されると
周辺のIC(集積回路)を初期化した後、スレーブCP
U75およびハードディスク73の内容に応じてプリン
タ・コンフィグレーションを作成する。
【0088】図15は、このようなプリンタ・コンフィ
グレーションの一例を表わしたものである。この例で
は、記録用紙をソートするソータの有無、両面プリント
を行う機能の有無、記録用紙を収容するカセットトレイ
の数、現在セットされているフォント種および現在セッ
トされているプログラム種が示されている。
【0089】パネル・コントローラ部12はプリンタ・
コントローラ本体13との間でコマンドおよびステータ
スの送受信を行って、マスタCPU61が作成したプリ
ンタ・コンフィグレーションの読み取りを行う。そし
て、その後はパネル操作部17から独自にキー入力を受
け付ける。
【0090】b.プリント
【0091】パネル・コントローラ部12から、プリン
タ・モード等のコンパネ設定情報を先頭にしてプリント
・データがプリンタ・コントローラ本体13に送られて
くる。データのフォーマットについては図14に示した
通りである。プリンタ・コントローラ本体13は、その
後はシリアル・インターフェース・コントローラ101
の1つのライン552 のみを受信可能にし、他のライン
の接続をステータスによって禁止する。
【0092】プリンタ・コントローラ本体13は、この
状態でプリンタ・モードおよびコンパネIDを基にして
必要とするプログラムやフォーム情報等をハードディス
ク73から読み出し、DRAM66にロードする。その
後、受信したプリント・データをページ・バッファ65
に展開する。
【0093】1ページの展開が完了したら、プリンタ・
コントローラ本体13はスレーブCPU75に対してコ
ピー枚数、使用するトレイの番号、ソータの使用あるい
は不使用等の情報を前記したデュアル・ポートRAMを
介して引き渡す。そして、スレーブCPU75に対する
割込処理によってプリンタ・エンジン15を起動させ
る。スレーブCPU75は、デュアル・ポートRAMの
情報に従って、指定されたコピー枚数のプリントが完了
するまでプリンタ・エンジン15の制御を行う。プリン
トが完了すると、スレーブCPU75はマスタCPU6
1に割り込みでプリントが完了したことを知らせる。こ
れにより、マスタCPU61は次のページの展開処理に
専念することになる。
【0094】なお、本実施例のプリント・システムでは
プリンタ・エンジン15へのページ・バッファ65から
の読み出しの開始やアドレス等の設定はマスタCPU6
1が行うようになっている。スレーブCPU75がこの
ような設定を行うような構成にすると、記録用紙の両面
にプリントを行う場合にジャム(紙詰まり)が発生した
ときに必要とされるジャム・リカバリ(Jam Recovery)
においても、マスタCPU61の介在が必要ではなくな
る。
【0095】すなわち、両面にプリントを行う際に記録
用紙の裏面でジャムが発生したときには、その記録用紙
は廃棄することになるので、もう一度、表面からページ
の読み出しを行う必要がある。この場合の制御について
もスレーブCPU75が行うことになるので、マスタC
PU61の介在が完全に不要になる。
【0096】すべてのプリントが完了したら、パネル固
有の情報として、ユーザ定義文字フォーム情報、仮想行
桁(垂直・水平)位置、カレント文字等の情報をハード
ディスク73に格納してプリント動作を完了させる。
【0097】このように本実施例のプリント・システム
では、1台のプリンタ・コントローラ本体13を多数の
ユーザ(パソコン部111 〜11N )が全く独立したモ
ードで共有することができる。特に単位ジョブごとのデ
ータが独立していないワイヤドット系のプリンタ・モー
ドでも、1台のプリンタを共有することによる問題が発
生しない。すなわち、一般にワイヤドット系のプリンタ
では、ジョブ単位で仮想行桁位置指定が行われないの
で、入力の切り換えによって単一のプリンタを共有する
と、意図しないプリント結果となる場合がある。本実施
例のプリント・システムでは、必要とするプログラムや
フォーム情報等がプリンタ・コントローラ本体13のハ
ードディスク73から読み出されてセットされるので、
このような問題を解決することができる。
【0098】なお、以上説明した実施例ではホスト側の
データを受信するインターフェイスとしてセントロニク
スおよびRS232Cについて説明したが、SCSIあ
るいはTCP/IP等の他のインターフェイスを使用し
てもよいことはもちろんである。
【0099】また、本実施例ではライン・ビジィ制御に
おいてプリンタ・コントローラ本体13に近い側のパネ
