JPH05308910A - ヒートシール性の良好な耐水性可食フィルム - Google Patents

ヒートシール性の良好な耐水性可食フィルム

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JPH05308910A
JPH05308910A JP4139886A JP13988692A JPH05308910A JP H05308910 A JPH05308910 A JP H05308910A JP 4139886 A JP4139886 A JP 4139886A JP 13988692 A JP13988692 A JP 13988692A JP H05308910 A JPH05308910 A JP H05308910A
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JP
Japan
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film
water
heat sealability
polysaccharide
edible film
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JP4139886A
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English (en)
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Zenji Okumura
善次 奥村
Yoshinao Tanaka
良直 田中
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OSAKA KAGAKU GOKIN KK
Original Assignee
OSAKA KAGAKU GOKIN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ハム、ソーセージなどの畜肉及び魚肉加工品の
成形及び形態維持用に適した、耐水性及びヒートシール
性に優れた可食性フィルムを提供すること。 【構成】フィルムを構成する親水性高分子物質中に多価
金属イオンで架橋される架橋性多糖類を含み、かつ、該
多糖類の一部が多価金属イオンで架橋されているヒート
シール性の良好な耐水性可食フィルム。本フィルムは、
好ましくは架橋性多糖類中に10%以上のアルギン酸ナト
リウムと、可塑剤として多価アルコールを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は、ハム、ソーセージなど
の畜肉及び魚肉加工品の成形及び形態維持用に適した、
耐水性及びヒートシール性に優れた可食性フィルムに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハム、ソーセージなどの畜肉及
び魚肉加工品は、成形や形態維持のため、各種包材、例
えばセロファン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタ
レートその他の各種プラスチックフィルムにより成形、
包装されているが、これらのプラスチック・フィルム
は、可食性ではないため、調理及び喫食時に包装を取り
除く手数を必要とする。
【0003】従って、可食性フィルムで上記被包装物を
包装することにより、このような問題を解決することが
でき、製造加工時及び輸送、保存時に原形を維持できる
と共に、調理又は喫食時包装を取り除くことなく食用す
ることができる。
【0004】そこで、合成樹脂製フィルムに替え、包材
として可食性フィルムを利用することが考えられるが、
既存のプルラン、カラギーナン、寒天、ゼラチン等を使
用した水溶性のフィルムには耐水性がないので、本用途
には利用できない。一方、大豆蛋白、カードラン、コン
ニャク等を主材とする耐水性のフィルムはヒートシール
性の点で目的上不適当である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の実情に鑑み、本
発明は、ハム、ソーセージなどの畜肉及び魚肉加工品の
成形及び形態維持用に適した、耐水性及びヒートシール
性に優れた可食性フィルムを提供することを目的とす
る。
【0006】以上の課題を解決するため、本発明は、フ
ィルムを構成する親水性高分子物質中に多価金属イオン
で架橋される架橋性多糖類を含み、かつ、該多糖類の一
部が多価金属イオンで架橋されていることを特徴とする
ヒートシール性の良好な耐水性可食フィルムフィルムを
要旨とする。以下、発明の構成に関連する事項につき分
説する。
【0007】 水溶性高分子物質 本発明において用いられる親水性高分子物質としては、
例えばプルラン、カラギーナン、寒天、キサンタンガ
ム、ローカストビーンガム、ファーセレラン、タラガ
ム、アラビノガラクタン、タンマリンドガム、ゼラチ
ン、カゼイン、カゼインナトリウム、セルロース及びこ
れらの2種以上の混合物を挙げることができるが、フィ
ルム形成性及びフィルムの物性等の点から、フィルムを
構成する親水性高分子物質中50%以上がプルランである
ことが好ましい。
【0008】 架橋性多糖類 また、多価金属塩で架橋されることのできる架橋性多糖
類としては、例えばアルギン酸ナトリウム、ジェランガ
ム、カラギーナン、グルコマンナン、ペクチン、メチル
セルロース、繊維素グリコール酸ナトリウム(カルボキ
シメチルセルロースナトリウム)、アルギン酸プロピレ
ングリコールエステルなど1種又は2種以上の混合物の
挙げられるが、フィルム物性等の点から、アルギン酸ナ
トリウムがフィルム構成する架橋性多糖類中10%以上含
まれていることが好ましい。
【0009】 多価金属塩 以上の架橋性多糖類と架橋する多価金属塩としては、例
えば塩化カルシウム、乳酸カルシウム、炭酸カルシウ
ム、水酸化カルシウム、硫酸カルシウム、酢酸カルシウ
ム、クエン酸カルシウム、リン酸一水素カルシウムなど
カルシウム塩類及び塩化アルミニウム、明バン等のアル
