JPH053074Y2 - - Google Patents

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JPH053074Y2
JPH053074Y2 JP11939587U JP11939587U JPH053074Y2 JP H053074 Y2 JPH053074 Y2 JP H053074Y2 JP 11939587 U JP11939587 U JP 11939587U JP 11939587 U JP11939587 U JP 11939587U JP H053074 Y2 JPH053074 Y2 JP H053074Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、たとえば、車両用シートに取り付
けられる穴あきヘツドレストに関するものであ
る。
[従来の技術] 一般に、車両用シートに備えられる穴あきヘツ
ドレストは、第7図に示すように、ドーナツ状に
形成されている。このようにヘツドレスト1に中
空部2を設けることにより、フロントシート、ま
たは、リアシートの着座者が上記中空部2から車
両の前方または後方を目視することができ、視界
の広がりによつて、車両の安全を確認できる効果
がある。
かかる穴あきヘツドレスト1は、ステー部3を
有するリング状のフレーム4をパツド5(緩衝
材)で覆い、このパツド5を第8図に示す表皮6
で被覆して構成されている。上記表皮6の外筒部
7は、パツド5(第7図)の周方向に全周にわた
つて前後に完全に分割され、この分割部7a,7
aはフアスナー10で閉塞可能となつている(た
とえば、実公昭62−12400号公報参照)。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記従来の穴あきヘツドレストの表
皮の取付構造では、表皮6の外筒部7が全周にわ
たつて完全に分離しているため、フアスナー10
を閉じるには、表皮6をパツド5に覆つた後に、
止め具11をフアスナー10の始端部10aに挿
入する必要がある。この場合、始端部10aにお
ける分割部7a,7aを互いに近接方向へ引張つ
て止め具11を挿入させているため、フアスナー
10の接続に非常に手間や時間がかかり、作業性
の悪化を招く。しかも、上記止め具11の挿入の
際に、フアスナー10のかみ合い位置がずれやす
くなり、このような状態でフアスナー10を閉じ
ると表皮6にしわが発生し、外観上見苦しくなる
欠点がある。
しかも、フアスナー10を完全に閉じ終えた状
態では、フアスナー10の終端部10bにおいて
止め具11が外部に露出したままである。このた
め、ヘツドレスト1の外観美が損なわれるばかり
か、止め具11が移動しやすくなり、フアスナー
10が口開きの状態となる不都合が生じる。
この考案は上記従来の欠点を解消するためにな
されたもので、フアスナーの位置ずれを確実に防
止でき、しかも、作業性の向上を図ることができ
る穴あきヘツドレストを提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] この考案にかかる穴あきヘツドレストは、表皮
に、緩衝材の周方向に沿つた面で前後に分割され
た分割部と、この分割部の一部を結合する結合部
とを設け、上記分割部に沿つて前後一対のフアス
ナーが取り付けられている。このフアスナーの始
端部には、止め具が予め挿入されている。一方、
フレームおよび緩衝材には、上記フアスナーを開
いた状態で、表皮の内筒部を緩衝材で囲まれた中
空部に挿通させる切欠部を備えたものである。
[作用] この考案によれば、表皮で緩衝材を覆う以前の
段階で、表皮の分割部の一部を結合するととも
に、フアスナーに止め具を予め挿入するようにし
たので、上記止め具の挿入作業が極めて容易とな
り、従来のようなフアスナーのかみ合い位置のず
れを未然に防止できる。
さらに、フレームおよびパツドに切欠部を設け
るようにしたので、上記フアスナーに止め具を挿
入したままの状態で、表皮の内筒部だけを上記切
欠部から緩衝材で囲まれた中空部に挿入して、ド
ーナツ状の緩衝材を表皮で被覆することが可能と
なる。したがつて、上記表皮の被覆後に止め具を
スライドさせるだけで、表皮の分割部を容易に閉
じることができる。
[考案の実施例] 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
第1図はこの考案の一実施例による車両用シー
トの斜視図であり、第2図は緩衝材の正面図であ
り、第3図は表皮を示す斜視図である。同図にお
いて、15はシートクツシヨン、16はシートバ
ツクで、穴あきヘツドレスト1が挿脱自在に設け
られている。穴あきヘツドレスト1は、ステー部
3を有するリング状のフレーム4と、フレーム4
の表面全体を覆うドーナツ状のパツド5(緩衝
材)と、パツド5の表面全体に被覆された表皮6
とからなる。
上記フレーム4には、ステー部3間において所
定寸法L1の切欠部17が形成され、また、パツ
ド5は、上記フレーム4の切欠部17に対応した
位置において、所定寸法L2(<L1)の切欠部
18が設けられている。上記L2の値は、パツド
5の柔軟性により可変であり、これにより、表皮
6の内筒部9の挿入が容易となつている。
また、表皮6は、パツド5の内周側を覆う内筒
部9と、パツド5の両側面側を覆う側面部8と、
パツド5の外周側を覆う外筒部7とが一体に形成
されており、上記外筒部7には、ステー部3が挿
通される一対の挿通孔20が形成されている。
さらに、上記外筒部7は、パツド5の周方向に
沿つた面で前後に分割された分割部7a,7a
と、この分割部7a,7aの一部を互いに結合す
