JPH053081U - 走行作業機における泥除け装置 - Google Patents

走行作業機における泥除け装置

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JPH053081U
JPH053081U JP546491U JP546491U JPH053081U JP H053081 U JPH053081 U JP H053081U JP 546491 U JP546491 U JP 546491U JP 546491 U JP546491 U JP 546491U JP H053081 U JPH053081 U JP H053081U
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智夫 小林
浩三 北山
謙三 岡林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行クローラ付きのコンバイン等の走行作業
機における車体フレームの下面に泥が付着するのを防止
する。 【構成】作業部を搭載した車体フレーム1の下方に、左
右一対の走行クローラ2,2を備えてなる走行作業機に
おいて、前記左右各走行クローラ2,2の上方位置にお
ける車体フレーム1の下面には、前記各走行クローラ
2,2の左右巾よりも広幅の泥除け板L1,L2,L
3,R1,R2,R3,R4を張設する。これにより、
走行クローラ2で持ち上げられた泥が、車体フレーム1
の下面に直接付着することを防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、米、麦、大豆、蕎麦、等の穀物を刈取脱穀できるコンバインや、土 木作業機等の走行しながら作業を行う、走行クローラ付の走行作業機における泥 除け装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実開昭53−96571号公報や実開昭58−170936号公報に開示され ているように、車体フレームの下方に左右一対の走行クローラを備えたコンバイ ンにおいて、前記車体フレーム上に脱穀部や揺動選別機構や風選別機構等の作業 部を搭載する場合、車体フレームを断面中空状やコ字型の長手部材にて枠状の構 造物を構成し、この車体フレーム上に、前記揺動選別機構や風選別機構等の作業 部の室の下方を覆うように底板を配設するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなコンバインが湿田を走行するとき、走行クローラで持ち上げされた 泥は、前記車体フレームと底板との間に溜まってこびりつくという問題がある。 また、前記底板は一般に薄いため、走行クローラで持ち上げられた泥中の石等に より凹んだり、酷い場合には底板が破られるという事故がある。さらに、こびり ついた泥のため、前記底板を外すことが困難となるため、前記揺動選別機構や風 選別機構等の作業部内を清掃することが困難となるという問題もあった。 本考案は、このような泥の付着し易い箇所を極力無くするという技術的課題を 解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案では、作業部を搭載した車体フレームの下方 に、左右一対の走行クローラを備えてなる走行作業機において、前記左右各走行 クローラの上方位置における車体フレームの下面には、適宜巾の泥除け板を張設 したものである。
【0005】
【考案の作用および効果】
このように、車体フレームの下面側に、適宜巾の泥除け板を張設してあるので 、車体フレーム自体がどのような断面形状であっても、泥除け板上方の車体フレ ームに泥がこびりつくことがない。また、泥除け板で車体フレーム上の作業部を 保護することになるから、当該作業部の底板に泥が付着したり、損傷する等の不 都合も回避できると共に、作業部の清掃時に泥が紛れ込むというトラブルも無く なるという顕著な効果を奏するのである。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例について説明すると、符号1は左右一対の走行クローラ 2,2を支持する汎用コンバインの車体フレームを示し、該車体フレーム1上の 一側方には脱穀装置3を搭載し、該脱穀装置3における扱室内の扱胴4をその軸 線が車体フレーム1の進行方向に沿うように配設し、その下方には受け網とシー ブ等による揺動選別装置5と唐箕フアン6の風による風選別装置7とを備え、脱 穀装置3の側方(図1において走行車体1の右側)に脱穀済みの穀粒を貯留する 穀物タンク8を搭載してある。符号9は一番コンベア、符号10は二番コンベア 11から扱室内に処理物を戻す二番揚穀筒であり、符号12は、穀物タンク8か ら外部に穀物を放出するための放出筒である。 前記揺動選別装置5、唐箕フアン6等の風選別装置7や、一番コンベア9、二 番コンベア11並びに穀物タンク8の底面は各々底板13にて覆われている。