ル・コントローラ部12に優先的にコマンドの送出権を
与えたが、競合したときには他の論理を用いて優先権の
順位を決定するようにしてもよいことはもちろんであ
る。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、複数の印字データ供給源に1対1に対応させ
て配置したパネル・コントローラ部に、それぞれパネル
操作部を配置した。したがって、パネル操作部から追加
的な情報を入力することができるばかりでなく、パーソ
ナルコンピュータ等からなる印字データ供給源の補助的
な入力手段として文書の作成等に利用することができる
という効果がある。
【0101】また請求項2記載の発明によれば、パネル
・コントローラ部を互いに直列に接続したので、それぞ
れのパネル・コントローラ部をプリンタ・コントローラ
に直接接続する場合に比べて、プリンタ・コントローラ
との間に敷設されるケーブルの本数を減少させることが
できる。
【0102】更に請求項3記載の発明によれば、印字デ
ータ供給源それぞれを識別させるためのID情報を用
い、プリントを行う際にはこのID情報をプリンタ・コ
ントローラに送出することにした。また、プリンタ・コ
ントローラにはこれらのID情報に対応するプログラム
やフォント等の情報を情報格納手段に格納させることに
したので、ID情報を基にして的確な情報を選択してプ
リント制御を行うことができる。また、次のプリント時
にはプリンタ・コントローラ側に前回送られてきたID
情報と今回送られてきたID情報を比較し、これが一致
すれば、現在セットされている情報を用いて直ちにプリ
ントの制御を行うことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるプリント・システ
ムの概要を表わしたシステム構成図である。
【図2】 本実施例で使用されるパネル操作部の平面図
である。
【図3】 本実施例でパネル操作部とパネル・コントロ
ーラ部およびプリンタ・コントローラ本体の間での信号
の伝達の様子を説明するためのブロック図である。
【図4】 本実施例でプリンタ・コントローラ本体の回
路構成を表わしたブロック図である。
【図5】 本実施例でパネル・コントローラ部内のライ
ン・ビジィ制御回路の詳細を表わした回路図である。
【図6】 本実施例でコマンドを送出する際の衝突回避
のための手順を表わした流れ図である。
【図7】 本実施例で各コンポーネント間のハンドシェ
イクの様子を表わした説明図である。
【図8】 本実施例で使用されるコンパネ設定情報の一
覧を表わした説明図である。
【図9】 本実施例でパネル操作部からパネル・コント
ローラ部へ送信されるデータの様子を表わした説明図で
ある。
【図10】 本実施例でパネル・コントローラ部がパネ
ル操作部に送信するデータの形式を表わした説明図であ
る。
【図11】 本実施例でパネル・コントローラ部とプリ
ンタ・コントローラ本体の間で行われるシリアル通信の
様子を表わした回路図である。
【図12】 本実施例で図11に示した2つのシリアル
・インターフェース・コントローラ間の通信のタイミン
グを表わしたタイミング図である。
【図13】 本実施例でプリンタ・コントローラ本体内
のスレーブCPUとプリンタ・エンジンとの通信の様子
を説明するための回路図である。
【図14】 本実施例でパネル・コントロールとプリン
タ・コントローラ本体の間の通信フォーマットを表わし
た説明図である。
【図15】 本実施例でプリンタ・コンフィグレーショ
ンの一例を表わした説明図である。
【符号の説明】
111 〜11N …第1〜第Nのパソコン、121 〜12
N …第1〜第Nのパネル・コントローラ部、13…プリ
ンタ・コントローラ本体、14、181 〜18 N …ケー
ブル、15…プリンタ・エンジン、161 〜16N …専
用ケーブル、171 〜17N …第1〜第Nのパネル操作
部、21…液晶ディスプレイ、24…キーマトリック
ス、33…1チップCPU、41…CPU、43…RO
M、45…(電池によってバックアップされた)RA
M、46…(作業用メモリとしての)RAM、53…ラ
イン・ビジィ制御回路、54…ライン・ビジィ制御線、
551〜554 …ライン、61…マスタCPU、64…
ブート用ROM、65…ページ・バッファ、66…DR
AM、67…DRAMコントローラ、68…インターフ
ェース・コントローラ、73…ハードディスク、75…
スレーブCPU、86…ライン・ビジィ判別回路、87
1 …第1のラインリクエスト回路、872 …第2のライ