る結合部7bとからなる。上記分割部7a,7a
には、前後一対フアスナー10が取り付けられ、
フアスナー10の始端部10aには、フアスナー
10を互いに連結可能な止め具11(スライド
体)が予め挿入されている。
また、上記結合部7bは、外筒部7の底部にお
いて縫製により結合されている。結合部7bの裏
面側には、上記フアスナー10の終端部10bが
入り込んでおり、これにより、止め具11を結合
部7bにより覆い隠せるようになつている。
上記構成において、まず、表皮6でパツド5を
被覆する以前の段階で、第3図に示すように、外
筒部7の結合部7bを縫い合わせるとともに、フ
アスナー10の始端部10aに止め具11を予め
挿入しておく。この場合、従来に比べて止め具1
1の挿入作業が極めて容易であり、フアスナー1
0のかみ合い位置のずれをなくし、表皮6のしわ
の発生を未然に防止できる。
つづいて、フアスナー10を完全に開いた状態
で、第4図で示すように、表皮6の内筒部9をパ
ツド5の切欠部18から中空部2内に挿入する。
このとき、表皮6の結合部7b(第3図)はパツ
ド5の外周面側に位置している。そして、表皮6
の内筒部9だけを中空部2内に完全に押し込み、
第5図に示す状態にした後、第3図の止め具11
をフアスナー10の終端部10bに向けてスライ
ドさせるだけで、第6図に示すように、フアスナ
ー10を連結して、分割部7a,7aを容易に閉
じることができる。したがつて、表皮6の被覆に
要する手間や時間が節約され、作業性が著しく向
上する。
また、この実施例では、第6図に示すように、
アスナー10を閉じた後に、止め具11を結合部
7bの裏面側に入り込ませることができるので、
止め具11が外部に露出しない。したがつて、ヘ
ツドレスト1の外観美が損なわれず、しかも、従
来のように止め具11が移動してフアスナー10
が口開きの状態となるのを防止できる利点があ
る。
上記実施例では、結合部7bを外筒部7の底部
に設けたけれども、これに限定されず、外筒部7
の側部、または、天井部に設ける構成としてもよ
い。
また、上記実施例では、表皮6の外筒部7を前
後に分割した構成としたけれども、これに限定さ
れず、たとえば、表皮6の内筒部9(または側面
部8)を前後に分割してフアスナー10で閉じる
構成としてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、フア
スナーのかみ合い位置のずれを未然に防止できる
ので、表皮のしわの発生が防がれ、ヘツドレスト
の外観を良好にできる。また、表皮の分割部を容
易に閉じることができるので、フアスナーの接続
などに要する手間や時間が節約でき、作業性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す車両用シー
トの斜視図、第2図は上記実施例に用いられる緩
衝材を示す正面図、第3図は第2図の緩衝材を被
覆する表皮を示す斜視図、第4図は表皮を緩衝材
で囲まれた中空部に挿入する状態を説明するため
の正面図、第5図は表皮で緩衝材を被覆した状態
を示す断面図、第6図は表皮を取り付けた後の状
態を示す斜視図、第7図は従来の穴あきヘツドレ
ストを示す正面図、第8図は従来の表皮を示す斜
視図である。 1……穴あきヘツドレスト、3……ステー部、
4……フレーム、5……緩衝材、6……表皮、7
……外筒部、7a……分割部、7b……結合部、
8……側面部、9……内筒部、10……フアスナ
ー、11……止め具、17,18……切欠部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートバツクに保持されるステー部を有するリ
    ング状のフレームを、ドーナツ状の緩衝材で覆
    い、この緩衝材の表面全体を表皮で被覆してなる
    穴あきヘツドレストにおいて、 上記表皮は、 上記緩衝材の内周側を被覆する内筒部と、 上記緩衝材の両側面側を被覆する側面部と、 上記緩衝材の外周側を被覆する外筒部と、 上記緩衝材の周方向に沿つた面で前後に分割さ
    れた分割部と、 この分割部の一部を結合する結合部と、 上記分割部に沿つて取り付けられ、始端部に止
    め具が予め挿入された前後一対のフアスナーとを
    備え、 上記フレームおよび緩衝材には、上記フアスナ
    ーを開いた状態で、表皮の内筒部を緩衝材で囲ま
    れた中空部に挿通させる切欠部を備えたことを特
    徴とする穴あきヘツドレスト。
JP11939587U 1987-08-03 1987-08-03 Expired - Lifetime JPH053074Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11939587U JPH053074Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11939587U JPH053074Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6423251U JPS6423251U (ja) 1989-02-07
JPH053074Y2 true JPH053074Y2 (ja) 1993-01-26

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JP11939587U Expired - Lifetime JPH053074Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

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