【0007】 なお、運転席14は前記穀物タンク8の前方に位置し、刈取前処理装置15は 、前記脱穀装置3の前部に開口し、油圧シリンダ16にて昇降自在な角筒状のフ イーダハウス17(内部にチエンコンベヤ17aを備える)と、該フイーダハウ ス17の前端に連設した横長のバケット状のプラットホーム18と、該プラット ホーム18内に横設した横長のオーガ19と、その前方上部位置のタインバー付 き掻込みリール20と、プラットホーム18下面側に左右長手に配設したバリカ ン状の刈刃21とから成る。
【0008】 車体フレーム1の下方に位置するトラックフレーム22には、後向きに付勢さ れた後輪23と、車体フレーム1の前方に取付く駆動輪24とに巻掛けられた走 行クローラ2が左右一対配置され、この各走行クローラ2の内周は、トラックフ レーム22に取付く下部遊転輪25,上部遊転輪26や、後述するイコライザ転 輪27等が接当する。
【0009】 車体フレーム1の詳細は、図3〜図6までに示し、コンバイン進行方向(図3 の矢印で示す)に向いて右端部の前後長手の縦フレーム材30及び左右中央寄り 部位の前後長手の縦フレーム材31,31は、各々断面中空矩形状であり、左端 部の前後長手の縦フレーム材32は断面L字状である。これらの縦フレーム材3 0,31,32を横方向に連結する複数の横フレーム材33は各々断面中空丸パ イプからなる。
【0010】 図3に、符号L1,L2,L3で示すのは、左側走行クローラ2の上方におけ る車体フレーム1の下面に着脱自在に張設される泥除け板であり、符号R1,R 2,R3,R4は、右側走行クローラ2の上方における車体フレーム1の下面に 着脱自在に張設される泥除け板であり、泥除け板R1は、前記運転席14の下方 に位置することになる。そして、各々の泥除け板の巾は各走行クローラ2の巾寸 法(W)に略等しいか、広幅に形成されている。 前記各泥除け板L1,L2,L3,R1,R2,R3,R4を、車体フレーム 1に対して着脱自在に装着するにあたり、右端部の縦フレーム材30及び左端部 の縦フレーム材32の内側下部には、ナット等のめねじ部34を備えたフランジ 35を固着(溶接)してあり、中央寄り部位の縦フレーム材31,31には、外 向きに略水平に突出するうように、複数の支持ブラケット36を固着する。他方 、前記各泥除け板L1,L2,L3,R1,R2,R3,R4の一端(車体フレ ーム1の中央寄り部位に対応する箇所)には、前記各支持ブラケット36を上下 から挟持できるように、挟持舌片37を複数固着(溶接)するのであり、各泥除 け板の他端(車体フレーム1の外側寄り部位に対応する箇所)には、ボルト38 挿入孔39を穿設してある。
【0011】 これにより、コンバインの左右外側(各走行クローラ2の外側)箇所の上方位 置において、車体フレーム1の下面に沿って各泥除け板を車体フレーム1の中央 に向かって挿入すれば(図5及び図6の二点鎖線参照)、各泥除け板における挟 持舌片37との間で前記支持ブラケット36を脱落不能に挟持でき、各走行クロ ーラ2の外側に近い箇所でフランジ35にボルト38止めすることができるから 、泥除け板の着脱作業を至極簡単に実行することができる。 また、各泥除け板の外側の縁が外側部位の縦フレーム材の下面側に位置し、該 各泥除け板の内側の縁が内側(中央寄り)部位の縦フレーム材の下面側に位置し て車体フレーム1の窪み箇所の下側を略覆うことができるから、走行クローラで 持ち上げた泥を泥除け板の上面側に持ち込むことがない。
【0012】 走行クローラ2の前後方向に沿って泥除け板L1,L2,L3,R1,R2, R3,R4を分割し、且つ各泥除け板ごとに着脱自在になるように構成すること により、揺動選別機構5や一番コンベア9,二番コンベア11等の任意の箇所の みの下方を開けることができ、その箇所の清掃作業を実行できる。