ンリクエスト回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池本 信一 神奈川県厚木市中町4−9−17 原田セン タービル内 (72)発明者 山崎 一彦 神奈川県厚木市中町4−9−17 原田セン タービル内 (72)発明者 浅井 克之 神奈川県厚木市中町4−9−17 原田セン タービル内 (72)発明者 小畑 雅裕 神奈川県厚木市中町4−9−17 原田セン タービル内 (72)発明者 太田 寛 神奈川県厚木市中町4−9−17 原田セン タービル内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印字データ供給源と、 印字を行う機構を備えたプリンタ本体と、 このプリンタ本体の制御を行うプリンタ・コントローラ
    と、 前記印字データ供給源とそれぞれ1対1に配置され、印
    字データ供給源から供給されたデータを受信して前記プ
    リンタ・コントローラに送出するパネル・コントローラ
    部と、 パネル・コントローラ部にそれぞれ接続され、前記印字
    データ供給源から送られてくる情報に追加してプリンタ
    ・コントローラに送出するための追加情報を入力する追
    加情報入力手段を備えたパネル操作部とを具備すること
    を特徴とするプリント・システム。
  2. 【請求項2】 複数の印字データ供給源と、 印字を行う機構を備えたプリンタ本体と、 このプリンタ本体の制御を行うプリンタ・コントローラ
    と、 前記印字データ供給源とそれぞれ1対1に配置されると
    共にこれらが互いに直列に接続され、対応する印字デー
    タ供給源から供給されたデータを受信すると共に、プリ
    ント時にはこの受信したデータを前記プリンタ・コント
    ローラに排他的に送出するパネル・コントローラ部と、 パネル・コントローラ部にそれぞれ接続され、前記印字
    データ供給源から送られてくる情報に追加してプリンタ
    ・コントローラに送出するための追加情報を入力する追
    加情報入力手段を備えたパネル操作部とを具備すること
    を特徴とするプリント・システム。
  3. 【請求項3】 複数の印字データ供給源と、 印字を行う機構を備えたプリンタ本体と、 前記印字データ供給源の近傍にそれぞれ1対1で配置さ
    れ、印字データ供給源から送られてくる情報に追加する
    追加情報を入力する追加情報入力手段と、印字データ供
    給源を識別させるためのID情報を発生させるID情報
    発生手段と、印字データ供給源から送られてくる情報に
    追加情報を加えてID情報と共に出力する出力手段とを
    備えたパネル・コントローラ部と、 これらパネル・コントローラ部にそれぞれ接続され、前
    記追加情報を入力する追加情報入力手段を備えたパネル
    操作部と、 印字データ供給源の識別のためのID情報にそれぞれ対
    応させてプリントのための固有の情報を格納した情報格
    納手段と、前記パネル・コントローラ部の出力手段から
    ID情報に対応する前記固有の情報を情報格納手段から
    読み出す読出手段と、読み出された前記固有の情報およ
    びパネル・コントローラ部から供給された追加情報を用
    いてプリンタ本体の制御を行う制御手段とを備えたプリ
    ンタ・コントローラとを具備することを特徴とするプリ
    ント・システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732678A (ja) * 1993-07-22 1995-02-03 Nec Corp 文書出力装置
US6711343B1 (en) 1997-07-17 2004-03-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data recording/reproducing device, file managing method, file information generating method, file managing method, management information generating device, management information analyzing device, and medium
KR100498915B1 (ko) * 1998-05-12 2005-09-15 삼성전자주식회사 프린터 시스템에서 다수의 피ㆍ시와 인터페이스 하기 위한장치 및 방법

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