ミニウム塩類が挙げられるが、水溶性の点から塩化カル
シウム、乳酸カルシウムが好ましく、これらの水溶液濃
度としては1〜10%が好ましい。
【0010】 可塑剤 以上の親水性高分子物質及び架橋多糖類からなるフィル
ム中には、フィルムに柔軟性を与えるための可塑剤とし
て、多価アルコールを含有するのが好ましい。この目的
に使用される多価アルコールとしては、例えばグリセリ
ン、プロピレングリコール、エチレングリコール及びソ
ルビトール、キシリトール、マルチトール、還元澱粉糖
化の糖アルコール、グルコース、フラクトース、ガラク
トース、キシロース等の単糖類、ナッカロース、マルト
ース、ラクトース等の二糖類、澱粉酵素分解物等のオリ
ゴ糖が挙げられ、これらの1種または2種以上のものが
フィルム固形分中に5〜50%含有されることが好適であ
る。
【0011】 架橋法等 前記の水溶性親水性高分子物質と多価金属塩と架橋しう
る架橋性多糖類を含むフィルムと多価金属塩水溶液の架
橋反応方法としては、浸漬法、塗布法、スプレー法など
が随意利用されうる。
【0012】本発明フィルムの厚みは、目的に応じて適
宜設計されるが、成形、包装を目的とする場合は10〜 1
00μmが好ましく、かつ水分が20%以下であるのがよ
い。
【0013】
【作用】本発明に係る可食フィルムは、可食性の親水性
高分子物質からなる基材中に架橋された多糖類を含有す
るため、熱融着性を持つに拘らず耐水性を持ち、かつそ
のガスバリヤ性も良好である。従って、ハム、ソーセー
ジ、魚肉ソーセージ又はかまぼこ、竹輪等の畜肉又は魚
肉練り製品の成形及び包装用フィルムとして、外皮フィ
ルムを剥離せずにそのまま喫食乃至加工に利用できると
いう効果を奏する。
【0014】
【実施例】以下、実施例及び比較例を掲げ発明実施の態
様を説明するが、例示は単に説明用のもので、発明思想
の限定又は制限を意味するものではない。
【0015】実施例1 アルギン酸ナトリウム3g、プルラン17g、グリセリン
6gをイオン交換水100 mlに加えて攪拌、溶解させ、減
圧下に脱泡した後、ポリエチレンテレフタレート・フィ
ルム上に流延し、流延物の表面に5%乳酸カルシウム溶
液を塗布後、熱風乾燥して、水分15%、厚み20μmのフ
ィルムを得た。このフィルムのヒートシール強度及び耐
水性を測定結果を表1に示す(以下、実施例2〜3及び
比較例1〜2も同様)。
【0016】実施例2 アルギン酸ナトリウム2gをイオン交換水100 mlに加え
て60℃に加熱、攪拌、溶解させた後、これにゼラチン18
g及びグリセリン4gを加え攪拌、溶解させ、60℃に保
ったまま減圧脱泡した後、ポリエチレンテレフタレート
・フィルム上に流延し、これを5%塩化カルシウム溶液
中に5秒間浸漬後、熱風乾燥を行い、水分12%、厚み28
μmのフィルムを得た。
【0017】実施例3 アルギン酸ナトリウム2g、カラギーナン2g、プルラ
ン12g及びグリセリン4gをイオン交換水100 mlに加え
て80℃に加熱しつつ攪拌、溶解させ、同温度に保ったま
ま減圧脱泡した後、ポリエチレンテレフタレート・フィ
ルム上に流延し、その表面に5%塩化カルシウム溶液を
スプレー後、熱風乾燥を行い、水分14%、厚み26μmの
フィルムを得た。
【0018】比較例1 プルラン30gをイオン交換水100 mlに加え、60℃に加熱
し、攪拌、溶解させた。次いで、同温度に保ったまま減
圧脱泡した後、ポリエチレンテレフタレート・フィルム
上に流延後、熱風乾燥を行い、水分10%、厚み20μmの
フィルムを得た。
【0019】比較例2 アルギン酸ナトリウム4g及びグリセリン2gをイオン
交換水100 mlに加えて攪拌、溶解させ、減圧脱泡した
後、ポリエチレンテレフタレート・フィルム上に流延
し、その表面に5%乳酸カルシウムを塗布後、熱風乾燥
を行い、水分15%、厚み15μmのフィルムを得た。
【0020】
【0021】注)試験法 * ヒートシール強度:《富士インパルスシーラー F
I−200 −10W型》を使用、目盛り4〜6でヒートシー
ルを行い、JIS Z 0238 に準拠して測定。 ** 耐水性:フィルムを5cm×5cmにカットした試料を
イオン交換水100 mlを入れた200mlビーカー中に浸漬
し、オートクレーブで 100℃10分間の加熱を行った後、
フィルムの有無を肉眼で観察。
【0022】上表から明らかなように、プルランを親水
性高分子物質の主材としてこれに架橋性多糖類としてア
ルギン酸を添加、架橋したフィルム(実施例1)は、プ
ルラン単独(比較例1)に比しヒートシール強度が優れ
るのみでなく、完全に水に不溶化していることが判る。
アルギン酸のみを主材とするフィルム(比較例2)は、
架橋により耐水性は良好となるものの、殆どヒートシー
ル性を有しない。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、ハム、ソ
ーセージなどの畜肉及び魚肉加工品の成形及び形態維持
用に適した、耐水性及びヒートシール性に優れた可食性
フィルムを提供できたことにより、当業者及び需要者の
利益に貢献する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 65/46 9028−3E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムを構成する親水性高分子物質中に
    多価金属イオンで架橋される架橋性多糖類を含み、か
    つ、該多糖類の一部が多価金属イオンで架橋されている
    ことを特徴とするヒートシール性の良好な耐水性可食フ
    ィルム。
  2. 【請求項2】フィルム構成する架橋性多糖類中アルギン
    酸ナトリウムが10%以上含まれている請求項1のフィル
    ム。
  3. 【請求項3】フィルムが多価アルコールを含む請求項1
    又は2のフィルム。
JP4139886A 1992-05-01 1992-05-01 ヒートシール性の良好な耐水性可食フィルム Pending JPH05308910A (ja)

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