【0013】 なお、隣接する泥除け板同士を連結する手段として、図4および図7に示すよ うに一方の泥除け板L2等の下面側に連結支持板40の基部を固着(溶接)し、 該連結支持板40の自由端側を隣接する他方の泥除け板L1等の下面側に延長し てこれを支持できるように構成し、前記他方の泥除け板に固着しためねじ部41 にボルト42止めすれば、相互にガタ付くことがないし、泥が泥除け板の上面に 回り込むことも防止できる。
【0014】 他の実施例として、図8に示すように、一方の泥除け板の側縁に固着した上下 一対の挟持舌片43,44を、その中途部が上下隙間が狭く、自由端側が開き方 向に湾曲形成したバネ板にて構成すれば、相手側の泥除け板の側縁を差し込むこ とと、その後の隣接する泥除け板同士の挟持作用とが確実となる。 この実施例においてもボルト・ナット止めすることができることはいうまでも ない。 また、前記連結支持板40や挟持舌片43,44の固着側(または自由端側) は、泥除け板の着脱作業の優先順位を考慮して設ける。
【0015】 図9及び図10はイコライザ転輪27部分を示し、側面視略く字状のイコライ ザアーム45の中途部にパイプ状の支軸部46を同じく外向きに突設すると共に 、該イコライザアーム45の前後下端に外向きに突設したボス部51,51に取 付く片持ち軸47,47を介してイコライザ転輪27,27を支持する。他方、 左右各トラックフレーム22の前後中途部に上向き突設した表裏一対の山型の支 持板48,48を貫通するように設けたパイプ状の軸受け49に、支持軸50を 外向きに突設し、この支持軸50に前記支持部46を前後方向に上下回動自在に 軸支する。これにより、地面の凹凸に従って、走行クローラ2の下面側が上下に 凹凸するとき、転輪27,27が各々走行クローラ2に接当するようにイコライ ザアーム45が前後に回動できる。
【0016】 イコライザアーム45に対して外向きの片持ち軸47を介して転輪27を支持 すると、イコライザアーム45の外面と転輪27との間に大きな空間ができるの で、転輪27で持ち上げられた泥が溜まることがない。 また、トラックフレーム22の外面に設けた支持板48の外面に対して略平行 状にイコライザアーム45を配設すれば、万一支持軸50または軸受け49が下 向きに傾いても、イコライザアーム45の裏面と支持板48外面とが面当たり状 態となり、イコライザアーム45の回動に大きな支障がないと共に、転輪27に 対する片持ち軸47のボス部51への取付けボルト52の頭がトラックフレーム 22外面に衝突する危険性も少なくなる。 特に、イコライザアーム45の裏面と支持板48外面との隙間寸法(H1)よ りも、トラックフレーム22外面とボルト52の頭迄の隙間寸法(H2)を大き くしておくと、イコライザアーム45が支持軸50を中心にして回動する場合、 前記ボルト52の高さ位置(トラックフレーム22下面からの高さ位置)が高く なるようにイコライザアーム45が回動した時点においても、当該ボルト52の 頭がトラックフレーム22外面に衝突することを防止することができる。 さらに、イコライザアーム45に前後対の転輪27,27を装着するときは、 一つだけの転輪27をイコライザアーム45に装着した場合に比べて、当該各転 輪27に対する走行クローラ2の支持力を半減できる。換言すれば、各転輪27 の走行クローラ2内面に対する接触巾寸法(H3)を半減させることができる。 このことと、前記イコライザアーム45に片持ち軸47に前記接触巾寸法の短い 転輪27を装着することとが相まって、片持ち軸47の軸長さを短くすることが できる等、イコライザ部分及び転輪部分の重量の軽減を図り、強度を向上するこ とができるという効果を奏する。
【0017】 前記上部遊転輪26を支持する軸53は、断面L型の支持フレーム54に取付 き、該支持フレーム54の下面基部54aに長溝孔55,55を穿設し、前記イ コライザアーム45を支持するための表裏一対の支持板48,48の上部間に山 型の補強板56の傾斜面に沿って、前記支持フレーム54の基部54aを移動可 能に搭載し、ボルト57にて位置調節可能に固定する。これにより、上部遊転輪 26が走行クローラ2に常時接当するように取付け位置を調節できるのである。
【提出日】平成4年3月4日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、米、麦、大豆、蕎麦、等の穀物を刈取脱穀できるコンバインや、土 木作業機等の走行しながら作業を行う、走行クローラ付の走行作業機における泥 除け装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実開昭53−96571号公報や実開昭58−170936号公報に開示され ているように、車体フレームの下方に左右一対の走行クローラを備えたコンバイ ンにおいて、前記車体フレーム上に脱穀部や揺動選別機構や風選別機構等の作業 部を搭載する場合、車体フレームを断面中空状やコ字型の長手部材にて枠状の構 造物を構成し、この車体フレーム上に、前記揺動選別機構や風選別機構等の作業 部の室の下方を覆うように底板を配設するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなコンバインが湿田を走行するとき、走行クローラで持ち上げされた 泥は、前記車体フレームと底板との間に溜まってこびりつくという問題がある。 また、前記底板は一般に薄いため、走行クローラで持ち上げられた泥中の石等に より凹んだり、酷い場合には底板が破られるという事故がある。さらに、こびり ついた泥のため、前記底板を外すことが困難となるため、前記揺動選別機構や風 選別機構等の作業部内を清掃することが困難となるという問題もあった。 本考案は、このような泥の付着し易い箇所を極力無くするという技術的課題を 解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案では、作業部を搭載した車体フレームの下方 に、左右一対の走行クローラを備えてなる走行作業機において、前記左右各走行 クローラの上方位置における車体フレームの下面には、適宜巾の泥除け板を張設 したものである。
【0005】
【考案の作用および効果】
このように、車体フレームの下面側に、適宜巾の泥除け板を張設してあるので 、車体フレーム自体がどのような断面形状であっても、泥除け板上方の車体フレ ームに泥がこびりつくことがない。また、泥除け板で車体フレーム上の作業部を 保護することになるから、当該作業部の底板に泥が付着したり、損傷する等の不 都合も回避できると共に、作業部の清掃時に泥が紛れ込むというトラブルも無く なるという顕著な効果を奏するのである。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例について説明すると、符号1は左右一対の走行クローラ 2,2を支持する汎用コンバインの車体フレームを示し、該車体フレーム1上の 一側方には脱穀装置3を搭載し、該脱穀装置3における扱室内の扱胴4をその軸 線が車体フレーム1の進行方向に沿うように配設し、その下方には受け網とシー ブ等による揺動選別装置5と唐箕フアン6の風による風選別装置7とを備え、脱 穀装置3の側方(図1において走行車体1の右側)に脱穀済みの穀粒を貯留する 穀物タンク8を搭載してある。符号9は一番コンベア、符号10は二番コンベア 11から扱室内に処理物を戻す二番揚穀筒であり、符号12は、穀物タンク8か ら外部に穀物を放出するための放出筒である。 前記揺動選別装置5、唐箕フアン6等の風選別装置7や、一番コンベア9、二 番コンベア11並びに穀物タンク8の底面は各々底板13にて覆われている。
【0007】 なお、運転席14は前記穀物タンク8の前方に位置し、刈取前処理装置15は 、前記脱穀装置3の前部に開口し、油圧シリンダ16にて昇降自在な角筒状のフ イーダハウス17(内部にチエンコンベヤ17aを備える)と、該フイーダハウ ス17の前端に連設した横長のバケット状のプラットホーム18と、該プラット ホーム18内に横設した横長のオーガ19と、その前方上部位置のタインバー付 き掻込みリール20と、プラットホーム18下面側に左右長手に配設したバリカ ン状の刈刃21とから成る。
【0008】 車体フレーム1の下方に位置するトラックフレーム22には、後向きに付勢さ れた後輪23と、車体フレーム1の前方に取付く駆動輪24とに巻掛けられた走 行クローラ2が左右一対配置され、この各走行クローラ2の内周は、トラックフ レーム22に取付く下部遊転輪25,上部遊転輪26や、後述するイコライザ転 輪27等が接当する。
【0009】 車体フレーム1の詳細は、図3〜図6までに示し、コンバイン進行方向(図3 の矢印で示す)に向いて右端部の前後長手の縦フレーム材30及び左右中央寄り 部位の前後長手の縦フレーム材31,31は、各々断面中空矩形状であり、左端 部の前後長手の縦フレーム材32は断面L字状である。これらの縦フレーム材3 0,31,32を横方向に連結する複数の横フレーム材33は各々断面中空丸パ イプからなる。
【0010】 図3に、符号L1,L2,L3で示すのは、左側走行クローラ2の上方におけ る車体フレーム1の下面に着脱自在に張設される泥除け板であり、符号R1,R 2,R3,R4は、右側走行クローラ2の上方における車体フレーム1の下面に 着脱自在に張設される泥除け板であり、泥除け板R1は、前記運転席14の下方 に位置することになる。そして、各々の泥除け板の巾は各走行クローラ2の巾寸 法(W)に略等しいか、広幅に形成されている。 前記各泥除け板L1,L2,L3,R1,R2,R3,R4を、車体フレーム 1に対して着脱自在に装着するにあたり、右端部の縦フレーム材30及び左端部 の縦フレーム材32の内側下部には、ナット等のめねじ部34を備えたフランジ 35を固着(溶接)してあり、中央寄り部位の縦フレーム材31,31には、外 向きに略水平に突出するうように、複数の支持ブラケット36を固着する。他方 、前記各泥除け板L1,L2,L3,R1,R2,R3,R4の一端(車体フレ ーム1の中央寄り部位に対応する箇所)には、前記各支持ブラケット36を上下 から挟持できるように、挟持舌片37を複数固着(溶接)するのであり、各泥除 け板の他端(車体フレーム1の外側寄り部位に対応する箇所)には、ボルト38 挿入孔39を穿設してある。
【0011】 これにより、コンバインの左右外側(各走行クローラ2の外側)箇所の上方位 置において、車体フレーム1の下面に沿って各泥除け板を車体フレーム1の中央 に向かって挿入すれば(図5及び図6の二点鎖線参照)、各泥除け板における挟 持舌片37との間で前記支持ブラケット36を脱落不能に挟持でき、各走行クロ ーラ2の外側に近い箇所でフランジ35にボルト38止めすることができるから 、泥除け板の着脱作業を至極簡単に実行することができる。 また、各泥除け板の外側の縁が外側部位の縦フレーム材の下面側に位置し、該 各泥除け板の内側の縁が内側(中央寄り)部位の縦フレーム材の下面側に位置し て車体フレーム1の窪み箇所の下側を略覆うことができるから、走行クローラで 持ち上げた泥を泥除け板の上面側に持ち込むことがない。
【0012】 走行クローラ2の前後方向に沿って泥除け板L1,L2,L3,R1,R2, R3,R4を分割し、且つ各泥除け板ごとに着脱自在になるように構成すること により、揺動選別機構5や一番コンベア9,二番コンベア11等の任意の箇所の みの下方を開けることができ、その箇所の清掃作業を実行できる。
【0013】 なお、隣接する泥除け板同士を連結する手段として、図4および図7に示すよ うに一方の泥除け板L2等の下面側に連結支持板40の基部を固着(溶接)し、 該連結支持板40の自由端側を隣接する他方の泥除け板L1等の下面側に延長し てこれを支持できるように構成し、前記他方の泥除け板に固着しためねじ部41 にボルト42止めすれば、相互にガタ付くことがないし、泥が泥除け板の上面に 回り込むことも防止できる。
【0014】 他の実施例として、図8に示すように、一方の泥除け板の側縁に固着した上下 一対の挟持舌片43,44を、その中途部が上下隙間が狭く、自由端側が開き方 向に湾曲形成したバネ板にて構成すれば、相手側の泥除け板の側縁を差し込むこ とと、その後の隣接する泥除け板同士の挟持作用とが確実となる。 この実施例においてもボルト・ナット止めすることができることはいうまでも ない。 また、前記連結支持板40や挟持舌片43,44の固着側(または自由端側) は、泥除け板の着脱作業の優先順位を考慮して設ける。
【0015】 図9及び図10はイコライザ転輪27部分を示し、側面視略く字状のイコライ ザアーム45の中途部にパイプ状の支軸部46を同じく外向きに突設すると共に 、該イコライザアーム45の前後下端に外向きに突設したボス部51,51に取 付く片持ち軸47,47を介してイコライザ転輪27,27を支持する。他方、 左右各トラックフレーム22の前後中途部に上向き突設した表裏一対の山型の支 持板48,48を貫通するように設けたパイプ状の軸受け49に、支持軸50を 外向きに突設し、この支持軸50に前記支持部46を前後方向に上下回動自在に 軸支する。これにより、地面の凹凸に従って、走行クローラ2の下面側が上下に 凹凸するとき、転輪27,27が各々走行クローラ2に接当するようにイコライ ザアーム45が前後に回動できる。
【0016】 イコライザアーム45に対して外向きの片持ち軸47を介して転輪27を支持 すると、イコライザアーム45の外面と転輪27との間に大きな空間ができるの で、転輪27で持ち上げられた泥が溜まることがない。 また、トラックフレーム22の外面に設けた支持板48の外面に対して略平行 状にイコライザアーム45を配設すれば、万一支持軸50または軸受け49が下 向きに傾いても、イコライザアーム45の裏面と支持板48外面とが面当たり状 態となり、イコライザアーム45の回動に大きな支障がないと共に、転輪27に 対する片持ち軸47のボス部51への取付けボルト52の頭がトラックフレーム 22外面に衝突する危険性も少なくなる。 特に、イコライザアーム45の裏面と支持板48外面との隙間寸法(H1)よ りも、トラックフレーム22外面とボルト52の頭迄の隙間寸法(H2)を大き くしておくと、イコライザアーム45が支持軸50を中心にして回動する場合、 前記ボルト52の高さ位置(トラックフレーム22下面からの高さ位置)が高く なるようにイコライザアーム45が回動した時点においても、当該ボルト52の 頭がトラックフレーム22外面に衝突することを防止することができる。 さらに、イコライザアーム45に前後対の転輪27,27を装着するときは、 一つだけの転輪27をイコライザアーム45に装着した場合に比べて、当該各転 輪27に対する走行クローラ2の支持力を半減できる。換言すれば、各転輪27 の走行クローラ2内面に対する接触巾寸法(H3)を半減させることができる。 このことと、前記イコライザアーム45に片持ち軸47に前記接触巾寸法の短い 転輪27を装着することとが相まって、片持ち軸47の軸長さを短くすることが できる等、イコライザ部分及び転輪部分の重量の軽減を図り、強度を向上するこ とができるという効果を奏する。
【0017】 前記上部遊転輪26を支持する軸53は、断面L型の支持フレーム54に取付 き、該支持フレーム54の下面基部54aに長溝孔55,55を穿設し、前記イ コライザアーム45を支持するための表裏一対の支持板48,48の上部間に山 型の補強板56の傾斜面に沿って、前記支持フレーム54の基部54aを移動可 能に搭載し、ボルト57にて位置調節可能に固定する。これにより、上部遊転輪 26が走行クローラ2に常時接当するように取付け位置を調節できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図である。
【図2】コンバインの平面図である。
【図3】車体フレームの平面図である。
【図4】図3の要部拡大平面図である。
【図5】図3のV−V視要部拡大図である。
【図6】図3及び図4のVI−VI視側面図である。
【図7】図4のVII −VII 視断面図である。
【図8】他の実施例の断面図である。
【図9】イコライザ転輪部を示す側面図である。
【図10】図9のX−X視断面図である。
【図11】上部遊転輪の支持フレームを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 走行クローラ 3 脱穀装置 14 運転席 22 トラックフレーム 23 後輪 24 駆動輪 25 下部遊転輪 26 上部遊転輪 27 イコライザ転輪 45 イコライザアーム 30,31,32 縦フレーム材 33 横フレーム材 L1,L2,L3,R1,R2,R3,R4 泥
除け板 34,41 めねじ部 35 フランジ 36 支持ブラケット 37,43,44 挟持舌片 38,42 ボルト 40 連結支持板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
フロントページの続き (72)考案者 岡林 謙三 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】作業部を搭載した車体フレームの下方に、
    左右一対の走行クローラを備えてなる走行作業機におい
    て、前記左右各走行クローラの上方位置における車体フ
    レームの下面には、適宜巾の泥除け板を張設したことを
    特徴とする走行作業機における泥除け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011229429A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Kubota Corp コンバイン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632376U (ja) * 1979-08-22 1981-03-30

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